JP7020618B2 - 油煙捕集装置 - Google Patents
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Description
そこで、本発明では、吸排気の性能および清掃性を低減させることがなく、ファンで発生する騒音が室内に伝わることを抑制した油煙捕集装置を提供する。
これによれば、ファンと吸音材とを空間的に連通させた連通口を設けると共に油分を含む空気の流れの流路外に吸音材を設けることで、吸音材が汚れることが無くかつ空気の流れの抵抗になることもないので、吸排気の性能および清掃性を低減させることがなく、ファンで発生する騒音が室内に伝わることを抑制した油煙捕集装置を提供することができる。
これによれば、吸音材が連通口との間に第1空間をもって設けられることで、連通口から音が広がって伝播するため、より広い面積で吸音することができ、効率的に吸音することができる。
これによれば、動力伝達板に開口部を設けることで、連通口の方へ音が伝播しやすくなり、より吸音できるようになる。
これによれば、動力伝達板がファンの中央位置より連通口側に設けられることで、空気の排気時に動力伝達板が抵抗にならないため、より効率よく排気できるとともに、騒音を低減できる。また、動力伝達板と吸音材との距離が近くなるため、動力伝達板で発生する音をより効率よく吸音することができる。
これによれば、モータの少なくとも一部は、ファンの最も連通口側の部分よりも吸入口
から離れる方に位置するように設けることで、空気の排気時にモータが抵抗にならないため、より効率よく排気できるとともに、騒音を低減できる。また、モータと吸音材との距離が近くなるため、モータで発生する音をより効率よく吸音することができる。
これによれば、第2空間が閉じられているため第2空間へ伝播した音が第2空間の外へ逃げにくく、より効率的に吸音することができる。
すなわち、モータと、前記モータの回転軸に取り付けられ、空気の流れを発生させるファンと、前記ファンを内部に含むファンケーシングと、を備える油煙捕集装置であって、前記ファンケーシングは、前記空気を吸入する吸入口と、前記空気を排出する排出口と、前記吸入口と対向するように設けられた連通口と、を有し、前記連通口を挟んで、前記吸入口とは反対側に吸音材を備え、前記連通口は、前記ファンと前記吸音材とを空間的に連通させ、前記連通口の外縁は、前記ファンの外径と同じまたは前記ファンの外径より内側に位置するように設けられ、前記吸音材よりも前記吸入口から離れる方に位置する第2空間を有し、前記第2空間は閉じられた空間であることを特徴とする油煙捕集装置とすることができる。
これによれば、吸音材を挟んで連通口の反対側に音を減衰するように囲われた第2空間を設けることで、吸音材で吸音しきれなかった音をカバー内部へ伝播するようにすることで、吸音しきれなかった音をカバー内での反射によって吸音し、油煙捕集装置外へ伝播することを防止することができる。
<第一実施例>
図1乃至図3を参照し、本実施例に係る、レンジフード1に設けられた油煙捕集装置100を説明する。レンジフード1は、調理器(図示せず)の周囲に設置され、調理により発生する湯気や油煙等を捕集し、ダクト接続部6が接続されるダクト(図示せず)を介して屋外へ排気するレンジフードである。レンジフード1は、ダクト接続部6を有する本体2と、本体2の上面に接続されモータ30の一部と吸音材40を内部に有するカバー50と、湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル4を内面に有する薄型のフード部3と、内面パネル4との間で空気を整流するための整流板5とを備える。フード部3は、内面パネル4に設けられた吸込み口7で連通するように本体2と連結される。
面に空間があり、空間内に入射した音が反射して干渉し合うことで音が減衰するように吸音材背面に囲われた空間が存在するという意味である。これによれば、吸音材を挟んで連通口の反対側に音を減衰するように囲われた第2空間を設けることで、吸音材で吸音しきれなかった音をカバー内部へ伝播するようにすることで、吸音しきれなかった音をカバー内での反射によって吸音し、油煙捕集装置外へ伝播することを防止することができる。なお、吸音材はカバーとの間、吸音材とモータとの間に隙間を有しており、第2空間は閉じられていない空間となっているが、これに限らず、隙間が生じず第2空間は閉じられた空間であっても良い。これによれば、第2空間が閉じられているため第2空間へ伝播した音が第2空間の外へ逃げにくく、より効率的に吸音することができる。
図4乃至図5を参照し、本実施例に係る、レンジフード1’に設けられた油煙捕集装置100’を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。レンジフード1’は、ダクト接続部6を有する本体2と、本体2の上面に接続されモータ30の一部を内部に有するカバー50と、湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル4を内面に有する薄型のフード部3と、内面パネル4との間で空気を整流するための整流板5とを備える。
図6乃至図8を参照し、本実施例に係る、レンジフード1Aに設けられた油煙捕集装置100Aを説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。レンジフード1Aは、ダクト接続部6を有し、油煙捕集装置100Aを内部に備える本体2Aと、湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル4を内面に有する薄型のフード部3と、内面パネル4との間で空気を整流するための整流板5とを備える。フード部3は、内面パネル4に設けられた吸込み口7で連通するように本体2Aと連結される。
図9乃至図10を参照し、本実施例に係る、レンジフード1Bに設けられた油煙捕集装置100Bを説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。レンジフード1Bは、ダクト接続部6を有し、油煙捕集装置100Bを内部に備える本体2Bと、湯気や油煙等を捕集するための、上方に凹状の内面パネル4を内面に有する薄型のフード部3と、内面パネル4との間で空気を整流するための整流板5とを備える。フード部3は、内面パネル4に設けられた吸込み口7で連通するように本体2Bと連結される。
図11を参照し、本実施例に係る、レンジフード1B’に設けられた油煙捕集装置100B’を説明する。なお、重複記載を避けるため、上記実施例と異なる点を中心に説明する。レンジフード1B’は、以下に述べる、本体2Bの中における吸音材40B’の配置以外は、上述の第三実施例と同じである。
背面側であって内面とは接しないように設けられる。このように吸音材40B’を設けることで、連通口13は、ファン20と吸音材40B’と空間的に連通させる。すなわち、音の発生源となるファン20のフィン22と吸音材40B’は、連通口13を介して空間的に連通された位置関係となる。また、連通口13は、ファン20よりモータ30側(背面側)にあるので、上述した空気の流路上にはなく、ましてやそのような連通口13よりもさらに背面側にあり、空気が流れ込まない本体2B内に配置された吸音材40B’は、上述した空気の流路上にはないため油煙等を含む空気が入り込まない位置に配置されている。
2 本体
3 フード部
4 内面パネル
5 整流板
6 ダクト接続部
7 吸込み口
8 煙道
100 油煙捕集装置
10 ファンケーシング
11 吸入口
12 排出口
13 連通口
20 ファン
21 動力伝達板
211 リング部
212 中心部
213 スポーク部
214 動力伝達板開口部
22 フィン
30 モータ
31 回転軸
32 モータ取付具
40 吸音材
50 カバー
S1 第1空間
S2 第2空間
E 連通口の外縁
L ファンの外径
P ファンの最も連通口側の部分
Claims (5)
- モータと、
前記モータの回転軸に取り付けられ、空気の流れを発生させるファンと、
前記ファンを内部に含む、片面から前記空気を吸込むファンケーシングと、
を備える油煙捕集装置であって、
前記ファンケーシングは、
前記空気を吸入する吸入口と、
前記空気を排出する排出口と、
前記吸入口と対向するように設けられた連通口と、
を有し、
前記連通口を挟んで、前記吸入口とは反対側に吸音材を備え、
前記連通口は、前記ファンと前記吸音材とを空間的に連通させ、
前記連通口の外縁は、前記ファンの外径と同じまたは前記ファンの外径より内側に位置するように設けられ、
前記連通口は、前記ファンの発生させる前記吸入口から前記排出口までの空気の流れに臨んで開口している
油煙捕集装置。 - 前記吸音材は、前記連通口との間に第1空間をもって設けられることを特徴とする請求項1に記載の油煙捕集装置。
- 前記ファンは、前記回転軸と接続される動力伝達板と前記動力伝達板の周囲に複数のフィンを有し、
前記動力伝達板は、前記複数のフィンと接続されるリング部と、前記回転軸と接続される中心部と、前記中心部と前記リング部の間に設けられたスポーク部と、前記リング部と前記中心部と前記スポーク部に囲われた複数の動力伝達板開口部を有することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の油煙捕集装置。 - 前記動力伝達板は、前記回転軸方向において、前記ファンの中央位置より前記連通口側に設けられることを特徴とする請求項3に記載の油煙捕集装置。
- 前記モータの少なくとも一部は、前記ファンの最も前記連通口側の部分よりも前記吸入口から離れる方に位置するように設けることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の油煙捕集装置。
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