JP2547217Y2 - 食器洗い機 - Google Patents
食器洗い機Info
- Publication number
- JP2547217Y2 JP2547217Y2 JP1987058103U JP5810387U JP2547217Y2 JP 2547217 Y2 JP2547217 Y2 JP 2547217Y2 JP 1987058103 U JP1987058103 U JP 1987058103U JP 5810387 U JP5810387 U JP 5810387U JP 2547217 Y2 JP2547217 Y2 JP 2547217Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- washing
- tableware
- opening
- door
- basket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Washing And Drying Of Tableware (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、一般家庭などにおいて使用する食器洗い機
に関するものである。
に関するものである。
従来の技術 従来の食器洗い機は、第3図および第4図に示すよう
な構造を有している。すなわち、洗浄庫1の内部にレー
ル2が配設され、そのレール2の上に食器かご3が載置
される。食器かご3は、多くの食器4を一度にセットす
るために、洗浄庫1の内壁面1aに沿うように形成され、
かつ食器かご3の前側底部3aも、後側底部3bも、移動車
輪5の位置の関係からほぼ同じ高さで形成されている。
また洗浄庫1の前面開口部1bの扉6内面6aは、洗浄終了
後食器かご3の移動車輪5が洗浄庫1の内部のレール2
の上から、機外へ取り出されるときのガイドの機能を有
している。また扉6の開閉支点7は、洗浄庫1の内部前
壁1cに近接した位置にある。前記レール2の下方には食
器4へ洗浄水を噴射する洗浄ノズル8が配設され、さら
にその下方に前記洗浄ノズル8へ洗浄水を圧送するポン
プ装置9が設けられている。また前記レール2の下方の
扉6の近傍に、洗浄庫の内部の洗浄水中の残菜を濾別し
て収集する残菜フィルター10が設けられている。
な構造を有している。すなわち、洗浄庫1の内部にレー
ル2が配設され、そのレール2の上に食器かご3が載置
される。食器かご3は、多くの食器4を一度にセットす
るために、洗浄庫1の内壁面1aに沿うように形成され、
かつ食器かご3の前側底部3aも、後側底部3bも、移動車
輪5の位置の関係からほぼ同じ高さで形成されている。
また洗浄庫1の前面開口部1bの扉6内面6aは、洗浄終了
後食器かご3の移動車輪5が洗浄庫1の内部のレール2
の上から、機外へ取り出されるときのガイドの機能を有
している。また扉6の開閉支点7は、洗浄庫1の内部前
壁1cに近接した位置にある。前記レール2の下方には食
器4へ洗浄水を噴射する洗浄ノズル8が配設され、さら
にその下方に前記洗浄ノズル8へ洗浄水を圧送するポン
プ装置9が設けられている。また前記レール2の下方の
扉6の近傍に、洗浄庫の内部の洗浄水中の残菜を濾別し
て収集する残菜フィルター10が設けられている。
考案が解決しようとする問題点 しかし、上記のように形成された食器かご3において
は、扉6を開いたときの扉6の内面6aの下端部6bと食器
かご3の前側底部3aとの間に形成される隙間Hが小さ
く、洗浄終了後最初にそのままの状態で残菜フィルター
10を取り出すことができない。したがって、前記残菜フ
ィルター10を取り出すには、扉6を開いてその内面6aの
上まで食器かご3を引き出して、食器4を別の場所に置
きかえるか、食器かご3の全体を別の場所に置きかえる
かする必要があり、労力がいるばかりか、非常に面倒で
あった。また仮りに前者の方法で残菜フィルター10を取
り出そうとすると、手を洗浄庫1の内部の奥の方へ無理
にまわさねばならず、操作が難しく、しかも食器かご3
の上を通過させることになるため、雫が食器かご3の上
に落ちることもあり不衛生になることもあった。さらに
上記のような状態であるため、つい残菜フィルター10の
掃除を忘れることがあり、臭いやポンプ装置9の故障の
原因となるなどの問題点もあった。
は、扉6を開いたときの扉6の内面6aの下端部6bと食器
かご3の前側底部3aとの間に形成される隙間Hが小さ
く、洗浄終了後最初にそのままの状態で残菜フィルター
10を取り出すことができない。したがって、前記残菜フ
ィルター10を取り出すには、扉6を開いてその内面6aの
上まで食器かご3を引き出して、食器4を別の場所に置
きかえるか、食器かご3の全体を別の場所に置きかえる
かする必要があり、労力がいるばかりか、非常に面倒で
あった。また仮りに前者の方法で残菜フィルター10を取
り出そうとすると、手を洗浄庫1の内部の奥の方へ無理
にまわさねばならず、操作が難しく、しかも食器かご3
の上を通過させることになるため、雫が食器かご3の上
に落ちることもあり不衛生になることもあった。さらに
上記のような状態であるため、つい残菜フィルター10の
掃除を忘れることがあり、臭いやポンプ装置9の故障の
原因となるなどの問題点もあった。
本考案は、上記の問題点を解決するもので、食器かご
が洗浄庫内に収容されているときでも容易に残菜フィル
ターを出し入れできるようにした食器洗い機を提供する
ことを目的とするものである。
が洗浄庫内に収容されているときでも容易に残菜フィル
ターを出し入れできるようにした食器洗い機を提供する
ことを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決するため本考案の食器洗い機は、
前面に開口部を有する洗浄庫と、前記洗浄庫の開口部を
開閉自在に覆う扉と、食器を載置して前記洗浄庫内へ食
器を出し入れする食器かごと、食器に洗浄水を噴射する
洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を供給するポン
プ装置と、前記洗浄庫底部でかつ前面側に着脱自在に配
設され洗浄中の残菜を濾別する残菜フィルターとを備
え、前記食器かごは、前面側の底部を底上げして残菜フ
ィルターと食器かごの前面側底部との間に開口部に臨む
空間を形成したものである。
前面に開口部を有する洗浄庫と、前記洗浄庫の開口部を
開閉自在に覆う扉と、食器を載置して前記洗浄庫内へ食
器を出し入れする食器かごと、食器に洗浄水を噴射する
洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を供給するポン
プ装置と、前記洗浄庫底部でかつ前面側に着脱自在に配
設され洗浄中の残菜を濾別する残菜フィルターとを備
え、前記食器かごは、前面側の底部を底上げして残菜フ
ィルターと食器かごの前面側底部との間に開口部に臨む
空間を形成したものである。
作用 上記の構成において、洗浄庫内へ出し入れする食器か
ごの前側底部を底上げして形成したことにより、食器か
ごの前側底部と扉の内面の下端部との間に大きく空間が
形成されるので、洗浄庫内に食器かごを入れたままの状
態で底部に設置されている残菜フィルターだけを極めて
容易に着脱することができ、頻繁に取り出して十分掃除
することができ、また食器かごの底上げした部分には小
型の食器を載置することにより空間も有効に利用でき
る。
ごの前側底部を底上げして形成したことにより、食器か
ごの前側底部と扉の内面の下端部との間に大きく空間が
形成されるので、洗浄庫内に食器かごを入れたままの状
態で底部に設置されている残菜フィルターだけを極めて
容易に着脱することができ、頻繁に取り出して十分掃除
することができ、また食器かごの底上げした部分には小
型の食器を載置することにより空間も有効に利用でき
る。
実施例 本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。第1図
は本考案の一実施例の食器洗い機の食器かごの概略斜視
図、第2図は同食器洗い機の概略断面図である。第1図
および第2図において、洗浄庫11は、前面に開口部11a
を有し、この開口部11aを覆う扉12が開閉自在に設けら
れており、内部の中段付近の内側面沿いに、食器を載置
して洗浄庫11の内部に出し入れする食器かご13を、その
下部に取付けた移動車輪14を介して支持するレール15が
配設されている。そのレール15の下方には、食器に洗浄
水を噴出する洗浄ノズル16と、その洗浄ノズル16に洗浄
水を圧送するポンプ装置17が配設され、かつ前記扉12の
側の底部に、食器に付着していた残菜を洗浄水から漏別
する残菜フィルター18が着脱自在に設置されている。前
記扉12を開閉する際の支点となる内面12aの下端部12b
は、扉12を開閉したとき内面12aが前記レール15とほぼ
同一高さで水平状態となるように位置決めされている。
また、前記食器かご13の前側底部13aは、後方へ所定長
さ範囲の間を後側底部13bに比べて浅く、すなわち底上
げして形成されている。
は本考案の一実施例の食器洗い機の食器かごの概略斜視
図、第2図は同食器洗い機の概略断面図である。第1図
および第2図において、洗浄庫11は、前面に開口部11a
を有し、この開口部11aを覆う扉12が開閉自在に設けら
れており、内部の中段付近の内側面沿いに、食器を載置
して洗浄庫11の内部に出し入れする食器かご13を、その
下部に取付けた移動車輪14を介して支持するレール15が
配設されている。そのレール15の下方には、食器に洗浄
水を噴出する洗浄ノズル16と、その洗浄ノズル16に洗浄
水を圧送するポンプ装置17が配設され、かつ前記扉12の
側の底部に、食器に付着していた残菜を洗浄水から漏別
する残菜フィルター18が着脱自在に設置されている。前
記扉12を開閉する際の支点となる内面12aの下端部12b
は、扉12を開閉したとき内面12aが前記レール15とほぼ
同一高さで水平状態となるように位置決めされている。
また、前記食器かご13の前側底部13aは、後方へ所定長
さ範囲の間を後側底部13bに比べて浅く、すなわち底上
げして形成されている。
上記の食器洗い機においては、洗浄庫11の内部のレー
ル15の上に載せる食器かご13の前側底部13aが、後方へ
所定長さ範囲にわたって浅く、すなわち底上げして形成
されているので、その前側底部13aと前記扉12の内面12a
の下端部12bとの間に大きな空間部19が形成される。そ
して、この空間部19から、洗浄庫11の底部の扉12の側に
設置されている残菜フィルター18を、その把手20を持っ
て極めて容易に着脱することができ、頻繁に取り出して
掃除を行なうことができて、悪臭を発生させたり、ポン
プ装置17に故障を生じさせたりすることがなく、長期に
わたって衛生的に使用することができる。
ル15の上に載せる食器かご13の前側底部13aが、後方へ
所定長さ範囲にわたって浅く、すなわち底上げして形成
されているので、その前側底部13aと前記扉12の内面12a
の下端部12bとの間に大きな空間部19が形成される。そ
して、この空間部19から、洗浄庫11の底部の扉12の側に
設置されている残菜フィルター18を、その把手20を持っ
て極めて容易に着脱することができ、頻繁に取り出して
掃除を行なうことができて、悪臭を発生させたり、ポン
プ装置17に故障を生じさせたりすることがなく、長期に
わたって衛生的に使用することができる。
なお、前記食器かご13の前側底部13aの底上げの高
さ、および後方への長さは、残菜フィルター18を容易に
着脱し得る範囲で適宜決定すればよく、また食器かご13
の底上げされた部分へは、たとえばごはん茶碗、小皿な
どの小径の食器21を載置すれば、空間を有効に利用する
ことができる。
さ、および後方への長さは、残菜フィルター18を容易に
着脱し得る範囲で適宜決定すればよく、また食器かご13
の底上げされた部分へは、たとえばごはん茶碗、小皿な
どの小径の食器21を載置すれば、空間を有効に利用する
ことができる。
考案の効果 本考案の食器洗い機においては、洗浄庫内へ出し入れ
する食器かごの前側底部を浅く、すなわち底上げして形
成したことにより、食器かごの前側底部と扉の内面の下
端部との間に大きな空間部が形成され、洗浄庫内に食器
かごが存在したままの状態で底部に設置されている残菜
フィルターだけを極めて容易に着脱することができ、頻
繁に取り出して十分清浄にすることができ、従来のよう
な悪臭やポンプ故障などを発生させることなく長期にわ
たって衛生的に使用することができ、しかも底上げ部分
には小型の食器を載置させるなどして空間も有効に利用
できるなどの格別の効果を奏する。
する食器かごの前側底部を浅く、すなわち底上げして形
成したことにより、食器かごの前側底部と扉の内面の下
端部との間に大きな空間部が形成され、洗浄庫内に食器
かごが存在したままの状態で底部に設置されている残菜
フィルターだけを極めて容易に着脱することができ、頻
繁に取り出して十分清浄にすることができ、従来のよう
な悪臭やポンプ故障などを発生させることなく長期にわ
たって衛生的に使用することができ、しかも底上げ部分
には小型の食器を載置させるなどして空間も有効に利用
できるなどの格別の効果を奏する。
第1図は本考案の一実施例の食器洗い機の食器かごの概
略斜視図、第2図は同食器洗い機の概略縦断面図、第3
図は従来の食器洗い機の食器かごの概略斜視図、第4図
は同食器洗い機の概略縦断面図である。 11……洗浄庫、12……扉、13……食器かご、13a……前
側底部、15……レール、16……洗浄ノズル、17……ポン
プ装置、18……残菜フィルター。
略斜視図、第2図は同食器洗い機の概略縦断面図、第3
図は従来の食器洗い機の食器かごの概略斜視図、第4図
は同食器洗い機の概略縦断面図である。 11……洗浄庫、12……扉、13……食器かご、13a……前
側底部、15……レール、16……洗浄ノズル、17……ポン
プ装置、18……残菜フィルター。
Claims (1)
- 【請求項1】前面に開口部を有する洗浄庫と、前記洗浄
庫の開口部を開閉自在に覆う扉と、食器を載置して前記
洗浄庫内へ食器を出し入れする食器かごと、食器に洗浄
水を噴射する洗浄ノズルと、前記洗浄ノズルに洗浄水を
供給するポンプ装置と、前記洗浄庫底部でかつ前面側に
着脱自在に配設され洗浄中の残菜を濾別する残菜フィル
ターとを備え、前記食器かごは、前面側の底部を底上げ
して残菜フィルターと食器かごの前面側底部との間に開
口部に臨む空間を形成した食器洗い機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987058103U JP2547217Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 食器洗い機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987058103U JP2547217Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 食器洗い機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63163762U JPS63163762U (ja) | 1988-10-25 |
JP2547217Y2 true JP2547217Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=30888401
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987058103U Expired - Lifetime JP2547217Y2 (ja) | 1987-04-15 | 1987-04-15 | 食器洗い機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2547217Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-15 JP JP1987058103U patent/JP2547217Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63163762U (ja) | 1988-10-25 |
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