JPH06317030A - 集合住宅用の建築物 - Google Patents
集合住宅用の建築物Info
- Publication number
- JPH06317030A JPH06317030A JP10531493A JP10531493A JPH06317030A JP H06317030 A JPH06317030 A JP H06317030A JP 10531493 A JP10531493 A JP 10531493A JP 10531493 A JP10531493 A JP 10531493A JP H06317030 A JPH06317030 A JP H06317030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- room
- dwelling
- dwelling unit
- stairway
- hall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3戸で1個の階段を共用できるようにする。
階段ホールの窓側における腰壁を住戸部の窓部における
腰壁と同じ高さに配置して建物の外観を良くする。 【構成】 A室とB室の間に階段室10を配置する。階
段室10における踊り場12を、階段室10の奥側に配
置させると共に上下の住戸床面の中間に位置させる。階
段ホール14を階段室10の外窓側に配置させると共に
住戸床面と同位置にする。B室の外壁側には廊下15を
配置する。廊下15は階段ホール13とC室に連通す
る。
階段ホールの窓側における腰壁を住戸部の窓部における
腰壁と同じ高さに配置して建物の外観を良くする。 【構成】 A室とB室の間に階段室10を配置する。階
段室10における踊り場12を、階段室10の奥側に配
置させると共に上下の住戸床面の中間に位置させる。階
段ホール14を階段室10の外窓側に配置させると共に
住戸床面と同位置にする。B室の外壁側には廊下15を
配置する。廊下15は階段ホール13とC室に連通す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は集合住宅用の建築物に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】従来、集合住宅における住戸と階段の平
面配置方法として、図4に示すように、各住戸A,B,
C…の片側に廊下1を配置し、その廊下1の端部に階段
2を配設し、これに踊り場3とホール4を設けた片廊下
型のものや、図5に示すように、隣設する住戸AとB又
はCとD間に階段2を配置し、その踊り場3を各床間の
中間位置でかつ階段室5の外窓側に配置すると共にホー
ル4を階段室5の奥側部に配置した階段室型や、更に図
6に示すように、隣設する住戸AとB間を上記の階段室
型とし、住戸Cを階段2,踊り場3,ホール4を住戸内
に入込ませた全入型としたものがある。
面配置方法として、図4に示すように、各住戸A,B,
C…の片側に廊下1を配置し、その廊下1の端部に階段
2を配設し、これに踊り場3とホール4を設けた片廊下
型のものや、図5に示すように、隣設する住戸AとB又
はCとD間に階段2を配置し、その踊り場3を各床間の
中間位置でかつ階段室5の外窓側に配置すると共にホー
ル4を階段室5の奥側部に配置した階段室型や、更に図
6に示すように、隣設する住戸AとB間を上記の階段室
型とし、住戸Cを階段2,踊り場3,ホール4を住戸内
に入込ませた全入型としたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとす0る課題】上記図4に示す片廊
下型においては、階段2が戸外に露出して建物の外観を
悪くする問題がある。
下型においては、階段2が戸外に露出して建物の外観を
悪くする問題がある。
【0004】図5に示す階段室型においては、ホール4
が階段室5の奥側に位置するため、該ホール4から図5
の住戸Cへ廊下を延長配設することは床面積の有効活用
ができない。
が階段室5の奥側に位置するため、該ホール4から図5
の住戸Cへ廊下を延長配設することは床面積の有効活用
ができない。
【0005】また、図6のような3住戸の場合には、住
戸Cに全入型の階段を配置することになり、壁や床等に
特殊な型が必要になり、部材の共通化がしにくい。更に
図5及び図6の型式のように踊り場3を各床間の中間位
置でかつ階段室5の外窓側に配置したものにおいては、
図7に示すように踊り場3における腰壁6の下端6bが
各床間の中間に位置すると共に上端6aが上階の床面部
に位置するため、図8に示すように、その腰壁6が各住
戸における窓7の腰壁8と同一高さに揃わず、建築物の
外観を損ねる問題がある。
戸Cに全入型の階段を配置することになり、壁や床等に
特殊な型が必要になり、部材の共通化がしにくい。更に
図5及び図6の型式のように踊り場3を各床間の中間位
置でかつ階段室5の外窓側に配置したものにおいては、
図7に示すように踊り場3における腰壁6の下端6bが
各床間の中間に位置すると共に上端6aが上階の床面部
に位置するため、図8に示すように、その腰壁6が各住
戸における窓7の腰壁8と同一高さに揃わず、建築物の
外観を損ねる問題がある。
【0006】そこで本発明は、3住戸で1個の階段を共
用でき、かつ上記の問題を解決できる集合住宅用の建築
物を提案することを目的とするものである。
用でき、かつ上記の問題を解決できる集合住宅用の建築
物を提案することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記の課題を解
決するために、連接する3つの住戸(A),(B),
(C)のうちの隣設する第1の住戸(A)と第2の住戸
(B)との中間部に共用の階段室(10)を配置し、該
階段室(10)の踊り場(12)を、平面的にはその段
階室(10)の奥側に配置し縦断面的には下層床と上層
床との中間部に位置し、階段ホール(13)を、平面的
にはその段階室(10)の外窓側部に配置し縦断面的に
は各層の床位置と同位置し、更に、上記階段ホール(1
3)と第3の住戸(C)とを、これらの間に配置された
住戸(B)の外側部に配置した廊下(15)で連通し、
各住戸(A),(B),(C)の出入口(17),(1
8),(19)を上記階段ホール(13)と廊下(1
5)に通じるように設けて、住戸(A),(B),
(C)共に共通する部材で構成できるようにしたことを
特徴とするものである。
決するために、連接する3つの住戸(A),(B),
(C)のうちの隣設する第1の住戸(A)と第2の住戸
(B)との中間部に共用の階段室(10)を配置し、該
階段室(10)の踊り場(12)を、平面的にはその段
階室(10)の奥側に配置し縦断面的には下層床と上層
床との中間部に位置し、階段ホール(13)を、平面的
にはその段階室(10)の外窓側部に配置し縦断面的に
は各層の床位置と同位置し、更に、上記階段ホール(1
3)と第3の住戸(C)とを、これらの間に配置された
住戸(B)の外側部に配置した廊下(15)で連通し、
各住戸(A),(B),(C)の出入口(17),(1
8),(19)を上記階段ホール(13)と廊下(1
5)に通じるように設けて、住戸(A),(B),
(C)共に共通する部材で構成できるようにしたことを
特徴とするものである。
【0008】
【実施例】次に、図1乃至図3に示す本発明の実施例に
ついて説明する。A,B,C,D…は各階において平面
的に連接する各住戸で、3つの住戸、例えば、A,B,
Cで一単位としている。
ついて説明する。A,B,C,D…は各階において平面
的に連接する各住戸で、3つの住戸、例えば、A,B,
Cで一単位としている。
【0009】10は第1住戸Aと第2住戸B間に配置し
た階段室で、11は下階から踊り場12に至る階段、1
3は踊り場12から上階ホール14に至る階段である。
各踊り場12は、平面的には図1に示すように階段室1
0の奥側に配置し縦断面的には図2に示すように各階の
床F1 〜F5 の中間部に位置されている。
た階段室で、11は下階から踊り場12に至る階段、1
3は踊り場12から上階ホール14に至る階段である。
各踊り場12は、平面的には図1に示すように階段室1
0の奥側に配置し縦断面的には図2に示すように各階の
床F1 〜F5 の中間部に位置されている。
【0010】各階段ホール14は、平面的には図1に示
すように階段室10の外窓側に配置し縦断面的には図2
に示すように各階の床F1 〜F5 と同位置にしてある。
すように階段室10の外窓側に配置し縦断面的には図2
に示すように各階の床F1 〜F5 と同位置にしてある。
【0011】15は中間の第2住戸Bと同一床面におい
て外壁部に沿って配置した片側式の廊下で、第2住戸B
とは仕切壁16により区画されている。該廊下15の1
側は上記階段ホール14と連通し、他側は第3住戸Cに
達している。
て外壁部に沿って配置した片側式の廊下で、第2住戸B
とは仕切壁16により区画されている。該廊下15の1
側は上記階段ホール14と連通し、他側は第3住戸Cに
達している。
【0012】第1住戸Aの出入口17は階段ホール14
に連通し、第2住戸Bの出入口18は廊下15に連通
し、第3住戸Cの出入口19は廊下15の他側において
連通している。
に連通し、第2住戸Bの出入口18は廊下15に連通
し、第3住戸Cの出入口19は廊下15の他側において
連通している。
【0013】20は1階を除く上層に該当する階段ホー
ル14に設けた腰壁で、その丈高は、住戸A,C及び廊
下15の窓21部の腰壁22と同等に設定されている。
住戸AとCの床と壁及び柱の平面形状は、その住戸Aと
Bとでは左右対称に形成されている。
ル14に設けた腰壁で、その丈高は、住戸A,C及び廊
下15の窓21部の腰壁22と同等に設定されている。
住戸AとCの床と壁及び柱の平面形状は、その住戸Aと
Bとでは左右対称に形成されている。
【0014】また、上記は住戸A,B,Cについて説明
したが、住戸Cに更にD,E…の住戸が平面的に連接す
る場合もあり、この場合はD,E又はD,E,Fのよう
に2又は3住戸を単位として上記のように構築する。
したが、住戸Cに更にD,E…の住戸が平面的に連接す
る場合もあり、この場合はD,E又はD,E,Fのよう
に2又は3住戸を単位として上記のように構築する。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、階段室型
の独立性のイメージを損うことなく、3戸で1個の階段
を共用できる。そのため、前記従来の階段室型や階段室
全入型併用のものに比べ工費が安価になり、また階段室
全入型のような壁や床等に特殊な部材を用いることがな
く、部材の共通化がし易くなる。
の独立性のイメージを損うことなく、3戸で1個の階段
を共用できる。そのため、前記従来の階段室型や階段室
全入型併用のものに比べ工費が安価になり、また階段室
全入型のような壁や床等に特殊な部材を用いることがな
く、部材の共通化がし易くなる。
【0016】更に、階段ホールが各住戸の床面と同一高
さの位置にあるため、その窓側の腰壁の背丈を各住戸部
や廊下部における窓部の腰壁と同一高さに揃えることが
でき、建物の外観を前記従来のものに比べて良くするこ
とができる。
さの位置にあるため、その窓側の腰壁の背丈を各住戸部
や廊下部における窓部の腰壁と同一高さに揃えることが
でき、建物の外観を前記従来のものに比べて良くするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例を示す平面図。
【図2】 図1におけるX−X線縦断面図。
【図3】 同建物の立面図。
【図4】 従来構造の略平面図。
【図5】 従来構造の他の略平面図。
【図6】 従来構造の更に他の略平面図。
【図7】 図5におけるY−Y線の縦断面図。
【図8】 図5における立面図。
A〜C 住戸 10 階段室 11、13 階段 12 踊り場 14 階段ホール 15 廊下 17〜19 出入口
Claims (1)
- 【請求項1】 連接する3つの住戸(A),(B),
(C)のうちの隣設する第1の住戸(A)と第2の住戸
(B)との中間部に共用の階段室(10)を配置し、該
階段室(10)の踊り場(12)を、平面的にはその段
階室(10)の奥側に配置し縦断面的には下層床と上層
床との中間部に位置し、 階段ホール(13)を、平面的にはその段階室(10)
の外窓側部に配置し縦断面的には各層の床位置と同位置
し、更に、上記階段ホール(13)と第3の住戸(C)
とを、これらの間に配置された住戸(B)の外側部に配
置した廊下(15)で連通し、各住戸(A),(B),
(C)の出入口(17),(18),(19)を上記階
段ホール(13)と廊下(15)に通じるように設け
て、住戸(A),(B),(C)共に共通する部材で構
成できるようにしたことを特徴とする集合住宅用の建築
物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10531493A JPH06317030A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 集合住宅用の建築物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10531493A JPH06317030A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 集合住宅用の建築物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06317030A true JPH06317030A (ja) | 1994-11-15 |
Family
ID=14404250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10531493A Pending JPH06317030A (ja) | 1993-05-06 | 1993-05-06 | 集合住宅用の建築物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06317030A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103104106A (zh) * | 2011-11-11 | 2013-05-15 | 杨奇 | 宽视野组合空间厅住宅 |
-
1993
- 1993-05-06 JP JP10531493A patent/JPH06317030A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103104106A (zh) * | 2011-11-11 | 2013-05-15 | 杨奇 | 宽视野组合空间厅住宅 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US3656266A (en) | Buildings | |
GB2191517A (en) | Multiple-dwelling structures | |
JPH06317030A (ja) | 集合住宅用の建築物 | |
JPH05163843A (ja) | 多層建造物 | |
JP2591697B2 (ja) | 集合住宅用多層建物 | |
JP2001032545A (ja) | 集合住宅建築物 | |
JP2001139261A (ja) | 多層集合住宅用エレベーター装置 | |
JP3488095B2 (ja) | 既存集合住宅の変更装置及びエレベータ付設方法 | |
JPH0412210Y2 (ja) | ||
JP3082375U (ja) | 集合住宅用後付けエレベータのかご室昇降路の隔壁構造物 | |
JPH06167053A (ja) | ユニット構造物 | |
JP3108463U (ja) | 集合住宅 | |
JPH04363432A (ja) | 階段踊り場ユニット | |
JP4318097B2 (ja) | 集合住宅構造 | |
JP2002089056A (ja) | 既設中低層集合住宅へのエレベーターの設置工法及び該工法に使用する増築建造物 | |
JP2555526B2 (ja) | スキップ通路型中高層集合住宅の構造 | |
JP4582931B2 (ja) | メゾネット式建築物 | |
JP5486274B2 (ja) | 集合住宅 | |
JP2001173103A (ja) | ユニット建物 | |
JPH05141001A (ja) | 複数階建物ユニツト構造 | |
JPH04198567A (ja) | 建物の構造 | |
JPH0751847B2 (ja) | 集合住宅用建物 | |
JP2000027467A (ja) | 集合住宅 | |
JPH08260596A (ja) | 住宅の間仕切壁 | |
JP2000282697A (ja) | 昇降機付き階段室型集合住宅 |