JPH0316936Y2 - - Google Patents

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JPH0316936Y2
JPH0316936Y2 JP10854786U JP10854786U JPH0316936Y2 JP H0316936 Y2 JPH0316936 Y2 JP H0316936Y2 JP 10854786 U JP10854786 U JP 10854786U JP 10854786 U JP10854786 U JP 10854786U JP H0316936 Y2 JPH0316936 Y2 JP H0316936Y2
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JP
Japan
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cover
pipe
mouth
wastewater pipe
fitting body
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JP10854786U
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JPS6314669U (ja
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は床面下に配設された汚水管を掃除する
ため該管口部に設けられる掃除口用覆閉具の改良
に関する。
〔従来の技術〕
汚水管に設けられる掃除口具は、例えば実公昭
5−31109号、同60−15813号公報に示されている
のであり、第3図に示すようにこれらの掃除口具
本体1は、金属製のフランジ部材2と合成樹脂製
の筒部材3の二部材で構成し、両者をネジその他
の手段で一体に結合することにより形成している
のであり、然して上記フランジ部材2の上部に設
けたフランジ部2aを床材4の表面に露出させる
ようにして下部の筒部材3を接着剤5により床面
下の汚水管6に挿入固着すると共に、上記フラン
ジ部材2の内周低位部に突設した受部2b上に蓋
体7を施蓋せしめ、この蓋体を着脱することで汚
水管6に通じる口部8を開閉させるようにしてい
るのである。
このように従来のこの種掃除口具は、床面に露
出するフランジ部2aを踏みつけ力に耐えしめる
よう金属製としてその強度を保たせ、これに一体
結合される筒部材3は合成樹脂製の汚水管6に対
する接着を確実ならしめるため合成樹脂材で形成
させるようにしているのである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで前記従来のものは、床面上に露出する
一方の蓋体7は掃除の際に取外されるのである
が、他方のフランジ部2aは周囲を床面に設けた
凹部4′内に埋めこませた状態として所定位置へ
半永久的に嵌設されるのである。
従つてこの掃除口具本体1を汚水管6に装着施
工するに当たつて上記フランジ部2aの周囲にタ
イル張りする際、該タイルの内縁をフランジ部2
aの外周に沿うように配置しなければならないの
であり、つまりタイルによつて上記凹部4′の内
周を形成させる必要上、タイルの切断調整、配列
工事そのものが面倒となるばかりか、加工、組立
に多くの手数がかかるのである。
本考案は上記した実情に鑑みてなしたもので、
従来のフランジ部と蓋体を一体に形成することに
よりこの種掃除口具を安価に供給させると共に、
施蓋時に際して汚水管の口部はもとより、その周
辺の床面上を覆わしめることによつて前記タイル
の施工なかんづく該タイルによる凹部4′内周の
形成を容易ならしめることを目的とするのであ
る。
〔問題点を解決する手段〕
本考案の掃除口用覆閉具は、覆閉具本体が金属
製の覆蓋と該覆蓋の下面に同芯状として一体に連
設した合成樹脂製の嵌合体よりなり、覆蓋は上記
汚水管口部への施蓋時に際して外周縁を該汚水管
の周囲に配置されたタイル面上に当接させる直径
とした皿板状に形成し、さらに嵌合体は上記汚水
管口部に嵌脱自在とし、かつ外側全周面を該汚水
管の内周面へ弾力的に接触させうるよう形成した
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
本考案によれば、汚水管の口部に嵌合体を嵌合
させて覆蓋の外周縁がタイル床面上に当接するま
で上記嵌合体を押しこむことで汚水管口部を覆閉
しうるとともに、該汚水管の周囲に配置されてい
るタイルの内縁部がカバーされるので、この汚水
管の周囲におけるタイルの内縁を不整一の状態と
して配置工事を行いうるのである。なお、掃除の
際は覆蓋と共に嵌合体を汚水管口部より取り外せ
ばよいのである。
〔実施例〕
次に本考案を図の実施例について説明すると、
第1,2図において11は合成樹脂製の汚水管
で、口部11′がタイル12によつて形成した床
面12′よりやや低くなるよう該床面下方に垂直
状として埋設されている。13は上記汚水管の口
部11′を閉塞させる覆閉具本体で、金属製の覆
蓋14と該蓋の下面に同芯状として継杆15によ
り一体に連設せしめた合成樹脂製の嵌合体16に
より構成され、一方の覆蓋14は施蓋時において
口部11′の上方を含めて該口部の外部周辺に配
置したタイル12の床面12′に当接させうるよ
う外径D1を汚水管11の外径D2より径大ならし
めると共に、外周縁14′がわの上面が下方に傾
斜するよう倒皿形の円板状に形成せしめられ、さ
らに他方の嵌合体16は倒椀形に形成することに
より外側周壁16′を上記汚水管11の内周面へ
弾力的に接触させるようになし、かつ上記汚水管
の口部11′内に向けて嵌合させ易いよう該周壁
の下方部が円弧状イに形成されているのである。
17は覆蓋14における外周縁14′の下面適所
に半径方向として設けしめたドライバー類差込用
の切欠部である。
上記構成を有する覆閉具本体13は、汚水管1
1の口部11′内へ嵌合体16を嵌合させ、次い
で上部の覆蓋14を押し下げて外周縁14′を汚
水管周囲のタイル床面12′に当接させることで
装着しうるのであり、これにより汚水管の口部1
1′を密封状態として閉塞しうると共に、上記覆
蓋の外周縁14′によつて汚水管の口部周辺のタ
イル12の内縁をカバーしうるのである。従つて
施蓋時に際して覆蓋14によつてカバーされる上
記タイル12の内縁を第2図のように不整一のま
まとなし得て、従来のように露出されることによ
り奇麗に整列配置する面倒な手間が省かれるので
あり、さらに覆蓋14は金属製とされていること
により踏みつけ圧に耐えしめうると共に従来のよ
うに接着剤を用いる必要がないのである。
なお、掃除の際は切欠部17にドライバー類を
差しこむことによつて覆蓋14をこじあけると嵌
合体16も同時に除去しうるので汚水管口部1
1′を全面的に開放させることができるのである。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、覆閉具本体の覆蓋が従来のフランジ部と蓋体
に分離させて形成するのと異なりこの両者が一体
とされているので加工が容易となるばかりか、施
蓋時においてこの覆蓋外周縁によつて汚水管周囲
のタイル床面がカバーされることになるので、施
工時に際して上記汚水管周囲のタイルの配列設置
に面倒な手間をかける必要がなくなり施工をそれ
だけ簡易ならしめうるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の要部縦断側面図、第2図は同
平面図、第3図は従来の一部切断側面図である。 11は汚水管、11′は汚水管口部、12はタ
イル、12′は床面、13は覆閉具本体、14は
覆蓋、14′は外周縁、16は嵌合体、16′は周
壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 汚水管の口部を閉塞させる覆閉具本体が、金属
    製の覆蓋と該覆蓋の下面に同芯状として一体に連
    設した合成樹脂製の嵌合体よりなり、覆蓋は上記
    汚水管口部への施蓋時に際して外周縁を該汚水管
    の周囲に配置されたタイル面上に当接させる直径
    とした皿板状に形成し、さらに嵌合体は上記汚水
    管口部に嵌脱自在とし、かつ外側全周面を該汚水
    管の内周面へ弾力的に接触させうるよう形成した
    ことを特徴とする汚水管の掃除口用覆閉具。
JP10854786U 1986-07-14 1986-07-14 Expired JPH0316936Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10854786U JPH0316936Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10854786U JPH0316936Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6314669U JPS6314669U (ja) 1988-01-30
JPH0316936Y2 true JPH0316936Y2 (ja) 1991-04-10

Family

ID=30985847

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JP10854786U Expired JPH0316936Y2 (ja) 1986-07-14 1986-07-14

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JPS6314669U (ja) 1988-01-30

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