JPH06336137A - 橋節の運搬車 - Google Patents

橋節の運搬車

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JPH06336137A
JPH06336137A JP12667293A JP12667293A JPH06336137A JP H06336137 A JPH06336137 A JP H06336137A JP 12667293 A JP12667293 A JP 12667293A JP 12667293 A JP12667293 A JP 12667293A JP H06336137 A JPH06336137 A JP H06336137A
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boom
bridge
rope
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fixed frame
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Kyuhei Kido
久平 木戸
Mamoru Nemoto
守 根本
Yoshiaki Kaneko
良明 金子
Katsutoshi Kudo
勝敏 工藤
Fujio Iitaka
不二男 飯高
Koji Suehira
宏治 末平
Shuzo Uno
修三 宇野
Hisanori Uehara
久則 上原
Takuya Hara
拓也 原
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Japan Steel Works Ltd
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Hitachi Ltd
Japan Steel Works Ltd
Technical Research and Development Institute of Japan Defence Agency
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Abstract

(57)【要約】 【目的】河川で用いる橋節を運搬する運搬車において、
河川から橋節を運搬車に引き上げる作業を容易に行える
ようにすることにある。 【構成】伸縮自在な滑り台移動フレーム4に、起伏可能
なブーム5,L型ブーム6を設け、ブーム5を起立させ
たとき、L型ブーム6の先端が後方に突出するようにす
る。このL型ブーム6の先端からウインチ7のロープ7
aからフック7bを吊り下げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は河川等の応急的に架設さ
れる浮橋を構成する複数の浮体すなわち橋節等の積卸し
を行なう運搬車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の装置は、特開昭61−06890
8号に記載のように、傾斜可能に伸縮する滑り台と、俯
仰動作を行なうブームと、ブームの先端を経由して橋節
を吊り上げる吊上げ手段とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、浮
橋を構成する複数の浮体のうちの一つの浮体すなわち橋
節(以下単に橋節という)の上部にロープを結合したま
までは該橋節を滑り台上に引き上げることはできず、橋
節の下側にロープを掛けかえなければならないという問
題点があった。
【0004】本発明の目的は、ロープを掛けかえること
なく滑り台上に橋節を引き上げる装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、橋節の上部
にロープ結合金具が位置していることより、橋節上部を
滑り台に平行に引き上げれば橋節を引き上げることがで
きるので、ブームをL型にすることにより達成される。
【0006】また、ブームの起伏角度を大きくすること
はブームの起伏シリンダーの取付位置を変えることによ
り得られる。
【0007】
【作用】橋節のロープ結合金具は、該橋節自体の構造上
橋節を折り畳むと上部に位置する。橋節の上部にロープ
を結合したまま滑り台上に取付けられているウインチで
巻き上げたのでは、最後の部分でどうしても巻き上げ不
可能になるため、橋節の下部にロープを掛け替えなけれ
ばならない。そこで、ブームの形状をL型にしてその先
端部を橋節の上部結合金具と同位置まで伸ばし、その先
端部にウインチを取付ければ、橋節を滑り台上に引き上
げることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図2により
説明する。図1において、トラックシャーシ1上にキャ
ブ2が設けられている。滑り台固定フレーム3は、ピン
18によりトラックシャーシ1に回転自在に取付けら
れ、滑り台移動フレーム4は滑り台固定フレーム3に収
納可能で、油圧モータ14により伸縮動作を行ない、橋
節の引き上げ、下ろしのためのガイドローラ16が設け
られている。ブーム5は、滑り台固定フレーム3にピン
12にて回動自在に装着され、L型ブーム6は、ブーム
5に上下動可能に取付けられている。L型ブーム6の先
端には、ウインチ7が設けられている。しかして、ブー
ム5は滑り台固定フレーム3との間に設けた起伏シリン
ダー9により起伏を行なう。滑り台固定フレーム3は、
傾斜シリンダー10により傾斜動作を行なう。なお、転
倒防止のためにアウトリガー15が設置され、上記各部
品の油圧源としてオイルポンプ11が設けられ、コント
ローラ12により操作が行なわれる。起伏シリンダー9
を縮めると、ブーム5は滑り台固定フレーム3内に収納
される、7bはウインチ7のロープ7aから吊り下げら
れたフックである。
【0009】図2は橋節の引上げ状態を示す。水中にあ
る橋節Fの上部の端部にフック7bを引っ掛け、ウイン
チ7により吊り上げると、橋節Fは折り畳まれる。折り
畳まれた橋節Fはロープをゆるめることなく起伏シリン
ダー9によりブーム5を引っ込めることで(二点鎖線の
状態)滑り台の上にのせられる。その後、L型ブーム6
を滑り台内に収納し、橋節Fを引き上げる。
【0010】上記実施例によれば、橋節Fの引上げ作業
においてロープの掛けかえは不要にできる。しかし、こ
の作業においてブーム5を起伏させるのでロープ7a先
端部のフック7bの移動量が大い。このため図1に示す
実施例では、ブームを起伏させながら、ウインチの巻取
り,繰出しを行なわなければならない。
【0011】図3〜図4の実施例は、ブームの起伏動作
においてロープ先端部のフックの動き量を少なくし、ブ
ームの起伏動作のみでウインチの巻取り,繰出しはしな
いですむようにしたものである。
【0012】ウインチ20は滑り台固定フレーム3の先
端側の裏面に設置している。ウインチ20から繰出した
ロープ21はブーム5の長手方向の中間部に設けた中間
シーブ22、L状の曲り部のL部シーブ23,L型ブー
ム6の先端すなわち突出部の先端のシーブ24に順次掛
けられて吊り下げられている。
【0013】中間シーブ22の設置位置については後述
する。さて、橋節Fの引上げ作業を図3、図4より説明
する。図3の高さH1は吊り上げられた橋節Fの先端部
の下面が滑り台移動フレーム4の先端に載ることができ
る高さである。
【0014】次に、起伏シリンダー9を操作してブーム
5を滑り台固定フレーム3側に回動させる。これによっ
て、橋節Fは運搬車1側に引き寄せられ、橋節Fの先端
部が移動フレーム4に載る。この状態で、ブーム5が固
定フレーム3の内部に収納されるまで該ブーム5を回動
させる。
【0015】ブーム5の回動を終了したとき(ブーム5
を滑り台固定フレーム3内に収納したとき)の状態が図
4である。図4からもわかるように、橋節Fの先端はこ
の状態においても重り代L5の長さにおいて、移動フレ
ーム4の後端に載っている。
【0016】次に、ウインチ20を操作して、ロープ2
1の長さを縮め、橋節Fを引き寄せる。これによって橋
節Fは滑り台移動フレーム4、そして滑り台固定フレー
ム3へと移動する。次に、移動フレーム4を縮め、また
固定フレーム2を水平にする。以上で、引上げ作業が終
了する。これによれば、ブーム5を回動させる途中にお
いて、滑り台移動フレーム4に載った橋節Fが該滑り台
移動フレーム4から脱落することがない。このため、ブ
ーム5の回動作業途中において、ウインチ20を操作し
て橋節Fの脱落を防止することが不要になり、引上げ作
業を容易に行なえるものである。
【0017】次に、中間シーブ22の位置について説明
する。もし、中間シーブ22を設けなければ、又はL部
シーブ23の近傍に中間シーブ22を設けると、ブーム
5を滑り台固定フレーム3内に収納したとき、L3´が
大きくなって、橋節Fは滑り台移動フレーム4から脱落
する。
【0018】一方、中間シーブ22をブーム5の回動中
心であるピン12の近傍に設置すると、ブーム5を固定
フレーム3内に収納したとき、L3´が短くなり(L3´
≒L3)、ブーム5の回動途中において、橋節Fが引き
上げられすぎ(重り代L3が大)、橋節Fの先端がブー
ム5の根元部に衝突することになる。
【0019】このため、中間シーブ22の位置は、ブー
ム5の回動中に常に重り代L5を確保し、かつ、ブーム
5の回動中心12までの距離よりも小さい重り代L5
することのできる位置である。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、ロープを掛け替える作
業をせずに橋節を滑り台上に引き上げることができるも
のである。
【0021】また、ウインチを固定フレームに設け、L
型ブームの中間部、曲り部、先端を順次経由してロープ
を吊り下げれば、橋節を吊り上げた状態のままでブーム
をたおす操作のみで、橋節を運搬車上に積込むことがで
き、その後、ウインチを巻き取るだけで、運搬車上に完
全に積込むことが可能となる。このため、単純で安全な
積込み作業ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の運搬車の橋節の引上げ作業
の初期の状態の斜視図である。
【図2】図1の運搬車における引上げ作業途中の状態の
側面図である。
【図3】本発明の他の実施例の運搬車の橋節の引上げ作
業の初期の状態の側面図である。
【図4】図2の運搬車における引上げ作業途中の状態の
側面図である。
【符号の説明】
3…滑り台固定フレーム、4…滑り台移動フレーム、5
…ブーム、6…L型ブーム、7,20…ウインチ、9…
起伏シリンダー、10…傾斜シリンダー、22,23,
24…シーブ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 良明 東京都大田区雪ヶ谷大塚町13番5号 (72)発明者 工藤 勝敏 東京都町田市小山田桜台2丁目11番地33− 301 (72)発明者 飯高 不二男 神奈川県相模原市青葉1丁目11番4号 (72)発明者 末平 宏治 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 宇野 修三 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 上原 久則 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸工場内 (72)発明者 原 拓也 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】浮橋となる橋節を載せるものであって、先
    頭側を上方にして傾斜可能な固定フレームと、前記橋節
    を載せるものであって、該固定フレームに設置されてい
    て後方に向けて突出自在な移動フレームと、固定フレー
    ム内に収納可能であって、後端を中心として回動自在な
    L型ブームと、固定フレームに設置されていて、L型ブ
    ームの先端から吊り下げたロープを操作するウインチ
    と、からなり、前記L型ブームは該L型ブームを前記固
    定フレーム内に収納にしたとき、その先端が前記先頭側
    の上方に突出するL状であること、を特徴とする橋節の
    運搬車。
  2. 【請求項2】請求項1記載の橋節の運搬車において、前
    記ウインチから繰出したロープはL型ブームの中間部に
    設けた中間シーブ、L部のL部シーブを経由して先端の
    シーブから吊り下げられており、前記中間シーブの位置
    は、前記ロープで吊り下げられた前記橋節と前記移動フ
    レームの重り代が前記ブームの回動中に常に確保され、
    かつ、前記重り代は前記ブームの回動中心から前記移動
    フレームの後端までの距離よりも小さくなる位置に設け
    ていること、を特徴とする橋節の運搬車。
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