JPS6048280A - 電子部品塔載装置に於けるチヤツク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はチップ状に形成された微少電子部品（チップ部
品）を電子回路基板に形成された回路パターンに移載す
る電子部品の搭載装置に於けるチャックに関するもので
ある。

セラミック印刷配線基板等の基板に形成された回路パタ
ーン上に、テープに保持されたチップ部品を真空チャッ
クで吸着し、このチップ部品を基板の所定位置に移載す
るチップ部品の塔載装置に採用されている従来のチャッ
クは真空チャックｌこより吸着保持したチップ部品をチ
ャックで挾持する場合、一定形状のチップ部品にあって
は基板の所定位置に移載することができるが、矩形の形
状が異なるチップ部品はセンターリング挾持ができない
ので移載ミスが生じるところから爪を其の都度チップ部
品の形状に応じ調整する必要があった。

本発明は上述した欠点を解消すると共に、一つのチャッ
クを以て形状の異なるチップ部品の挟持とセンターリン
グを行い基板の正確な所定位置に搭載するチャックを提
供せんとするものである。以下本発明の一実施例を図面
を参照し説明する。

本発明のチャックの爪には第１図イ１口の配置図に示し
たように４本で構成され、挾持するチップ部品Ｎの四方
向側面を上手型駄に挾持するものである。第２図は本発
明のチャック本体の縦断面図を示したもので１は中空軸
、該中空軸は上下昇降装置１（図示せず）に接続され、
その上部開口端は空気吸引装置１（図示せず）の吸引管
が接続され、開口先端はチップ部品Ｎを吸着保持する真
空チャックＩａとなっている。このような真空チャック
は既に公知であるので構成の説明は省略する。２は４個
の爪Ｋをそれぞれピン８で揺動可能に支持したホルダー
で該爪の先端は第１図に示すようにチップ部品Ｎの四方
向側面を上手型に挾持するように曲折されそしてホルダ
ー２の局面を十字型に切欠いた溝４内に装填されている
。５は固定ガイドで、前記ホルダー２は該固定ガイドに
上下摺動可能に繰合されている。前記固定ガイドの上部
内周面には傾斜面７が設けられ、爪にの上部にそれぞれ
回動可能に支持したコロ６を常時ばね８の反発力で前記
傾斜面１こ接触するように付勢し、爪にの先端を閉「１
せしめである。０は中空軸ｌの上部に固定した固定環で
、該固定環と前記ホルダーの上面１こ設けた凹所間にス
プリングｌＯを介在しである。１８は前記固定ｆ１９と
ホルダー２を連結した連結棒である。ホルダー２の上部
には中空軸ｌの下降と同時に固定ガイド５を摺動下降す
る途中で固定ガイド５の」二面１こ当接する鍔１１を備
えている。中空軸ｌの下部にはホルダー２の上昇位置を
規整するためホルダー２の下面２′に当接する鍔状のス
トッパー１２が設けである。

本発明のチャックは」二連のように構成されたもので、
第２図乃至第７図を参照してテープに保持されたデツプ
部品を真空チャックｌａによる吸着保持と併用してチッ
プ部品のチャッキングを行いセンターリングを行いなが
ら基板の所定位置に移載する作用を説明する。

第２図に示１７た待機状態で中空軸１の下部真空チャッ
クｌａに吸引力を作用せしめ、次いで中空軸ｌを昇降装
ｗｌ（図示せず）の下降動作で固定ｌ１９をＡ位置より
Ｂ位置に下降せしめるもので、この下降途中先ずホルダ
ー２の鍔部１１が固定ガイド５の上面に当接する状態で
、ホルダー２に支持した爪にのコロ７は固定ガイド５の
傾斜面を転動し、爪にの先端をピン８を支点に揺動せし
めて開口さす。（第８図参照）この第８図の状態からＢ
位置にスプリング１０の反発力に抗し中空軸１が更に下
降した位置で中空軸ｌの先端真空チャック１ｍでテープ
Ｔの凹所に保持されたチップ部品Ｎを吸着保持する。（
第４図参照）次にチップ部品Ｎを吸着保持した中空軸ｌ
を昇降装置（図示せず）の作用で第２図のＢ位置よりＡ
位置に上昇復帰せしめるもので、この上昇復帰時中空軸
ｌの下部に設けたストッパー１２が先ずホルダー２の底
面２′に当接する。

この状態では爪にの先端は開口された状態にある。（第
５図参照）更に中空軸１がＡ位［＋こホルダー２と共に
上昇する間に爪にの先端はばね８の反発力でピン８を支
点に揺動する閉口作用で、真空チャックｌａに吸着保持
したチップ部品Ｎの挾持を行う。このとき＃Ｉ６図に示
すように爪にのコロ７は固定ガイドの傾斜面６より離間
する。しかし第６図の状態ではチップ部品Ｎの側面四方
向が受ける爪の挟持力はそれぞれ異なっているため、チ
ップ部品Ｎのセンターリング挾持は行われていない。次
にチャック本体をチップ部品保持テープＴの前方に位置
している基板Ｃのチップ部品移載所定位置にチャック本
体の中心を移動装置ｍ（図示せず）によって移動せしめ
ると同時、再び中空軸ｌを昇降装置（図示せず）の作用
で、ホルダー２の上面鍔部が固定ガイド５の上面に当接
する位置に下降せしめるものである。この下降動作で片
寄り状態になっている爪にの先端は、爪のコロ６がばね
８の反発力によって固定ガイド５の傾斜面７に接圧し、
コロが該傾斜面を下降時チップ部品Ｎの挟持状態の修正
でセンターリング行うものである。（第７図参照）然る
後、中空軸ｌを更に下降せしめ、中空軸ｌの吸引力を開
放して大気圧に戻し、チップ部Ｎを真空チャック１ａよ
り基板上ＩＣ移載するものである。チップ部品Ｎの移載
終了後再びチャック本体を第２図の状態に復帰せしめる
と共に移動装置（図示ぜず）の作用でチャック本体の中
心をテープＴ上に移動復帰せしめるものである。

本発明のチャックは上述したように中空軸ｌの下部開口
端の真空チャックで吸着保持するチップ部品を爪で挾持
するＩこ際し、矩形状のチップ部品の形状が異なってい
ても挾持したチップ部品を基板に移載する途中で挾持を
修正し、センターリングを行うようにしたから基板の所
定位置にチップ部品を正確に移載することができ、従来
のように形状の異なるチップ部品に対応して其の都度型
の調整作業を行う必要がなく、高能率的に電子部品の塔
載を行うことができる効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は爪による電子部品の挾持状態の説明図、第２図
は本発明チャックの縦断面図で、第８図乃至＠７図は作
動状態を示すチャックの縦断面図である。 ｌ・・・中空軸　２・・・ホルダー　５・・・固定ガイ
ド７・・・傾斜面　Ｋ・・・爪 ￥−１を旧 （イ）　０コ２ Ａ 阜２１」 Ｓ 警ら（昭 ＝１＝ Ｌ４−ワｌ￥１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 上下摺動可能に支持した中空軸の上部開口端を空気吸引
   装置に接続し、中空軸の下部で電子部品を吸着保持して
   基板の所定位置に電子部品を塔載する電子部品塔載装置
   のチャックであって、前記中空軸の下部に傾斜面を備え
   た固定ガイドを設け、該固定ガイドに上下摺動可能に綴
   金したホルダーに矩形状電子部品の側面四方向をＮ字状
   に挾持する４個の爪を揺動可能に支持すると共に、前記
   型の上部を固定ガイドの傾斜面に附勢し、爪で挾持した
   電子部品をホルダーの下降による爪の揺動でセンターリ
   ングを行うようにしたことを特徴とする電子部品塔載装
   置のチャック。