JPH045213Y2 - - Google Patents

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JPH045213Y2
JPH045213Y2 JP1986093286U JP9328686U JPH045213Y2 JP H045213 Y2 JPH045213 Y2 JP H045213Y2 JP 1986093286 U JP1986093286 U JP 1986093286U JP 9328686 U JP9328686 U JP 9328686U JP H045213 Y2 JPH045213 Y2 JP H045213Y2
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JP
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cutting
lead wire
lead wires
board
lead
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JP1986093286U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、小形回路基板の端縁部から突設し
ているリード線を所定長さに切断するリード線切
断装置に関するもので、基板に実装されている回
路素子を、切断動作のときに傷つけることがな
く、しかも、各リード線が不揃いとならずにすべ
てが所定の位置で切断されるように工夫したもの
である。
(従来の技術) 小形回路基板は、第9図に正面視を、第10図
のその側面視を夫々例示したように、縦横の寸法
が例えば2〜3cmていどの小形の基板1に、小形
に形成された抵抗、コンデンサ、トランジスタな
どの回路素子2a,2b,…を、夫々の配線パタ
ーン3a,3b,…に結合し、第7図に正面視を
第8図に側面視を夫々例示したタイバー4から横
に多数のリード線5を突設しているリードフレー
ム6に対して基板1を接近させて、リード線5に
形成されているソケツト部7を、夫々の配線パタ
ーン3a,3b,…に接合するようにしながら、
基板1の端部に挿着し、(第11図に正面視を、
第12図にその側面視を夫々示す)、この挿着部
をハンダ槽に浸漬してリード線5を配線パターン
3a,3b,…に結合する。
次に、第13図に略示した切断装置8を用いて
リード線5を、所定長さに切断するのであるが従
来は、基板1の非実装面を、受台9の上にのせて
カツター10によつて切断をしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、基板1の表裏両面に夫々回路素子2
a,2b,…が実装されているものでは、受台9
に回路素子が当接することになり、受台9上を移
動する際に当接している回路素子が擦傷された
り、切断動作の際に、切断圧力が当接側の回路素
子に作用して圧損を受けるなどの問題がある。
これに対し、特開昭56−79493号に開示されて
いるように、上記従来技術の如き受台は用いない
で、各リード線をチヤツクで挾持して非接触姿勢
に保持し、切断する構造が考えられる。
この構造は、1個の基板に結合されている多数
のリード線を、1個のチヤツクで挾持しているも
のであるが、一般に細径の各リード線間には厚み
に多少の差があり、すべてのリード線をほぼ同一
の挾持力で挾持することは難しい。
この結果、夫々のリード線間での挾持力にバラ
ツキが生じ易く、挾持力の弱いリード線は、切断
時のシヤリング力により他のリード線に対してず
れ動き、切断位置が夫々のリード線間で不揃いと
なり、しかも、ずれ動いた付近でリード線に伸び
や、曲がりが現れ、切断後の接続操作などに不具
合を生ずる恐れがある。
かかるずれ動きをなくすべく、チヤツクを強く
締め付けて挾持すると、リード線はつぶれてしま
つて使用中の断線や、通電性悪化の恐れもある。
この考案は、リード線の切断動作の際のこのよ
うな問題を解消するため提案されたもので、切断
動作の際、リード線に伸びや曲がりが現れず、挾
持個所が傷つく危険もなく、切断位置は多数のリ
ード線間で所定に揃い、切断後の接続操作などに
不具合が現れないように工夫したリード線切断装
置を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決するためにこの考案は、 小形の基板1上に、回路素子2a,2b,…が
分離不能に結合され、タイバー4から横に突設し
てある多数のリード線5が上記基板1の端部の配
線パターン3a,3b,…にハンダ付けされたも
のを、上記タイバー4の付近にてリード線5を所
定長さに切断するリード線切断装置において、 切断の際、基板1を非接触姿勢に保持するた
め、上記タイバー4を挾持するキヤツチヤ16を
備えていることを特徴としている。
(作用) キヤツチヤ16によつてタイバー4が挾持され
るので、基板1は非接触姿勢に保持され、切断反
力などで基板1や回路素子2a,2b,…などに
損傷は生じない。
リード線5でなく、タイバー4を挾持している
ので、リード線5がつぶれてしまう恐れは全く無
いため、使用中の断線や、通電性悪化を心配せず
に十分に強く挾持できる。
十分に強く挾持できるので、切断動作の際、リ
ード線5間にずれ動きは現れず、従つて伸びや曲
がりは発生せず、切断位置は多数のリード線5間
で所定に揃い、切断後の接続操作などに不具合が
現れない。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を図にもとづいて説明
する。
第1図に作業状態を第2図に非作業状態の夫々
正面視を、第3図に側面視を、第4図にその平面
視を夫々、例示した切断装置は、装置機枠11の
ガイドレール12,12に案内されて移動シリン
ダ13の移動ピストン14によつて第1図の左右
方向へ移動可能に設けてある基台15に、キヤツ
チヤ16を取付け、このキヤツチヤ16によつて
リードフレーム6のタイバー4の部分を挾持し、
このように挾持されたリードフレーム6のリード
線5を所定位置から切断するカツター17を備え
たものである。
例示したキヤツチヤ16は、基台15に設けた
軸受体18へ、キヤツチヤ台19を、軸20を用
いて枢支し、軸20に取付けたピニオン21を、
基台15に取付けている回動シリンダ22の回動
ピストン23に取付けているラツク24に係合
し、キヤツチヤ台19にキヤツチヤ16の固定爪
25及び、キヤツチヤシリンダ26のキヤツチヤ
ピストン27に設けてある可動爪28とによつて
第5図のように、リード線5及び基板1が直立状
となる姿勢にタイバー4を挾持する。
この挾持位置は、装置機枠11の縦杆29へ、
取外し可能に取付けている丸棒状のストツパ30
に、タイバー4の端部を当接させることによつて
行われるのもであつて、このストツパ30を、そ
の外径が異なるものに取替えることによつて、挾
持位置、即ち、後述する切断位置を調節できるこ
とになる。
挾持を終えたキヤツチヤ16は、回動ピストン
23が突出動作することによつてピニオン21と
共に右廻りに約90°だけ回動することになつて、
第6図に例示した横倒し状の切断姿勢に保持され
る。実施例では、挾持動作が終ると移動ピストン
14は第2図の右方へ後退し始め、続いて回動ピ
ストン23が突出動作をし、第1図の切断位置に
基台15を移動し終ると、カツター17の固定刃
31にてリード線5の所定位置の下面が支承され
ることになり、可動刃32及びクランパ33を設
けているカツタピストン34が下動を開始する。
カツタピストン34のボス35に内装されている
ばね36によつて下方へ付勢されているクランパ
33は第2図の非作業状態では可動刃32よりも
その下端部が先行位置にあつて、カツタピストン
34の下動に伴つてまず、リード線5に当接して
固定刃31と協働してリード線5はこのクランパ
33によつてクランプされ、引続くカツタピスト
ン34の下動に伴い、第1図のようにクランパ3
3の下動は停止するが、可動刃32が下動して固
定刃31との協働動作によつて所定位置にてリー
ド線5を切断し、所定長さのリード線5に成形さ
れた基板1は、製品シユート36によつて次の工
程に移送される。
切断動作が終ると上述した順序とは逆の動作に
よつて第2図の非作業状態に各部材が戻るもので
あつて、キヤツチヤ16に残つたタイバー4は、
可動爪28の後退動作のとき、第5図の位置で落
下する。
そして、キヤツチヤピストン27,回動ピスト
ン23,移動ピストン14,カツタピストン34
の上述した出入動作は、図示を省略している例え
ばリミツトスイツチによつて夫々の動作位置が検
出され、これらの位置検出にもとづき、コンピユ
ータによつて上記一連の動作が自動制御されるよ
うに構成している。
基板1は、上述のようにキヤツチヤ16がタイ
バー4をチヤツキングすることによつて基板1は
非接触姿勢に保持され、切断動作の際、カツター
17から作用する切断反力などで基板1や回路素
子2a,2b,…などに損傷は生じない。
そして、リード線5でなく、タイバー4を挾持
しているので、リード線5がつぶれてしまう恐れ
は全く無いため、使用中の断線や、通電性悪化を
心配せずに十分に強く挾持できる。
このように十分に強く挾持できるので、切断動
作の際、リード線5間にずれ動きは現れず、従つ
て、切断位置の付近でリード線5に伸びや曲がり
は発生せず、切断位置は多数のリード線5間で所
定に揃い、切断後の接続操作などに不具合が現れ
ることはない。
なお、キヤツチヤ16,カツター17などは、
図示例のほか、公知の種々のものを使用できる。
(考案の効果) この考案にかかる小形回路基板のリード線切断
装置は上述のように、キヤツチヤ16によつてタ
イバー4が挾持されるので、基板1は非接触姿勢
に保持され、切断反力などで基板1や回路素子2
a,2b,…などに損傷は生じない。
特に、リード線5でなく、タイバー4を挾持し
ているので、リード線5がつぶれてしまう恐れは
全く無いため、使用中の断線や、通電性悪化を心
配せずに十分に強く挾持できる。
十分に強く挾持できるので、切断動作の際、リ
ード線5間にずれ動きは現れず、従つて伸びや曲
がりは発生せず、切断位置は多数のリード線5間
で所定に揃い、切断後の接続操作などに不具合は
現れず、小形回路基板に接続される特に小径、薄
肉のリード線のリード線切断装置として、優れた
効果を備えている。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第12図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は作業状態、第2図は非作業状態の
夫々における切断装置の正面図、第3図は第2図
の側面図、第4図は第2図の平面図、第5図と第
6図は、夫々の作業工程における要部正面図、第
7図はリードフレームの正面図、第8図は第7図
の側面図、第9図は基板の正面図、第10図は第
9図の側面図、第11図は結合状態における基板
の正面図、第12図は第11図の側面図、第13
図は従来の切断装置を示す略図である。 1……基板、2a,2b……回路素子、3a,
3b……配線パターン、4……タイバー、5……
リード線、16……キヤツチヤ、17……カツタ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 小形の基板上に、回路素子が分離不能に結合さ
    れ、タイバーから横に突設してある多数のリード
    線が上記基板の端部の配線パターンにハンダ付け
    されたものを、上記タイバーの付近にてリード線
    を所定長さに切断するリード線切断装置におい
    て、 切断の際、基板を非接触姿勢に保持するため、
    上記タイバーを挾持するキヤツチヤを備えたこと
    を特徴とする小形回路基板のリード線切断装置。
JP1986093286U 1986-06-20 1986-06-20 Expired JPH045213Y2 (ja)

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JP1986093286U JPH045213Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JP1986093286U JPH045213Y2 (ja) 1986-06-20 1986-06-20

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JPS63708U JPS63708U (ja) 1988-01-06
JPH045213Y2 true JPH045213Y2 (ja) 1992-02-14

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Families Citing this family (4)

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JPS5679493A (en) * 1979-11-30 1981-06-30 Nippon Electric Co Lead wire cutting device

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JPS63708U (ja) 1988-01-06

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