JPH0338063B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0338063B2 JPH0338063B2 JP60258045A JP25804585A JPH0338063B2 JP H0338063 B2 JPH0338063 B2 JP H0338063B2 JP 60258045 A JP60258045 A JP 60258045A JP 25804585 A JP25804585 A JP 25804585A JP H0338063 B2 JPH0338063 B2 JP H0338063B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder
- guide surface
- base
- positioning pin
- gripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本発明は自動組立装置等に於いて、ワーク(被
対象物)を把んで搬送する為の搬送装置に関す
る。
対象物)を把んで搬送する為の搬送装置に関す
る。
ロ 従来の技術
正確に位置決めされていない(例えば0.5mm以
上の誤差)ワークを把んでその工程まで搬送し、
且つその場所で正確に位置決めする必要がある場
合、ワークを一旦位置決めステーシヨンに移し、
この位置決めステーシヨンにて位置決めシリンダ
等を利用して正確な位置決めをした後、次の工程
に搬送していた。
上の誤差)ワークを把んでその工程まで搬送し、
且つその場所で正確に位置決めする必要がある場
合、ワークを一旦位置決めステーシヨンに移し、
この位置決めステーシヨンにて位置決めシリンダ
等を利用して正確な位置決めをした後、次の工程
に搬送していた。
ハ 発明が解決しようとする問題点
本発明は位置決めステーシヨンによる位置決め
を省略し、搬送装置内に位置決め機能を持たせん
とするものである。
を省略し、搬送装置内に位置決め機能を持たせん
とするものである。
ニ 問題点を解決する為の手段
本発明による搬送装置は、基台と、前記基台に
対して水平方向に移動自在に支持された把持部
と、前記基台に対して垂直方向に設けられた位置
決めピンと、前記把持部にこの把持部に対して垂
直方向に摺動可能に支持されており且つ前記位置
決めピンの案内面に沿う案内面を有するシリンダ
と、前記シリンダの案内面が前記位置決めピンの
案内面に当接するように前記基台に対して垂直方
向に前記シリンダを付勢する付勢手段よりなるも
のである。
対して水平方向に移動自在に支持された把持部
と、前記基台に対して垂直方向に設けられた位置
決めピンと、前記把持部にこの把持部に対して垂
直方向に摺動可能に支持されており且つ前記位置
決めピンの案内面に沿う案内面を有するシリンダ
と、前記シリンダの案内面が前記位置決めピンの
案内面に当接するように前記基台に対して垂直方
向に前記シリンダを付勢する付勢手段よりなるも
のである。
ホ 作用
初期状態に於いては、付勢手段により位置決め
ピンにシリンダの案内面が当接しており、基台、
把持部の中心軸は略一致した状態となつている。
この状態より搬送装置が治具にセツトされている
ワーク(例えばデイスク)を把持すべく下降した
場合、先づシリンダの先端が治具に当接してシリ
ンダの下降が阻止されるようになると、位置決め
ピンとシリンダの案内面の当接が解除され、把持
部が基台に対して移動自在となる。すると、治具
に案内されてシリンダ即ち把持部が移動し、把持
部と治具にセツトされたデイスクの中心合せが達
成され、この状態に於いてデイスクは把持部によ
り把持される。この後、搬送装置が上昇すると、
再びシリンダの案内面に位置決めピンの案内面が
沿うようになり、基台と把持部即ちデイスクの中
心合せが達成されることになる。
ピンにシリンダの案内面が当接しており、基台、
把持部の中心軸は略一致した状態となつている。
この状態より搬送装置が治具にセツトされている
ワーク(例えばデイスク)を把持すべく下降した
場合、先づシリンダの先端が治具に当接してシリ
ンダの下降が阻止されるようになると、位置決め
ピンとシリンダの案内面の当接が解除され、把持
部が基台に対して移動自在となる。すると、治具
に案内されてシリンダ即ち把持部が移動し、把持
部と治具にセツトされたデイスクの中心合せが達
成され、この状態に於いてデイスクは把持部によ
り把持される。この後、搬送装置が上昇すると、
再びシリンダの案内面に位置決めピンの案内面が
沿うようになり、基台と把持部即ちデイスクの中
心合せが達成されることになる。
ヘ 実施例
基台1に対して、把持部2が鋼球3を介して支
持されており、以つて把持部2は基台1に対して
水平方向に移動自在となつている。基台1には位
置決めピン4が設けられている。把持部2にはシ
リンダ5が縦方向に摺動自在に設けられており、
このシリンダ5は位置決めピン4の案内面4aに
沿う形状を有する案内面5aを有する。通常状態
にシリンダ5の案内面5aが位置決ピン4の案内
面4aに沿うようにシリンダ5と基台1の間に付
勢手段6が設けられている。把持部2には吸着パ
ツド7が設けられている。吸着パツド7にてワー
クを把持する場合には真空ポンプ(図示せず)を
利用して吸着パツド7内を負圧に設定し、離脱す
る場合には高圧若しくは通常気圧に設定すれば良
い。
持されており、以つて把持部2は基台1に対して
水平方向に移動自在となつている。基台1には位
置決めピン4が設けられている。把持部2にはシ
リンダ5が縦方向に摺動自在に設けられており、
このシリンダ5は位置決めピン4の案内面4aに
沿う形状を有する案内面5aを有する。通常状態
にシリンダ5の案内面5aが位置決ピン4の案内
面4aに沿うようにシリンダ5と基台1の間に付
勢手段6が設けられている。把持部2には吸着パ
ツド7が設けられている。吸着パツド7にてワー
クを把持する場合には真空ポンプ(図示せず)を
利用して吸着パツド7内を負圧に設定し、離脱す
る場合には高圧若しくは通常気圧に設定すれば良
い。
さて、ワークを把持する場合、シリンダ5の案
内面5aが位置決めピン4の案内面4aに当接し
た状態に於いて搬送装置が下降する。(第1図参
照)。ワーク(デイスク)Dは治具8に対して略
正確に位置決めされているが、治具8は搬送パレ
ツト9上にある為、デイスクDと搬送装置の中心
は必ずしも一致していない。シリンダ5の先端が
治具8に当接してシリンダ5の下降が阻止される
ようになると、位置決めピン4の案内面4aとシ
リンダ5の案内面5aの当接が解除されて把持部
2が基台1に対して移動自在となる(第2図参
照)。すると、治具8の案内面8aにシリンダ5
の下部案内面5bが沿うようにシリンダ5即ち把
持部2が移動し、把持部2とデイスクDの中心合
せが達成された状態にてデイスクDは吸着パツド
7により把持部2に把持される。
内面5aが位置決めピン4の案内面4aに当接し
た状態に於いて搬送装置が下降する。(第1図参
照)。ワーク(デイスク)Dは治具8に対して略
正確に位置決めされているが、治具8は搬送パレ
ツト9上にある為、デイスクDと搬送装置の中心
は必ずしも一致していない。シリンダ5の先端が
治具8に当接してシリンダ5の下降が阻止される
ようになると、位置決めピン4の案内面4aとシ
リンダ5の案内面5aの当接が解除されて把持部
2が基台1に対して移動自在となる(第2図参
照)。すると、治具8の案内面8aにシリンダ5
の下部案内面5bが沿うようにシリンダ5即ち把
持部2が移動し、把持部2とデイスクDの中心合
せが達成された状態にてデイスクDは吸着パツド
7により把持部2に把持される。
その後搬送装置を上昇させれば、再びシリンダ
5の案内面5aに位置決めピン4の案内面4aが
沿うようになり、基台1と把持部2即ちデイスク
Dの中心合せが達成されることになる。斯かる状
態に於いてデイスクDを次の工程に搬送する訳で
あるが、次の工程に於いても、第1図図示の如き
治具8が用意されており、この治具8の案内面8
aにシリンダ5の下部案内面5bが沿うことによ
り、把持部2と治具8の中心合せが達成され、治
具8に対してデイスクDを略正確にセツトするこ
とができる。この場合に於いて治具8と搬送装置
の中心は必ずしも一致していなくても良いことは
先に説明した場合と同様である。
5の案内面5aに位置決めピン4の案内面4aが
沿うようになり、基台1と把持部2即ちデイスク
Dの中心合せが達成されることになる。斯かる状
態に於いてデイスクDを次の工程に搬送する訳で
あるが、次の工程に於いても、第1図図示の如き
治具8が用意されており、この治具8の案内面8
aにシリンダ5の下部案内面5bが沿うことによ
り、把持部2と治具8の中心合せが達成され、治
具8に対してデイスクDを略正確にセツトするこ
とができる。この場合に於いて治具8と搬送装置
の中心は必ずしも一致していなくても良いことは
先に説明した場合と同様である。
ト 発明の効果
以上述べた本発明に依れば、把持部が移動自在
となつており、搬送装置内に位置決め機能がある
ので、搬送装置とこの搬送装置により把持され、
搬送されるワークの位置は左程正確でなくても、
これを把持することができ、且つ正確な位置関係
にて次の工程にセツテイングすることができる。
となつており、搬送装置内に位置決め機能がある
ので、搬送装置とこの搬送装置により把持され、
搬送されるワークの位置は左程正確でなくても、
これを把持することができ、且つ正確な位置関係
にて次の工程にセツテイングすることができる。
しかも、把持部は中心合せが必要となるワーク
を把むときにのみ移動自在となり、それ以外のと
きには位置決めピンにより所定位置に設定されて
いる為、把持部がワークに接近するときには把持
部は所定位置に設定されており、把持部を確実に
ワークに接近させることができる。
を把むときにのみ移動自在となり、それ以外のと
きには位置決めピンにより所定位置に設定されて
いる為、把持部がワークに接近するときには把持
部は所定位置に設定されており、把持部を確実に
ワークに接近させることができる。
第1図及び第2図は本発明に係る搬送装置を示
す図であり、第1図は把持前の状態を示す図、第
2図は把持部が治具に当接して把持部が基台に対
して移動自在になつた状態を示す図である。 1は基台、2は把持部、3は位置決めピン、5
はシリンダ、5aは案内面、6は付勢手段。
す図であり、第1図は把持前の状態を示す図、第
2図は把持部が治具に当接して把持部が基台に対
して移動自在になつた状態を示す図である。 1は基台、2は把持部、3は位置決めピン、5
はシリンダ、5aは案内面、6は付勢手段。
Claims (1)
- 1 基台と、前記基台に対して水平方向に移動自
在に支持された把持部と、前記基台に対して垂直
方向に設けられた位置決めピンと、前記把持部に
この把持部に対して垂直方向に摺動可能に支持さ
れており且つ前記位置決めピンの案内面に沿う案
内面を有するシリンダと、前記シリンダの案内面
が前記位置決めピンの案内面に当接するように前
記基台に対して垂直方向に前記シリンダを付勢す
る付勢手段よりなる搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25804585A JPS62120937A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25804585A JPS62120937A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62120937A JPS62120937A (ja) | 1987-06-02 |
JPH0338063B2 true JPH0338063B2 (ja) | 1991-06-07 |
Family
ID=17314773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25804585A Granted JPS62120937A (ja) | 1985-11-18 | 1985-11-18 | 搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62120937A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4919586A (en) * | 1988-05-25 | 1990-04-24 | Grasp, Inc. | Mechanical closed loop robotic arm end effector positioning system |
JPH0730258Y2 (ja) * | 1988-08-29 | 1995-07-12 | ぺんてる株式会社 | ロボットのフローティング式フィンガー装置 |
JP4919050B2 (ja) * | 2007-05-18 | 2012-04-18 | 横河電機株式会社 | フローティング機構 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60149724U (ja) * | 1984-03-16 | 1985-10-04 | 株式会社日立製作所 | チヤツク支持装置 |
-
1985
- 1985-11-18 JP JP25804585A patent/JPS62120937A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62120937A (ja) | 1987-06-02 |
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