JP2544156Y2 - ユニットバスの点検口 - Google Patents

ユニットバスの点検口

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JP2544156Y2
JP2544156Y2 JP1991006255U JP625591U JP2544156Y2 JP 2544156 Y2 JP2544156 Y2 JP 2544156Y2 JP 1991006255 U JP1991006255 U JP 1991006255U JP 625591 U JP625591 U JP 625591U JP 2544156 Y2 JP2544156 Y2 JP 2544156Y2
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JP
Japan
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trap
apron
support rod
unit bus
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JP1991006255U
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Inventor
伸一 平井
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株式会社イナックス
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  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ユニットバスにおいて
設けられるトラップ点検窓の開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のユニットバスにおいて、排水トラ
ップの部分が浴槽の下方に配置されている浴槽床パンの
部分に設けられており、該排水トラップがエプロンより
も奥に位置されている為に、該エプロンの一部または、
エプロンの側方にトラップ点検窓を配置した技術は公知
とされているのである。そして、該従来のトラップ点検
窓の場合には、図8・図9・図10・図11に示す如
く、支持構成されていたのである。図8は押圧片21・
22によりトラップ点検窓1を固定すべく構成した従来
技術の平面断面図、図9は枢支ピン23・24によりト
ラップ点検窓1を枢支した従来技術の平面断面図、図1
0は内側押圧片25・26により、トラップ点検窓1を
固定した従来技術の平面断面図、図11は固定ボルト2
7・28により固定した従来技術の平面断面図である。
【0003】
【考案が解決すべき課題】該上記従来技術に示す如く、
従来のトラップ点検窓1は、一方は、ユニットバスの壁
部に近い部分に固定されているが、他方はエプロン7の
一部にその固定部分を具備していたのである。実施例に
おいて、押圧片22・枢支ピン24・内側押圧片26・
固定ボルト28は、それぞれユニットバス壁部32から
突出した部材に支持されている。しかし、他方の押圧片
21・枢支ピン23・内側押圧片25・固定ボルト27
は、それぞれ浴槽8の前に配置されたエプロン7の端部
に固定されていたのである。故に、該エプロン7を脱着
可能に構成した場合には、トラップ点検窓1の一端を支
持する部分が無くなるという不具合があったのである。
また、図9や図11の場合には、トラップ点検窓1を外
す場合にも、エプロン7を外す場合にも、何方の場合に
も、固定ボルト27と枢支ピン23を外す必要があり、
トラップ点検窓1を開放したり、エプロン7を開放した
りする操作が面倒な操作となっていたのである。本考案
は、ユニットバスにおいてエプロン7を脱着可能とした
場合に、トラップ点検窓1の支持が困難となるのを解消
し、トラップ点検窓1の支持は、脱着可能なエプロン7
とは無関係状態に構成したものである。
【0004】
【課題を解決する手段】本考案の解決すべき課題は以上
の如くであり、次に該課題を解決する手段を説明する。
排水トラップが浴槽の下方に配置され、浴槽の側面を被
覆するエプロンを脱着可能とし、該エプロンの一部また
はエプロンの側方に、脱着可能としたトラップ点検窓を
設けたユニットバスにおいて、該ユニットバスのユニッ
トバス壁部より、エプロンの側に点検窓支持杆を突出
し、該点検窓支持杆にトラップ点検窓を係止固定すべく
構成したものである。
【0005】
【作用】次に本考案の作用を説明する。本考案のユニッ
トバスにおいては、洗い場パン9の側には排水口が開口
されており、該排水口の上に排水濾過蓋4が被覆されて
いる。該排水濾過蓋4により濾過された排水が排水樋3
1から排水連通樋16を通じて排水トラップ3に入り、
住宅の外に排水される。該排水トラップ3が目詰まりを
発生したり、汚れたりした場合に清掃を行う必要があ
り、排水濾過蓋4の部分の側方にトラップ点検窓1が設
けられているのである。そして、該トラップ点検窓1
は、引っ張ることにより簡単に開放でき、かつ閉鎖した
場合には、デザイン性の向上の為に、該エプロン7と同
列であるように見える必要があり、また開閉が容易に出
来る必要がある。該トラップ点検窓1を開けることによ
り、排水トラップ3が露出するので、該排水トラップ3
の清掃と目詰まりの除去を行うことが出来るのである。
【0006】
【実施例】本考案の実施例を説明する。図1は本考案の
ユニットバスの斜視図、図2はトラップ点検窓1の部分
の正面断面図、図3はトラップ点検窓1と点検窓支持杆
5の部分の平面断面図、図4は同じく点検窓支持杆5の
斜視図、図5は点検窓支持杆の他の実施例を示す排水ト
ラップ3側からの斜視図、図6は同じく点検窓支持杆1
1とトラップ点検窓1の部分の側面断面図、図7は点検
窓支持杆11の斜視図である。図1においてユニットバ
スの構成を説明する。ユニットバスは洗い場パン9と浴
槽床パン30と浴槽8により構成されており、該床パン
構造の上にユニットバス壁部32を載置して固定してい
る。そして、本実施例のユニットバスは、シャンプーや
石鹸やリンス等の洗面用具を載置する洗い場カウンター
6を配置している。該洗い場カウンター6の下の、洗い
場パン9の部分に排水濾過蓋4を配置し、該排水濾過蓋
4の下方に排水樋31が設けられており、前述の排水連
通樋16を経て、浴槽床パン30に設けられた排水トラ
ップ3に排水を案内している。該排水トラップ3の部分
は、浴槽8の下であり、またエプロン7の裏側であるの
で、非常に清掃の困難な部分であるから、洗い場カウン
ター6の下方のエプロン7の一部をトラップ点検窓1と
して構成しているのである。該トラップ点検窓1はエプ
ロン7の一部であっても良いし、エプロン7の側方に別
に設けたトラップ点検窓1であっても良いものである。
【0007】図2・図3・図4に示す実施例について説
明する。本考案は、浴槽8の前面を被覆するエプロン7
が脱着可能に構成されている場合において、エプロン7
を外すとトラップ点検窓1も外れることから、エプロン
7の脱着とトラップ点検窓1の脱着を、並行して行う必
要があるのを解消するものである。トラップ点検窓1を
支持する点検窓支持杆5を、エプロン7に支持しないよ
うに構成したものである。即ち、図2・図3・図4の実
施例においては、点検窓支持杆5は両方に設けた取付ブ
ラケット17・18の部分を、一方は洗い場カウンター
6の端部に固定し、他方はユニットバス壁部32に固定
している。該洗い場カウンター6の端部とユニットバス
壁部32に固定可能なように、点検窓支持杆5は図4に
示す如く構成している。そして、該点検窓支持杆5の上
に、トラップ点検窓1に設けた押圧係止弾性片14・1
5の部分を、上方から押圧嵌入している。故に、トラッ
プ点検窓1は強く上方へ押すことにより、点検窓支持杆
5から取外しも可能であるが、取り外さなくとも、点検
窓支持杆5を中心に押圧係止弾性片14・15を回動す
ることにより、トラップ点検窓1の下端のみを手前側に
回動して開放することも出来るのである。
【0008】次に図5・図6・図7の実施例について説
明する。該実施例の場合には、点検窓支持杆11を片持
ち支持すべき構成としている。該トラップ点検窓1の一
端に取付ブラケット13を設け、該取付ブラケット13
の部分をユニットバス壁部32に固定している。該点検
窓支持杆11の他端は支持していないのである。そして
該点検窓支持杆11にトラップ点検窓1の押圧係止弾性
片14・15の部分を上方から係止し、該点検窓支持杆
11を中心にトラップ点検窓1の下端を開放回動可能と
している。また押圧係止弾性片14・15の部分を点検
窓支持杆11から外すことにより、取外し可能である点
は、前述の実施例と同じである。
【0009】
【考案の効果】本考案は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。第1に、脱着可能とした
エプロン7を、浴槽8の下方の清掃の為に外す場合にお
いて、トラップ点検窓1はエプロン7とは独立して支持
されているので、そのまま外す必要は無いのである。故
にエプロン7の脱着が簡単に出来るのである。第2に、
点検窓支持杆5や11を取り付ける場合において、エプ
ロン7を取り付ける以前に取付することが出来るので、
ユニットバスの組立施工工事において、点検窓支持杆5
や11の組立が容易に出来るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のユニットバスの斜視図である。
【図2】トラップ点検窓1の部分の正面断面図である。
【図3】トラップ点検窓1と点検窓支持杆5の部分の平
面断面図である。
【図4】同じく点検窓支持杆5の斜視図である。
【図5】点検窓支持杆の他の実施例を示す排水トラップ
3側からの斜視図である。
【図6】同じく点検窓支持杆11とトラップ点検窓1の
部分の側面断面図である。
【図7】点検窓支持杆11の斜視図である。
【図8】押圧片21・22によりトラップ点検窓1を固
定すべく構成した従来技術の平面断面図である。
【図9】枢支ピン23・24によりトラップ点検窓1を
枢支した従来技術の平面断面図である。
【図10】内側押圧片25・26により、トラップ点検
窓1を固定した従来技術の平面断面図である。
【図11】固定ボルト27・28により固定した従来技
術の平面断面図である。
【符号の説明】
1 トラップ点検窓 3 排水トラップ 4 排水濾過蓋 5 点検窓支持杆 6 洗い場カウンター 7 エプロン 8 浴槽 9 洗い場パン 11 点検窓支持杆 14,15 押圧係止弾性片 30 浴槽床パン 31 排水樋 32 ユニットバス壁部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水トラップが浴槽の下方に配置され、
    浴槽の側面を被覆するエプロンを脱着可能とし、該エプ
    ロンの一部またはエプロンの側方に、脱着可能としたト
    ラップ点検窓を設けたユニットバスにおいて、該ユニッ
    トバスのユニットバス壁部より、エプロンの側に点検窓
    支持杆を突出し、該点検窓支持杆にトラップ点検窓を係
    止固定すべく構成したことを特徴とするユニットバスの
    点検口。
JP1991006255U 1991-02-15 1991-02-15 ユニットバスの点検口 Expired - Lifetime JP2544156Y2 (ja)

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JPH04105162U JPH04105162U (ja) 1992-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0546718Y2 (ja) * 1988-01-07 1993-12-07
JPH0637751Y2 (ja) * 1988-03-02 1994-10-05 積水化学工業株式会社 洗い場付き浴槽セット

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JPH04105162U (ja) 1992-09-10

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