JP3048024B2 - 橋節の運搬車 - Google Patents
橋節の運搬車Info
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- JP3048024B2 JP3048024B2 JP5126672A JP12667293A JP3048024B2 JP 3048024 B2 JP3048024 B2 JP 3048024B2 JP 5126672 A JP5126672 A JP 5126672A JP 12667293 A JP12667293 A JP 12667293A JP 3048024 B2 JP3048024 B2 JP 3048024B2
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- Japan
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- boom
- bridge
- frame
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- sheave
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Description
れる浮橋を構成する複数の浮体すなわち橋節等の積卸し
を行なう運搬車に関するものである。
8号に記載のように、傾斜可能に伸縮する滑り台と、俯
仰動作を行なうブームと、ブームの先端を経由して橋節
を吊り上げる吊上げ手段とから構成されている。
橋を構成する複数の浮体のうちの一つの浮体すなわち橋
節(以下単に橋節という)の上部にロープを結合したま
までは該橋節を滑り台上に引き上げることはできず、橋
節の下側にロープを掛けかえなければならないという問
題点があった。
なく滑り台上に橋節を引き上げる装置を提供することに
ある。
橋節を載せるものであって、先頭側を上方にして傾斜可
能な固定フレームと、前記橋節を載せるものであって、
前記固定フレームに設置されていて後方に向けて突出自
在な移動フレームと、前記固定フレーム内に収納可能で
あって、後端を中心として回動自在なL型ブームと、前
記固定フレームに設置されていて、前記L型ブームの先
端から吊り下げたロープを操作するウインチと、からな
り、前記L型ブームは該L型ブームを前記固定フレーム
内に収納にしたとき、その先端が前記先頭側の上方に突
出するL状であり、前記ウインチから繰出したロープ
は、前記L型ブームの中間部に設けた中間シーブ、前記
L型ブームのL部のL部シーブを経由して先端のシーブ
から吊り下げられており、前記中間シーブの位置は、前
記ロープで吊り下げられた前記橋節と前記移動フレーム
の重り代が前記ブームの回動中に常に確保され、かつ、
前記重り代は前記ブームの回動中心から前記移動フレー
ムの後端までの距離よりも小さくなる位置に設けるこ
と、によって達成できる。
ってL型ブームを橋節の上部結合金具と同位置まで伸ば
し、ウインチで吊り上げ、次に、L型ブームを運搬車の
先頭側に回動させれば、橋節を滑り台上に引き上げるこ
とができる。また、L型ブームに中間シーブを設けてい
るので、L型ブームを運搬車の先頭側に回動させて橋節
を移動フレーム(運搬車)上に積み込む動作のみで、橋
節を運搬車に載せることができるものである。その後、
ウインチを巻き取れば、橋節を運搬車に完全に積み込む
ことができる。したがって、L型ブームの回動の際にウ
インチを操作する必要がなく、橋節の積み込み作業を簡
単にできるものである。
説明する。図1において、トラックシャーシ1上にキャ
ブ2が設けられている。滑り台固定フレーム3は、ピン
18によりトラックシャーシ1に回転自在に取付けら
れ、滑り台移動フレーム4は滑り台固定フレーム3に収
納可能で、油圧モータ14により伸縮動作を行ない、橋
節の引き上げ、下ろしのためのガイドローラ16が設け
られている。ブーム5は、滑り台固定フレーム3にピン
12にて回動自在に装着され、L型ブーム6は、ブーム
5に上下動可能に取付けられている。L型ブーム6の先
端には、ウインチ7が設けられている。しかして、ブー
ム5は滑り台固定フレーム3との間に設けた起伏シリン
ダー9により起伏を行なう。滑り台固定フレーム3は、
傾斜シリンダー10により傾斜動作を行なう。なお、転
倒防止のためにアウトリガー15が設置され、上記各部
品の油圧源としてオイルポンプ11が設けられ、コント
ローラ12により操作が行なわれる。起伏シリンダー9
を縮めると、ブーム5は滑り台固定フレーム3内に収納
される、7bはウインチ7のロープ7aから吊り下げら
れたフックである。
る橋節Fの上部の端部にフック7bを引っ掛け、ウイン
チ7により吊り上げると、橋節Fは折り畳まれる。折り
畳まれた橋節Fはロープをゆるめることなく起伏シリン
ダー9によりブーム5を引っ込めることで(二点鎖線の
状態)滑り台の上にのせられる。その後、L型ブーム6
を滑り台内に収納し、橋節Fを引き上げる。
においてロープの掛けかえは不要にできる。しかし、こ
の作業においてブーム5を起伏させるのでロープ7a先
端部のフック7bの移動量が大い。このため図1に示す
実施例では、ブームを起伏させながら、ウインチの巻取
り,繰出しを行なわなければならない。
においてロープ先端部のフックの動き量を少なくし、ブ
ームの起伏動作のみでウインチの巻取り,繰出しはしな
いですむようにしたものである。
端側の裏面に設置している。ウインチ20から繰出した
ロープ21はブーム5の長手方向の中間部に設けた中間
シーブ22、L状の曲り部のL部シーブ23,L型ブー
ム6の先端すなわち突出部の先端のシーブ24に順次掛
けられて吊り下げられている。
する。さて、橋節Fの引上げ作業を図3、図4より説明
する。図3の高さH1は吊り上げられた橋節Fの先端部
の下面が滑り台移動フレーム4の先端に載ることができ
る高さである。
5を滑り台固定フレーム3側に回動させる。これによっ
て、橋節Fは運搬車1側に引き寄せられ、橋節Fの先端
部が移動フレーム4に載る。この状態で、ブーム5が固
定フレーム3の内部に収納されるまで該ブーム5を回動
させる。
を滑り台固定フレーム3内に収納したとき)の状態が図
4である。図4からもわかるように、橋節Fの先端はこ
の状態においても重り代L5の長さにおいて、移動フレ
ーム4の後端に載っている。
1の長さを縮め、橋節Fを引き寄せる。これによって橋
節Fは滑り台移動フレーム4、そして滑り台固定フレー
ム3へと移動する。次に、移動フレーム4を縮め、また
固定フレーム2を水平にする。以上で、引上げ作業が終
了する。これによれば、ブーム5を回動させる途中にお
いて、滑り台移動フレーム4に載った橋節Fが該滑り台
移動フレーム4から脱落することがない。このため、ブ
ーム5の回動作業途中において、ウインチ20を操作し
て橋節Fの脱落を防止することが不要になり、引上げ作
業を容易に行なえるものである。
する。もし、中間シーブ22を設けなければ、又はL部
シーブ23の近傍に中間シーブ22を設けると、ブーム
5を滑り台固定フレーム3内に収納したとき、L3´が
大きくなって、橋節Fは滑り台移動フレーム4から脱落
する。
心であるピン12の近傍に設置すると、ブーム5を固定
フレーム3内に収納したとき、L3´が短くなり(L3´
≒L3)、ブーム5の回動途中において、橋節Fが引き
上げられすぎ(重り代L 5 が大)、橋節Fの先端がブー
ム5の根元部に衝突することになる。
ム5の回動中に常に重り代L5を確保し、かつ、ブーム
5の回動中心12までの距離よりも小さい重り代L5と
することのできる位置である。なお、この中間シーブ2
2の設置位置の説明は、図3から図4までの動作の説明
である。この間はウインチ7は動作させない。すなわ
ち、図3の状態からL型ブーム6を運搬車の先頭側に回
動させる(倒す)ことによって、図4の状態になり、橋
節Fを移動フレーム4(運搬車)に載せることができ
る。次に、ウインチ7を動作させて橋節Fを完全に運搬
車に載せる。したがって、L型ブームの回動の際にウイ
ンチを操作する必要がなく、橋節の積み込み作業を簡単
にできるものである。
業をせずに橋節を滑り台上に引き上げることができるも
のである。
いるので、L型ブームを運搬車の先頭側に回動させて橋
節を運搬車上に積み込む動作のみで、橋節を運搬車に載
せることができるものである。その後、ウインチを巻き
取れば、橋節を運搬車に完全に積み込むことができる。
したがって、L型ブームの回動の際にウインチを操作す
る必要がなく、橋節の積み込み作業を簡単にできるもの
である。
の初期の状態の斜視図である。
側面図である。
業の初期の状態の側面図である。
側面図である。
…ブーム、6…L型ブーム、7,20…ウインチ、9…
起伏シリンダー、10…傾斜シリンダー、22,23,
24…シーブ。
Claims (1)
- 【請求項1】浮橋となる橋節を載せるものであって、先
頭側を上方にして傾斜可能な固定フレームと、 前記橋節 を載せるものであって、前記固定フレームに設
置されていて後方に向けて突出自在な移動フレームと、 前記固定 フレーム内に収納可能であって、後端を中心と
して回動自在なL型ブームと、 前記固定 フレームに設置されていて、前記L型ブームの
先端から吊り下げたロープを操作するウインチと、から
なり、 前記L型 ブームは該L型ブームを前記固定フレーム内に
収納にしたとき、その先端が前記先頭側の上方に突出す
るL状であり、 前記ウインチ から繰出したロープは、前記L型ブームの
中間部に設けた中間シーブ、前記L型ブームのL部のL
部シーブを経由して先端のシーブから吊り下げられてお
り、 前記中間 シーブの位置は、前記ロープで吊り下げられた
前記橋節と前記移動フレームの重り代が前記ブームの回
動中に常に確保され、かつ、前記重り代は前記ブームの
回動中心から前記移動フレームの後端までの距離よりも
小さくなる位置に設けていること、 を 特徴とする橋節の運搬車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126672A JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5126672A JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06336137A JPH06336137A (ja) | 1994-12-06 |
JP3048024B2 true JP3048024B2 (ja) | 2000-06-05 |
Family
ID=14941011
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5126672A Expired - Lifetime JP3048024B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 橋節の運搬車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3048024B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7890048B1 (en) | 1997-11-11 | 2011-02-15 | Sony Corporation | Transmitter and transmitting method, information editor and editing method, receiver and receiving method, information storage and storing method, and broadcasting system |
Families Citing this family (4)
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---|---|---|---|---|
FR2945298B1 (fr) * | 2009-05-06 | 2011-06-17 | Deschamps A & Fils Ets | Pont temporaire perfectionne |
EP2778662B1 (en) | 2011-11-09 | 2015-09-23 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | X-ray inspection method and device |
US11214186B2 (en) * | 2020-03-04 | 2022-01-04 | Deist Industries, Inc. | Hoist for vehicle with interchangeable body |
KR102500230B1 (ko) * | 2021-04-16 | 2023-02-15 | 이명균 | 크레인이 부설된 화물차량 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5126672A patent/JP3048024B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7890048B1 (en) | 1997-11-11 | 2011-02-15 | Sony Corporation | Transmitter and transmitting method, information editor and editing method, receiver and receiving method, information storage and storing method, and broadcasting system |
US8050299B2 (en) | 1997-11-11 | 2011-11-01 | Sony Corporation | Data transmitting apparatus and method |
US8229348B2 (en) | 1997-11-11 | 2012-07-24 | Sony Corporation | Data transmitting apparatus and method |
US8260275B2 (en) | 1997-11-11 | 2012-09-04 | Sony Corporation | Data transmitting apparatus and method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06336137A (ja) | 1994-12-06 |
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