JPS6022146Y2 - 排水装置 - Google Patents

排水装置

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Publication number
JPS6022146Y2
JPS6022146Y2 JP3958582U JP3958582U JPS6022146Y2 JP S6022146 Y2 JPS6022146 Y2 JP S6022146Y2 JP 3958582 U JP3958582 U JP 3958582U JP 3958582 U JP3958582 U JP 3958582U JP S6022146 Y2 JPS6022146 Y2 JP S6022146Y2
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JP
Japan
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flange
drain
diameter
fitting
mounting
Prior art date
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JP3958582U
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JPS58145378U (ja
Inventor
喬行 中山
Original Assignee
東陶機器株式会社
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Publication date
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Priority to JP3958582U priority Critical patent/JPS6022146Y2/ja
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【考案の詳細な説明】 本考案はシンク、貯水槽、洗面器、浴槽等の排水装置に
関する。
従来、この種の排水装置はシンク等に一般の排水金具の
フランジ径に適した排水口を開穿し、パツキンの形状を
決定しており、例えば第4図に示すようにシンク1内方
より排水口2に排水金具3′を嵌入して、その上端に設
けたフランジ部5′を排水口2の周囲に掛止すると共に
シンク1裏側からこの排水金具3′に締付具10′を、
垂直部30とその上下両端より外方へ突出する上側及び
下側の水平部31.32により断面形状を開口を外側に
向けるコ型に形成した環状のパツキン9′を介して螺着
して締付け、パツキン9′の下側水平部32上面を排水
口2下端面に密接せしめると共に上側水平部31上面お
よび外周縁をそれぞれ排水金具3′のフランジ部5′下
面および排水口2の表側周縁面に密接せしめている。
然る処、近年特にシンクの場合ディスポーザーを設置す
ることが多くなった。
ところが、ディスポーザーは外国製で、ディスポーザー
用排水金具のフランジ径は排水口径に比べてかなり小さ
く、そのため排水口径に合せるためのフランジが市販さ
れているが、適当なパツキンはなく、従来の排水装置の
パツキンをそのまま使用しているのが現状である。
即ち、従来のディスポーザーを設置する排水装置は例え
ば上記第4図に示すパツキン9′をそのまま使用して例
えば第5図に示すような構造となっている。
第5図のものについて説明すると、シンク1表側からは
ディスポーザー用排水金具3が、ディスポーザー取付用
上フランジ4に嵌入してそのフランジ部5下面をパツキ
ン8を介して上記ディスポーザー取付用上フランジ4に
密接掛止した状態で、排水口2に嵌入され、ディスポー
ザー取付用上フランジ4が排水口2周縁部に掛止してい
る。
また、シンク1裏側からはディスポーザー用排水金具3
の外周に、先に説明した第4図の排水装置のパツキン9
′デイスポーザー取付用下フランジ11、固定用上フラ
ンジ12、固定用下フランジ14が順次嵌められ、固定
用下フランジ14がリング13に掛止して抜は落ちを防
止されており、固定用下フランジ14にこれを厚さ方向
に貫通して螺着した締付ネジ16により固定用上フラン
ジ12を介してディスポーザー取付用下フランジ11及
びパツキン9′を押し上げて上下のディスポーザー取付
用フランジ4,11を夫々パツキン9′の上下水平部3
1.32を介して排水口2に締付固定すると共に、ディ
スポーザー用排水金具3下端にディスポーザー17を連
結している。
このため、パツキン9′の垂直部30とディスポーザー
用排水金具3の周面との隙間が大きく、従って、この排
水装置は締付ネジ16で締付けるとパツキン9′の上側
水平部31又は全体が内側に移動したり、垂直部30の
座屈等が生じパツキン9′がその機能を全く果さない。
本考案は上記問題を解消し、排水金具のフランジ径が排
水口径よりかなり小さな構造の場合にパツキンが確実に
その機能を果たすことができ、しかも排水口をどのよう
な材質によって形成しても完全にシールして水洩れが生
じないようにさせることを目的とするものである。
本考案の基本的な構成は排水口周縁部に掛止して排水金
具を嵌入掛止するフランジの内周縁と外周縁との中間に
段部を設け、このフランジと、排水口裏側より排水金具
外周に嵌め込んで排水金具を排水口に固定する締付具上
面のフランジとの間に介在せしめるパツキンを上記段部
の直径より僅かに大径な環状に形成された内側垂直部上
端と、この内側垂直部外方に適宜間隔を有して配置され
下端に外方へ突出する下側水平部を備えた外側垂直部上
端とを、内径が上記段部と略同径な上側水平部で連絡し
た構造となすことにより、内側垂直部を段部及び締付具
上面のフランジに接触させるものである。
以下、本考案の実施の一例を図に基づいて説明する。
この実施例は鋳鉄製のホーローシンクにディスポーザー
を設置する排水装置であり、シンク1は排水口2を下方
に湾曲して突出状に開設されており、ディスポーザー用
排水金具(以下排水金具3という)のフランジ径は上記
排水口2より可成り小径に形成されている。
そして、上記排水口2に排水金具3がディスポーザー取
付用上フランジ(以下取付用上フランジ4という)を介
してシンク1表側から嵌入掛止される。
取付用上フランジ4は排水金具3のフランジ部5を排水
口径に合せるための環状の板であり、外径が排水口2よ
り若干大径で、内径が排水金具3と略同径に形成される
と共にその内外円周縁間には内周縁から排水金具3のフ
ランジ部5の幅に相当する幅の部分を、その外方の部分
に対して一般へこませる段部6が形成されている。
排水金具3は円筒状でその上端には水平外方へ突出する
フランジ部5が設けられ、下端にはリング13が環装す
る溝13′が設けられており、取付用上フランジ4に嵌
入してフランジ部5を取付用上フランジ4に掛止する。
上記排水金具3のフランジ部5下面と取付用上フランジ
4上面との間には環状に形成された平らなパツキン8を
挟入介在させる。
また、排水金具3にはシンク1裏側からパツキン9、締
付具10及びリング13が順次嵌め込まれる。
締付具10はパツキン9の下面に接して嵌め込まれる取
付用下フランジ11、この取付用下フランジ11下面に
接する固定用上フランジ12、排水金具3外周面下端部
の嵌着固定したりング13に掛止して上方への移動を防
止された固定用下フランジ14よりなり、上記取付用下
フランジ11は排水口径より若干大径な外径を有腰固定
用下フランジ14はそれを厚さ方向に貫通する2つ以上
の螺子孔15を有して、この螺子孔15に締付ネジ16
を螺着している。
そして、この締付具10は締付ネジ16のねじ込みによ
り、固定用上フランジ12を介して取付用下フランジ1
1を押し上げて、これを排水口2の下端面にパツキン9
を介して圧接すると共に固定用下フランジ14を介して
排水金具3を引き下げて、これを取付用上フランジ4に
固定し、同時に取付用上フランジ4をパツキン9を介し
て排水口2の表側周縁部に圧接固定する。
而して、固定用下フランジ14の下端に断面略り型の爪
7が突出部を外方に向けて2個以上円周方向に同じ勾配
をもって一体的に設けられておリ、この爪7にディスポ
ーザー17上端に設けた掛止具18を掛止して排水金具
3にディスポーザー17を連結する。
断る構造は従来の排水装置と基本的に変るところはない
が、本考案は取付用上フランジ4と取付用下フランジ1
1との間に介在せしめるパツキン9の構造に特長がある
即ちパツキン9は取付用上フランジ4の段部6の径より
僅かに大径な内径と、上記取付用上フランジ4の外径と
略同径の外径を有する環状に形成された平らな板状の上
側水平部19の下面に内外二重の環状の垂直部20.2
1が垂下形成されると共に外側垂直部21の下端に沿っ
て水平外方へ突出する下側水平部22が形成されている
上記内外二重の垂直部20.21のうち内側垂直部20
は上側水平部19内周縁より若干外方に寄った位置に、
また外側垂直部21は上側水平部19の外周縁より若干
内方に寄った位置に夫々垂下しており、内側垂直部20
は取付用下フランジ11の内径と同径又は僅かに大径に
、外側垂直部21は排水口2の口径より若干小径に夫々
形成されている。
また外側垂直部21は内側垂直部20より若干長く形成
されると共にその外側面が中途部より上側水平部19の
外周縁に連絡する円弧状に形成されていらる。
尚、この垂直部は必ずしも内外二重にする必要はなく、
一体で垂下させてもよい。
この場合も垂直部外側より長く形成する。
上側水平部19の上面には内側垂直部20の直上、それ
より若干外方へ寄った位置及び外周縁より僅か内側へ寄
った位置の3個所に取付用上フランジ4の下面に当接す
る突条23,24,25が夫々数本平部19の全周に亘
って環状に形成される。
また下側水平部22は外径が上側水平部19の外径を略
同径になる程度に延びており、その上面には排水口2の
開口下端面に当接する突状26が全周に亘って環状に形
成されている。
而して、このパツキン9は上側水平部19上面の突状2
3,24,25が取付用上フランジ4の下面に、上側水
平部19の外周縁が排水口2の表側周縁面に密接すると
共に下側水平部22の突条26が排水口2の開口下端面
に当接しており、上側水平部19の外周縁と下側水平部
22の突条26で排水口2に沿う水洩れを、上側水平部
19の3つの突条23,24,25により取付用上フラ
ンジ4の下面に沿う水洩れをシールする またパツキン9は上側水平部19が取付用上フランジ4
の段部6に嵌まり込み締付具10の締付けにより内側垂
直部20の下面が取付用下フランジ11上面の圧着され
る。
このとき内側垂直部20の長さが外側垂直部21の長さ
より短かく形成されていることにより、取付用上下フラ
ンジ4,11がたわんでもたわんだ寸法分は、内側垂直
部20が短かくなっていることで吸収されるため、取付
用上フランジ4の外径がシンク1の排水口周縁部より浮
き上がることがなく、美しくおさまり、ゴミ等がつまる
こともない。
またそれぞれの突条23.24.25. 26に均等な
力が加わることになる。
本考案は上記の構成であるから以下の利点を有する。
(1)取付用上フランジと締付具上面のフランジとの間
に介在されるパツキンは上側水平部が取付用上フランジ
の段部に嵌まり込むと共に締付具の締付けにより内側垂
直部の下端が締付具上面のフランジに圧着されるので締
付具の締付けにより内側へ移動することがない。
(2)仮に取付用上フランジが若干たわみを生じてパツ
キン上側水平部の外側の突条部分に水洩れが生じても内
側の突条部分では完全に防止することができる。
(3)パツキンの内周縁近くに内側垂直部がありこれが
締付具の締付けにより下端を締付具上面のフランジに圧
着して取付用上フランジと締付具上面のフランジとの間
に介在される支柱として働き、上記2つのフランジを補
強して2つのフランジのたわみを防止するのでシール部
の密着度は損われず、確実なシールが期待できる。
また内側垂直部が外側垂直部より短くなっているので取
付用上フランジのたわみを吸収し、取付用上フランジが
排水口周縁部より浮き上がることもない。
(4)上記(1)〜(3)により、排水金具フランジ径
が排水口径より可成り小さく、排水金具フランジ径を補
なって排水口径に合せる取付用上フランジと締付具上面
のフランジとが可成り離れている排水装置において水洩
れを完全に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案排水装置をディスポーザー付シンクに実
施した場合を示す斜視図、第2図は要部の縦断面図、第
3図は本考案の主要な構成要素であるパツキンの斜視図
で一部切欠して示しである。 第4図は従来の一般的な排水装置の一例を示す縦断面図
、第5図は従来のディスポーザーを設置した排水装置の
一例を示す断面図である。 図中、2・・・・・・排水口、3・・・・・・排水金具
、4・・・・・・取付用上フランジ、6・・・・・・段
部、9・・・・・・パツキン、10・・・・・・締付具
、11・・・・・・取付用下フランジ、19・・・・・
・上側水平部、20・・・・・・内側垂直部、21・・
・・・・外側垂直部、22・・・・・・下側水平部、2
3.24,25・・・・・・上側水平部の突条、26・
・・・・・下側水平部の突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フランジ径が排水口径より小径な排水金具と、排水口径
    より大径な外径と排水金具のフランジ径より若干小径で
    排水金具の大体径より大径な内径を有し、排水金具を嵌
    入して排水口表側から排水口周縁部に掛止する取付用上
    フランジと、排水口裏側から排水金具外周に嵌められ排
    水金具を排水口に固定する締付具と、締付具上面に配備
    される取付用下フランジと、前記上下2つの取付用フラ
    ンジ間に介在される環状のパツキンを備え、上記取付用
    上フランジは径方向中間部に内側を低くする環状の段部
    を有し、パツキンは取付用上フランジの外径に略相当す
    る外径と段部径に略相当する環状の上側水平部とその下
    面に遠吠に垂下形成された垂直部と、外側垂直部の下端
    から水平外側に突出する下側水平部とを有し、上側水平
    部上面には取付用上フランジ下面の外側と内側に密接す
    る2つ以上の環状の突条を設け、また垂直部の下端は上
    側水平部からの長さを外側より内側を短かくしたことを
    特徴とする排水装置。
JP3958582U 1982-03-19 1982-03-19 排水装置 Expired JPS6022146Y2 (ja)

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JP3958582U JPS6022146Y2 (ja) 1982-03-19 1982-03-19 排水装置

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JP3958582U JPS6022146Y2 (ja) 1982-03-19 1982-03-19 排水装置

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Publication Number Publication Date
JPS58145378U JPS58145378U (ja) 1983-09-30
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ID=30050866

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JP3958582U Expired JPS6022146Y2 (ja) 1982-03-19 1982-03-19 排水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5348621B2 (ja) * 2010-04-19 2013-11-20 Toto株式会社 床排水口の取付構造

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JPS58145378U (ja) 1983-09-30

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