JPH0771801A - レンジフード - Google Patents

レンジフード

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Publication number
JPH0771801A
JPH0771801A JP5159795A JP15979593A JPH0771801A JP H0771801 A JPH0771801 A JP H0771801A JP 5159795 A JP5159795 A JP 5159795A JP 15979593 A JP15979593 A JP 15979593A JP H0771801 A JPH0771801 A JP H0771801A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hood
range hood
baffle plate
sound absorbing
absorbing material
Prior art date
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Pending
Application number
JP5159795A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhisa Niimura
和久 新村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toto Ltd
Original Assignee
Toto Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toto Ltd filed Critical Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 比較的簡単な構造で、捕集効率を低減させる
ことなく、さらにファン等から生じる発生音を効果的に
低減する。 【構成】 レンジフード1の吸い込み口に配置された仕
切り板5を内部に空間を有する吸音材にて形成する。こ
れによって、特別に部品を増やすことなく、捕集効果を
保持しつつ、かつ吸音材の空気層によって、ファン等の
発生音が効果的に遮断される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、台所等において調理器
より発生する排ガス、排煙等を野外へ排出するために使
用するレンジフードに関する。
【0002】
【従来の技術】かかるレンジフードの最も一般的なもの
は、壁面の開口部に取り付けられた排気用の送風機と、
この送風機の前面側に設置され下面を開放したフードと
からなるものであり、このような構造を基本とし、さら
に、排気能力の向上等を目的として種々の試みが成され
ている。
【0003】図5はその一例を示すレンジフードの側面
縦断面図で、フード101の下面を開口して吸入口10
2とし、後方に吐出口103を設け、この吐出口103
に吸い込み口を位置させた送風機104を載置し、さら
に吐出口103の前面位置には、油脂分等を除去するた
めのフィルタ106を設置している。
【0004】105はフード101の吸込口102の中
心部を閉塞するバッフル板で、フード101内に流入す
る排煙の流路をフード101の前後端に限定し、これに
よって、フード101内に流入する排煙の流入速度を上
げ、排煙等の捕集効率の向上に成功している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】一方レンジフードに要
求される機能として、上記したような捕集効率の向上の
他、快適な使用を目的として、ファンの駆動音あるいは
フィルタの風切り音などの騒音の低減が挙げられる。
【0006】この点上記したバッフル板は、フード10
1の吸込口102の大部分を閉塞するものであるため、
捕集効率を向上しつつ、ファン等の騒音をある程度は低
減させることが可能である。しかしながら、このバッフ
ル板は、本来が捕集効率を主目的とするものであるた
め、厚みが0.5〜2ミリ程度の金属の単板で構成され
ており、送風機104やフィルタ106から発生する気
流、乱気流、回転騒音などの遮音効果としては不充分で
ある。
【0007】この対策として、フード内壁に新たに吸音
材を取り付けることも考えられるが、フード内壁に新た
に吸音材を設置した場合、吸音材への油脂分の付着によ
って吸音効率の低下を招いたり、また部品点数が増えコ
ストアップの原因となる等の問題が生じる。
【0008】そこで、本発明において解決すべき課題
は、捕集効率を低減させることなく、比較的簡単な構造
で、さらにファン等から生じる発生音を効果的に低減す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のレンジフード
は、上記課題を解決するために、排煙用送風機と、吸込
口を形成したフードと、同フードの吸込口に配置された
バッフル板とを備えたレンジフードにおいて、前記バッ
フル板を内部に空間を有する吸音材にて形成したことを
特徴とする。
【0010】ここで、内部に空間を有する吸音材とは、
内部に空洞を形成した枠体を言い、さらに、枠体の中
に、例えば、グラスウール、ロックウールのような無機
質繊維、あるいは内部に微細な空気泡を有する発泡樹脂
板、発泡金属板を充填したものとすることができる。
【0011】枠体は、要求される剛性や不燃性の点から
は、特に銅板によって製作することが望ましい。
【0012】また、バッフル板の形状としては、偏平な
平板状のもの、お椀状のもの、また外周部を突出させた
凹形状のもの等を採用することができ、お椀状のものと
した場合、凹部を機器内部側に向けて配置する。
【0013】
【作用】バッフル板を内部に空間を有する吸音材とする
ことによって、捕集効果を保持しつつ、かつ吸音材の空
気層によって、特別に部品を増やすことなくファン等の
発生音が効果的に遮断される。
【0014】
【実施例】以下本発明の特徴を図面に示す実施例により
具体的に説明する。
【0015】図1は本発明の実施例を示すレンジフード
の側面縦断面図、図2は図1に示すレンジフードを底面
側からみた斜視図である。
【0016】図中1は、後方に送風機2を内蔵したフー
ドで、箱型のフード本体1aの前面に突出部1bを連設
し、フード1の底面全面に開口部4を形成している。フ
ード本体1aの略中間位置には鉛直面に対し若干傾斜し
て配置した油脂分等のろ過用フィルタ3が着脱自在に配
置され、このフィルタ3の後方位置に、モータ2aによ
って回転駆動する送風機2が設けられている。本実施例
の送風機2はシロッコファンで、前面側に吸入口2b
を、またこれに直交する上面側に排出口2cを有し、吸
引された排煙等はフード本体1aの上面に開口部1cか
ら外部に排出される。
【0017】5はフード1の下面に形成した開口部4
に、着脱自在にセットされた吸音材からなるバッフル板
で、これによってフード1の開口部4の中心部が遮蔽さ
れ、バッフル板5とフード1の隙間のみが排煙の流通路
となる。
【0018】このような構造により、送風機2によって
吸引される排煙の流速が増し、これによって、フード1
が捕集しきれずに溢れ出る排煙を無くすこととなり、捕
集効果を向上させることができる。
【0019】バッフル板5は、図3の斜視図に示すよう
に、銅板にて形成された厚み3cm程度の椀状体で、凹
部を機器内部側に向けて配置されている。また、図1の
断面図に示すように、内部にはグラスウールを充填する
ことによって、無数の空気層が形成されている。
【0020】上記構成において、バッフル板5は、上記
したように排煙の流路を狭め捕集効率を向上させると共
に、送風機2及びフィルタ3から発生する騒音が、この
バッフル板5によって吸音されることとなる。また、本
実施例においては、バッフル板が吸音材と排煙の流速を
挙げるための仕切り板とを兼用しているため、従来のも
のと比べ、特に部品点数が増えず、フード1内の流路の
障害ともならない。
【0021】バッフル板5を吸音材とした本実施例のレ
ンジフードにおいては、従来例で示したものに比べ、約
4〜6dB程度の騒音低減効果がある。
【0022】図4はバッフル板の他の実施例を一部切欠
して示す斜視図で、本実施例のバッフル板7は、上面を
アルミ発泡板、上面を除く他の面を銅板とした中空状と
し、外周部を突出させた凹形状のものとしている。フー
ド1への挿着は、凹形状面を上にして行われる。
【0023】このような構造とすることによって、吸音
性を有するアルミ発泡板には、送風機2及びフィルタ3
からの直接伝播音と、アルミ発泡材を抜け銅板で反射し
た間接伝播音とが達するので、さらなる騒音の低減が図
れることとなる。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、本実施例のレン
ジフードにおいては、バッフル板を内部に空間を有する
吸音材とすることによって、特別に部品を増やすことな
く、捕集効果を保持しつつ、かつ吸音材の空気層によっ
て、ファン等の発生音が効果的に遮断される。これによ
って、比較的簡単な構造で、捕集効率を低減させること
なく、さらにファン等から生じる発生音を効果的に低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すレンジフードの側面縦断
面図である。
【図2】図1に示すレンジフードを下からみた斜視図で
ある。
【図3】図1に示すレンジフードに備えたバッフル板の
斜視図である。
【図4】バッフル板の他の実施例を一部切欠して示す斜
視図である。
【図5】従来のレンジフードの側面縦断面図である。
【符号の説明】
1 フード 1a フード本体 1b 突出部 2 送風機 2a モータ 3 フィルタ 5,7 バッフル板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排煙用送風機と、吸込口を形成したフー
    ドと、同フードの吸込口に配置されたバッフル板とを備
    えたレンジフードにおいて、前記バッフル板を内部に空
    間を有する吸音材にて形成したことを特徴とするレンジ
    フード。
JP5159795A 1993-06-29 1993-06-29 レンジフード Pending JPH0771801A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5159795A JPH0771801A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 レンジフード

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5159795A JPH0771801A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 レンジフード

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0771801A true JPH0771801A (ja) 1995-03-17

Family

ID=15701434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5159795A Pending JPH0771801A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 レンジフード

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0771801A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1004825A1 (en) * 1998-11-25 2000-05-31 Faber S.p.A. Device for silencing extractor hoods and the like
JP2012184916A (ja) * 2012-04-16 2012-09-27 Fuji Industrial Co Ltd レンジフード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1004825A1 (en) * 1998-11-25 2000-05-31 Faber S.p.A. Device for silencing extractor hoods and the like
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