JPH06314167A - 適応接触認識方法 - Google Patents

適応接触認識方法

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JPH06314167A
JPH06314167A JP7808094A JP7808094A JPH06314167A JP H06314167 A JPH06314167 A JP H06314167A JP 7808094 A JP7808094 A JP 7808094A JP 7808094 A JP7808094 A JP 7808094A JP H06314167 A JPH06314167 A JP H06314167A
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JP
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touch
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JP7808094A
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Marc Davidson
マーク・デイヴィッドソン
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Original Assignee
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    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
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    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
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    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
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    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 同時に表示できる能動制御機能の数を減少す
ることなく、かつ能動制御キーの打ち損じの頻度を減少
でき、効率よく能動制御機能を選択表示が可能となる適
応接触認識方法を提供する。 【構成】 接触感知型ユーザインターフェースパネル内
において、隣接する能動制御キー17、19に対してそ
れぞれ制御キー表示領域16、18を設け、能動制御キ
ー17、19に対して制御キー表示領域16、18より
大きい面積の拡張接触帯20、22を規定し、各拡張接
触帯20、22の寸法は他の能動制御キーを接触感知型
ユーザインターフェースパネル上の近くに設置すると自
動的に変わって他の拡張接触帯と重なるのを回避するよ
うにし、ユーザが接触感知型ユーザインターフェースパ
ネル拡張接触帯20に接触するとその接触した拡張接触
帯20に対応する能動制御キー13による能動制御機能
を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルにおける適応接触認識方法に関す
る。更に詳細に述べれば、本発明はどんな能動制御キー
をも選択するために更に大きい面積に接触することがで
きるように、接触感知型ユーザインターフェースパネル
の各能動制御キーに対して拡張接触帯を設けている。各
拡張接触帯の面積は他の能動制御キーの存在及び位置に
順応して形成される。
【0002】
【従来の技術】接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルは種々の形式のシステムへのユーザインターフェース
となるように開発されている。たとえば、接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルは計算及びデータ処理シス
テムの他に、種々の形式の診断及び試験機器に対しても
設けられている。接触感知型ユーザインターフェースパ
ネルはユーザがパネルに表示された種々の制御キーを選
択することができるようにする。ユーザは所要制御キー
に対応する接触帯内でパネルに接触することにより所要
制御キーを選択する。接触感知型ユーザインターフェー
スパネル上の各制御キーに対する接触帯は一般に接触感
知型ユーザインターフェースパネル上の、制御キーが表
示されている領域に対応している。多数の制御キーを接
触感知型ユーザインターフェースパネルに同時に表示し
たいことが屡々あるから、各制御キーに対する制御キー
表示領域はどちらかと言えば小さいことが多い。その結
果、多数の接触感知型ユーザインターフェースパネルに
問題が生ずる。ユーザが所要制御キーに対する小さい制
御キー表示領域内で接触感知型ユーザインターフェース
パネルに接触しなければ、所要制御キーは選択されな
い。
【0003】他の問題は、制御キー表示領域が、所要制
御キーを選択するためにユーザが接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルに接触しなければならないプローブ
の大きさに対して小さいとき、接触感知型ユーザインタ
ーフェースシステムに他の問題が生ずる。多数の接触感
知型ユーザインターフェースパネルでは、ユーザの指は
プローブとして働き、指先端の平均的大きさは屡々、制
御キーを表示するのに使用される制御キー表示領域に比
較して大きい。それ故、各制御キーに対する接触帯をそ
の対応する制御キー表示領域に限定している接触感知型
ユーザインターフェースパネルは頻繁に「打ち損じ」を
生ずるという点で問題である。この場合、ユーザの指の
置き方の不正確さを通して、システムはユーザが選択し
たいものとは異なる制御キーを選択している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】各制御キーに対する接
触帯を規定するのに制御キー表示領域を利用している接
触感知型ユーザインターフェースパネルでは、「打ち損
じ」の頻度を接触感知型ユーザインターフェースパネル
上の各制御キーに対する制御キー表示領域を拡張するこ
とにより減らすことができる。しかし、上に述べたよう
に、接触感知型ユーザインターフェースパネルを利用し
ている多数のシステムでは多数の制御キーを接触感知型
ユーザインターフェースパネルに同時に表示する必要が
ある。制御キー表示領域を拡張すれば、同時に表示する
ことができる制御キーの数が減る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、接触感
知型ユーザインターフェースパネルを操作する適応接触
認識方法が提供される。接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルは一つ以上の能動制御キーの制御キー表示領
域を備えており、その各々がそれぞれの能動制御キーを
表示する。各能動制御キーはユーザによる選択に利用し
得る能動制御機能を示す。ユーザは所要能動制御機器能
を示す能動制御キーに対して規定された接触帯に対応す
る位置で接触感知型ユーザインターフェースパネルに接
触することにより所要能動制御機能を選択する。
【0006】
【作用】本発明の一例示実施例によれば、各能動制御キ
ーに対する拡張接触帯が規定されており、各能動制御キ
ーに対する拡張接触帯の面積は能動制御キーに対する対
応する制御キー表示領域より大きい。各能動制御キーに
対して規定されている拡張接触帯の寸法及び形状は接触
感知型ユーザインターフェースパネルの他の能動制御キ
ーの存在及び位置に応じて適応して規定されている。従
って、各拡張接触帯の寸法及び形状は、他の能動制御キ
ーを接触感知型ユーザインターフェースパネル上の近く
に設置すると、自動的に変って他の拡張接触帯との重な
りを回避する。ユーザが接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルに接触すると、或る能動制御キーに対する接
触帯が既に接触されているかに関して確認が行われ、接
触されていれば、ユーザにより接触された拡張接触帯に
対応する能動制御キーにより示される能動制御機能が選
択される。どの能動制御キーに対する拡張接触帯にも接
触されていなければ、能動制御機能が選択されていない
という指示が行われる。
【0007】本発明の他の例示実施例では、各能動制御
キーに対する拡張接触帯が規定され、各拡張接触帯の境
界が各他の拡張接触帯の境界から非感知帯距離だけ隔て
られて非感知帯が隣接する能動制御キーの拡張接触帯の
間に形成されるようになっている。
【0008】
【実施例】上に述べたとおり、本発明は接触感知型ユー
ザインターフェースパネルの能動制御キーに対する拡張
接触帯を適応的に規定する適応接触認識方法を目的とし
ている。本発明は「ソフト」制御器を有するものを含め
てどんな形式の接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルにも利用することができる。ソフト制御器は、接触感
知型ユーザインターフェースパネルが結合されているシ
ステムの動作モードに応じて変化する制御器と規定され
ている。システムの現在の動作モードに関連している能
動制御キーだけが接触感知型ユーザインターフェースパ
ネルに表示されている。システムの動作モードが変る
と、接触感知型ユーザインターフェースパネルが更新さ
れ、新しい動作モードに関連する能動制御キーだけを表
示するようになる。能動制御キーは、特定の能動制御キ
ーが接触感知型ユーザインターフェースパネルに連続的
に表示されず、所定の制御キー表示領域により表示され
る能動制御キーがシステムの動作モードと共に変るので
ソフトである。他に、所定の能動制御キーを表示するの
に利用される制御キー表示領域はシステムの動作モード
に応じて変化する。
【0009】ソフト制御器を利用すると、各制御器は或
る特定の時刻に能動である又は非能動であると規定され
る。能動制御キーは接触感知型ユーザインターフェース
パネルに表示されるものであり、従ってユーザによる選
択に利用することができる。非能動制御キーはシステム
の現在の動作モードに関連していない残りの制御キーで
あり、従って接触感知型ユーザインターフェースパネル
に表示されず、ユーザによる選択に利用することができ
ない。
【0010】図1及び図2は接触感知型ユーザインター
フェースパネル10に表示されたソフト制御器の一例を
示す。図1において、接触感知型ユーザインターフェー
スパネルが結合されているシステムは二つの制御キー1
及び2が能動であるモードで動作している。二つの制御
キー1及び2は能動ではあるが、そのいずれもユーザに
よって選択されていない。いずれの制御キーも選択され
ていないので、各々はその名称の主文が照明されて接触
感知型ユーザインターフェースパネル上に表示されてい
る。点線5及び6はそれぞれ制御キー1及び2に対する
制御キー表示領域を示す。点線5及び6は単に説明の目
的だけで図1に示してあり、接触感知型ユーザインター
フェースパネル10には実際には表示されていない。そ
れ故、非選択制御キーを選択するためにユーザが接触す
ることができる制御キー表示領域は接触感知型ユーザイ
ンターフェースパネル上には描かれていない。
【0011】図2はユーザが制御キー1に対する制御キ
ー表示領域に入る位置で接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルに接触することにより制御キー1を選択して
からの接触感知型ユーザインターフェースパネル10の
状態を示す。図2に示すように、制御キー1を選択する
と、接触感知型ユーザインターフェースパネル10は二
通りに変る。最初に、別の制御キー3及び4が、これら
制御キーは制御キー1のユーザ選択の結果システムが入
る新しい動作モードに関連しているので、接触感知型ユ
ーザインターフェースパネル10に現れる。第2に、制
御キー1に対する制御キー表示領域の照明が反転して主
文を備えていない制御キー表示領域の部分が照明され、
本文を表示している制御キー表示領域の部分が照明され
ないようになる。
【0012】本発明の一つの目的は、ユーザが所要能動
制御キーを選択するために所要制御キー表示領域の中で
接触感知型ユーザインターフェースパネルに正確に接触
する必要がないように、制御キー表示領域より大きい、
各能動制御キーに対する、拡張接触帯を形成することで
ある。所定の能動制御キーに対する拡張接触帯は、ユー
ザにより接触されたとき、所定の能動制御キーが選択さ
れてしまっていることを示す領域を規定する。拡張接触
帯が各能動制御キーに対して規定されると、ユーザが所
要能動制御キーに対する拡張接触帯内で接触感知型ユー
ザインターフェースパネルに一層頻繁に接触し、これに
より所要能動制御キーを首尾よく選択するので、接触感
知型ユーザインターフェースパネルの接触について更に
高い成功率が達成される。
【0013】各能動制御キーに対して拡張接触帯を規定
するのが望ましいが、拡張接触帯をどれだけ大きくする
ことができるかに関しては限界がある。能動制御キーに
対する拡張接触帯が大き過ぎれば、二つの能動制御キー
に対する拡張接触帯が重なることがある。二つの能動制
御キーに対する拡張接触帯は、ユーザが二つの能動制御
キーの拡張接触帯内の位置に接触すれば、システムがど
の制御キーが選択されているかを決定することができな
くなるため、重なることはできない。
【0014】前掲からわかるとおり、各能動制御キーに
対する接触帯を拡張することができる量は接触感知型ユ
ーザインターフェースパネル上の他の能動制御キーの存
在及び近さによって変る。本発明の適応接触認識方法
は、下に一層完全に説明するように、各能動制御キーに
対して規定される拡張接触帯の領域を決定するにあたり
接触感知型ユーザインターフェースパネルの配置を考慮
している。他のすべての能動制御キーから遠く離れてい
る能動制御キーについては、適応接触認識方法は、他の
能動制御キーに隣接して設置されている能動制御キーに
対して規定された拡張接触帯の面積より大きい拡張接触
帯を規定している。所定のすべての能動制御キーについ
て、隣接する能動制御キーの存在及び位置はシステムの
動作モードが変るにつれて終始変化する。本発明の適応
接触認識方法は接触感知型ユーザインターフェースパネ
ル配置のこれら変化を考慮に入れ、各能動制御キーに対
して規定される拡張接触帯の領域を順応させている。そ
れ故、能動制御キーに対して規定される拡張接触帯の大
きさ及び形状はあらかじめ決定されるのではなく、接触
感知型ユーザインターフェースパネルが接触される時刻
での接触感知型ユーザインターフェースパネルの配置に
基づいて規定されるのである。
【0015】図3乃至図5は本発明の適応接触認識方法
が能動制御キーに対する拡張接触帯をその他の能動制御
キーに対する近さに基づいて拡張する量を変える仕方を
示す。図3では、単独能動制御キー13を示しており、
能動制御キーは制御キー表示領域12を備えている。能
動制御キー13に対して規定された拡張接触帯14を点
線として示してある。拡張接触帯14の境界は制御キー
表示領域12から各方向に所要量rだけ隔てられてい
る。制御キー13に隣接する他の能動制御キーは存在し
ないから、拡張接触帯14の境界は、他の能動制御キー
の拡張接触帯と重ならないから、どんな方向にも所定量
rより少い量だけ制御キー表示領域12から隔てる必要
はない。
【0016】能動制御キー13に対する拡張接触帯の境
界を図3に制御キー表示領域12から各方向に同じ所要
量rだけ隔てられているように示してあるが、拡張接触
帯をその境界が所定方向にだけ制御キー表示領域から隔
てるように規定することもできることを理解すべきであ
る。その他に、拡張接触帯の境界を制御キー表示領域か
ら各方向に同じ量だけ隔てる必要のないことをも理解す
べきである。拡張接触帯の境界を代りに制御キー表示領
域から異なる方向に変化する量だけ隔てることができ
る。
【0017】図4は隣接する二つの能動制御キー17及
び19及びそれらのそれぞれの制御キー表示領域16及
び18を示している。拡張接触帯20及び22はそれぞ
れ能動制御キー17及び19に対して規定されており、
点線として示してある。拡張接触帯20の境界は制御キ
ー表示領域16から、能動制御キー19に面する方向を
除く各方向に、所定距離rだけ隔てられている。同様
に、拡張接触帯22の境界は制御キー表示領域18か
ら、能動制御キー17に面する方向を除く各方向に、所
定距離rだけ隔てられている。能動制御キー17及び1
9に対する拡張接触帯の境界がそのそれぞれの制御キー
表示領域から互いに対向する方向に所定距離γだけ隔て
られているとすれば、拡張接触帯20と22とは重なる
ことになる。上に述べたとおり、二つの能動制御キーの
拡張接触帯は重なることができない。何故ならユーザが
重なっている領域で接触感知型ユーザインターフェース
パネルに接触すれば、システムは二つの能動制御キーの
どちらが選択されているかを判定することができないか
らである。
【0018】隣接する能動制御キー17及び19の拡張
接触帯20及び22が重ならないようにするために、本
発明の適応接触認識システムは各々に対する拡張接触帯
の境界をそのそれぞれの制御キー表示領域から隣接能動
制御キーに面する方向に所定距離rより少く隔てられる
ように規定している。図4に示すように、隣接する能動
制御キーに面する方向では、拡張接触帯20及び22の
境界はそれぞれ、制御キー表示領域16及び18から、
それらが他の各方向に制御キー表示領域16及び18か
ら隔てられる所定距離rより小さい所定距離xだけ隔て
られている。
【0019】本発明の適応接触認識方法の一実施例で
は、隣接する能動制御キーの拡張接触帯の間に非感知帯
が設けられている。図4に示すように、拡張接触帯20
及び22の境界がそれぞれ制御キー表示領域16及び1
8から隔てられている距離xは、拡張接触帯20及び2
2が互いに所定距離dだけ隔てられるように選択されて
いる。拡張接触帯20と22との間の空間は能動制御キ
ー17と19との間に非感知帯24を形成する。非感知
帯は、ユーザにより接触されたとき、どんな能動制御キ
ーをも選択しない領域と規定される。非感知帯の目的は
選択される能動制御キーの確認がわずか数画素の接触位
置の変化に基づいて変る領域が接触感知型ユーザインタ
ーフェースパネル上に存在しないようにすることであ
る。隣接する能動制御キーの拡張接触帯の間に非感知帯
を設置すると、これら能動制御キーに対する拡張接触帯
の面積が極大にならない。しかし、隣接する能動制御キ
ーに対する更に大きい拡張接触帯内に入る幾つかの接触
を認識することができないことにより生ずる短所はユー
ザが隣接する二つの能動制御キーの拡張接触帯の間の境
界に近い位置に接触するときユーザが意図するもの以外
の能動制御キーが選択される打ち損じが生ずるのを避け
ることにより補われて余りあることが確認されている。
【0020】拡張接触帯20及び22を図4では能動制
御キーの制御キー表示領域16及び18から互いに対向
している方向に同じ距離xだけ隔てられているように示
してあるが、隣接する二つの拡張接触帯が隣接する能動
制御キーに面する方向にそのそれぞれの制御キー表示領
域から隔てられる距離は同一である必要はないことを理
解すべきである。他に、図5からわかるように、或る単
独能動制御キーに対する拡張接触帯が隣接する能動制御
キーの方向にその対応する制御キー表示領域から隔てら
れる量は変ることができ、一様である必要はない。これ
は、たとえば、その対応する制御キー表示領域28から
その右下隅で量xだけ隔てられ、その距離を制御キー表
示領域から徐々に増して遂にその左下隅で量rだけ隔て
られる拡張接触帯34により示される。維持される重要
な関係は隣接する能動制御キーの拡張接触帯の間に所定
距離の非感知帯が確立されることである。
【0021】更に、非感知帯は本発明の一実施例では隣
接する能動制御キーの拡張接触帯の間に形成されている
が、本発明の適応接触認識方法は拡張接触帯の間に非感
知帯を形成しなくても実用化することができることを理
解すべきである。非感知帯が拡張接触帯の間に形成され
ないときは、隣接する能動制御キーの拡張接触帯が隔て
られる所定距離d(図4に示してある)は0に設定され
る。その結果、隣接能動制御キーの拡張接触帯は互いに
境を接するが、重ならない。
【0022】図5は互いに隣接して設けられている三つ
の能動制御キー27、29及び31に対する制御キー表
示領域26、28及び30を示す。拡張接触帯32、3
4及び36はそれぞれ能動制御キー27、29及び31
に対して規定され、点線として示されている。各制御キ
ーに対する拡張接触帯の境界はそのそれぞれの制御キー
表示領域から、隣接能動制御キーに面するものを除く各
方向に所定距離rだけ隔てられている。隣接能動制御キ
ーに面する方向では、各拡張接触帯の境界はそのそれぞ
れの制御キー表示領域から距離rより小さい可変距離だ
け隔てられ、これにより拡張接触帯が確実に重ならない
ようになっている。各々が所定距離dに等しい幅を有す
る非感知帯38、40及び42はそれぞれ拡張接触帯対
(32、34)、(32、36)及び(34、36)の
間に形成されている。
【0023】図3乃至図5から認め得るように、能動制
御キーを他の能動制御キーと隣接しないように接触感知
型ユーザインターフェースパネルに設置するとき、本発
明の適応接触認識方法は制御キーに対する拡張接触帯を
その制御キーに対する制御キー表示領域よりはるかに大
きく規定する。その結果、ユーザは制御キーを選択する
ために制御キー表示領域の全般的位置で接触感知型ユー
ザインターフェースパネルに接触するだけでよい。能動
制御キーを一つ以上の他の能動制御キーと隣接する接触
感知型ユーザインターフェースパネル上に設置すると
き、本発明の適応接触認識方法はその能動制御キーに対
する拡張接触帯を隣接する能動制御キーに面する方向に
小さくして二つの拡張接触帯が確実に重ならないように
する他は孤立制御キーに対する拡張接触帯と同じ程大き
く規定する。
【0024】一つ以上の他の能動制御キーに隣接して設
けられている能動制御キーに対する拡張接触帯は接触感
知型ユーザインターフェースパネル上で孤立している能
動制御キーに対するより小さいが、これら能動制御キー
に対する接触帯は孤立能動制御キーに対するもの程大き
い必要はないことがわかっている。試験によれば唯一つ
の能動制御キーを接触感知型ユーザインターフェースパ
ネルに表示すると、ユーザは制御キーを選択したいとき
に接触する接触感知型ユーザインターフェースパネルの
位置が幾分あいまいになることがわかっている。ユーザ
は制御キーが表示されている全般的位置のどこででも接
触感知型ユーザインターフェースパネルに接触しがちで
あるが、必らずしも制御キー表示領域にある又は制御キ
ー表示領域に非常に近い点で接触感知型ユーザインター
フェースパネルに接触しない。しかし、二つ以上の制御
キーが接触感知型ユーザインターフェースパネル上で互
いに近接していると、ユーザは潜在意識的に一層正確に
なり、選択したい制御キーに一層近い位置で接触感知型
ユーザインターフェースパネルに接触する傾向があるこ
とがわかっている。それ故、接触感知型ユーザインター
フェースパネル上で他の能動制御キーに隣接している能
動制御キーに対する拡張接触帯は孤立能動制御キーに対
する程大きい必要はない。何故なら、ユーザはそれら能
動制御キーを選択するとき、接触感知型ユーザインター
フェースパネルに接触するにあたり一層正確になる傾向
があるからである。
【0025】図6は本発明の適応接触認識方法のハード
ウェア実施例の一例を示す。システム600はプロセッ
サ604を有する電子システム602を備えている。上
に述べたとおり、電子システムは計算システム又はデー
タ処理システムとすることができ又は種々の形式の診断
又は試験機器のどれか一つであってよい。本発明の一特
定実施例では、電子システムは超音波映像システムであ
る。電子システム602は通信リンク608を介してI
/Oコントローラ606に結合されている。I/Oコン
トローラはI/O装置614及び二つの接触感知型ユー
ザインターフェースパネル616及び618の動作を制
御する。
【0026】接触感知型ユーザインターフェースパネル
616及び618はどんな形式のものでもよい。しか
し、本発明の一特定実施例では、接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルは表示装置及び表示装置に嵌合して
それに取り付けられているアナログ抵抗性接触パネルを
備えている。接触されると、抵抗性接触パネルは接触パ
ネル上のそのX-Y座標で示すアナログ信号を発生する。
これらアナログ信号はディジタル値に変換され、校正中
格納されているデータを使用して、表示装置の対応する
画素位置に写像される。表示装置は、液晶表示装置(L
CD)のような画素アドレス可能表示装置、陰極線管
(CRT)又はエレクトロルミネセンス(EL)であ
る。
【0027】図6に示す特定のシステム構成は例示目的
のみに設けられているものであり、I/Oコントローラ
606は種々の形式の更に多数のI/O装置の他に別の
接触感知型ユーザインターフェースパネルをも制御する
のに使用することができる。
【0028】I/Oコントローラ606には通信リンク
608及び612を介して電子システム602に結合さ
れているプロセッサ610が設けられている。I/Oコ
ントローラ606のプロセッサ610は接触感知型ユー
ザインターフェースパネル616及び618の制御キー
表示領域620の表示を制御するのに利用される。本発
明の一実施例では、プロセッサ610は特に強力でもな
く、画面を走査して接触が生じたことを判定したり種々
の制御キー表示領域を更新したりするような、接触感知
型ユーザインターフェースパネル616及び618に関
連する基本的機能を制御するだけである。この実施例で
は、適応接触認識プロセスを行うソフトウェアルーチン
は電子システム602に設けられているプロセッサ60
4で主として実行される。プロセッサ604は通信リン
ク608及び622を介してI/Oコントローラ606
に結合され、それによりプロセッサ604が接触感知型
ユーザインターフェースパネル616及び618の動作
を制御することができるようにする。本発明の代りの実
施例では、一層強力なプロセッサ610をI/Oコント
ローラ606に設けることができ、本発明の適応接触認
識プロセスを行うソフトウェアルーチンを主としてプロ
セッサ610で実行することができることを理解すべき
である。
【0029】今度は、ユーザが接触感知型ユーザインタ
ーフェースパネルに接触したとき、もしあれば、どの能
動制御キーが選択されているかを判定する適応接触認識
プロセスの主要ステップのフローチャートである図7を
参照する。図7に示す適用接触認識プロセスは上述のよ
うにプロセッサ604又はプロセッサ610で実行され
るソフトウェアルーチンにより行われる。最初、プロー
ブにより接触されている接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルの位置をステップ100で決定する。接触感
知型ユーザインターフェースパネルに接触すると、接触
感知型ユーザインターフェースパネルはプローブにより
接触された接触感知型ユーザインターフェースパネル上
の位置を示す信号を発生する。本発明の一実施例では、
接触感知型ユーザインターフェースパネルはプローブが
接触した画素を平均してプローブの中心が接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルに接触した位置に対応する
単一画素のX−Y座標により接触位置を示す。接触感知
型ユーザインターフェースパネルにより発生された信号
を調べることにより、接触感知型ユーザインターフェー
スパネルの接触位置がステップ100で決まる。接触位
置が決まってから、適応接触認識プロセスはステップ1
02に進み、接触位置が或る能動制御器に対する制御キ
ー表示領域に合致するか否かに関する判定を行う。接触
位置は、その能動制御キーに対する制御キー表示領域内
にあれば能動制御キーに対する制御キー表示領域に合致
する。
【0030】ステップ102で接触位置が能動制御キー
に対する制御キー表示領域に合致することが確認される
と、適応接触認識プロセスはステップ104に進み、合
致した制御キー表示領域に対応する能動制御キーにより
示される能動制御機能を選択する。制御機能はプロセッ
サ604又は610でコンピュータシステム602にユ
ーザが処理用制御機能を選択してしまっていることを示
す制御信号を発生することにより選択される。ステップ
104で制御機能が選択されると、適応接触認識プロセ
スは終了する。従って、ユーザが能動制御キーに対する
制御キー表示領域に入る位置で接触感知型ユーザインタ
ーフェースパネルに接触すると、その能動制御キーに対
応する制御機能が選択される。
【0031】ステップ102で接触位置がどの能動制御
キーに対する制御キー表示領域とも合致しないことが確
認されると、適応接触認識プロセスはステップ106に
進み、接触位置に更に近い能動制御キー表示領域を決定
する。他に、接触位置と最も近い能動制御キー表示領域
との間の距離をステップ106で計算する。その後で、
適応接触認識プロセスはステップ108に進み、最も近
い能動制御キー表示領域と接触位置との間の距離が所定
距離より大きいか否かに関する判定を行う。
【0032】図3に関して上に述べたように、他のどの
能動制御キーにも隣接していない各能動制御キーに対し
て、その境界が制御キー表示領域から各方向に所定距離
rだけ隔てられている拡張接触帯が規定される。本発明
の一実施例では、各接触感知型ユーザインターフェース
パネルは512×256アレイの画素を備えており、各
能動制御キーに対する制御キー表示領域は66×32ア
レイの画素により形成されている。これら特定の接触感
知型ユーザインターフェースパネル及び制御キー表示領
域の大きさについては、試験により適応接触認識システ
ムは所定距離rが25画素に等しく確定されているとき良
く働くことがわかっている。所定の距離rは代りに適応
接触認識システムの性能をやはり満足にする他の種々の
画素数に等しいように確定することができることを認め
るべきである。他に、図3を参照して上に説明したよう
に、拡張接触帯の境界は各方向に同じ距離だけそれらの
制御キー表示領域から離れている必要はなく、異なる方
向に異なる距離だけ隔たっていることができる。事実、
制御キー表示領域から或る方向にだけ隔てられている拡
張接触帯を規定することができる。
【0033】ステップ108で接触位置と最も近い能動
制御キーの制御キー表示領域との間の距離が所定距離よ
り大きいことが確認されると、適応接触認識プロセスは
接触位置が最も近い能動制御キーの制御キー表示領域の
拡張接触帯の中に入っていないことを認識する。それ
故、適応接触認識プロセスはステップ110に進み、ユ
ーザにより能動制御機能が選択されていないことを示
す。その後、適応接触認識プロセスは終る。
【0034】ステップ108で接触位置と最も近い能動
制御キーの制御キー表示領域との間の距離が所定の距離
より大きくないことが確認されると、適応接触認識プロ
セスはステップ112に進み、接触位置が最も近い能動
制御キーとそれに隣接する能動キー制御器との間の非感
知帯に入るか否かに関する判定を行う。図4に関して上
に述べたとおり、本発明の一実施例では、非感知帯は隣
接する能動制御キーの拡張接触帯の間に確定されてい
る。二つ以上の能動制御キーが、それらの拡張接触帯が
孤立制御キーに対して規定されるもの程大きくなること
ができないように互いに対して設置されていれば、互い
に隣接しているようにここでは規定されている。更に詳
細に述べれば、二つの能動制御キーは、(1).それら
能動制御キーは、それらの拡張接触帯が各拡張接触帯に
対する境界が対応する制御キー表示領域から各方向に所
定距離rだけ隔てられていれば重なるように、設置され
ていれば、又は(2).それら能動制御キーは、各々に
対する拡張接触帯の境界が対応する制御キー表示領域か
ら各方向に所定距離rだけ隔てられていれば、所定距離
dを有する非感知帯がそれらの間に維持されないよう
に、設置されていれば、隣接している。
【0035】実験により、上に述べたような接触感知型
ユーザインターフェースパネル及び制御キー表示領域の
大きさを有するシステムについては、拡張接触帯を3画
素に等しいように隔てる所定距離dを設定することによ
り隣接する能動制御キーの拡張接触帯の間に満足な非感
知帯を規定することができることがわかっている。所定
距離dは他の種々の画素数に設定することができ、やは
り適応接触認識プロセスの満足な性能を得ることができ
ることを理解すべきである。他に、図4を参照して上に
述べたように、所定距離dを代りに0に設定し、それに
より隣接能動制御キーの拡張接触帯の間に非感知帯を設
けないことができる。
【0036】ステップ112で接触位置が非感知帯に入
ることが確認されると、適応接触認識プロセスはステッ
プ110に進み、能動制御機能が選択されていないこと
を示す信号を発生する。上に述べたように、接触位置が
非感知帯内に入ると、能動制御キーは選択されていな
い。
【0037】ステップ112で接触位置が最も近い能動
制御キーと或る他の能動制御キーとの間の非感知帯内に
入っていないことが確認されると、適応接触認識プロセ
スはステップ114に進み、最も近い能動制御キーに対
応する制御機能が選択される。制御機能は、プロセッサ
604又は610でコンピュータシステム602にユー
ザが処理のため制御機能を選択してしまっていることを
示す制御信号を発生することにより、ステップ104に
関して上に説明したと全く同じ仕方で、選択される。
【0038】前記からわかるとおり、図7に示した適応
接触認識プロセスは接触感知型ユーザインターフェース
パネル上の各能動制御キーに対して拡張接触帯を規定す
る。各能動制御キーに対する拡張接触帯の面積は制御キ
ーに対する接触感知型ユーザインターフェース表示領域
より大きい。他に、各能動制御キーに対する拡張接触帯
の面積は接触感知型ユーザインターフェースパネル上の
他の能動制御キーの存在及び位置に応じて変化する。二
つの能動制御キーが互いに隣接していると、それらの拡
張接触帯の面積は、適応接触認識プロセスが隣接制御キ
ーの拡張接触帯を確実に重ならないようにするので、孤
立能動制御キーに対する拡張接触帯の面積より小さい。
【0039】図7に示す適応接触認識プロセスから更に
わかるとおり、その境界がその対応する制御キー表示領
域から、隣接する能動制御キーに面する方向を除く各方
向に、所定距離だけ隔てられている拡張接触帯が各能動
制御キーに対して規定される。隣接する能動制御キーの
拡張接触帯が確実に重ならないようにするため、能動制
御キーに対する拡張接触帯の境界は、隣接する能動制御
キーに面する方向に所定距離未満だけ、その対応する制
御キー表示領域から隔てられている。他に、図7に示す
本発明の実施例については、非感知帯が隣接能動制御キ
ーの拡張接触帯の間に規定されているが、各能動制御キ
ーに対する拡張接触帯の境界はその対応する表示領域か
ら隣接する能動制御キーに面する方向に所定距離未満だ
け隔てられて、隣接する能動制御キーに対する拡張接触
帯が互いに所定非感知帯距離だけ確実に隔てられるよう
にしている。
【0040】今度は本発明の適応接触認識方法を実施す
る一つの特定の方法のフローチャートである図8を参照
する。この特定の方法は適応接触認識プロセスを正確且
つ効率的に行うことがわかっている。しかし、この方法
は例示目的のみに設けられたものであり、本発明はこの
方法に限られるものではないことを理解すべきである。
ここに示した教示に基づいて本発明の適応接触認識方法
のプロセスの実行には代りの方法を利用することもでき
る。
【0041】図8に示す方法は上述のようにプロセッサ
604又は610(図4)により実行されるソフトウェ
アルーチンで行われる。プロセッサ610は接触感知型
ユーザインターフェースパネルを繰返し走査してアップ
ストローク又はダウンストロークが発生するのを検出す
る。プロセッサ610が、パネルが前に走査されたとき
プローブが接触されなかった画素に接触していることを
確認すると必らず、ダウンストロークが生じている。上
に述べたとおり、本発明の一実施例では、接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルはプローブが接触した領域
の平均X−Y座標を示し、それによりプローブの中心が
接触した接触感知型ユーザインターフェースパネル上の
位置に対応する単一画素を示す。この実施の場合、ダウ
ンストロークはプローブがパネルに接触するとき又はプ
ローブの位置が平均画素のX−Y座標の変化により示さ
れるように変化するとき、規定される。従って接触感知
型ユーザインターフェースパネル上のプローブの位置が
変ると、プローブが接触感知型ユーザインターフェース
パネルとの接触から解放されていない場合でも、複数の
ダウンストロークが生ずる可能性がある。アップストロ
ークはプローブをパネルから除去し又は解放してもはや
プローブが接触感知型ユーザインターフェースパネルの
どんな位置とも接触しないようになるとき生ずる。
【0042】図8に示すソフトウェアルーチンはアップ
トローク又はダウンストロークが生じているとき必らず
呼び出される。その点で、ソフトウェアルーチンはステ
ップ200でプローブの位置及び接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルの状態に関する情報を読み込む。ソ
フトウェアルーチンにより読み取られるプローブの位置
に関する情報には、(1).ソフトウェアルーチンを呼
び出した行為がアップストロークであったかダウンスト
ロークであったか、(2).平均接触画素のX−Y座
標、(3).システムが複数の接触感知型ユーザインタ
ーフェースパネルを使用していれば、どの接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルが接触され又は解放されて
いるかの区別、がある。プローブ位置に関する情報の他
に、接触感知型ユーザインターフェースパネルの状態に
関する情報も読み取られる。この情報には、(1).接
触感知型ユーザインターフェースパネル上の各能動制御
キーの識別、(2).各能動制御キーに対応する制御キ
ー表示領域のX−Y座標、がある。上に述べたとおり、
接触感知型ユーザインターフェースパネル上の能動制御
キーの実体及び位置はユーザインターフェースに結合さ
れているシステムの動作モードに応じて変ることがあ
る。或る所定時刻に、接触感知型ユーザインターフェー
スパネル上の能動制御キーの確認及び位置はシステムが
利用している記憶装置に又はユーザインターフェースに
専用の記憶装置に格納されている。それ故、図8に示す
ソフトウェアルーチンが呼び出されると、記憶装置か
ら、サブルーチンを呼び出したアップストローク又はダ
ウンストロークが生じた時刻での接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルの状態に関する必要な情報を読み出
す。
【0043】上述の情報が読み出されてから、ソフトウ
ェアルーチンはステップ202に進み、ソフトウェアル
ーチンの呼出しを催促した行為がアップストロークであ
ったか否かに関して判定を行う。図8に示したソフトウ
ェアルーチンは接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルの有効接触を認識するだけであり、他の有効接触を認
識する前にプローブを接触感知型ユーザインターフェー
スパネルから除去する必要がある。有効接触は能動制御
キーの接触帯内に入る接触と定義されている。有効接触
が生じてから、接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルのそれ以後の接触はすべてアップストロークが生ずる
まで、すなわち、プローブが接触感知型ユーザインター
フェースパネルから除去されるまで無視される。有効接
触後に、ただしアップストロークが生ずる前に生ずる接
触感知型ユーザインターフェースパネルのすべての接触
を無視する理由は二つある。第1に、一旦ユーザが接触
感知型ユーザインターフェースパネルの有効接触を行う
と、ユーザはプローブを接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルから除去するとき幾らか不注意になることが
あり、プローブを接触感知型ユーザインターフェースパ
ネルを横断してうっかり滑らせることがあり、それによ
りプローブを接触感知型ユーザインターフェースパネル
上の他の能動制御キーの拡張接触帯内に入る位置に接触
させるからである。しかし、一旦能動制御キーが接触さ
れて選択されていると認識されれば、ユーザは他の能動
制御キーを選択しようとする前に接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルからプローブを除去すると仮定され
る。それ故、一旦能動制御キーが選択されれば、「アッ
プストロークを待つ」フラグが下に述べる方法で設定さ
れる。それ故、接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルのそれ以後のすべての接触(すなわち、ダウンストロ
ーク)はアップストロークを待つフラグがクリアされて
アップストロークが生じていることを示すまで無視され
る。
【0044】第2に、上に述べたとおり、能動制御キー
がユーザにより選択されると、システムは新しい動作モ
ードに入る。その結果、接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルの状態が変り、選択された能動制御キーに隣
接する別の能動制御キーが現われることがある。選択さ
れた能動制御キーが接触感知型ユーザインターフェース
パネル上の他の能動制御キーの近くになければ、その拡
張接触帯は極めて大きい。しかし、能動制御キーがユー
ザにより選択された結果新しい能動制御キーが接触感知
型ユーザインターフェースパネルに現われれば、孤立能
動制御キーを選択するためユーザが接触した位置は孤立
能動制御キーをユーザが選択したことに応答して接触感
知型ユーザインターフェースパネルに現われる新しい能
動制御キーの拡張接触帯の中に入るであろう。第2の望
ましくない能動制御キー選択を避けるには、一旦ユーザ
が能動制御キーを選択すると、ソフトウェアルーチンは
アップストロークを待つフラグがクリアされるまで他の
能動制御キーの選択を認識しない。
【0045】ステップ202でアップストロークの結果
ソフトウェアルーチンが呼び出されたことが確認される
と、ソフトウェアルーチンはステップ204に進み、ア
ップストロークを待つフラグがクリアされてプローブが
接触感知型ユーザインターフェースパネルから除去さ
れ、従って接触感知型ユーザインターフェースパネルの
それ以後の接触を認識すべきことを示す。その後で、ソ
フトウェアルーチンはステップ206に進み、能動制御
キーが選択されていないことの指示を戻し、次いで終了
する。ソフトウェアルーチンは、ステップ206で、ソ
フトウェアルーチンを呼び出した活動がアップストロー
クであったため能動制御キーが選択されていないことの
指示を戻す。アップストロークはプローブが接触感知型
ユーザインターフェースパネルから除去されており能動
制御キーの選択を示さないことを単に示すだけである。
【0046】ステップ202でソフトウェアルーチンを
呼び出した活動がアップストロークでなかったことが確
認されると、ソフトウェアルーチンはダウンストローク
が生じていることを認識し、ステップ208に進んでア
ップストロークを待つフラグが設定されているか否かに
関する判定を行う。ステップ208でアップストローク
を待つフラグが設定されていることが確認されれば、ソ
フトウェアルーチンはステップ206に進み、能動制御
キーが選択されていないことの指示を戻す。上に述べた
とおり、一旦能動制御キーが選択されると、アップスト
ロークを待つフラグが設定され、プローブが接触感知型
ユーザインターフェースパネルから除去されるまでそれ
以降のすべてのダウンストロークを無視すべきことを示
す。それ故、ステップ208でアップストロークを待つ
フラグが設定されていることが認識されると、ソフトウ
ェアルーチンはソフトウェアルーチンを呼び出した接触
を無視すべきことを決定し、従って、ソフトウェアルー
チンは能動制御キーが接触により選択されなかったこと
の指示を戻す。
【0047】ステップ208でアップストロークを待つ
フラグが設定されていないことが確認されると、ソフト
ウェアルーチンはステップ210に進み、ニアミスが生
じたことを示すフラグをクリアする。ニアミスフラグの
目的を下に完全に説明する。ニアミスフラグはステップ
210でダウンストロークの処理の前の初期設定ステッ
プとしてクリアされる。
【0048】ニアミスフラグがクリアされてから、ソフ
トウェアルーチンはステップ212に進み、処理のため
第1の能動制御キーを選択する。上に説明したとおり、
ステップ200で読み出された情報には接触感知型ユー
ザインターフェースパネル上の各能動制御キーの確認及
び位置が入っている。或る特定の能動制御キーを処理す
べき最初のものとして選択することは全く任意である。
ソフトウェアルーチンは能動制御キーをそれらが各々下
に述べるような組織立てられた仕方で首尾よく処理され
るように或る仕方で分類されることを要求するだけであ
る。
【0049】処理のため最初の能動制御キーが選択され
てから、ソフトウェアルーチンはステップ214(図
9)に進み、最後の能動制御キーが処理されているか否
かに関する判定を行う。ステップ214で最後の能動制
御キーが処理されていないことが確認されると、ルーチ
ンはステップ216に進み、接触位置が選択された能動
制御キーに対する制御キー表示領域に合致しているか否
かに関する判定を行う。接触位置はそのX−Y座標が制
御キー表示領域を規定するX−Y座標の範囲内に入ると
き制御キー表示領域と合致する。
【0050】ステップ216で接触位置が選択された能
動制御キーの制御キー表示領域と合致していることが確
認されると、ソフトウェアルーチンはステップ218に
進み、キー指標を設定して合致した能動制御キーを示
す。キー指標はソフトウェアルーチンが接触感知型ユー
ザインターフェースパネルの接触により呼び出されてか
ら戻るときシステムに供給されるデータフィールドであ
る。キー指標は、ソフトウェアルーチンを呼び出した接
触により、もしあれば、どの能動制御キーが選択されて
いるかを示すものである。キー指標は、有効接触が生じ
たとき、すなわち、能動制御キーに対する制御キー表示
領域に合致するダウンストロークが生じたときステップ
218により設定される。ステップ218でキー指標が
設定されてから、ソフトウェアルーチンはステップ22
0に進み、アップストロークを待つフラグを設定する。
上に述べたとおり、アップストロークを待つフラグの目
的は有効接触が生じたこと及びプローブが接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルから除去されてしまうまで
別のダウンストロークを無視すべきことを示すことであ
る。ステップ220でアップストロークを待つフラグを
設定してから、ソフトウェアルーチンはステップ222
に進み、キー指標により示された能動制御キーを戻す。
上に述べたように、キー指標は、もしあれば、どの能動
制御キーがソフトウェアルーチンを呼び出した接触によ
り選択されているかを示すのに利用される。
【0051】上に説明したとおり、ステップ216で接
触が能動制御キーの制御キー表示領域に合致しているこ
とが確認されると、ステップ218で、合致した制御キ
ー表示領域に対応する能動制御キーを示すキー指標が設
定される。合致した能動制御キーに対するキー指標はス
テップ222で戻され、ソフトウェアルーチンはそれで
終了する。この仕方で、接触が処理中の能動制御キーの
制御キー表示領域に合致すると、それ以上能動制御キー
は処理されない。
【0052】ステップ216で接触が処理中の能動制御
キーに対する制御キー表示領域に合致していないことが
確認されると、ソフトウェアルーチンはステップ224
に進み、接触位置と処理中の能動制御キーの制御キー表
示領域との間の距離がX座標方向で所定距離より大きい
か否かに関する判定を行う。図3を参照して上に説明し
たように、接触は能動制御キーに対して規定されている
拡張接触帯の中に入っているとき能動制御キーを選択す
ることとして適応接触認識プロセスにより認識される。
制御キーに対する拡張接触帯の最大の大きさはその境界
が制御キー表示領域から所定距離rだけ隔てられている
とき形成される。従って、接触位置が処理中の能動制御
キーの拡張接触帯の中に入るか否かを確認するのに、ソ
フトウェアルーチンは接触位置と処理中の能動制御キー
の制御キー表示領域との間の距離が所定距離rより大き
いか否かを判定する。接触位置と制御キー表示領域との
間の距離が所定距離より大きければ、ソフトウェアルー
チンは接触位置が処理中の制御キーに対する拡張接触帯
の中に入っていないことを認識し、下に述べる仕方で次
の能動制御キーを処理することに進む。
【0053】接触位置と処理中の能動制御キーの制御キ
ー表示領域との間の距離はピタゴラスの定理を利用して
求めることができる。しかし、接触位置のX座標が制御
キー表示領域の最も近い側のX座標と所定距離より大き
く異なっていれば、接触位置と制御キー表示領域との間
の総合距離は必然的に所定距離より大きい。それ故、ス
テップ224で接触位置と処理中の能動制御キーの制御
キー表示領域との間の距離がX方向に所定距離より大き
いことが確認されると、ソフトウェアルーチンは接触位
置が処理中の能動制御キーの拡張接触帯に入っていない
ことを認識し、ステップ226に進む。ステップ226
で、ソフトウェアルーチンは処理のため次の能動制御キ
ーを選択し、次いでステップ214に戻る。
【0054】ステップ224で接触位置と処理中の能動
制御キーの制御キー表示領域との間の距離がX方向で所
定距離を超過しないことが確認されると、ソフトウェア
ルーチンはステップ228に進む、ステップ228で、
接触位置と処理中の能動制御キーの制御キー表示領域と
の間の距離がY方向に所定距離より大きいか否かの判定
を行う。ステップ228でその距離がY方向で所定距離
より大きいことが確認されると、ソフトウェアルーチン
は接触位置が処理中の能動制御キーの拡張接触帯の中に
入っていないことを認識し、ステップ226に進んで処
理のため次の能動制御キーを選択してからステップ21
4に戻る。
【0055】ステップ228で接触位置と処理中の能動
制御キーの制御キー表示領域との間の距離がY方向に所
定距離より大きくないことが確認されると、ソフトウェ
アルーチンは階程230に進み、接触位置と処理中の制
御キーの表示領域の最も近い画素との間の距離をピタゴ
ラスの定理を利用して計算する。ピタゴラスの定理によ
り確定されているとおり、接触位置と制御キー表示領域
の最も近い画素との間の距離はX座標の差の2乗とY座
標の差の2乗との和の平方根に等しい。
【0056】接触位置と処理中の能動制御キーの制御キ
ー表示領域との間の距離をステップ230で計算してか
ら、ソフトウェアルーチンはステップ232(図10)
に進み、この距離が所定距離rより大きいか否かの判定
を行う。
【0057】接触位置と制御キー表示領域との間の距離
は上述のようにピタゴラスの定理を使用して計算するこ
とができるが、ソフトウェアルーチンの代りの実施例で
は、接触位置と表示領域との間の実際の距離をステップ
230で計算しない。そうではなくて、代りの実施例で
は、距離の2乗だけをステップ230で計算し、それに
より平方根の演算を行う必要性を排除している。この実
施例では、ステップ230で計算した距離の2乗を、ス
テップ230で、所定距離rの2乗と比較する。このよ
うにして、代りの実施例も、ステップ232で、接触位
置と表示領域との間の距離が所定距離rより大きいか否
かを判定する。
【0058】ステップ232で、接触位置と処理中の能
動制御キーの制御キー表示領域との間の距離が所定距離
rより大きいことが確認されると、ソフトウェアルーチ
ンは接触位置が処理中の能動制御キーの拡張接触帯の中
に入っていないことを認識する。その結果、ソフトウェ
アルーチンはステップ234に進んで処理のため次の能
動制御キーを選択してからステップ214(図9)に戻
る。
【0059】前述からわかるとおり、ステップ224、
228又はステップ232のいずれかで、接触位置と処
理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間の距離が
所定距離rより大きいことが確認されると、ソフトウェ
アルーチンは、ステップ226又は234を通って、処
理のため次の能動制御キーを選択することに進み、次い
でステップ214に戻って最後の能動制御キーが処理さ
れているか否かに関する判定を行う。その結果、接触位
置から所定距離rより更に遠く離れている制御キー表示
領域を有する能動制御キーが処理されていると、ソフト
ウェアルーチンは接触位置が制御キーの拡張接触帯の中
に入っていないことを認識し、従って次の能動制御キー
の処理に進む。このようにして、ソフトウェアルーチン
は能動制御キーを、(1).ステップ232で接触位置
と処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間の距
離が処理距離rより大きくないことが確認されるまで又
は(2).ステップ214で最後の能動制御キーが処理
されてしまっていることが確認されるまで、順調に処理
する。
【0060】ステップ232で接触位置と処理中の能動
制御キーの制御キー表示領域との間の距離が所定距離r
より大きくないことが確認されると、ソフトウェアルー
チンはステップ236に進み、ニアミスフラグが設定さ
れているか否かに関する判定を行う。ニアミスフラグは
接触位置と少なくとも一つの前に処理された能動制御キ
ーの制御キー表示領域との間の距離が所定距離rより小
さいとき設定される。それ故、ニアミスフラグは接触位
置が能動制御キーの一つの拡張接触帯の中に入っている
こと又は二つの能動制御キーの間の非感知帯の中に入っ
ていることを示す。
【0061】ステップ236でニアミスフラグが設定さ
れていないことが確認されると、ソフトウェアルーチン
はステップ238に進み、次の三つの機能を行う。
(1).接触位置と処理中の能動制御キーの制御キー表
示領域との間の距離が所定距離より小さいことを示すニ
アミスフラグを設定する。(2).ステップ230で計
算した、接触位置と処理中の能動制御キーの制御キー表
示領域との間の距離を示すニアミス距離値を格納する。
(3).キー指標を現在処理されている能動制御キーに
等しく設定する。ステップ238で更新された3片の情
報は接触位置と現在処理中の能動制御キーの制御キー表
示領域との間の距離が所定距離より小さいこと及び処理
中の能動制御キーが前に処理されたどの能動制御キーよ
り近いことを示している。その結果、現在処理中の能動
制御キーはニアミス制御キーとして確定される。ステッ
プ238で三つの機能を行ってから、ソフトウェアルー
チンはステップ234に進み、処理のため次の能動制御
キーを選択し、ステップ214(図9)に戻る。
【0062】ステップ126でニアミスフラグが設定さ
れていることが確認されると、ソフトウェアルーチンは
ステップ240に進み、接触位置と現在処理中の能動制
御キーの制御キー表示領域との間の距離がニアミス距離
から所定の非感知帯の大きさを減じたものより小さいか
否かに関する判定を行う。ソフトウェアルーチンは接触
位置が少なくとも下記二つの能動制御キーの制御キー表
示領域から所定距離rより小さいところにあるときに限
りステップ240に進む。(1).現在処理されている
能動制御キー、(2).キー指標として格納され、接触
位置からのその距離がニアミス距離として格納されてい
るニアミス制御キー。接触位置は三つの能動制御キーの
いずれかの拡張接触帯の中に入ることがあり又は図4を
参照して後に示すように二つの間に規定される非感知帯
の中に入ることがある。
【0063】図4は隣接する二つの能動制御キー17及
び19を示す。拡張接触帯20及び22はそれぞれ能動
制御キー17及び19に対して規定されており、点線で
示してある。大きさdの非感知帯24が拡張接触帯20
と22との間に形成されている。三つの接触位置51
0、511及び512を示してあるが、各々は二つの能
動制御キー17及び19の制御キー表示領域から所定距
離rより小さい距離のところにある。しかし、図4から
わかるとおり、本発明の適応接触認識システムはこれら
接触の各々をかなり異なる仕方で認識する。位置510
の接触は拡張接触帯22の中にあり、従って能動制御キ
ー19が選択されていることを示している。位置512
の接触は拡張接触帯20の中にあり、従って制御キー1
7が選択されていることを示している。最後に、位置5
11の接触は拡張接触帯20と22との間の非感知帯2
4の中に入り、従って能動制御キーが選択されていない
ことを示している。
【0064】上に述べたとおり、ソフトウェアルーチン
は接触位置と二つの能動制御キーの制御キー表示領域と
の間の距離が各々所定距離rより小さいときに限りステ
ップ240に進む。従って、ソフトウェアルーチンは接
触位置が能動制御キー間の非感知帯内に入るか否かを判
定しなければならず、非感知帯内に入っていなければ、
接触位置がどの能動制御キーの拡張接触帯の中に入るか
を確認しなければならない。ステップ240で、接触位
置と現在処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との
間の距離がニアミス距離から非感知帯の大きさを減じた
ものより小さいか否かに関して判定を行う。距離がニア
ミス距離から非感知帯の大きさを減じたものより小さい
ことが確認されると、接触位置はニアミスキーと現在処
理中の制御キーとの間の非感知帯の中に入らず、現在処
理中の能動制御キーの拡張接触帯の中に入る可能性があ
る。それ故、この判定が行われると、ソフトウェアルー
チンはステップ238に進み、次の三つの機能を行う。
(1).ニアミスフラグを設定する。(2).接触位置
と現在処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間
の距離を示すようにニアミス距離を更新する。(3).
現在処理中の能動制御キーを示すようにキー指標を更新
する。キー指標及びニアミス距離値はステップ238で
更新され、接触位置が前のニアミスキーまでより現在処
理中の能動制御キーに近いということを示す。従って、
現在処理中の能動制御キーは前に処理された能動制御キ
ーより接触位置の方に近い。キー指標及びニアミス距離
はステップ238で更新され、現在処理中の能動制御キ
ーをニアミス制御キーとして確定する。
【0065】ステップ240で接触位置と現在処理中の
能動制御キーの制御キー表示領域との間の距離がニアミ
ス距離から非感知帯の大きさを減じたものより大きいこ
とが確認されると、ソフトウェアルーチンはステップ2
42に進み、ニアミス距離が接触位置と現在処理中の能
動制御キーの制御キー表示領域との間の距離から非感知
帯の大きさを減じたものより小さいか否かに関する判定
を行う。ステップ242で行う判定はステップ240で
行う判定と非常に似ている。ステップ242で行う判定
の目的は接触位置が能動制御キー指標に格納され、その
距離がニアミス距離値として格納されているニアミス制
御キーの拡張接触帯の中に入るか否かを判定することで
ある。ステップ242でニアミス距離が接触位置と現在
処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間の距離
から非感知帯の大きさを減じたものより小さいことが確
認されると、接触位置はニアミス制御キーと現在処理中
の能動制御キーとの間に形成された非感知帯内には無
く、接触位置はニアミス制御キーの拡張接触帯の中にあ
る可能性がある。この判定が行われると、ニアミス制御
キーは処理されてしまっているどの制御キーより接触位
置に近い。従って、制御キー指標及びニアミス距離値は
接触位置に最も近い能動制御キーを既に示しており、更
新される必要はない。従って、ソフトウェアルーチンは
ステップ234に進み、処理のため次の能動制御キーを
選択してからステップ214(図9)に戻る。
【0066】ステップ242でニアミス距離が接触位置
と現在処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間
の距離から非感知帯の大きさを減じたものより小さくな
いことが確認されると、接触位置はニアミス制御キーと
現在処理中の能動制御キーとの間に形成された非感知帯
の中に入っている可能性がある。それ故、ソフトウェア
ルーチンはステップ244に進み、キー指標を能動制御
キーが選択されていないことを示すように更新する。前
に述べたように、本発明の適応接触認識方法の一実施例
では、非感知帯は隣接する能動制御キーの拡張接触帯の
間に形成されている。ユーザが二つの隣接する能動制御
キーの間の非感知帯の中にある位置に接触すると、適応
接触認識プロセスは接触を能動制御キーを選択すること
としては認識しない。従って、ソフトウェアルーチンが
ステップ244に進むと、ソフトウェアルーチンは接触
位置が現在処理中の能動制御キーとニアミス制御キーと
の間の非感知帯に入ることを認識し、ステップ244で
キー指標をキー無しに設定して能動制御キーが選択され
ていないことを示す。
【0067】上に述べたとおり、ソフトウェアルーチン
がステップ244に進むと、接触位置は現在処理中の能
動制御キーとニアミス制御キーとの間の非感知帯に入る
可能性がある。しかし、ソフトウェアルーチンは、図5
を参照して説明している理由によりすべての能動制御キ
ーを処理し終るまで接触位置が非感知帯に入るか否かに
関する最終判定を行わない。図5はそれぞれ拡張接触帯
32、34及び36を備えている三つの能動制御キー2
7、29及び31を示す。各能動制御キーは他の二つに
隣接して設置されている。非感知帯38、42及び40
はそれぞれ制御キー対(27、29)、(29、31)
及び(27、31)の間に形成されている。
【0068】図5に各能動制御キー27、29及び31
の制御キー表示領域の所定距離rの中にある接触位置5
38を示す。接触位置538で生ずる接触感知型ユーザ
インターフェースパネルの接触に応答して、図8乃至図
10のソフトウェアルーチンが呼び出されて、もしあれ
ば、能動制御キー27、29又は31のどれが接触によ
り選択されているかを確認する。上に述べたように、能
動制御キーが処理される順序は本質的に任意である。従
って、能動制御キー2を理される最初の能動制御キーと
することができる。能動制御キー27が処理される三つ
の能動制御キーの最初のものであれば、能動制御キー2
7は接触位置538が能動制御キー27の制御キー表示
領域から所定距離r以内にあるから、ステップ238で
ニアミス制御キーとして確定されることになる。その
後、能動制御キー29が処理される次の能動制御キーで
あるとすれば、ソフトウェアルーチンはステップ244
に進むことになり、キー指標を能動制御キーが選択され
ていないことを示すように設定する。ソフトウェアルー
チンがこの方法で進む理由は能動制御キー27及び29
が処理されている唯二つの能動制御キーであるとき、接
触位置538がこれら能動制御キーの拡張接触帯の間に
確定されている非感知帯の中に入るように現れるという
ことである。しかし、能動制御キー31を処理したと
き、ソフトウェアルーチンはステップ240で接触位置
538と能動制御キー31に対する制御キー表示領域と
の間の距離がニアミス距離(接触位置538と能動制御
キー27又は29のうち近い方の制御キー表示領域との
間の距離を示す)から非感知帯の大きさを減じたものよ
り小さいことを確認しているであろう。従って、ソフト
ウェアルーチンはステップ238に進み、キー指標を能
動制御キー31が選択されていることを示すように設定
する。
【0069】前述からわかるように、図8乃至図10に
示すソフトウェアルーチンは、図5に示すように、二つ
の能動制御キーの間の非感知帯内に入るように元来現れ
るかも知れない接触位置が第3の更に近い能動制御キー
の拡張接触帯の中に実際に入る可能性があるから、各能
動制御キーを処理してしまうまで、接触位置が二つの能
動制御キーの間の非感知帯の中に入るか否かに関する最
終的判定を行わない。
【0070】図8乃至図10に示すソフトウェアルーチ
ンの説明に戻ると、キー指標をステップ244で能動制
御キーが選択されていないことを示すように設定してか
ら、ルーチンはステップ246に進み、接触位置と現在
処理中の能動制御キーの制御キー表示領域との間の距離
がニアミス距離より小さいか否かに関する判定を行い、
もし小さくなければ、ソフトウォアルーチンはステップ
234に進み、処理のため次の能動制御キーを選択し、
ステップ214(図9)に戻る。
【0071】ステップ246で接触位置と現在処理中の
能動制御キーの制御キー表示領域との間の距離がニアミ
ス距離より小さいことが確認されると、ソフトウェアル
ーチンはステップ248に進み、ニアミス距離を接触位
置と現在処理中の能動制御キーの制御表示領域との間の
距離に対応するように更新する。ステップ248でニア
ミス距離を更新する理由は図11乃至図15を参照して
最も良く説明されている。
【0072】図11乃至図15は隣接する三つの能動制
御キー520、522及び524を示している。図11
はまた、点線で、それぞれ能動制御キー520、522
及び524の制御キー表示領域から各方向に所定距離r
だけ隔てられている拡張接触帯542、544及び54
6をも示している。図11は更に拡張接触帯542、5
44及び546の各々の中にある接触位置540を示し
ている。
【0073】図12は能動制御キー520と524との
間に形成されている非感知帯536を示し、図13は能
動制御キー522と524との間に形成されている非感
知帯534を示し、図14は能動制御キー520と52
2との間に形成されている非感知帯532を示す。上に
述べたように、能動制御キーを図8乃至図10に示すソ
フトウェアルーチンにより処理する順序は本質的に任意
である。従って、接触感知型ユーザインターフェースパ
ネルが接触位置540で接触されたことに応答してソフ
トウェアルーチンが呼び出されたとすれば、能動制御キ
ー520、522及び524をどんな順序で処理するこ
ともできる。能動制御キー524が処理されるべき最初
の能動制御キーとして選択されたとすれば、ソフトウェ
アルーチンは、ステップ232で、接触位置540と能
動制御キー524の制御キー表示領域との間の距離が所
定距離rより大きくないことを確認し、ステップ236
に進むことになる。ステップ236で、能動制御キー5
24が処理される最初のキーであるからニアミスフラグ
は設定されていないことを確認し、ソフトウェアルーチ
ンはステップ238に進み、能動制御キー524をニア
ミス制御キーとして確定する。
【0074】能動制御キー524を処理してから、ソフ
トウェアルーチンはステップ234に進み、処理のため
次の能動制御キーを選択する。例示の目的で、能動制御
キー522が処理されるべき次の能動制御キーとして選
択されると仮定する。図13からわかるとおり、接触位
置540は能動制御キー522と524との間の非感知
帯534にある。それ故、上に説明した仕方で、ソフト
ウェアルーチンはステップ244に進み、能動制御キー
が選択されていないことを示すキー指標を設定する。そ
の後、ソフトウェアルーチンはステップ246に進み、
接触位置540と能動制御キー522の制御キー表示領
域との間の距離がニアミス距離(接触位置540と能動
制御キー524の制御キー表示領域との間の距離を示
す)より小さいか否かに関する判定を行う。ステップ2
46で、接触位置が能動制御キー522の制御キー表示
領域により近いことが確認され、従ってソフトウェアル
ーチンはステップ248に進み、ニアミス距離を接触位
置540と能動制御キー522の制御キー表示領域との
間の距離を示すように更新する。この方法によるニアミ
ス距離の更新は、それが能動制御キー520の後続処理
に影響する仕方であるため重要である。
【0075】図12からわかるように、能動制御キー5
20及び524が考慮される唯二つのキーであれば、接
触位置540は、非感知帯の大きさより多く能動制御キ
ー520に近いので能動制御キー520の拡張接触帯の
中に入るように思われる。しかし、図15に示したよう
に、三つの能動制御キーの各々を考えると、接触位置5
40は能動制御キー522と524との間の非感知帯の
中に入り、従って能動制御キーを選択しない。
【0076】能動制御キー520が図8乃至図10のソ
フトウェアルーチンにより処理されると、ソフトウェア
ルーチンは、ステップ240で、接触位置540と能動
制御キー520の制御キー表示領域との間の距離がニア
ミス距離から非感知帯の大きさを減じたものより小さい
か判定する。従って、ニアミス距離がステップ248で
能動制御キー522からの距離を示すように更新されて
いなければ、ソフトウェアルーチンは、ステップ240
で、接触位置540と能動制御キー520との間の距離
が、図12に示すように、接触位置540が能動制御キ
ー524までより能動制御キー520の方に非感知帯の
大きさを超える大きさだけ近いので、ニアミス距離から
非感知帯の大きさを減じたものより小さいことを確認す
る。その結果、ソフトウェアルーチンはステップ238
に進み、キー指標を能動制御キー520に設定し、これ
により能動制御キー520がユーザにより選択されてい
ることを示す。この結果は、図15に示すように、接触
位置540が能動制御キー522と524との間の非感
知帯534の中に入るので正しくなく、従って能動制御
キーを選択しない。
【0077】図8乃至図10のソフトウェアルーチンが
ステップ248でニアミス距離を更新する理由は上述の
誤りが発生しないようにすることである。ソフトウェア
ルーチンが上に説明した順序で制御キーを処理しようと
する場合には、ソフトウェアルーチンは、能動制御キー
522を処理するとき、図14に示すように、接触位置
540と能動制御キー522の制御キー表示領域との間
の距離が能動制御キー524の制御キー表示領域までの
距離より小さいので、ステップ248でニアミス距離を
接触位置540と能動制御キー522に対する制御キー
表示領域との間の距離を示すように更新する。ステップ
248でニアミス距離を更新してから、ソフトウェアル
ーチンは、ステップ234で、処理のため能動制御キー
520を選択することに進む。能動制御キー520を処
理しながら、ソフトウェアルーチンはステップ240に
進み、接触位置540と能動制御キー520の制御キー
表示領域との間の距離がニアミス距離(接触位置540
と能動制御キー522の制御キー表示領域との間の距離
を示す)から非感知帯の大きさを減じたものより小さい
か否かに関する判定を行う。図14に示すように、接触
位置540と能動制御キー522の制御キー表示領域と
の間の距離は接触位置と能動制御キー520の制御キー
表示領域との間の距離より小さい。従って、ソフトウェ
アルーチンはステップ242に進み、ニアミス距離が接
触位置540と能動制御キー520との間の距離から非
感知帯の大きさを減じたものより小さいことを確認す
る。それ故、ソフトウェアルーチンはキー指標を更新せ
ずに次の能動制御キーの処理に進む。その結果、キー指
標は、接触位置が二つの能動制御キーの間の非感知帯の
中にあるので正しい指示である能動制御キーが選択され
ていないという事実を反映し続けることになる。
【0078】再び図8乃至図10に示すソフトウェアル
ーチンを参照する。上に説明したとおり、ステップ20
2(図8)でダウンストロークが発生していることが確
認されると、ソフトウェアルーチンは能動制御キーの処
理を開始し、二つの方法の一つで終了する。ソフトウェ
アルーチンが終了する第1の方法はステップ216(図
9)で接触位置が能動制御キーに対する制御キー表示領
域に合致することの確認から生ずる。この確認が行われ
ると、ソフトウェアルーチンはステップ218でキー指
標を合致した能動制御キーに設定し、ステップ210で
アップストロークを待つフラグを設定し、ステップ22
2でキー指標により示される能動制御キーを戻し、終了
する。
【0079】接触位置が能動制御キーに対する制御キー
表示領域に合致しないと、ソフトウェアルーチンは各能
動制御キーが処理されてしまってからに限り終了する。
各能動制御キーは、上に説明したように、接触位置が能
動制御キーの制御キー表示領域から所定距離r以内に入
ったときでも、ソフトウェアルーチンは接触位置がその
能動制御キーに対する拡張接触帯の中に入っていること
を確認できないので、処理されなければならない。接触
位置が処理中の能動制御キーの制御キー表示領域に合致
しないと、ソフトウェアルーチンは種々のステップのど
れか一つで制御キーの処理を終了してから、ステップ2
26(図9)またはステップ234(図10)で、処理
のため次の能動制御キーを選択し、ステップ214(図
9)に戻り、最後の能動制御キーが処理されているか否
かについて判定を行う。
【0080】ステップ214で最後の能動制御キーが処
理されていることが確認されると、ソフトウェアルーチ
ンはステップ250(図9)に進み、下記二つの条件が
真であるか否かについて判定を行う。(1).ニアミス
フラグが設定されている、(2).制御キー指標が能動
制御キーが選択されていないことを示していない。ステ
ップ250でこれら条件の各々が満足されていることが
確認されると、ソフトウェアルーチンは接触位置が制御
キー指標により示された能動制御キーに対する拡張接触
帯の中に入っていることを認識する。従って、二つの条
件が満足されると、ソフトウェアルーチンはステップ2
20に進み、上に説明した仕方でアップストロークを待
つフラグを設定する。その後、ソフトウェアルーチンは
ステップ222で制御キー指標により示された能動制御
キーを戻し、次いで終了する。
【0081】ステップ250で上述の二つの条件のいず
れかが満足されないことが確認されると、ソフトウェア
ルーチンは能動制御キーが選択されていないことを認識
する。ニアミスフラグが設定されていないと、接触位置
は能動制御キーの制御キー表示領域から所定距離rの範
囲内に入らず、従って能動制御キーを選択しない。しか
し、ニアミスフラグは、接触位置が二つの能動制御キー
の間の非感知帯内に入っていると、能動制御キーが選択
されていなくてもニアミスフラグが設定されるので、能
動制御キーが選択されているか否かを判定するのに利用
される唯一の条件ではない。二つの能動制御キーの間の
非感知帯の中に入る接触位置は設定されているニアミス
フラグ及び能動制御キーが選択されていないことを示す
制御キー指標により示される。従って、ステップ250
でニアミスフラグが設定されており且つ制御キー指標が
能動制御キーが選択されていないことを示していること
が確認されると、接触位置は非感知帯内に入り、能動制
御キーが選択されていないことを示す。
【0082】ステップ250で上述の二つの要求事項の
いずれかが満たされていないことが確認されると、ソフ
トウェアルーチンはステップ252に進み、能動制御キ
ーが選択されていないことの指示を戻してから終了す
る。能動制御キーが選択されていないと、アップストロ
ークを待つフラグは設定されないことに注目すべきであ
る。その結果、ユーザがプローブを接触感知型ユーザイ
ンターフェースパネル上の能動制御キーに対する拡張接
触帯内に入らない位置に接触させると、ユーザはプロー
ブを能動制御キーの拡張接触帯内に入るまで接触感知型
ユーザインターフェースパネルに沿って動かすことがで
き、拡張接触帯への移動は対応する能動制御キーを選択
することとして認識される。それ故、ユーザはプローブ
を接触感知型ユーザインターフェースパネルに接触さ
せ、次いで適当に位置に動かして、最初にプローブを接
触感知型ユーザインターフェースパネルから除去させず
に所要能動制御キーを選択することができる。何故なら
アップストロークを待つフラグは、すべてのダウンスト
ロークの認識を禁止するものであるが、能動制御キーが
選択されるまで設定されないからである。
【0083】図面に示す実施例の種々の変更及び修正を
本発明の範囲内で行うことができることを理解すべきで
ある。従って、上の説明に含まれ、添付図面に図示され
ているすべての事項を、例示であって限定するものでな
いという意味に解釈すべきであると考えられる。
【0084】以上本発明の各実施例について詳述した
が、以下、本発明各実施例を要約する。 1. 表示領域(26、28、30)内でユーザにより
接触されると、前記表示領域内で夫々能動制御機能を示
し、夫々前記能動制御機能を選択せしめる1つ以上の能
動制御キー(27、29、31)を有する接触感知型ユ
ーザインターフェースパネル(10)を操作するための
適応接触認識方法であって、各能動制御キー(27、2
9、31)に対する拡張接触帯の寸法及び形状を接触感
知型ユーザインターフェースパネル(10)の他の能動
制御キーの存在及び位置に基づいて適応させるステップ
を有し、各能動制御キーに対して、能動制御キーに対す
る対応する制御キー表示領域(26、28、30)より
大きい面積を有する各能動制御キーに対する拡張接触帯
を規定するステップと、ユーザが能動制御キー(31)
に対する拡張接触帯(36)内で接触感知型ユーザイン
ターフェースパネルに接触すると、接触された拡張接触
帯(36)に対応する能動制御キー(31)により示さ
れる能動制御機能を選択するステップと、を具備した適
応接触認識方法である。
【0085】2. 複数の能動制御キーを有するユーザ
インターフェースを備えて、接触感知型ユーザインター
フェースパネルを操作するための適応接触認識方法であ
って、拡張接触帯を規定する前記ステップが、各能動制
御キーに対して、その対応する制御キー表示領域から、
隣接する能動制御キーに面する方向を除く各方向に、所
定距離だけ隔てられた境界を有する拡張接触帯を規定す
るステップと、各能動制御キーに対して、その対応する
制御キー表示領域から、隣接する能動制御キーに面する
方向に、所定距離未満だけ隔てられた境界を有する拡張
接触帯を規定し、隣接する能動制御キーの拡張接触帯が
確実に重ならないようにするステップと、を具備した前
記1に記載の適応接触認識方法である。
【0086】3. 前記接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルが複数の能動制御キーを備えており、拡張接
触帯を規定する前記ステップが、各拡張接触帯の境界が
各他の拡張接触帯の境界から非感知帯距離だけ隔てられ
て非感知帯が隣接能動制御キーの拡張接触帯の間に形成
されるように拡張接触帯を規定するステップを有する前
記1に記載の適応接触認識方法である。
【0087】4. 拡張接触帯を規定する前記ステップ
が、各能動制御キーに対して、その対応する制御キー表
示領域から、隣接する能動制御キーに面する方向を除く
各方向に、所定距離だけ隔てられた境界を有する拡張接
触帯を規定するステップを有し、各拡張接触帯の境界が
各他の拡張接触帯の境界から非感知帯距離だけ隔てられ
ているように拡張接触帯を規定する前記ステップが、各
能動制御キーに対して、その対応する制御キー表示領域
から、隣接する能動制御キーに面する方向に、所定距離
未満だけ隔てられた境界を有する拡張接触帯を規定し、
隣接する能動制御キーに対する拡張接触帯が非感知帯距
離だけ確実に隔てられているようにするステップを具備
した前記3に記載の適応接触認識方法である。
【0088】5. 各々が制御キー表示領域(26、2
8、30)内の能動制御機能を示し、ユーザが制御キー
表示領域内で接触感知型ユーザインターフェースパネル
(10)に接触すると能動制御機能の選択を行う一つ以
上の能動制御キー(27、29、31)を備えている接
触感知型ユーザインターフェースパネル(10)の、ど
の能動制御機能が接触感知型ユーザインターフェースパ
ネル(10)に接触するユーザにより選択されているか
を決定する方法であって、接触感知型ユーザインターフ
ェースパネル(10)に接触された接触感知型ユーザイ
ンターフェースパネル(10)の位置を決定するステッ
プ(100)と、接触された接触感知型ユーザインター
フェースパネルの位置が能動制御キーに対する制御キー
表示領域に合致するとき、合致した制御キー表示領域に
対応する能動制御キーにより示される能動制御機能を選
択するステップ(104)と、接触された接触感知型ユ
ーザインターフェースパネルの位置がいずれの能動制御
キーに対する制御キー表示領域にも合致しないとき、ど
の能動制御キー表示領域が接触された接触感知型ユーザ
インターフェースパネル位置に最も近いかを決定するス
テップ(106)と、接触された接触感知型ユーザイン
ターフェースパネル位置と最も近い制御キー表示領域と
の間の距離が所定距離以下であるとき、接触された接触
感知型ユーザインターフェースパネル位置に最も近い制
御キー表示領域に対応する制御キーにより示される能動
制御機能を選択するステップ(114)と、を具備した
適応接触認識方法である。
【0089】6. 5の接触感知型ユーザインターフェ
ースパネルの、どの能動制御機能が選択されているかを
決定する方法であって、接触された接触感知型ユーザイ
ンターフェースパネル位置と最も近い制御キー表示領域
との間の距離が所定距離以下であるとき、接触された接
触感知型ユーザインターフェースパネル位置が二つの制
御キー表示領域の間に形成された非感知帯に対応するか
否かを判定し、それが対応しているとき、接触された接
触感知型ユーザインターフェースパネル位置に最も近い
制御キー表示領域に対応する制御キーにより示される能
動制御機能を選択するステップを禁止するステップを付
加して成る前記5に記載の適応接触認識方法である。
【0090】7. 電子システム(600)をユーザ制
御するためのユーザインターフェースサブシステムであ
って、各々が制御キー表示領域(26、28、30)内
で能動制御機能を示し、ユーザが制御キー表示領域(2
6、28、30)内で接触感知型ユーザインターフェー
スパネル(10)に接触すると、能動制御機能を行う一
つ以上の能動制御キー(27、29、31)を有する接
触感知型ユーザインターフェースパネル(10)と、ユ
ーザが能動制御キー(31)の拡張接触帯(36)の内
部で接触感知型ユーザインターフェースパネル(10)
に接触したことに応答して、能動制御キー(31)の能
動制御機能を選択する制御手段(604)と、から構成
され、拡張接触帯は各能動制御キーについて能動制御キ
ーに対する対応する制御キー表示領域より大きい面積を
有しており、前記制御手段は、内で接触感知型ユーザイ
ンターフェースパネルの他の能動制御キーの存在及び位
置に応じて各能動制御キーに対する拡張接触帯の寸法及
び形状を適応させる手段(604)を具備したユーザイ
ンターフェースサブシステムである。
【0091】8. 各能動制御キーに対する前記拡張接
触帯が、その対応する制御キー表示領域から、隣接する
能動制御キーに面する方向を除く各方向に、所定距離だ
け隔てられ、その対応する制御キー表示領域から、隣接
する能動制御キーに面する方向に所定距離未満だけ隔て
られている境界を備えており、隣接する能動制御キーに
対する拡張接触帯が重ならない前記7に記載のユーザイ
ンターフェースサブシステムである。
【0092】9. 前記ユーザインターフェースパネル
が複数の能動制御キーを備えており、各能動制御キーに
対する前記拡張接触帯が、その対応する制御キー表示領
域から、隣接する能動制御キーに面する方向を除く各方
向に、所定距離だけ隔てられ、その対応する制御キー表
示領域から、隣接する能動制御キーに面する方向に、所
定距離未満だけ隔てられている境界を備えており、隣接
する能動制御キーに対する拡張接触帯が非感知帯距離だ
け隔てられる前記7に記載のユーザインターフェースサ
ブシステムである。
【0093】10. 表示領域(26、28、30)内
でユーザにより接触されると、前記表示領域内で夫々能
動制御機能を示し、夫々前記能動制御機能を選択せしめ
る1つ以上の能動制御キー(27、29、31)を有す
る接触感知型ユーザインターフェースパネル(10)を
操作するための適応接触認識方法であって、各能動制御
キーに対して、各制御キーに対応する拡張接触帯が制御
キーに対する対応する領域より大きい面積を有し、その
各々の拡張接触帯の境界が各他の拡張接触帯の境界から
非感知帯距離だけ隔てられて非感知帯(38、40、4
2)が隣接する能動制御キー(27、29、31)の拡
張接触帯(32、34、36)の間に形成されるように
なる拡張接触帯(32、34、36)を規定するステッ
プと、ユーザが能動制御キー(31)に対する拡張接触
帯(36)内で接触感知型ユーザインターフェースパネ
ルに接触すると、接触された拡張接触帯に対応する能動
制御キーにより示される能動制御機能を選択するステッ
プと、を具備した適応接触認識方法である。
【0094】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、接触感知型ユーザインターフェースパネルの制御
キー表示領域内に能動制御機能を示す能動制御キーを設
け、能動制御キーに対応する制御キー表示領域より大き
い面積を有する拡張接触帯を規定し、他の能動制御キー
を接触感知型ユーザインターフェースパネル上の近くに
設置すると、各拡張接触帯の寸法は自動的に変わって他
の拡張接触帯との重なりを回避するようにし、接触感知
型ユーザインターフェースパネルに接触すると、その接
触した拡張接触帯に対応する能動制御キーによる能動制
御機能を表示するようにしたので、同時に表示しするこ
とができる能動制御機能の数を減少させることなく、能
動制御キーの打ち損じの頻度を減少でき、効率よく能動
制御機能の選択表示が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】選択されない二つの能動制御器を有する接触感
知型ユーザインターフェースパネルを示す平面図であ
る。
【図2】能動制御キーの一つを選択した後の図1の接触
感知型ユーザインターフェースパネルを示す平面図であ
る。
【図3】単独の能動制御キーに対して作られた拡張接触
帯が接触感知型ユーザインターフェースパネル上の他の
制御キーの位置及び近さに応じて変化する仕方を示す説
明図である。
【図4】隣接する二つの能動制御キーのそれぞれに対し
て作られた拡張接触帯が接触感知型ユーザインターフェ
ースパネル上の他の制御キーの位置及び近さに応じて変
化する仕方を示す説明図である。
【図5】互いに隣接して設けられている三の能動制御キ
ーのそれぞれに対して作られた拡張接触帯が接触感知型
ユーザインターフェースパネル上の他の制御キーの位置
及び近さに応じて変化する仕方を示す説明図である。
【図6】本発明の適応接触認識方法一実施例に適用され
る適応接触認識システムのハードウエアの構成を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の適応接触認識方法に適用される適応接
触認識プロセスの主要ステップを示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の適応接触認識方法に適用される適応接
触認識プロセスを図8のプロセッサ604または610
により実行されるソフトウェアルーチンの諸ステップの
流れを示すフローチャートである。
【図9】本発明の適応接触認識方法に適用される適応接
触認識プロセスを図8のプロセッサ604または610
により実行される最後の能動制御キーの処理の有無の判
定以降のソフトウェアルーチンを実行する諸ステップの
流れを示すフローチャートである。
【図10】本発明の適応接触認識方法に適用される適応
接触認識プロセスを図8のプロセッサ604または61
0により実行される接触位置と処理中の能動制御キーの
制御表示領域との間の距離が所定距離より大きいか小さ
いかの判定以降のソフトウェアルーチンを実行する諸ス
テップの流れを示すフローチャートである。
【図11】隣接する三つの能動制御キー及び三つの能動
制御キーの各組の間に非感知帯を形成する仕方を示す説
明図である。
【図12】隣接する二つの能動制御キー及び二つの能動
制御キーの各組の間に非感知帯を形成する仕方を示す説
明図である。
【図13】隣接する二つの能動制御キー及び二つの能動
制御キーの各組の間に非感知帯を形成する仕方を示す説
明図である。
【図14】隣接する二つの能動制御キー及び二つの能動
制御キーの各組の間に非感知帯を形成する仕方を示す説
明図である。
【図15】隣接する三つの能動制御キー及び三つの能動
制御キーの各組の間に非感知帯を形成する仕方を示す説
明図である。
【符号の説明】
1、2、3、4、13 制御キー 5、6、12、16、18、26、28、30、620
制御キー表示領域 10、616、618 接触感知型ユーザインターフェ
ースパネル 14、20、22、34、542、544、546 拡
張接触帯 17、19、27、29、31、520、522、52
4 能動制御キー 24、38、40、42、532、534、536 非
感知帯 510、512、538、540 接触位置 602 電子システム 604、610 プロセッサ 606 I/Oコントローラ 608 通信リンク 614 I/O装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示領域(26、28、30)内でユー
    ザにより接触されると、前記表示領域内で夫々能動制御
    機能を示し、夫々前記能動制御機能を選択せしめる1つ
    以上の能動制御キー(27、29、31)を有する接触
    感知型ユーザインターフェースパネル(10)を操作す
    るための適応接触認識方法であって、 各能動制御キー(27、29、31)に対する拡張接触
    帯の寸法及び形状を接触感知型ユーザインターフェース
    パネル(10)の他の能動制御キーの存在及び位置に基
    づいて適応させるステップを有し、各能動制御キーに対
    して、能動制御キーに対する対応する制御キー表示領域
    (26、28、30)より大きい面積を有する各能動制
    御キーに対する拡張接触帯を規定するステップと、 ユーザが能動制御キー(31)に対する拡張接触帯(3
    6)内で接触感知型ユーザインターフェースパネルに接
    触すると、接触された拡張接触帯(36)に対応する能
    動制御キー(31)により示される能動制御機能を選択
    するステップと、を具備したことを特徴とする適応接触
    認識方法。
JP7808094A 1993-04-27 1994-03-24 適応接触認識方法 Pending JPH06314167A (ja)

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