JPH06347071A - 排気装置 - Google Patents

排気装置

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JPH06347071A
JPH06347071A JP5133482A JP13348293A JPH06347071A JP H06347071 A JPH06347071 A JP H06347071A JP 5133482 A JP5133482 A JP 5133482A JP 13348293 A JP13348293 A JP 13348293A JP H06347071 A JPH06347071 A JP H06347071A
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duct
noise
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hood
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Hitoshi Sakakibara
仁 榊原
Hiroaki Takeyama
博昭 竹山
Takako Takura
香子 田蔵
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】排気効率を低下させることなく騒音を低減でき
る消音構造を小型の排気装置に適用することを可能とす
る。 【構成】吸気経路が傾斜あるいは折れ曲がったダクト部
5aをフード部2に形成し、フード部2の内部に形成さ
れファン1が収められた収納空間にダクト部5aを連通
させて消音装置を構成する。ダクト部5aを拡張室形の
消音装置として機能させ、ファン1の発する騒音を低減
する。また、ダクト部5aの断面積をファン1の吸込口
1aの断面積より大きくし、排気効率が低下することを
防止する。さらに、ダクト部5aの吸気経路を傾斜ある
いは折れ曲がった構造とし、ダクト部5aの上下方向に
おける寸法を小さくし、排気効率を低下させることなく
騒音を低減できる消音構造を、小型の排気装置にも用い
ることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音低減機能を持つ排
気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】排気装置としてはレンジなどで発生する
蒸気や油煙などを排気するために用いられるものがあ
る。この種のレンジ用の排気装置(いわゆるレンジフー
ド)を図13に示す。この排気装置はレンジの上方に配
置され、フード部2でレンジの発する蒸気や油煙などを
捕集して、図13(b)に示すようにフード部2の内部
に収められたシロッコファンなどのファン1で蒸気や油
煙などを吸い込み、排気ダクト3を介して屋外に排気す
る構造となっている。また、この排気装置ではフード部
2の内部のファン1の前方にフィルタ4を取り付け、排
気される空気内に含まれる油分を除去するようにしてあ
る。ここで、このような排気装置では、ファン1の吸込
口1aの開口縁で風切音が発生して騒音を生じる。そこ
で、吸込口1aの開口縁を曲成し、この曲成部1bによ
り風切音の発生を防止してある。
【0003】上述した構造の排気装置では、ファン1の
回転速度を上げると、それに伴ってファン1の発する騒
音が大きくなるという問題があった。しかも、排気ダク
ト3の長さによっては、定在波が発生し、さらに騒音が
大きくなり、例えばこの排気装置を家庭用として用いた
場合には、テレビの音が聞こえないほどの騒音を生じる
ことがある。
【0004】上記騒音を低減する排気装置としては実開
昭59−91526号公報で提案されたものがある。こ
の排気装置を図14に示す。この排気装置には、内部に
設けられた遮蔽板21a,21bにより自動二輪車のエ
ンジン排気音を低減するマフラ的な構造の消音装置21
を備えている。具体的には、消音装置21では、ジグザ
ク状の遮蔽板21bで内部を図中の左右方向で2分し、
この遮蔽板21bの夫々の角部と消音装置21の内面と
の間に複数の遮蔽板21aを設け、遮蔽板21bの夫々
の角部と遮蔽板21aとの間に形成される隙間を通気路
としてある。
【0005】この排気装置では、ファン1から発せられ
る騒音が図14中の矢印イで示すように遮蔽板21a,
21bの隙間を通って蛇行する形で放出され、このとき
遮蔽板21a,21bで複数回反射されながら放出され
る。ここで、ファン1から発せられる騒音は反射される
毎に減衰するため、騒音が低減される。しかし、このよ
うな構造であると、騒音は低減されるが、排気効率が低
下してしまうという問題があった。
【0006】そこで、排気効率を低下させることなく騒
音を低減することを可能とした排気装置(レンジフー
ド)が本発明の発明者らにより特願平5−33763号
として提案されている。この排気装置では、図15に示
すように、下方に開口する箱状のフード部2を備え、こ
のフード部2の前方の上下方向における中央部に消音装
置20を配置してある。この消音装置20は円柱状の穴
からなる2個のダクト部20aが上下方向に貫通された
構造となっている。そして、フード部2内を上下に仕切
板19で2分し、仕切板19で2分されたフード部2の
上下空間を消音装置20のダクト部20aで連通させて
ある。上記仕切板19で2分されたフード部2の上部空
間にはシロッコファンなどのファン1を縦置きにして配
置してあり、下部空間には排気される空気内に含まれる
油分を除去するフィルタ4を取り付けてある。
【0007】上記排気装置では、フード部2で捕集され
たレンジの発する蒸気や油煙などを、消音装置20のダ
クト部20aを通してファン1で吸い込み、排気ダクト
3から排気する。一方、ファン1の発する騒音は、逆に
消音装置20のダクト部20aを介して下方に放出され
る。ここで、上記消音装置20のダクト部20aの断面
積は、上部空間の断面積よりも小さくなっているため、
消音装置20がいわゆる拡張室形の消音装置として機能
し、ファン1から発せられる騒音が低減される。また、
上記排気装置においては2個のダクト部20aの総断面
積がファン1の吸込口1aの断面積よりも大きくしてあ
る。このため、ダクト部20aが円柱状の穴であること
と相まって、排気効率の低下が少なくなっている。つま
りは、この消音装置によれば、排気効率を低下させるこ
となく、騒音を低減することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記排
気装置の消音装置20はダクト部20aが上下方向に直
線的に形成されているため、消音装置20の上下寸法が
長くなり、小型の排気装置に適用することが難しいとい
う問題があった。本発明は上述の点に鑑みて為されたも
のであり、排気効率を低下させることなく騒音を低減で
きる消音構造を小型の排気装置に適用できるようにする
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するために、レンジなどの上方に配置される
フード部でレンジの発する蒸気や油煙などを捕集し、こ
の捕集した蒸気や油煙などをシロッコファンなどのファ
ンで吸い込み、排気ダクトを介して屋外に排気する排気
装置において、吸気経路が傾斜あるいは折れ曲がったダ
クト部をフード部に形成し、フード部の内部に形成され
ファンが収められた収納空間にダクト部を連通させて消
音装置を構成し、ダクト部の断面積をファンの吸込口の
断面積より大きくしてある。
【0010】なお、具体的には、請求項2に示すよう
に、上記ダクト部の一部をフード部を構成するパネルで
構成し、ダクト部の壁面を上記フード部のパネルと一体
形成することが望ましい。また、請求項3に示すよう
に、ダクト部を水平に形成してもよい。請求項4の発明
は、上記目的を達成するために、レンジなどの上方に配
置されるフード部でレンジの発する蒸気や油煙などを捕
集し、この捕集した蒸気や油煙などをシロッコファンな
どのファンで吸い込み、排気ダクトを介して屋外に排気
する排気装置において、ファンの前方に空間を設けてフ
ード部内のファンの前面部を閉塞する形でパネル板を取
り付け、排気される空気に含まれた油分を除去するフィ
ルタを上記パネル板の両側に形成される開口に取り付
け、このパネル板とフード部及びファンで囲まれた空間
をダクト部とし、フィルタが取り付けれる開口の総面積
をファンの吸込口の断面積より大きくしてある。
【0011】なお、請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の排気装置において、さらに良好な消音効果を得る
ために、請求項5に示すように、ダクト部内の騒音を音
干渉により消音するアクティブ消音装置を備えるように
してもよい。また、請求項1乃至請求項4のいずれかに
記載の排気装置において、さらに良好な消音効果を得る
ための別の方法としては、請求項6に示すように、ダク
ト部あるいはファンの収納空間内の騒音を吸音する吸音
材を備えてもよい。
【0012】さらに、請求項1乃至請求項4のいずれか
に記載の排気装置において、さらに良好な消音効果を得
るためのさらに別の方法としては、請求項7に示すよう
に、ダクト部内の騒音を音干渉により消音するアクティ
ブ消音装置と、ダクト部あるいはファンの収納空間内の
騒音を吸音する吸音材とを共に備えてもよい。
【0013】
【作用】請求項1の発明は、上述のように吸気経路が傾
斜あるいは折れ曲がったダクト部をフード部に形成し、
フード部の内部に形成されファンが収められた収納空間
にダクト部を連通させて消音装置を構成することによ
り、ダクト部を拡張室形の消音装置として機能させ、フ
ァンの発する騒音を低減する。また、ダクト部の断面積
をファンの吸込口の断面積より大きくし、排気効率が低
下することを防止する。さらに、ダクト部の吸気経路を
傾斜あるいは折れ曲がった構造とし、ダクト部の上下方
向における寸法を小さくし、排気効率を低下させること
なく騒音を低減できる消音構造を、小型の排気装置にも
用いることを可能とする。
【0014】請求項2の発明は、ダクト部の一部をフー
ド部を構成するパネルで構成し、ダクト部の壁面を上記
フード部のパネルと一体形成することにより、構造を簡
素にし、低コスト化を実現する。請求項3の発明は、ダ
クト部を水平に形成することにより、上下寸法をさらに
小さくすることを可能とし、排気効率を低下させること
なく騒音を低減できる消音構造を、小型の排気装置に適
用可能とするという効果を有効に発揮させる。
【0015】請求項4の発明は、上述のようにファンの
前方に空間を設けてフード部内のファンの前面部を閉塞
する形でパネル板を取り付け、排気される空気に含まれ
た油分を除去するフィルタを上記パネル板の両側に形成
される開口に取り付け、このパネル板とフード部及びフ
ァンで囲まれた空間をダクト部とすることにより、ファ
ンから発せられる騒音の放出経路を折れ曲がったものと
し、騒音を低減する効果を得る。また、フィルタが取り
付けれる開口の総面積をファンの吸込口の断面積より大
きくすることにより、排気効率が低下することを防止す
る。さらに、ファンの収納空間をダクト部と兼用させる
ことにより、個別にダクト部を設ける必要がなく、排気
効率を低下させることなく騒音を低減できる消音構造
を、小型の排気装置にも用いることを可能とする。
【0016】請求項5の発明は、ダクト部内の騒音を音
干渉により消音するアクティブ消音装置を備えることに
より、請求項1乃至請求項4の備えるいわゆるパッシブ
タイプの消音装置で消音できない騒音の低周波成分をア
クティブ消音装置で消音し、良好な消音効果を得る。請
求項6の発明では、ダクト部あるいはファンの収納空間
内の騒音を吸音する吸音材を備えることにより、請求項
1乃至請求項4の備えるパッシブタイプの消音装置の消
音効果に、吸音材による消音効果を付加し、良好な消音
効果を得る。
【0017】請求項7の発明では、ダクト部内の騒音を
音干渉により消音するアクティブ消音装置と、ダクト部
あるいはファンの収納空間内の騒音を吸音する吸音材と
を共に備えることにより、請求項1乃至請求項4の備え
るパッシブタイプの消音装置の消音効果に、アクティブ
消音装置と吸音材による消音効果とを付加し、さらに良
好な消音効果を得る。
【0018】
【実施例】
(実施例1)図1に請求項1を具体化した請求項2の発
明の一実施例を示す。本実施例の排気装置は、基本構造
的には、図13の排気装置と同じものであり、レンジな
どの上方に配置されるフード部2でレンジの発する蒸気
や油煙などを捕集し、捕集した蒸気や油煙などをシロッ
コファンなどのファン1で吸い込み、排気ダクト3を介
して屋外に排気するものである。
【0019】この排気装置では、フード部2の前面板2
aが斜め下方に張り出した構造とし、蒸気や油煙などを
効率的に捕集するようにしてある。フード部2の内部の
背面側には吸気方向を水平とするように縦置きでファン
1を配置してある。フード部2は板金を加工して形成さ
れており、フード部2の下方部には底板2cを設け、こ
の底板2cで仕切られた上部空間にファン1を配置して
ある。
【0020】上記フード部2の前面板2aの内側には、
上記底板2cと一体に仕切部2bを形成してある。上記
仕切部2bの前面上部は前面板2aに沿うように斜めに
形成してあり、前面板2a、仕切部2b及びフード部2
の両側板で形成される空間をダクト部5aとしてある。
また、仕切部2bとファン1との間には空間部5bを設
けてある。上記空間部5bの縦断面積は、ダクト部5a
の断面積及びファン1の吸込口1aの断面積よりも大き
くしてあり、ダクト部5bがいわゆる拡張室形の消音装
置として機能する。
【0021】上記排気装置では、フード部2の下方に配
置されたレンジの発する蒸気や油煙などを、図1(a)
中の矢印イで示すように、ダクト部5a、空間部5bを
介してファン1で吸い込み、排気ダクト3を介して屋外
に放出する。ここで、ダクト部5aの下部に位置する吸
気口には、排気される空気内に含まれる油分を除去する
フィルタ4を取り付けてある。
【0022】一方、ファン1から発せられる騒音は、図
1(a)中の矢印ロで示すように、排気方向とは逆に、
ファン1、空間部5b及びダクト部5aを介して放出さ
れる。この場合に、騒音はフード部2から直接に放出さ
れずに、ダクト部5bからなる消音装置を介して放出さ
れるので、騒音が低減される。しかも、ファン1の吸込
口1aよりも仕切部2bの上端が高い位置まで形成して
あるので、騒音の放出経路が折れ曲がることになり、且
つダクト部5aが斜めに形成してあるので、騒音はダク
ト部5a内部を複数回反射されてダクト部5aの吸気口
から放出されることになる。従って、騒音が効率的に減
衰され、良好な騒音の低減効果を得ることができる。
【0023】また、この排気装置では、消音装置を構成
するダクト部5aを斜めに形成してあるので、消音装置
の上下方向における寸法を小さくでき、小型の排気装置
にも適用できる。さらに、本実施例の排気装置では、消
音装置としてのダクト部5aがフード部2を構成する板
金の加工で形成されているので、部品点数を少なくで
き、しかも加工も比較的に容易であるから、加工コスト
を低く抑えることができる。
【0024】そして、本実施例の排気装置では、ダクト
部5aの断面積S1 は、ファン1の吸込口1aの断面積
2 より大きくしてある(S1 >S2 )。このようにす
れば、排気装置の排気効率が低下することがない。しか
も、消音装置がいわゆるダクト構造であるので、ダクト
部5a内の気流の流れがスムーズであることによって
も、排気が良好に行える。
【0025】図2に請求項2の発明の他の実施例を示
す。この排気装置では、仕切部2bをフード部2内部の
上下に形成し、ダクト部5aの排気側を水平とし、この
ダクト部5aの排気口の位置をファン1の吸込口1aと
の位置とほぼ同じにしたものである。このようなダクト
部5aの構造であれば、図1の場合よりもさらに排気効
率を良くすることが可能である。従って、排気効率を重
視する場合には図2の構造を採用すればよい。
【0026】(実施例2)図3に請求項1を具体化した
請求項3の発明の一実施例を示す。本実施例の排気装置
では、ファン1が収納された前方に開口するファン収納
空間を仕切板2dを用いて閉塞し、フード部2内を前後
2室に分割してある。なお、仕切板2dは底板2cと一
体に形成されている。そして、仕切板2dのファン1の
吸込口1aに対応する位置に吸気口2eを設け、この吸
気口2eの前面には左右に開口する矩形筒状のダクト5
を取り付けてある。なお、ダクト5内部は吸気口2eを
通してファン1の収納空間と連通させ、このダクト5を
介してファン1の収納空間と前方の空間とを連通させて
ある。
【0027】この排気装置の場合には、フード部2で捕
集した蒸気や油煙などを、ダクト5の左右開口、及び吸
気口2eを通してファン1で吸い込む構造となり、ダク
ト5が取り付けられたフード部2の前部空間の開口する
下面部には、排気される空気に含まれる油分を除去する
フィルタ4を取り付けてある。ファン1の発する騒音
は、逆に吸気口2e及びダクト5を通して放出される。
ここで、ファン1を収納した収納空間のファン1の前方
には空間部5bを設け、この空間部5bの断面積が吸気
口2e及びダクト5の断面積よりも大きくなっている。
これにより、実施例1の場合と同様にダクト5が拡張室
形の消音装置として機能し、騒音が低減される。
【0028】しかも、ファン1から発せられた騒音は、
吸気口2eから左右に直角に分岐される形でダクト5の
左右の開口から放出され、さらに下方に曲げられる形で
前部空間の下面から放出される。従って、本来の拡張室
形の消音装置としての消音機能と相まって、反射により
効率的に騒音が低減される。ここで、ダクト5の吸気口
の断面積をS3 とした場合、ダクト5には2個の吸気口
を有するので、ファン1の吸気口1aの断面積S2 に対
して、2S3 >S2とすれば、排気効率が低下すること
がない。但し、この場合には、ダクト5の吸気口の断面
積2S3 が吸気口2eの断面積よりも小さい場合であ
る。ここで、ダクト5の吸気口の断面積2S3 が吸気口
2eの断面積よりも大きい場合には、吸気口2eの断面
積S4 をファン1の吸気口1aの断面積S2 よりも大き
くすればよい。
【0029】本実施例ではダクト5が横向きに配置され
ているので、さらに消音装置としての上下方向における
寸法を小さくでき、小型の排気装置に適用可能である。 (実施例3)請求項4の発明の一実施例を図4に示す。
従来のこの種の一般的な排気装置では、図13に示すよ
うに、底板2cの前端とフード部2の前面板の上端との
間に掛け渡す形でフィルタ4が取り付けられている。こ
れに対して、本実施例の排気装置では、図4(b)に示
すように従来フィルタ4が取り付けられていたファン1
の吸気口1aの前面部を板金製のパネル板6を用いて閉
塞し、そのパネル板6の左右に開口を形成し、その開口
部にフィルタ4を取り付けてある。なお、パネル板6と
フィルタ4とは一体であってもよい。
【0030】上述のようにパネル板6をフィルタ4の代
わりに取り付けると、ファン1とパネル板6との間に図
4(a)に示す断面が三角形状の空間からなるダクト部
5aが形成される。ここで、このダクト部5aは、ファ
ン1の発する騒音の放出経路を折り曲げるように作用す
るので、反射による騒音の減衰効果が得られる。なお、
フィルタ4を取り付けた開口の断面積をS5 とすれば、
ファン1の吸気口1aの断面積S2 に対して、2S5
2 とすることにより、排気効率を低下させることな
く、消音効果を得ることができる。
【0031】本実施例の構造であれば、板状のパネル板
6を従来の排気装置に追加するだけであるので、構造が
非常に簡単である。しかも、パネル板6の取付は従来の
フィルタ4の交換とほぼ同じ状態で簡単に行え、既存の
排気装置などに追加して組み込むことが可能となる。な
お、フィルタ4とパネル板6とが一体の場合にはさらに
追加して組み込むことが容易に行える。
【0032】(実施例4)請求項5の発明の一実施例を
図5に示す。本実施例の排気装置の基本構造は、図1の
ものと同じであり、本実施例の場合にはアクティブ消音
機能を付加し、さらに消音効果を向上させるようにした
ものである。アクティブ消音装置は、ダクト部5a内の
騒音を収音するマイク7と、このマイク7で収音された
音声信号を反転する反転回路8と、反転回路8の出力
(2次音)をダクト部5a内に放出するスピーカ9とで
構成してある。上記アクティブ消音装置は、ダクト部5
a内に存在する騒音と逆位相の音声信号をスピーカ9か
ら発して、音干渉により騒音を打ち消して消音を行う。
【0033】このように、アクティブ消音装置を備える
ことにより、実施例1乃至実施例3で説明したいわゆる
パッシブタイプの消音装置で消音できない騒音の低周波
成分(約500Hz以下)を消音でき、良好な消音効果
が得られる。請求項5の発明の他の実施例を図6に示
し、さらに他の実施例を図7に示す。図6は図3の排気
装置において、図5の実施例で説明した構成のアクティ
ブ消音装置を、ダクト5の吸気口2eの両側から左右の
両開口に到る経路に夫々設け、アクティブ消音を行うも
のである。また、図7の排気装置は、図4のものにおけ
るファン1の吸気口1aの左右からフィルタ4を取り付
けた開口に到る経路において夫々設けたアクティブ消音
装置を設けてアクティブ消音を行うものである。なお、
図5の実施例を含む夫々の実施例におけるスピーカ9の
取付面には、スピーカ9の音をダクト部5aの内部に発
するための音出孔11を形成してある。
【0034】ところで、上記アクティブ消音機能を付加
する場合、以下の点で注意が必要である。つまりは、ア
クティブ消音は、ダクト部5a(ダクト5も含む)内を
伝搬する騒音が平面波でないと効果がない。一般的に、
音波の波長に比べてダクト部5aの断面積が十分に小さ
い場合、その音波はダクト部5a内を平面波伝搬する。
例えば、断面矩形のダクト部5aの場合、平面波伝搬す
る最高周波数fcと、ダクト部5aの長辺aとの間には
次の関係がある。
【0035】fc=c/2a [Hz] ここで、c:音速(≒340m/s) 上式から明らかなようにダクト部5aの長辺が長くなる
ほど、最高周波数fcは低くなり、平面波伝搬する周波
数成分が限られ、アクティブ消音効果の劣化につなが
る。
【0036】そこで、アクティブ消音効果を劣化させな
いための対策方法を図5の実施例を基にして説明する。
図5の実施例では、同図(b)に示すようにダクト部5
aの内部を仕切板13を用いて分割し、夫々の分割空間
毎に夫々アクティブ消音機能部を設けてある。このよう
にすれば、ダクト部5aの長辺の長さを短くすることが
でき、効果的にアクティブ消音を行うことができる。
【0037】なお、図示しないが、図2の排気装置にア
クティブ消音機能を付加することも可能であることは言
うまでもない。また、アクティブ消音装置の数や設置箇
所は上記実施例に限られるものでもない。 (実施例5)請求項6の発明の実施例を図8乃至図10
に示す。図8は図5の排気装置からアクティブ消音装置
を取り除き、仕切部2b内部にグラスウールなどの吸音
材12を充填すると共、前面板1の内面に吸音材12を
貼着してある。なお、ダクト部5aを構成する両側板に
も吸音材12を貼着してもよいことは言うまでもない。
【0038】図9の場合にはダクト5の前面に吸音材1
2を貼着し、図10はパネル板6の前面に吸音材12を
貼着してある。なお、図6乃至図7の実施例におけるス
ピーカ9を収納するスピーカボックス10内に吸音材1
2を充填するようにしてもよい。このように吸音材12
を付加すれば、ダクト部5aと空間部5bとで構成され
るいわゆるパッシブタイプの消音装置の消音効果に、吸
音材12による吸音効果を付加して、消音効率を高める
ことができる。ここで、吸音材12は騒音の高周波成分
(約500Hz以上)の消音に効果がある。なお、仕切
部2bやスピーカボックス10内に吸音材12を充填し
た場合には、仕切部2bあるいはスピーカボックス10
の内部が拡張室として機能し、消音効果が得られる。
【0039】(実施例6)請求項7の発明の実施例を図
11に示す。本実施例は、パッシブタイプの消音装置、
アクティブ消音装置及び吸音材12を共に備えるもので
ある。ここで、図11では図1の排気装置にアクティブ
消音機能部及び吸音材12を共に設けてある。この場合
には、仕切部2b内にスピーカ9が収納されるので、吸
音材12は仕切部2bの空間部5b側に貼着してある。
このようにすれば、夫々の消音機構の働きにより、広い
周波数にわたって効果的に消音を行うことができる。
【0040】最後に図1の排気装置と、この図1の排気
装置にアクティブ消音装置を付加した図5の排気装置と
の消音効果をシミュレーションした結果を図12に示
す。図12における破線が図1の排気装置の消音効果の
シミュレーション結果を示し、実線が図5の排気装置の
消音効果のシミュレーション結果を示す。ここで、シミ
ュレーション結果を示すグラフが図中の上方にあるほど
騒音の低減量(減衰量)が大きく、消音効果が良好であ
ることを示す。
【0041】図12から明らかなように図1の排気装置
の場合にはやや消音効果の劣る面もあるが、可聴周波数
の全域から見れば、良好な消音効果が得られていること
が分かる。また、図5の排気装置ではより消音効果がよ
くなっていることが分かる。
【0042】
【発明の効果】請求項1の発明は、上述のように吸気経
路が傾斜あるいは折れ曲がったダクト部をフード部に形
成し、フード部の内部に形成されファンが収められた収
納空間にダクト部を連通させて消音装置を構成してある
ので、ダクト部が拡張室形の消音装置として機能し、フ
ァンの発する騒音を低減することができ、またダクト部
の断面積をファンの吸込口の断面積より大きくしてある
ので、排気効率が低下することを防止することができ
る。しかも、ダクト部の吸気経路を傾斜あるいは折れ曲
がった構造としてあるので、ダクト部の上下方向におけ
る寸法を小さくでき、排気効率を低下させることなく騒
音を低減できる消音構造を、小型の排気装置にも用いる
ことができる。
【0043】請求項2の発明は、ダクト部の一部をフー
ド部を構成するパネルで構成し、ダクト部の壁面を上記
フード部のパネルと一体形成してあるので、構成を簡素
にでき、低コスト化を実現することができる。請求項3
の発明は、ダクト部を水平に形成してあるので、上下寸
法をさらに小さくすることができ、排気効率を低下させ
ることなく騒音を低減できる消音構造を、小型の排気装
置に適用可能とするという効果を有効に発揮させること
ができる。
【0044】請求項4の発明は、上述のようにファンの
前方に空間を設けてフード部内のファンの前面部を閉塞
する形でパネル板を取り付け、排気される空気に含まれ
た油分を除去するフィルタを上記パネル板の両側に形成
される開口に取り付け、このパネル板とフード部及びフ
ァンで囲まれた空間をダクト部としてあるので、ファン
から発せられる騒音の放出経路が折れ曲がったものとな
り、騒音を低減する効果を得ることができる。また、フ
ィルタが取り付けれる開口の総面積をファンの吸込口の
断面積より大きくしてあるので、排気効率が低下するこ
とを防止することができる。さらに、ファンの収納空間
をダクト部と兼用させているので、個別にダクト部を設
ける必要がなく、排気効率を低下させることなく騒音を
低減できる消音構造を、小型の排気装置に用いることが
できる。また、パネル板はフィルタの交換とほぼ同じ形
で既存の排気装置などに組み込むことが可能となる。
【0045】請求項5の発明は、ダクト部内の騒音を音
干渉により消音するアクティブ消音装置を備えているの
で、いわゆるパッシブタイプの消音装置では消音できな
い騒音の低周波成分をアクティブ消音装置で消音し、良
好な消音効果を得ることができる。請求項6の発明で
は、ダクト部あるいはファンの収納空間内の騒音を吸音
する吸音材を備えているので、パッシブタイプの消音装
置の消音効果に、吸音材による消音効果を付加し、良好
な消音効果を得ることができる。
【0046】請求項7の発明では、ダクト部内の騒音を
音干渉により消音するアクティブ消音装置と、ダクト部
あるいはファンの収納空間内の騒音を吸音する吸音材と
を共に備えることにより、パッシブタイプの消音装置の
消音効果に、アクティブ消音装置と吸音材による消音効
果とを付加し、さらに良好な消音効果を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は請求項2の発明の一実施例の
概略断面図、及びダクト部の内部構造を示す正面図であ
る。
【図2】(a),(b)は請求項2の発明の他の実施例
の概略断面図、及びダクト部の内部構造を示す正面図で
ある。
【図3】(a),(b)は請求項3の発明の一実施例の
概略断面図、及びフード部の前方空間内の構造を示す正
面図である。
【図4】(a),(b)は請求項4の発明の一実施例の
概略断面図、及びフード部の前方空間内の構造を示す正
面図である。
【図5】(a),(b)は請求項5の発明の一実施例の
概略断面図、及びダクト部の内部構造を示す正面図であ
る。
【図6】(a),(b)は請求項5の発明の他の実施例
の概略断面図、及びフード部の前方空間内の構造を示す
正面図である。
【図7】(a),(b)は請求項5の発明のさらに他の
実施例の概略断面図、及びフード部の前方空間内の構造
を示す正面図である。
【図8】請求項6の発明の一実施例の概略断面図であ
る。
【図9】(a),(b)は請求項6の発明の他の実施例
の概略断面図、及びフード部の前方空間内の構造を示す
正面図である。
【図10】(a),(b)は請求項6の発明のさらに他
の実施例の概略断面図、及びフード部の前方空間内の構
造を示す正面図である。
【図11】請求項7の発明の一実施例の概略断面図であ
る。
【図12】図1及び図5の排気装置における消音効果の
シミュレーション結果を示す説明図である。
【図13】(a),(b)は従来の排気装置の斜視図及
び断面図である。
【図14】他の従来の排気装置が備える消音装置の概略
断面図である。
【図15】(a),(b)はさらに別の従来の排気装置
の透視斜視図及び断面図である。
【符号の説明】
1 ファン 1a 吸込口 2 フード部 2a 前面板 2b 仕切部 3 排気ダクト 4 フィルタ 5a ダクト部 5b 空間部 6 パネル板 7 マイク 8 反転回路 9 スピーカ 12 吸音材
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年3月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】しかも、ファン1から発せられた騒音は、
吸気口2eから左右に直角に分岐される形でダクト5の
左右の開口から放出され、さらに下方に曲げられる形で
前部空間の下面から放出される。従って、本来の拡張室
形の消音装置としての消音機能と相まって、反射により
効率的に騒音が低減される。ここで、ダクト5の吸気口
の断面積をS3 とした場合、ダクト5には2個の吸気口
を有するので、ファン1の吸気口1aの断面積S2 に対
して、2S3 >S2とすれば、排気効率が低下すること
がない。但し、吸気口2eの断面積S4 を考慮すると、
断面積S4 は、2S3 >S4 ≧S2 であることが望まれ
る。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】(実施例4)請求項5の発明の一実施例を
図5に示す。本実施例の排気装置の基本構造は、図1の
ものと同じであり、本実施例の場合にはアクティブ消音
機能を付加し、さらに消音効果を向上させるようにした
ものである。アクティブ消音装置は、ダクト部5a内の
騒音を収音するマイク7と、このマイク7で収音された
音信号を反転する反転回路8と、反転回路8の出力(2
次音)をダクト部5a内に放出するスピーカ9とで構成
してある。上記アクティブ消音装置は、ダクト部5a内
に存在する騒音と逆位相の音声信号をスピーカ9から発
して、音干渉により騒音を打ち消して消音を行う。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】図9の場合にはダクト5の前面に吸音材1
2を設け、図10はパネル板6の前面に吸音材12を
けてある。なお、図9及び図10では、図6乃至図7の
実施例におけるスピーカ9を収納するスピーカボックス
10内に吸音材12を充填してある。このように吸音材
12を付加すれば、ダクト部5aと空間部5bとで構成
されるいわゆるパッシブタイプの消音装置の消音効果
に、吸音材12による吸音効果を付加して、消音効率を
高めることができる。ここで、吸音材12は騒音の高周
波成分(約500Hz以上)の消音に効果がある。な
お、仕切部2bやスピーカボックス10内に吸音材12
を充填した場合には、仕切部2bあるいはスピーカボッ
クス10の内部が拡張室として機能し、消音効果が得ら
れる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンジなどの上方に配置されるフード部
    でレンジの発する蒸気や油煙などを捕集し、この捕集し
    た蒸気や油煙などをシロッコファンなどのファンで吸い
    込み、排気ダクトを介して屋外に排気する排気装置にお
    いて、吸気経路が傾斜あるいは折れ曲がったダクト部を
    フード部に形成し、フード部の内部に形成されファンが
    収められた収納空間にダクト部を連通させて消音装置を
    構成し、ダクト部の断面積をファンの吸込口の断面積よ
    り大きくして成ることを特徴とする排気装置。
  2. 【請求項2】 上記ダクト部の一部をフード部を構成す
    るパネルで構成し、ダクト部の壁面を上記フード部のパ
    ネルと一体形成して成ることを特徴とする請求項1記載
    の排気装置。
  3. 【請求項3】 上記ダクト部を水平に形成して成ること
    を特徴とする請求項1記載の排気装置。
  4. 【請求項4】 レンジなどの上方に配置されるフード部
    でレンジの発する蒸気や油煙などを捕集し、この捕集し
    た蒸気や油煙などをシロッコファンなどのファンで吸い
    込み、排気ダクトを介して屋外に排気する排気装置にお
    いて、ファンの前方に空間を設けてフード部内のファン
    の前面部を閉塞する形でパネル板を取り付け、排気され
    る空気に含まれた油分を除去するフィルタを上記パネル
    板の両側に形成される開口に取り付け、このパネル板と
    フード部及びファンで囲まれた空間をダクト部とし、フ
    ィルタが取り付けれる開口の総面積をファンの吸込口の
    断面積より大きくして成ることを特徴とする排気装置。
  5. 【請求項5】 ダクト部内の騒音を音干渉により消音す
    るアクティブ消音装置を備えて成ることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の排気装置。
  6. 【請求項6】 ダクト部あるいはファンの収納空間内の
    騒音を吸音する吸音材を備えて成ることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の排気装置。
  7. 【請求項7】 ダクト部内の騒音を音干渉により消音す
    るアクティブ消音装置と、ダクト部あるいはファンの収
    納空間内の騒音を吸音する吸音材とを共に備えて成るこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の排気装置。
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