JPH0316548Y2 - - Google Patents

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JPH0316548Y2
JPH0316548Y2 JP8423485U JP8423485U JPH0316548Y2 JP H0316548 Y2 JPH0316548 Y2 JP H0316548Y2 JP 8423485 U JP8423485 U JP 8423485U JP 8423485 U JP8423485 U JP 8423485U JP H0316548 Y2 JPH0316548 Y2 JP H0316548Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は水栓の配管等を点検するための点検
口を有する浴槽に関するものである。
(従来の技術) 従来のこの種の浴槽としては例えば実公昭59−
42954号に開示されたものがある。該浴槽は浴槽
本体のエプロン板に点検口が設けられ、該点検口
部の点検口に点検蓋が着脱可能に施蓋されてな
る。該点検蓋は裏面の上端および下端に任意数の
引掛片がそれぞれ背向して設けられており、該引
掛片を上記点検口の上縁および下縁に引掛けると
ともに、点検蓋の下端を点検口部の下端に当接さ
せて掛止し、施蓋される構造とされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような構造では、点検蓋
の裏面と点検口との間に防水材がないので、この
隙間部分の水密性が十分でなく、ここから水がエ
プロン板の内側へ浸入するおそれがあること、お
よび構造上、点検蓋を取り付けた後、点検口の
上縁に掛止された引掛片の掛止部分が短くなるた
め、点検蓋のエプロン板に対する密着性が弱く、
この点でも水漏れを生じ易いことなどの問題点が
指摘されている。
(問題点を解決するための手段) 本考案に係る浴槽は、浴槽本体のエプロン板に
点検口が設けられ、該点検口の外側周縁に防水材
を介して内蓋が着脱可能に設けられ、該内蓋の外
側に外蓋が掩蓋状にかつ着脱可能に施蓋されてな
り、前記内蓋は前記点検口に嵌入する凹部を有
し、該内蓋の表面側に掛止部が設けられ、一方、
前記外蓋の裏面に前記掛止部に掛止する掛止片が
対応して設けられているものである。
(作用) 内蓋と防水材とにより点検口を密閉して、十分
な防水性を確保する一方、外蓋により上記内蓋を
被覆する。該外蓋の施蓋に際しては、外蓋の裏面
に設けられた掛止片を上記内蓋に設けられた掛止
部の内側に上方から摺動、圧接させて掛止させ
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
本考案に係る浴槽の点検口部分の構造を第1図
ないし第3図に示し、浴槽本体1のエプロン板2
に点検口3が設けられ、これに内蓋4が着脱可能
に設けられ、さらにこの外側に外蓋5が着脱可能
に施蓋されてなる。
浴槽本体1は強化プラスチツク製のもので、槽
壁の上縁部分からエプロン板2が下方に延設され
ている。該エプロン板2は高さ方向途中部6から
下端部まで、外側へ一段高く膨出状に形成された
段部7とされている。上記エプロン板2の内側つ
まり浴槽本体1の内部Aには、浴槽に設けられた
水栓の配管等が内装され、これらの配管等を点検
するための上記点検口3が段部7に設けられてい
る。すなわち、該段部7の適宜位置には、段部7
の上方のエプロン板2の表面と面一に連続する点
検口部8が凹設され、これに上記点検口3が開口
して形成されている。該点検口3の裏面周縁部に
は補強材9が取り付けられている。
内蓋4は上記点検口3を密閉するための強化プ
ラスチツク製のもので、上記点検口3に嵌入する
凹部10と、該凹部10の周縁に設けられたフラ
ンジ部11からなる。上記凹部10は点検口3に
対応して正面形状に形成されている。上記フラン
ジ部11は内蓋4を固定するためのもので、点検
口部8の表面8aに当接するように形成されてい
る。該フランジ部11の裏面にはゴム或いは軟質
発泡体のような乾式防水材12が貼着されるとと
もに、フランジ部11の上下部分には固定ビス1
3を挿入するビス孔11aがそれぞれ2個づつ設
けられている。これに対応して上記点検口部8に
もビス孔8b…が設けられている。
また、上記凹部10の表面側の左右両側縁部に
掛止部14がそれぞれ2個づつ設けられている。
該掛止部14は、後述するように外蓋5を取り付
けるためのもので、具体的には金属板で形成され
た板ばね状とされている。すなわち、アングル状
に折曲された金属板15,15の内側部分がそれ
ぞれ内方へ切り起こされて、上記係止部14,1
4が形成されている。そして、このように形成さ
れた金属板15,15が凹部10の上記左右側縁
部にそれぞれビス16…で固定され、これにより
係止部14は第2図に示すように、下部が内側へ
向けて若干湾曲部に形成されている。
外蓋5は、上記内蓋4が外部に露出しないよう
に被覆するためのもので、浴槽本体1と同材質で
形成されている。該外蓋5は点検口部8に対応し
た形状とされるとともに、周縁部5aが内側へ折
曲状に形成されている。該周縁部5aの奥行寸法
(高さ)は点検口部8と段部7との高低差に対応
して設定され、外蓋5を上記点検口部8に嵌合さ
せた状態において、外蓋5が段部7の一部を形成
するようにされている。すなわち、外蓋5の施蓋
状態において、該外蓋5の表面5bが段部7の表
面と面一になつて、外蓋5が段部7と一体形状を
なすようにされている。
外蓋5の取り付けは、該外蓋5の裏面に設けら
れた掛止部17と前述の内蓋4に設けられた掛止
片14との掛合によつて行われる。掛止部17は
具体的には上記掛止部14と同様、金属板で形成
された板ばね状とされている。すなわち、矩形状
の金属平板18の左右両側縁の上記係止部14…
に対応する位置に、掛止片17,17がそれぞれ
外方へ向けて突設されている。金属平板18は外
蓋5の裏面に取り付けられたスペーサ19にビス
20…により固定されている(第3図参照)。ま
た、掛止部17は第2図に示すように、下部が浴
槽内側へ向けて傾斜する形状とされている。そし
て、該掛止片17を掛止部14の内側(裏側)に
上方から摺動させながら下降させて掛合させる
と、掛止部17の下降にともなつて、その掛合力
(弾性復帰力)が増加して、外蓋5が浴槽本体1
に密着状に施蓋される。このとき外蓋5の下端部
つまり下側周縁部5aは点検口部8の下端部8c
に支持される。
しかして、点検口3を閉じるには、第4図にお
いて、まず、内蓋4の凹部10を点検口3に嵌入
させながら、フランジ部11を点検口部8の表面
8aに当接させ、これを固定ビス13…で固定し
て点検口3を密閉する。続いて、外蓋5を内蓋4
の外側から被覆するように施蓋する。この際、掛
止部17…がそれぞれ対応する内蓋4の掛止部1
4…の若干上側に位置するところから、外蓋5を
点検口部8に上方から落し込むようにすれば、上
記掛止部17…が前述の要領で掛止部14…に弾
性的に掛合して、外蓋5はビス止めすることなく
取り付けられる。逆に、点検口3を開ける場合
は、外蓋5を上方へ引き上げる。これにより上記
掛止片17…と掛止部14…との掛合が容易に解
除されて、外蓋5が外れ、この後、固定ビス13
…をゆるめて内蓋4を取り外す。
なお、本考案は上述の実施例に限定されるもの
ではなく、同様の機能を有する範囲で設計変更可
能である。例えば、掛止部14と掛止片17の形
状は図示例のほか、両者を湾曲状としたり、ある
いは両者を傾斜状とするなど、同様の着脱操作お
よび掛合力が得られる限り変更可能であり、ま
た、その設置数、設置箇所も貼宜設定される。
上述の実施例のように、内蓋4とエプロン板2
との間に乾式防水材12が介装される構造であれ
ば、点検口3の開閉を繰り返しても、防水材を反
覆使用できるので防水性が劣らず維持でき、尚且
つ作業が簡単である。
また、上記内蓋4は固定ビス13…により固定
されるので防水性が完全である。
(考案の効果) 以上詳述したように、本考案によれば、点検口
が内蓋により密閉されて十分な防水性が確保され
るとともに、上記内蓋は外蓋により被覆されて露
出することがなく、外観が良好である。すなわ
ち、外蓋は化粧用として作用するため、防水材が
不要で、外観を損なうことがない。
また、上記外蓋は内蓋の掛止部に掛止片を掛合
させるだけで取り付けられるようにされているか
ら、その着脱作業が単純容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は浴槽の
点検口部分の構造を示す正面図、第2図は第1図
における−線に沿つた断面図(2倍に拡大
し、中央部を破断している。)、第3図は第1図に
おける−線に沿つた断面図(2倍に拡大し、
中央部を破断している。)、第4図は同点検口部分
の構造を分解して示す斜視図である。 1……浴槽本体、2……エプロン板、3……点
検口、4……内蓋、5……外蓋、10……凹部、
14……掛止部、17……掛止片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 浴槽本体のエプロン板に点検口が設けられ、該
    点検口の外側周縁に防水材を介して内蓋が着脱可
    能に設けられ、該内蓋の外側に外蓋が掩蓋状にか
    つ着脱可能に施蓋されてなり、前記内蓋は前記点
    検口に嵌入する凹部を有し、該内蓋の表面側に掛
    止部が設けられ、一方、前記外蓋の裏面に前記掛
    止部に掛止する掛止片が対応して設けられている
    ことを特徴とする浴槽。
JP8423485U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0316548Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8423485U JPH0316548Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8423485U JPH0316548Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS61198363U JPS61198363U (ja) 1986-12-11
JPH0316548Y2 true JPH0316548Y2 (ja) 1991-04-09

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ID=30633568

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JP8423485U Expired JPH0316548Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0637751Y2 (ja) * 1988-03-02 1994-10-05 積水化学工業株式会社 洗い場付き浴槽セット

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JPS61198363U (ja) 1986-12-11

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