JP2000020243A - カーソル制御方法、記憶媒体及び情報処理装置 - Google Patents

カーソル制御方法、記憶媒体及び情報処理装置

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JP2000020243A JP18634498A JP18634498A JP2000020243A JP 2000020243 A JP2000020243 A JP 2000020243A JP 18634498 A JP18634498 A JP 18634498A JP 18634498 A JP18634498 A JP 18634498A JP 2000020243 A JP2000020243 A JP 2000020243A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、カーソル制御方法、記憶媒体及び
情報処理装置に関し、ポインティングデバイスの種類及
びユーザの熟練の度合いに拘らず、ポインティングデバ
イスを操作して画面上のカーソルの位置を速く、且つ、
正確に移動可能とすることを目的とする。 【解決手段】 ポインティングデバイスからの入力に基
づいて画面に表示されるカーソルの位置を制御するカー
ソル制御方法において、前記ポインティングデバイスか
らの入力に基づいて前記カーソルの現在位置を検出する
検出ステップと、前記画面上の特定の領域を示すマスク
情報と前記カーソルの現在位置とに基づいて、前記ポイ
ンティングデバイスからの入力に基づく前記カーソルの
画面上の移動量を制御する制御ステップとを含むように
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明はカーソル制御方法、
記憶媒体及び情報処理装置に係り、特にパーソナルコン
ピュータ、ワークステーション等の情報処理装置におい
てポインティングデバイスからの入力に基づいて表示装
置の画面に表示されるカーソルの位置を制御するための
カーソル制御方法、コンピュータにカーソルの位置を制
御させるためのプログラムを格納したコンピュータ読み
取り可能な記憶媒体、及びこのようなカーソル制御情報
を用いる情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ、ワークステー
ション等の情報処理装置で用いられる表示装置は、最近
ではグラフィカルなインタフェースを採用するものが主
流となっている。ユーザが情報処理装置に対して何らか
の指示を行う場合、キーボードだけではなく、マウス、
ジョイスティック、トラックボール等のポインティング
デバイスを用いて画面上のカーソルの移動を制御する機
会が増えている。ポインティングデバイスからの入力に
基づいて画面上に表示されるカーソルは、キーボードか
らの入力に基づいて画面上に表示される通常のカーソル
と区別するために、マウスカーソルとも呼ばれる。
【0003】デスクトップ型の情報処理装置の場合、作
業スペースが比較的広くとれるので、通常はマウスがポ
インティングデバイスとして使用される。他方、ノート
型のパーソナルコンピュータ等の携帯型の情報処理装置
の場合、ジョイスティックやトラックボール等がポイン
ティングデバイスとして使用されることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ジョイスティックやト
ラックボール等のポインティングデバイスは、キーボー
ドの一部に設けられているため、マウスと比較すると操
作性が悪く、ポインティングデバイスを操作して画面上
のカーソルの位置を速く、且つ、正確に移動させるのは
困難であるという問題があった。
【0005】又、マウスの場合でも、ユーザが熟練者で
はなくマウスの操作に不慣れであると、マウスを操作し
て画面上のカーソルの位置を速く、且つ、正確に移動さ
せるのは困難であるという問題があった。そこで、本発
明は、ポインティングデバイスの種類及びユーザの熟練
の度合いに拘らず、ポインティングデバイスを操作して
画面上のカーソルの位置を速く、且つ、正確に移動可能
とするカーソル制御方法、記憶媒体及び情報処理装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、ポインテ
ィングデバイスからの入力に基づいて画面に表示される
カーソルの位置を制御するカーソル制御方法であって、
前記ポインティングデバイスからの入力に基づいて前記
カーソルの現在位置を検出する検出ステップと、前記画
面上の特定の領域を示すマスク情報と前記カーソルの現
在位置とに基づいて、前記ポインティングデバイスから
の入力に基づく前記カーソルの画面上の移動量を制御す
る制御ステップとを含むカーソル制御方法によって達成
できる。本発明によれば、ポインティングデバイスを操
作して画面上のカーソルの位置を速く、且つ、正確に移
動可能となる。
【0007】前記制御ステップは、前記カーソルの現在
位置が前記特定領域内に移動したときは前記カーソルの
画面上の移動を一定時間無効としても良い。本発明によ
れば、移動中のカーソルが画面上の特定の領域に入ると
一瞬停止するので、例えばウィンドウの枠や画面上の小
さなボタン等をクリックしたり、ドラッグしたりする場
合に、カーソルを容易に位置決めすることができる。
【0008】又、前記制御ステップは、前記カーソルの
現在位置の前記特定領域からの距離に基づいて前記カー
ソルの画面上の移動量を制御しても良い。この場合、前
記制御ステップは、前記距離が増加する場合には前記カ
ーソルの画面上の移動量を減少させても良く、前記距離
が減少する場合には前記カーソルの画面上の移動量を増
加させても良い。本発明によれば、移動中のカーソルが
画面上の特定の領域に近づくにつれ移動速度を増加させ
てカーソルを素早く目的のウィンドウや画面上の小さな
ボタン等の位置まで移動させることができ、又、カーソ
ルが特定の領域を通り過ぎると移動速度を減少させてカ
ーソルが簡単に目的のウィンドウや画面上の小さなボタ
ン等の位置を通り過ぎないようにすることができる。
【0009】前記特定領域は少なくとも第1の特定領域
及び第2の特定領域とからなり、前記制御ステップは、
前記カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内にある
ときは前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効と
し、前記カーソルの現在位置の前記第2の特定領域から
の距離に基づいて前記カーソルの画面上の移動量を制御
するようにしても良い。本発明によれば、画面上の特定
の領域の種類に応じてカーソルの制御方法を変えて、よ
り柔軟性の高いカーソル制御を実現できる。
【0010】上記の課題は、ポインティングデバイスか
らの入力に基づいてコンピュータに画面に表示されるカ
ーソルの位置を制御させるプログラムを格納したコンピ
ュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記ポインテ
ィングデバイスからの入力に基づいて前記コンピュータ
に前記カーソルの現在位置を検出させる検出手段と、前
記画面上の特定の領域を示すマスク情報と前記カーソル
の現在位置とに基づいて、前記コンピュータに前記ポイ
ンティングデバイスからの入力に基づく前記カーソルの
画面上の移動量を制御させる制御手段としてコンピュー
タを機能させるためのプログラムを格納した記憶媒体に
よっても達成できる。本発明によれば、ポインティング
デバイスを操作して画面上のカーソルの位置を速く、且
つ、正確に移動可能となる。
【0011】前記制御手段は、前記カーソルの現在位置
が前記特定領域内に移動したときは前記コンピュータに
前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効とさせても
良い。本発明によれば、移動中のカーソルが画面上の特
定の領域に入ると一瞬停止するので、例えばウィンドウ
の枠や画面上の小さなボタン等をクリックしたり、ドラ
ッグしたりする場合に、カーソルを容易に位置決めする
ことができる。
【0012】又、前記制御手段は、前記カーソルの現在
位置の前記特定領域からの距離に基づいて前記コンピュ
ータに前記カーソルの画面上の移動量を制御させても良
い。この場合、前記制御手段は、前記距離が増加する場
合には前記コンピュータに前記カーソルの画面上の移動
量を減少させ、前記距離が減少する場合には前記コンピ
ュータに前記カーソルの画面上の移動量を増加させても
良い。本発明によれば、移動中のカーソルが画面上の特
定の領域に近づくにつれ移動速度を増加させてカーソル
を素早く目的のウィンドウや画面上の小さなボタン等の
位置まで移動させることができ、又、カーソルが特定の
領域を通り過ぎると移動速度を減少させてカーソルが簡
単に目的のウィンドウや画面上の小さなボタン等の位置
を通り過ぎないようにすることができる。
【0013】前記特定領域は少なくとも第1の特定領域
及び第2の特定領域とからなり、前記制御手段は、前記
カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内にあるとき
は前記コンピュータに前記カーソルの画面上の移動を一
定時間無効とさせ、前記カーソルの現在位置の前記第2
の特定領域からの距離に基づいて前記コンピュータに前
記カーソルの画面上の移動量を制御させるようにしても
良い。本発明によれば、画面上の特定の領域の種類に応
じてカーソルの制御方法を変えて、より柔軟性の高いカ
ーソル制御を実現できる。
【0014】上記の課題は、ポインティングデバイスか
らの入力に基づいて画面にカーソルを表示する機能を有
する情報処理装置であって、前記ポインティングデバイ
スからの入力に基づいて前記カーソルの現在位置を検出
する検出手段と、前記画面上の特定の領域を示すマスク
情報と前記カーソルの現在位置とに基づいて、前記ポイ
ンティングデバイスからの入力に基づく前記カーソルの
画面上の移動量を制御する制御手段とを備えた情報処理
装置によっても達成できる。本発明によれば、ポインテ
ィングデバイスを操作して画面上のカーソルの位置を速
く、且つ、正確に移動可能となる。
【0015】前記制御手段は、前記カーソルの現在位置
が前記特定領域内に移動したときは前記カーソルの画面
上の移動を一定時間無効としても良い。本発明によれ
ば、移動中のカーソルが画面上の特定の領域に入ると一
瞬停止するので、例えばウィンドウの枠や画面上の小さ
なボタン等をクリックしたり、ドラッグしたりする場合
に、カーソルを容易に位置決めすることができる。
【0016】又、前記制御手段は、前記カーソルの現在
位置の前記特定領域からの距離に基づいて前記カーソル
の画面上の移動量を制御しても良い。この場合、前記制
御手段は、前記距離が増加する場合には前記カーソルの
画面上の移動量を減少させ、前記距離が減少する場合に
は前記カーソルの画面上の移動量を増加させても良い。
本発明によれば、移動中のカーソルが画面上の特定の領
域に近づくにつれ移動速度を増加させてカーソルを素早
く目的のウィンドウや画面上の小さなボタン等の位置ま
で移動させることができ、又、カーソルが特定の領域を
通り過ぎると移動速度を減少させてカーソルが簡単に目
的のウィンドウや画面上の小さなボタン等の位置を通り
過ぎないようにすることができる。
【0017】前記特定領域は少なくとも第1の特定領域
及び第2の特定領域とからなり、前記制御手段は、前記
カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内にあるとき
は前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効とし、前
記カーソルの現在位置の前記第2の特定領域からの距離
に基づいて前記カーソルの画面上の移動量を制御するよ
うにしても良い。本発明によれば、画面上の特定の領域
の種類に応じてカーソルの制御方法を変えて、より柔軟
性の高いカーソル制御を実現できる。
【0018】従って、本発明によれば、ポインティング
デバイスの種類及びユーザの熟練の度合いに拘らず、ポ
インティングデバイスを操作して画面上のカーソルの位
置を速く、且つ、正確に移動可能となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面と共
に説明する。
【0020】
【実施例】図1は、本発明になる情報処理装置の基本構
成の一実施例を示す図である。同図中、パーソナルコン
ピュータ等の情報処理装置は、大略バス8で接続された
中央処理装置(CPU)1、RAM2、ROM3、ハー
ドディスクコントローラ4、フロッピィディスクコント
ローラ5、グラフィックコントローラ6及びポインティ
ングデバイス7と、ハードディスク装置9と、フロッピ
ィディスク装置10と、表示装置11とからなる。説明
の便宜上、ポインティングデバイス7はマウスであるも
のとするが、ポインティングデバイス7は情報処理装置
に接続される構成であっても、情報処理装置のキーボー
ド等に設けられた構成であっても良い。尚、同図では、
キーボードの図示は省略する。
【0021】CPU1は、情報処理装置全体の動作を制
御するために設けられている。ROM3は、CPU1が
実行するプログラムやデータ等を格納する。RAM2
は、CPU1が行い演算処理の中間データ等を格納す
る。ハードディスクコントローラ4は、CPU1の制御
下でハードディスク装置9を制御して、ハードディスク
装置9内のハードディスク(図示せず)に対するデータ
の書き込み及びデータの読み出しを制御する周知の構成
を有する。又、フロッピィディスクコントローラ5は、
CPU1の制御下でフロッピィディスク装置10を制御
して、フロッピィディスク装置10内のフロッピィディ
スク(図示せず)に対するデータの書き込み及びデータ
の読み出しを制御する周知の構成を有する。尚、CPU
1が実行するプログラムは、ハードディスクやフロッピ
ィディスクに格納されていても良い。グラフィックコン
トローラ6は、CPU1の制御下で、ポインティングデ
バイス7やキーボードからの入力に基づき表示装置11
の画面上の表示を制御する周知の構成を有する。
【0022】情報処理装置の基本構成は、図1に示す構
成に限定されず、各種周知の基本構成を使用し得ること
は言うまでもない。図2は、本発明になる情報処理装置
の第1実施例におけるCPU1の基本機能ブロック図で
ある。情報処理装置の第1実施例は、本発明になるカー
ソル制御方法の第1実施例を採用する。
【0023】図2において、CPU1は、大略マスク情
報保持部12、現在座標保持部13、移動量検出部1
4、座標算出部15、解析部16及びスイッチ部17か
らなる。マスク情報保持部12は、表示装置11の画面
上の特定の領域を示すマスク情報を保持する。現在座標
保持部13は、カーソルの現在位置の座標を保持する。
現在座標保持部13に保持されたカーソルの現在位置の
座標は、バス8及びグラフィックコントローラ6を介し
て表示装置11に供給され、カーソルが画面上の対応す
る位置に表示される。移動量検出部14は、ポインティ
ングデバイス7からの入力に基づいて、カーソルの画面
上での移動量を検出する。座標算出部15は、移動量検
出部14により検出された移動量と、現在座標保持部1
3に保持された現在座標とに基づいて、カーソルの画面
上での最新の位置の座標を算出する。解析部16は、マ
スク情報保持部12に保持されたマスク情報と、現在座
標保持部13に保持された現在座標と、座標算出部15
により算出されたカーソルの画面上での最新の位置の座
標とに基づいた解析を行う。
【0024】具体的には、解析部16は、座標算出部1
5により算出されたカーソルの画面上での最新の位置の
座標が、マスク情報保持部12に保持されたマスク情報
で示される画面上の特定の領域外であれば、この最新の
位置の座標を現在座標保持部13に保持する。又、座標
算出部15により算出されたカーソルの画面上での最新
の位置の座標と現在座標保持部13に保持された現在座
標とが、共にマスク情報保持部12に保持されたマスク
情報で示される画面上の特定の領域内であると、解析部
16はこの最新の位置の座標を現在座標保持部13に保
持する。更に、座標算出部15により算出されたカーソ
ルの画面上での最新の位置の座標が、マスク情報保持部
12に保持されたマスク情報で示される画面上の特定の
領域内にあり、且つ、現在座標保持部13に保持された
現在座標が、マスク情報保持部12に保持されたマスク
情報で示される画面上の特定の領域外であると、ポイン
ティングデバイス7からの入力、即ち、移動信号を、一
定時間無効にする制御信号をスイッチ部17に供給す
る。これにより、バス8を介してポインティングデバイ
ス7からの移動信号を供給されるスイッチ部17は、制
御信号に応答して一定時間移動信号をブロックして移動
量検出部14に供給されにようにスイッチング動作を行
う。
【0025】これにより、図3に示す画面21上に例え
ば特定の領域23,24が設けられている場合、カーソ
ル22が移動されて特定の領域23又は24と重なる
と、上記一定時間だけカーソル22が停止する。このた
め、例えばウィンドウの枠や画面上の小さなボタン等を
ポインティングデバイス7でクリックしたり、ドラッグ
したりする際に、ユーザは容易にカーソルの位置決めを
行うことができる。
【0026】尚、特定の領域の数は2個に限定されず、
1個でも3個以上であっても良いことは言うまでもな
い。本実施例では、マスク情報保持部12及び現在座標
保持部13がCPU1の内部メモリで構成されている
が、ROM3及びRAM2でマスク情報保持部12及び
現在座標保持部13の機能を実現しても良い。
【0027】更に、情報処理装置の第1実施例の変形例
として、図4に示すように、スイッチ部17を移動量検
出部14の後段に設けても良い。図4において、図2と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。図
5は、情報処理装置の第1実施例におけるCPU1のよ
り詳細な機能ブロック図である。同図中、CPU1は、
大略ビットマップメモリ22、レジスタ23−1,23
−2、移動パルス検出器24、x座標算出部25−1、
y座標算出部25−2、ファームウェア26及びスイッ
チ27からなる。
【0028】ビットマップメモリ22は、マスク情報保
持部12に対応し、マスク情報をビットマップ形式で保
持する。レジスタ23−1,23−2は、現在座標保持
部13に対応し、現在の座標(x0,y0)を保持す
る。移動パルス検出器24は、移動量検出部14に対応
し、ポインティングデバイス7を操作して移動した際に
出力されるパルス状の移動信号をカウントして移動量
(Δx,Δy)を検出する。xy座標算出部25−1,
25−2は、座標算出部15に対応し、移動パルス検出
器24で検出した移動量(Δx,Δy)と、レジスタ2
3−1,23−2に保持された現在の座標(x0,y
0)とに基づいて、カーソルの最新の位置の座標(x
1,y1)を算出する。
【0029】ファームウェア26は、ビットマップメモ
リ22からのマスク情報と、レジスタ23−1,23−
2に保持された現在の座標(x0,y0)と、xy座標
算出部25−1,25−2で算出されたカーソルの最新
の位置の座標(x1,y1)とに基づいた解析を行う。
具体的には、ファームウェア26は、xy座標算出部2
5−1,25−2で算出されたカーソルの最新の位置の
座標(x1,y1)が、ビットマップメモリ22からの
マスク情報で示される画面上の特定の領域外であれば、
この最新の位置の座標(x1,y1)をレジスタ23−
1,23−2に保持する。又、xy座標算出部25−
1,25−2で算出されたカーソルの最新の位置の座標
(x1,y1)とレジスタ23−1,23−2に保持さ
れた現在の座標(x0,y0)とが、共にビットマップ
メモリ22からのマスク情報で示される画面上の特定の
領域内であると、ファームウェア26はこの最新の位置
の座標(x1,y1)をレジスタ23−1,23−2に
保持する。更に、xy座標算出部25−1,25−2に
より算出されたカーソルの画面上での最新の位置の座標
(x1,y1)が、ビットマップメモリ22からのマス
ク情報で示される画面上の特定の領域内にあり、且つ、
レジスタ23−1,23−2に保持された現在の座標
(x0,y0)が、ビットマップメモリ22からのマス
ク情報で示される画面上の特定の領域外であると、ポイ
ンティングデバイス7からの入力、即ち、パルス状の移
動信号を、一定時間無効にする制御信号をスイッチ27
に供給する。これにより、バス8を介してポインティン
グデバイス7からの移動信号を供給されるスイッチ27
は、制御信号に応答して一定時間移動信号をブロックし
て移動パルス検出器24に供給されにようにスイッチン
グ動作を行う。
【0030】尚、図4と共に説明したように、スイッチ
27は、移動パルス検出器24の後段に設けても良い。
図6は、図5に示すCPU1の動作を説明するフローチ
ャートである。同図中、ステップS1は、ポインティン
グデバイス7を操作して移動した際に出力される移動信
号に基づいて、移動パルス検出器24により移動量(Δ
x,Δy)を検出する。ステップS2は、検出した移動
量(Δx,Δy)と、レジスタ23−1,23−2に保
持された現在の座標(x0,y0)とに基づいて、xy
座標算出部25−1,25−2によりカーソルの最新の
位置の座標(x1,y1)を算出する。ステップS3
は、xy座標算出部25−1,25−2で算出されたカ
ーソルの最新の位置の座標(x1,y1)が、ビットマ
ップメモリ22からのマスク情報で示される画面上の特
定の領域内にあるかをファームウェア26で調べる。ス
テップS4は、最新の位置の座標(x1,y1)がマス
ク情報で示される画面上の特定の領域内にあるか否かを
ファームウェア26で判定する。ステップS4の判定結
果がNOであれば、ステップS5は、ファームウェア2
6でこの最新の位置の座標(x1,y1)をレジスタ2
3−1,23−2に保持する。他方、ステップS4の判
定結果がYESであると、ステップ6は、レジスタ23
−1,23−2に保持された現在の座標(x0,y0)
がビットマップメモリ22からのマスク情報で示される
画面上の特定の領域内にあるかをファームウェア26で
調べ、処理はステップS7へ進む。ステップS7は、現
在の座標(x0,y0)がマスク情報で示される画面上
の特定の領域内にあるか否かをファームウェア26で判
定する。ステップS7の判定結果がYESであれば、処
理はステップS5へ進み、NOであればステップS8へ
進む。ステップS8が実行されるときは、xy座標算出
部25−1,25−2により算出されたカーソルの画面
上での最新の位置の座標(x1,y1)が、ビットマッ
プメモリ22からのマスク情報で示される画面上の特定
の領域内にあり、且つ、レジスタ23−1,23−2に
保持された現在の座標(x0,y0)が、ビットマップ
メモリ22からのマスク情報で示される画面上の特定の
領域外にある。このため、ステップS8は、ファームウ
ェア26でポインティングデバイス7からの入力、即
ち、パルス状の移動信号を、一定時間無効にする制御信
号をスイッチ27に供給する。これにより、バス8を介
してポインティングデバイス7からの移動信号を供給さ
れるスイッチ17は、制御信号に応答して一定時間移動
信号をブロックして移動パルス検出器24に供給されに
ようにスイッチング動作を行う。ステップS8の後、ス
テップS5は、ファームウェア26でこの最新の位置の
座標(x1,y1)をレジスタ23−1,23−2に保
持し、処理はステップS1へ戻る。
【0031】図7は、本発明になる情報処理装置の第2
実施例におけるCPU1の基本機能ブロック図である。
情報処理装置の第2実施例は、本発明になるカーソル制
御方法の第2実施例を採用する。図7において、CPU
1は、大略マスク情報保持部32、現在座標保持部3
3、変位算出部34、距離算出部36、変位補正部3
7、判断部38、加算部39及び乗算部40からなる。
マスク情報保持部32は、表示装置11の画面上の特定
の領域を示すマスク情報を保持する。現在座標保持部3
3は、カーソルの現在位置の座標を保持する。現在座標
保持部33に保持されたカーソルの現在位置の座標は、
バス8及びグラフィックコントローラ6を介して表示装
置11に供給され、カーソルが画面上の対応する位置に
表示される。変位算出部34は、ポインティングデバイ
ス7からの入力に基づいて、カーソルの画面上での移動
量を変位情報として算出する。
【0032】距離算出部36は、マスク情報保持部32
に保持されたマスク情報で示される特定の領域と、現在
座標保持部33に保持されたカーソルの現在位置の座標
との間の距離を算出する。判断部38は、毎回距離算出
部36で算出される距離をバックアップしており、前回
算出された距離と今回算出された距離とに基づき、距離
が増加傾向にあるか、或いは、減少傾向にあるかを示す
距離増減情報を出力する。変位補正部37は、距離算出
部36で算出された距離と、判断部38から出力された
距離増減情報とに基づいて、係数αを求めて乗算部40
に供給する。この係数αは、距離算出部36で算出され
た距離が予め定められた値より大きい場合にはα=1に
設定され、予め定められた値以下の場合には距離が減少
傾向にあればα>1に、距離が増加傾向にあれば0<α
<1に設定される。
【0033】乗算部40は、変位算出部34からの変位
情報に、変位補正部37からの係数αを乗算した結果を
加算部39に供給する。加算部39は、乗算部40から
のα倍された変位情報と、現在座標保持部33に保持さ
れたカーソルの現在位置の座標とを加算して、加算結果
を距離算出部36及び現在座標保持部33に供給する。
【0034】図8は、距離算出部36の距離算出動作を
説明する図である。同図中、画面41上に例えば特定の
領域43が設けられている場合、距離算出部36はカー
ソルの現在の座標を中心とする半径rの円42が移動さ
れて特定の領域43と重なるか否かを判定する。半径r
の値は、任意単位で自然数1,2,3,...を取るも
のとすると、先ず、r=1の場合に円42が特定の領域
43と重なるかを調べる。r=1の場合に円42が特定
の領域43と重ならなければ、r=2に設定し、以後同
様にして、円42が特定の領域43と重ならなければr
の値を順次インクリメントする。円42が特定の領域4
3と重なる時のrの値を、マスク情報保持部32に保持
されたマスク情報で示される特定の領域43と、現在座
標保持部33に保持されたカーソルの現在位置の座標と
の間の距離として採用する。
【0035】これにより、カーソルが画面上の特定の領
域に接近するに従い、カーソルの移動速度が増加し、目
的とする例えばウィンドウの枠や画面上の小さなボタン
等の上にカーソルを素早く移動することができる。又、
カーソルが特定の領域を通り過ぎると、カーソルの移動
速度が減少し、カーソル移動の勢いが付き過ぎて目的と
する例えばウィンドウの枠や画面上の小さなボタン等を
簡単に通り過ぎてしまう不都合を防止することもでき
る。従って、本実施例は、マウスに比べて操作性の悪い
ジョイスティックやトラックボール等のポインティング
デバイスに適用した場合に特に効果的である。
【0036】尚、特定の領域の数は1個に限定されず、
2個以上であっても良いことは言うまでもない。本実施
例では、マスク情報保持部32及び現在座標保持部33
がCPU1の内部メモリで構成されているが、ROM3
及びRAM2でマスク情報保持部32及び現在座標保持
部33の機能を実現しても良い。
【0037】図9は、情報処理装置の第2実施例におけ
るCPU1のより詳細な機能ブロック図である。同図
中、CPU1は、大略ビットマップメモリ42、レジス
タ43−1,43−2,45−1,45−2、x変位算
出部44−1、y変位算出部44−2、距離算出部4
6、変位補正部47、判断部48、加算器49−1,4
9−2及び乗算器50−1,50−2からなる。
【0038】ビットマップメモリ42は、マスク情報保
持部22に対応し、マスク情報をビットマップ形式で保
持する。レジスタ43−1,43−2は、現在座標保持
部33に対応し、カーソルの現在位置の座標(x0,y
0)を保持する。xy変位算出部44−1,44−2
は、変位算出部34に対応し、ポインティングデバイス
7からの入力に基づいて、カーソルの画面上でのx移動
量Δx及びy変位量Δyを変位情報として算出する。レ
ジスタ43−1,43−2に保持されたカーソルの現在
位置の座標(x0,y0)は、xy変位算出部44−
1,44−2で算出された変位情報と、レジスタ43−
1,43−2に保持されたカーソルの現在位置の座標
(x0,y0)とに基づいて更新される。
【0039】距離算出部46は、距離算出部36に対応
し、ビットマップメモリ42に保持されたマスク情報で
示される特定の領域と、レジスタ43−1,43−2に
保持されたカーソルの現在位置の座標(x0,y0)と
の間の距離d0を算出する。判断部48は、判断部38
に対応し、毎回距離算出部46で算出される距離d0を
バックアップしており、前回算出された距離d0’と今
回算出された距離d0とに基づき、距離d0が増加傾向
にあるか、或いは、減少傾向にあるかを示す距離増減情
報を出力する。変位補正部47は、変位補正部37に対
応し、距離算出部46で算出された距離d0と、判断部
48から出力された距離増減情報とに基づいて、係数α
を求めて乗算器50−1,50−2に供給する。この係
数αは、距離算出部46で算出された距離d0が予め定
められた値Dより大きい場合にはα=1に設定され、予
め定められた値D以下の場合には距離d0が減少傾向に
あればα>1に、距離d0が増加傾向にあれば0<α<
1に設定される。
【0040】乗算器50−1は、x変位算出部44−1
からのx移動量Δxに、変位補正部47からの係数αを
乗算した結果を加算器49−1に供給する。加算部49
−1は、乗算部50−1からのα倍されたx移動量Δx
と、レジスタ43−1に保持されたカーソルの現在位置
のx座標x0とを加算して得られる加算結果x1をレジ
スタ45−1に一時的に保持する。このレジスタ45−
1に保持された加算結果x1は、レジスタ43−1に格
納されて保持されていたカーソルの現在位置のx座標x
0を更新すると共に、距離算出部46に供給される。同
様にして、乗算器50−2は、y変位算出部44−2か
らのy移動量Δyに、変位補正部47からの係数αを乗
算した結果を加算器49−2に供給する。加算部49−
2は、乗算部50−2からのα倍されたy移動量Δy
と、レジスタ43−2に保持されたカーソルの現在位置
のy座標y0とを加算して得られる加算結果y1をレジ
スタ45−2に一時的に保持する。このレジスタ45−
2に保持された加算結果y1は、レジスタ43−2に格
納されて保持されていたカーソルの現在位置のy座標y
0を更新すると共に、距離算出部46に供給される。従
って、レジスタ45−1,45−2も現在座標保持部3
3に対応している。
【0041】図10は、図9に示すCPU1の動作を説
明するフローチャートである。同図中、ステップS11
は、ポインティングデバイス7を操作して移動した際に
出力される移動信号に基づいて、xy変位算出部44−
1,44−2により移動量(Δx,Δy)を算出する。
ステップS12は、加算器50−1,50−2により、
レジスタ43−1,43−2に保持された現在の座標
(x0,y0)に算出した移動量(Δx,Δy)を加算
してカーソルの最新の位置の座標(x1,y1)を算出
してレジスタ45−1,45−2に保持する。ステップ
S13は、レジスタ43−1,43−2に保持された現
在の座標(x0,y0)と、ビットマップメモリ42か
らのマスク情報で示される画面上の特定の領域との間の
距離d0を距離算出部46により算出する。ステップS
14は、距離算出部46において算出された距離d0が
予め定められた値Dより大きいか否かを判定し、判定結
果がYESであれば処理は後述するステップS20へ進
み、カーソルの最新の位置の座標(x1,y1)が現在
の座標(x0,y0)としてレジスタ43−1,43−
2に保持されて現在の座標(x0,y0)が更新され、
処理はステップS11へ戻る。
【0042】他方、ステップS14の判定結果がNOで
あれば、処理はステップS15へ進む。ステップS15
は、レジスタ45−1,45−2に保持されたカーソル
の最新の位置の座標(x1,y1)と、ビットマップメ
モリ42からのマスク情報で示される画面上の特定の領
域との間の距離d1を距離算出部46により算出する。
つまり、カーソルがある程度画面上の特定の領域の近傍
に位置する場合には、上記距離d1を算出する。ステッ
プS16は、判断部48において、d1−d0の値が0
より大きいか否かを判定して、カーソルが特定の領域に
対して離れつつあるのか、或いは、接近しつつあるのか
を判定する。
【0043】カーソルが特定の領域に対して離れつつあ
り、ステップS16の判定結果がYESであると、ステ
ップS17は、変位補正部47において係数αを例えば
0.5に設定して、処理は後述するステップS19へ進
む。他方、カーソルが特定の領域に対して接近しつつあ
り、ステップS16の判定結果がNOであると、ステッ
プS18は、変位補正部47において係数αを例えば
2.0に設定して、処理は後述するステップS19へ進
む。
【0044】ステップS19は、xy変位算出部44−
1,44−2からの移動量(Δx,Δy)と、レジスタ
43−1,43−2からの現在の座標(x0,y0)
と、変位補正部47からの係数αとに基づいて、乗算器
50−1,50−2及び加算器49−1,49−2によ
り、カーソルの最新の位置の座標(x1,y1)を算出
してレジスタ45−1,45−2に保持する。そして、
ステップS20は、レジスタ45−1,45−2に保持
されたカーソルの最新の位置の座標(x1,y1)を、
現在の座標(x0,y0)としてレジスタ43−1,4
3−2に保持して現在の座標(x0,y0)が更新し、
処理はステップS11へ戻る。
【0045】ところで、上記第1実施例及び第2実施例
は、以下に説明する本発明になる情報処理装置の第3実
施例のように、適宜組み合わせても良い。図11は、本
発明になる情報処理装置の第3実施例の動作を説明する
図である。情報処理装置の第3実施例は、本発明になる
カーソル制御方法の第3実施例を採用する。図11にお
いて、画面51には、ウィンドウの枠に対応する第1の
特定の領域53と、「ファイル(F)」、「編集
(E)」、「ヘルプ(H)]、「OK」、「キャンセ
ル」等の小さなボタンに対応する第2の特定の領域54
とが設定されており、カーソル52を移動した際、第1
の特定の領域53に対しては例えば図6と共に説明した
上記第1実施例の方法でカーソル制御を行い、第2の特
定の領域54に対しては例えば図10と共に説明した上
記第2実施例の方法でカーソル制御を行う。このよう
に、画面51上の特定領域の種類に応じて異なる方法で
カーソル制御を行うことで、用途に応じてより柔軟性の
高いカーソル制御を行い、ポインティングデバイスの操
作性を更に向上することができる。
【0046】次に、本発明になる記憶媒体の一実施例を
説明する。記憶媒体の本実施例は、上記第1〜第3実施
例のいずれかに従った動作をCPU1に行わせるための
プログラムが格納された、例えばフロッピィディスク1
0のようなコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であ
る。尚、記憶媒体は、集積回路(IC)カードメモリ、
フロッピィディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
各種半導体メモリデバイス等の可換記憶媒体に限定され
ず、モデムやLAN等の通信手段を介して接続されるコ
ンピュータでアクセス可能な記憶媒体をも含む。図1に
おいて図示は省略するが、この場合のモデムはバス8に
接続され、情報処理装置はモデムを介してLAN等に接
続される。
【0047】次に、画面上の特定の領域を示すマスク情
報の設定方法について説明する。CPU1がポインティ
ングデバイス7をドライブするために、ハードディスク
ドライブ9内のハードディスク等にインストールされる
ポインティングデバイス用のドライバを初期化する際、
CPU1は、表示装置11上で表示する画面と同じサイ
ズのビットマップメモリ領域を取得し、このビットマッ
プメモリ領域を初期化する。このビットマップメモリ領
域は、例えばRAM2等に設けられる。例えば、画面の
サイズが1024×768ドットの場合、CPU1は、
ビットマップメモリ領域としてモノクロで2値の102
4×768×1ビットの領域を取得する。そして、以後
の制御においては、ポインティングデバイス用のドライ
バがこのビットマップメモリ領域を管理する。
【0048】CPU1に対してインストールされている
アプリケーションが画面上にウィンドウを表示する際、
CPU1は、画面上の特定のボタン、アイコン、ビット
マップ、メニュー項目等の、ポインティングデバイス7
でクリッカブルなオブジェクトに対して、夫々RAM2
等に対応するメモリ領域を設定する。これらのメモリ領
域は、例えばアプリケーションの画面設定時に決定す
る。ただし、画面上のボタンやアイコン等のオブジェク
トのレイアウトが動的に変化するようなアプリケーショ
ンの場合、これらのオブジェクトを画面に表示する際
に、表示位置と表示するオブジェクトの形から、マスク
情報に対して変更を加えれば良い。このようにして生成
したマスク情報を、アプリケーションとポインティング
デバイス用のドライバとの間のインタフェースを介し
て、ポインティングデバイス用のドライバが管理するビ
ットマップメモリ領域に書き込んでおく。
【0049】又、アプリケーションが画面に表示してい
る、クリッカブルなオブジェクトが別のウィンドウ等に
よって隠された場合や、アプリケーションがウィンドウ
のサイズを変更して画面の様子が変化した場合等には、
これらの変更をポインティングデバイス用のドライバに
通知することでマスク情報に変更を反映させることがで
きる。
【0050】尚、上記各実施例において、情報処理装置
は、デスクトップ型であっても、携帯型であっても良
い。以上、本発明を実施例により説明したが、本発明の
範囲内で種々の変形及び改良が可能であることは言うま
でもない。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、ポインティングデバイ
スの種類及びユーザの熟練の度合いに拘らず、ポインテ
ィングデバイスを操作して画面上のカーソルの位置を速
く、且つ、正確に移動可能とするカーソル制御方法、記
憶媒体及び情報処理装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる情報処理装置の基本構成の一実施
例を示す図である。
【図2】本発明になる情報処理装置の第1実施例におけ
るCPUの基本機能ブロック図である。
【図3】画面上の特定領域及びカーソルを示す図であ
る。
【図4】情報処理装置の第1実施例の変形例におけるC
PUの基本機能ブロック図である。
【図5】情報処理装置の第1実施例におけるCPUのよ
り詳細な機能ブロック図である。
【図6】図5に示すCPUの動作を説明するフローチャ
ートである。
【図7】本発明になる情報処理装置の第2実施例におけ
るCPUの基本機能ブロック図である。
【図8】距離算出部の距離算出動作を説明する図であ
る。
【図9】情報処理装置の第2実施例におけるCPUのよ
り詳細な機能ブロック図である。
【図10】図10に示すCPUの動作を説明するフロー
チャートである。
【図11】本発明になる情報処理装置の第3実施例の動
作を説明する図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 ハードディスクコントローラ 5 フロッピィディスクコントローラ 6 グラフィックコントローラ 7 ポインティングデバイス 8 バス 9 ハードディスクドライブ 10 フロッピィディスクドライブ 11 表示装置 12,32 マスク情報保持部 13,33 現在座標保持部 14 移動量検出部 15 座標算出部 16 解析部 17 スイッチ部 34 変位算出部 36 距離算出部 37 変位補正部 38 判断部 39 加算部 40 乗算部

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポインティングデバイスからの入力に基
    づいて画面に表示されるカーソルの位置を制御するカー
    ソル制御方法であって、 前記ポインティングデバイスからの入力に基づいて前記
    カーソルの現在位置を検出する検出ステップと、 前記画面上の特定の領域を示すマスク情報と前記カーソ
    ルの現在位置とに基づいて、前記ポインティングデバイ
    スからの入力に基づく前記カーソルの画面上の移動量を
    制御する制御ステップとを含む、カーソル制御方法。
  2. 【請求項2】 前記制御ステップは、前記カーソルの現
    在位置が前記特定領域内に移動したときは前記カーソル
    の画面上の移動を一定時間無効とする、請求項1記載の
    カーソル制御方法。
  3. 【請求項3】 前記制御ステップは、前記カーソルの現
    在位置の前記特定領域からの距離に基づいて前記カーソ
    ルの画面上の移動量を制御する、請求項1記載のカーソ
    ル制御方法。
  4. 【請求項4】 前記制御ステップは、前記距離が増加す
    る場合には前記カーソルの画面上の移動量を減少させ
    る、請求項3記載のカーソル制御方法。
  5. 【請求項5】 前記制御ステップは、前記距離が減少す
    る場合には前記カーソルの画面上の移動量を増加させ
    る、請求項3又は4記載のカーソル制御方法。
  6. 【請求項6】 前記特定領域は少なくとも第1の特定領
    域及び第2の特定領域とからなり、前記制御ステップ
    は、前記カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内に
    あるときは前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効
    とし、前記カーソルの現在位置の前記第2の特定領域か
    らの距離に基づいて前記カーソルの画面上の移動量を制
    御する、請求項1記載のカーソル制御方法。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスからの入力に基
    づいてコンピュータに画面に表示されるカーソルの位置
    を制御させるプログラムを格納したコンピュータ読み取
    り可能な記憶媒体であって、 前記ポインティングデバイスからの入力に基づいて前記
    コンピュータに前記カーソルの現在位置を検出させる検
    出手段と、 前記画面上の特定の領域を示すマスク情報と前記カーソ
    ルの現在位置とに基づいて、前記コンピュータに前記ポ
    インティングデバイスからの入力に基づく前記カーソル
    の画面上の移動量を制御させる制御手段としてコンピュ
    ータを機能させるためのプログラムを格納した、記憶媒
    体。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記カーソルの現在位
    置が前記特定領域内に移動したときは前記コンピュータ
    に前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効とさせ
    る、請求項7記載の記憶媒体。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記カーソルの現在位
    置の前記特定領域からの距離に基づいて前記コンピュー
    タに前記カーソルの画面上の移動量を制御させる、請求
    項7記載の記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記距離が増加する
    場合には前記コンピュータに前記カーソルの画面上の移
    動量を減少させる、請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記距離が減少する
    場合には前記コンピュータに前記カーソルの画面上の移
    動量を増加させる、請求項9又は10記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記特定領域は少なくとも第1の特定
    領域及び第2の特定領域とからなり、前記制御手段は、
    前記カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内にある
    ときは前記コンピュータに前記カーソルの画面上の移動
    を一定時間無効とさせ、前記カーソルの現在位置の前記
    第2の特定領域からの距離に基づいて前記コンピュータ
    に前記カーソルの画面上の移動量を制御させる、請求項
    7記載の記憶媒体。
  13. 【請求項13】 ポインティングデバイスからの入力に
    基づいて画面にカーソルを表示する機能を有する情報処
    理装置であって、 前記ポインティングデバイスからの入力に基づいて前記
    カーソルの現在位置を検出する検出手段と、 前記画面上の特定の領域を示すマスク情報と前記カーソ
    ルの現在位置とに基づいて、前記ポインティングデバイ
    スからの入力に基づく前記カーソルの画面上の移動量を
    制御する制御手段とを備えた、情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記制御手段は、前記カーソルの現在
    位置が前記特定領域内に移動したときは前記カーソルの
    画面上の移動を一定時間無効とする、請求項13記載の
    情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記制御手段は、前記カーソルの現在
    位置の前記特定領域からの距離に基づいて前記カーソル
    の画面上の移動量を制御する、請求項13記載の情報処
    理装置。
  16. 【請求項16】 前記制御手段は、前記距離が増加する
    場合には前記カーソルの画面上の移動量を減少させる、
    請求項15記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】 前記制御手段は、前記距離が減少する
    場合には前記カーソルの画面上の移動量を増加させる、
    請求項15又は16記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】 前記特定領域は少なくとも第1の特定
    領域及び第2の特定領域とからなり、前記制御手段は、
    前記カーソルの現在位置が前記第1の特定領域内にある
    ときは前記カーソルの画面上の移動を一定時間無効と
    し、前記カーソルの現在位置の前記第2の特定領域から
    の距離に基づいて前記カーソルの画面上の移動量を制御
    する、請求項13記載の情報処理装置。
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