JPH0635912A - 文書編集処理装置 - Google Patents

文書編集処理装置

Info

Publication number
JPH0635912A
JPH0635912A JP4184958A JP18495892A JPH0635912A JP H0635912 A JPH0635912 A JP H0635912A JP 4184958 A JP4184958 A JP 4184958A JP 18495892 A JP18495892 A JP 18495892A JP H0635912 A JPH0635912 A JP H0635912A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
data
displayed
display pattern
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4184958A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Asuma
肇 飛鳥馬
Tsukasa Hasegawa
司 長谷川
Akira Naito
彰 内藤
Yasuhiko Kasai
康彦 笠井
Tomoko Tsuchiya
知子 土屋
Teiji Kuwabara
禎司 桑原
Yasumasa Matsuda
泰昌 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4184958A priority Critical patent/JPH0635912A/ja
Publication of JPH0635912A publication Critical patent/JPH0635912A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Document Processing Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明の目的は、入力編集作業を一時中断する
ことなく、画面上で、その文書データが用紙上のどこに
配置されているのかをいつでも意識することができる、
文書編集処理装置に関する。 【構成】テキスト、図形、イメージからなる文書データ
を、入力する入力手段、編集する編集手段、表示する第
1の表示手段、記憶する第1の記憶手段、印刷する印刷
手段を備える、文書編集処理装置であって、用紙の、水
平方向または垂直方向の任意の位置を記憶する第2の記
憶手段と、該位置を示す表示パターンを記憶する第3の
記憶手段と、表示する文書データの範囲内に、上記位置
が含まれる場合、当該位置に上記表示パターンを表示す
る第2の表示手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書編集処理装置に係
り、特に、用紙の水平方向または垂直方向の任意位置を
把握するのに好適な表示パターンを表示する第2の表示
手段を備えた文書編集処理装置に係る。
【0002】またさらに、本発明は、文書編集装置に係
り、特に、用紙上における、テキスト、図形、イメージ
からなる文書データが印刷可能な領域の、水平方向また
は垂直方向の任意位置を把握するのに好適な表示パター
ンを表示する第2の表示手段を備えた、文書編集処理装
置に係る。
【0003】
【従来の技術】従来、文書編集処理装置においては、作
業画面上に表示されている、用紙上における、テキス
ト、図形、イメージからなる文書データが印刷可能な領
域の、水平方向の任意位置を知るための表示パターン
は、株式会社日立製作所日本語ワードプロセッサwit
h meBP−10/BP−10S取扱説明書《機能
編》(平成2年10月)第32ページから第33ページ
において述べられている、作業画面下部に表示されたス
ケールである。該スケールによって、テキスト、図形、
イメージからなる文書データ内のデータが、その文書デ
ータが印刷可能な領域の、左端から何文字目の位置に置
かれているのかが分かる。
【0004】同様に、作業画面上に表示されている、上
記文書データの上記領域に対する垂直方向の任意位置を
知るための表示パターンは、上記ページにおいて述べら
れている、作業画面下部に表示された、カーソルの置か
れている行の行数と、画面上に表示されている上記領域
の行数の数値による表示である。上記行数の表示は、カ
ーソルが置かれている行を数値で表したものであり、文
書データ内のデータが存在する位置にカーソルを置くこ
とで、表示されている領域の上端から何行目であるかが
数値による表示によって分かる。
【0005】また、上記文書データが、用紙内にどのよ
うに配置されているのかを知るためには、上記取扱説明
書第114ページにおいて述べられているレイアウト機
能を用いる。この機能によって、上記文書データを印刷
した場合のイメージを得ることが出来る。上記レイアウ
ト機能は、上記文書データを用紙に印刷する場合にどの
ように印刷されるのかをそのイメージ表示によって確認
するための機能であり、文書データが、用紙上にどのよ
うに配置されているのかが分かる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本願の文書編集処理装
置の発明が解決しようとする課題を説明する。
【0007】上記2つの表示パターンと上記レイアウト
機能を用いて、入力、編集作業をうことにより、例えば
以下のような問題が生じる。すなわち、用紙の水平方向
または垂直方向の中心位置と、その用紙内の、上記文書
データを印刷可能な領域の同中心位置とに、ずれが生じ
ている場合、上記スケールと、上記カーソルが置かれて
いる行数の表示の、2つの表示パターンによって、領域
の水平方向または垂直方向の中心位置に文書データを配
置出来ても、用紙の同中心位置にその文書データを配置
することが出来ない。さらに、上記文書データの、用紙
に対する位置を知るためには、上記レイアウト機能によ
って表示される、印刷時のイメージから把握するしかな
い。しかし、入力編集作業を一時中断する必要があり、
この機能を用いても、用紙内の正確な位置、例えば用紙
の水平方向または垂直方向の中心位置等を上記イメージ
から把握することは困難である。
【0008】以上は、用紙上において、任意の位置を把
握できないために生じる問題である。同様に、用紙上に
おける、文書データを印刷可能な領域に対しても、例え
ば、以下のような問題が生じる。すなわち、上記領域の
水平方向の中心位置に文書データを配置する場合、画面
をその領域の右端にスクロールさせてその領域の一行に
入力可能な文字数を上記スケールによって認識し、その
数から中心位置を操作者が計算して求めるという作業が
必要である。同様に、上記領域の垂直方向の中心位置に
文書データを配置する場合、上記領域の行数を表す数値
の表示から、中心となる行を操作者が計算して求める作
業が必要である。さらに、上記文書データの、上記領域
に対する配置を把握したい場合、上記レイアウト機能を
用いても、該機能は、用紙に対する文書データの配置
を、印刷時のイメージ表示によって確認するための機能
であるため、文書データが領域に対してどのように配置
されているのかを確認することは出来ない。
【0009】よって、上記2つの表示パターンとレイア
ウト機能を用いて、画面上に表示されている用紙の範
囲、または画面上に表示されている上記文書データの、
用紙に対する配置を把握することは極めて困難であると
共に、画面上に表示されている、文書データを印刷可能
な領域の範囲、または画面上に表示されている上記文書
データの、その領域に対する配置を把握することも極め
て困難である。
【0010】本発明の目的は、入力編集作業を一時中断
することなく、画面上で、その文書データが用紙上のど
の位置に配置されているのかをいつでも意識することが
出来る、文書編集処理処置を提供することにある。
【0011】またさらに、本発明の目的は、入力編集作
業を一時中断することなく、画面上で、その文書データ
が、用紙上における文書データが印刷可能な領域内の、
どの位置に配置されているのかをいつでも意識すること
が出来る、文書編集処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本願の文書編集処理装置
の発明は、テキスト、図形、イメージからなる文書デー
タを、入力する入力手段、編集する編集手段、表示する
第1の表示手段、記憶する第1の記憶手段、印刷する印
刷手段を備える、文書編集処理装置であって、用紙の水
平方向または垂直方向における任意の位置を記憶する第
2の記憶手段と、該位置を示す表示パターンを記憶する
第3の記憶手段と、表示する文書データの範囲内に上記
位置が含まれる場合、当該位置に上記表示パターンを表
示する第2の表示手段とを備える。
【0013】本発明のハードウェアは、CPUを中心と
して、メモリ、補助記憶装置、入力装置、表示装置等を
備えて構成することが出来る。上記した各手段は、これ
らの装置と、上記メモリに格納されるプログラムとによ
り構成することが出来る。
【0014】上記第2の記憶手段は、例えば、上記ハー
ドウェアのメモリを用いて構成することが出来る。その
記憶する任意位置は、請求項2記載のように、操作者に
上記任意位置を指定できる手段を与え、該手段を用いて
操作者が指示した任意位置である。また上記任意位置
は、請求項4記載によれば、中心位置のような用紙の水
平方向または垂直方向の幅を任意の整数nによって均等
に分割したときにできる分割位置である。その際、請求
項5記載のように、第4の記憶手段を備え、上記任意の
整数nを記憶する。さらに、請求項6記載のように、上
記任意の整数nを操作者が決定できる、分割数決定手段
を備える。例えば、上記整数nの候補を複数個記憶し、
その候補の中から操作者が分割する数を選択できる手段
や、操作者が、分割する数を表す数値データを入力で
き、該数値データをもって分割する数とする手段等であ
る。
【0015】上記第3の記憶手段は、例えば上記ハード
ウェアのメモリを用いて構成することが出来る。記憶さ
れる表示パターンとしては、例えば、矢印、三角形、線
分等任意の位置を指し示すことが可能な表示パターン等
がある。また、請求項3記載のように、複数の表示パタ
ーンの候補を上記第3の記憶手段によって記憶保持し、
その候補の中から表示する表示パターンを操作者が選択
できる手段を備える。
【0016】上記第2の表示手段によって、表示パター
ンを表示する際には、文書データと共に表示パターンを
表示する表示パターン表示機能を備えることが好まし
い。表示パターンの表示される位置は、その表示パター
ンの態様によって異なるが、例えば、矢印、三角形等で
あれば、上部、下部、左部、右部等、画面の端に表示さ
れ、また、線分等であれば、画面の背景となり、上記文
書データを表示する際に重ねて表示することができる。
例えば、図6に示すように、上記第2の表示手段によっ
て、画面の上部と右部に、三角形の態様をした表示パタ
ーン601、602、603を、文書データと共に表示
する。図6において、表示パターン601,602,6
03は、それぞれ用紙の水平方向を均等に4分割したと
きの1つめの分割位置、同2分割したときの分割位置、
用紙の垂直方向を均等に4分割したときの1つめの分割
位置を表している。さらに、文書データと共に表示パタ
ーンを表示する場合、上記文書データと識別できる態様
で表示する表示パターン表示機能を備えることが好まし
い。例えば、表示明度を変える、点滅表示をする、カラ
ー表示を行っている場合には、表示の色を替える、上記
位置によって、その表示パターンの態様を変化させるこ
となどである。
【0017】また、上記発明において、上記表示パター
ンの表示を行うモードと、表示を行わないモードを設定
して、かつ、両モードを選択する表示モード選択手段を
備えることが好ましい。例えば、用紙のサイズが非常に
小さく、上記第1または第2の表示手段によって全ての
範囲を表示可能であり、表示パターンの表示が邪魔とな
る場合、操作者が表示パターンの表示を中止することが
できる。
【0018】以上は、用紙の水平方向または垂直方向に
おける、任意の位置を示す表示パターンを表示する際に
用いる手段のハードウェア構成であった。さらに、請求
項7、8、9、10、11、12記載によれば、上記任
意位置は、用紙上における文書データを印刷可能な領域
の、水平方向および垂直方向における任意位置であり、
上記請求項記載の手段は、上記表示パターンを表示する
際に用いる手段と同じであるため、同様にそのハードウ
ェアを構成できる。
【0019】
【作用】本願の文書編集処理装置の発明にあっては、用
紙または用紙上における、テキスト、図形、イメージか
らなる文書データの印刷可能な領域の、水平方向または
垂直方向における任意の位置を記憶する。該位置記憶デ
ータは、表示される範囲内に、該位置が含まれるかどう
かを判断する際に使用される。そして、該位置が上記範
囲内に含まれた場合には、当該位置にその位置を表す表
示パターンを表示する。その表示パターンは、第3の記
憶手段によって記憶され、該表示パターン記憶データ
は、表示パターンを表示する際に使用される。
【0020】上記任意位置は、例えば、用紙または上記
領域の、水平方向または垂直方向の長さを任意の整数n
で均等に分割したときにできる分割位置である。該分割
位置を示す表示パターンを表示することで、用紙または
上記領域のどの範囲が表示されているのかいつでも意識
することができ、さらに文書データと共に表示すること
によって、その文書データが用紙上または上記領域上
の、どのあたりに配置されているのかを簡単に把握でき
る。その際は、上記任意の整数nは記憶され、該記憶デ
ータを用いて、上記分割位置が決定される。その分割数
を表す上記任意の整数nは、操作者が決定することもで
き、用紙または上記領域の大きさ、文書データの形式等
により、表示パターンを表示する位置を変化させること
ができる。
【0021】また、用紙または上記領域の、水平方向ま
たは垂直方向の長さを均等に分割する分割位置に表示パ
ターンを表示するだけでなく、用紙または上記領域にお
ける任意の位置を、操作者が指定できる手段を備え、該
手段によって指定された位置に表示パターンを表示する
ことによって、操作者は、記憶に頼ることなく、正確
に、いつでもその位置を確認することができる。
【0022】さらに、表示パターンを表示する場合、そ
の表示する態様を、例えば表示明度を変える等により行
うことにより、表示パターンを目立たせることができ、
文書データとの識別がしやすくなる。
【0023】この他、表示パターンを表示するか否かを
操作者が選択でき、必要のない場合には、表示パターン
の表示を中止することができるようにすることで、より
操作者の要求に従った表示が可能となる。
【0024】上記によれば、操作者は、表示された表示
パターンを用いることにより、用紙または上記領域上の
任意の位置に、簡単に文書データを配置することがで
き、またその位置を簡単に把握できる。また、表示され
る範囲内に収まりきらない大きさの用紙または領域を扱
うときには、該表示パターンの表示を目安にすること
で、上記用紙または領域上の、表示されている範囲をい
つでも意識しながら、中断することなく作業を行うこと
ができる。
【0025】
【実施例】以下、本願発明の一実施例について、図面を
参照して説明する。
【0026】本実施例は、文書編集処理装置に関するも
ので、図3に示すハードウェアおよびこのハードウェア
を制御するプログラムにより構成される。
【0027】図3に示すハードウェアシステムは、操作
者が文書データの入力、編集等に関する指示を入力する
入力装置301と、システムの制御を行う中央制御装置
(以下CPUと称する)302と、CRT等の表示デバ
イスを有し、文書データを表示する表示装置303とを
備えている。
【0028】入力装置301は、文書データの入力、編
集、記憶、印刷を指示するためのキーボードにより構成
される。なお入力装置301には、マウス、電子ペン等
を付加してもよい。CPU302は、入力装置301か
らの指示に基づき文書データの入力、編集、記憶、印刷
の制御を行う。表示装置303は、CPU302により
制御され、文書データや各命令及び命令に対するメッセ
ージなどを表示する。
【0029】また、本実施例のハードウェアシステム
は、プログラム、文書データ、各種データの管理データ
等を記憶するためのフロッピディスクなどの補助記憶装
置304と、文書データの入力、編集、記憶、印刷等の
処理を行うためのプログラムや、操作者に対するシステ
ム環境を変更するためのプログラムを記憶するプログラ
ムメモリ306と、文書データや各種データの管理デー
タを記憶するためのデータメモリ307とを備えてい
る。
【0030】プログラムメモリ306およびデータメモ
リ307は、各々内蔵型ハードディスク、RAM等によ
り構成することができる。RAMで構成される場合、プ
ログラムや管理データは、補助記憶装置304等からロ
ードすればよい。この他、文書データを印刷出力する出
力装置305を備えている。
【0031】次に、本実施例の表示パターンの表示処理
の基本となる処理において使用されるデータについて、
図2を用いて説明する。201は、用紙上における、画
面に表示されている範囲に関するデータであり、画面に
表示されている文書の頁に関するデータ202、用紙上
の、画面左端が位置する座標のデータ203、同右端が
位置する座標のデータ204、同上端が位置する座標の
データ205、同下端が位置する座標のデータ206に
よって構成される。207は、用紙の水平方向における
任意の位置に関するデータであり、用紙の水平方向にお
ける任意の位置を記憶するデータ209と、用紙上にお
ける、画面に表示されている範囲内に位置209が含ま
れていた場合に表示する、表示パターンのデータ215
が格納されているアドレスを示す、アドレスデータ20
8により構成される。同様に、210は、用紙の垂直方
向における任意の位置に関するデータであり、用紙の垂
直方向における任意の位置を記憶するデータ212と、
用紙上における、画面に表示されている範囲内に位置2
12が含まれていた場合に表示する、表示パターンのデ
ータ216が格納されているアドレスを示す、アドレス
データ211により構成される。213は、文書を表示
する際に、位置209の位置を示す表示パターン215
を合わせて表示するかどうかを示すフラグデータであ
り、1ならば表示パターン215を文書と合わせて表示
する、0ならば表示パターン215を表示せず、文書の
み表示することを表す。同様に、214は、文書を表示
する際に、位置212の位置を示す表示パターン216
を合わせて表示するかどうかを示すフラグデータであ
り、1ならば表示パターン216を文書と合わせて表示
する、0ならば表示パターン216を表示せず、文書の
み表示することを表す。
【0032】以上のデータを用いて、表示パターンの表
示の基本処理が行われる。以下に、図1を用いて、本実
施例の用紙上の任意位置を表す表示パターンの表示の基
本処理手順を示す。ステップ101では、文書を画面に
表示する。ステップ102は、用紙上における、画面に
表示されている範囲内に含まれる、任意位置を判定する
処理である。ステップ102において、CPU302
は、画面左端の座標203、画面右端の座標204と、
位置209の大小関係を比較することにより、画面の左
端から右端の間に、位置209が含まれているかを判定
し、含まれていた場合は、フラグ213に1を格納し、
含まれていない場合は、0を格納する。さらに、画面上
端の座標205、画面下端の座標206と、位置212
の大小関係を比較することにより、画面の上端から下端
の間に、位置212が含まれているかを判定し、含まれ
ていた場合は、フラグ214に1を格納し、含まれてい
ない場合は、0を格納する。ステップ103は、上記フ
ラグデータを用いて、表示パターンを表示する処理であ
る。ステップ103において、フラグ213、214に
格納されている内容を確認し、1であったら、それぞれ
アドレスデータ208、211が指し示すアドレスに格
納されている、表示パターン215、216を、文書と
共に表示する。逆に0であったなら、そのフラグが示す
表示パターンの表示を行わずに、文書のみ表示する。
【0033】上記実施例の、位置209、212は、操
作者に指定させてもよい。また、上記実施例の、表示パ
ターンデータ215および216は、それぞれ複数個保
持させ、アドレスデータ208,211は、そのいずれ
かのアドレスを保持すれば、ユーザに表示パターンを選
択させることが出来る。また、上記実施例では、画面に
表示されている範囲を、画面上端、下端、左端、右端が
位置する、用紙に対する座標データによって表したが、
画面のある一点、例えば画面左上角の座標データと、そ
こを基準にした画面の水平方向の長さと、垂直方向の長
さの2つの値を用いて、画面の範囲を表してもよい。
【0034】上記実施例において、位置209および位
置212は、それぞれ用紙の水平方向、垂直方向の任意
の位置としているが、用紙の水平方向、垂直方向の長さ
を、任意の整数nで均等に分割する分割位置でもよい。
この分割位置を示す表示パターンの表示の処理において
使用されるデータを図4を用いて説明する。
【0035】401は、用紙上における、画面に表示さ
れている範囲に関するデータである。402は、用紙の
水平方向および垂直方向の分割位置に関するデータ群で
あり、1つのデータは、分割位置の座標データ404
と、用紙上における画面に表示されている範囲に、その
分割位置が含まれる場合に表示する表示パターン405
が格納されているアドレスを示す、アドレスデータ40
3によって構成される。406は、文書を表示する際
に、分割位置404の位置を示す表示パターンを表示す
るかどうかを表すフラグデータであり、1ならば、文書
と共に、表示パターンを表示する、0ならば、表示パタ
ーンは表示せず、文書のみ表示することを表す。405
は、表示パターンに関するデータ群である。
【0036】以上のデータを用いて、用紙の水平方向お
よび垂直方向を、均等に分割する分割位置を表す表示パ
ターンの表示処理が行われる。以下に、図5を用いて、
画面に表示されている範囲内に含まれる、分割位置の判
定処理を説明する。図5は、画面に表示されている範囲
内に含まれる、用紙の水平方向および垂直方向の複数の
分割位置を判定する処理の手順を表しており、図1のス
テップ102において行われる処理を変化させたもので
ある。したがって、以下に示す判定処理以前および以降
の処理は、図1のステップ102以前および以降の処理
と同様の処理が行われる。まず、ステップ501におい
て、CPU302は、分割位置に関するデータ群402
から、1つの分割位置に関するデータを読み出し、デー
タ内の分割位置の座標データ404と、画面に表示され
ている範囲に関するデータ401の比較により、画面に
表示されている範囲内に、この分割位置が含まれている
かを判定する。その比較の方法は、上記表示パターンの
表示の基本処理における比較方法と同じである。比較の
結果、画面に表示されている範囲内に、その分割位置4
04が含まれていると判定されると、ステップ502に
おいて、フラグデータ群406の中の、その分割位置4
04に対応したフラグに1を格納する。逆に、範囲内に
その分割位置404が含まれていないと判定されると、
ステップ503において、上記フラグに0を格納する。
次に、ステップ504において、CPU302は、分割
位置に関するデータ群402について、画面に表示され
ている範囲内に含まれる分割位置を全て判定したかを判
断する。判断の結果、全ての分割位置に関して判定して
いない場合は、ステップ501に戻り、同様の処理を繰
り返す。こうして、分割位置に関するデータ群402の
中の、分割位置に関するデータについて、画面に表示さ
れている範囲内に含まれる全ての分割位置を算出する。
表示パターンの表示処理は、図1のステップ103と同
様であり、フラグデータ群406を用いて、画面に表示
されている範囲内に含まれている分割位置を把握し、そ
の分割位置に関するデータの中のアドレスデータ403
が指し示すアドレスに格納されている表示パターンデー
タ405を用いて、表示パターンを文書データと共に画
面に表示する。
【0037】以上が、用紙の水平方向および垂直方向の
分割位置を表す表示パターンの表示処理である。
【0038】上記分割位置に表示パターンを表示する実
施例では、分割位置を用紙の水平方向、垂直方向の長さ
を、任意の整数nで均等に分割した際の位置としている
が、この分割位置を決定するためのデータである任意の
整数nは、データメモリ307で記憶してもよい。ま
た、任意の整数nは、操作者によって入力させてもよ
い。
【0039】またさらに、上記分割位置は、例えばデー
タメモリ307のような記憶手段に格納されたデータに
よって、システムが決定してもよい。その決定するため
のデータとしては、例えば、用紙に関するデータや、文
書データの形式に関するデータなどがある。それとは逆
に、上記実施例では、表示する表示パターンを、フラグ
データ406と、分割位置に関するデータ402と、表
示パターンに関するデータ405とによって、システム
が決定しているが、操作者が決定してもよい。
【0040】これまでに説明した実施例では、表示パタ
ーンを表示する位置は、用紙に対する相対位置である
が、用紙上における、文書データを印刷可能な領域に対
する相対位置でもよい。
【0041】この他、操作者が表示パターンの表示をす
るか否かを選択でき、常に表示パターンを表示するのか
どうかを操作者に指定させることによって、必要のない
場合には、表示パターンの表示を行わないようにしても
よい。
【0042】
【発明の効果】本実施例によれば、表示パターンを表示
する位置が、画面上に表示されている範囲内に含まれて
いるかを判定する基本的な処理手順は、その位置が複数
であっても、上記判定処理を繰返し行うだけであり、基
本的な判定手順は変化しないため、用紙上における任意
位置の設定方法を容易に変更することが可能となる。ま
た、本実施例によれば、位置に関するデータの中に、そ
の位置を表す表示パターンに関するデータが格納されて
いるアドレスのデータを持つことによって、位置とその
位置を表す表示パターンが明確に結び付くことになり、
位置によって表示する表示パターンの形態を変化させる
ことが容易となる。またさらに、本実施例によれば、用
紙上における、画面に表示されている範囲内に含まれる
任意位置の判定処理と、その位置を表す表示パターンの
表示処理とを、フラグデータを介することによって明確
に分けて構成しているため、用紙上における任意位置の
指定方法や、表示パターンの表示方法の変更、改良を容
易に行うことが可能となる。
【0043】本発明によれば、従来は操作者が計算によ
って割り出していた、用紙上、または用紙上において文
書データを印刷可能な領域上の任意の位置を、簡単に、
しかも正確に把握できるようになるため、入力、編集作
業時に、文書データの配置、位置の把握がしやすくな
る。また、それと同時に、用紙または上記領域上の、表
示されている範囲をいつでも意識することができるよう
になるため、中断することなく作業を行うことができ
る。対象とする用紙または領域のサイズが大きく、か
つ、表示可能な範囲が小さく、その2つの差が大きけれ
ば大きいほど、この効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本となる処理手順を示す
フローチャートである。
【図2】本発明の一実施例の基本となる処理において使
用するデータを示す図である。
【図3】本発明の一実施例のシステムを構成するハード
ウェアを示すブロック図である。
【図4】本実施例の用紙の水平方向および垂直方向の分
割位置が、画面に表示されている範囲内に含まれている
かどうかを判定する処理を示すフローチャートである。
【図5】本実施例の画面に表示されている範囲内に分割
位置が含まれているかを判定する処理において使用する
データを示す図である。
【図6】本発明の一実施例の表示パターン表示処理後の
表示画面例を示す説明図である。
【符号の説明】
201…画面に表示されている用紙上における範囲を表
すデータセット、 202…画面に表示されている文書の頁を表すデータ、 203…画面の左端が位置する座標を表すデータ、 204…画面の右端が位置する座標を表すデータ、 205…画面の上端が位置する座標を表すデータ、 206…画面の下端が位置する座標を表すデータ、 207…水平方向の任意位置に関するデータが格納され
ているデータセット、 208…水平方向の任意位置を表す表示パターンのデー
タが格納されているアドレス、 209…水平方向の任意位置の、用紙上における座標を
表すデータ、 210…垂直方向の任意位置に関するデータが格納され
ているデータセット、 211…垂直方向の任意位置を表す表示パターンのデー
タが格納されているアドレス、 212…垂直方向の任意位置の、用紙上における座標を
表すデータ、 213…画面に表示されている範囲内に水平方向の任意
位置が含まれている事を記憶するためのフラグ、 214…画面に表示されている範囲内に垂直方向の任意
位置が含まれている事を記憶するためのフラグ、 215…水平方向の任意位置を表す表示パターンに関す
るデータ、 216…垂直方向の任意位置を表す表示パターンに関す
るデータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内藤 彰 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 笠井 康彦 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 土屋 知子 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 桑原 禎司 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内 (72)発明者 松田 泰昌 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所マイクロエレクトロニクス 機器開発研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テキスト、図形、イメージからなる文書デ
    ータを、入力する入力手段、編集する編集手段、表示す
    る第1の表示手段、記憶する第1の記憶手段、印刷する
    印刷手段を備える文書編集処理装置であって、 用紙の水平方向または垂直方向における任意の位置を記
    憶する第2の記憶手段と、該位置を示す表示パターンを
    記憶する第3の記憶手段と、 表示する文書データの範囲内に上記位置が含まれる場
    合、当該位置に上記表示パターンを表示する第2の表示
    手段とを備えることを特徴とする文書編集処理装置。
  2. 【請求項2】用紙の水平方向または垂直方向における任
    意位置を、操作者に指定させる手段を備えることを特徴
    とする請求項1記載の文書編集処理装置。
  3. 【請求項3】用紙の水平方向または垂直方向における任
    意の位置を示す表示パターンは、複数個記憶することが
    でき、該複数の表示パターンの中から、表示する表示パ
    ターンを操作者に指定させる手段を備えることを特徴と
    する請求項1または2記載の文書編集処理装置。
  4. 【請求項4】用紙の水平方向または垂直方向の位置は、
    2以上の整数値nによって均等に分割した時にできる分
    割位置であることを特徴とする請求項1または2または
    3記載の文書編集処理装置。
  5. 【請求項5】用紙の水平方向または垂直方向の位置は、
    2以上の整数値nによって均等に分割したときにできる
    分割位置であり、上記整数値nを記憶する第4の記憶手
    段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれ
    か1項に記載の文書編集処理装置。
  6. 【請求項6】用紙の水平方向または垂直方向の位置は、
    2以上の整数値nによって均等に分割した時にできる分
    割位置であり、上記整数値nを操作者に決定させる手段
    を備えることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか
    1項に記載の文書編集処理装置。
  7. 【請求項7】テキスト、図形、イメージからなる文書デ
    ータを、入力する入力手段、編集する編集手段、表示す
    る第1の表示手段、記憶する第1の記憶手段、印刷する
    印刷手段を備える、文書編集処理装置であって、 用紙上における上記文書データが印刷可能な領域の水平
    方向または垂直方向における任意の位置を記憶する第2
    の記憶手段と、 該位置を示す表示パターンを記憶する第3の記憶手段
    と、 表示する文書データの範囲内に上記位置が含まれる場
    合、当該位置に上記表示パターンを表示する第2の表示
    手段とを備えることを特徴とする文書編集処理装置。
  8. 【請求項8】用紙上における、上記文書データが印刷可
    能な領域の水平方向または垂直方向における位置を、操
    作者に指定させる手段を備えることを特徴とする請求項
    7記載の文書編集処理装置。
  9. 【請求項9】用紙上における、上記文書データが印刷可
    能な領域の水平方向または垂直方向の任意の位置を示す
    表示パターンは、複数個記憶でき、 該複数の表示パターンの中から、操作者に表示する表示
    パターンを指定させる手段を備えることを特徴とする請
    求項7または8記載の文書編集処理装置。
  10. 【請求項10】用紙上における、上記文書データが印刷
    可能な領域の水平方向または垂直方向の位置は、2以上
    の整数値nによって均等に分割した時にできる分割位置
    であることを特徴とする請求項7または8または9記載
    の文書編集処理装置。
  11. 【請求項11】用紙上における、上記文書データが印刷
    可能な領域の水平方向または垂直方向の位置は、2以上
    の整数値nによって均等に分割した時にできる分割位置
    であり、上記整数値nを記憶する第4の記憶手段を備え
    ることを特徴とする請求項7ないし10のいずれか1項
    に記載の文書編集処理装置。
  12. 【請求項12】用紙上における、上記文書データが印刷
    可能な領域の水平方向または垂直方向の位置は、2以上
    の整数値nによって均等に分割した時にできる分割位置
    であり、上記整数値nを操作者に決定させる手段を備え
    ることを特徴とする請求項7ないし11のいずれか1項
    に記載の文書編集処理装置。
JP4184958A 1992-07-13 1992-07-13 文書編集処理装置 Pending JPH0635912A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4184958A JPH0635912A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 文書編集処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4184958A JPH0635912A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 文書編集処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0635912A true JPH0635912A (ja) 1994-02-10

Family

ID=16162328

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4184958A Pending JPH0635912A (ja) 1992-07-13 1992-07-13 文書編集処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0635912A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4951233A (en) Document producing apparatus having in-document layout display
KR900006042B1 (ko) 복합문서 처리 장치용 표시 제어장치
US5835916A (en) Document preparing apparatus capable of relocating cells forming a table and resetting cell size
US20030229856A1 (en) Text grid creation tools
JP3015264B2 (ja) 情報処理装置及び方法
JPH0635912A (ja) 文書編集処理装置
JPH09259295A (ja) Cadシステム
JP2528880B2 (ja) 情報処理装置
JPH1055431A (ja) 画像処理装置
JP2020144453A (ja) 画像編集装置、画像編集方法
JPH0379718B2 (ja)
JPH06325144A (ja) レイアウトデザイン装置
JPS6314229A (ja) オブジエクト選択方式
JPH053007B2 (ja)
JPH11219441A (ja) 画像編集装置、画像編集方法および画像編集処理プログラムを記録した記録媒体
JPH04170669A (ja) 閉領域内文字割付装置
JP3077777B2 (ja) 文書処理装置
JPH0194387A (ja) 文書編集方式
JPS62271075A (ja) 画像処理装置
JPH04127270A (ja) 文書処理装置
JPH0321932B2 (ja)
JPH03189724A (ja) 文書処理装置
JPH07184033A (ja) 画像処理装置
JPH05135050A (ja) 線分属性表示方法
JPS622374A (ja) 作図システム