JPH06323031A - 立体駐車場における車等のはみ出し検知装置 - Google Patents

立体駐車場における車等のはみ出し検知装置

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JPH06323031A
JPH06323031A JP13677993A JP13677993A JPH06323031A JP H06323031 A JPH06323031 A JP H06323031A JP 13677993 A JP13677993 A JP 13677993A JP 13677993 A JP13677993 A JP 13677993A JP H06323031 A JPH06323031 A JP H06323031A
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JP
Japan
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vehicle
pallet
car
bulging
lift
Prior art date
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Pending
Application number
JP13677993A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihito Tai
彰人 田井
Satoshi Kamiide
聡 神出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 昇降台に乗った入庫の車のサイドミラー等が
設定位置を越えてはみ出してることを検知する。 【構成】 車1を入出庫口を通ってターンテーブル21
の上のパレットPに乗せる。その後、ターンテーブル2
1が上昇した後、90度水平回転して、車1の進行方向
を左右方向に向けた状態とする。その後、昇降台25が
上昇する。その過程で、もし、入庫の車1が設定位置か
らはみ出した状態で昇降台25のパレットP上に停止し
ていると、昇降台25によって持ち上げられる車1のサ
イドミラーMが発信器29が発する光・電波・音波等の
信号を遮断することになるので、その遮断信号によっ
て、昇降台25が非常停止させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は立体駐車場における車
等のはみ出し検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の立体駐車場として以下の如きもの
は知られている。即ち、前後方向に所定間隔をあけるよ
うにして設けられた、高さ方向に多数の車収納棚を有す
る前後一対のラック装置と、前後のラック装置間におい
て昇降自在に設けられた昇降台と、昇降台に設けられた
車移載装置とを有しており、車収納棚に、車が、パレッ
トに載せられたまま駐車されるようになされたものは知
られている。
【0003】
【発明の目的】この発明は、前記の立体駐車場におい
て、昇降台に載せられた、パレットや入庫の車自体又は
サイドミラー(ドアーミラー及びフェンダーミラーを含
む。以下同様。)等が、設定位置を越えてはみ出してい
ないか、即ち、昇降台が上昇する途中において車収納棚
やそれに駐車させられた車等に当る位置にないかを検知
することが出来る装置を提供することを目的とするもの
である。
【0004】
【前記目的を達成するための手段】この発明は前記目的
を達成するために以下の如き手段を採用した。この発明
は、高さ方向に多数の車収納棚を有する前後一対のラッ
ク装置と、ラック装置間において昇降自在に設けられた
昇降台と、昇降台に設けられた車移載装置と、昇降台の
設定位置に載せられた車等の上方外方を通過する光・電
波・音波等の信号を発信する発信器とを有しているもの
である。
【0005】
【発明の作用】この発明は以下の如き作用をなすもので
ある。もし、パレットや入庫の車等が設定位置からはみ
出した状態で昇降台上に停止していると、昇降台が上昇
する過程で、パレットやサイドミラー等の車のある部分
が発信器が発する光・電波・音波等の信号を遮断するこ
とになるので、そのことをもって、パレットや入庫の車
等が設定位置からはみ出した状態で昇降台上に停止して
いることを検知することが出来る。
【0006】
【実施例】以下にこの発明を図面に示す実施例に基づい
て説明する。なお、この明細書において、前とは図1上
側を、後とは同図下側をいい、左とは図1左側を、右と
は同右側をいう。
【0007】平面形状が矩形で、高さが高い建造物2内
に、昇降台通路12をあけるようにして前後一対のラッ
ク装置3が立設・収納されている。前記ラック装置3
は、建造物2の左右のメイン支柱4と、それらに対して
前後方向に並ぶ、昇降台通路12側の左右のラック用支
柱5と、左側のメイン支柱4と同ラック用支柱5とに高
さ方向に所定間隔で渡された多数のパレット支承桟7
と、それら左側のパレット支承桟7の上面と上面が面一
又はほぼ面一となるようにして、右側のメイン支柱4と
同ラック用支柱5とに渡されたパレット支承桟7とを有
しており、左右の組となるパレット支承桟7によって車
収納棚8が構成されている。そして、全車収納棚8の
内、5分の1以下の、上側の車収納棚8、例えば上から
3段目までの車収納棚8が、ハイルーフ車用棚8Bとな
され、残りの車収納棚8が普通の乗用車用棚8Aとなさ
れている。なお、ハイルーフ車1Bとは、レクレーショ
ナル・ビークル(RV車)やライトバン等の、車高が1
550mmを越え2000mm以下の車高の高い車をい
い、普通の乗用車1Aとは、車高が1550mm以下の
乗用車をいう。なお、以下の説明において、普通の乗用
車用棚8Aとハイルーフ車用棚8Bとを特別に区別して
説明しなければならない場合以外は、両者を車収納棚8
として説明する。
【0008】前記左右のパレット支承桟7、即ち、車収
納棚8各々に、左右方向に長い長方形状の車用のパレッ
トPが載置されるようになされている。車1(以下の説
明において、車1を普通の乗用車1Aとハイルーフ車1
Bとの上位概念として使用し、両者を特別に区別して説
明しなければならない場合以外は、両者を車1として説
明する。)は、後で詳述するようにパレットPに載せら
れて車収納棚8(普通の乗用車用棚8A又はハイルーフ
車用棚8B)に駐車させられる。
【0009】前記建造物2の床15の上方が入出庫空間
16となされ、この入出庫空間16に前側の入出庫口を
通って車1が入ったり、入出庫空間16から入出庫口を
通って車1が出て行くようになされている。前記床15
の中央部には後述の昇降台25が通過するための開口1
7が形成されている。また、床15の下方にはピット1
8が形成され、このピット18の底部に公知の昇降装置
19が設置され、この昇降装置19の昇降枠に公知の水
平旋回装置20が設置され、この水平旋回装置20の回
転体に平面形状矩形で、且つ、後述の昇降台25の水平
部25aに形成された開口26を通過することが出来る
ターンテーブル21が取り付けられている。このような
構成によって、ターンテーブル21は、昇降自在で、且
つ、水平旋回自在となされている。
【0010】前記建造物2の、昇降台通路12に臨む左
右部に左右一対の上下方向に長いガイドレール24が設
けられ、これらガイドレール24に沿って昇降台25が
公知の昇降装置によって昇降自在となされている。前記
昇降台25の水平部25aに前記ターンテーブル21が
通過するための開口26が形成されている。また、水平
部25aの左右部に、左右一対の同期作動するスライド
フォーク27が、開口26を塞ぐことがないようにし
て、公知の摺動機構によって前後いずれの方向にも水平
突出自在に設けられている。前記パレットPは昇降台2
5に載る大きさであることは云うまでもない。前記スラ
イドフォーク27は、車収納棚8上のパレットPの下方
への突出・昇降台25の上昇によるパレットPの持ち上
げ・昇降台25側への退入という動作を行なってパレッ
トPを昇降台25に引き込み、前記と逆の動作によって
パレットPを車収納棚8に降ろすことが出来る。この説
明から明らかな如く、車収納棚8の車収納部の高さは、
車1の高さに、前記パレットPの、車収納棚8への受渡
し作動のための高さ、パレットPの厚み及び余裕(遊
び)を考慮したものとなされるものである。なお、車移
載装置として、パレットPをクランプしてパレットPを
押したり、引いたりする、いわゆるプッシュ・プル機構
のものを使用すれば、パレットPの、車収納棚8への受
渡し作動のための高さを必要としない分、車収納棚8の
上下間隔を詰めることが出来る。なお、スライドフォー
ク27が、パレット支承桟7やターンテーブル21等と
衝突・干渉しないようになされていることは云うまでも
ない。
【0011】前記昇降台25上のパレットPに、後述す
るように進行方向を左又は右に向けて所定位置に載せら
れた入庫の車1のサイドミラーMの上方外方の設定位置
を通過する光・電波・音波等の信号を右に向けて水平に
発信する、前後一対の発信器29が、前後のラック装置
3の、昇降台通路12側の左側に設けられ、それら発信
器29からの信号を受信する受信器30がラック装置3
の右側に設けられている。サイドミラーMの上方外方の
設定位置とは、昇降台25が上昇する途中において、サ
イドミラーMが車収納棚8のパレットP等に当る位置に
ない状態では信号を遮断せず、他方、サイドミラーMが
車収納棚8のパレットP等に当る位置にある状態では信
号を遮断する位置を云う。上記の如き構成によって、も
し、入庫の車1が設定位置からはみ出した状態で昇降台
25のパレットP上に停止すると、昇降台25が上昇す
る過程で、サイドミラーMが発信器29が発する光・電
波・音波等の信号を遮断することになるので、そのこと
をもって、入庫の車1が設定位置からはみ出した状態で
昇降台25上に停止していることを検知することが出来
る。そして、前記信号が遮断されると、昇降台25が非
常停止させられる。なお、左右側いずれか一方に、光・
電波・音波等の信号を発信する発信器及びその信号を受
信する受信器を有する検知器を設け、他側に信号を反射
する反射板を設けるようにしてもよいことは云うまでも
ない。
【0012】
【実施例の作用】次に実施例の作用を説明する。まず、
駐車する場合を説明する。駐車開始の信号が発せられる
と以下の動作が自動的に行われる。空のパレットPがあ
る車収納棚8に向かって昇降台25が昇降して、スライ
ドフォーク27の上面がパレットPの下面よりやや下に
位置すると停止する。その後、スライドフォーク27が
パレットPの下面に突出する。その後、昇降台25がや
や上昇することによってスライドフォーク27がパレッ
トPを持ち上げる。その後、スライドフォーク27が退
入することによって、パレットPは昇降台25に載せら
れる。その後、昇降台25が下降して、スライドフォー
ク27の上面が床15の上面と面一又はそれよりやや下
となるところの最下位置に至る。その際、ターンテーブ
ル21は、開口26に嵌まる状態、即ち、長手方向を左
右方向に向けた状態で、且つ、上昇した状態にあるの
で、パレットPはスライドフォーク27からターンテー
ブル21に自動的に載り移る。その後、ターンテーブル
21が90度水平旋回して、パレットPの、今まで左右
方向を向いていた長手方向を前後方向に向ける。その
後、ターンテーブル21が下降して、パレットPを床1
5に載せた状態とする。その後、車1を入出庫口を通っ
てパレットPに載せる。その後、ターンテーブル21が
上昇した後、90度水平回転して、車1の進行方向を左
右方向に向けた状態とする。その後、昇降台25が上昇
する。その過程で、もし、入庫の車1が設定位置からは
み出した状態で昇降台25のパレットP上に停止してい
ると、昇降台25によって持ち上げられる車1のサイド
ミラーMが発信器29が発する光・電波・音波等の信号
を遮断することになるので、その遮断信号によって、昇
降台25が非常停止させられる。その後、昇降台25を
下降させて、ターンテーブル21を車1が載る前の状態
に戻した後、車1を正しい位置に停止させ直す。その
後、前記の作動を行なって、昇降台25を再び上昇させ
る。そして、発信器29が発する信号が遮断されなけれ
ば、昇降台25は所定位置まで上昇した後、前記のパレ
ットPの取り出し作業と逆の操作が行なわれて、車1は
パレットPごと車収納棚8に駐車される。そして、前記
とほぼ逆の操作によって、車1を出すことが出来る。な
お、出庫の際は、車1のフロント側が入出庫口に向けら
れることは云うまでもない。なお、普通の乗用車1Aは
普通の乗用車用棚8Aに駐車させられ、ハイルーフ車1
Bはハイルーフ車用棚8Bに駐車させられる。
【0013】なお、昇降台25上の設定位置に載せられ
た、パレットPの側縁の上方外方や車1の側部の上方外
方を通過する光・電波・音波等の信号を水平に発信す
る、前後又は左右の少なくともいずれか一対の発信器2
9を昇降台通路12の側部に設け、それら発信器29か
らの信号を受信する受信器30を昇降台通路12の他側
部に設けるようにしてもよい。要するに、この発明は、
昇降台25に載ったパレットPや車1等が前後・左右方
向に設定位置を越えてはみ出していないかを、昇降台2
5の上昇の過程で、発信器29によって検知するように
するものである。
【0014】
【発明の効果】この発明は前記した如き構成によって以
下の如き効果を奏するものである。パレットや入庫の車
等の上方外方を通過する光・電波・音波等の信号を発信
する発信器が設備されているので、もし、パレットや入
庫の車等が設定位置からはみ出した状態で昇降台上に停
止していると、昇降台が上昇する過程で、パレットや車
等の所定の部分が発信器が発する光・電波・音波等の信
号を遮断することになり、そのことをもって、パレット
や入庫の車等が設定位置からはみ出した状態で昇降台上
に停止していることを検知することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す水平断面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図2のA部分拡大図である。
【図4】図3のIV−IV線断面図である。
【図5】図3のV−V線断面図である。
【符号の説明】
3 ラック装置 25 昇降台 27 スライドフォーク 29 発信器 30 受信器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高さ方向に多数の車収納棚を有する前後
    一対のラック装置と、ラック装置間において昇降自在に
    設けられた昇降台と、昇降台に設けられた車移載装置
    と、昇降台の設定位置に載せられた車等の上方外方を通
    過する光・電波・音波等の信号を発信する発信器とを有
    している立体駐車場における車等のはみ出し検知装置。
JP13677993A 1993-05-13 1993-05-13 立体駐車場における車等のはみ出し検知装置 Pending JPH06323031A (ja)

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JP13677993A JPH06323031A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 立体駐車場における車等のはみ出し検知装置

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JP13677993A JPH06323031A (ja) 1993-05-13 1993-05-13 立体駐車場における車等のはみ出し検知装置

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ID=15183325

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JP (1) JPH06323031A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103388417B (zh) * 2012-05-10 2015-12-09 深圳中集天达空港设备有限公司 自动仓储车库及其车宽检测控制方法
CN105649383A (zh) * 2015-12-31 2016-06-08 西继迅达(许昌)电梯有限公司 电梯式机械车库升降系统

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103388417B (zh) * 2012-05-10 2015-12-09 深圳中集天达空港设备有限公司 自动仓储车库及其车宽检测控制方法
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CN105649383B (zh) * 2015-12-31 2017-10-24 西继迅达(许昌)电梯有限公司 电梯式机械车库升降系统

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