JPH0631617Y2 - スイッチの照明装置 - Google Patents
スイッチの照明装置Info
- Publication number
- JPH0631617Y2 JPH0631617Y2 JP1989012429U JP1242989U JPH0631617Y2 JP H0631617 Y2 JPH0631617 Y2 JP H0631617Y2 JP 1989012429 U JP1989012429 U JP 1989012429U JP 1242989 U JP1242989 U JP 1242989U JP H0631617 Y2 JPH0631617 Y2 JP H0631617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lamp
- circuit board
- printed circuit
- operation knob
- slide block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案はスイッチの照明装置に関するものである。
（従来の技術） 従来、自動車のヒーターコントロールパネル等に取り付
けられるスイッチには、ケース内に、スイッチ本体を取
り付けたプリント基板と、先端に操作ノブを有するスラ
イドブロックとを収容し、操作ノブの押圧操作によりス
ライドブロックを介してスイッチ本体をオン，オフする
ようにしたものがある。この種のスイッチは、前記プリ
ント基板に照明ランプを取り付け、該照明ランプの光を
スライドブロックの内部に導光して操作ノブの内面に照
射することにより、操作ノブの外面の表示が夜間でも視
認できるようになっている。
けられるスイッチには、ケース内に、スイッチ本体を取
り付けたプリント基板と、先端に操作ノブを有するスラ
イドブロックとを収容し、操作ノブの押圧操作によりス
ライドブロックを介してスイッチ本体をオン，オフする
ようにしたものがある。この種のスイッチは、前記プリ
ント基板に照明ランプを取り付け、該照明ランプの光を
スライドブロックの内部に導光して操作ノブの内面に照
射することにより、操作ノブの外面の表示が夜間でも視
認できるようになっている。
（考案が解決しようとする課題） しかしながら、前記従来のスイッチの照明装置では、照
明ランプの光がプリント基板で反射して、その反射光が
プリント基板とスライドブロックの間の隙間を通って操
作ノブの周囲から外部に漏出するので、かえって操作ノ
ブの外面の表示が見にくくなっていた。また、照明ラン
プの発する熱によりスライドブロックや操作ノブが加熱
されて変形することがある等の問題があった。
明ランプの光がプリント基板で反射して、その反射光が
プリント基板とスライドブロックの間の隙間を通って操
作ノブの周囲から外部に漏出するので、かえって操作ノ
ブの外面の表示が見にくくなっていた。また、照明ラン
プの発する熱によりスライドブロックや操作ノブが加熱
されて変形することがある等の問題があった。
本考案は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、光漏れ
やランプの発熱による部材の熱変形のないスイッチの照
明装置を提供することを目的とする。
やランプの発熱による部材の熱変形のないスイッチの照
明装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） 前記目的を達成するため、本考案は、ケース内に配設さ
れたプリント基板に取り付けられた照明ランプと、前記
ケース内でスライド可能に保持され、先端に操作ノブを
有するとともに、前記照明ランプが貫通して内部に突出
するランプ貫通穴を有するスライドブロックとを備え、 前記プリント基板の前記照明ランプの近傍で、かつ、前
記照明ランプより前記操作ノブ側の位置に、前記ランプ
貫通穴より前記プリント基板に向かう前記照明ランプの
光が通過する光反射防止穴を形成したものである。
れたプリント基板に取り付けられた照明ランプと、前記
ケース内でスライド可能に保持され、先端に操作ノブを
有するとともに、前記照明ランプが貫通して内部に突出
するランプ貫通穴を有するスライドブロックとを備え、 前記プリント基板の前記照明ランプの近傍で、かつ、前
記照明ランプより前記操作ノブ側の位置に、前記ランプ
貫通穴より前記プリント基板に向かう前記照明ランプの
光が通過する光反射防止穴を形成したものである。
（作用） 前記構成によれば、照明ランプよりプリント基板に向か
った光の大部分は、当該プリント基板で反射することな
く光反射防止穴を通過する。これにより、プリント基板
とスライドブロックの間の隙間を通って操作ノブ側に向
かう光が減少する。
った光の大部分は、当該プリント基板で反射することな
く光反射防止穴を通過する。これにより、プリント基板
とスライドブロックの間の隙間を通って操作ノブ側に向
かう光が減少する。
また、スライドブロック内で照明ランプから発する熱は
プリント基板の光反射防止穴を通って外部に流出する。
プリント基板の光反射防止穴を通って外部に流出する。
（実施例） 次に、本考案の一実施例を添付図面に従って説明する。
第１図〜第３図は本考案に係る照明装置を備えたプッシ
ュスイッチを示す。図において、１は図中右側の前面が
開口する矩形のケースで、内部にはプリント基板２とス
ライドブロック３が収容されている。
ュスイッチを示す。図において、１は図中右側の前面が
開口する矩形のケースで、内部にはプリント基板２とス
ライドブロック３が収容されている。
プリント基板２には、プッシュスイッチ本体４と照明ラ
ンプ５が実装され、プッシュスイッチ本体４がケース１
の奥側に位置し、照明ランプ５がケース１の略中央に位
置するように、ケース１の下側の内壁面上に取り付けら
れている。
ンプ５が実装され、プッシュスイッチ本体４がケース１
の奥側に位置し、照明ランプ５がケース１の略中央に位
置するように、ケース１の下側の内壁面上に取り付けら
れている。
スライドブロック３は、図中右側の前端に操作ノブ６が
嵌着された中空のもので、操作ノブ６がケース１の前面
開口部から突出するように前記プリント基板２の上方に
収容されている。操作ノブ６には、透光性材料で形成さ
れた表示部６ａが設けられ、この表示部６ａが照明ラン
プ５により照明されるようになっている。そして、この
スライドブロック３は、図中左側の後端に前記プッシュ
スイッチ本体４の操作軸７の先端が係合するとともに、
図中下側の壁面に設けたランプ貫通穴８に前記照明ラン
プ５が突入して、前後に摺動可能になっている。
嵌着された中空のもので、操作ノブ６がケース１の前面
開口部から突出するように前記プリント基板２の上方に
収容されている。操作ノブ６には、透光性材料で形成さ
れた表示部６ａが設けられ、この表示部６ａが照明ラン
プ５により照明されるようになっている。そして、この
スライドブロック３は、図中左側の後端に前記プッシュ
スイッチ本体４の操作軸７の先端が係合するとともに、
図中下側の壁面に設けたランプ貫通穴８に前記照明ラン
プ５が突入して、前後に摺動可能になっている。
前記プリント基板２の照明ランプ５の近傍で、かつ、操
作ノブ６側の位置には、光反射防止穴９が設けられてい
る。この光反射防止穴９は、第１図，第２図に示すよう
に、操作ノブ６がケース１の開口部より突出してプッシ
ュスイッチ本体４がオフ状態にあるときに、スライドブ
ロック３のランプ貫通穴８とほぼ重なり、また、第３図
に示すようにスライドブロック３が図中左側に摺動して
プッシュスイッチ本体４がオン状態にあるときには、ラ
ンプ貫通穴８と重ならずスライドブロック３の下に隠れ
るようになっている。
作ノブ６側の位置には、光反射防止穴９が設けられてい
る。この光反射防止穴９は、第１図，第２図に示すよう
に、操作ノブ６がケース１の開口部より突出してプッシ
ュスイッチ本体４がオフ状態にあるときに、スライドブ
ロック３のランプ貫通穴８とほぼ重なり、また、第３図
に示すようにスライドブロック３が図中左側に摺動して
プッシュスイッチ本体４がオン状態にあるときには、ラ
ンプ貫通穴８と重ならずスライドブロック３の下に隠れ
るようになっている。
なお、１０はあらかじめケース１に収容されたプリント
基板２に照明ランプ５が取り付けるための開口穴であ
る。
基板２に照明ランプ５が取り付けるための開口穴であ
る。
以上の構成からなるプッシュスイッチにおいて、第１
図，第２図に示すオフ状態では、照明ランプ５よりラン
プ貫通穴８を通過してプリント基板２に向かって斜め下
方向に向かう光のうち操作ノブ５側の光は、第２図中矢
印Ａで示すように、プリント基板２で反射することなく
光反射防止穴９を貫通してプリント基板２とケース１の
間に進行する。これにより、プリント基板２とスライド
ブロック３の間の隙間を通って操作ノブ６の周囲から外
部に漏出する光が減少する。
図，第２図に示すオフ状態では、照明ランプ５よりラン
プ貫通穴８を通過してプリント基板２に向かって斜め下
方向に向かう光のうち操作ノブ５側の光は、第２図中矢
印Ａで示すように、プリント基板２で反射することなく
光反射防止穴９を貫通してプリント基板２とケース１の
間に進行する。これにより、プリント基板２とスライド
ブロック３の間の隙間を通って操作ノブ６の周囲から外
部に漏出する光が減少する。
また、照明ランプ５が発する熱は、スライドブロック３
のランプ貫通穴８からプリント基板２の光反射防止穴９
を通って、ケース１に設けた開口穴１０より外部に流出
する。
のランプ貫通穴８からプリント基板２の光反射防止穴９
を通って、ケース１に設けた開口穴１０より外部に流出
する。
一方、第３図に示すオン状態では、スライドブロック３
の図中左側への摺動に伴い、ランプ貫通穴８の操作ノブ
６側の縁が照明ランプ５に近接している。従って、照明
ランプ５より操作ノブ６側に斜め下方向に向かう光は、
図中矢印Ｂで示すように、スライドブロック３の内面で
反射し、外部に漏れることはない。
の図中左側への摺動に伴い、ランプ貫通穴８の操作ノブ
６側の縁が照明ランプ５に近接している。従って、照明
ランプ５より操作ノブ６側に斜め下方向に向かう光は、
図中矢印Ｂで示すように、スライドブロック３の内面で
反射し、外部に漏れることはない。
（考案の効果） 以上の説明から明らかなように、本考案によれば、照明
ランプの光は、プリント基板とスライドブロックとの隙
間を通って操作ノブの周囲より外部に漏出しないため、
操作ノブに設けた表示が見易くなる。また、照明ランプ
の発する熱は、光反射防止穴を通って外部に放熱される
ため、スライドブロックや操作ノブが熱変形することは
ない等の効果を有している。
ランプの光は、プリント基板とスライドブロックとの隙
間を通って操作ノブの周囲より外部に漏出しないため、
操作ノブに設けた表示が見易くなる。また、照明ランプ
の発する熱は、光反射防止穴を通って外部に放熱される
ため、スライドブロックや操作ノブが熱変形することは
ない等の効果を有している。
第１図，第２図は本考案に係る照明装置を備えたプッシ
ュスイッチのオフ状態を示すそれぞれ水平断面図、垂直
断面図、第３図はそのオン状態を示す垂直断面図であ
る。 ２…プリント基板、３…スライドブロック、 ５…照明ランプ、６…操作ノブ、 ９…光反射防止穴。
ュスイッチのオフ状態を示すそれぞれ水平断面図、垂直
断面図、第３図はそのオン状態を示す垂直断面図であ
る。 ２…プリント基板、３…スライドブロック、 ５…照明ランプ、６…操作ノブ、 ９…光反射防止穴。
Claims (1)
- 【請求項１】ケース内に配設されたプリント基板に取り
付けられた照明ランプと、前記ケース内でスライド可能
に保持され、先端に操作ノブを有するとともに、前記照
明ランプが貫通して内部に突出するランプ貫通穴を有す
るスライドブロックとを備え、 前記プリント基板の前記照明ランプの近傍で、かつ、前
記照明ランプより前記操作ノブ側の位置に、前記ランプ
貫通穴より前記プリント基板に向かう前記照明ランプの
光が通過する光反射防止穴を形成したことを特徴とする
スイッチの照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012429U JPH0631617Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | スイッチの照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989012429U JPH0631617Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | スイッチの照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02102624U JPH02102624U (ja) | 1990-08-15 |
| JPH0631617Y2 true JPH0631617Y2 (ja) | 1994-08-22 |
Family
ID=31221863
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989012429U Expired - Fee Related JPH0631617Y2 (ja) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | スイッチの照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0631617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3000432B2 (ja) * | 1996-04-15 | 2000-01-17 | 道明 苅田 | トイレットペーパーオートフィーダ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH029471Y2 (ja) * | 1980-11-28 | 1990-03-08 | ||
| JPS6331453U (ja) * | 1986-08-18 | 1988-03-01 |
-
1989
- 1989-02-02 JP JP1989012429U patent/JPH0631617Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02102624U (ja) | 1990-08-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |