JPS6242044Y2 - - Google Patents

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JPS6242044Y2
JPS6242044Y2 JP14869482U JP14869482U JPS6242044Y2 JP S6242044 Y2 JPS6242044 Y2 JP S6242044Y2 JP 14869482 U JP14869482 U JP 14869482U JP 14869482 U JP14869482 U JP 14869482U JP S6242044 Y2 JPS6242044 Y2 JP S6242044Y2
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JP
Japan
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frame
wall material
piece
opening
fitting groove
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JP14869482U
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JPS5951946U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案はバスルームユニツトの壁点検口の構
造、殊にその防水構造に関するものである。
[背景技術] 壁裏面側の配管類の点検のために設けられる点
検口は、なるべく水栓類の配管ジヨイント部が望
ましく、また点検しやすい場所がよい。このため
に、バスタブ10や洗面器11、水栓12を備え
たバスルームユニツトでは、第1図に示すよう
に、洗面器11の下方などに点検口1を設けるこ
とになる。この場合、点検口1には湯水がかかり
やすいので、防水構造としておかなくてはならな
いのであるが、従来の点検口1はその開口2を閉
じる蓋体4が鉄板であれば第2図に示すように蓋
体4の全外周縁にパツキン15を取り付けて蓋体
4をビス16で壁材17に固定したり、第3図に
示すように、合成樹脂成形品として形成された蓋
体4の背面側に凹溝18を設けてこの凹溝18に
パツキン19を入れて、壁材17にビス止めし、
パツキン19を壁材17に押し当てていたのであ
るが、第2図に示すものにおいては同図b,cに
示すように、ビス16の間でパツキン15がゆる
んで隙間20が生じることがあり、第3図に示す
ものにおいては同図bに示すように、パツキン1
9の反発力で蓋体4がビス16間でたわんで隙間
が生じることがあつた。
これらの隙間による防水性の低下はシリコンシ
ーリング剤の充填で補えるものの、このような手
間をかけなくてはならないのは問題であり、また
ビスの頭が露出したり、パツキンが露出したりす
るのは、デザイン上見苦しいものであつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは防水性が高く、また
デザイン面でも好ましい結果を得ることができる
バスルームユニツトの壁点検口の構造を提供する
にある。
[考案の開示] しかして本考案は、壁材に設けられた開口の開
口縁全周にわたつて取り付けられる枠と、この枠
に装着されて枠及び壁材の開口を覆う蓋体と、枠
と壁材との間に配設されるシール材と、枠と蓋体
との間に設けられるシール片とからなり、壁材表
面に背面を接して固着される枠は、この固着部よ
りも外周側全周に設けられた表面側に突出する段
部と壁材との間に上記シール材を介装していると
ともに、固着部よりも内周側において表面側に開
口する嵌合溝を全周にわたる環状のものとして備
えて、嵌合溝内に全周にわたり上記シール片を突
出させており、枠の外寸より大きなものとして形
成されて枠全体及び壁材の開口を覆うとともに周
縁を壁材表面に接触させる蓋体は、嵌合溝内に挿
入されてシール片と接する環状の嵌合片を備えて
いることを特徴として、この点を上記従来例の問
題点を解決する技術手段としているものであり、
壁材とこの壁材に固着される枠との間をシール材
で、そして枠を覆つてしまう蓋体と枠との間をこ
の蓋体における嵌合片が嵌まる枠の嵌合溝に配設
されたシール片で防水するものとしたものであ
る。
以下本考案を第4図以下に示す図示の実施例に
基づいて詳述すると、図中4は蓋体、3は枠であ
り、壁材17に設けた開口2の開口縁全周に取り
付けられる枠3は、ポリ塩化ビニル樹脂などの成
形品として形成されたもので、第5図に示すよう
に、外周縁に表面側に突出する段部を形成するこ
とでその背面側にシール材受け溝21が設けら
れ、内周部に表面側に開口する嵌合溝7を全周に
わたる環状のものとして備えており、内周部が開
口2内に嵌まり込む状態で、ビス16によつて壁
材17に固定される。そしてこの枠3の上記嵌合
溝7には、その全周にわたり、複数条の軟質ポリ
塩化ビニル樹脂のような軟質材よりなるシール片
6を備えている。尚、このシール片6は硬質であ
る枠3と一体に同時に成形されたものである。
一方蓋体4はその背面側に嵌合溝7に挿入され
てシール片6と接触する環状の嵌合片8を備えて
おり、またこの嵌合片8よりも外周側においては
覆い部9が一体に設けられているもので、枠3の
外寸より大きなものとなつている。
しかして枠3は、そのシール材受け溝21と壁
材17との間にシール材5が配設された状態で、
シール材受け溝21よりも内周側のところがビス
16によつて壁材17に固着されて、この部分の
背面が壁材17表面に接触するとともに、シール
材5が壁材17に押し付けられるものであり、こ
の時、嵌合溝7が設けられている内周部は、壁材
17の開口部2内に嵌まり込む。枠3の周縁と壁
材17との間からの水の侵入は、シール材5によ
つて防がれる。
そして蓋体4はその嵌合片8を枠3の嵌合溝7
内に嵌め込むことによつて、その周縁が壁材17
の表面に接する状態で枠3に取り付けられて、枠
3及び壁材17の開口2を覆うものであり、この
時、嵌合溝7内のシール片5に嵌合片8が接触す
ることで、蓋体4の外周部の覆い片9と枠3との
間から侵入した水が、壁材17の開口2にまで至
ることを防ぐ。
[考案の効果] 以上のように本考案においては蓋体の取り付け
を枠を介して行なつているものであり、そして枠
の外周部と壁面との間はシール材で防水を行な
い、枠に設けられた表面側に開口する嵌合溝内に
嵌め込まれる嵌合片と、嵌合溝内に設けられて嵌
合片に接触するシール片とにて、枠と蓋体との間
の防水を行なつているものであつて、確実な防水
性を得ることができるものであり、しかも枠はそ
の背面が壁材表面に接するように固着されるため
に、枠自体がたわむことはほとんどなく、蓋体に
しても、枠における表面側に開口する嵌合溝内に
嵌め込まれる嵌合片がシール片と接触する構成と
なつているために、このシール片のためにたわん
で枠との間に隙間を生じさせることはなく、この
点においても確実な防水性を得ることができるも
のであり、加えるに、枠の取り付けにビスを用い
ても、このビスの頭部は蓋体によつて隠されてし
まうものであつて、デザイン面でも好ましい結果
を得られるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はバスルームユニツトの部分斜視図、第
2図a,b,c及び第3図a,bは夫々従来例の
説明図、第4図は本考案一実施例の分解斜視図、
第5図は同上の要部拡大断面図であり、1は点検
口、2は開口、3は枠、4は蓋体、5はシール
材、6はシール片、7は嵌合溝、8嵌合片を示
す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁材に設けられた開口の開口縁全周にわたつて
    取り付けられる枠と、この枠に装着されて枠及び
    壁材の開口を覆う蓋体と、枠と壁材との間に配設
    されるシール材と、枠と蓋体との間に設けられる
    シール片とからなり、壁材表面に背面を接して固
    着される枠は、この固着部よりも外周側全周に設
    けられた表面側に突出する段部と壁材との間に上
    記シール材を介装しているとともに、固着部より
    も内周側において表面側に開口する嵌合溝を全周
    にわたる環状のものとして備えて、嵌合溝内に全
    周にわたり上記シール片を突出させており、枠の
    外寸より大きなものとして形成されて枠全体及び
    壁材の開口を覆うとともに周縁を壁材表面に接触
    させる蓋体は、嵌合溝内に挿入されてシール片と
    接する環状の嵌合片を備えているバスルームユニ
    ツトの壁点検口の構造。
JP14869482U 1982-09-30 1982-09-30 バスル−ムユニットの壁点検口の構造 Granted JPS5951946U (ja)

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JP14869482U JPS5951946U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 バスル−ムユニットの壁点検口の構造

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JP14869482U JPS5951946U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 バスル−ムユニットの壁点検口の構造

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JPS5951946U JPS5951946U (ja) 1984-04-05
JPS6242044Y2 true JPS6242044Y2 (ja) 1987-10-28

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ID=30330288

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JP14869482U Granted JPS5951946U (ja) 1982-09-30 1982-09-30 バスル−ムユニットの壁点検口の構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009057711A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Yoshino Sangyo Kk 壁体の点検口構造
JP6576670B2 (ja) * 2014-09-18 2019-09-18 フクビ化学工業株式会社 点検口装置

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JPS5951946U (ja) 1984-04-05

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