JPH1126676A - リードフレームのトリミング装置 - Google Patents

リードフレームのトリミング装置

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JPH1126676A
JPH1126676A JP9188909A JP18890997A JPH1126676A JP H1126676 A JPH1126676 A JP H1126676A JP 9188909 A JP9188909 A JP 9188909A JP 18890997 A JP18890997 A JP 18890997A JP H1126676 A JPH1126676 A JP H1126676A
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slider
sheet
driving
trimming device
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JP9188909A
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Yuuki Nakanishi
祐幾 中西
Tomohisa Hagiwara
智久 萩原
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
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    • H01L2924/181Encapsulation

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Lead Frames For Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数個のリードフレームがフレーム等により
支持されて連なった連状のリードフレームを、複数個、
繋ぎ部で支持した状態で、エッチングによる外形加工が
施された帯び状のシートないし枚葉のシートから、繋ぎ
部の薄肉部ないし貫通孔形成部分にて、各連毎に分離す
るリードフレームのトリミング装置で、シートからの連
状のリードフレームへの分離を、品質面でも問題なくで
きる装置を提供する。 【解決手段】 連状のリードフレーム部を上下から挟ん
で支持する押さえ部と、シートの連状のリードフレーム
部の外側領域部を、その先端を繋ぎ部に合わせて掴む掴
み部と、掴み部と連結部を介して一体となるスライダ部
と、スライダ部を駆動することにより掴み部を移動させ
る駆動部とを備えたもので、前記スライダ部は、駆動部
により駆動力を受け、繋ぎ部を中心とした円の円弧に沿
う所定の移動路にて、往復移動を行うもので、スライダ
を往復運動させることにより、繋ぎ部を中心として、前
記シートの外側領域部を円運動をさせて、繋ぎ部を切断
するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のリードフ
レームがフレーム等により支持されて連なった連状のリ
ードフレームを、複数個、繋ぎ部で支持した状態で、エ
ッチングによる外形加工が施された帯び状のシートない
し枚葉のシートから、各連状のリードフレームを分離す
るトリミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置は、電子機器の高性能
化と軽薄短小の傾向からLSIはASICに代表される
ように、ますます高集積化、高機能化の一途をたどって
きている。多端子IC、特にゲートアレイやスタンダー
ドセルに代表されるASICあるいは、マイコン、DS
P(Digital Signal Processo
r)等をコストパーフォーマンス高くユーザに提供する
パッケージとしてリードフレームを用いたプラスチック
QFP(Quad Flat Package)が主流
となり、現在では300ピンを超えるものまで実用化に
至ってきている。
【0003】QFPは、図6(b)に示すリードフレー
ム610を用いたもので、図6(a)に示すように、ダ
イパッド611上に半導体素子620を搭載し、銀めっ
き等の表面処理がなされたインナーリード612先端部
と半導体素子620の端子621とをワイヤ630にて
結線し、封止用樹脂640で封止を行い、この後、ダム
バー部614をカットし、アウターリード613をガル
ウイング状に成形したものである。このように、QFP
は、パッケージの4方向に外部回路と電気的に接続する
ためのアウターリード613を設けた構造で多端子化に
対応できるものとして開発されてきた。ここで用いられ
るリードフレーム610は、通常、42合金(42%ニ
ッケル−鉄合金)あるいは銅合金などの電気伝導率が高
く,且つ機械的強度が大きい金属材を素材とし、フォト
エッチング法かあるいはスタンピング法により、図6
(b)に示すような形状に作製されていた。そして、通
常は、図6(c)に示すように、図6(b)に示すリー
ドフレーム610を複数個を面付けした状態でエッチン
グ等の外形加工を行った後、ワイヤボンディング等のた
めのメッキ処理や、半導体素子の搭載、樹脂封止を行
い、これを分離するという方法が採られている。尚、こ
こでは、図6(c)に示すように、リードフレームを複
数個、面付けした状態のもの、即ち複数個のリードフレ
ームがフレーム等により支持されて連なった状態のもの
を連状のリードフレームと言い、この1組みを1連ない
し1フレームとも言う。
【0004】そして、エッチングによりリードフレーム
の外形加工を行う場合には、通常、帯び状のシートない
し枚葉のシートであるリードフレーム素材に、連状のリ
ードフレームを複数個、繋ぎ部で支持させた状態で、外
形加工が施され、各連状のリードフレームをシートか
ら、人手により分離する方法が採られていた。しかし、
人手による連状のリードフレームのシートからの分離作
業は、生産性の面、品質面でも問題が多く、近年、人手
作業に代わる機械化が検討されるようになり、図5に示
す装置を用いた連状のリードフレームのシートからの分
離方法も提案されている。図5に示す装置は、連状のリ
ードフレーム部580の上下を押さえ部510で押さ
え、連状のリードフレーム部の外側の領域をチャック5
20でチャッキングし、これをエアシリンダ543で直
進上下運動させ、繋ぎ部にて疲労破壊させるものであ
る。しかし、この装置の場合、連状のリードフレーム部
の外側領域を滑らないようにチャック520でチャッキ
ングすると、リードフレームに張力がかかり、変形して
しまうことがあった。また、チャックによるチャッキン
グに代え、連状のリードフレーム部の外側領域をラフに
支持すると、外側領域と連状のリードフレーム部とが擦
れが起こり、連状のリードフレーム部のキズ発生の原因
となる。
【0005】また、複雑なカム機構を用い、連状のリー
ドフレーム部の外側の領域を支持し、繋ぎ部にて回転運
動させ、連状のリードフレーム部をシートから分離させ
る方法も提案されているが、この方法の場合、装置が複
雑になるばかりでなく、繋ぎ部近辺に回転の軸が必要
で、シートの供給等にも困難が伴うという問題がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、帯び状
のシートないし枚葉のシートであるリードフレーム素材
に、連状のリードフレームを複数個、繋ぎ部で支持させ
た状態で、エッチングによる外形加工が施されたシート
から、各連状のリードフレームを分離する場合には、種
々問題があり、その対応が求められていた。本発明は、
このような状況のもと、連状のリードフレームを複数
個、繋ぎ部で支持した状態で、エッチングによる外形加
工が施された帯び状のシートないし枚葉のシートから、
繋ぎ部の薄肉部ないし貫通孔形成部分にて、各連毎に分
離するリードフレームのトリミング装置で、シートから
の連状のリードフレームへの分離を、品質面でも問題な
くできるトリミング装置を提供しようとするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリードフレーム
のトリミング装置は、複数個のリードフレームがフレー
ム等により支持されて連なった連状のリードフレーム
を、複数個、繋ぎ部で支持した状態で、エッチングによ
る外形加工が施された帯び状のシートないし枚葉のシー
トから、繋ぎ部にて、各連状のリードレーム毎に分離す
るリードフレームのトリミング装置であって、連状のリ
ードフレーム部を上下から挟んで支持する押さえ部と、
シートの連状のリードフレーム部の外側領域部を、その
先端を繋ぎ部に合わせて掴む掴み部と、掴み部と連結部
を介して一体となるスライダ部と、スライダ部を駆動す
ることにより掴み部を移動させる駆動部とを備えたもの
で、前記スライダ部は、駆動部により駆動力を受け、繋
ぎ部を中心とした円の円弧に沿う所定の移動路にて、往
復移動を行うもので、スライダを往復運動させることに
より、繋ぎ部を中心として、前記シートの外側領域部を
円運動をさせて、繋ぎ部を切断するものであることを特
徴とするものである。そして、上記におけるスライダ
は、円弧状のレールを移動路とし、移動路にスライダの
一部を嵌合させて移動するもので、且つ、スライダへの
駆動部からの駆動力は、直進駆動する駆動部に固定され
た治具の直進方向に垂直な面からの力によるものである
ことを特徴とするものであり、その駆動源をエアシリン
ダとするものであることを特徴とするものである。そし
て、上記における押さえ部は、連状のリードフレーム部
を下から支持するテーブルと上から押さえる押さえ板か
らなることを特徴とするものである。そしてまた、上記
における掴み部は、吸着ないしチャッキングにて掴むも
のであることを特徴とするものである。尚、ここでは、
後述する図4(b)に示すように、単位リードフレーム
185を複数個、面付けした状態のもの、即ち複数個の
単位リードフレームがフレーム186等により支持され
て連なった状態のものを連状のリードフレームと言い、
この1組みを1連ないし1フレームとも言う。
【0008】
【作用】本発明のリードフレームのトリミング装置は、
このような構成にすることにより、帯び状のシートない
し枚葉のシートであるリードフレーム素材に、連状のリ
ードフレームを複数個、繋ぎ部で支持させた状態で、エ
ッチングによる外形加工が施されたシートから、各連状
のリードフレームを分離する装置で、分離を、品質面で
も問題なくできる装置の提供を可能としている。詳しく
は、変形やキズの発生の少ないトリミングを、簡単な構
成の装置で行うことができるものとしている。特に、本
発明のトリミング装置においては、掴み部とスライダを
繋ぐ連結部(ステーとも言う)の形状は、自由に採れる
ので、掴み部の位置や形状を幅広い自由度をもって変更
でき、シートの連状のリードフレームの外側領域(枠部
とも言う)の狭い場合においても、トリミングを容易に
できるものとしている。具体的には、連状のリードフレ
ーム部を上下から挟んで支持する押さえ部と、シートの
連状のリードフレーム部の外側領域部を、その先端を繋
ぎ部に合わせて掴む掴み部と、掴み部と連結部を介して
一体となるスライダ部と、スライダ部を駆動することに
より掴み部を移動させる駆動部とを備えたもので、前記
スライダ部は、駆動部により駆動力を受け、繋ぎ部を中
心とした円の円弧に沿う所定の移動路にて、往復移動を
行うもので、スライダを往復運動させることにより、繋
ぎ部を中心として、前記シートの外側領域部を円運動を
させて、繋ぎ部を切断するものであることにより、これ
を達成している。更に具体的には、スライダは、円弧状
のレールを移動路とし、移動路にスライダの一部を嵌合
させて移動するもので、且つ、スライダへの駆動部から
の駆動力は、直進駆動する駆動部に固定された治具の直
進方向に垂直な面からの力によるものであることによ
り、これを達成している。特に、駆動部がエアシリンダ
を駆動源とするものであることにより、装置構成を比較
的簡単に実施できるものとしている。そして、移動機構
部は、エアシリンダ等の直進運動を、スライダに連動さ
せ、繋ぎ部分を中心とした円運動に変えるものであるこ
とにより、円運動を比較的簡単な構造で達成できるもの
としている。押さえ部としては、連状のリードフレーム
部を下から支持するテーブルと上から押さえる押さえ板
からなるものが挙げられ、掴み部としては、吸着ないし
チャッキングにて掴むものが挙げられるが、これに限定
されない。また、押さえ部に、処理する各種サイズの連
状のリードフレーム合わせることができるサイズ調整機
構を設けることで、各種サイズの連状のリードフレーム
の分離に対応できる。尚、サイズ調整機構による調整の
際、トリミング装置の各部は、これに合わせて、一体的
に移動できるものが好ましい。
【0009】
【実施の形態】本発明のリードフレームのトリミング装
置を図にそって説明する。図1(a)は本発明のリード
フレームのトリミング装置の実施の形態の1例を簡略化
して示した断面図で、図1(b)(イ)はスライダ部の
拡大図で、図1(b)(ロ)は図1(b)(イ)のA5
−A6における断面図で、図2は押さえ部と、連結部の
みを分かり易く示した斜視図で、図3はトリミング装置
の動作を説明するための図である。そして、図4はリー
ドフレームのエッチング加工状態を示した図であり、図
4(a)は、エッチングによる外形加工が施された帯び
状のシートの一部ないし枚葉のシートの状態を示した平
面図で、図4(b)は連状のリードフレーム部と繋ぎ部
のみを示した図で、図4(c)(イ)は繋ぎ部を拡大し
て示した図で、図4(c)(ロ)は、図4(c)(イ)
のB1−B2における断面図で、図4(d)は繋ぎ部の
他の例を示した図である。尚、図1、図3においては、
分かり易く示すため、図で左側のみ駆動部を示してお
り、右側のスライダ部を駆動する駆動部は省いて示して
ある。また、図1中、A0〜A3は各部の動く方向を示
している。図1、図2、図3、図4中、100はトリミ
ング装置、110は押さえ部、113はテーブル、11
5は押さえ板、120は掴み部、121は吸着部、12
5は連結部、130はスライダ部、131はスライダ駆
動用軸、133はレール嵌合部、140は駆動部、14
3はエアシリンダ、144は軸、145は固定部、14
7は滑り機構部、147Aは孔部、147Sは面、16
0は移動路(レール)、170はエッチング加工シー
ト、180は連状のリードフレーム、185は単位リー
ドフレーム、186はフレーム、187は繋ぎ部、18
7Aは薄肉部、189は外側領域部(枠部)である。図
1に示すトリミング装置100は、図4に示す連状のリ
ードフレームを複数個、繋ぎ部187で支持した状態
で、エッチングによる外形加工が施されたシート170
から、繋ぎ部187の薄肉部187Aにて、各連毎に分
離するリードフレームのトリミング装置である。図4
(a)に示すように、連状のリードフレーム180は、
その短辺側にのみ繋ぎ部187を設けており、図1に示
す装置は、図4の一点鎖線部領域を押さえ、繋ぎ部18
7を分離して、個々の連状のリードフレーム180を得
るものである。 そして、図1に示す装置100は、図
4に示すシート170の、連状のリードフレーム部18
0を上下から挟んで支持する押さえ部110と、シート
の連状のリードフレーム部の外側領域部189を、その
先端を繋ぎ部187に合わせて掴む掴み部120と、掴
み部120と連結部125を介して一体となるスライダ
部130と、スライダ部130を駆動することにより掴
み部120を移動させる駆動部140とを備えたもの
で、スライダ部130は、駆動部140により駆動力を
受け、繋ぎ部187を中心とした円の円弧に沿う所定の
移動路(レール)160にて、往復移動を行うもので、
スライダ部130を往復運動させることにより、繋ぎ部
187を中心として、シート170の外側領域部189
を円運動をさせて、繋ぎ部187を切断するものであ
る。
【0010】図1に示す装置100においては、押さえ
部110は、連状のリードフレーム部180を下から支
持するテーブル113と上から押さえる押さえ板115
からなる。また、押さえ部110に、処理する各種サイ
ズの連状のリードフレームに合わせることができるサイ
ズ調整機構(図示していない)を設けることで、各種サ
イズの連状のリードフレームの分離に対応できる。サイ
ズ調整機構による調整の際、トリミング装置の各部は、
これに合わせて、一体的に移動できることが好ましい。
例えば、テーブル113と一体となって、各部が動くよ
うにする。
【0011】また、図1に示す装置100においては、
掴み部120は、シート170の外側領域189の面に
沿い、且つ繋ぎ部187に合わせ、吸着部121にて吸
着して掴むものであるが、チャッキングにて掴む方式と
しても良い。スライダ部130と掴み部120は、図1
に示すような形状の連結部125により一体となってい
るが、これに限定はされない。要は、掴み部120スラ
イダ部130との位置関係が常に保たれるように、剛性
をなす構造ならば良いが、移動させるため軽い方がより
良い。
【0012】また、図1に示す装置100においては、
駆動部140は、エアシリンダ143の直進運動を、軸
144に固定された固定部145を介してスライダ部1
30のスライダ駆動用軸131に伝達して、繋ぎ部18
7を中心とした円運動に変えるものである。スライダ部
130は、図1(b)(ロ)に示すように、円弧状のレ
ールを移動路160とし、移動路に嵌合部133にて嵌
合しながら移動するものであり、スライダ部130のス
ライダ駆動用軸131への駆動部140からの駆動力
は、駆動部140の直進移動する軸143に固定された
固定部に保持された滑り機構部147にて伝達される。
詳しくは、滑り機構部147の、エアシリンダ143の
直進方向に垂直な面147Sからの力によるものであ
る。そして、スライダ駆動用軸131は、滑り機構部1
47の孔部147A内を上下方向に滑り移動できる。
【0013】ここで、図1に示す装置100の動作を図
3を用いて、簡単に説明しておく。先ず、掴み部120
にて、シート170の外側領域部(枠部)189を掴
み、その先端を繋ぎ部187の薄肉部187Aにほぼ合
わせた状態にする。(図3(a))次いで、エアシリン
ダ143の移動に伴い、固定部145を直線的にの位
置に移動させると、図3(b)に示すようになる。ま
た、エアシリンダ143の移動に伴い、固定部145を
直線的にの位置に移動させると、図3(c)に示すよ
うになる。掴み部120とスライダ部130との距離が
ほぼ一定であるため、固定部145の位置が、、の
位置にあるときは、いずれも、駆動部140の軸144
に固定された固定部145に保持された滑り機構部14
7の孔部147A内におけるスライダ駆動用軸131の
位置は、固定部145の位置がである場合の、図3
(a)に示す位置よりも上方向に孔部147A内を滑り
移動する。このように、スライダ部130のスライダ駆
動用軸131は、駆動部140の固定部145に保持固
定された滑り機構部147により、いつでも繋ぎ部18
7からの距離がほぼ一定となるように、その位置を変化
させる。そして、固定部145のエアシリンダ143の
直進移動とともに、滑り部機構部147の孔部147A
の、直進移動と直交する面147Sから移動方向に力を
受け、移動路(レール)160に沿い、スライダ部13
0を動かすものである。この際、移動路(レール)16
0を所定の位置に設けておくことにより、掴み部12
0、連結部125、スライダ部130を一体として円運
動として動かし、結果、スライダ部130の掴み部12
0部に掴まれた、シート170の外側領域189を、繋
ぎ部187を中心とする円運動として動かすものであ
る。
【0014】尚、図4に示すリードフレームをエッチン
グ加工したシート170における、連状のリードフレー
ム180をシートに保持固定させる繋ぎ部187の形状
は、図4(c)、図4(d)に限定されない。例えば、
加工するシート170の板厚に応じて、あるいは加工す
るリードフレームのサイズに対応して、図4(c)に示
す繋ぎ部187の幅Wを長くしたり、短かくしても良い
し、場合によっては、繋ぎ部同志が連結するようにして
もよい。また、薄肉部187Aの形状や孔部187Bの
形状についても、これに限定されない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、上記のように、帯び状のシー
トないし枚葉のシートであるリードフレーム素材に、連
状のリードフレームを複数個、繋ぎ部で支持させた状態
で、エッチングによる外形加工が施されたシートから、
各連状のリードフレームを分離する場合において、分離
を、品質面でも問題なくできるトリミング装置の提供を
可能とするものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のトリミング装置の実施の形態の1例の
概略構成図
【図2】トリミング装置の押さえ部、連結部を分かり易
く示した斜視図
【図3】トリミング装置の動作を説明するための図
【図4】リードフレームの加工形態を説明するための図
【図5】従来の分離装置を示した断面図
【図6】半導体装置とリードフレームの図
【符号の説明】
100 トリミング装置 110 押さえ部 113 テーブル 115 押さえ板 120 掴み部 125 連結部 130 スライダ部 131 スライダ駆動用軸 133 嵌合部 140 駆動部 143 エアシリンダ 144 軸 145 固定部 147 滑り機構部 147A 孔部 147S 面 160 移動路(レール) 170 エッチング加工シート 180 連状のリードフレーム 185 単位リードフレーム 186 フレーム 187 繋ぎ部 187A 薄肉部 187B 孔部 189 外側領域部(枠部) 510 押さえ部 520 チャック 543 エアシリンダ 580 連状のリードフレーム
部 610 リードフレーム 611 ダイパッド 612 インナーリード 613 アウターリード 614 ダムバー 615 フレーム(枠)部 620 半導体素子 621 端子(パッド) 630 ワイヤ 640 封止樹脂

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個のリードフレームがフレーム等によ
    り支持されて連なった連状のリードフレームを、複数
    個、繋ぎ部で支持した状態で、エッチングによる外形加
    工が施された帯び状のシートないし枚葉のシートから、
    繋ぎ部にて、各連状のリードレーム毎に分離するリード
    フレームのトリミング装置であって、連状のリードフレ
    ーム部を上下から挟んで支持する押さえ部と、シートの
    連状のリードフレーム部の外側領域部を、その先端を繋
    ぎ部に合わせて掴む掴み部と、掴み部と連結部を介して
    一体となるスライダ部と、スライダ部を駆動することに
    より掴み部を移動させる駆動部とを備えたもので、前記
    スライダ部は、駆動部により駆動力を受け、繋ぎ部を中
    心とした円の円弧に沿う所定の移動路にて、往復移動を
    行うもので、スライダを往復運動させることにより、繋
    ぎ部を中心として、前記シートの外側領域部を円運動を
    させて、繋ぎ部を切断するものであることを特徴とする
    リードフレームのトリミング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1におけるスライダは、円弧状の
    レールを移動路とし、移動路にスライダの一部を嵌合さ
    せて移動するもので、且つ、スライダへの駆動部からの
    駆動力は、直進駆動する駆動部に固定された治具の直進
    方向に垂直な面からの力によるものであることを特徴と
    するリードフレームのトリミング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1ないし2における駆動部は、エ
    アシリンダを駆動源とするものであることを特徴とする
    リードフレームのトリミング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3における押さえ部は、
    連状のリードフレーム部を下から支持するテーブルと上
    から押さえる押さえ板からなることを特徴とするリード
    フレームのトリミング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4における掴み部は、吸
    着ないしチャッキングにて掴むものであることを特徴と
    するリードフレームのトリミング装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301617A (ja) * 2006-05-12 2007-11-22 Nippon Steel Corp 圧着素材分離装置及び圧着素材分離方法
JP2011091076A (ja) * 2009-10-20 2011-05-06 Murata Mfg Co Ltd 電子部品の製造方法
KR20180090027A (ko) * 2017-02-02 2018-08-10 서인원 연성회로기판용 보강판 자동 테이핑장치
JP2020019189A (ja) * 2018-07-31 2020-02-06 キョーラク株式会社 構造体の製造方法

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