JPH08170844A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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JPH08170844A
JPH08170844A JP6314492A JP31449294A JPH08170844A JP H08170844 A JPH08170844 A JP H08170844A JP 6314492 A JP6314492 A JP 6314492A JP 31449294 A JP31449294 A JP 31449294A JP H08170844 A JPH08170844 A JP H08170844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
blower
exhaust
suction port
exhaust blower
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6314492A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Shimizu
巌 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Ecology Systems Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Seiko Co Ltd filed Critical Matsushita Seiko Co Ltd
Priority to JP6314492A priority Critical patent/JPH08170844A/ja
Publication of JPH08170844A publication Critical patent/JPH08170844A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 排気ダクトの径を小径にすることを可能と
し、排気ダクトの配設時の施工性を良くすることのでき
るレンジフードを提供することを目的とする。 【構成】 下面にフード吸込口1を形成し、上面に排気
ダクト8の連通する排出口2を設けたフード本体3の内
部に送風機用吸込口4を両側面に有する排気送風機5を
設け、排気送風機5の両吸込口の多翼ファン10を、フ
ァン吸込口10cより主板10a側に向かい径が小さく
なるテーパー状に形成した多数のブレード10dより構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、調理時にレンジから発
生する油煙、臭気、排ガスなどを屋外に排出するレンジ
フードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、台所に使用されるレンジフードが
普及しており、普及にともない施工性が良く騒音の小さ
いレンジフードの要求が高まってきている。
【0003】従来、この種のレンジフードは特開平4−
3842号公報に示すような構成が一般的であった。以
下その構成について図8を参照しながら説明する。
【0004】図に示すように、下面を開口したフード本
体101の内部に吸込口102を両側面に有する排気送
風機103を設け、フード本体101と排気送風機10
3の間にガス捕獲空間部104を形成するフィルター1
05を排気送風機103の吸込口102に対向し傾斜さ
せて設け、排気送風機103に吸い込まれた排ガスを含
む空気は排気ダクト106を介して屋外に排出する構成
であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のレン
ジフードの構成では、排気送風機103には通常の多翼
ファン107が組み込まれているため、排気ダクト10
6を建物の天井裏に配設して屋外に排気ガスなどを排出
するためには、排気ダクト106の径をφ150程度の
径の大きなものを使用し、通気抵抗を小さくしなければ
満足する排気ができなかった。
【0006】そのため、排気ダクト106を天井裏に配
設するときに建物に使用されている梁などが邪魔になり
施工が困難であるとともに、建物側の梁を排気ダクト1
06が貫通する場合などは強度を増すために梁を大きく
しなければならず、建設コストが高くなるという問題が
あった。
【0007】また、排気送風機103の騒音が吸込口1
02からフード本体101内に放射され、使用者に伝わ
り使用者に不快感を与えるという問題があった。
【0008】また、レンジ108からは高温の熱が発生
し、フード本体101内が加熱されることとなり、排気
送風機103の電動機が熱により犯され寿命が短くなる
という問題があった。
【0009】本発明は上記課題を解決するもので、排気
ダクトの径を小径にすることを可能とし、排気ダクトの
配設時の施工性を良くすることを第1の目的とする。
【0010】第2の目的は騒音を低減し使用者に不快感
を与えないようにすることにある。第3の目的は騒音の
低減を図るとともに排気送風機の電動機の寿命が熱によ
り短くなるのを防止することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフードは
上記第1の目的を達成するために、第1の手段は下面を
フード吸込口を形成するように開口し、上面に排気ダク
トと連通される排出口を設けたフード本体と、このフー
ド本体の内部に設けられる送風機用吸込口を両側面に有
する排気送風機と、前記フード本体と前記排気送風機と
の間に設けられるフィルターとを備え、前記排気送風機
に設けられる両吸込形の多翼ファンを、ファン吸込口よ
り主板側に向かい径が小さくなるテーパー状に形成した
多数のブレードにより構成する。
【0012】また、第2の目的を達成するために、第2
の手段は外方に向かい斜め上向きに形成したガラリ形状
の通気口を設けた遮音板を排気送風機の吸込口に対向し
て設けた構成とする。
【0013】また、第3の目的を達成するために、第3
の手段は第2の手段に加え遮音板の内面に吸音断熱材を
設けた構成とする。
【0014】
【作用】本発明は上記した第1の手段の構成により、ブ
レードの入口部の空気の流れは密にならず、ブレード入
口部の流入速度を低減でき静圧を増加させた状態の空気
が排気送風機から排出されることとなり、排気ダクトの
径を縮小することが可能となって排気ダクトの施工性が
良くなる。
【0015】また、第2の手段の構成により、排気送風
機の吸込口から放射される騒音は通気口を形成するガラ
リに衝突して減衰されることとなる。
【0016】また、第3の手段の構成により、レンジか
ら上昇した熱気がフード内に入っても遮音板に設けられ
た吸音断熱材により、排気送風機の電動機が断熱される
とともに、騒音が吸音され外部に放射される騒音が減衰
される。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について、図1〜
図3を参照しながら説明する。
【0018】図に示すように、下面を開口してフード吸
込口1を形成し、上面に排出口2を設けたフード本体3
の内部に送風機用吸込口4を両側面に有しフード本体3
の排出口2に連通する排気送風機5を設け、フード本体
3と排気送風機5との間には、フィルター6を傾斜させ
て設け、フード本体3の排出口2にはアダプター7を介
して屋外と連通する排気ダクト8を接続する。
【0019】そして、排気送風機5は、電動機9の回転
軸に取り付けられる円板状の主板10aと、主板10a
の両側に設けられる環状の側板10bとの間に側板10
b側の内径すなわちファン吸込口10cを大きく主板1
0a側の内径が小さくなるテーパー状に形成されたブレ
ード10dを多数設けた多翼ファン10を送風機用吸込
口4を両側面に有するケーシング11内に設け、ケーシ
ング11の外側に電動機9を配設して構成する。
【0020】上記構成において、調理時にレンジフード
を運転すると、レンジ12から上昇する油煙、臭気、排
ガスなどを含む空気はフード本体3のフード吸込口1よ
りフード本体3内に吸い込まれ、フィルター6により油
煙中の油脂成分が除去されたのち、排気送風機5の送風
機用吸込口4よりケーシング11内に吸い込まれ、フー
ド本体3に設けた排出口2よりアダプター7を介して排
気ダクト8により屋外に排出される。
【0021】そして、排気送風機5の、送風機用吸込口
4より吸い込まれる空気は側板10b側の内径ファン吸
込口10cを大きく主板10a側の内径が小さくなるテ
ーパー状に形成されたブレード10dを多数設けた多翼
ファン10により、ブレード10dの入口部の空気の流
れは密にならず、ブレード10dの入口部の流入速度が
低減され静圧が増加されることとなり、排気ダクト8の
径をφ100の径に小さくしても従来と同等の排気風量
が得られ排気することができる。
【0022】このように本発明の第2実施例のレンジフ
ードによれば、高静圧の状態で排気送風機5を運転でき
るので、排気ダクト8の径を小径にすることが可能とな
り、天井裏に排気ダクト8を配設する場合に建物の梁な
どに邪魔されることも少なくなり、排気ダクト8の施工
が容易にできることとなる。
【0023】つぎに本発明の第2実施例について図4お
よび図5を参照しながら説明する。なお、第1実施例と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0024】図に示すように、外方に向かい斜め上向き
に形成したガラリ板13を間隔をおいて複数設け通気口
14を形成し、排気送風機5とフィルター6間において
排気送風機5の送風機用吸込口4に対向しほぼ垂直に立
設されるようにフィルターに面する側をフィルター6の
面に沿い傾斜して遮音板15を形成し、遮音板15の通
気口14を排気送風機5の送風機用吸込口4に対向した
状態に設けレンジフードを構成する。
【0025】上記構成において、レンジフードを運転す
ると、フード本体3の吸込口1より、油煙、臭気、排ガ
スなどを含む空気がフード本体3内に吸い込まれ、フィ
ルター6により油煙中の油脂成分が除去されたのち遮音
板15の通気口14を通り送風機用吸込口4より排気送
風機5内に吸い込まれ排出口2より排気ダクト8を通っ
て排出される。
【0026】そして、排気送風機5により発生した騒音
は遮音板15に衝突して減衰されるとともに、通気口1
4より放射されようとする騒音は、通気口14に設けら
れたガラリ板13に衝突して減衰される。
【0027】また、通気口14を通過した騒音は斜め上
方に向け形成されたガラリ板13によりフード本体3の
奥側に向け放射され、フード本体3内で騒音が減衰され
フード本体3内のフード吸込口1より放射される騒音は
大きく減衰される。
【0028】このように、本発明の第2実施例のレンジ
フードによれば、排気送風機5から発生する騒音は排気
送風機5の送風機用吸込口4より放射され、遮音板15
に衝突して減衰されるとともに、通気口14に設けられ
たガラリ板13において騒音が減衰され、さらに通気口
14を通過した騒音はガラリ板13によりフード本体3
の奥に向かい送られ、フード本体3においても騒音は減
衰され、全体的にフード本体3から外部に放射される騒
音は大きく減少し、使用者に騒音による不快感を与える
ことが防止できる。
【0029】つぎに、本発明の第3実施例について図6
および図7を参照しながら説明する。なお、第2実施例
と同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。
【0030】図に示すように、排気送風機5の送風機用
吸込口4および電動機9を包囲するように送風機用吸込
口4に対向して設けられる遮音板15Aと、遮音板15
Aと排気送風機11間に露出するフード本体3内面にグ
ラスウールやロックウールなどの吸音断熱材16を貼り
付けて構成する。
【0031】上記構成において、調理時にレンジフード
を運転するとレンジ12から発生する油煙、臭気、排気
ガスはフード本体3のフード吸込口1より吸い込まれ、
フィルター6により油煙中の油脂成分が除去されたのち
遮音板15Aの通気口14を通り送風機用吸込口4より
排気送風機5内に吸い込まれ排気ダクト8を通って屋外
に排出される。
【0032】そして、レンジ12から発生した熱気がフ
ード吸込口1よりフード本体3内に入っても、遮音板1
5Aに設けた吸音断熱材16により電動機9に対する熱
気による加熱度合が緩和されることとなる。
【0033】また、排気送風機5から発生する騒音が送
風機用吸込口4より放射されても、遮音板15Aに設け
た吸音断熱材16により吸音され、外部に放射される騒
音は緩和されることとなる。
【0034】このように本発明の第3実施例によれば、
調理時にレンジから発生する熱気が遮音板15Aに設け
られた吸音断熱材16で断熱されて電動機9が保護さ
れ、熱による電動機9の寿命が短くなるのが緩和される
こととなる。
【0035】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によればフード吸込口を形成するように開口し、上面
に排気ダクトと連通される排出口を設けたフード本体
と、このフード本体内部に設けられる吸込口を両側面に
有する排気送風機と、前記フード本体と、前記排気送風
機との間に設けられるフィルターとを備え、前記排気送
風機に設けられる両吸込形の多翼ファンを、ファンの吸
込口より主板側に向かい径が小さくなるテーパー状に形
成した多数のブレードにより構成しているので、高静圧
の空気流が形成され排気ダクトの径を小径にすることが
可能となり、排気ダクトの配設時の施工性を良くするこ
とのできるレンジフードを提供することができる。
【0036】また、外方に向かい斜め上向きに形成した
ガラリ形状の通気口を設けた遮音板を排気送風機の吸込
口に対向して設けているので、排気送風機から発生した
騒音がフード本体外に放射されるのを低減し、使用者に
騒音による不快感を与えることが防止できる。
【0037】また、遮音板の内面に吸音断熱材を設けて
いるので、レンジから発生した熱気により排気送風機の
電動機が加熱される度合が緩和され、熱による電動機の
寿命が短くなるのが緩和される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のレンジフードの断面図
【図2】同第1実施例のレンジフードの両吸込形多翼フ
ァンを示す断面図
【図3】同第1実施例のレンジフードの設置状態を示す
断面図
【図4】同第2実施例のレンジフードの断面図
【図5】同第2実施例のレンジフードの遮音板の斜視図
【図6】同第3実施例のレンジフードの断面図
【図7】同第3実施例のレンジフードの設置状態を示す
断面図
【図8】従来のレンジフードの設置状態を示す断面図
【符号の説明】
1 フード吸込口 2 排出口 3 フード本体 4 送風機用吸込口 5 排気送風機 6 フィルター 8 排気ダクト 9 電動機 10 多翼ファン 10a 主板 10c ファン吸込口 10d ブレード 13 ガラリ板 14 通気口 15A 遮音板 16 吸音断熱材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面をフード吸込口を形成するように開
    口し、上面に排気ダクトと連通される排出口を設けたフ
    ード本体と、このフード本体の内部に設けられる送風機
    用吸込口を両側面に有する排気送風機と、前記フード本
    体と前記排気送風機との間に設けられるフィルターとを
    備え、前記排気送風機に設けられる両吸込形の多翼ファ
    ンを、ファン吸込口より主板側に向かい径が小さくなる
    テーパー状に形成した多数のブレードにより構成したレ
    ンジフード。
  2. 【請求項2】 外方に向かい斜め上向きに形成したガラ
    リ形状の通気口を設けた遮音板を排気送風機の吸込口に
    対向して設けた請求項1記載のレンジフード。
  3. 【請求項3】 遮音板の内面に吸音断熱材を設けた請求
    項1または2記載のレンジフード。
JP6314492A 1994-12-19 1994-12-19 レンジフード Pending JPH08170844A (ja)

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JP6314492A JPH08170844A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 レンジフード

Applications Claiming Priority (1)

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JP6314492A JPH08170844A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 レンジフード

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ID=18053954

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JP6314492A Pending JPH08170844A (ja) 1994-12-19 1994-12-19 レンジフード

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JP (1) JPH08170844A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082581A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Matsushita Electric Works Ltd 防音換気構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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