JPH0637287A - ゲートアレイ - Google Patents

ゲートアレイ

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Publication number
JPH0637287A
JPH0637287A JP18928492A JP18928492A JPH0637287A JP H0637287 A JPH0637287 A JP H0637287A JP 18928492 A JP18928492 A JP 18928492A JP 18928492 A JP18928492 A JP 18928492A JP H0637287 A JPH0637287 A JP H0637287A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power supply
supply wiring
cell
wiring
gate array
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18928492A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Abe
英雄 阿部
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0637287A publication Critical patent/JPH0637287A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、ゲートアレイに関し、I/Oセル
の入出力レベルにより電源配線の面積を増して電源配線
の抵抗成分を低減することができ、素子に供給される電
圧レベルを電源配線による電圧降下なしに供給して、回
路の誤動作等を防ぐことができる他、電源配線の電流密
度も小さくして、エレクトロマイグレーションのような
信頼性上の問題も防ぐことができるゲートアレイを提供
することを目的とする。 【構成】 それぞれが異なる種類の電源を必要とする複
数のセル2が配置されたセルアレイと、前記セルアレイ
上を通過し、前記セルアレイが必要とする電源の種類を
満たす本数の電源ライン群と、前記電源ラインのうち、
所定のセルが必要とする電源ライン3又は4をこのセル
上を通過し、且つこのセルが必要としない電源ライン4
又は3をその電源から分離したものと結合して電流容量
を増加するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲートアレイに係り、
詳しくは、ユーザの仕様によって標準として準備されて
いるマスターの一部を変更して作られるセミカスタムI
Cの一種類である特に比較的消費電力が大きいゲートア
レイに関する。
【0002】近年、ゲートアレイは、その特徴である短
時間で開発することができるうえ、比較的安い開発費で
形成することができる他、最近のVLSI技術の発展、
及びCADシステムの充実等により注目されてきてい
る。しかしながら、VLSI技術の発展に伴い集積規模
が大きくなり、また、ゲートアレイの高速化のため、ゲ
ートアレイのトランジスタ等の供給される電流が大きく
なり、ゲートアレイ内部で電源電力(電流)を供給する
電源配線の単位面積当たりの電流が増大してしまうとい
う傾向にある。これは、電源の供給電圧に対して素子へ
の電圧供給を電圧降下により下げてしまったり、単位電
源配線面積当たりの電流が大きくなること等により、配
線の信頼性を損なうことになる。
【0003】
【従来の技術】図4は従来のゲートアレイのチップ内部
における電源配線のレイアウト方法を示す図である。図
示例はチップ周辺に配置された入力バッファまたは出力
バッファの部分拡大図を示しており、ここではその電源
配線方法について述べる。図4において、41はパッド列
であり、42は入力バッファまたは出力バッファ等のI/
Oセルであり、43〜45は各々ECLレベル用電源配線、
TTLレベル用電源配線、接地用配線である。
【0004】ゲートアレイは、その入出力レベルを単一
で持つことは少なく、むしろ複数の入出力レベルを可能
にする場合の方が一般的である。例えば、ECL、TT
L、CMOSレベル等を何れも選択可能といったような
場合が挙げられる。このような場合は、I/Oセルに供
給する電源電圧も単一ではなく、入出力レベルによりそ
の電源電圧も異なる。このため、図4に示す如くI/O
セル42に供給する電源配線43〜45を3種類以上持つこと
になる。図4では、入出力レベルとしてECLレベルと
TTLレベルの2つを持つことを考慮し、電源配線にE
CLレベル用電源配線43とTTLレベル用電源配線44
と、接地用配線45を行った例である。このように、例え
ばECL、TTL、CMOSレベル変換を行うために
は、限られた面積の中で供給する電源配線を複数個取ら
なければならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のゲートアレイの電源配線のレイアウト方法で
は、例えばECL、TTL、CMOSレベル変換を行う
ためには、固定の大きさを有するI/Oセル42上に複数
の電源配線43〜45を配置しなければならず、必要とする
電圧レベルの数に対し、電源配線43〜45の面積が小さく
なってしまうという問題が生じていた。また、一電圧レ
ベルの電源配線においては、それに接続される回路によ
り、ノイズが発生し易い回路や素子と比較的ノイズが発
生し難い回路や素子で別々に電源配線を行う場合もあ
り、このような場合は更に電源配線の面積を小さくして
しまうことになる。
【0006】そして、上記したこのように電源配線の面
積が減少すると、供給電圧に対して電源配線の抵抗成分
により電圧降下を生じてしまい、その結果、実際に素子
に印加される電圧が大本の供給電圧より小さくなってし
まい、回路の誤動作を生じてしまうという問題があっ
た。また、上記したように、電源配線の面積が減少する
と、その電源配線のインダクタンス成分が増すことにな
り、スイッチング時の電源電流の変化が電源電圧の変化
として表れる。この電源ノイズの発生も回路の誤動作の
原因となっていた。又電源配線の面積の減少は電源配線
の電流密度の増加を生じてしまい、エレクトロマイグレ
ーション等の信頼性上の点で問題があった。
【0007】そこで本発明は、I/Oセルの入出力レベ
ルにより電源配線の面積を増して電源配線の抵抗成分を
低減することができ、素子に供給される電圧レベルを電
源配線による電圧降下を低減でき、又インダクタンスの
減少により電源ノイズの低減もでき、結果として回路の
誤動作等を防ぐことができる他、電源配線の電流密度も
小さくして、エレクトロマイグレーションのような信頼
性上の問題も防ぐことができるゲートアレイを提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるゲートアレ
イは上記目的達成のため、それぞれが異なる種類の電源
を必要とする複数のセルが配置されたセルアレイと、前
記セルアレイ上を通過し、前記セルアレイが必要とする
電源の種類を満たす本数の電源ライン群と、前記電源ラ
インのうち、所定のセルが必要とする電源ラインをこの
セル上を通過し、且つこのセルが必要としない電源ライ
ンをその電源から分離したものと結合して電流容量を増
加するものである。
【0009】本発明においては、第1の入出力レベルに
必要とされる第1の電源配線と第2の入出力レベルに必
要とされる第2の電源配線に対し、配置されるI/Oセ
ルが第1の入出力レベルを有する際は第2の電源配線と
第1の電源配線を接続して第1の電源配線とし、また、
配置されるI/Oセルが第2の入出力レベルを有する際
は第1の電源配線と第2の電源配線を接続して第2の電
源配線とすればよい。また、第3以降の入出力レベルを
有する場合にも上記と同様に電源配線のレイアウトを行
なえばよい。また、ゲートアレイの同一チップ内に複数
の入出力レベルを有するI/Oセルが配置されている際
は、あるI/Oセル列で電源配線を区切り、その範囲内
において、上記と同様、I/Oセル上にある異種の電源
配線を接続すればよい。
【0010】
【作用】本発明では、上記問題を解決するために使用さ
れるI/Oセルのタイプにより電源配線のレイアウトを
変えて構成することにより電源配線の面積を充分とって
電圧降下及び電源ノイズを減少させ、電流密度の増加を
防ぐようにしている。例えば通常のゲートアレイでは、
外部のインターフェースは複数有する場合が多くてEC
L,TTL,CMOSレベルを有する場合が多い。この
ため、ゲートアレイでは、予め各レベルに相当する電源
を用意するが、実際の品種によってはECLだけで使用
されたり、TTLだけで使用されたりするので、例えば
ECLだけで使用する場合は、TTLの電源は必要なく
なってくる。逆に、TTLだけで使用する場合はECL
の電源は必要ない。このような場合、本発明では、例え
ばECLだけで使用する場合は、使用されていないTT
Lの電源配線をECLとして使用し、逆にTTLだけで
使用する場合は、使用されていないECLの電源配線を
TTLとして使用するようにしている。即ち、ECLと
TTLの電源配線を一つにまとめて構成することで、電
源供給のライン幅の面積を実効的に増やすようにしてい
る。以下、これについては、具体的には後述する実施例
1で説明する。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。 (実施例1)図1は本発明の実施例1に則したゲートア
レイの電源配線のレイアウト方法を示す図である。図1
において、1は入力・出力信号のパッド群であり、2は
I/Oセル群であり、3,4は電源配線であり、3を仮
にTTLレベル用電源配線とし、4をECLレベル用電
源配線とする。5は接地配線とする。なお、ここではエ
リアAとエリアBの配線レベル(ECL/TTL)を分
けている。
【0012】今、I/Oセル群2が全てECLレベルを
有するI/Oセル群とすると、TTLレベル用電源配線
3は必要とされず、この場合、TTLレベル用電源配線
3とECLレベル用電源配線4を図1に示す如く全面
(部分的でもよい)で繋いで接続し、ECLレベル用電
源配線として使用することができる。このように、使用
されるI/Oセルレベルにより電源配線を接続すること
により、仮に各々の電源配線3,4の幅が同一であった
とすると、面積、配線幅をECLレベル用電源配線4だ
けで使用する場合よりも2倍以上とすることができる。
【0013】従って、電源電圧降下を半分以下にするこ
とができるとともに、電源配線にかかる電流密度も半分
以下にすることができる。 (実施例2)次に、図2は本発明の実施例2に則したゲ
ートアレイの電源配線のレイアウト方法を示す図であ
る。図2において、A及びBは電源供給パッドであり、
C〜Lは入出力信号用パッドであり、11はI/Oセル群
であり、12〜14は各々第1電源配線、第2電源配線、接
地配線である。
【0014】実施例1では、入出力レベルの同一なI/
Oセル群で構成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、本実施例のように同一チップ内に複数の入
出力レベルを有するI/Oセルを配置して構成してもよ
い。図2に示すように、電源配線12,13をあるI/Oセ
ル列間隔で区切ることにより、使用されるI/Oセルの
タイプにより電源配線12,13のレイアウトを簡単に変更
することができる。
【0015】更に、詳細に説明すると、今C〜Hの入出
力信号用パッドは、第1入出力レベルを持ち、I〜Lの
入出力信号用パッドは第2入出力レベルを持つとする。
この場合、C〜Hに対応するI/Oセル上にある第2電
源配線13は不要となり、第1電源配線12と接続すること
ができ、第1電源配線12と第2電源配線13の幅が等しい
場合、第1電源配線12は従来の2倍以上の幅を持つこと
ができる。同様にI〜Lに対応するI/Oセル上にある
第1電源配線12は不要となり、第2電源配線13と接続
し、第2電源配線13として使用することができ、第2電
源配線13の幅も従来より2倍以上とすることができる。
なお、この場合、Aは第1電源供給用パッドとなり、B
は第2電源供給用パッドとなる。
【0016】なお、図2において、入出力レベルの同一
なI/Oセル群だけで構成する場合には、チップ内電源
配線全体で第1電源配線12と第2電源配線13を接続して
やればよい。この場合、A,Bのパッドは同一電源供給
用パッドとなる。以上のように、チップ内に複数の入出
力レベルを持つ場合でも、あるグループで入出力レベル
別でまとめることにより、本発明は適用することができ
る。
【0017】なお、上記各実施例では、第1及び第2の
電源配線の2種の供給電源で構成する場合について説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3種
類以上の電源を持つ場合についても同様に適用すること
ができる。また、上記各実施例は、電源配線3,4,1
2,13を全面で繋ないで接続する場合について説明した
が、本発明はこれに限定されず、図3に示すように、例
えば大電流駆動エリア内の例えばTTLレベル用電源配
線21とECLレベル用電源配線22を部分的に繋いで接続
する場合であってもよい。
【0018】なお、上記実施例では、I/Oセルを対象
として説明したが、本発明は、これに限定されるもので
はなく、これ以外のゲートアレイの電源配線のレイアウ
ト方法にも、適用することができる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、I/Oセルの入出力レ
ベルにより電源配線の面積を増して電源配線の抵抗成分
を低減することができ、素子に供給される電圧レベルを
電源配線による電圧降下なしに供給することができるた
め、回路の誤動作等を防ぐことができる。また、電源配
線の電流密度も小さくすることができるため、エレクト
ロマイグレーションのような信頼性上の問題についても
防ぐことができる。
【0020】また、本発明は、予め基本となる電源配線
を配置して置き、配置されるI/Oセルの種類により電
源配線を追加で行うようにしたため、容易に電源配線の
変更を行うことができる他、コンピュータによりI/O
セルの種類を判断し、自動的に電源配線を変更すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に則したゲートアレイの電源
配線のレイアウト方法を示す図である。
【図2】本発明の実施例2に則したゲートアレイの電源
配線のレイアウト方法を示す図である。
【図3】本発明の実施例3に則したゲートアレイの電源
配線のレイアウト方法を示す図である。
【図4】従来例のゲートアレイのチップ内部における電
源配線のレイアウト方法を示す図である。
【符号の説明】
1 パッド群 2 I/Oセル群 3 TTLレベル用電源配線 4 ECLレベル用電源配線 5 接地配線 11 I/Oセル群 12 第1電源配線 13 第2電源配線 14 接地配線 21 TTLレベル用電源配線 22 ECLレベル用電源配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれが異なる種類の電源を必要とす
    る複数のセルが配置されたセルアレイと、前記セルアレ
    イ上を通過し、前記セルアレイが必要とする電源の種類
    を満たす本数の電源ライン群と、前記電源ラインのう
    ち、所定のセルが必要とする電源ラインをこのセル上を
    通過し、且つこのセルが必要としない電源ラインをその
    電源から分離したものと結合して電流容量を増加するこ
    とを特徴とするゲートアレイ。
JP18928492A 1992-07-16 1992-07-16 ゲートアレイ Withdrawn JPH0637287A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18928492A JPH0637287A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ゲートアレイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18928492A JPH0637287A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ゲートアレイ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0637287A true JPH0637287A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16238751

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18928492A Withdrawn JPH0637287A (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ゲートアレイ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110392922A (zh) * 2017-03-29 2019-10-29 株式会社索思未来 半导体集成电路装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110392922A (zh) * 2017-03-29 2019-10-29 株式会社索思未来 半导体集成电路装置
CN110392922B (zh) * 2017-03-29 2022-09-30 株式会社索思未来 半导体集成电路装置

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Effective date: 19991005