JP6893461B2 - 排水マス - Google Patents

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本発明は、排水マスに関するものである。
従来、下記特許文献1に開示されているような排水マスが、住宅や各種排水設備等から排出される排水の排出経路に設けられている。下記特許文献1の排水マスは、排水マス本体に設けられた継手手段に対し、排水マスの内側に設けられた開口端から水封エルボを接続したものとされている。
上述した水封エルボは、継手手段から流入する排水によって排水マス内に向って開口可能な逆流防止弁を備えている。特許文献1に開示されている排水マスは、このような逆流防止弁を設けることにより、継手手段に接続された排水管を介して排水を流入可能とする一方で、支管に接続された排水経路の下流側の配管から排水が逆流するのを防止できるようにしている。そのため、特許文献1に開示されている排水マスによれば、例えば台風やゲリラ豪雨などのために大量の雨水等が発生するなどして、排水経路の下流側から上流側に向けて排水が逆流してきたとしても、逆流してきた排水が排水マスよりも上流側に向けてさらに逆流するのを防止できる。
特許第5528184号公報
ここで、特許文献1の排水マスは、水封エルボの着脱構造として、いわゆるバヨネット方式の着脱構造を備えたものとされている。具体的には、水封エルボに設けられた係合突起を継手手段側に設けられた凹状の案内溝に向けて略水平方向に移動させて嵌め込んだ後、水封エルボを回転させることで、水封エルボをしっかりと取り付け可能な構造とされている。また、装着時とは逆方向に水封エルボ(係合突起)を回転させたり、略水平方向に移動させたりすることで、水封エルボを取り外すことができる。
しかしながら、排水マスの内部空間は、それほど大きな空間ではなく、水封エルボを手に持って着脱作業を行うのには困難を伴うことがある。また、特許文献1の排水マスの水封エルボのように、排水マス本体の内側において装着可能な着脱部材を設けた場合、排水マス本体の上端に設けられた点検口から着脱部材の取り付け位置までの高さが手の届く範囲を超えるなどして、着脱部材を手に持って着脱作業を行うのが難しい場合がある。
このような場合を想定し、本発明者は、着脱部材に対して棒状あるいは筒状の操作部材を接続し、操作部材を介して着脱作業を行えるようにすることを検討した。しかしながら、着脱部材に対する操作部材の接続位置によっては、点検口の開口領域の大きさや、点検口から着脱部材の取り付け位置までの高さ、着脱部材の回転操作等に要する操作部材の作動範囲等の様々な要因により、操作部材による操作が制限される懸念があることが判明した。また、着脱部材の装着後、操作部材を着脱部材に装着したままにしておくと、着脱部材に対する操作部材の接続位置によっては、点検口を介して排水マス本体内を点検する際に邪魔になるなど、様々な問題を誘引しかねないことが判明した。これらの検討結果に基づき、本発明者らは、着脱部材に対する操作部材の接続位置については、着脱部材の着脱を行う場合と、それ以外の場合とで相違しており、二律背反したこれらの課題を解決できる方策を講じることで、さらに利便性に優れた排水マスを提供できるとの知見に至った。
そこで本発明は、排水マス本体に対する着脱部材の着脱を操作部材を用いて容易に行えると共に、着脱部材の着脱時とは別の位置において操作部材を接続しておくことが可能な排水マスの提供を目的とした。
上述した課題を解決すべく提供される本発明の排水マスは、筒状の排水マス本体と、前記排水マス本体の周面に設けられた周部開口に連通するように着脱可能な着脱部材とを有し、前記着脱部材が、前記周部開口に着脱される着脱部と、前記周部開口に対する前記着脱部の着脱作業に使用する操作部材が装着される操作部材装着部とを有し、前記排水マス本体の端部に設けられた端部開口から前記排水マス本体の内側に前記操作部材を差し入れることにより、前記排水マス本体の内側において前記着脱作業を行えるものであり、前記操作部材装着部が、操作用装着部と、非操作用装着部とを有し、前記操作用装着部と前記非操作用装着部との間で前記操作部材を付け替え可能とされたものである。
本発明の排水マスは、端部開口から排水マス本体の内側に操作部材を差し入れると共に、操作用装着部に操作部材を接続することにより、例えば円筒状や角筒状等の筒状に形成された排水マス本体の内側において着脱部材の着脱作業を行える。そのため、本発明の排水マスは、端部開口から周部開口までの高さが作業者の手が届かないほど高いなど、着脱部材の着脱に対する阻害要因があったとしても、排水マス本体に対する着脱部材の着脱を容易に行える。
また、本発明の排水マスは、操作用装着部とは別に非操作用装着部が設けられており、操作部材を操作用装着部から付け替え可能とされている。そのため、本発明の排水マスによれば、着脱部材の着脱時とは別の位置に設けられた非操作用装着部に操作部材を接続しておくことができる。
上述した本発明の排水マスは、前記操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記着脱部材の着脱に要する前記操作部材の作動範囲と他部材との干渉が回避されるものであることが望ましい。
かかる構成によれば、操作用装着部に操作部材を接続することにより、例えば排水マス本体の壁面やその他の部材等の他部材に干渉されることなく、操作部材を作動させることができる。従って、本発明によれば、排水マス本体に対する着脱部材の着脱を操作部材を用いて容易に行える。
上述した本発明の排水マスは、前記非操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記着脱部材の着脱に要する前記操作部材の作動範囲と他部材とが干渉するものであることが望ましい。
かかる構成によれば、非操作用装着部に操作部材を接続したままの状態で着脱部材の着脱操作が行われるのを回避できる。そのため、本発明の排水マスにおいては、着脱部材の着脱に際し、意図的に操作部材を非操作用装着部から操作用装着部に付け替えねばならない。従って、本発明の排水マスによれば、誤操作等により意図せず装着部材が取り外されてしまうといった不具合を抑制できる。また、本発明の排水マスによれば、着脱部材の着脱操作に際して操作部材を操作用装着部に付け替え、適切な使用状態で作業を行うよう、作業者に動機付けを与えることができる。
ここで一般的に、排水マスの内部において着脱部材の着脱操作を行う場合、端部開口の端側よりも中央側において作業を行う方が作業しやすい。
かかる知見に基づいて提供される本発明の排水マスは、前記操作用装着部が、前記非操作用装着部に対して前記端部開口の開口領域の中央側に存在していることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、着脱部材の着脱についての作業効率をより一層向上させることができる。
上述した本発明の排水マスは、前記非操作用装着部に前記操作部材を取り付けることにより、前記操作部材が前記排水マス本体の内周面に沿うように配置されるものであることが望ましい。
かかる構成によれば、着脱部材の着脱を行う必要がないときに、非操作用装着部に取り付けられた操作部材が排水マス本体の内周面近傍に配された状態になり、端部開口を介して排水マス本体内の点検等する際に操作部材が邪魔になるのを防止できる。
上述した本発明の排水マスは、前記端部開口の開口形状が円状であり、前記非操作用装着部が前記排水マス本体の内周面に隣接する位置に設けられており、前記操作用装着部が、前記非操作用装着部に対して前記端部開口の開口領域の中央側に設けられているものであることが望ましい。
かかる構成によれば、着脱部材の着脱を行う必要がないときには、非操作用装着部に取り付けられた操作部材が円弧状に湾曲した内周面近傍に配置され、点検作業等の邪魔にならない。また、本発明の排水マスにおいては、非操作用装着部よりも端部開口の開口領域の中央側に操作用装着部が設けられているため、着脱部材の着脱作業のために広いスペースを確保できる。従って、本発明によれば、着脱部材の着脱を行う場合と、それ以外の場合との双方において使い勝手の良い排水マスを提供できる。
上述した本発明の排水マスは、前記着脱作業が、前記周部開口の軸線周り方向に所定の回転範囲内での回転操作を伴うものであり、前記操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記回転範囲の全域において前記回転操作が許容され、前記非操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記回転範囲の一部又は全部において前記回転操作が制限されるものであることが望ましい。
かかる構成によれば、操作用装着部に操作部材を接続することにより、回転操作を伴う着脱作業を特に制限を受けることなく行える。一方、非操作用装着部に操作部材を接続することにより、回転操作を伴う着脱作業が制限された状態になる。そのため、本発明によれば、排水マス本体に対する着脱部材の着脱を容易に行えると共に、着脱部材に操作部材を接続したままの状態で着脱部材を排水マス本体に装着しておいても支障が生じない排水マスを提供できる。
本発明によれば、排水マス本体に対する着脱部材の着脱を容易に行えると共に、着脱部材に操作部材を接続したままの状態で着脱部材を排水マス本体に装着しておいても支障が生じない排水マスを提供できる。
本発明の一実施形態に係る排水マスの断面図である。 着脱部材に操作部材を取り付けた状態を示す断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ図1の排水マスにおける着脱部材の着脱方法を手順に沿って説明するための説明図である。 (a)〜(d)は、それぞれ図1の排水マスにおいて採用されている着脱構造を着脱の手順に沿って説明するための説明図である。 操作部材の作動範囲と排水マスとの関係を示した説明図である。 (a)は第一の変形例に係る排水マスに用いられる操作部材を示す正面図、(b),(c)は、(a)に示した操作部材の取付状態毎に操作部材の作動範囲と排水マスとの関係を示した説明図である。 第二の変形例に係る排水マスに係る説明図である。
以下、本発明の一実施形態に係る排水マス10について、図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明において上下左右等の位置関係については、特に断りのない限り、排水マス10を通常に設置した状態を基準として説明する。図1に示すように、排水マス10は、排水マス本体20と、着脱部材30と、操作部材50とを備えている。
排水マス本体20は、合成樹脂やコンクリートなどで成形された略円筒状の部材である。排水マス本体20は、周面に設けられた流入側接続口22及び流出側接続口24と、軸線方向上端側に設けられた端部開口26とを備えている。端部開口26には、図示しない蓋体が着脱自在に取り付けられる。
排水マス本体20の高さや端部開口26の開口径、開口形状等については、排水マス10の用途や設置場所等に応じて適宜選択可能である。本実施形態では、排水マス本体20の断面形状及び端部開口26の開口形状のいずれも、略円形とされている。また、排水マス本体20は、端部開口26から流入側接続口22や流出側接続口24までの高さが、一般的な体型である成人の腕の長さと同等、あるいはそれよりも大きいものとされている。
具体的には、若年層に分類される成人男性及び女性の上肢長の平均値が70.5cm(AIST人体寸法データベース1991−92より引用)であるのに対し、本実施形態の排水マス本体20における端部開口26から流入側接続口22や流出側接続口24までの高さは、70cm〜100cmの範囲とされている。そのため、排水マス本体20は、成人が端部開口26から上肢を差し入れたときに、流入側接続口22や流出側接続口24にようやく手が届く程度、あるいは僅かに手が届かない程度の高さとされている。
流入側接続口22は、排水マス本体20の周面を貫通するように形成された開口である。流入側接続口22には、流入側接続部22aが設けられている。流入側接続部22aは、排水マス10が設置される排水系統において、排水マス10に対して上流側に位置する配管が接続される部分である。流入側接続部22aは、排水マス本体20の周面から外側に向けて突出するように形成された筒状の部位である。具体的には、流入側接続部22aは、排水マス本体20の軸線方向に対して交差する方向(本実施形態では略直交する方向)に向けて突出している。
流入側接続部22aは、流入側接続口22を介して排水マス本体20の内部空間と連通している。また、流入側接続部22aは、流入側接続口22に対して水密に接続されている。そのため、排水マス10は、上流側から排出されてきた排水を、流入側接続部22aを介して排水マス10の内部に導入することができる。
流入側接続口22には、上述した流入側接続部22aに加え、排水マス本体20の内側において後に詳述する着脱部材30を着脱可能とされている。本実施形態では、後に詳述するように、いわゆるバヨネット方式の着脱構造40により流入側接続口22に対して着脱部材30を着脱可能とするための構造が設けられている。
流出側接続口24は、流入側接続口22と略同一の構成とされている。具体的には、流出側接続口24は、排水マス本体20の周面を貫通するように形成された開口である。流出側接続口24には、流出側接続部24aが設けられている。
流出側接続部24aは、排水マス10に対して下流側にある配管が接続される部分である。流出側接続部24aは、排水マス本体20の周面から外側に向けて突出した筒状の部位である。具体的には、流出側接続部24aは、排水マス本体20の軸線方向に対して交差する方向(本実施形態では略直交する方向)に向けて突出している。上述した流入側接続部22aに対する流出側接続部24aの配置は、排水マス10の用途や設置場所等に応じて適宜選択可能である。本実施形態では、流出側接続部24aは、上述した流入側接続部22aに対して、排水マス10の径方向反対側(周方向に180度ずれた位置)に設けられている。
流出側接続部24aは、流出側接続口24を介して排水マス本体20の内部空間と連通している。また、流出側接続部24aは、流出側接続口24に対して水密に接続されている。そのため、排水マス10は、流入側接続口22を介して排水マス10の内部に導入された排水を、流入側接続部22aを介して下流側に排出することができる。
着脱部材30は、上述した流入側接続口22あるいは流出側接続口24に対して排水マス本体20の内側から着脱可能とされた部材である。本実施形態の排水マス10において、着脱部材30は、流入側接続口22に装着することにより流入側接続口22に連通するものとされている。また、着脱部材30には、フィルターを備えたものや、オリフィスを備えたもの、逆流防止機能を備えたものなど、適宜のものを選択することができる。本実施形態では、着脱部材30として、逆流防止機能を備えたものが採用されている。具体的には、図1や図2に示すように、着脱部材30は、着脱部材本体32と、着脱部34と、弁体36と、操作部材装着部38とを備えている。
着脱部材本体32は、着脱部材30の主要部をなす略筒状の部分である。着脱部材本体32は、一端部(基端部)において着脱部34と連通しており、他端部(先端部)において導入口32aが開口している。また、着脱部材本体32は、図1に示すように排水マス10に取り付けて側面視した状態において、他端部(先端部)の端面(導入口32aの開口縁)が斜め下方に傾斜するように形成されている。従って、着脱部材本体32は、排水マス10に着脱部材30を取り付けた状態において、他端部(先端部)に設けられた導入口32aが斜め下方に向けて開口するように形成されている。
着脱部34は、着脱部材本体32の基端部において連通するように形成された筒状の部分である。着脱部34は、上述した流入側接続口22に対して排水マス本体20の内側から差し込んで連結可能なものとされている。本実施形態において着脱部34は、後述するバヨネット方式の着脱構造40により流入側接続口22に対して着脱可能なものとされている。
弁体36は、着脱部材本体32の先端部に設けられている。弁体36は、上端部が着脱部材本体32の先端部であって上端側の位置において自在に揺動可能なように軸支されている。弁体36は、平時においては図1や図3に示すように重力の影響により略垂下された状態となっている。これに対し、上述したように着脱部材本体32の先端部に設けられた導入口32aは、端面が斜め下方に傾斜した状態で開口している。そのため、平時においては、着脱部材本体32の先端部に設けられた導入口32aから弁体36が離れており、導入口32aが開放された状態とされている。そのため、弁体36は、流入側接続口22を介して排水マス本体20の内側に向けて流れる水流を許容する機能を有している。
これに対し、排水マス本体20に流出側接続部24aを介して排水が逆流するなどして、弁体36に対して着脱部材本体32に近づく方向への外力が作用すると、弁体36が揺動して導入口32aが閉塞された状態になる。そのため、弁体36は、排水マス本体20から流入側接続口22を介して排水マス本体20の外側に向けて逆流する水流を阻止、あるいは抑制する機能を有している。
操作部材装着部38は、上述した着脱部材本体32の天面側に立設されている。操作部材装着部38は、着脱部材30の着脱のために使用する操作部材50が装着される部分である。操作部材装着部38は、操作用装着部38a及び非操作用装着部38bを備えており、両者の間で操作部材50を適宜付け替え可能とされている。
具体的には、操作部材装着部38は、上方に向けて開口したソケット状の部分が2つ並べて設けられたものであり、そのうちの一方が操作用装着部38a、他方が非操作用装着部38bとされている。操作用装着部38aは、主として排水マス本体20の流入側接続口22に対して着脱部材30を着脱する作業(以下、「着脱操作」とも称す)を行う際に操作部材50が接続される部分である。また、非操作用装着部38bは、主として着脱操作の完了後など、着脱操作の不要なときに操作部材50が接続される部分である。
操作用装着部38a及び非操作用装着部38bは、着脱操作時に着脱部材30を水平移動させる方向に並べて設けられている。すなわち、操作用装着部38a及び非操作用装着部38bは、流入側接続口22や着脱部材30の軸線方向に並ぶように配置されている。また、操作用装着部38aは、非操作用装着部38bよりも端部開口26の中央側に存在している。本実施形態では、着脱部材30が流入側接続口22に取り付けられた状態において操作用装着部38aに対して操作部材50を装着することにより、排水マス本体20の軸心位置あるいはこの近傍の領域(軸心側領域)において操作部材50が立設された状態になるように、操作用装着部38aの位置が規定されている。また、非操作用装着部38bは、着脱部材30が流入側接続口22に取り付けられた状態において、排水マス本体20の内周面近傍(好ましくは操作部材50を使用者が握ることができる程度に内周面から離れた位置)において、内周面に沿って操作部材50が立設された状態になるように位置が規定されている。
続いて、上述したバヨネット方式の着脱構造40について説明する。本実施形態では、着脱構造40は、排水マス本体20の流入側接続口22に対して着脱部材30を着脱可能なように連結するために採用されている。着脱構造40は、図3に示されているように形成された案内溝42と、案内溝42に沿って案内される凸部44の組み合わせによって構成される。接続対象となる二部材のうち一方に案内溝42が設けられ、他方に凸部44が設けられる。例えば、本実施形態のように流入側接続口22と着脱部材30の着脱部34とを接続する場合には、流入側接続口22及び着脱部34のいずれか一方に案内溝42が形成され、他方に凸部44が形成される。
案内溝42は、二部材の連結に際して先ず凸部44を受け入れるための導入溝42aと、導入溝42aに対して交差する方向に延びる周溝42bとを有する。本実施形態のように流入側接続口22と着脱部34とを接続する場合には、流入側接続口22に対して着脱部34を差し込む際の差し込み方向に導入溝42aが延びるように形成される。すなわち、導入溝42aは、流入側接続口22や着脱部34の軸線方向に延びるように形成されている。また、周溝42bは、導入溝42aに対して連通するように形成されている。周溝42bは、流入側接続口22や着脱部34の軸線周り方向に延びるように形成されている。
また、凸部44は、上述した導入溝42aに対して差し込み可能であると共に、周溝42bに沿って周方向に移動可能なように凸状に形成されたものとされている。
上述したように、本実施形態では、流入側接続口22及び着脱部34のいずれか一方に案内溝42が形成され、他方に凸部44が形成されている。例えば、流入側接続口22に案内溝42を設け、着脱部34に凸部44を設ける場合には、次のように設けられる。
案内溝42は、流入側接続口22の内周面に形成される。案内溝42のうち導入溝42aに相当する部分は、流入側接続口22において排水マス本体20の内側となる位置の端を始点として、流入側接続口22の軸線方向に延びるように形成される。周溝42bは、導入溝42aの終端位置から流入側接続口22の周方向に延びるように形成される。
一方、凸部44は、着脱部34の外周面から外側に向けて突出するように形成される。案内溝42をなす導入溝42aや周溝42b、凸部44の位置は、凸部44を導入溝42aに挿入し、周溝42bに沿って移動させた後に着脱部34が所望の姿勢で取り付けられた状態になるように形成される。具体的には、着脱部材30に設けられた導入口32aが斜め下方に傾斜した状態で開口し、平時において導入口32aから弁体36が離れた状態で設置されるように案内溝42や凸部44の位置等が規定されている。
操作部材50は、主として着脱部材30の着脱に使用するために設けられた長尺状の部材である。操作部材50は、パイプ状あるいは棒状の部材が用いられる。本実施形態では、パイプ状の部材が操作部材50として用いられる。操作部材50は、着脱部材30に対して接続した状態において、端部開口26よりも上方に突出しない範囲の長さとされている。そのため、排水マス10は、着脱部材30の着脱操作を行うとき以外でも、操作部材50を着脱部材30に装着したままの状態であっても、端部開口26に蓋(図示せず)を装着できないなどの不具合が起こらない。
続いて、排水マス本体20に対して着脱部材30を着脱する着脱操作の方法について説明する。先ず、排水マス本体20に対して予め取り付けられている着脱部材30を取り外す場合について、図3を参照しつつ説明する。
着脱部材30を取り外す場合には、先ず作業者が端部開口26から排水マス本体20の内側に上肢を差し入れ、非操作用装着部38bに装着されている操作部材50を取り外し、操作用装着部38aに付け替える(図3(a)参照)。これにより、操作部材50が、端部開口26の軸心位置近傍に到来しつつ、着脱部材30に接続された状態になる。このような状態にすることで、操作部材50の着脱操作が制限を受けることなく行えるようになる。
具体的には、非操作用装着部38bに操作部材50が装着された状態では、操作用装着部38aに操作部材50が装着された状態に比べ、着脱操作に伴う排水マス本体20の内周面と操作部材50との干渉の問題が生じにくい。すなわち、非操作用装着部38bに操作部材50を装着するより、操作用装着部38aに操作部材50を装着した方が、流入側接続口22や着脱部材30の軸線方向に対して交差する方向(略直交する方向)に操作部材50を作動させるためのスペースが大きく取れる。そのため、着脱部材30の取り外しに際し、操作部材50を非操作用装着部38bから操作用装着部38aに付け替える。
このようにして操作部材50の付け替えが完了した後、操作部材50を流入側接続口22及び着脱部材30の軸線周り方向に回動させる。これにより、当初は周溝42bの終端位置に存在していた着脱構造40の凸部44(図4(a)参照)が、周溝42bに沿って移動し、やがて導入溝42aが設けられた位置まで到達する(図4(b)参照)。このような状態において操作部材50を流入側接続口22及び着脱部材30の軸線方向に移動させると、図4(c)のように凸部44が導入溝42aの始端側に移動し、やがて図4(d)のように凸部44が導入溝42aから抜ける。これにより、図3(b)に示すように、着脱部34が流入側接続口22から抜き出された状態になる。この状態において、操作部材50を引き上げると、図3(c)に示すように端部開口26を介して着脱部材30が取り出された状態になる。着脱部材30を排水マス本体20から取り出した後、適宜操作部材50を取り外すなどすれば、清掃等のメンテナンスが行えるようになる。
一方、着脱部材30を流入側接続口22に取り付ける場合には、取り外し時とは逆の操作を行う。具体的には、先ず着脱部材30の操作用装着部38aに対して操作部材50を取り付ける(図3(c)参照)。このように非操作用装着部38bではなく操作用装着部38aに対して操作部材50を装着するのは、上述したのと同様に着脱操作のために操作部材50を回動等させるためのスペースを大きく確保するためである。
操作用装着部38aに対して操作部材50を取り付けた後、作業者が操作部材50を持って着脱部材30を排水マス本体20内に差し入れる。その後、着脱構造40をなす凸部44が案内溝42をなす導入溝42aの位置に到来するように位置合わせしつつ、着脱部34を流入側接続口22に臨ませる。また、操作部材50を介して、着脱部材30を流入側接続口22及び着脱部材30の軸線方向に移動させる。これにより、凸部44が案内溝42に差し込まれた状態になる。これに伴い、凸部44は、図4(d)の状態から図4(c)の状態になる。凸部44が案内溝42の終端に到達するまで着脱部材30を差し込んだ後(図4(b)参照)、操作部材50を用いて着脱部材30を軸線周り方向に回動させる。これにより、凸部44が周溝42bに沿って移動する。凸部44が周溝42bの終端に到達するまで着脱部材30を回動させると、図4(a)のような状態になり、着脱部材30が所定の姿勢で流入側接続口22に接続された状態になる。その後、操作用装着部38aに装着されていた操作部材50を取り外し、非操作用装着部38bに付け替えることにより、着脱部材30を流入側接続口22に装着する作業が完了する。
上述したように、本実施形態において例示した排水マス10は、長尺状の操作部材50を排水マス本体20内に差し入れることにより、着脱部材30の着脱操作を行える。そのため、排水マス10は、端部開口26から流入側接続口22までの高さが高く、作業者の手が届かないなど、着脱操作に対する阻害要因がある悪条件下においても、着脱操作を容易に行える。
また、上述した排水マス10においては、操作用装着部38aとは別に非操作用装着部38bが設けられており、適宜操作部材50を付け替えることができる。これにより、端部開口26を開いて排水マス本体20内の点検等を行う際に操作部材50が邪魔にならないようにすることができる。
上述した排水マス10においては、操作用装着部38aに操作部材50を接続した状態において、着脱部材30の着脱に要する操作部材50の作動範囲(図5の領域Xに相当)において排水マス本体20などの他部材と操作部材50とが干渉しない。具体的には、排水マス10においては、着脱操作に際して所定の回転範囲内での回転操作を行う必要があるが、操作用装着部38aに操作部材50を接続することにより回転範囲の全域において回転操作が許容される。そのため、排水マス10は、着脱部材30の着脱操作を容易かつスムーズに行える。
なお、本実施形態では、着脱部材30の着脱操作に際して干渉する可能性のある部材として排水マス本体20を想定し、操作用装着部38aの配置を最適化した例を示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、排水マス本体20とは別に着脱操作に際して操作部材50の作動範囲と干渉する懸念のある他部材がある場合には、その他部材の存在を考慮して操作用装着部38aの配置が規定されることが望ましい。
また、本実施形態では、着脱部材30として、着脱に際して回転操作を伴うものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、着脱部材30は、例えば流入側接続口22に着脱部34を抜き差しするだけで着脱操作を行えるものであっても良い。
また、上述した操作用装着部38aの配置とは異なり、非操作用装着部38bは、操作部材50を接続した状態において、着脱部材30の着脱操作に伴う操作部材50の作動範囲(図5の領域Xに相当)と排水マス本体20などの他部材とが干渉するように非操作用装着部38bの配置が規定されている。具体的には、排水マス10においては、着脱操作に際して所定の回転範囲内での回転操作を行う必要があるが、非操作用装着部38bに操作部材50を接続することにより回転範囲の一部又は全域において回転操作が許容される。そのため、着脱部材30の着脱操作に際し、意図的に操作部材を非操作用装着部から操作用装着部に付け替えねばならない。従って、排水マス10においては、誤操作等により意図せず装着部材が取り外されてしまうなど、予期せぬ不具合が生じるのを抑制できる。
また、本実施形態の排水マス10においては、操作用装着部38aが、非操作用装着部38bに対して端部開口26の開口領域の中央側に設けられている。そのため、排水マス10は、端部開口26の中央側にある広い領域を活用して着脱操作を行うことができ、着脱操作の作業効率をより一層向上させることができる。
また、本実施形態の排水マス10においては、非操作用装着部38bに操作部材50を取り付けることにより、操作部材50が排水マス本体20の内周面に沿うように配置された状態になる。また、端部開口26の開口形状が円状であるため、非操作用装着部38bに操作部材50を装着することで排水マス本体20の湾曲した内周面近傍に操作部材50が配置され、中央に広い空間が確保される。これにより、着脱部材30の着脱を行う必要がない点検作業などのために端部開口26を明けて排水マス本体20の内側を視認等した際に、操作部材50が邪魔になるのを防止できる。
なお、本実施形態では、着脱部材30の着脱を行う必要がないときに操作部材50を内周面に沿うように配置可能とした例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、点検等に支障を来すことなく操作部材50を配置しておける場所が他にあれば、その場所に配置しておくようにしても良い。また、本実施形態では、排水マス本体20が円状の開口形状を有するものを例示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、多角形の開口形状を有するものであっても良い。
本実施形態では、流入側接続口22に着脱部材30を着脱する例を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、流出側接続口24に着脱部材30を着脱するようにしても良い。
本実施形態の排水マス10は、排水マス本体20に着脱部材30を装着したタイプのものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。具体的には、例えば排水マス本体20の底側に泥溜め等のために別途バスケットを設けたものや、排水マス本体20の底側等にスリットや孔を設けたタイプのものなどであっても、上述した排水マス10と同様の構成を設けることにより、同様の効果が期待できる。
本実施形態においては、排水マス本体20として円筒状のものを採用し、操作部材50としてパイプ状あるいは棒状の部材を採用した排水マス10を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、排水マス本体20や操作部材50の形状等は上述したものに限定される訳ではなく、適宜変更可能である。
具体的には、例えば図6(a)に示すように、操作部材50は、立設部50aと張出部50bとを有する略T字型のものや略L字型のもの等、適宜のものとすることができる。また、排水マス本体20は、円筒状に限らず、図6(b),(c)のように角筒状のものなど、開口形状や断面形状が多角形のものであっても良い。
ここで、図6(a)に示した操作部材50と、図6(b),(c)に示したような排水マス本体20とを組み合わせた場合、操作部材50の取り付け姿勢によっては着脱部材30の着脱操作に支障が生じる可能性がある。具体的には、回動操作に伴い操作部材50が移動する方向(流入側接続口22や着脱部材30の軸線方向に交差する方向)に向けて張出部50bが張り出すように操作部材50が取り付けられた場合、着脱部材30の着脱に際して張出部50bが排水マス本体20の内壁面と干渉する懸念がある(図6(b)参照)。
また、図6に示した操作部材50と排水マス本体20とを組み合わせた場合、操作部材50の姿勢によっては非操作用装着部38bにうまく操作部材50を取り付けられなかったり、操作部材50の張出部50bが点検等の支障になる懸念もある。具体的には、張出部50bが流入側接続口22や着脱部材30の軸線方向に沿う方向に向いた姿勢とした場合、非操作用装着部38bと排水マス本体20の内壁面との間隔が狭いと、張出部50bが内壁面に干渉してしまう。また、仮に張出部50bが流入側接続口22等の軸線方向に沿う方向に向いた姿勢で操作部材50を非操作用装着部38bに取り付けられたとしても、排水マス本体20の内壁面側から中央側に向けて突出した状態になった張出部50bが点検等の支障となる懸念がある。
そのため、操作部材50や排水マス本体20を図6のような構成とする場合には、図6(c)に示すように、排水マス10は、操作用装着部38aに操作部材50を取り付ける際に、流入側接続口22等の軸線方向に沿う方向に向く姿勢でなければ取り付けられないような構成であることが望ましい。また、排水マス10は、非操作用装着部38bに操作部材50を取り付ける際に、流入側接続口22等の軸線方向に交差する姿勢でなければ取り付けられないような構成とすることが望ましい。
また、排水マス10は、図7に示すように、排水マス本体20を角筒状等のものとし、着脱部材30の取り付け対象となる流入側接続口22や流出側接続口24等の開口(本実施形態では流入側接続口22)が排水マス本体20の内壁面に対して近接した位置に偏在するように配置されたものであっても良い。ここで、排水マス10を図7に示すような構成とした場合、点検等の際に操作部材50が邪魔にならないようにすべく、排水マス本体20の隅に近い位置に操作部材50が配置されていることが好ましい。一方、着脱部材30の着脱作業を考慮すると、例えば着脱部材30の天面上の位置等に操作部材50を装着したままであると、操作部材50の作動領域Xにおいて操作部材50と排水マス本体20とが干渉してしまう可能性がある。そのため、排水マス10は、着脱部材30の着脱作業を行う場合には、作動領域Xを考慮して操作部材50の取り付け位置を変更可能であることが望ましい。
これらの点を考慮し、排水マス10は、例えば操作部材装着部38を図7に示すような形状とし、着脱部材30を装着した状態において非操作用装着部38bが排水マス本体20の隅に近い位置に到来するような構成であることが望ましい。また、排水マス10は、操作部材装着部38は、作動領域X内において操作部材50と排水マス本体20とが干渉しないように、干渉が懸念される位置にある排水マス本体20の内壁面から離れた位置に操作用装着部38aが配置されるような構成であることが望ましい。
上述したように、排水マス10は、非操作用装着部38bから操作用装着部38aに操作部材50を付け替えることで作動領域Xを縮小(例えば図6のケースに相当)あるいは移動(例えば図7のケースに相当)可能な構成とすることにより、着脱部材30の着脱操作性を向上させることができる。また、操作用装着部38aから非操作用装着部38bに操作部材50を付け替えることにより、操作部材50を点検等の支障とならない位置に移動可能な構成とすることにより、着脱部材30の着脱操作を行わないときにも操作部材50を適切な位置に配置させることができる。
本発明は、上述した第一実施形態、及び第二実施形態として例示した実施形態、及び各実施形態についての変形例として示したものに限定されるものではなく、特許請求の範囲を逸脱しない範囲でその教示および精神から他の実施形態があり得ることは当業者に容易に理解できよう。
本発明は、雨水マスや汚水マスなど、あらゆるタイプの排水マスにおいて好適に利用可能である。
10 :排水マス
20 :排水マス本体
22 :流入側接続口
26 :端部開口
30 :着脱部材
34 :着脱部
38 :操作部材装着部
38a :操作用装着部
38b :非操作用装着部
50 :操作部材

Claims (7)

  1. 筒状の排水マス本体と、
    前記排水マス本体の周面に設けられた周部開口に連通するように着脱可能な着脱部材とを有し、
    前記着脱部材が、
    前記周部開口に着脱される着脱部と、
    前記周部開口に対する前記着脱部の着脱作業に使用する操作部材が装着される操作部材装着部とを有し、
    前記排水マス本体の端部に設けられた端部開口から前記排水マス本体の内側に前記操作部材を差し入れることにより、前記排水マス本体の内側において前記着脱作業を行えるものであり、
    前記操作部材装着部が、操作用装着部と、非操作用装着部とを有し、前記操作用装着部と前記非操作用装着部との間で前記操作部材を付け替え可能とされていることを特徴とする排水マス。
  2. 前記操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記着脱部材の着脱に要する前記操作部材の作動範囲と他部材との干渉が回避されることを特徴とする請求項1に記載の排水マス。
  3. 前記非操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記着脱部材の着脱に要する前記操作部材の作動範囲と他部材とが干渉することを特徴とする請求項1又は2に記載の排水マス。
  4. 前記操作用装着部が、前記非操作用装着部に対して前記端部開口の開口領域の中央側に存在していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の排水マス。
  5. 前記非操作用装着部に前記操作部材を取り付けることにより、前記操作部材が前記排水マス本体の内周面に沿うように配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の排水マス。
  6. 前記端部開口の開口形状が円状であり、
    前記非操作用装着部が前記排水マス本体の内周面に隣接する位置に設けられており、
    前記操作用装着部が、前記非操作用装着部に対して前記端部開口の開口領域の中央側に設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の排水マス。
  7. 前記着脱作業が、前記周部開口の軸線周り方向に所定の回転範囲内での回転操作を伴うものであり、
    前記操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記回転範囲の全域において前記回転操作が許容され、
    前記非操作用装着部に前記操作部材を接続することにより、前記回転範囲の一部又は全部において前記回転操作が制限されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の排水マス。
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