JP6402979B2 - 排水管用の閉塞プラグ - Google Patents
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Description
より詳しくは、家庭における使用しなくなった排水管から、公共マスを介して下水道本管に雨水や土砂など等が流れ込むことを防ぐために、排水管、特に排水マス(公共マスを含む)に配設される閉塞プラグに関するものである。
この公共マスの埋設箇所は、原則的には公道下であって、公共下水道管理者がその維持管理を行うようにしているが、自治体によっては、宅地内に埋設し、道路工事や地下埋設物に支障がないようにしている。
したがって、この閉塞プラグは、埋設されている公共マスの横側の流入口から挿入する必要があるため、その取付けが煩雑であった。
さらに、この閉塞プラグは、縦型の合流型公共マスに適したものではない。
有底の筒状体によってプラグ主体が構成され、
前記プラグ主体の開口部近傍の外周部に、前記プラグ主体を排水管または排水マスに取り付けるための取付手段と、前記排水管または排水マスに固定するための固定手段が設けられ、
前記固定手段は、プラグ主体の底面近傍及び/又は開口縁近傍の外周部に形成される、固定部材挿通用の透孔もしくは係合突起であること
を特徴とする閉塞プラグである。
請求項1に記載の閉塞プラグにおいて、
前記取付手段は、
前記プラグ主体の開口部近傍の外周部に、所要の間隔を存して形成される一対の係合孔であること
を特徴とする閉塞プラグである。
請求項1に記載の閉塞プラグにおいて、
前記固定手段は、
前記プラグ主体の底面近傍の外周部に形成される、ボルト挿通用の透孔もしくは係合突起であること
を特徴とするものである。
請求項1〜3のいずれかに記載の閉塞プラグにおいて、
前記プラグ主体は、
その外周部下方に、ゴムリングを装着するための凹溝が形成されていること
を特徴とするものである。
請求項1〜4のいずれかに記載の閉塞プラグにおいて、
前記プラグ主体は、
公共マスに取り付け、固定するためのもので、
円筒体もしくは截頭円錐体であること
を特徴とするものである。
なお、この発明の閉塞プラグは、図示の実施例に限定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲内で改良を加えることができるものである。
前記プラグ主体1aの開口部近傍の外周面には、公共マス6への取付手段として一対の係合孔2,2が所定の間隔を存して設けられているとともに、前記係合孔2,2間のほぼ中心に位置する底面側には、公共マス6に固定するための短いボルトからなる固定部材を挿通させるための挿通孔3aが形成されている。
さらに、前記挿通孔3aと所要の間隔を存して同一線上に挿通孔3bが形成され、この挿通孔3bと相対するプラグ主体1aの外周部に挿通孔3cが形成され、長さが前記プラグ主体1aの直径より長いボルトからなる固定部材を挿通できるよう構成されている。
なお、前記挿通孔3b,3bの位置は適宜変更することができる。
前記係合孔2の位置や大きさ、形状などは、前記操作部材7のフックの大きさや形状に応じて適宜選択される。
なお、前記ゴムリング5を装着する凹溝4は、複数設けてもよい。
その際、前記ゴムリング5は、基本的には、全周に亘って径が同一のものが使用されるが、図7に示す、外周部の中央に突条の突出部5aを有するものを使用してもよい。
かかるゴムリング5は、より管体の内周面に密着するので止水性及び挿抜性(公共マスの流出口へ挿入したり、抜いたりする能力)が向上する。
これらの挿通孔3a,3b,3cは、いずれも前記プラグ主体1aを、公共マス6の内周面に係着させるための係止部材8を挿通させるためのものである。
なお、前記公共マス6の流出口6cは、横型の場合には、図4に示すように前記流出口6cが底面に沿って横方向に、縦型の場合には、図3に示すように底面に垂設されるようにそれぞれ設けられている。
前記各流出口6cには、流出管10が接続されている。
なお、図8に示すように、挿通孔3aに代えて、突起からなる係止部材8をあらかじめ設けて公共マス6と係合・固定するようにしてもよい。
この実施例ではボルトを使用しているが、所要の長さを有する軸部材も使用することができ、プラグ主体1aと軸部材の固定は接着でもよいものである。
さらに、各挿通孔3b,3cに係止部材8として、プラグ主体1aの外径よりも長いボルトを挿通させたが、挿通孔に代えて、公共マス6と係合・固定しうる係止部材をあらかじめ設けてもよい。
例えば、図9に示すように、前記プラグ主体1aの上部外周部に突出部11を形成し、この突出部11に操作部材としてのパイプ12の一端を係合させて公共マスに取付ける方法や、図示しないが、前記プラグ主体1aの上部外周部に係合孔を有する突出部を形成するととともに、この係合孔に操作部材としてのチェーンを装着し、このチェーンを用いて公共マスに取付ける方法を選択することもできる。
さらに、図3に示した縦型の公共マスへの取付けに際しては、各挿通孔3a,3cに係止部材8として、プラグ主体1aの外径よりも長いボルトを挿通させる。
この実施例においては、前記プラグ主体1aの開口縁近傍の外周面には、一対の係合孔2,2が所定の間隔を存して設けられるとともに、前記係合孔2,2間のほぼ中心に位置する底面側には、挿通孔3aが形成されている。
さらに、前記係合孔2,2と相対するプラグ主体1aの外周部に挿通孔3c,3cが形成されている。
なお、前記挿通孔3c,3cは少なくとも1つ形成されていればよい。
なお、図3に示した縦型の公共マスへの取付けに際しては、係合孔2,挿通孔3cに係止部材8として、プラグ主体1aの外径よりも長いボルトを挿通させる。
なお、この発明は図示したものに限定されず、発明の要旨を変更しない範囲内において種々改良を加えることができるものである。
この発明にかかる閉塞プラグ1を適用する公共マス6は、図4で明らかなように、側面部に複数の流入口6b,6bを有し、かつ底面に沿って流出口6cが横方向に開口されている。
その際、前記プラグ主体1aの外周部にはゴムリング5が装着され、当該ゴムリング5が流出口6cの基端内周面と当接し、前記プラグ主体1aが安定的に保持される。
まず、前記閉塞プラグ1を構成するプラグ主体1aの、開口部近傍の外周面上に設けられている一対の挿通孔3b,3cに、当該プラグ主体の直径より長いボルトからなる係止部材8を挿通したのち、内側からナットを係合させてプラグ主体1aに固定する。
なお、この実施例において、前記ボルトからなる係止部材8は、内側からナットを係合させることにより固定されているが、外側からナットを係合させてもよい。
縦型の公共マス6の場合には、前記係止部材8に操作部材7のフック7c,7cを係合させ、上方に引き抜くことによって公共マス6から取外すことができる。
したがって、排水管に適用できる閉塞プラグとして幅広く利用されるものである。
1a プラグ主体
2 係合孔
3,3a〜3c 挿入孔
4 リング状の凹溝
5 ゴムリング
5a 突出部
6 公共マス
6a 受口
6b 流入口
6c 流出口
6d 段部
7 操作部材
7a 軸杆
7b フック主体
7c フック
8 係止部材
9 流入管
10 流出管
11 突出部
12 パイプ
Claims (5)
- 有底の筒状体によってプラグ主体が構成され、
前記プラグ主体の開口部近傍の外周部に、前記プラグ主体を排水管または排水マスに取り付けるための取付手段と、前記排水管または排水マスに固定するための固定手段が設けられ、
前記固定手段は、プラグ主体の底面近傍及び/又は開口縁近傍の外周部に形成される、固定部材挿通用の透孔もしくは係合突起であること
を特徴とする閉塞プラグ。 - 前記取付手段は、
前記プラグ主体の開口部近傍の外周部に、所要の間隔を存して形成される一対の係合孔であること
を特徴とする請求項1に記載の閉塞プラグ。 - 前記固定手段は、
前記プラグ主体の底面近傍の外周部に形成される、ボルト挿通用の透孔もしくは係合突起であること
を特徴とする請求項1に記載の閉塞プラグ。 - 前記プラグ主体は、
その外周部下方に、ゴムリングを装着するための凹溝が形成されていること
を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の閉塞プラグ。 - 前記プラグ主体は、
公共マスに取り付け、固定するためのもので、
円筒体もしくは截頭円錐体であること
を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の閉塞プラグ。
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---|---|---|---|
JP2014152498A JP6402979B2 (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 排水管用の閉塞プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014152498A JP6402979B2 (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 排水管用の閉塞プラグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016030905A JP2016030905A (ja) | 2016-03-07 |
JP6402979B2 true JP6402979B2 (ja) | 2018-10-10 |
Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014152498A Active JP6402979B2 (ja) | 2014-07-28 | 2014-07-28 | 排水管用の閉塞プラグ |
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-
2014
- 2014-07-28 JP JP2014152498A patent/JP6402979B2/ja active Active
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