JPH081515Y2 - 操作ボタン付表示装置 - Google Patents

操作ボタン付表示装置

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JPH081515Y2
JPH081515Y2 JP1988053978U JP5397888U JPH081515Y2 JP H081515 Y2 JPH081515 Y2 JP H081515Y2 JP 1988053978 U JP1988053978 U JP 1988053978U JP 5397888 U JP5397888 U JP 5397888U JP H081515 Y2 JPH081515 Y2 JP H081515Y2
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JP
Japan
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JP1988053978U
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Inventor
誠司 江本
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Isuzu Motors Ltd
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Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、車両等に搭載される各種機器に使用されて
いる操作ボタン付表示装置に関するものである。
〔従来の技術〕
車両等にはドライバーが操作すべき種々の機器が搭載
されているが、操作ボタンに隣接して、操作の内容を示
す表示装置が設けられていることが多い。
第3図に、従来の操作ボタン付表示装置を適用したエ
アコンパネルの一部拡大図を示す。第3図において、1
は表示板、2は操作ボタン、3は光源、4はインディケ
ータ、5はパネルである。パネル5内部の表示板1の背
後に光源3が設けられており、夜間等にはこれを点灯し
て表示板1の表示を明瞭にする。
操作ボタン2にはインディケータ4として発光素子が
施されている。操作ボタン2を操作して押し込むと、操
作された操作ボタン2のインディケータ4が点灯する。
これにより、どの操作ボタン2が操作されたのかを表示
する。
〔考案が解決しようとする課題〕
(問題点) しかしながら、前記した従来の操作ボタン付表示装置に
は、次のような問題点があった。
第1の問題点は、外部からの直射光が操作ボタンつい
で表示板へと反射してドライバーの目に入ったり、表示
板からの表示光がフロントガラスの内面で反射してやは
りドライバーの目に入ったりするという問題点である。
このような光は、ドライバーを眩惑することとなり、運
転に支障を来す。
第2の問題点は、表示板の表示用の他に、操作ボタン
のインディケータ用に独立の発光素子を必要としていた
という問題点である。
(問題点の説明) 第4図に、従来の操作ボタン付表示装置を示す。
第4図において、第3図と同じ符号のものは、第3図の
ものに対応している。そして、6はフロントガラス、7
は車両の屋根、8はドライバーの目である。
表示板1は、操作ボタン2の上面に対して直角ないし
は多少鈍角に開く位置関係になるよう、パネル5の前面
に設けられている。
昼間にあっては、フロントガラス6を通って直射光a
が進入して来る。直射光aの中には、第4図に示したよ
うに、操作ボタン2の上面で反射して表示板1に向か
い、表示板1で更に反射してドライバーの目8に入るも
のがある。このような光は、ドライバーを眩惑させる原
因するとなり、運転上好ましくない。
夜間にあたっては、光源3の光を受けて、表示板1の
表示部が発光するが、その表示部からの光(表示光)の
一部は、第4図の光線bの如くフロントガラス6の内面
で反射し、ドライバーの目8に入る。このような光は、
やはりドライバーを眩惑させる原因となり、夜間におけ
る運転の支障となる。
またインディケータ4用として、光源3とは独立した
発光素子を用意してやらなければならず、コスト高とな
っていた。
なお、上記のような光をなくす試みが、従来、全然な
されなかったかというと、そういうわけでもない。例え
ば、第5図、第6図のような試みがなされている。
第5図は、表示光のフロントガラスでの反射を防止し
た例である。これは、偏光レンズ11を用いて、表示光が
フロントガラスの方に行かぬようにしたものである。
第6図は、車外からの直射光の表示板での反射を防止
した例である。パネル5の前面上部にひさし5−1を設
け、反射してドライバーの目に入るような直射光の入射
を防止している。
しかし、第5図のものは、余分に偏光レンズ11を必要
とするので、コスト高となってしまうし、第6図のもの
は、表示板1を含めたパネル前面が不格好になてしまう
等という別の難点があった。
本考案は、以上のような問題点を解決することを課題
とするものである。
〔課題を解決するための手段〕 前記課題を解決するため、本考案の操作ボタン付表示
装置では、パネルに配設した操作ボタンに隣接してその
機能を表示する表示板が設けられた操作ボタン付表示装
置において、前記表示板を前記操作ボタンの一側面に鋭
角をなして対向せしめるよう配設し、表示板背後に設け
た光源により表示板を通過した光が操作ボタン側面で運
転者側に反射するようにした。
〔作用〕
表示板と操作ボタンの1側面とが鋭角を成すように設
けられることにより、次のような作用をする。
第1の作用は、夜間等において光源が点灯された場
合、表示板を通過した光が前記一側面を良好に照射し、
照射された面は、操作ボタンの操作状態を示すインディ
ケータの役目を果たすという作用である。
第2の作用は、外部から直射光が入って来て操作ボタ
ンの前記一側面ついで表示板へと反射しても、その反射
光を表示板を見る人の目に入らない方向に反射させてし
まうという作用である。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図に、本考案の実施例にかかわる操作ボタン付表
示装置を示す。第1図において、第4図と同じ符号のも
のは、第4図のものと対応している。
構成上、第4図の従来例と異なる点は、次の2点であ
る。第1の点は、表示板1を、その面が操作ボタン2の
上面に対して鋭角になるように前傾させたという点であ
る。第2の点は、操作ボタン2から、独立した発光素子
により発光するインディケータを廃したという点であ
る。
表示板1の面は、操作ボタン2の上面に対して鋭角に
なるよう前傾させるが、そのようにする第1の目的は、
車両の外から入って来る直射光が、操作ボタン2の上面
→表示板1と反射しても、その反射光がドライバーの目
8に入らないようにするためである。即ち、直射光cが
入って来ても、第1図に示したように反射し、直射光c
は表示板1を出た後、ドライバーの目8より下方にそれ
る。逆に言うならば、外部直射光の反射したものがドラ
イバーの目8に入らないように表示板1を前傾して配置
する。
前傾させる第2の目的は、表示板1の表示光で操作ボ
タン2の上面を照射するためである(第1図中の光線d
参照)。上面を照射すると、押し込まれた操作ボタン2
の上面の照射面積は、押し込まれた分だけ少なくなる。
従って、全部の操作ボタンを見渡した時、照射面に凹凸
が出来る。そして、その凹凸が、どの操作ボタンが操作
されたのかを示すこととなる。
操作ボタン2の操作状態の表示が、上記のようにして
なされるから、独立した発光素子を用いた従来のような
インディケータは不要となる。
なお、表示板1を前傾させるといっても、上記のよう
な目的を達成する程度の傾きに留めるわけであるから、
ドライバーは充分に視認することができる(第1図中の
光線e参照)。
第2図に、本考案を適用した車両用エアコンパネルを
示す。9は温度コントロールつまみ、10は風量切換つま
みである。
各種の表示板1は、前傾して取付けられている。夜間
等において表示板1が発光させられた場合、操作ボタン
2の上面はその光により照射され、照射面の凹凸によ
り、どの操作ボタン2が操作されたのかが分かる。ま
た、温度コントロールつまみ9や風量切換つまみ10は、
その上面が照射されることにより、どの位置に操作され
ているかが分かる。
この例からも分かるように、出入される形式の操作ボ
タンのみならず、他の形式のボタンやつまみであって
も、照射されている上面全体が、インディケータの役割
を果たすことになる。
第7図は、本考案によれば、操作ボタン付表示装置を
設けるパネルの高さが低くできることを示す図である。
いずれも操作ボタン付表示装置の側方から見た断面図で
あるが、第7図(イ)は従来例であり、第7図(ロ)は
本考案のものである。
同じ幅の表示板1を用いた場合、本考案では前傾させ
てパネル5に取付けるので、上下方向の高さL2は、従
来の高さL1より低くて済む。
低くできるということは、車両のインストルメントパ
ネルのデザインを考える上で有力な武器となる。
以上の例では、操作ボタンの上面を照射する例を示し
たが、上面に限られるわけではない。設置個所に応じ場
合によっては、他の側面を照射するようにしてもよい。
〔考案の効果〕 以上述べた如く、本考案によれば、次のような効果を
奏する。
第1に、操作ボタンの操作状態を表示するのに、独立
した発光素子を有するインディケータが不要となる。
夜間等において光源が点灯された場合、表示板を通過
した光が操作ボタンの一側面を良好に照射し、照射され
た面は、操作ボタンの操作状態を示すインディケータの
役目を果たしてくれるからである。
第2に、外部から直射光が入って来て操作ボタンの側
面ついで表示板へと反射しても、表示板を見る人の目に
入らない方向に、反射光を導く。特に、車両のインスト
ルメントパネル等に本考案を適用した場合、ドライバー
は、上記のような反射光によって眩惑されることがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図……本考案の実施例にかかわる操作ボタン付表示
装置 第2図……本考案を適用した車両用エアコンパネル 第3図……従来の操作ボタン付表示装置を適用したエア
コンパネルの一部拡大図 第4図……従来の操作ボタン付表示装置 第5図……表示光のフロントガラスでの反射を防止した
例を示す図 第6図……車外からの直射光の表示板での反射を防止し
た例を示す図 第7図……本考案によれば、操作ボタン付表示装置を設
けるパネルの高さが低くできることを示す図 図において、1は表示板、2は操作ボタン、3は光源、
4はインディケータ、5はパネル、5−1はひさし、6
はフロントガラス、7は屋根、8はドライバーの目、9
は温度コントロールつまみ、10は風量切換つまみ、11は
偏光レンズである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネルに配設した操作ボタンに隣接してそ
    の機能を表示する表示板が設けられた操作ボタン付表示
    装置において、前記表示板を前記操作ボタンの一側面に
    鋭角をなして対向せしめるよう配設し、表示板背後に設
    けた光源により表示板を通過した光が操作ボタン側面で
    運転者側に反射するようにしたことを特徴とする操作ボ
    タン付表示装置。
JP1988053978U 1988-04-21 1988-04-21 操作ボタン付表示装置 Expired - Lifetime JPH081515Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1988053978U JPH081515Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 操作ボタン付表示装置

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JP1988053978U JPH081515Y2 (ja) 1988-04-21 1988-04-21 操作ボタン付表示装置

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Publication Number Publication Date
JPH01156491U JPH01156491U (ja) 1989-10-27
JPH081515Y2 true JPH081515Y2 (ja) 1996-01-17

Family

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JPS5584518U (ja) * 1978-12-07 1980-06-11

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