JPH05106366A - 立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置 - Google Patents
立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置Info
- Publication number
- JPH05106366A JPH05106366A JP29970991A JP29970991A JPH05106366A JP H05106366 A JPH05106366 A JP H05106366A JP 29970991 A JP29970991 A JP 29970991A JP 29970991 A JP29970991 A JP 29970991A JP H05106366 A JPH05106366 A JP H05106366A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- car
- height
- lifting device
- garage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Traffic Control Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車3を昇降装置1に載せ、昇降装置1によっ
て車3を上昇および下降させるとともに、台車によって
車3を搬送し、車3を車庫に格納するようにした立体駐
車場において、車3の高さにともなう事故を防止する。 【構成】 光電センサS1,S2,S3が昇降装置1の
上方を横切る直線L1,L2,L3上に配置され、車3
が昇降装置1上に載せられたとき、光電センサS1,S
2,S3によって車3の高さが検出され、制御装置7が
光電センサS1,S2,S3に接続され、光電センサS
1,S2,S3の検出信号にもとづき、制御装置7によ
って昇降装置1および台車が制御され、車3がその高さ
と対応する高さの車庫に搬送され、格納される。
て車3を上昇および下降させるとともに、台車によって
車3を搬送し、車3を車庫に格納するようにした立体駐
車場において、車3の高さにともなう事故を防止する。 【構成】 光電センサS1,S2,S3が昇降装置1の
上方を横切る直線L1,L2,L3上に配置され、車3
が昇降装置1上に載せられたとき、光電センサS1,S
2,S3によって車3の高さが検出され、制御装置7が
光電センサS1,S2,S3に接続され、光電センサS
1,S2,S3の検出信号にもとづき、制御装置7によ
って昇降装置1および台車が制御され、車3がその高さ
と対応する高さの車庫に搬送され、格納される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、立体駐車場の車の高
さに対する事故防止装置に関するものである。
さに対する事故防止装置に関するものである。
【0002】
【従来技術とその問題点】立体駐車場で車を入庫すると
き、昇降装置および台車が広く使用されている。昇降装
置および台車を有する立体駐車場では、車の入庫にあた
って、たとえば、建屋の一階において、車が昇降装置に
載せられる。普通、パレットが昇降装置に載せられ、車
はそのパレットに載せられる。その後、昇降装置によっ
てパレットおよび車が持ち上げられ、上昇し、建屋の二
階またはそれ以上の階において、パレットおよび車が台
車に受け渡され、台車が水平方向に移動し、台車によっ
てパレットおよび車が搬送される。さらに、台車の移動
路の片側または両側に車庫が設けられ、パレットおよび
車が車庫に受け渡され、格納される。そして、車の出庫
のとき、パレットおよび車が台車に受け渡され、台車に
よってパレットおよび車が搬送され、パレットおよび車
が昇降装置に受け渡され、これが建屋の一階まで下降す
る。
き、昇降装置および台車が広く使用されている。昇降装
置および台車を有する立体駐車場では、車の入庫にあた
って、たとえば、建屋の一階において、車が昇降装置に
載せられる。普通、パレットが昇降装置に載せられ、車
はそのパレットに載せられる。その後、昇降装置によっ
てパレットおよび車が持ち上げられ、上昇し、建屋の二
階またはそれ以上の階において、パレットおよび車が台
車に受け渡され、台車が水平方向に移動し、台車によっ
てパレットおよび車が搬送される。さらに、台車の移動
路の片側または両側に車庫が設けられ、パレットおよび
車が車庫に受け渡され、格納される。そして、車の出庫
のとき、パレットおよび車が台車に受け渡され、台車に
よってパレットおよび車が搬送され、パレットおよび車
が昇降装置に受け渡され、これが建屋の一階まで下降す
る。
【0003】ところで、立体駐車場で思わぬ事故が発生
することがあるが、その最も多い要因の1つにあげるこ
とができるのは車の高さである。車の高さについては、
画一的ではなく、メーカーおよび車種によって車の高さ
が異なる。著しい高さの車もある。しかも、視覚的にそ
れを判断するのは必ずしも容易ではない。このため、著
しい高さの車であっても、それが昇降装置に載せられ、
そのまま持ち上げられ、搬送されてしまうことがあり、
車庫に格納されるとき、車の屋根付近において、それが
車庫の構成部材に接触し、これによって車が破損するこ
とがある。立体駐車場の利用者および経営者にとって、
この問題は深刻であり、その対策を講じることが要望さ
れていた。
することがあるが、その最も多い要因の1つにあげるこ
とができるのは車の高さである。車の高さについては、
画一的ではなく、メーカーおよび車種によって車の高さ
が異なる。著しい高さの車もある。しかも、視覚的にそ
れを判断するのは必ずしも容易ではない。このため、著
しい高さの車であっても、それが昇降装置に載せられ、
そのまま持ち上げられ、搬送されてしまうことがあり、
車庫に格納されるとき、車の屋根付近において、それが
車庫の構成部材に接触し、これによって車が破損するこ
とがある。立体駐車場の利用者および経営者にとって、
この問題は深刻であり、その対策を講じることが要望さ
れていた。
【0004】
【発明の目的】したがって、この発明は、車を昇降装置
に載せ、昇降装置によって車を上昇および下降させると
ともに、台車によって車を搬送し、車を車庫に格納する
ようにした立体駐車場において、車の高さにともなう事
故を防止することを目的としてなされたものである。
に載せ、昇降装置によって車を上昇および下降させると
ともに、台車によって車を搬送し、車を車庫に格納する
ようにした立体駐車場において、車の高さにともなう事
故を防止することを目的としてなされたものである。
【0005】
【発明の構成】この発明によれば、光電センサが昇降装
置の上方を横切る直線上に配置され、車が昇降装置上に
載せられたとき、光電センサによって車の高さが検出さ
れる。さらに、制御装置が光電センサに接続され、光電
センサの検出信号にもとづき、制御装置によって昇降装
置および台車が制御され、車がその高さと対応する高さ
の車庫に搬送され、格納される。
置の上方を横切る直線上に配置され、車が昇降装置上に
載せられたとき、光電センサによって車の高さが検出さ
れる。さらに、制御装置が光電センサに接続され、光電
センサの検出信号にもとづき、制御装置によって昇降装
置および台車が制御され、車がその高さと対応する高さ
の車庫に搬送され、格納される。
【0006】
【実施例の説明】以下、この発明の実施例を説明する。
【0007】図1および図2において、この駐車場は立
体駐車場であり、昇降装置1およびターンテーブル2を
有し、ターンテーブル2は車3を方向転換するためのも
ので、建屋の一階に設けられている。昇降装置1は車3
を上昇および下降させるためのもので、ターンテーブル
2と隣接する。そして、車3の入庫にあたって、車3が
ターンテーブル2を通り、昇降装置1に向かって前進
し、昇降装置1に載せられる。この実施例では、あらか
じめ、パレット4が昇降装置1に載せられ、車3はその
パレット4に載せられる。その後、昇降装置1によって
パレット4および車3が持ち上げられ、上昇する。パレ
ット4および車3は建屋の二階またはそれ以上の階まで
持ち上げられ、上昇する。
体駐車場であり、昇降装置1およびターンテーブル2を
有し、ターンテーブル2は車3を方向転換するためのも
ので、建屋の一階に設けられている。昇降装置1は車3
を上昇および下降させるためのもので、ターンテーブル
2と隣接する。そして、車3の入庫にあたって、車3が
ターンテーブル2を通り、昇降装置1に向かって前進
し、昇降装置1に載せられる。この実施例では、あらか
じめ、パレット4が昇降装置1に載せられ、車3はその
パレット4に載せられる。その後、昇降装置1によって
パレット4および車3が持ち上げられ、上昇する。パレ
ット4および車3は建屋の二階またはそれ以上の階まで
持ち上げられ、上昇する。
【0008】また、この実施例では、建屋の二階および
それ以上の階に台車が設けられており、建屋の二階また
はそれ以上の階において、パレット4および車3が台車
に受け渡され、台車が水平方向に移動し、台車によって
パレット4および車3が搬送される。さらに、台車の移
動路の両側に車庫が設けられており、パレット4および
車3が車庫に受け渡され、格納される。その構成はよく
知られており、詳細の説明は省略する。そして、車3の
出庫のとき、パレット4および車3が台車に受け渡さ
れ、台車によってパレット4および車3が搬送され、パ
レット4および車3が昇降装置1に受け渡され、これが
建屋の一階まで下降する。したがって、車3をターンテ
ーブル2に向かって後退させ、ターンテーブル2に載
せ、ターンテーブル2を180°回転させると、車3を
180°方向転換し、そのまま走行させることができ
る。
それ以上の階に台車が設けられており、建屋の二階また
はそれ以上の階において、パレット4および車3が台車
に受け渡され、台車が水平方向に移動し、台車によって
パレット4および車3が搬送される。さらに、台車の移
動路の両側に車庫が設けられており、パレット4および
車3が車庫に受け渡され、格納される。その構成はよく
知られており、詳細の説明は省略する。そして、車3の
出庫のとき、パレット4および車3が台車に受け渡さ
れ、台車によってパレット4および車3が搬送され、パ
レット4および車3が昇降装置1に受け渡され、これが
建屋の一階まで下降する。したがって、車3をターンテ
ーブル2に向かって後退させ、ターンテーブル2に載
せ、ターンテーブル2を180°回転させると、車3を
180°方向転換し、そのまま走行させることができ
る。
【0009】さらに、この駐車場は3つの光電センサS
1,S2,S3を有する。光電センサS1,S2,S3
は発光素子E1,E2,E3の光を受け、車3の高さを
検出するためのもので、車庫と対応する高さ位置に設け
られている。この駐車場の場合、建屋の二階またはそれ
以上の階において、3種類の高さが異なる車庫がそれぞ
れ設けられており、最も低い車庫と対応する高さ位置に
おいて、光電センサS1と発光素子E1が昇降装置1の
上方を横切る直線L1上に配置され、次に低い車庫と対
応する高さ位置において、光電センサS2と発光素子E
2が昇降装置1の上方を横切る直線L2上に配置され、
最も高い車庫と対応する高さ位置において、光電センサ
S3と発光素子E3が昇降装置1の上方を横切る直線L
3上に配置されている。また、光電センサS1,S2,
S3は支柱5に取り付けられ、発光素子E1,E2,E
3は支柱6に取り付けられている。さらに、各光電セン
サS1,S2,S3が制御装置7に接続されており、後
述するように、光電センサS1,S2,S3の検出信号
にもとづき、制御装置7によって昇降装置1および台車
が制御される。
1,S2,S3を有する。光電センサS1,S2,S3
は発光素子E1,E2,E3の光を受け、車3の高さを
検出するためのもので、車庫と対応する高さ位置に設け
られている。この駐車場の場合、建屋の二階またはそれ
以上の階において、3種類の高さが異なる車庫がそれぞ
れ設けられており、最も低い車庫と対応する高さ位置に
おいて、光電センサS1と発光素子E1が昇降装置1の
上方を横切る直線L1上に配置され、次に低い車庫と対
応する高さ位置において、光電センサS2と発光素子E
2が昇降装置1の上方を横切る直線L2上に配置され、
最も高い車庫と対応する高さ位置において、光電センサ
S3と発光素子E3が昇降装置1の上方を横切る直線L
3上に配置されている。また、光電センサS1,S2,
S3は支柱5に取り付けられ、発光素子E1,E2,E
3は支柱6に取り付けられている。さらに、各光電セン
サS1,S2,S3が制御装置7に接続されており、後
述するように、光電センサS1,S2,S3の検出信号
にもとづき、制御装置7によって昇降装置1および台車
が制御される。
【0010】この他、この駐車場は3つの光電センサS
4,S5,S6を有する。光電センサS4,S5,S6
は発光素子E4,E5,E6の光を受け、車3の半ドア
状態を検出するためのものである。その位置について
は、まず、昇降装置1上の車3の側面と対応する高さ位
置において、光電センサS4と発光素子E4が昇降装置
1上の車3の側面に近接する垂直面8内の直線L4上に
配置されている。垂直面8は昇降装置1上の車3の右側
に位置し、昇降装置1の側縁9と交差する。さらに、そ
れよりも上方の高さ位置において、光電センサS5と発
光素子E5が昇降装置1上の車3の側面に近接する垂直
面10内の直線L5上に配置され、それよりも上方の高
さ位置において、光電センサS6と発光素子E6が光電
センサS5および発光素子E5と同一の垂直面10内の
直線L6上に配置されている。垂直面10は昇降装置1
の側縁9の外側に位置し、それと平行にのびる。光電セ
ンサS4,S5,S6は支柱5に取り付けられ、発光素
子E4はフェンス11に取り付けられ、発光素子E5,
E6は支柱12に取り付けられている。さらに、各光電
センサS4,S5,S6が制御装置7に接続されてお
り、後述するように、光電センサS4,S5,S6の検
出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1が制
御される。
4,S5,S6を有する。光電センサS4,S5,S6
は発光素子E4,E5,E6の光を受け、車3の半ドア
状態を検出するためのものである。その位置について
は、まず、昇降装置1上の車3の側面と対応する高さ位
置において、光電センサS4と発光素子E4が昇降装置
1上の車3の側面に近接する垂直面8内の直線L4上に
配置されている。垂直面8は昇降装置1上の車3の右側
に位置し、昇降装置1の側縁9と交差する。さらに、そ
れよりも上方の高さ位置において、光電センサS5と発
光素子E5が昇降装置1上の車3の側面に近接する垂直
面10内の直線L5上に配置され、それよりも上方の高
さ位置において、光電センサS6と発光素子E6が光電
センサS5および発光素子E5と同一の垂直面10内の
直線L6上に配置されている。垂直面10は昇降装置1
の側縁9の外側に位置し、それと平行にのびる。光電セ
ンサS4,S5,S6は支柱5に取り付けられ、発光素
子E4はフェンス11に取り付けられ、発光素子E5,
E6は支柱12に取り付けられている。さらに、各光電
センサS4,S5,S6が制御装置7に接続されてお
り、後述するように、光電センサS4,S5,S6の検
出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1が制
御される。
【0011】そして、この駐車場において、車3が昇降
装置1に載せられたとき、光電センサS1,S2,S3
によって車3の高さが検出され、その検出信号が制御装
置7に送られる。さらに、光電センサS1,S2,S3
の検出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1
および台車が制御され、車3はその高さと対応する高さ
の車庫に搬送され、格納される。
装置1に載せられたとき、光電センサS1,S2,S3
によって車3の高さが検出され、その検出信号が制御装
置7に送られる。さらに、光電センサS1,S2,S3
の検出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1
および台車が制御され、車3はその高さと対応する高さ
の車庫に搬送され、格納される。
【0012】たとえば、車3が光電センサS1の高さ位
置よりも低いとき、制御装置7によって昇降装置1およ
び台車が制御され、昇降装置1によって車3が持ち上げ
られ、台車によって車3が搬送され、高さの異なる3種
類の車庫のうち、車は最も低い車庫に格納される。そし
て、車3が光電センサS1の高さ位置よりも高く、その
直線L1を横切ったとき、光電センサS1によってそれ
が検出され、光電センサS1の検出信号にもとづき、制
御装置7によって昇降装置1および台車が制御され、車
3は次に低い車庫に格納される。さらに、車3が光電セ
ンサS2の高さ位置よりも高く、その直線L2を横切っ
たとき、光電センサS2によってそれが検出され、光電
センサS2の検出信号にもとづき、制御装置7によって
昇降装置1および台車が制御され、車3は最も高い車庫
に格納される。
置よりも低いとき、制御装置7によって昇降装置1およ
び台車が制御され、昇降装置1によって車3が持ち上げ
られ、台車によって車3が搬送され、高さの異なる3種
類の車庫のうち、車は最も低い車庫に格納される。そし
て、車3が光電センサS1の高さ位置よりも高く、その
直線L1を横切ったとき、光電センサS1によってそれ
が検出され、光電センサS1の検出信号にもとづき、制
御装置7によって昇降装置1および台車が制御され、車
3は次に低い車庫に格納される。さらに、車3が光電セ
ンサS2の高さ位置よりも高く、その直線L2を横切っ
たとき、光電センサS2によってそれが検出され、光電
センサS2の検出信号にもとづき、制御装置7によって
昇降装置1および台車が制御され、車3は最も高い車庫
に格納される。
【0013】したがって、車3をその高さと対応する高
さの車庫に格納することができるものである。したがっ
て、車3が車庫に格納されるとき、車3の屋根付近にお
いて、それが車庫の構成部材に接触するおそれはなく、
車3は破損しない。
さの車庫に格納することができるものである。したがっ
て、車3が車庫に格納されるとき、車3の屋根付近にお
いて、それが車庫の構成部材に接触するおそれはなく、
車3は破損しない。
【0014】なお、車3が光電センサS3の高さ位置よ
りも高く、その直線L3を横切ったとき、光電センサS
3によってそれが検出され、その検出信号にもとづき、
制御装置7によって昇降装置1が制御され、昇降装置1
は駆動されず、車3は持ち上げられない。さらに、光電
センサS3の検出信号にもとづき、制御装置7によって
警報装置が操作され、非常事態の警報がなされ、車3が
昇降装置1から除去される。
りも高く、その直線L3を横切ったとき、光電センサS
3によってそれが検出され、その検出信号にもとづき、
制御装置7によって昇降装置1が制御され、昇降装置1
は駆動されず、車3は持ち上げられない。さらに、光電
センサS3の検出信号にもとづき、制御装置7によって
警報装置が操作され、非常事態の警報がなされ、車3が
昇降装置1から除去される。
【0015】また、右ハンドルの車3の場合、その入庫
にあたって、車3を昇降装置1に載せたとき、普通、ド
ライバーは車の右ドアから降車する。したがって、右ド
アが半ドア状態であることが多い。ここで、半ドア状態
とは、車3のドアが完全に閉じられていないすべての状
態を意味する。そして、この実施例では、右ドアが半ド
ア状態であり、光電センサS4と発光素子E4の直線L
4を横切っているとき、光電センサS4によってそれが
検出され、その検出信号にもとづき、制御装置7によっ
て昇降装置1が制御され、昇降装置1は駆動されず、車
3は持ち上げられない。したがって、車3の半ドアにと
もなう事故を防止することもできる。たとえば、車3が
半ドア状態のまま持ち上げられ、昇降装置の昇降路にお
いて、右ドアが昇降路の構成部材に接触し、これによっ
て車3が破損するおそれはない。右ドアが昇降路の構成
部材に接触し、その状態で昇降装置1および車3が上昇
し、これによって車が転覆または転落することもない。
車3が半ドア状態のまま搬送され、車庫に格納されると
き、右ドアが車庫の構成部材に接触するおそれもない。
にあたって、車3を昇降装置1に載せたとき、普通、ド
ライバーは車の右ドアから降車する。したがって、右ド
アが半ドア状態であることが多い。ここで、半ドア状態
とは、車3のドアが完全に閉じられていないすべての状
態を意味する。そして、この実施例では、右ドアが半ド
ア状態であり、光電センサS4と発光素子E4の直線L
4を横切っているとき、光電センサS4によってそれが
検出され、その検出信号にもとづき、制御装置7によっ
て昇降装置1が制御され、昇降装置1は駆動されず、車
3は持ち上げられない。したがって、車3の半ドアにと
もなう事故を防止することもできる。たとえば、車3が
半ドア状態のまま持ち上げられ、昇降装置の昇降路にお
いて、右ドアが昇降路の構成部材に接触し、これによっ
て車3が破損するおそれはない。右ドアが昇降路の構成
部材に接触し、その状態で昇降装置1および車3が上昇
し、これによって車が転覆または転落することもない。
車3が半ドア状態のまま搬送され、車庫に格納されると
き、右ドアが車庫の構成部材に接触するおそれもない。
【0016】また、半ドア状態であっても、右ドアがほ
とんど閉じられており、光電センサS1によってそれが
検出されないことも考えられる。この場合、車3がその
まま持ち上げられ、車庫に格納されれば問題はないが、
昇降装置1によって車3が持ち上げられるとき、その衝
撃によって右ドアが開くことがある。したがって、この
実施例では、昇降装置1の駆動後、衝撃によって右ドア
が開き、右ドアが光電センサS5の直線L5または光電
センサS6の直線L6を横切ったとき、光電センサS5
または光電センサS6によってそれが検出され、その検
出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1が制
御され、停止する。したがって、車3はそれ以上持ち上
げられない。さらに、この実施例では、光電センサS
4,S5,S6の検出信号にもとづき、制御装置7によ
って警報装置が駆動され、半ドア状態の警報がなされ
る。そして、昇降装置1上の車3の右ドアを完全に閉
じ、その後、操作盤によって昇降装置1を駆動すると、
昇降装置1によってパレット4および車3が持ち上げら
れる。
とんど閉じられており、光電センサS1によってそれが
検出されないことも考えられる。この場合、車3がその
まま持ち上げられ、車庫に格納されれば問題はないが、
昇降装置1によって車3が持ち上げられるとき、その衝
撃によって右ドアが開くことがある。したがって、この
実施例では、昇降装置1の駆動後、衝撃によって右ドア
が開き、右ドアが光電センサS5の直線L5または光電
センサS6の直線L6を横切ったとき、光電センサS5
または光電センサS6によってそれが検出され、その検
出信号にもとづき、制御装置7によって昇降装置1が制
御され、停止する。したがって、車3はそれ以上持ち上
げられない。さらに、この実施例では、光電センサS
4,S5,S6の検出信号にもとづき、制御装置7によ
って警報装置が駆動され、半ドア状態の警報がなされ
る。そして、昇降装置1上の車3の右ドアを完全に閉
じ、その後、操作盤によって昇降装置1を駆動すると、
昇降装置1によってパレット4および車3が持ち上げら
れる。
【0017】なお、この実施例では、車3を建屋の二階
またはそれ以上の階に上昇させる立体駐車場を説明した
が、この発明はそれに限定されるものではない。建屋の
一階において、車3を昇降装置1に載せ、これを建屋の
地階に下降させる形式の立体駐車場において、光電セン
サS1,S2,S3によって車3の高さを検出し、制御
装置7によって昇降装置1および台車を制御し、車3を
その高さと対応する高さの車庫に搬送し、格納すること
もできる。
またはそれ以上の階に上昇させる立体駐車場を説明した
が、この発明はそれに限定されるものではない。建屋の
一階において、車3を昇降装置1に載せ、これを建屋の
地階に下降させる形式の立体駐車場において、光電セン
サS1,S2,S3によって車3の高さを検出し、制御
装置7によって昇降装置1および台車を制御し、車3を
その高さと対応する高さの車庫に搬送し、格納すること
もできる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、光電センサS1,S2,S3によって車3の高さが
検出され、制御装置7によって昇降装置1および台車が
制御され、車3がその高さと対応する高さの車庫に搬送
され、格納される。したがって、車3が車庫に格納され
るとき、車3の屋根付近において、それが車庫の構成部
材に接触するおそれはなく、車3の破損を防止すること
ができ、所期の目的を達成することができるものであ
る。
ば、光電センサS1,S2,S3によって車3の高さが
検出され、制御装置7によって昇降装置1および台車が
制御され、車3がその高さと対応する高さの車庫に搬送
され、格納される。したがって、車3が車庫に格納され
るとき、車3の屋根付近において、それが車庫の構成部
材に接触するおそれはなく、車3の破損を防止すること
ができ、所期の目的を達成することができるものであ
る。
【図1】この発明の実施例を示す側面図である。
【図2】図1の装置の平面図である。
1 昇降装置 3 車 S1,S2,S3 光電センサ L1,L2,L3 直線 7 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 車を昇降装置に載せ、前記昇降装置によ
って前記車を上昇および下降させるとともに、台車によ
って前記車を搬送し、前記車を車庫に格納するようにし
た立体駐車場において、 前記昇降装置の上方を横切る直線上に配置され、前記昇
降装置に載せられた車の高さを検出する光電センサと、 前記光電センサに接続され、その検出信号にもとづき、
前記昇降装置および台車を制御し、前記車をその高さと
対応する高さの車庫に搬送し、格納する制御装置とから
なる立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299709A JPH07100980B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3299709A JPH07100980B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05106366A true JPH05106366A (ja) | 1993-04-27 |
JPH07100980B2 JPH07100980B2 (ja) | 1995-11-01 |
Family
ID=17876022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3299709A Expired - Lifetime JPH07100980B2 (ja) | 1991-10-17 | 1991-10-17 | 立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07100980B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715959U (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-17 | 日精株式会社 | 車両寸法検知器付き立体駐車装置 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6824702B2 (ja) * | 2016-11-14 | 2021-02-03 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 機械式駐車場 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139056A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-25 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用液体現像剤 |
-
1991
- 1991-10-17 JP JP3299709A patent/JPH07100980B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6139056A (ja) * | 1984-07-31 | 1986-02-25 | Ricoh Co Ltd | 電子写真用液体現像剤 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0715959U (ja) * | 1993-08-27 | 1995-03-17 | 日精株式会社 | 車両寸法検知器付き立体駐車装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07100980B2 (ja) | 1995-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5108254A (en) | Method for controlling a vehicle parking structure | |
US20170226765A1 (en) | Vehicle parking with automated guided vehicles, vertically reciprocating conveyors and safety barriers | |
JP2010031598A (ja) | エレベータ式駐車装置 | |
JP4391247B2 (ja) | 立体駐車場の場内監視システム | |
JPH05106366A (ja) | 立体駐車場の車の高さに対する事故防止装置 | |
JPH05106365A (ja) | 立体駐車場の車の半ドア状態に対する事故防止装置 | |
JPH0718851Y2 (ja) | 三段式立体駐車装置の安全装置 | |
JP2932879B2 (ja) | キャブ付き出し入れ装置 | |
JPH0657998A (ja) | 昇降式自動車駐車機 | |
JPH036753Y2 (ja) | ||
JP2679751B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JP2870613B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JPS63308163A (ja) | 立体駐車場 | |
JP2728340B2 (ja) | 立体駐車装置の昇降パレット制御装置 | |
JPH0972121A (ja) | 立体駐車設備およびその使用方法 | |
JP2001123690A (ja) | 昇降機能付きエレベータパーキング | |
JP4321268B2 (ja) | 自動倉庫 | |
JPS61286465A (ja) | パレツト利用の立体格納装置 | |
JP2548120Y2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JPH0453236B2 (ja) | ||
JPH06323031A (ja) | 立体駐車場における車等のはみ出し検知装置 | |
KR19990038686A (ko) | 엘리베이터방식 주차설비의 리프트 제어 방법 및 장치 | |
JPS6229549Y2 (ja) | ||
JPS63272867A (ja) | 立体駐車場 | |
JPH10102807A (ja) | 車輪止め装置 |