JP2002089056A - 既設中低層集合住宅へのエレベーターの設置工法及び該工法に使用する増築建造物 - Google Patents

既設中低層集合住宅へのエレベーターの設置工法及び該工法に使用する増築建造物

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JP2002089056A
JP2002089056A JP2000281069A JP2000281069A JP2002089056A JP 2002089056 A JP2002089056 A JP 2002089056A JP 2000281069 A JP2000281069 A JP 2000281069A JP 2000281069 A JP2000281069 A JP 2000281069A JP 2002089056 A JP2002089056 A JP 2002089056A
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Inventor
Mitsuharu Kato
三晴 加藤
Tsuguji Nozaki
嗣示 野崎
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Fudo Kenken Kk
KIUCHI CONSTRUCTION CO Ltd
NALUX CORP
TAISEI ULEC KK
TAIYO YOCON KENSETSU KK
Toyota T&S Construction Co Ltd
Hazama Ando Corp
Yahagi Construction Co Ltd
Original Assignee
Fudo Kenken Kk
KIUCHI CONSTRUCTION CO Ltd
NALUX CORP
TAISEI ULEC KK
TAIYO YOCON KENSETSU KK
Toyota T&S Construction Co Ltd
Yahagi Construction Co Ltd
Ando Corp
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    • E04BUILDING
    • E04GSCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
    • E04G23/00Working measures on existing buildings
    • E04G23/02Repairing, e.g. filling cracks; Restoring; Altering; Enlarging
    • E04G23/0266Enlarging

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 既設の中低層集合に大幅な改修を施こすこと
なく、エレベーターを設置する工法及び増築構造物を提
供する。 【解決手段】 既設の階段部を撤去した後の各階部にエ
ントランスフロアEを設ける。他方、既設中低層集合
住宅とは別にエレベーターユニットを構築し、エレベー
ターユニットにおける各階出入口と連結する床部2aを
上下方向に並設する増設建造物を、既設中低層集合住宅
における階段部の形成側に対向状態で構築し、各階床部
から外方突出した連絡通路10、10a …の先端を、上記エ
ントランスフロアEに連結すれば、既設の中低層集合
住宅を建て替えずに、若干手を加えるだけで、エレベー
ターが設置出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベーターの無
い既設の中低層集合住宅にエレベーターを設置する工法
と、該工法に使用するエレベーター付増築建造物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、古いマンション、アパート等の中
低層集合住宅H(2階以上の集合住宅)にあってはエレ
ベーターが無い場合が多く、特に、図9に示す様な、隣
接する住戸R、Ra…を1組にしてその間に階段部S、Sa
…を設けると共に、各階踊場に両方の住戸R、Ra…の玄
関B、Ba…を設けたものが多い。又、特に古い中低層集
合住宅には高齢者が入居しているケースが多く、階段を
スロープにしたり、エレベーターを設置してバリヤフリ
ー住宅に改装することで、高齢者、身体障害者に優しい
住宅にすることが望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の様な中
低層集合住宅にエレベーターを設置する場合、各階段部
分全てにエレベーターを設置する必要があり、必要台数
以上のエレベーターを設置する必要があったり、究極的
には建替えねばならなず、多大な費用が必要になり、、
結果的にバリヤフリー化を控えてしまうことになるケー
スが多く、仮に各階段部分にエレベーターを設置したと
しても、階間の踊り場にエレベーターの出入口を設けね
ばならないことから、階段を半階分だけ昇降せねばなら
ず、完全なバリヤフリー化を達成出来ないなど、解決せ
ねばならない課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく、隣接する住戸間に階段部を設けた既設の中低
層集合住宅にエレベーターを増設することは困難な課題
に鑑み、既設の階段部を撤去した後の各階部にエントラ
ンスフロアを設け、他方、既設中低層集合住宅とは別に
エレベーターユニットを構築し、エレベーターユニット
における各階出入口と連結する床部を上下方向に並設す
る増設建造物を、既設中低層集合住宅における階段部の
形成側に対向状態で構築し、各階床部から外方突出した
連絡通路の先端を、上記エントランスフロアに連結する
ことによって、既設の中低層集合住宅を建て替えずに、
若干手を加えるだけで、エレベーターを設置可能にし
て、上記課題を解決する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施を図面に基づ
いて説明する。図1は、本発明に係る増築建造物の正面
図、図2は、図1のX1ーX1断面図、図3は、図1のX2ー
X2断面図、図4は、図1のY1ーY1断面の要部拡大図、図
5は、図1のY2ーY2断面の要部拡大図、図6、7は、増
築建造物の一構成部材である支持パネル、側方パネルの
正面図、図8は、廊下ユニットの要部斜視図である。本
発明に係る既設中低層集合住宅Hにエレベーターを設置
するための増築建造物1にあっては、図1〜4に示す様
に、上下方向に所定間隔毎に配列した複数の床部2、2a
…と、隣接する床部2、2a…間の間隔を保持する構造体
3、3a…により構成され、該増築建造物1の側部に、後
述するエレベーターユニット30を、望ましくは階段ユニ
ット22、22を構築する様にしている。
【0006】具体的には、基礎10上に、例えばPC板
(プレキャストコンクリート板)の様な複数枚のパネル
5、5a…、6、6a…、7、7a…、8、8、8a、8a…を適
宜組み立て構築された廊下ユニット9、9a…を上下方向
に積重、固設して形成され、水平なパネル5、5a…、
6、6a…により床部2、2a…を、垂直なパネル7、7a
…、8、8、8a、8a…により間隔保持構造体3、3a…を
夫々形成している。廊下ユニット9、9a…にあっては、
適宜組み合わせられた水平な横長矩形状の床パネル5、
5a…及び縦長矩形状の突出床パネル6、6a…と、隣接す
る床パネル5、5a…及び突出床パネル6、6a…間に設け
た垂直な支持パネル7、7a…と、床パネル5、5a…の両
側方に設けた、両端部を支持パネル7、7a…に固定した
側方パネル8、8、8a、8a…とにより構成されている。
又、突出床パネル6、6a…の端部を床パネル5、5a…の
一側部より突出させ、かかる突出部位を既設中低層集合
住宅Hへの連絡通路10、10a …としている。
【0007】支持パネル7、7a…の具体的構成は、図6
に示す様に、一対の両側部材11、11a と、床パネル5、
5a…又は突出床パネル6、6a…の下方に位置する水平部
材12を一体化してH形状に形成している。又、両側部材
11、11a の両側面に、側方パネル8、8、8a、8a…の両
端部の連結部13、13、13a 、13a を形成している。側方
パネル8、8、8a、8a…の具体的構成は、図7に示す様
に、支持パネル7、7a…への一対の固定部材14、14a
と、該固定部材14、14a の上端部間に位置する主体部材
15を一体化して横長門形状に形成している。又、側方パ
ネル8、8、8a、8a…の両端部に支持パネル7、7a…の
連結部13、13、13a 、13a への連結部16、16、16a 、16
a を形成している。又、側方パネル8、8、8a、8a…に
おける主体部材15の内側面下部に、床パネル5、5a…の
両側部を受承する水平な支持突条17、17、17a 、17a …
を一体突設している。又、各突出床パネル6、6a…の両
側部を、その両側方に位置する支持パネル7、7a…の対
向面に形成した水平な支持突条18、18で受承している。
即ち、支持パネル7、7a…にあっては、支持突条18、18
の有無の2種類があり、これらを適宜混在させて使用し
ている。尚、支持パネル7、7a…と側方パネル8、8、
8a、8a…、支持パネル7、7a…同志、側方パネル8、
8、8a、8a…同志、側方パネル8、8、8a、8a…と床パ
ネル5、5a…及び突出床パネル6、6a…の連結構造にあ
っては、一般的なPC板の連結構造を採用しているた
め、それらの詳細構造は図面上省略する。よって、各廊
下ユニット9、9a…には、側方パネル8、8、8a、8a…
における床パネル5、5a…より上方部位で所謂腰壁19、
19、19a 、19a …を形成している。又、各廊下ユニット
9、9a…は支持パネル7、7a…で仕切られているが、下
方の廊下ユニット9、9a…における支持パネル7、7a…
の両側部材11、11a 間及び上方の廊下ユニット9a、9b…
における支持パネル7、7a…の両側部材11、11a 間が開
いており、当該箇所に開口部が形成されて、通行者が通
過可能に成っている。よって、増築建造物1における床
部2、2a…は、床パネル5、5a…及び突出床パネル6、
6a…で構成し、支持構造体8、8a…は、支持パネル7、
7a…及び側方パネル8、8、8a、8a…で構成されてい
る。又、増築建造物1の上部に屋根部20を構築してい
る。
【0008】又、図1〜4に示した増築建造物1の1階
部にあっては、基礎4の梁部4aを丈高に形成すると共
に、その内側に1階の床部2を形成し、梁部4aに1階廊
下部8の内外を行き来することを可能にする通路口21、
21a …を形成して構成され、2階部以上にあっては、廊
下ユニット9、9a…により構成されている。
【0009】尚、上記実施例における廊下ユニット9、
9a…にあっては、支持パネル7、7a…をH形状に、側方
パネル8、8、8a、8a…を横長門形状に形成している
が、これは、側方パネル8、8、8a、8a…間の中間部位
に床パネル5、5a…を配置するために上記形状に形成し
ただけであり、例えば、図示しないが、側方パネル8、
8、8a、8a…間の下端部位に床パネル5、5a…を配置す
る様に、支持パネル7、7a…を、両側部材11、11a の上
方間に水平部材12を設けて門形状に形成すると共に、側
方パネル8、8、8a、8a…を、固定部材14、14a の下端
部間に主体部材15を設けて逆門形状に形成しても良い。
又、上記実施例における増築建造物1にあっては、1階
部を基礎4の梁部4aで形成すると共に、その他の階層部
を廊下ユニット9、9a…で形成しているが、かかる形態
に限定せず、図示しないが、全ての階層部を廊下ユニッ
ト9、9a…で構築しても良い。
【0010】増築建造物1の両端部に設置した階段ユニ
ット22、22にあっては、外壁部23を、例えばPC板(プ
レキャストコンクリート板)の様な複数枚のパネル24、
24a…を適宜組み立てて構築し、かかる外壁部23内に階
段25を構築し、該階段25にあっては、各階層部の踊り場
パネル26、26a …、各階層部間の踊り場パネル27、27a
…及び階段ブロック28、28a …を外壁部23内の所定位置
に組み付けて形成している。又、階段ユニット22、22の
外壁部23における増築建造物1の各階層部との対向位置
に連絡開口部29、29a …を形成すると共に、各階層部の
踊り場パネル26、26a …を連絡開口部29、29a …より突
出させて、増築建造物1の床部2、2a…に連結してい
る。
【0011】エレベーターユニット30にあっては、エレ
ベーターピット31を、例えばPC板(プレキャストコン
クリート板)の様な複数枚のパネル32、32a …を適宜組
み立てて構築し、かかるエレベーターピット31内にケー
ジ33を昇降自在に収容すると共に、エレベーターピット
31の上部にケージ33の昇降駆動部(図示せず)を配設し
ている。又、階段ユニット22、22にエレベーターユニッ
ト30を付設すると共に、該エレベーターユニット30の各
階層部への出入口34、34a …を階段ユニット22、22の外
壁部23に形成して、階段ユニット22、22における踊り場
パネル26、26a …からエレベーターユニット30における
ケージ33に乗降する様にするのが好ましく、床部2、2a
…は、踊り場パネル26、26a …を介して上記出入口34、
34a …に連結している。
【0012】尚、上記実施例及び図面に示されている通
り、エレベーターユニット30を階段ユニット22、22に付
設することが最良の形態であるが、図示しないが、別個
なものとして増築建造物1に付設しても良い。
【0013】次に本発明に係る既設中低層集合住宅にお
けるエレベーターの増設工法について説明する。 (1)既設中低層集合住宅Hの階段部S、Sa…(但し、
地面から1階までの階段及び1階の踊り場を除く)を、
各階の踊り場F2、F3…を除いて撤去した後、該踊り場F
2、F3…に連続する様に床パネル35、35a …を設置し
て、踊り場F2、F3…及び床パネル35、35a …によりエン
トランスフロアE2、E3…を設ける。 (2)既設中低層集合住宅Hの階段部S、Sa…の形成側
に増築建造物1を並列、構築すると共に、各階廊下部
8、8a…からの突出床パネル6、6a…の先端を、上記エ
ントランスフロアE2、E3…(床パネル35、35a …)に連
結する。 尚、(1)工程における床パネル35、35a …の設置方法
にあっては、階段部S、Sa…を形成する両側壁面W、Wa
に水平な一対のブラケット36、36a を設置すると共に、
該ブラケット36、36a 上に床パネル35、35a …の両側部
を載置、固定する様にしている。尚、図面上、増築建造
物1にあっては、階段部S、Sa…における地面から1階
までの階段及び各階の踊り場を除く全てを撤去して設置
されるが、段落番号
〔0009〕に記載の全ての階層部
を廊下ユニット9、9a…で構築した増築建造物1の場
合、地面から1階までの階段も撤去して、踊り場F1に連
続する様に床パネルを設置する様にしている。
【0014】更に、上記(2)工程における増築建造物
1の構築方法を具体的に説明する。 (2ー1)基礎4を構築する。 (2ー2)基礎4上に廊下ユニット9、9a…を積重、固
定する。 (2ー3)廊下ユニット9、9a…の最上層のものに屋根
部20を構築する。
【0015】次に本発明に係る増築建造物の作用につい
て説明する。階段ユニット30内の階段25を登ったり、エ
レベーターユニット30におけるケージ33に載って所望階
まで上がり、増築建造物1における所望階の床部2、2a
…、連絡通路10、10a …及び既設中低層集合住宅H側の
床パネルE1、E2…を介して住戸R、Ra…の玄関B、Ba…
まで無理なく到達可能になる。
【0016】又、支持パネル7、7a…における両側部材
は、側方パネル8、8、8a、8a…の外面より外方突出状
態となり、増築建造物1の倒壊を防止する。
【0017】
【発明の効果】要するに本発明は、既設の階段部S、Sa
…を撤去した後の各階部にエントランスフロアE1、E2…
を設け、他方、既設中低層集合住宅とは別にエレベータ
ーユニット30を構築し、エレベーターユニット30におけ
る各階出入口34、34a …と連結する床部2、2a…を上下
方向に並設する増設建造物1を、既設中低層集合住宅H
における階段部S、Sa…の形成側に対向状態で構築し、
各階床部2、2a…から外方突出した連絡通路10、10a …
の先端を、上記エントランスフロアE1、E2…に連結する
様にしたので、増築建造物1と各住戸R、Ra…の玄関
B、Ba…間を自由に行き来することが出来る。又、エレ
ベーターユニット30によって増築建造物1の各階部に簡
単に昇降することが出来る。よって、階段を昇降せず
に、エレベーターを利用して所望階に移動することが出
来る。つまり、既設中低層集合住宅Hにおける階段部
S、Sa…の一部又は全部の撤去作業及び増築建造物1の
構築作業を行えば、既設中低層集合住宅Hに必要最小限
の台数のエレベーターを設置することが出来るため、必
要台数以上のエレベーターを設置せずに、或いは建替え
ずにバリヤフリー化することが出来る。
【0018】又、エレベーターユニット30における各階
出入口34、34a …と連結する床部2、2a…と、隣接する
床部2、2a…間の間隔を保持する構造体3、3a…とによ
り構成し、各階床部2、2a…から連絡通路10、10a …を
突設して増築建造物1と成したので、上記既設中低層集
合住宅Hへのエレベーターの設置工法を実現可能にする
ことが出来る。
【0019】又、既設中低層集合住宅Hの幅方向に並列
配置した複数枚の支持パネル7、7a…と、隣接する一対
の支持パネル7、7a…間に配置された床パネル5、5a…
及び突出床パネル6、6a…と、床パネル5、5a…の両側
部に設けると共にその両側部を支持パネル7、7a…に固
設した側方パネル8、8、8a、8a…とで組み立てられた
廊下ユニット9、9a…を上下方向に積重し形成して、床
パネル5、5a…及び突出床パネル6、6a…でエレベータ
ーユニット30における各階出入口34、34a …と連結する
各階床部2、2a…を形成し、支持パネル7、7a…及び側
方パネル8、8、8a、8a…で間隔保持構造体3、3a…を
形成し、突出床パネル6、6a…における既設中低層集合
住宅H側への突出部位を連絡通路10、10a …としたの
で、工場で製造されたパネルを組み立てるだけで、増築
建造物1を構築することが出来るため、既設中低層集合
住宅Hの改築期間の短縮化を図ることが出来る。
【0020】又、各階床部2、2a…に、階段ユニット2
2、22における各階踊り場を連結したので、該階段ユニ
ット22、22又はエレベーターユニット30のどちらかを選
択して各階へ昇降することが出来、エレベーターユニッ
ト30が使用不可に成った場合でも各階へ昇降することが
出来る等その実用的効果甚だ大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る増築建造物の正面図である。
【図2】図1のX1ーX1断面図である。
【図3】図1のX2ーX2断面図である。
【図4】図1のY1ーY1断面の要部拡大図である。
【図5】図1のY2ーY2断面の要部拡大図である。
【図6】増築建造物の一構成部材である支持パネルの正
面図である。
【図7】増築建造物の一構成部材である側方パネルの正
面図である。
【図8】廊下ユニットの要部斜視図である。
【図9】本発明に係る増築建造物の増設対象である既設
中低層集合住宅の1例を示す水平断面の概略図である。
【符号の説明】
1 増設建造物 2、2a… 床部 3、3a… 間隔保持構造体 5、5a… 床パネル 6、6a… 突出床パネル 7、7a… 支持パネル 8、8、8a、8a… 側方パネル 9、9a… 廊下ユニット 10、10a … 連絡通路 22、22 階段ユニット 30 エレベーターユニット 34、34a … 出入口 E1、E2… エントランスフロア H 既設中低層集合住宅 S、Sa… 階段部
フロントページの続き (71)出願人 500434129 大洋ヨーコン建設株式会社 愛知県名古屋市中川区西日置町10ー225 (71)出願人 000241474 豊田総建株式会社 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 (71)出願人 591043905 フドウ建研株式会社 東京都台東区台東一丁目3番5号 (71)出願人 391019016 株式会社ナルックス 三重県四日市市天カ須賀5丁目4番13号 (71)出願人 000245852 矢作建設工業株式会社 愛知県名古屋市東区葵三丁目19番7号 (72)発明者 加藤 三晴 名古屋市東区葵3丁目19番7号 矢作建設 工業株式会社内 (72)発明者 野崎 嗣示 愛知県豊田市亀首町上向イ田65番地 豊田 総建株式会社内 Fターム(参考) 2E176 AA01 BB34 3F305 AA08 BA08 DA07 DA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する住戸間に階段部が設けられた既
    設中低層集合住宅にエレベーターを設置する工法であっ
    て、 既設の階段部を撤去した後の各階部にエントランスフロ
    アを設け、 他方、既設中低層集合住宅とは別にエレベーターユニッ
    トを構築し、 エレベーターユニットにおける各階出入口と連結する床
    部を上下方向に並設する増設建造物を、既設中低層集合
    住宅における階段部の形成側に対向状態で構築し、 各階床部から外方突出した連絡通路の先端を、上記エン
    トランスフロアに連結する様にしたことを特徴とする既
    設中低層集合住宅へのエレベーターの設置工法。
  2. 【請求項2】 エレベーターユニットにおける各階出入
    口と連結する床部と、隣接する床部間の間隔を保持する
    構造体とにより構成し、各階床部から連絡通路を突設し
    たことを特徴とする既設中低層集合住宅におけるエレベ
    ーターの設置工法に使用する増築建造物。
  3. 【請求項3】 既設中低層集合住宅の幅方向に並列配置
    した少なくとも2枚の支持パネルと、隣接する一対の支
    持パネル間に配置された床パネル及び突出床パネルと、
    床パネルの両側部に設けると共にその両側部を支持パネ
    ルに固設した側方パネルとで組み立てられた廊下ユニッ
    トを上下方向に積重して形成し、床パネル及び突出床パ
    ネルでエレベーターユニットにおける各階出入口と連結
    する各階床部を形成し、支持パネル及び側方パネルで間
    隔保持構造体を形成し、突出床パネルにおける既設中低
    層集合住宅側への突出部位を連絡通路としたことを特徴
    とする請求項2記載の既設中低層集合住宅におけるエレ
    ベーターの設置工法に使用する増築建造物。
  4. 【請求項4】 各階床部に、階段ユニットにおける各階
    踊り場を連結したことを特徴とする請求項2又は3記載
    の既設中低層集合住宅におけるエレベーターの設置工法
    に使用する増築建造物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004031512A1 (ja) * 2002-10-03 2004-04-15 Kabushiki Kaisha Miracle Three Corporation 階段室型共同住宅の増築方法及びこの方法を用いて増築された建築物
CN117328706A (zh) * 2023-11-30 2024-01-02 中国建筑设计研究院有限公司 既有住宅无障碍微打扰加装电梯的改造方法及改造系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2004031512A1 (ja) * 2002-10-03 2004-04-15 Kabushiki Kaisha Miracle Three Corporation 階段室型共同住宅の増築方法及びこの方法を用いて増築された建築物
CN117328706A (zh) * 2023-11-30 2024-01-02 中国建筑设计研究院有限公司 既有住宅无障碍微打扰加装电梯的改造方法及改造系统

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