JPH06336137A - 橋節の運搬車 - Google Patents
橋節の運搬車Info
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- JPH06336137A JPH06336137A JP12667293A JP12667293A JPH06336137A JP H06336137 A JPH06336137 A JP H06336137A JP 12667293 A JP12667293 A JP 12667293A JP 12667293 A JP12667293 A JP 12667293A JP H06336137 A JPH06336137 A JP H06336137A
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- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
河川から橋節を運搬車に引き上げる作業を容易に行える
ようにすることにある。 【構成】伸縮自在な滑り台移動フレーム4に、起伏可能
なブーム5,L型ブーム6を設け、ブーム5を起立させ
たとき、L型ブーム6の先端が後方に突出するようにす
る。このL型ブーム6の先端からウインチ7のロープ7
aからフック7bを吊り下げる。
Description
れる浮橋を構成する複数の浮体すなわち橋節等の積卸し
を行なう運搬車に関するものである。
8号に記載のように、傾斜可能に伸縮する滑り台と、俯
仰動作を行なうブームと、ブームの先端を経由して橋節
を吊り上げる吊上げ手段とから構成されている。
橋を構成する複数の浮体のうちの一つの浮体すなわち橋
節(以下単に橋節という)の上部にロープを結合したま
までは該橋節を滑り台上に引き上げることはできず、橋
節の下側にロープを掛けかえなければならないという問
題点があった。
なく滑り台上に橋節を引き上げる装置を提供することに
ある。
にロープ結合金具が位置していることより、橋節上部を
滑り台に平行に引き上げれば橋節を引き上げることがで
きるので、ブームをL型にすることにより達成される。
はブームの起伏シリンダーの取付位置を変えることによ
り得られる。
橋節を折り畳むと上部に位置する。橋節の上部にロープ
を結合したまま滑り台上に取付けられているウインチで
巻き上げたのでは、最後の部分でどうしても巻き上げ不
可能になるため、橋節の下部にロープを掛け替えなけれ
ばならない。そこで、ブームの形状をL型にしてその先
端部を橋節の上部結合金具と同位置まで伸ばし、その先
端部にウインチを取付ければ、橋節を滑り台上に引き上
げることができる。
説明する。図1において、トラックシャーシ1上にキャ
ブ2が設けられている。滑り台固定フレーム3は、ピン
18によりトラックシャーシ1に回転自在に取付けら
れ、滑り台移動フレーム4は滑り台固定フレーム3に収
納可能で、油圧モータ14により伸縮動作を行ない、橋
節の引き上げ、下ろしのためのガイドローラ16が設け
られている。ブーム5は、滑り台固定フレーム3にピン
12にて回動自在に装着され、L型ブーム6は、ブーム
5に上下動可能に取付けられている。L型ブーム6の先
端には、ウインチ7が設けられている。しかして、ブー
ム5は滑り台固定フレーム3との間に設けた起伏シリン
ダー9により起伏を行なう。滑り台固定フレーム3は、
傾斜シリンダー10により傾斜動作を行なう。なお、転
倒防止のためにアウトリガー15が設置され、上記各部
品の油圧源としてオイルポンプ11が設けられ、コント
ローラ12により操作が行なわれる。起伏シリンダー9
を縮めると、ブーム5は滑り台固定フレーム3内に収納
される、7bはウインチ7のロープ7aから吊り下げら
れたフックである。
る橋節Fの上部の端部にフック7bを引っ掛け、ウイン
チ7により吊り上げると、橋節Fは折り畳まれる。折り
畳まれた橋節Fはロープをゆるめることなく起伏シリン
ダー9によりブーム5を引っ込めることで(二点鎖線の
状態)滑り台の上にのせられる。その後、L型ブーム6
を滑り台内に収納し、橋節Fを引き上げる。
においてロープの掛けかえは不要にできる。しかし、こ
の作業においてブーム5を起伏させるのでロープ7a先
端部のフック7bの移動量が大い。このため図1に示す
実施例では、ブームを起伏させながら、ウインチの巻取
り,繰出しを行なわなければならない。
においてロープ先端部のフックの動き量を少なくし、ブ
ームの起伏動作のみでウインチの巻取り,繰出しはしな
いですむようにしたものである。
端側の裏面に設置している。ウインチ20から繰出した
ロープ21はブーム5の長手方向の中間部に設けた中間
シーブ22、L状の曲り部のL部シーブ23,L型ブー
ム6の先端すなわち突出部の先端のシーブ24に順次掛
けられて吊り下げられている。
する。さて、橋節Fの引上げ作業を図3、図4より説明
する。図3の高さH1は吊り上げられた橋節Fの先端部
の下面が滑り台移動フレーム4の先端に載ることができ
る高さである。
5を滑り台固定フレーム3側に回動させる。これによっ
て、橋節Fは運搬車1側に引き寄せられ、橋節Fの先端
部が移動フレーム4に載る。この状態で、ブーム5が固
定フレーム3の内部に収納されるまで該ブーム5を回動
させる。
を滑り台固定フレーム3内に収納したとき)の状態が図
4である。図4からもわかるように、橋節Fの先端はこ
の状態においても重り代L5の長さにおいて、移動フレ
ーム4の後端に載っている。
1の長さを縮め、橋節Fを引き寄せる。これによって橋
節Fは滑り台移動フレーム4、そして滑り台固定フレー
ム3へと移動する。次に、移動フレーム4を縮め、また
固定フレーム2を水平にする。以上で、引上げ作業が終
了する。これによれば、ブーム5を回動させる途中にお
いて、滑り台移動フレーム4に載った橋節Fが該滑り台
移動フレーム4から脱落することがない。このため、ブ
ーム5の回動作業途中において、ウインチ20を操作し
て橋節Fの脱落を防止することが不要になり、引上げ作
業を容易に行なえるものである。
する。もし、中間シーブ22を設けなければ、又はL部
シーブ23の近傍に中間シーブ22を設けると、ブーム
5を滑り台固定フレーム3内に収納したとき、L3´が
大きくなって、橋節Fは滑り台移動フレーム4から脱落
する。
心であるピン12の近傍に設置すると、ブーム5を固定
フレーム3内に収納したとき、L3´が短くなり(L3´
≒L3)、ブーム5の回動途中において、橋節Fが引き
上げられすぎ(重り代L3が大)、橋節Fの先端がブー
ム5の根元部に衝突することになる。
ム5の回動中に常に重り代L5を確保し、かつ、ブーム
5の回動中心12までの距離よりも小さい重り代L5と
することのできる位置である。
業をせずに橋節を滑り台上に引き上げることができるも
のである。
型ブームの中間部、曲り部、先端を順次経由してロープ
を吊り下げれば、橋節を吊り上げた状態のままでブーム
をたおす操作のみで、橋節を運搬車上に積込むことがで
き、その後、ウインチを巻き取るだけで、運搬車上に完
全に積込むことが可能となる。このため、単純で安全な
積込み作業ができるものである。
の初期の状態の斜視図である。
側面図である。
業の初期の状態の側面図である。
側面図である。
…ブーム、6…L型ブーム、7,20…ウインチ、9…
起伏シリンダー、10…傾斜シリンダー、22,23,
24…シーブ。
Claims (2)
- 【請求項1】浮橋となる橋節を載せるものであって、先
頭側を上方にして傾斜可能な固定フレームと、前記橋節
を載せるものであって、該固定フレームに設置されてい
て後方に向けて突出自在な移動フレームと、固定フレー
ム内に収納可能であって、後端を中心として回動自在な
L型ブームと、固定フレームに設置されていて、L型ブ
ームの先端から吊り下げたロープを操作するウインチ
と、からなり、前記L型ブームは該L型ブームを前記固
定フレーム内に収納にしたとき、その先端が前記先頭側
の上方に突出するL状であること、を特徴とする橋節の
運搬車。 - 【請求項2】請求項1記載の橋節の運搬車において、前
記ウインチから繰出したロープはL型ブームの中間部に
設けた中間シーブ、L部のL部シーブを経由して先端の
シーブから吊り下げられており、前記中間シーブの位置
は、前記ロープで吊り下げられた前記橋節と前記移動フ
レームの重り代が前記ブームの回動中に常に確保され、
かつ、前記重り代は前記ブームの回動中心から前記移動
フレームの後端までの距離よりも小さくなる位置に設け
ていること、を特徴とする橋節の運搬車。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP5126672A JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP5126672A JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP3048024B2 JP3048024B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=14941011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126672A Expired - Lifetime JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3048024B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012526213A (ja) * | 2009-05-06 | 2012-10-25 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 改良された仮設橋 |
US9256930B2 (en) | 2011-11-09 | 2016-02-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | X-ray inspection method and device |
WO2021178308A1 (en) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | Deist Industries, Inc. | Hoist for vehicle with interchangeable body |
KR20220143414A (ko) * | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 이명균 | 크레인이 부설된 화물차량 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7890048B1 (en) | 1997-11-11 | 2011-02-15 | Sony Corporation | Transmitter and transmitting method, information editor and editing method, receiver and receiving method, information storage and storing method, and broadcasting system |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5126672A patent/JP3048024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012526213A (ja) * | 2009-05-06 | 2012-10-25 | エ.ア.デシャンプ.エ.フィス | 改良された仮設橋 |
US9256930B2 (en) | 2011-11-09 | 2016-02-09 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | X-ray inspection method and device |
WO2021178308A1 (en) * | 2020-03-04 | 2021-09-10 | Deist Industries, Inc. | Hoist for vehicle with interchangeable body |
US11214186B2 (en) | 2020-03-04 | 2022-01-04 | Deist Industries, Inc. | Hoist for vehicle with interchangeable body |
KR20220143414A (ko) * | 2021-04-16 | 2022-10-25 | 이명균 | 크레인이 부설된 화물차량 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
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