JPH06342864A - リード端子付き面実装型電子部品の製造方法 - Google Patents
リード端子付き面実装型電子部品の製造方法Info
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- JPH06342864A JPH06342864A JP5130809A JP13080993A JPH06342864A JP H06342864 A JPH06342864 A JP H06342864A JP 5130809 A JP5130809 A JP 5130809A JP 13080993 A JP13080993 A JP 13080993A JP H06342864 A JPH06342864 A JP H06342864A
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- JP
- Japan
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- lead terminal
- lead
- lead frame
- electronic component
- cutting
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/15—Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
- H01L2924/181—Encapsulation
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3421—Leaded components
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】パッケージ部の側面からリード端子を突出して
成る面実装型電子部品を、リードフレームを使用して製
造するにおいて、リード端子をリードフレームから切断
するに際してのバリのためにプリント基板に装着不良に
なったり、測定不良になったりすることを防止する。 【構成】半導体チップに対するパッケージ工程を経てか
ら、リード端子3をリードフレーム4から切断するにお
いて、この切断工程を、リードフレーム4に取付いた電
子部品1がプリント基板12への実装姿勢と上下逆の姿
勢になるように反転した状態で行う。切断時にリード端
子3の先端にバリ11が下向きに突出しても、プリント
基板12への実装時にはバリ11が上向きに突出するた
め、リード端子3をプリント基板12等に密着させるこ
とができ、その結果、実装不良や測定不良を防止でき
る。
成る面実装型電子部品を、リードフレームを使用して製
造するにおいて、リード端子をリードフレームから切断
するに際してのバリのためにプリント基板に装着不良に
なったり、測定不良になったりすることを防止する。 【構成】半導体チップに対するパッケージ工程を経てか
ら、リード端子3をリードフレーム4から切断するにお
いて、この切断工程を、リードフレーム4に取付いた電
子部品1がプリント基板12への実装姿勢と上下逆の姿
勢になるように反転した状態で行う。切断時にリード端
子3の先端にバリ11が下向きに突出しても、プリント
基板12への実装時にはバリ11が上向きに突出するた
め、リード端子3をプリント基板12等に密着させるこ
とができ、その結果、実装不良や測定不良を防止でき
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばトランジスタや
IC、LSIのように、樹脂等によるパッケージ部の側
面から帯板状のリード端子を適宜本数横向きに突出し、
リード端子の先端をプリント基板に半田付けするように
した面実装型電子部品の製造装置に関するものである。
IC、LSIのように、樹脂等によるパッケージ部の側
面から帯板状のリード端子を適宜本数横向きに突出し、
リード端子の先端をプリント基板に半田付けするように
した面実装型電子部品の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これらリード端子付き面実装型電子部品
のうち、図10(c)に示すように、パッケージ部2に
おける相対向する二側面からリード端子3を突設した電
子部品1は、おおよそ次の〜の工程を経て製造され
ている。 .図10に示すように、リードフレーム4を、平行に
延びる2本の主枠部5と、両主枠部4の相互間を適宜間
隔で連結するタイバー5と、各タイバー5から内向きに
延びるリード端子3と、主枠部5から内向きに延びる補
強バー7とから成る形態に形成して、このリードフレー
ム4を長手方向に移送しつつ、リード端子3への半導体
チップのダイボンディング及びワイヤーボンディングを
行う。
のうち、図10(c)に示すように、パッケージ部2に
おける相対向する二側面からリード端子3を突設した電
子部品1は、おおよそ次の〜の工程を経て製造され
ている。 .図10に示すように、リードフレーム4を、平行に
延びる2本の主枠部5と、両主枠部4の相互間を適宜間
隔で連結するタイバー5と、各タイバー5から内向きに
延びるリード端子3と、主枠部5から内向きに延びる補
強バー7とから成る形態に形成して、このリードフレー
ム4を長手方向に移送しつつ、リード端子3への半導体
チップのダイボンディング及びワイヤーボンディングを
行う。
【0003】.図10(a)及び図11(a)に示す
ように、適宜長さに切断したリードフレーム4を成形機
に移行して、半導体チップ及び各リード端子3の一端を
樹脂にてパッケージする。 .図11(b)に示すように、リードフレーム4を、
下方に配置した受け刃9と上方に配置した押し刃10と
を有する切断機8に移行し、リード端子3を受け刃9に
て支持した状態で押し刃10を下降動させることにて、
各リード端子3をタイバー6への付け根箇所で切断する
と共に、リードフレーム4を、タイバー6の中心線に沿
って切断する。
ように、適宜長さに切断したリードフレーム4を成形機
に移行して、半導体チップ及び各リード端子3の一端を
樹脂にてパッケージする。 .図11(b)に示すように、リードフレーム4を、
下方に配置した受け刃9と上方に配置した押し刃10と
を有する切断機8に移行し、リード端子3を受け刃9に
て支持した状態で押し刃10を下降動させることにて、
各リード端子3をタイバー6への付け根箇所で切断する
と共に、リードフレーム4を、タイバー6の中心線に沿
って切断する。
【0004】.その後、リードフレーム4における主
枠部5からの補強用バー7の切断、各リード端子3の曲
げ加工、性能の測定、パッケージ部2の上面2aへの標
印の印刷等の各種の工程を行う。 そして、これらの各工程は、作業の容易性の点から、リ
ードフレーム4に取付いた電子部品1が、プリント基板
12に実装する際の姿勢と同じ姿勢になるようにした状
態で行うようにしている。
枠部5からの補強用バー7の切断、各リード端子3の曲
げ加工、性能の測定、パッケージ部2の上面2aへの標
印の印刷等の各種の工程を行う。 そして、これらの各工程は、作業の容易性の点から、リ
ードフレーム4に取付いた電子部品1が、プリント基板
12に実装する際の姿勢と同じ姿勢になるようにした状
態で行うようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この製法において、切
断機8における受け刃9を下方に配置し押し刃10を上
方に配置すると、切断に際しての抜き滓3′の処理を容
易にできると共に、リードフレーム4の位置合わせ等が
容易となり、切断工程を容易且つ精密に行うことができ
る利点がある。
断機8における受け刃9を下方に配置し押し刃10を上
方に配置すると、切断に際しての抜き滓3′の処理を容
易にできると共に、リードフレーム4の位置合わせ等が
容易となり、切断工程を容易且つ精密に行うことができ
る利点がある。
【0006】ところが、リード端子3をリードフレーム
4から切断するに際して、図11(c)に示すように、
リードフレーム4から切断されたリード端子3の先端に
下向きのバリ11が発生することがあり、このため、図
11(d)に示すように電子部品1をプリント基板12
に実装したり、或いは、測定用の電極に載置したりした
ときに、リード端子3がプリント基板12又は測定用電
極から浮き上がった状態になって、電子部品1の装着不
良が発生したり、或いは、電子部品1の性能を測定でき
なくなったりする問題があった。
4から切断するに際して、図11(c)に示すように、
リードフレーム4から切断されたリード端子3の先端に
下向きのバリ11が発生することがあり、このため、図
11(d)に示すように電子部品1をプリント基板12
に実装したり、或いは、測定用の電極に載置したりした
ときに、リード端子3がプリント基板12又は測定用電
極から浮き上がった状態になって、電子部品1の装着不
良が発生したり、或いは、電子部品1の性能を測定でき
なくなったりする問題があった。
【0007】本発明は、この問題を解消することを目的
とするものである。
とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、リードフレームにおけるリード端子の一端に
ダイボンディングされた半導体チップを樹脂等にてパッ
ケージしてから、前記リード端子を、当該リード端子を
下方から支持する受け刃と、上方から下降動する押し刃
とにて前記リードフレームから切断するようにしたリー
ド端子付き面実装型電子部品の製造方法において、前記
リードフレームからのリード端子の切断を、リード端子
のうちプリント基板に接当する面が上向きになるように
反転した姿勢で行う構成にした。
本発明は、リードフレームにおけるリード端子の一端に
ダイボンディングされた半導体チップを樹脂等にてパッ
ケージしてから、前記リード端子を、当該リード端子を
下方から支持する受け刃と、上方から下降動する押し刃
とにて前記リードフレームから切断するようにしたリー
ド端子付き面実装型電子部品の製造方法において、前記
リードフレームからのリード端子の切断を、リード端子
のうちプリント基板に接当する面が上向きになるように
反転した姿勢で行う構成にした。
【0009】
【発明の作用・効果】このように構成すると、リード端
子をリードフレームから切断するに際して、押し刃の下
降動にてリード端子の切断箇所にバリが下向きに発生し
た場合、リードフレームに取付いた電子部品は、プリン
ト基板に実装されるときの姿勢と上下逆向きの姿勢であ
るため、電子部品をプリント基板に実装したり測定具の
電極上に載置した状態では、前記リード端子の先端のバ
リは上向きに突出することになる。
子をリードフレームから切断するに際して、押し刃の下
降動にてリード端子の切断箇所にバリが下向きに発生し
た場合、リードフレームに取付いた電子部品は、プリン
ト基板に実装されるときの姿勢と上下逆向きの姿勢であ
るため、電子部品をプリント基板に実装したり測定具の
電極上に載置した状態では、前記リード端子の先端のバ
リは上向きに突出することになる。
【0010】また、切断機は従来と同様に、受け刃を下
方に配置し押し刃を上方に配置したものであるから、切
断工程の容易性・確実性を損なうことはない。従って本
発明によると、電子部品を、そのリード端子をプリント
基板や測定具の電極に密着させた状態で載置することが
できるから、切断工程の容易性及び確実性を損なうこと
なったり、パッケージ工程等の他の工程の容易性を損な
うことなく、プリント基板への装着不良や測定不良を生
じることを確実に防止できる効果を有する。
方に配置し押し刃を上方に配置したものであるから、切
断工程の容易性・確実性を損なうことはない。従って本
発明によると、電子部品を、そのリード端子をプリント
基板や測定具の電極に密着させた状態で載置することが
できるから、切断工程の容易性及び確実性を損なうこと
なったり、パッケージ工程等の他の工程の容易性を損な
うことなく、プリント基板への装着不良や測定不良を生
じることを確実に防止できる効果を有する。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面(図1〜図9)
に基づいて説明する。図1において全体の工程及び装置
を概念的に示しており、製造工程は、図面の左から右に
向かって、次の〜の手順で行われる。 .リードフレーム4を水平状にした姿勢で移送する途
次、リード端子3の一端部への半導体チップのダイボン
ディング及び半導体チップと他のリード端子3とのワイ
ヤーボンディングとを行ってから、リード端子3を適宜
長さに切断して成形機にセットすることにより、リード
端子3の一端部を覆った状態でパッケージ部2を形成
し、パッケージ工程を経たリードフレーム4は第1移送
路20にて移送される。これらの工程は、プリント基板
12に実装するときに上面になる面が上向きになるよう
にした姿勢で行われる。
に基づいて説明する。図1において全体の工程及び装置
を概念的に示しており、製造工程は、図面の左から右に
向かって、次の〜の手順で行われる。 .リードフレーム4を水平状にした姿勢で移送する途
次、リード端子3の一端部への半導体チップのダイボン
ディング及び半導体チップと他のリード端子3とのワイ
ヤーボンディングとを行ってから、リード端子3を適宜
長さに切断して成形機にセットすることにより、リード
端子3の一端部を覆った状態でパッケージ部2を形成
し、パッケージ工程を経たリードフレーム4は第1移送
路20にて移送される。これらの工程は、プリント基板
12に実装するときに上面になる面が上向きになるよう
にした姿勢で行われる。
【0012】.第1移送路20上を移送されてきたリ
ードフレーム4の主枠部5を、第1反転装置21にてク
ランプし、その状態で第1反転装置21を水平移動して
から上下両面が逆になるように180度反転してから、
クランプしたまま第1位置決め装置22上に移送する。 .第1位置決め装置22にて正確に位置決めされたリ
ードフレーム4を、真空吸着コレット23にて吸着して
持ち上げ、その状態で水平移動してから下降することに
より、リードフレーム4を切断機8の下型8aに設けた
受け刃9に載置し、その後、押し刃10を設けた上型8
bを下降させることにより、各リード端子3をダイバー
6から切断すると共に、リードフレーム4をタイバー6
の中心線に沿って切断する。
ードフレーム4の主枠部5を、第1反転装置21にてク
ランプし、その状態で第1反転装置21を水平移動して
から上下両面が逆になるように180度反転してから、
クランプしたまま第1位置決め装置22上に移送する。 .第1位置決め装置22にて正確に位置決めされたリ
ードフレーム4を、真空吸着コレット23にて吸着して
持ち上げ、その状態で水平移動してから下降することに
より、リードフレーム4を切断機8の下型8aに設けた
受け刃9に載置し、その後、押し刃10を設けた上型8
bを下降させることにより、各リード端子3をダイバー
6から切断すると共に、リードフレーム4をタイバー6
の中心線に沿って切断する。
【0013】.前記真空吸着コレット23にて、各パ
ッケージ部2をそれぞれ吸着して上下動及び水平移動す
ることにより、1単位ごとに分断されたリードフレーム
6を第2位置決め装置24に移送する。 .第2位置決め装置24上に移送されたリードフレー
ム4を、正確に位置合わせしてから、リードフレーム4
の主枠部5を第2反転装置25にてクランプし、その状
態で第2反転装置25を適宜距離だけ水平移動してか
ら、リードフレーム6を180度反転し、次いで、更に
水平移動して第2移送路26上に載置する。
ッケージ部2をそれぞれ吸着して上下動及び水平移動す
ることにより、1単位ごとに分断されたリードフレーム
6を第2位置決め装置24に移送する。 .第2位置決め装置24上に移送されたリードフレー
ム4を、正確に位置合わせしてから、リードフレーム4
の主枠部5を第2反転装置25にてクランプし、その状
態で第2反転装置25を適宜距離だけ水平移動してか
ら、リードフレーム6を180度反転し、次いで、更に
水平移動して第2移送路26上に載置する。
【0014】.第2移送路26に載置されたリードフ
レーム4は後方に移送されて、リード端子3の曲げ加工
や、補強バー7の切断、性能検査、機種や規格等の標印
の印刷等の各種の工程を経て完成品となる。 このように、リードフレーム4からのリード端子3の切
断工程を、リード端子3のうちプリント基板12に接当
する面3aが上向きになるようにした姿勢で行って(図
2参照)、他の工程を、リード端子3のうちプリント基
板12に接当する面が下向きになるようにした姿勢で行
うものであるから、リード端子3の切断に際して、リー
ド端子3の先端にバリ11が発生しても、プリント基板
12に実装したり測定具の電極に載置したりした状態で
は、図8に示すようにバリ11は上向きに突出した状態
になる、換言すると、リード端子3がプリント基板12
や測定具の電極に密着した状態になるのであり、従っ
て、他の工程及び切断工程の容易性・確実性を損なうこ
となく、電子部品1の装着不良や測定不良を防止できる
のである。
レーム4は後方に移送されて、リード端子3の曲げ加工
や、補強バー7の切断、性能検査、機種や規格等の標印
の印刷等の各種の工程を経て完成品となる。 このように、リードフレーム4からのリード端子3の切
断工程を、リード端子3のうちプリント基板12に接当
する面3aが上向きになるようにした姿勢で行って(図
2参照)、他の工程を、リード端子3のうちプリント基
板12に接当する面が下向きになるようにした姿勢で行
うものであるから、リード端子3の切断に際して、リー
ド端子3の先端にバリ11が発生しても、プリント基板
12に実装したり測定具の電極に載置したりした状態で
は、図8に示すようにバリ11は上向きに突出した状態
になる、換言すると、リード端子3がプリント基板12
や測定具の電極に密着した状態になるのであり、従っ
て、他の工程及び切断工程の容易性・確実性を損なうこ
となく、電子部品1の装着不良や測定不良を防止できる
のである。
【0015】次に、前記反転装置21,25の具体的な
構成を示すが、実施例では前記両反転装置21,25は
殆ど同じ構成なので、第2反転装置25のみについて説
明する。第2反転装置25は、リードフレーム4の移送
方向に沿って延びるように装架した上下2本のガイドバ
ー27に摺動自在に装架した角形のベース体28を備え
ており、このベース体28の前面に、平面視コ字状の回
転体29を、ベース体28の前面と直交する軸心回りに
自在に回転するように装着し、この回転体29における
中空状の軸部29aをベース体28の裏側に突出する。
構成を示すが、実施例では前記両反転装置21,25は
殆ど同じ構成なので、第2反転装置25のみについて説
明する。第2反転装置25は、リードフレーム4の移送
方向に沿って延びるように装架した上下2本のガイドバ
ー27に摺動自在に装架した角形のベース体28を備え
ており、このベース体28の前面に、平面視コ字状の回
転体29を、ベース体28の前面と直交する軸心回りに
自在に回転するように装着し、この回転体29における
中空状の軸部29aをベース体28の裏側に突出する。
【0016】また、ベース体18の裏面に、支持杆30
を介して補助板31を固着し、この補助板31の裏面
に、前記回転体29の回転軸心と同心状に延びるエアシ
リンダ32と、エアシリンダ32から適宜隔てた空圧式
等のロータリーアクチェータ33とを設け、該ロータリ
ーアクチェータ33の主軸33aに固着したプーリ34
と、前記回転体29における軸部29aに固着したプー
リ35とにタイミングベルト36を巻き掛けることによ
り、ロータリーアクチェータ33への圧縮空気の出し入
れにて、前記回転体29を180度反転させ得るように
構成する。
を介して補助板31を固着し、この補助板31の裏面
に、前記回転体29の回転軸心と同心状に延びるエアシ
リンダ32と、エアシリンダ32から適宜隔てた空圧式
等のロータリーアクチェータ33とを設け、該ロータリ
ーアクチェータ33の主軸33aに固着したプーリ34
と、前記回転体29における軸部29aに固着したプー
リ35とにタイミングベルト36を巻き掛けることによ
り、ロータリーアクチェータ33への圧縮空気の出し入
れにて、前記回転体29を180度反転させ得るように
構成する。
【0017】更に、前記エアシリンダ32のピストンロ
ッド32aに、前記回転体29の空所内に摺動自在に嵌
挿したくさび体37を固着し、該くさび体37の先端に
形成した円錐状部37aが、回転体29における軸部2
9aから出没するように構成する。そして、前記回転体
29に対して、上下一対のクランプ体38,39の前後
中途部を、ガイドバー27と平行に延びる第1ピン40
にて枢着し、上下両クランプ体38,39の間の部位の
うち前記第1ピン40よりも前方の部位に、上下方向に
延びる圧縮ばね41(図7及び図8参照)を介挿し、更
に、上下両クランプ体38,39に、前記くさび体37
の円錐状部37aに上下から接当する後ろ向き突出部3
8a,39aを形成することにより、くさび体37が前
向きに突出すると、両クランプ38,39が圧縮ばね4
1に抗して閉じ回動し、くさび体37が後退すると、両
クランプ体38,39が圧縮ばね41のばね力にて開き
回動するように構成している。
ッド32aに、前記回転体29の空所内に摺動自在に嵌
挿したくさび体37を固着し、該くさび体37の先端に
形成した円錐状部37aが、回転体29における軸部2
9aから出没するように構成する。そして、前記回転体
29に対して、上下一対のクランプ体38,39の前後
中途部を、ガイドバー27と平行に延びる第1ピン40
にて枢着し、上下両クランプ体38,39の間の部位の
うち前記第1ピン40よりも前方の部位に、上下方向に
延びる圧縮ばね41(図7及び図8参照)を介挿し、更
に、上下両クランプ体38,39に、前記くさび体37
の円錐状部37aに上下から接当する後ろ向き突出部3
8a,39aを形成することにより、くさび体37が前
向きに突出すると、両クランプ38,39が圧縮ばね4
1に抗して閉じ回動し、くさび体37が後退すると、両
クランプ体38,39が圧縮ばね41のばね力にて開き
回動するように構成している。
【0018】更に、前記両クランプ体38,39の先端
縁には、リードフレーム4における主枠部5のうち各パ
ッケージ部2の部位を個別に掴持するようにした爪体4
2,43を取付けている。この場合、上方の爪体42は
上クランプ体38に固着されている一方、下方の爪体4
3は、上下クランプ体38,39の回動方向と同じ方向
に若干の角度θ回動するように下クランプ体39に第2
ピン44にて枢着されており、更に、下方に位置した各
爪体43の下面に板ばね45の一端を固着し、該板ばね
45の他端を下クランプ39の下面に接当する。従っ
て、下方の爪体43は、上方の爪体42に向けて接近す
る方向に付勢されている。
縁には、リードフレーム4における主枠部5のうち各パ
ッケージ部2の部位を個別に掴持するようにした爪体4
2,43を取付けている。この場合、上方の爪体42は
上クランプ体38に固着されている一方、下方の爪体4
3は、上下クランプ体38,39の回動方向と同じ方向
に若干の角度θ回動するように下クランプ体39に第2
ピン44にて枢着されており、更に、下方に位置した各
爪体43の下面に板ばね45の一端を固着し、該板ばね
45の他端を下クランプ39の下面に接当する。従っ
て、下方の爪体43は、上方の爪体42に向けて接近す
る方向に付勢されている。
【0019】なお、第2反転装置25の水平移動はエア
シリンダ等の適宜手段で行う。また、くさび体37の摺
動操作や回転体29の回転操作は、油圧等の他の駆動機
構で行っても良いことは言うまでもない。以上の構成に
おいて、切断機8にて切断された後のリードフレーム4
の反転操作は、次のようにして行われる。
シリンダ等の適宜手段で行う。また、くさび体37の摺
動操作や回転体29の回転操作は、油圧等の他の駆動機
構で行っても良いことは言うまでもない。以上の構成に
おいて、切断機8にて切断された後のリードフレーム4
の反転操作は、次のようにして行われる。
【0020】すなわち、図9に示すように、両クランプ
体38,39を開き回動した状態にして、第2反転装置
25を第2位置決め装置24に向けて移動してから、く
さび体37を突出して両クランプ38,39を閉じ回動
することにより、1単位ごとに切断されたリードフレー
ム4の主枠部5をクランプし、次いで、第3反転装置2
5を第2移送路26に向けて適宜距離を移送してから回
転体29を180度回転し、その姿勢のまま水平移動し
て第2移送路26上に移送してからクランプを解除す
る。
体38,39を開き回動した状態にして、第2反転装置
25を第2位置決め装置24に向けて移動してから、く
さび体37を突出して両クランプ38,39を閉じ回動
することにより、1単位ごとに切断されたリードフレー
ム4の主枠部5をクランプし、次いで、第3反転装置2
5を第2移送路26に向けて適宜距離を移送してから回
転体29を180度回転し、その姿勢のまま水平移動し
て第2移送路26上に移送してからクランプを解除す
る。
【0021】これにより、リード端子3の切断工程を経
たリードフレーム4は、パッケージ部2の上面2aを上
向きにした姿勢で後続の工程に移送される。ところで、
リードフレーム4の主枠部5必ずしも完全にフラットな
状態ではなく、上下方向に波うった状態になっていた
り、プレス加工に際してのバリが部分的に出ていたりす
ることがあるため、上下両爪体42,43が上下両クラ
ンプ体38,39に固着されているに過ぎない場合に
は、分断されたリードフレーム4の各部位のうちある部
位は強固にクランプされても、他の部位はクランプが不
完全になって、反転途中で脱落したり、姿勢が大きく変
化たりする虞がある。
たリードフレーム4は、パッケージ部2の上面2aを上
向きにした姿勢で後続の工程に移送される。ところで、
リードフレーム4の主枠部5必ずしも完全にフラットな
状態ではなく、上下方向に波うった状態になっていた
り、プレス加工に際してのバリが部分的に出ていたりす
ることがあるため、上下両爪体42,43が上下両クラ
ンプ体38,39に固着されているに過ぎない場合に
は、分断されたリードフレーム4の各部位のうちある部
位は強固にクランプされても、他の部位はクランプが不
完全になって、反転途中で脱落したり、姿勢が大きく変
化たりする虞がある。
【0022】これに対して実施例のように、第2反転装
置25における下方の爪体43を下クランプ体29に回
動自在に枢着して、これを板ばね45等のばね手段にて
閉じ方向に付勢すると、上下両クランプ体38,39を
閉じ回動した状態で、各下方の爪体43の回動が許容さ
れるため、リードフレーム4の各部位を強固にクランプ
することができるのであり、従って、切断工程後のリー
ドフレーム4を、反転工程でのトラブルを生じることな
く第2移送路26に確実に移し変えできる。
置25における下方の爪体43を下クランプ体29に回
動自在に枢着して、これを板ばね45等のばね手段にて
閉じ方向に付勢すると、上下両クランプ体38,39を
閉じ回動した状態で、各下方の爪体43の回動が許容さ
れるため、リードフレーム4の各部位を強固にクランプ
することができるのであり、従って、切断工程後のリー
ドフレーム4を、反転工程でのトラブルを生じることな
く第2移送路26に確実に移し変えできる。
【0023】この場合、上方の爪体42を回動可能に構
成しても良いし、上下両爪体42,43を回動可能に構
成しても良いし、更に、爪体42,43のうちいずれ一
方又は両方を板ばねやゴム等の弾性体にて形成しても良
い。なお、リード端子3の切断工程の前にはリードフレ
ーム4は1本に繋がっているので、第1反転装置21で
は、爪体42,43を各パッケージ部2に対応した部位
ごとに設ける必要はなく、また、必ずしも上下いずれか
の爪体42,43を回動可能に構成する必要もない。
成しても良いし、上下両爪体42,43を回動可能に構
成しても良いし、更に、爪体42,43のうちいずれ一
方又は両方を板ばねやゴム等の弾性体にて形成しても良
い。なお、リード端子3の切断工程の前にはリードフレ
ーム4は1本に繋がっているので、第1反転装置21で
は、爪体42,43を各パッケージ部2に対応した部位
ごとに設ける必要はなく、また、必ずしも上下いずれか
の爪体42,43を回動可能に構成する必要もない。
【0024】本発明における反転装置の構造は上記の実
施例に限らず、他の種々の構成にすることができること
は言うまでもない。また、本発明は、パッケージ部の四
周面からリード端子を突出して成るクアッドタイプの面
実装型電子部品など、他の形態の面実装型電子部品にも
適用できることは言うまでもない。
施例に限らず、他の種々の構成にすることができること
は言うまでもない。また、本発明は、パッケージ部の四
周面からリード端子を突出して成るクアッドタイプの面
実装型電子部品など、他の形態の面実装型電子部品にも
適用できることは言うまでもない。
【図1】工程及び装置の概略を示す図で、(a)は平面
図、(b)は正面図である。
図、(b)は正面図である。
【図2】図1でのリード端子の切断工程を示す図であ
る。
る。
【図3】製造後の電子部品をプリント基板に実装した状
態での図である。
態での図である。
【図4】(a)は反転装置の概略斜視図、(b)は反転
装置を後方からみた部分的な分離斜視図である。
装置を後方からみた部分的な分離斜視図である。
【図5】図4のV−V視断面図である。
【図6】クランプ体を後方から見た状態での分離斜視図
である。
である。
【図7】図4及び図8のVII−VII視断面図である。
【図8】図4及び図7のVIII−VIII視断面図である。
【図9】作用を示す図である。
【図10】(a)はパッケージ工程後で切断工程前のリ
ードフレームの斜視図、(b)は切断工程後の図、
(c)は完成した電子部品の斜視図である。
ードフレームの斜視図、(b)は切断工程後の図、
(c)は完成した電子部品の斜視図である。
【図11】従来の電子部品の製造工程の概略を示す図で
ある。
ある。
1 電子部品 2 パッケージ部 3 リード端子 4 リードフレーム 8 切断機 9 受け刃 10 押し刃 11 バリ 21 第1反転装置 25 第2反転装置 27 ガイドバー 28 ベース体 29 回転体 32 エアシリンダー 33 ロータリーアクチェータ 37 くさび体 38,39 クランプ体 41 圧縮ばね 42,43 爪体
Claims (1)
- 【請求項1】リードフレームにおけるリード端子の一端
にダイボンディングされた半導体チップを樹脂等にてパ
ッケージしてから、前記リード端子を、当該リード端子
を下方から支持する受け刃と、上方から下降動する押し
刃とにて前記リードフレームから切断するようにしたリ
ード端子付き面実装型電子部品の製造方法において、前
記リードフレームからのリード端子の切断を、リード端
子のうちプリント基板に接当する面が上向きになるよう
に反転した姿勢で行うことを特徴とするリード端子付き
面実装型電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5130809A JPH06342864A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | リード端子付き面実装型電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5130809A JPH06342864A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | リード端子付き面実装型電子部品の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06342864A true JPH06342864A (ja) | 1994-12-13 |
Family
ID=15043219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5130809A Pending JPH06342864A (ja) | 1993-06-01 | 1993-06-01 | リード端子付き面実装型電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06342864A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151625A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Hitachi Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
DE10063041A1 (de) * | 2000-12-18 | 2002-07-04 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zum Herstellen einer integrierten Schaltung |
US7020295B2 (en) | 2001-07-11 | 2006-03-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric electroacoustic transducer and manufacturing method of the same |
JP2011049604A (ja) * | 2000-08-31 | 2011-03-10 | Elpida Memory Inc | 半導体装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-01 JP JP5130809A patent/JPH06342864A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002151625A (ja) * | 2000-08-31 | 2002-05-24 | Hitachi Ltd | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2011049604A (ja) * | 2000-08-31 | 2011-03-10 | Elpida Memory Inc | 半導体装置の製造方法 |
JP4669166B2 (ja) * | 2000-08-31 | 2011-04-13 | エルピーダメモリ株式会社 | 半導体装置 |
DE10063041A1 (de) * | 2000-12-18 | 2002-07-04 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zum Herstellen einer integrierten Schaltung |
US6649450B2 (en) | 2000-12-18 | 2003-11-18 | Infineon Technologies Ag | Method of producing an integrated circuit and an integrated circuit |
DE10063041B4 (de) * | 2000-12-18 | 2012-12-06 | Infineon Technologies Ag | Verfahren zum Herstellen einer integrierten Leadless-Gehäuse-Schaltung und integrierte Leadless-Gehäuse-Schaltung |
US7020295B2 (en) | 2001-07-11 | 2006-03-28 | Murata Manufacturing Co., Ltd. | Piezoelectric electroacoustic transducer and manufacturing method of the same |
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