JPH0529551A - 半導体集積回路 - Google Patents
半導体集積回路Info
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- JPH0529551A JPH0529551A JP3179252A JP17925291A JPH0529551A JP H0529551 A JPH0529551 A JP H0529551A JP 3179252 A JP3179252 A JP 3179252A JP 17925291 A JP17925291 A JP 17925291A JP H0529551 A JPH0529551 A JP H0529551A
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- circuit
- vdd
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Abstract
(57)【要約】
【目的】半導体集積回路に関し、集積度の向上及び省電
力化を目的とする。 【構成】相互に独立にオン・オフ可能な複数の電源ライ
ンの夫々から電源供給を受ける複数の回路ブロックと、
一の電源ラインから電源供給を受ける回路ブロックから
の出力信号を該一の電源ラインのオン時に送出すると共
に、この電源ラインがオフする直前のこの回路ブロック
からの出力信号を保持して電源ラインのオフ時に出力す
るラッチ回路とを備えるように構成する。
力化を目的とする。 【構成】相互に独立にオン・オフ可能な複数の電源ライ
ンの夫々から電源供給を受ける複数の回路ブロックと、
一の電源ラインから電源供給を受ける回路ブロックから
の出力信号を該一の電源ラインのオン時に送出すると共
に、この電源ラインがオフする直前のこの回路ブロック
からの出力信号を保持して電源ラインのオフ時に出力す
るラッチ回路とを備えるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に関
し、特に、一つのLSIチップ内において相互に異なる
電源から夫々電源供給を受ける回路ブロックを配置し
て、各電源のオン・オフ等を介して消費電力の低減或い
は動作の高速化を図った半導体集積回路に関する。
し、特に、一つのLSIチップ内において相互に異なる
電源から夫々電源供給を受ける回路ブロックを配置し
て、各電源のオン・オフ等を介して消費電力の低減或い
は動作の高速化を図った半導体集積回路に関する。
【0002】半導体集積回路から構成されるパーソナル
コンピュータ等のシステムにおいては、システム電源装
置の小型化、更にはシステム全体の小型・軽量化を図る
ため、システム内の消費電力をできるだけ節減すること
が望まれている。かかる要望に応えるシステムとして、
半導体集積回路(LSI)をその機能に従って分割し、
夫々のLSIに電源を供給するシステムが知られてい
る。
コンピュータ等のシステムにおいては、システム電源装
置の小型化、更にはシステム全体の小型・軽量化を図る
ため、システム内の消費電力をできるだけ節減すること
が望まれている。かかる要望に応えるシステムとして、
半導体集積回路(LSI)をその機能に従って分割し、
夫々のLSIに電源を供給するシステムが知られてい
る。
【0003】
【従来の技術】図9は、上記従来の消費電力の節減に応
えるためのシステム構成を例示している。同図に示した
ように、このシステムは、二つに分割されたLSI(LS
IA、LSI B)から構成されている。
えるためのシステム構成を例示している。同図に示した
ように、このシステムは、二つに分割されたLSI(LS
IA、LSI B)から構成されている。
【0004】各LSIの内、LSIBに電源を供給する
電源ラインVDDBにはスイッチ40が設けられ、システ
ムがLSI Bの動作を不要と判断したときには、その都
度当該LSIBに供給される電源をオフとして、その時点
で真に動作が必要なLSIAのみを実際に動作させるこ
ととし、システム全体の消費電力の節減が図られてい
る。
電源ラインVDDBにはスイッチ40が設けられ、システ
ムがLSI Bの動作を不要と判断したときには、その都
度当該LSIBに供給される電源をオフとして、その時点
で真に動作が必要なLSIAのみを実際に動作させるこ
ととし、システム全体の消費電力の節減が図られてい
る。
【0005】上記従来のシステムは、各LSIが同じ電
圧の電源に接続された電源ラインから夫々電源供給を受
ける例であったが、システムの電力消費を更に抑えるた
めに回路の機能に合わせて一方の電源電圧を低くするこ
とで、各LSIの電源ラインの電圧が相互に異なる例が
ある。かかる場合には、各LSI相互間で送受される信
号について必要な電圧レベルの変換のために、同図に示
したLSIAとLSIBとの間に、信号レベルシフト回路
を構成するLSIが別に設けられる。
圧の電源に接続された電源ラインから夫々電源供給を受
ける例であったが、システムの電力消費を更に抑えるた
めに回路の機能に合わせて一方の電源電圧を低くするこ
とで、各LSIの電源ラインの電圧が相互に異なる例が
ある。かかる場合には、各LSI相互間で送受される信
号について必要な電圧レベルの変換のために、同図に示
したLSIAとLSIBとの間に、信号レベルシフト回路
を構成するLSIが別に設けられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のシステムで
は、動作時期が或いは電源電圧が相互に異なる各機能回
路毎にLSIを分割するため、システム全体としてLS
Iによる占有面積が増大することに加えて、LSI相互
間を連絡する信号配線を配置するために配線領域が別に
必要となり、システム全体の配置効率が低下するという
問題がある。
は、動作時期が或いは電源電圧が相互に異なる各機能回
路毎にLSIを分割するため、システム全体としてLS
Iによる占有面積が増大することに加えて、LSI相互
間を連絡する信号配線を配置するために配線領域が別に
必要となり、システム全体の配置効率が低下するという
問題がある。
【0007】また、このように信号配線が各LSI相互
間を連絡することにより、信号配線の亘長が増大してそ
の寄生容量の増大が避けられず、この大きな寄生容量の
ため信号伝達に遅れが生じてシステムの高速化に障害に
なるという問題もある。
間を連絡することにより、信号配線の亘長が増大してそ
の寄生容量の増大が避けられず、この大きな寄生容量の
ため信号伝達に遅れが生じてシステムの高速化に障害に
なるという問題もある。
【0008】更に、電源供給を停止して動作を停止させ
たLSIにあっては、その出力信号ラインが所定の電圧
値に維持されないこととなる。従って、この出力信号ラ
インから入力を受ける別のLSIに対して、例えばその
CMOSトランジスタに貫通電流が生じて電力消費を増
大させることのないように、或いは誤動作させることの
ないように考慮する等、その信号ラインの電圧レベルに
よって問題が生じないように図る必要がある。
たLSIにあっては、その出力信号ラインが所定の電圧
値に維持されないこととなる。従って、この出力信号ラ
インから入力を受ける別のLSIに対して、例えばその
CMOSトランジスタに貫通電流が生じて電力消費を増
大させることのないように、或いは誤動作させることの
ないように考慮する等、その信号ラインの電圧レベルに
よって問題が生じないように図る必要がある。
【0009】本発明は、複数の電源ラインを備えて一方
の電源供給を停止する等によって消費電力を低減させる
上記システムに採用される半導体集積回路について、シ
ステムの配置効率の低下を招くことなく、また高速化に
障害とならないように図ると共に、電源の供給を停止し
た回路からの信号ラインが他の回路部の障害とならない
ように半導体集積回路を改良し、もって信頼度が高く、
配置効率の向上が可能なシステムを構成可能な半導体集
積回路を提供することを第一の目的とする。
の電源供給を停止する等によって消費電力を低減させる
上記システムに採用される半導体集積回路について、シ
ステムの配置効率の低下を招くことなく、また高速化に
障害とならないように図ると共に、電源の供給を停止し
た回路からの信号ラインが他の回路部の障害とならない
ように半導体集積回路を改良し、もって信頼度が高く、
配置効率の向上が可能なシステムを構成可能な半導体集
積回路を提供することを第一の目的とする。
【0010】更に本発明は、異電圧電源を備えるシステ
ムにおいても信号伝達速度及び配置効率の低下を伴うこ
となく、信号レベルの変換が可能なシステムを構成する
ことが容易な半導体集積回路を提供することを第二の目
的とする。
ムにおいても信号伝達速度及び配置効率の低下を伴うこ
となく、信号レベルの変換が可能なシステムを構成する
ことが容易な半導体集積回路を提供することを第二の目
的とする。
【0011】
【課題を達成するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。同図において、VDDA及びVDDBは電源ライン、1
及び2は回路ブロック、3はラッチ回路である。
ある。同図において、VDDA及びVDDBは電源ライン、1
及び2は回路ブロック、3はラッチ回路である。
【0012】前記第一の目的を達成するため、本発明の
第一発明の半導体集積回路は、図1に示したように、相
互に独立にオン・オフ可能に配設された複数の電源ライ
ン(VDDA、VDDB)と、該電源ライン(VDDA、VDDB)
の夫々から電源供給を受ける複数の回路ブロック(1、
2)とを備える半導体集積回路であって、一の前記電源
ライン(VDDA)から電源供給を受ける一の前記回路ブ
ロック(1)からの出力信号を該一の前記電源ライン
(VDDA)のオン時に送出すると共に、前記一の電源ラ
イン(VDDA)がオフする直前の前記出力信号を保持し
て前記一の電源ライン(VDDA)のオフ時に出力するラ
ッチ回路(3)を更に備えることを特徴とするものであ
る。
第一発明の半導体集積回路は、図1に示したように、相
互に独立にオン・オフ可能に配設された複数の電源ライ
ン(VDDA、VDDB)と、該電源ライン(VDDA、VDDB)
の夫々から電源供給を受ける複数の回路ブロック(1、
2)とを備える半導体集積回路であって、一の前記電源
ライン(VDDA)から電源供給を受ける一の前記回路ブ
ロック(1)からの出力信号を該一の前記電源ライン
(VDDA)のオン時に送出すると共に、前記一の電源ラ
イン(VDDA)がオフする直前の前記出力信号を保持し
て前記一の電源ライン(VDDA)のオフ時に出力するラ
ッチ回路(3)を更に備えることを特徴とするものであ
る。
【0013】また、前記第二の目的を達成するため、本
発明の第二発明の半導体集積回路は、二つの相補型MO
Sトランジスタを内部に備える多数の回路セルが列状に
配列されて成るダブルカラムタイプの半導体集積回路に
おいて、一の前記回路セル内に夫々配される一方及び他
方の前記相補型MOSトランジスタが、相互に異なる電
圧を有する二種類の電源ライン(VDD1、VDD2)から夫
々電源供給を受けることを特徴とするものである。
発明の第二発明の半導体集積回路は、二つの相補型MO
Sトランジスタを内部に備える多数の回路セルが列状に
配列されて成るダブルカラムタイプの半導体集積回路に
おいて、一の前記回路セル内に夫々配される一方及び他
方の前記相補型MOSトランジスタが、相互に異なる電
圧を有する二種類の電源ライン(VDD1、VDD2)から夫
々電源供給を受けることを特徴とするものである。
【0014】
【作用】第一発明において、一の半導体集積回路内に、
相互に独立にオン・オフ可能に配設された複数の電源ラ
インVDDA、VDDBを設け、夫々の電源ラインから電源供
給を受ける各回路ブロック1、2と、一の回路ブロック
1の出力側に設けられるラッチ回路3とを備える構成に
より、この半導体集積回路を備えるシステムにおいて
は、各機能毎に半導体集積回路を分割する必要がないた
め配置効率及び信号伝達速度の低下が生じないと共に、
一の電源ラインVDDAをオフした時にも、この一の電源
から電源供給を受ける回路ブロック1からの信号が電源
オフ直前の信号である所定のレベルに維持されるので、
他の回路ブロック或いは他のLSIの動作に影響を与え
ることがないため、回路ブロック1の電源供給を停止し
てこの回路ブロックの動作を停止させることで、システ
ム全体の動作を安定に維持しながらその消費電力を低減
することができる。
相互に独立にオン・オフ可能に配設された複数の電源ラ
インVDDA、VDDBを設け、夫々の電源ラインから電源供
給を受ける各回路ブロック1、2と、一の回路ブロック
1の出力側に設けられるラッチ回路3とを備える構成に
より、この半導体集積回路を備えるシステムにおいて
は、各機能毎に半導体集積回路を分割する必要がないた
め配置効率及び信号伝達速度の低下が生じないと共に、
一の電源ラインVDDAをオフした時にも、この一の電源
から電源供給を受ける回路ブロック1からの信号が電源
オフ直前の信号である所定のレベルに維持されるので、
他の回路ブロック或いは他のLSIの動作に影響を与え
ることがないため、回路ブロック1の電源供給を停止し
てこの回路ブロックの動作を停止させることで、システ
ム全体の動作を安定に維持しながらその消費電力を低減
することができる。
【0015】第二発明のダブルカラムタイプの半導体集
積回路において、一の回路セルを構成する二つの相補型
MOSトランジスタの夫々に異電圧電源を供給する構成
により、二種類の異電圧電源を供給する必要がある信号
レベルシフト回路が一のセル列内において構成できるた
め、レベルシフト回路を備えるLSI内部の各セル列間
或いはLSI相互間の配線本数を低減可能であると共に
その信号配線亘長が大幅に短縮できることから、配置効
率及び信号伝達速度が高いシステムを構成可能なLSI
とすることができる。
積回路において、一の回路セルを構成する二つの相補型
MOSトランジスタの夫々に異電圧電源を供給する構成
により、二種類の異電圧電源を供給する必要がある信号
レベルシフト回路が一のセル列内において構成できるた
め、レベルシフト回路を備えるLSI内部の各セル列間
或いはLSI相互間の配線本数を低減可能であると共に
その信号配線亘長が大幅に短縮できることから、配置効
率及び信号伝達速度が高いシステムを構成可能なLSI
とすることができる。
【0016】
【実施例】図面を参照して本発明を更に説明する。図2
は本発明の第一発明の一実施例(1)のLSIの構成を
示す回路図である。同図において、このLSI10は、
三つの回路ブロックA11、B12、C13から構成さ
れている
は本発明の第一発明の一実施例(1)のLSIの構成を
示す回路図である。同図において、このLSI10は、
三つの回路ブロックA11、B12、C13から構成さ
れている
【0017】各回路ブロックA〜Cは、夫々LSI10
内部に配される3つの電源ラインVDD1〜VDD3から夫々
電源の供給を受け、第一及び第三の各電源ラインVD
D1、VDD3は夫々直接に電源VDDに接続され、第二の電
源ラインVDD2はこのLSI10の外部に配設されるス
イッチ14を介して電源VDDに接続される。
内部に配される3つの電源ラインVDD1〜VDD3から夫々
電源の供給を受け、第一及び第三の各電源ラインVD
D1、VDD3は夫々直接に電源VDDに接続され、第二の電
源ラインVDD2はこのLSI10の外部に配設されるス
イッチ14を介して電源VDDに接続される。
【0018】回路ブロックA11から回路ブロックB1
2に向かう信号ライン17の途中にはスイッチ回路15
が設けられ、また、回路ブロックB12から回路ブロッ
クC13に向かう信号ライン18の途中にはラッチ回路
16が設けられている。
2に向かう信号ライン17の途中にはスイッチ回路15
が設けられ、また、回路ブロックB12から回路ブロッ
クC13に向かう信号ライン18の途中にはラッチ回路
16が設けられている。
【0019】図3(a)及び(b)は夫々、図2におけ
るスイッチ回路15及びラッチ回路16の回路構成を示
す回路図である。同図(a)に示したように、スイッチ
回路15は、スイッチングトランジスタを夫々構成しソ
ース・ドレイン路が相互に並列に接続されたPチャネル
及びNチャネルトランジスタQ1、Q2と、第二の電源
ラインVDD2の電位を入力され出力をPチャネルトラン
ジスタQ1に与える第一のインバータINV1と、この
インバータINV1の出力から入力を受けてNチャネル
トランジスタQ2のゲートに出力を与える第二のインバ
ータINV2とから構成される。
るスイッチ回路15及びラッチ回路16の回路構成を示
す回路図である。同図(a)に示したように、スイッチ
回路15は、スイッチングトランジスタを夫々構成しソ
ース・ドレイン路が相互に並列に接続されたPチャネル
及びNチャネルトランジスタQ1、Q2と、第二の電源
ラインVDD2の電位を入力され出力をPチャネルトラン
ジスタQ1に与える第一のインバータINV1と、この
インバータINV1の出力から入力を受けてNチャネル
トランジスタQ2のゲートに出力を与える第二のインバ
ータINV2とから構成される。
【0020】各インバータINV1及びINV2は夫々、
第一の電源ラインVDD1から電源供給を受けており、第
二の電源ラインVDD2のオフ時にもその動作が可能であ
る。この構成により、回路ブロックA11から回路ブロ
ックB12へ信号を伝達する信号ライン17は、第二の
電源VDD2のオン又はオフに従って回路ブロックA11
からの信号を伝達又は遮断する。
第一の電源ラインVDD1から電源供給を受けており、第
二の電源ラインVDD2のオフ時にもその動作が可能であ
る。この構成により、回路ブロックA11から回路ブロ
ックB12へ信号を伝達する信号ライン17は、第二の
電源VDD2のオン又はオフに従って回路ブロックA11
からの信号を伝達又は遮断する。
【0021】図3(b)に示したラッチ回路16は、ス
イッチングトランジスタQ3、Q4及びインバータIN
V3、INV4を有することで前記スイッチ回路15と同
様な構成を有することに加え、スイッチングトランジス
タQ3、Q4の出力側の信号ライン18に接続されたラ
ッチ用インバータINV5、INV6を備える。ラッチ用
インバータINV5及びINV6は、一方の入力が他方の
出力に互いに接続されることにより、スイッチングトラ
ンジスタQ3、Q4のオフ時にその出力側ライン18に
おける電源オフ直前の信号状態をラッチして回路ブロッ
クCに伝達する。各インバータINV3〜INV6は夫々
第三の電源ラインVDD3から電源供給を受けている。
イッチングトランジスタQ3、Q4及びインバータIN
V3、INV4を有することで前記スイッチ回路15と同
様な構成を有することに加え、スイッチングトランジス
タQ3、Q4の出力側の信号ライン18に接続されたラ
ッチ用インバータINV5、INV6を備える。ラッチ用
インバータINV5及びINV6は、一方の入力が他方の
出力に互いに接続されることにより、スイッチングトラ
ンジスタQ3、Q4のオフ時にその出力側ライン18に
おける電源オフ直前の信号状態をラッチして回路ブロッ
クCに伝達する。各インバータINV3〜INV6は夫々
第三の電源ラインVDD3から電源供給を受けている。
【0022】上記のごとき構成により、図2のLSI1
0では、第二の電源ラインVDD2がスイッチ14を介し
て電源VDDから遮断されると、回路ブロックB12はそ
の動作を停止するため、LSIにおける消費電力の節減
が可能となる。
0では、第二の電源ラインVDD2がスイッチ14を介し
て電源VDDから遮断されると、回路ブロックB12はそ
の動作を停止するため、LSIにおける消費電力の節減
が可能となる。
【0023】第二の電源ラインVDD2がオフになると、
各スイッチ回路15はオフとなり、従って、回路ブロッ
クB12の信号入力ライン17は、回路ブロックA11
の出力から遮断される。このため、回路ブロックBに寄
生的に形成されるダイオード部等において、回路ブロッ
クAからの信号ライン17を介して第一の電源ラインV
DD1から、このオフとなった第二の電源ラインVDD2に向
かって流れる電流は、これらスイッチ回路15によって
阻止される。
各スイッチ回路15はオフとなり、従って、回路ブロッ
クB12の信号入力ライン17は、回路ブロックA11
の出力から遮断される。このため、回路ブロックBに寄
生的に形成されるダイオード部等において、回路ブロッ
クAからの信号ライン17を介して第一の電源ラインV
DD1から、このオフとなった第二の電源ラインVDD2に向
かって流れる電流は、これらスイッチ回路15によって
阻止される。
【0024】また、回路ブロックB12からの信号ライ
ン18は、電源VDD2のオフ時にラッチ回路16によっ
て遮断されると共に、電源がオフする直前の信号ライン
18における信号が、ラッチ回路16によってラッチさ
れて回路ブロックC13に入力されている。このため、
信号ライン18のレベルが浮動して、例えば回路ブロッ
クC13のCMOSトランジスタに貫通電流が生ずるこ
とはない。また、再び電源ラインVDD2がオンとなった
時、回路ブロックB12からの出力ライン18は、直ち
に回路ブロックCにおいて利用可能な信号となる。
ン18は、電源VDD2のオフ時にラッチ回路16によっ
て遮断されると共に、電源がオフする直前の信号ライン
18における信号が、ラッチ回路16によってラッチさ
れて回路ブロックC13に入力されている。このため、
信号ライン18のレベルが浮動して、例えば回路ブロッ
クC13のCMOSトランジスタに貫通電流が生ずるこ
とはない。また、再び電源ラインVDD2がオンとなった
時、回路ブロックB12からの出力ライン18は、直ち
に回路ブロックCにおいて利用可能な信号となる。
【0025】本実施例のように、回路ブロックB12か
ら回路ブロックA11に向かう信号ライン18にラッチ
回路16を挿入することなく、例えば、電源ラインVDD
2のオフと同時に信号ライン18を強制的に0レベルと
する回路構成を採用することも可能である。しかし、か
かる回路構成によると、電源ラインVDD2の電源復帰時
に信号ライン18の全てが一旦0からスタートするため
に、信号ライン18における電源復帰直後の信号をデー
タとして採用しないようにソフト上で考慮する必要が生
じ、ソフトが複雑となる。
ら回路ブロックA11に向かう信号ライン18にラッチ
回路16を挿入することなく、例えば、電源ラインVDD
2のオフと同時に信号ライン18を強制的に0レベルと
する回路構成を採用することも可能である。しかし、か
かる回路構成によると、電源ラインVDD2の電源復帰時
に信号ライン18の全てが一旦0からスタートするため
に、信号ライン18における電源復帰直後の信号をデー
タとして採用しないようにソフト上で考慮する必要が生
じ、ソフトが複雑となる。
【0026】図4は、本発明における電源ラインの構成
を例示する図であり、LSIのチップ平面を模した回路
図である。同図に示したように、このLSI10では、
内部回路の各セル列を成す各回路ブロック20が、夫々
電源ラインVDD1〜VDD3、VSS1に接続されると共に、
チップ外周部に配されるI/O部の各I/Oセル21も
対応する内部回路ブロック20と同じブロックを形成し
て各ブロック毎の電源ラインに接続されている。
を例示する図であり、LSIのチップ平面を模した回路
図である。同図に示したように、このLSI10では、
内部回路の各セル列を成す各回路ブロック20が、夫々
電源ラインVDD1〜VDD3、VSS1に接続されると共に、
チップ外周部に配されるI/O部の各I/Oセル21も
対応する内部回路ブロック20と同じブロックを形成し
て各ブロック毎の電源ラインに接続されている。
【0027】各電源ラインVDD1〜VDD3、VSS1は夫
々、チップ外周部の各I/Oセルを巡ってループをな
し、更に、内部回路の各回路ブロック20のセル列両端
に配設されている。この構成により、各回路ブロック2
0及びI/Oセル21は、必要に従って任意の電源ライ
ンからその電源供給を受けることができる。
々、チップ外周部の各I/Oセルを巡ってループをな
し、更に、内部回路の各回路ブロック20のセル列両端
に配設されている。この構成により、各回路ブロック2
0及びI/Oセル21は、必要に従って任意の電源ライ
ンからその電源供給を受けることができる。
【0028】また、電源ラインVDD1〜VDD3をこのよう
にループにすることにより、各回路ブロック20及びI
/O部の各回路セルの一斉の動作によって多量の電源電
流が流れる際にも、各電源ラインにおける電源電圧の揺
動が防止される。
にループにすることにより、各回路ブロック20及びI
/O部の各回路セルの一斉の動作によって多量の電源電
流が流れる際にも、各電源ラインにおける電源電圧の揺
動が防止される。
【0029】各電源ラインVDD1〜VDD3、VSS1は、夫
々I/O部のチップ外周部に配される電源パッド22に
接続されて外部から電源供給を受けている。なお、電源
をオフする必要がない電源ラインVDD1、VDD3は、共通
のパッド部において相互にまとめて外部電源VDDに接続
することも可能である。
々I/O部のチップ外周部に配される電源パッド22に
接続されて外部から電源供給を受けている。なお、電源
をオフする必要がない電源ラインVDD1、VDD3は、共通
のパッド部において相互にまとめて外部電源VDDに接続
することも可能である。
【0030】図5は、図4とは別の電源ラインの構成を
例示する図4と同様な図である。同図の場合には、2本
の電源ラインVDD1、VDD2は何れも当該電源ラインから
電源供給を受けるセル列20並びにI/O部の各セル2
1近傍のみに配設され、この構成を採用する場合には、
図4に比して電源電圧の揺動は大きくなるが、多数の電
源ラインを併設することによる配置上の無駄を省くこと
ができ、従って、図4の電源ラインを有するLSIに比
してLSIの占有面積が小さくできる。
例示する図4と同様な図である。同図の場合には、2本
の電源ラインVDD1、VDD2は何れも当該電源ラインから
電源供給を受けるセル列20並びにI/O部の各セル2
1近傍のみに配設され、この構成を採用する場合には、
図4に比して電源電圧の揺動は大きくなるが、多数の電
源ラインを併設することによる配置上の無駄を省くこと
ができ、従って、図4の電源ラインを有するLSIに比
してLSIの占有面積が小さくできる。
【0031】本発明のLSIでは、上記の如く、電源系
統を複数に分割することで、各電源ラインを独立にオン
・オフ可能として消費電力の節減を可能としたものであ
るが、他に、例えば一方の電源ラインの電圧のみを高く
したり、或いは低くすることで、動作スピードを変更し
たり、或いは出力能力を調節することが可能である。
統を複数に分割することで、各電源ラインを独立にオン
・オフ可能として消費電力の節減を可能としたものであ
るが、他に、例えば一方の電源ラインの電圧のみを高く
したり、或いは低くすることで、動作スピードを変更し
たり、或いは出力能力を調節することが可能である。
【0032】図6は、本発明の第二発明の一実施例
(2)のゲートアレイを成すLSIの電源ライン及び回
路ブロックの構成を示す要部回路図である。同図におい
て、例示した各回路ブロック25〜28は何れもダブル
カラムタイプのCMOSセルからなるセル列を表わして
いる。
(2)のゲートアレイを成すLSIの電源ライン及び回
路ブロックの構成を示す要部回路図である。同図におい
て、例示した各回路ブロック25〜28は何れもダブル
カラムタイプのCMOSセルからなるセル列を表わして
いる。
【0033】各回路セル列25〜28には、三種類の高
電位電源ラインVDD1、VDD2、VDD3の内二つの電源ラ
インが夫々セル列内に導入されており、二種類の電源ラ
インが一つのセル列内に設けられるセル列26、28及
び同種類の電源ラインが独立に設けられるセル列25、
27がある。
電位電源ラインVDD1、VDD2、VDD3の内二つの電源ラ
インが夫々セル列内に導入されており、二種類の電源ラ
インが一つのセル列内に設けられるセル列26、28及
び同種類の電源ラインが独立に設けられるセル列25、
27がある。
【0034】図7は、図6に示したセル列26の一部を
模式的に示す平面図である。同図において、このダブル
カラムタイプの一つの回路セル30は、セルの内側に並
んで配される二つのNチャネルトランジスタ部31、3
2と、各Nチャネルトランジスタ部31、32の外側に
夫々これらと隣接して配設されるPチャネルトランジス
タ部33、34とから構成される。図中左側の各一方の
Pチャネル及びNチャネルトランジスタ33、31及び
右側の各他方のPチャネル及びNチャネルトランジスタ
34、32が、夫々一対のCMOSトランジスタとして
構成される。
模式的に示す平面図である。同図において、このダブル
カラムタイプの一つの回路セル30は、セルの内側に並
んで配される二つのNチャネルトランジスタ部31、3
2と、各Nチャネルトランジスタ部31、32の外側に
夫々これらと隣接して配設されるPチャネルトランジス
タ部33、34とから構成される。図中左側の各一方の
Pチャネル及びNチャネルトランジスタ33、31及び
右側の各他方のPチャネル及びNチャネルトランジスタ
34、32が、夫々一対のCMOSトランジスタとして
構成される。
【0035】一方のCMOSトランジスタ31、33
は、電源ラインVDD1及びVSS1から、他方のCMOSト
ランジスタ32、34は、電源ラインVDD2及びVSS1か
ら、夫々電源供給を受けている。例えば、電源ラインV
DD1は2Vの電源ラインとして、電源ラインVDD2は3V
の電源ラインとして構成される。
は、電源ラインVDD1及びVSS1から、他方のCMOSト
ランジスタ32、34は、電源ラインVDD2及びVSS1か
ら、夫々電源供給を受けている。例えば、電源ラインV
DD1は2Vの電源ラインとして、電源ラインVDD2は3V
の電源ラインとして構成される。
【0036】図8は、セル列28内に形成されるレベル
シフト回路を回路図として表わしている。このレベルシ
フト回路は、0−3Vの入力論理信号INを受けて、これ
を3Vの電源ラインVDD2から電源供給を受けるインバ
ータを成すCMOSトランジスタQ5、Q6、及び5V
電源から電源供給を受ける二つのCMOSトランジスタ
Q7〜Q10によって出力端OUTから0−5Vの論理信
号として出力する。
シフト回路を回路図として表わしている。このレベルシ
フト回路は、0−3Vの入力論理信号INを受けて、これ
を3Vの電源ラインVDD2から電源供給を受けるインバ
ータを成すCMOSトランジスタQ5、Q6、及び5V
電源から電源供給を受ける二つのCMOSトランジスタ
Q7〜Q10によって出力端OUTから0−5Vの論理信
号として出力する。
【0037】レベルシフト回路の出力はI/Oセルを経
由してLSI外部に取り出される。セル列28は、この
ように各I/Oセルに対応して配されるレベルシフト回
路から構成されるセル列である。
由してLSI外部に取り出される。セル列28は、この
ように各I/Oセルに対応して配されるレベルシフト回
路から構成されるセル列である。
【0038】上記実施例の場合、LSIをダブルカラム
タイプのゲートアレイとして構成し、電圧値の異なる二
種類の電源を一のセル列に供給することで、一のセル列
内に完結的にレベルシフト回路を形成することを可能と
している。このため、LSI内部の配線が極めて少なく
なる。
タイプのゲートアレイとして構成し、電圧値の異なる二
種類の電源を一のセル列に供給することで、一のセル列
内に完結的にレベルシフト回路を形成することを可能と
している。このため、LSI内部の配線が極めて少なく
なる。
【0039】なお、ダブルカラムタイプのゲートアレイ
としては、上記のごとくPチャネルトランジスタがセル
列の外側に配される形式の他にNチャネルトランジスタ
が外側に配される形式も採用される。
としては、上記のごとくPチャネルトランジスタがセル
列の外側に配される形式の他にNチャネルトランジスタ
が外側に配される形式も採用される。
【0040】近年、携帯型のパーソナルコンピュータ等
において消費電力の節減が要望され、かかる要望に応え
るために、低い電圧で作動可能な回路は出来るだけ低い
電圧で作動させる一方、高い電圧での作動を必要とする
回路は高い電圧で作動させることとして、或いは、一部
の回路セルを異なる二種類の電圧で切替作動させること
として、システム内で二種類以上の電源電圧を採用する
必要性が増加している。
において消費電力の節減が要望され、かかる要望に応え
るために、低い電圧で作動可能な回路は出来るだけ低い
電圧で作動させる一方、高い電圧での作動を必要とする
回路は高い電圧で作動させることとして、或いは、一部
の回路セルを異なる二種類の電圧で切替作動させること
として、システム内で二種類以上の電源電圧を採用する
必要性が増加している。
【0041】上記実施例のダブルカラムタイプのゲート
アレイの場合には、かかる異電圧で作動するLSI相互
間を連結するインターフェイスを含むLSIとして利用
することが好適である。従来、かかる異電圧の回路を扱
う場合には、別にインターフェイス用のLSIを設け、
或いは一のLSI内に配する場合でも特別にセル列若し
くはセルの島を挿入することが一般的で、異電圧のセル
相互を隔離する方法がとられていた。
アレイの場合には、かかる異電圧で作動するLSI相互
間を連結するインターフェイスを含むLSIとして利用
することが好適である。従来、かかる異電圧の回路を扱
う場合には、別にインターフェイス用のLSIを設け、
或いは一のLSI内に配する場合でも特別にセル列若し
くはセルの島を挿入することが一般的で、異電圧のセル
相互を隔離する方法がとられていた。
【0042】しかし、LSIを別に設ける場合は当然の
こととして、同じLSI内部に別のセル列或いはセルの
島を挿入するためには、これらを他から分離するために
離隔距離をとる必要があり、集積度を犠牲にすることと
なっていた。本実施例のLSIの場合には、これとは異
なり、同一のセル列に異電圧電源を供給することができ
るので、LSIの集積度を犠牲にすることがない。
こととして、同じLSI内部に別のセル列或いはセルの
島を挿入するためには、これらを他から分離するために
離隔距離をとる必要があり、集積度を犠牲にすることと
なっていた。本実施例のLSIの場合には、これとは異
なり、同一のセル列に異電圧電源を供給することができ
るので、LSIの集積度を犠牲にすることがない。
【0043】また、レベルシフト回路を一つのセル列内
に構成することができるため、配線の寄生容量の増大を
防止でき、信号伝達における遅延を防止することもでき
る。特にこのレベルシフト回路がクリティカルパスとな
っている場合には、これによりシステムの高速化が可能
となる。
に構成することができるため、配線の寄生容量の増大を
防止でき、信号伝達における遅延を防止することもでき
る。特にこのレベルシフト回路がクリティカルパスとな
っている場合には、これによりシステムの高速化が可能
となる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第一発明
によると、LSI内部の一の回路ブロックについて、そ
の電源ラインをオフとすることによって動作を停止させ
て消費電力の節減を図る一方、停止させた回路ブロック
から信号を受ける別の回路の入力を電源ラインがオフす
る直前の信号に保持することにより、別の回路における
誤動作を防止すると共に電源回復後のシステムの素早い
動作が保証されるという顕著な効果を奏する。
によると、LSI内部の一の回路ブロックについて、そ
の電源ラインをオフとすることによって動作を停止させ
て消費電力の節減を図る一方、停止させた回路ブロック
から信号を受ける別の回路の入力を電源ラインがオフす
る直前の信号に保持することにより、別の回路における
誤動作を防止すると共に電源回復後のシステムの素早い
動作が保証されるという顕著な効果を奏する。
【0045】本発明の第二発明によると、ダブルカラム
タイプのLSIに二種類の電源電圧を供給することで、
LSI相互間乃至はセル列相互間の配線本数及び亘長を
低減することで、信号伝達を高速化すると共に配置効率
の向上が可能になったという顕著な効果を奏する。
タイプのLSIに二種類の電源電圧を供給することで、
LSI相互間乃至はセル列相互間の配線本数及び亘長を
低減することで、信号伝達を高速化すると共に配置効率
の向上が可能になったという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明の原理図である。
【図2】第一発明の一実施例(1)のLSIの回路図で
ある。
ある。
【図3】(a)及び(b)は夫々、図2におけるスイッ
チ回路及びラッチ回路の回路図である。
チ回路及びラッチ回路の回路図である。
【図4】本発明のLSIにおける電源ラインの構成例
(1)である。
(1)である。
【図5】本発明のLSIにおける電源ラインの構成例
(2)である。
(2)である。
【図6】第二発明の一実施例(2)のLSIの要部構成
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図7】図6におけるセル列の一部を示す平面図であ
る。
る。
【図8】図6のLSIにおけるレベルシフト回路の回路
図である。
図である。
【図9】従来のシステムのブロック図である。
VDDA、VDDB、VDD1〜VDD3、VSS1:電源ライン
10:LSI
11〜13:回路ブロック
15:スイッチ回路
16:ラッチ回路
17、18 信号ライン
25〜28:セル列
Q1〜Q10:トランジスタ
INV1〜INV6:インバータ
Claims (4)
- 【請求項1】相互に独立にオン・オフ可能に配設された
複数の電源ライン(VDDA、VDDB)と、該電源ライン
(VDDA、VDDB)の夫々から電源供給を受ける複数の回
路ブロック(1、2)とを備える半導体集積回路であっ
て、 一の前記電源ライン(VDDA)から電源供給を受ける一
の前記回路ブロック(1)からの出力信号を該一の前記
電源ライン(VDDA)のオン時に送出すると共に、前記
一の電源ライン(VDDA)がオフする直前の前記出力信
号を保持して前記一の電源ライン(VDDA)のオフ時に
出力するラッチ回路(3)を更に備えることを特徴とす
る半導体集積回路。 - 【請求項2】前記一の電源ライン(VDDA)のオフ時に
前記一の回路ブロック(1)に対する入力信号の伝達を
阻止するスイッチ回路(15)を更に備えることを特徴
とする請求項1記載の半導体集積回路。 - 【請求項3】二つの相補型MOSトランジスタを内部に
備える多数の回路セルが列状に配列されて成るダブルカ
ラムタイプの半導体集積回路において、一の前記回路セ
ル内に夫々配される一方及び他方の前記相補型MOSト
ランジスタが、相互に異なる電圧を有する二種類の電源
ライン(VDD1、VDD2)から夫々電源供給を受けること
を特徴とする半導体集積回路。 - 【請求項4】信号レベルシフト回路が、一の前記セル列
内に形成されることを特徴とする請求項3記載の半導体
集積回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179252A JPH0529551A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 半導体集積回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3179252A JPH0529551A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 半導体集積回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529551A true JPH0529551A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16062602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3179252A Withdrawn JPH0529551A (ja) | 1991-07-19 | 1991-07-19 | 半導体集積回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0529551A (ja) |
Cited By (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07131323A (ja) * | 1993-11-02 | 1995-05-19 | Nec Corp | スタンバイ電流が小さな半導体集積回路 |
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-
1991
- 1991-07-19 JP JP3179252A patent/JPH0529551A/ja not_active Withdrawn
Cited By (20)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19981008 |