JPH09287194A - 排水枡 - Google Patents

排水枡

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Publication number
JPH09287194A
JPH09287194A JP9836496A JP9836496A JPH09287194A JP H09287194 A JPH09287194 A JP H09287194A JP 9836496 A JP9836496 A JP 9836496A JP 9836496 A JP9836496 A JP 9836496A JP H09287194 A JPH09287194 A JP H09287194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
port
fitting
inflow port
water
curb stop
Prior art date
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Pending
Application number
JP9836496A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Tahara
正弘 太原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP9836496A priority Critical patent/JPH09287194A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 排水枡が地中に設置された後でも、排水枡の
上方に設けられた点検口からの操作により、容易に流入
口の開閉ができる排水枡を提供する。 【解決手段】 枡本体の胴周壁に排水の流入口と流出口
とが設けられると共に上部に点検口が設けられ、該流入
口上部には枡本体の内側から着脱自在な止水栓がヒンジ
を介して回転可能に取着され、該止水栓により流入口が
開閉可能となされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として宅地内及
び公共下水道に使用される排水枡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、下水道工事には排水枡が使用
されるが、製品としては排水枡の流入口の受口外側から
止水栓を装着した状態で工場から出荷される。この止水
栓の着脱は、地中埋設時に選択されるが、止水栓を装着
したままの状態で埋設した場合は、配管接続工事の際に
再度掘削して、流入口から止水栓を取り外し、管路を接
続した後埋め戻す作業が必要であった。
【0003】また、下水管路接続後に突発的な事故が発
生し排水枡に接続されている管路の上流部が破損した場
合は、破損部から不明水が浸入して管路の維持管理に支
障をきたすことになるが、既に下水管が接続されている
流入口を排水枡内部から止水することは極めて困難であ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点を解消し、排水枡が地中に設置された
後でも、排水枡の上方に設けられた点検口からの操作に
より、容易に流入口の開閉ができる排水枡を提供するこ
とを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の排水枡は、枡本
体の胴周壁に排水の流入口と流出口とが設けられると共
に上部に点検口が設けられ、該流入口上部には枡本体の
内側から着脱自在な止水栓がヒンジを介して回転可能に
取着され、該止水栓により流入口が開閉可能となされて
いることを特徴とするものである。
【0006】(作用)上記の通り本発明の排水枡は、枡
本体の胴周壁に排水の流入口と流出口とが設けられると
共に上部に点検口が設けられ、該流入口上部には枡本体
の内側から着脱自在な止水栓がヒンジを介して回転可能
に取着され、該止水栓により流入口が開閉可能となされ
ているので、流入管が流入口に接続された後でも、必要
に応じて適当な治具等を用いて、点検口からの操作のみ
により止水栓の開閉ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係る一実施例を示す平面図
であり、図2は同上のII−II線にて切断し、矢印方向に
見た片側を断面で示す正面図であって、同図(イ)は止
水栓が収納されている状態を示す図であり、同図(ロ)
は止水栓が流入口に排水枡の内部から施栓されている状
態を示す図である。
【0009】これらの図において、1は枡本体であっ
て、枡本体1の上部には点検口20が設けられ、点検口
20にはマンホールが嵌め込まれるが図示しない。ま
た、2は枡本体1の胴周壁の一側に、上下方向の中程か
ら下方にかけて設けられた外方への出張り部である。
【0010】3は出張り部2の下部に設けられた流入
口、4は出張り部2の上部に設けられた後述する止水栓
の収納部である。流入口3の外側には管路(図示しな
い)を接続するための受口5が形成されると共に内側に
は止水栓の嵌入口6が設けられている。7は止水栓であ
って截頭直円錐台形を呈している。
【0011】止水栓7の断面形状は、嵌入口6に対応し
た形となるが、嵌入口6の内径よりもやや太径とするの
がよい。又、回動して施栓される際に、止水栓7の外表
面、特にその隅角部が枡本体1の底壁や嵌入口6に摺接
乃至押圧するので、該止水栓7の少なくとも外表面16
側は、拡縮径可能な柔弾性に富む材質で製するのが好ま
しい。
【0012】図3は止水栓7が収納部4内に収納されて
いる拡大断面図であって、同図にも示すように、止水栓
7はヒンジを介して流入口3の根元上側に取着されてい
る。上記ヒンジは、突片9と該突片9の一端に設けられ
た回動環10および棒軸12から構成されており、該突
片9の他端は止水栓7の周縁部に取り付けられている。
一方、流入口3の根元上側の内壁には、両側に軸受1
1、11を配すると共に該軸受11に軸棒12が固定さ
れており、この軸棒12を、前記回動環10に挿着する
ことにより、この止水栓7が軸棒12の軸回りに回動可
能に取着されている。
【0013】図3に示すように、止水栓7の内表面の回
動環10とは反対側の周縁近傍に、嵌合凸部13が設け
られ、これに対する収納部4の内壁には上記嵌合凸部1
3の嵌合可能な弾性体からなる嵌合凹部14が設けられ
ており、これらの嵌合凸部13と嵌合凹部14とにより
着脱自在の取着具15が形成されている。しかして、嵌
合凹部14に、嵌合凸部13を該嵌合凹部14の弾発力
に抗して着脱自在に嵌入することにより、収納部4内に
止水栓7が収納される。
【0014】尚、止水栓7の外表面16には略コの字型
の係止桿17が設けられると共に、内表面8には凹部が
形成されて係止棒18が取付けられている。また、19
は、流入口3から流入した排水を排出するための流出口
である。
【0015】以下、上述の本発明の排水枡の操作要領に
ついて説明する。図4は、止水栓7の開閉要領を示す概
念図であって、同図(イ)は収納部から止水栓7を引き
出し施栓する際の態様の一部を示す概念図であり、同図
(ロ)は施栓されている止水栓7を引っ張って開栓する
際の態様の一部を示す概念図である。
【0016】先ず、工場段階で軸棒12に止水栓7の回
動環10を挿着すると共に、該止水栓7を収納部4内
に、その取着具15の嵌合凹部14に嵌合凸部13を嵌
合することにより固定しておく。かくすることにより、
輸送・保管中でも、止水栓7が排水枡から脱落すること
がない。
【0017】次に、下水管施工現場で、排水枡を地中に
埋設する前に、現場状況に対応して止水栓を流入口3の
止水栓の嵌入口6に施栓するか、或いは収納部4に収納
しておくかを決定した上で埋設する。
【0018】施栓した状態で埋設し、その後流入管の受
口5に流入管を配管して開栓するときには、点検口20
から適宜の治具、例えば長柄の先にフックを付けた治具
21を用いて図4(ロ)のように、係止棒18を治具2
1の先端に設けたフックで引っ掛け、引っ張り上げる
と、回動環10が軸棒12の軸回りに回動し、止水栓7
は反転して収納部4内に収まる。このとき、嵌合凹凸部
13、14の嵌合により嵌脱自在に取着しておく。
【0019】又、使用中の排水枡が、流入管側の事故等
により流入口3を閉塞する必要が発生したときは、図4
(イ)のように、治具21を矢印〜の順序で操作す
る。で治具21のフックを係止桿17に引っ掛け、
次いで引張って取着具15の取着を解き、更に下方に
押し下げる。
【0020】すると反転した状態で収納されていた止水
栓7は、押下げ力と重力とにより軸棒12の軸回りに回
動して降下し、かくして止水栓7を嵌入口6に嵌入させ
ることができる。尚、該止水栓7の嵌入に際して、流入
口3の外側に向けての押圧力が必要なときは、長柄の付
いた木槌(図示しない)等で叩くとよい。
【0021】施栓状態の止水栓7を開栓するには、係止
棒18に治具21のフックを引っ掛けて、上方に引き上
げる。ある程度の位置まで引き上げられた時に、別の治
具21aのフックを係止桿17に引っ掛け、治具21の
フックを係止棒18から外す。次いで、別の治具21a
により係止桿17を押圧して、嵌合凸部13と嵌合凹部
14を嵌合させる。
【0022】以上、点検口20から人の手が届かない位
置に止水栓7が取り付けられている場合の開閉及び収納
について説明したが、人の手が届く位置に止水栓7が取
り付けられている場合は、このような止水栓の開閉及び
収納は人の手で行うことができる。
【0023】また、上記実施例では、流入口が一つの場
合の例を示したが、複数個の流入口がある場合は、上述
した一個の場合の構造と全く同様の構造、部材を複数個
備えればよい。又、流入管として円管の場合を示した
が、卵形管の場合も円管とほぼ同様の構造、部材を採る
ことにより、ほぼ同じ操作での止水栓の開閉及び収納が
可能である。
【0024】
【発明の効果】本発明の排水枡の構成は、上述の通りで
あり、排水枡の施工前後、或いは下水管の接続前後の何
時の時点でも、随意に止水栓の開閉が可能であり、又収
納部を設けることにより、不要時に収納部へ収納するこ
とができるので、点検作業の妨げにもならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例を示す平面図である。
【図2】同上のII−II線にて切断し、矢印方向に見た片
側を断面で示す正面図であって、同図(イ)は止水栓が
収納されている図であり、同図(ロ)は止水栓が流入口
に施栓されている図である。
【図3】止水栓が収納部内に収納されている拡大断面図
である。
【図4】止水栓の開閉要領を示す概念図である。
【符号の説明】
1 枡本体 2 出張り部 3 流入口 4 止水栓の収納部 6 止水栓の嵌入口 7 止水栓 8 内表面 10 回動環 12 軸棒 13 嵌合凸部 14 嵌合凹部 15 取着具 17 係止桿 18 係止棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枡本体の胴周壁に排水の流入口と流出口
    とが設けられると共に上部に点検口が設けられ、該流入
    口上部には枡本体の内側から着脱自在な止水栓がヒンジ
    を介して回転可能に取着され、該止水栓により流入口が
    開閉可能となされていることを特徴とする排水枡。
JP9836496A 1996-04-19 1996-04-19 排水枡 Pending JPH09287194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9836496A JPH09287194A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 排水枡

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9836496A JPH09287194A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 排水枡

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09287194A true JPH09287194A (ja) 1997-11-04

Family

ID=14217833

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9836496A Pending JPH09287194A (ja) 1996-04-19 1996-04-19 排水枡

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09287194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016030905A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 アロン化成株式会社 排水管用の閉塞プラグ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016030905A (ja) * 2014-07-28 2016-03-07 アロン化成株式会社 排水管用の閉塞プラグ

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