JPH05142887A - 複写機の消音装置 - Google Patents

複写機の消音装置

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JPH05142887A
JPH05142887A JP3304366A JP30436691A JPH05142887A JP H05142887 A JPH05142887 A JP H05142887A JP 3304366 A JP3304366 A JP 3304366A JP 30436691 A JP30436691 A JP 30436691A JP H05142887 A JPH05142887 A JP H05142887A
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JP
Japan
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noise
drive motor
space
wall
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP3304366A
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English (en)
Inventor
Hirotsugu Shirai
宏嗣 白井
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大きな騒音源の一つである駆動モータを中心
に騒音改善をした複写機の消音装置を提供する。 【構成】 複写機本体1内に装着された大きな騒音源の
一つである駆動モータ3に振動ピックアップ4を取り付
け、この振動ピックアップ4を含む駆動モータ3の周囲
を覆いこの駆動モータ3が発生する騒音を密閉する消音
空間Aを有する消音空間包囲体5を形成し、この消音空
間包囲体5の消音空間A内に駆動モータ3の騒音波形と
逆波形の音を発生する消音スピーカ10を配設し、駆動
モータ3の周囲を消音空間包囲体5で覆うことにより駆
動モータ3が発生する騒音を密閉する消音空間Aをつく
り、この消音空間A内で駆動モータ3の騒音波形と逆波
形の音を消音スピーカ10から発生させることにより、
駆動モータ3が発生する騒音を効率よく打ち消すように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、騒音の波形と逆波形の
音を発生させて騒音を打ち消す技術を利用した複写機の
消音装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、騒音の波形と逆波形の音を発生
させて騒音を打ち消す技術は、自動車や家庭電気製品等
に利用されている。例えば、家庭電気製品の冷蔵庫への
利用例として、NIKKEI MECHANICAL、
1990.11.12に記載されているものがある。これは、冷蔵
庫の機械室内において、コンプレッサから発生する音に
ついては、振動ピックアップにてコンプレッサの振動成
分を分離して逆波形を作り、モータから発生する磁歪音
については、電源周波数の整数倍にピークをもつ音の逆
波形を作り、両方の波形を合成してスピーカから発生さ
せることにより、機械室内の音圧を0に近づけて騒音を
打ち消すものである。
【0003】一方、従来の複写機は、複写機本体内の各
種可動部品の駆動源である駆動モータの回転に伴って発
生する振動や歯車の噛み合い振動等により、周囲に騒音
を発生する。このため、吸音材、遮音材、制振材等を用
いて騒音源となる各種可動部品の振動音や接触音を低減
することが行われてきた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、複写機本体内
の個々の可動部品の騒音改善を行っても、可動している
可動部品の音を消すことは困難である。そこで、本発明
は、騒音の波形と逆波形の音を発生させて騒音を打ち消
す技術を用い、複写機の大きな騒音源の一つである駆動
モータを対象として効率のよい騒音改善を行おうとする
ものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、複写機本体内に装着された駆動モータに振動ピック
アップを取り付け、この振動ピックアップを含む前記駆
動モータの周囲を覆いこの駆動モータが発生する騒音を
密閉する消音空間を有する消音空間包囲体を形成し、こ
の消音空間包囲体の前記消音空間内に前記駆動モータの
騒音波形と逆波形の音を発生する消音スピーカを配設し
た。
【0006】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、駆動モータが装着された位置の近傍に、
第1壁とこの第1壁の前面に所定間隔を置いて対向配置
された第2壁との間に防音空間を有する2重の外装カバ
ーを設けた。
【0007】請求項3記載の発明では、複写機本体内に
装着された駆動モータに振動ピックアップを取り付け、
前記振動ピックアップを含む前記駆動モータの周囲を覆
うモータ包囲体とこのモータ包囲体の前面に形成された
第1壁とこの第1壁の前面に所定間隔を置いて対向配置
された第2壁と前記駆動モータが発生する騒音を密閉す
る消音空間とを有する消音空間包囲体を設け、この消音
空間包囲体の前記消音空間内に前記駆動モータの騒音波
形と逆波形の音を発生する消音スピーカを配設した。
【0008】請求項4記載の発明では、請求項3記載の
発明において、消音空間包囲体にその消音空間の空気を
外部に排気する開口部を形成した。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明においては、駆動モータの
周囲を覆う消音空間包囲体により駆動モータから発生す
る騒音を消音空間内に密閉し、この消音空間内で駆動モ
ータの騒音波形と逆波形の音を消音スピーカから発生さ
せて騒音を打ち消すことにより、駆動モータが発生する
騒音を効率よく打ち消すことが可能となる。
【0010】請求項2記載の発明においては、駆動モー
タの近傍の2重の外装カバーの防音空間により、複写機
本体内の駆動モータ以外の各種可動部品が発生する雑騒
音の漏洩を低減させることが可能となる。
【0011】請求項3記載の発明においては、モータ包
囲体と第1壁と第2壁とに覆われたゆとりのある消音空
間に駆動モータが発生する騒音を密閉することにより、
消音スピーカを消音効率の高い位置に配置して駆動モー
タが発生する騒音を効率よく打ち消すことが可能とな
る。
【0012】請求項4記載の発明においては、消音空間
包囲体の開口部を形成して消音空間包囲体の消音空間に
排気の流れをつくることにより、効率よく排気を行うこ
とが可能となる。
【0013】
【実施例】請求項1記載の発明の一実施例を図1ないし
図3に基づいて説明する。図1は、本実施例の全体の構
成を示すものであり、まず、箱型状の複写機本体1内に
は、その背面外装カバー2の近傍に、大きな騒音源の一
つである駆動モータ3が配設されている。この駆動モー
タ3には、振動ピックアップ4が取り付けられている。
この振動ピックアップ4を含む前記駆動モータ3の周囲
を覆い、この駆動モータ3が発生する騒音を密閉する消
音空間Aを有する消音空間包囲体としてのダクト5が形
成されている。このダクト5は、図2に示すように、前
記複写機本体1の前記背面外装カバー2と一体的に形成
されている。この背面外装カバー2には、前記ダクト5
内で発生する熱を外部に放熱するダクト開口部6と、前
記複写機本体1内部で発生する熱を外部に放熱する排気
口7,8とが形成されている。これらのダクト開口部
6、排気口7,8には、それぞれルーバー9が取り付け
られている。また、前記ダクト5の前記消音空間A内に
は、前記ダクト開口部6に向けられた消音スピーカ10
が配設されている。この消音スピーカ10は、前記駆動
モータ3が発生する騒音波形と逆波形の音を発生する働
きがある。なお、前記ダクト5の変形例として、図3に
示すように、前記複写機本体1の前記背面外装カバー2
と前記ルーバー9とを一体的に形成し、前記背面外装カ
バー2と前記ダクト5との間にシール材11を設けても
同様に実施可能である。
【0014】このような構成において、駆動モータ3が
駆動されると、振動ピックアップ4により駆動モータ3
が発生する騒音波形が測定され、測定された騒音波形が
図示しない波形変換処理部にてその逆波形の音に変換さ
れた後、この騒音波形と逆波形の音がダクト5の消音空
間A内に配設された消音スピーカ10から発生され、ダ
クト5内の消音空間Aの音圧が0となってダクト5内の
騒音が消ち消される。
【0015】また、消音スピーカ10を動作させない時
に、駆動モータ3が駆動されると、ダクト5内の消音空
間Aに駆動モータ3が発生する騒音が閉じ込められた状
態となり、さらに、閉じ込められた状態の騒音がダクト
5の1ヶ所のダクト開口部6のみから外部の同一方向へ
洩れていく。これにより、駆動モータ3が発生する騒音
の拡散が防止され、騒音発生位置が限定される。
【0016】そこで、駆動モータ3が発生する騒音がダ
クト開口部6から外部へ洩れていく前に、消音スピーカ
10から騒音波形と逆波形の音を発生させることによ
り、ダクト5内の騒音を効率よく打ち消すことが可能と
なる。また、ダクト開口部6の近傍の1ヶ所に消音スピ
ーカ10を設けるだけで、十分な消音効果を得ることが
可能となる。
【0017】上述したように、複写機は、複写機本体1
内に装着された各種可動部品から騒音を発生するもので
あるが、これらの各種可動部品の中で最も大きな騒音源
である駆動モータ3が発生する騒音を打ち消すことによ
り、複写機全体からみれば、騒音を大幅に改善すること
が可能となるものである。
【0018】次に、請求項2記載の発明の一実施例を図
4及び図5に基づいて説明する。なお、図1ないし図3
において説明した部分と同一部分は同一符号で示し、説
明も省略する。箱型状の複写機本体1内の背面側には、
大きな騒音源の一つである駆動モータ3が配設されてい
る。この駆動モータ3には、振動ピックアップ4が取り
付けられている。また、前記複写機本体1の背面には、
2重の外装カバーとしての背面外装カバー12が形成さ
れている。この背面外装カバー12は、第1壁としての
内壁12aと、この内壁12aの前面に所定間隔を置い
て対向配置された第2壁としての外壁12bと、前記内
壁12aと前記外壁12bとの間の防音空間Bとにより
形成されている。また、前記振動ピックアップ4を含む
前記駆動モータ3の周囲を覆い、この駆動モータ3が発
生する騒音を密閉する消音空間Aを有する消音空間包囲
体としてのダクト5が、図5に示すように、前記背面外
装カバー12の内壁12aにネジ止固定されている。そ
して、前記背面外装カバー12には、ダクト5内の熱を
外部に放熱するダクト開口部6と、前記複写機本体1内
部の熱を外部に放熱する排気口7,8が形成されてい
る。これらのダクト開口部6、排気口7,8には、それ
ぞれルーバー9が取り付けられている。さらに、前記ダ
クト5の前記消音空間A内には、前記ダクト開口部6に
向けられた消音スピーカ10が配設されている。この消
音スピーカ10は、前記駆動モータ3が発生する騒音波
形と逆波形の音を発生する働きがある。
【0019】このような構成において、複写機本体1の
背面外装カバー12が2重に形成されているため、複写
機本体1の外寸は大きくなるが、背面外装カバー12の
防音空間Bにより、駆動モータ3以外の各種可動部品等
から外部に洩れる雑騒音を低減することが可能となる。
また、ダクト5内の消音空間Aが2重の背面外装カバー
12の厚み分だけ広くなるため、消音スピーカ10の取
付位置、向き、取付方法等の決定に自由度をもたせるこ
とが可能となる。
【0020】次に、請求項3記載の発明の一実施例を図
6に基づいて説明する。なお、図4及び図5において説
明した部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略す
る。箱型状の複写機本体1内の背面側には、大きな騒音
源の一つである駆動モータ3が配設されている。この駆
動モータ3には、振動ピックアップ4が取り付けられて
いる。また、前記複写機本体1の背面には、前記振動ピ
ックアップ4を含む前記駆動モータ3の周囲を覆う凹状
のモータ包囲体13aと、このモータ包囲体13aの前
面に形成された第1壁としての内壁13bと、この内壁
13bの前面に所定間隔を置いて対向配置された第2壁
としての外壁13cと、前記モータ包囲体13aと前記
内壁13bと前記外壁13cとに囲まれた消音空間Cと
を有する消音空間包囲体としてのダクト13が設けられ
ている。このダクト13は、前記駆動モータ3が発生す
る騒音を前記消音空間Cに密閉する働きがある。そし
て、前記ダクト13の前記内壁13bには、前記消音空
間Cに通じる排気口14,15が形成されている。前記
ダクト13の前記外壁13cの前記モータ包囲体13a
と対向する位置に、ダクト開口部16が形成されてい
る。このダクト開口部16には、ルーバー9が取り付け
られている。さらに、前記ダクト13の前記消音空間C
内には、前記モータ包囲体13aの近傍の前記内壁13
bに取り付けられた消音スピーカ10が設けられてい
る。この消音スピーカ10は、前記ダクト開口部16に
向けられており、前記駆動モータ3が発生する騒音波形
と逆波形の音を発生する働きがある。
【0021】このような構成において、消音スピーカ1
0を動作させない時には、モータ包囲体13aやダクト
13の内壁13bの排気口14,15から洩れる騒音が
ルーバー9を取り付けた外壁13cのダクト開口部16
のみから外部に洩れる。これにより、騒音の洩れる位置
が1ヶ所のダクト開口部16に絞られるため、騒音の発
生範囲や向きが限定され、騒音の拡散が防止される。
【0022】そこで、ダクト13のダクト開口部16か
ら騒音が外部に洩れる前に、ダクト開口部16の近傍に
配置された消音スピーカ10にて騒音波形と逆波形の音
を発生させることにより、騒音を効率よく打ち消すこと
が可能となる。また、ダクト13の消音空間Cが大きく
形成されているため、ダクト13にゆとりがあり、消音
スピーカ10の取付位置、向き、取付方法等の決定に一
層自由度をもたせることが可能となる。さらに、一般の
複写機に用いられる複写機内部の温度上昇やオゾン濃度
上昇を防止する排気口がダクト13の内壁13bの複数
個所に形成されていても、ダクト13の外壁13cで
は、1ヶ所のダクト開口部16に絞られて外部に洩れる
ため、デザイン上、支障のない位置に自由にダクト開口
部16を形成することが可能となる。
【0023】次に、請求項4記載の発明の一実施例を図
7に基づいて説明する。なお、図6において説明した部
分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。前記
複写機本体1の背面には、前記振動ピックアップ4を含
む前記駆動モータ3の周囲を覆う凹状のモータ包囲体1
3aと、このモータ包囲体13aの前面に形成された内
壁13bと、この内壁13bの前面に所定間隔を置いて
対向配置された外壁13cと、前記モータ包囲体13a
と前記内壁13bと前記外壁13cとに囲まれた消音空
間Cとを有する消音空間包囲体としてのダクト13が設
けられている。このダクト13の下端には、外気を吸い
込むダクト吸気口17が形成されており、前記ダクト1
3の上端には、このダクト13内の空気を排気するダク
ト排気口18が形成されている。このダクト排気口18
には、ルーバー9が取り付けられている。また、前記ダ
クト13の消音空間C内には、前記モータ包囲体13a
の近傍の前記内壁13bに取り付けられた消音スピーカ
10が設けられている。この消音スピーカ10は、前記
ダクト排気口18に向けられており、前記駆動モータ3
が発生する騒音波形と逆波形の音を発生する働きがあ
る。なお、前記ダクト吸気口17と前記ダクト排気口1
8とは、前記ダクト13の上端と下端とを逆に配置して
も、或いは、前記ダクト13の左右両端にそれぞれ配置
しても同様に実施可能である。
【0024】このような構成において、ダクト吸気口1
7とダクト排気口18とは、ダクト13の内壁13bに
形成された排気口14,15から大きく位置がずれてい
るため、騒音が直接外部へ洩れることが防止される。し
かも、ダクト13の内壁13bの排気口14,15から
洩れる騒音がダクト13の上下のダクト吸気口17とダ
クト排気口18とから洩れるまでに減衰される。これに
より、騒音防止効果を向上させることが可能となる。ま
た、ダクト13の上下のダクト吸気口17とダクト排気
口18とにより、ダクト13内での排気の流れが下から
上への一方向に決められ、効率よく排気を行うことが可
能となる。さらに、ダクト13の内壁13bが複写機本
体1内部の安全規格関連部品を保護しているため、ダク
ト13の上下のダクト吸気口17とダクト排気口18と
ルーバー9とを大きく形成することが可能となり、これ
により、一層排気効率を向上させることが可能となる。
【0025】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、複写機本体内に
装着された駆動モータに振動ピックアップを取り付け、
この振動ピックアップを含む前記駆動モータの周囲を覆
いこの駆動モータが発生する騒音を密閉する消音空間を
有する消音空間包囲体を形成し、この消音空間包囲体の
前記消音空間内に前記駆動モータの騒音波形と逆波形の
音を発生する消音スピーカを配設したので、駆動モータ
の周囲を覆う消音空間包囲体により駆動モータから発生
する騒音を消音空間内に密閉し、この消音空間内で駆動
モータの騒音波形と逆波形の音を消音スピーカから発生
させて騒音を打ち消すことにより、駆動モータが発生す
る騒音を効率よく打ち消すことができ、したがって、複
写機の騒音を発生する各種可動部品の中で、最も大きな
騒音源である駆動モータが発生する騒音を打ち消すこと
により、複写機の全体からみれば、騒音を大幅に低減す
ることができるものである。
【0026】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、駆動モータが装着された位置の近傍に、第
1壁とこの第1壁の前面に所定間隔を置いて対向配置さ
れた第2壁との間に防音空間を有する2重の外装カバー
を設けたので、駆動モータの近傍の2重の外装カバーの
防音空間により、複写機本体内の駆動モータ以外の各種
可動部品が発生する雑騒音の漏洩を低減させることがで
きるものである。
【0027】請求項3記載の発明は、複写機本体内に装
着された駆動モータに振動ピックアップを取り付け、前
記振動ピックアップを含む前記駆動モータの周囲を覆う
モータ包囲体とこのモータ包囲体の前面に形成された第
1壁とこの第1壁の前面に所定間隔を置いて対向配置さ
れた第2壁と前記駆動モータが発生する騒音を密閉する
消音空間とを有する消音空間包囲体を設け、この消音空
間包囲体の前記消音空間内に前記駆動モータの騒音波形
と逆波形の音を発生する消音スピーカを配設したので、
モータ包囲体と第1壁と第2壁とに覆われたゆとりのあ
る消音空間に駆動モータが発生する騒音を密閉すること
により、消音スピーカを消音効率の高い位置に配置する
ことが可能となり、これにより、駆動モータが発生する
騒音を効率よく打ち消すことができるものである。
【0028】請求項4記載の発明は、請求項3記載の発
明において、消音空間包囲体にその消音空間の空気を外
部に排気する開口部を形成したので、消音空間包囲体の
消音空間に排気の流れをつくることにより、効率よく排
気を行うことができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の一実施例を示す縦断側面
図である。
【図2】図1の部分縦断側面図である。
【図3】図2の変形例を示す部分縦断側面図である。
【図4】請求項2記載の発明の一実施例を示す縦断側面
図である。
【図5】図4の部分縦断側面図である。
【図6】請求項3記載の発明の一実施例を示す縦断側面
図である。
【図7】請求項4記載の発明の一実施例を示す縦断側面
図である。
【符号の説明】
1 複写機本体 3 駆動モータ 4 振動ピックアップ 5,13 消音空間包囲体 10 消音スピーカ 12 外装カバー 12a,13b 第1壁 12b,13c 第2壁 13a モータ包囲体 17,18 開口部 A,C 消音空間 B 防音空間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複写機本体内に装着された駆動モータに
    振動ピックアップを取り付け、この振動ピックアップを
    含む前記駆動モータの周囲を覆いこの駆動モータが発生
    する騒音を密閉する消音空間を有する消音空間包囲体を
    形成し、この消音空間包囲体の前記消音空間内に前記駆
    動モータの騒音波形と逆波形の音を発生する消音スピー
    カを配設したことを特徴とする複写機の消音装置。
  2. 【請求項2】 駆動モータが装着された位置の近傍に、
    第1壁とこの第1壁の前面に所定間隔を置いて対向配置
    された第2壁との間に防音空間を有する2重の外装カバ
    ーを設けたことを特徴とする請求項1記載の複写機の消
    音装置。
  3. 【請求項3】 複写機本体内に装着された駆動モータに
    振動ピックアップを取り付け、前記振動ピックアップを
    含む前記駆動モータの周囲を覆うモータ包囲体とこのモ
    ータ包囲体の前面に形成された第1壁とこの第1壁の前
    面に所定間隔を置いて対向配置された第2壁と前記駆動
    モータが発生する騒音を密閉する消音空間とを有する消
    音空間包囲体を設け、この消音空間包囲体の前記消音空
    間内に前記駆動モータの騒音波形と逆波形の音を発生す
    る消音スピーカを配設したことを特徴とする複写機の消
    音装置。
  4. 【請求項4】 消音空間包囲体にその消音空間の空気を
    外部に排気する開口部を形成したことを特徴とする請求
    項3記載の複写機の消音装置。
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