JP3720985B2 - 排水桝用中蓋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、円筒状をなす排水桝の側壁下部に設けられた流出口を排水桝の内側から一時的に閉塞する際に好適に使用できる排水桝用中蓋に関する。
【0002】
【従来の技術】
実公平3ー32617号には、図5に示した如く排水桝3の側壁下部に設けられた流出口4を排水桝3の内側から一時的に閉塞する際に使用する中蓋6が提案されている。図6及び7に示した如く、この中蓋6は円筒状をなす排水桝3の側壁下部に設けられた流出口4を排水桝3の内側から閉塞するものであって、円筒状をなす栓体61の外周に設けられた環状溝にシールパッキン7が装着され、また栓体61の一端側の平坦な底壁部62に排水桝の内側に突出する把手63が設けられると共に、底壁部62の外周縁の一部が突出してストッパー部64が設けられた構成からなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の中蓋6はストッパー部64が平坦な底壁部62の一部から突出しているのに対し、中蓋6が装着される排水桝3の内周壁は円筒状に湾曲しているため、ストッパー部64の設定位置によっては中蓋6の装着状態が不安定となることがある。即ち、図5に示した如く、ストッパー部64が流出口4の上方位置にある場合には中蓋6が流出口の奥まで挿入されるため、安定した状態で固定される。これに対し、図8に示した如く、ストッパー部64が流出口4の水平方向に位置する場合には、流出口周縁の桝本体内壁が円弧状に湾曲しているため中蓋6が流出口4の奥まで挿入されず、装着状態が不安定となる。
【0004】
本発明はかかる課題を解決したものであって、円筒状をなす排水桝の側壁下部に設けられた流出口を排水桝の内側から安定した状態で閉塞できる排水桝用中蓋を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の排水桝用中蓋は、円筒状をなす排水桝の側壁下部に設けられた流出口を排水桝の内側から閉塞するための中蓋であって、流出口に挿入される栓体の外周には流出口内周面と水密的に当接するシールパッキンが装着されており、また栓体の一端側の平坦な底壁部には排水桝の内側に突出する把手が設けられると共に、底壁部の外周縁から突出して流出口周縁部の排水桝内壁と当接する垂線方向の第1ストッパー片と、水平方向の第2ストッパー片とが設けられていることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にて詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例を示す排水桝用中蓋の正面図、図2は図1に示した中蓋を排水桝に装着した状態を示す底面図、図3は図1に示した排水桝用中蓋の側面図、図4はシールパッキンの要部断面図であって、図中の符号1は中蓋、2はシールパッキンである。
【0007】
中蓋1はポリエチレン、塩ビ等の合成樹脂からなるものであって、円筒状をなす栓体11の一端側は平坦な底壁部12で閉塞されており、該底壁部12から突出して把手13が設けられている。また、底壁部12にはその外周縁から突出する鉛直方向の第1ストッパー片14と、水平方向の第2ストッパー片15とが設けられている。本発明の中蓋1を排水桝の内側から流出口に嵌挿するとき、第1ストッパー片14が鉛直方向に位置すると共に、双方の第2ストッパー片15が水平方向に位置してそれぞれのストッパー片14、15が排水桝3の内壁と当接するように設定するものである。この様に設定すると、図2に一点鎖線で示した如く中蓋1が流出口4の奥まで挿入され、安定した状態で流出口4が閉塞されることになる。
【0008】
また、前記栓体11の外周には環状の鍔110が2条設けられており、双方の鍔110によって形成された環状溝111にシールパッキン2が装着されている。シールパッキン2の内周面、即ち環状溝111の底面と接する面には、環状の小突起21が複数条設けられており、該突起21が環状溝111の底面と圧接して水密性が確保されるようになっている。一方、シールパッキン2の外周面にはリップ状のシール部22が設けられており、該シール部22が流出口の内周面と弾性的に圧接して水密性が確保されるようになっている。
【0009】
本発明の中蓋は以上の構成からなるものであって、宅地等に埋設した排水桝3が使用に供されるまでの間、排水桝3の下部側壁に設けた流出口4を中蓋で閉塞して排水桝3内に侵入した土砂等が雨水と共に下水本管(図示せず)に侵入するのを防止するものである。このとき、排水桝の内側から流出口4に中蓋を嵌挿し、第1ストッパー片14が鉛直方向に位置すると共に、双方の第2ストッパー片15が水平方向に位置してそれぞれのストッパー片14、15が排水桝3の内壁と当接するように設定する。
【0010】
このとき、排水桝の上端開口部に紐(図示せず)の一端部を結び付けておくと共に、該紐の他端部を把手13に結び付けておくとよい。そして、排水桝を使用する際に前記紐を上方から引っ張ると、鉛直方向に延びた第1ストッパー片14の先端が支点となって中蓋1が流出口4から引き出されるため、流出口4を簡単に開口することができる。
【0011】
【発明の効果】
以上詳述した如く、本発明の中蓋は、栓体の一端側の平坦な底壁部に排水桝の内側に突出する把手が設けられると共に、底壁部の外周縁から突出して流出口周縁の排水桝内壁と当接する鉛直方向の第1ストッパー片と、水平方向の第2ストッパー片とが設けられているので、円筒状をなす排水桝の側壁下部に設けられた流出口を排水桝の内側から安定した状態で閉塞することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す排水桝用中蓋の正面図である。
【図2】図2は図1に示した中蓋を排水桝に装着した状態を示す底面図である。
【図3】図3は図1に示した排水桝用中蓋の側面図である。
【図4】図4はシールパッキンの要部断面図である。
【図5】図5は排水桝の流出口を中蓋で閉塞した状態を示す部分切断断面図である。
【図6】図6は従来の中蓋を示す平面図である。
【図7】図7は従来の中蓋を示す断面図である。
【図8】図8は流出口を中蓋で閉塞した従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 中蓋
11 栓体
14 鉛直方向の第1ストッパー片
15 水平方向の第2ストッパー片
2 シールパッキン
3 排水桝

Claims (2)

  1. 円筒状をなす排水桝の側壁下部に設けられた流出口を排水桝の内側から閉塞するための中蓋であって、流出口に挿入される栓体(11)の外周には流出口の内周面と水密的に当接するシールパッキン(2)が装着されており、また栓体(11)の一端側の平坦な底壁部(12)には排水桝の内側に突出する把手(13)が設けられると共に、底壁部(12)の外周縁から突出して流出口周縁の排水桝内壁と当接する鉛直方向の第1ストッパー片(14)と、水平方向の第2ストッパー片(15)とが設けられていることを特徴とする排水桝用中蓋。
  2. 栓体(11)の外周には環状溝(111)が設けられており、該環状溝(111)に装着されるシールパッキン(2)の内周面には環状の小突起(21)が複数条設けられていることを特徴とする請求項1記載の排水桝用中蓋。
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