JPH11175212A - タッチパネル装置のタッチ操作処理方法 - Google Patents

タッチパネル装置のタッチ操作処理方法

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JPH11175212A
JPH11175212A JP34464397A JP34464397A JPH11175212A JP H11175212 A JPH11175212 A JP H11175212A JP 34464397 A JP34464397 A JP 34464397A JP 34464397 A JP34464397 A JP 34464397A JP H11175212 A JPH11175212 A JP H11175212A
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JP34464397A
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Masaya Kojima
昌也 小嶋
Shuichi Nakamichi
修一 中道
Sota Kusamoto
宗太 草本
Atsuhiko Nishikawa
敦彦 西川
Kazuyoshi Suzuki
一良 鈴木
Yoshinori Teraoka
義則 寺岡
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Hitachi Information and Control Systems Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Process Computer Engineering Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示画面上のボタンを小さく、また近接してい
る場合でも、目的のボタンを確実に選択することを目的
とするものである。 【解決手段】表示装置の表示画面の前面に取り付けられ
たタッチパネル上を周期的に検出し、オペレータがタッ
チした座標を求めるタッチパネル制御部と、表示装置に
対する図や文字表示を制御する演算処理装置を設け、演
算処理装置には、予めボタンを仮に選択するための第1
の領域と、第1の領域より広い第2の領域を各ボタンに
ついて割り当てておき、タッチパネル制御部からのタッ
チデータが第一の領域内にある場合にボタンを仮選択
し、指がタッチパネルから離れた時点の座標データが第
2の領域内にある場合にボタンの選択を確定する。 【効果】指がタッチパネルから離れる時に近接した他の
ボタン上に移動しても、確実に目的のボタンを選択する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はタッチパネル装置の
タッチ操作処理方法に関し、特にタッチパネルに於いて
表示画面上の図形の座標範囲が小さい場合のタッチ操作
処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のタッチパネル装置では、オペレー
タが指をタッチパネル上に接触する瞬間、あるいは、タ
ッチパネル上から指を離す瞬間に指がずれてしまうこと
がある。このため、確実に目的のボタンを選択するため
には、画面上のボタンは指の大きさ以上でなければなら
ず、また、近接したボタン配置ができないというボタン
の大きさ及び配置に関しての制限が発生してしまう。
【0003】このため、特開平6−19613号公報には、タ
ッチパネルによる位置入力により指定された領域に複数
個のボタンが存在する場合はその部分を一旦拡大再表示
し、再度拡大表示された領域に対してタッチ入力するこ
とにより、目的のボタンを選択する方法や技術が記載さ
れている。
【0004】また、特開平8−95708号や、特開平6−131
094 号,特開平8−263214 号公報に記載の技術では、ボ
タン表示に対して予め広い座標範囲の反応領域を設定し
ておき、ボタン選択を容易に行うことが可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平6−196
13号公報の技術では、タッチオペレーションが2回とな
り、また2回めの画面表示までの時間が必要となる。ま
た誤入力対策については配慮されておらず、パネル上か
ら指を離す瞬間に指がずれて希望するボタンとは異なる
ボタンが有効となってしまうことがあるという問題が発
生する。
【0006】特開平8−95708号や、特開平6−131094
号,特開平8−263214 号公報に記載の技術では、指のず
れる問題に関しては考慮されていない。特に、誤操作の
許されないプラント制御等の操作に使用する場合、オペ
レータはボタンの選択を意識的に行い、目的のボタンが
選択されたことを確認した後に確定動作を行わなければ
ならない。しかし、これら従来技術ではボタンの表示に
対し反応領域が大きいため、誤操作により意識せずに確
定動作がなされる可能性がある。また、手ぶれ等により
希望するボタンとは別のボタンが選択される可能性があ
る。
【0007】本発明は、表示画面上のボタンの表示が小
さくても、またボタン同士が近接している場合にも、手
ぶれなどによる誤操作を防ぎ、ボタンを容易に選択する
ことが出来るタッチ操作方法を提供することを目的とす
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明によれば、表示画面上にボタンを表示する
表示装置と、前記表示装置の画面表示を制御する表示制
御用演算装置と、前記表示装置の表示面前面に取り付け
られたタッチパネルと、前記タッチパネル上のオペレー
タのタッチ位置座標信号を発生するタッチ処理用演算装
置と、前記タッチ処理用演算装置から入力されるタッチ
位置座標信号によってオペレータのタッチ位置を周期的
に検出し、そのタッチ位置を前記表示装置の表示画面上
に表示し、かつオペレータのタッチ位置によって前記表
示画面上に表示されたボタンを選択する主演算装置とを
備えたタッチパネル装置において、表示画面上に表示さ
れたボタンをタッチした状態である「選択」と、選択さ
れたボタンを有効とする「確定」の2つの動作モードを
有する機能と、図形の「選択」用入力座標範囲と、前記
「選択」用入力座標範囲よりも大きい面積を持つ「確
定」用入力座標範囲とを個別に有する記憶装置を備える
ことによって達成される。
【0009】そしてこれによれば、解像度の低いタッチ
パネルなどに於いて、表示画面上の比較的面積の小さい
ボタンを操作する際、ボタンの選択と所望の動作を行う
指令としての確定入力の2段階に分割し、確定入力する
前に選択動作が意図と合っているかを確認可能とする。
また、操作者の意図と合っていなければキャンセルする
ことを可能とする。これにより煩雑な操作を必要とする
ことなく、迅速且つ確実にオペレータが希望する目的の
ボタンを選択出来る。また、確定用の入力座標範囲を選
択用入力座標範囲よりも大きくすることにより、手ぶれ
等により誤ってキャンセルされない様にすることが実現
できる。また、選択用入力座標範囲を小さくしておくこ
とにより、他の選択領域を誤って選択することを防ぎ、
またボタンの大きさ及び配置に制約を加えることが不用
となり、誤入力が防止でき操作性が向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
詳細に説明する。図1に、本発明の一実施例になるタッ
チパネル装置全体のシステム構成を示している。本タッ
チパネル装置はCRTから構成された表示装置2と、こ
の表示装置2の表示画面5の前面に取り付けられたタッ
チパネル3と、オペレータがタッチしているタッチパネ
ル3上の座標を周期的に検出するタッチパネル制御部4
と、表示装置2に対する図や文字表示を制御し、タッチ
パネル制御部4からのタッチデータを処理する演算処理
装置1から構成される。この演算処理装置1では、タッ
チパネル制御部4からのタッチデータにより、表示装置
2上の表示画面に描画されたボタン51が選択されたこ
とを判定するものである。演算処理装置1の内部構成
は、タッチパネル制御部4からの制御信号を受け取るイ
ンタフェース12と、表示装置2に対し図や文字表示を
制御する表示制御部13と、表示画面に描画された各ボ
タン毎の有効座標範囲を格納する座標テーブル111
と、ボタンの選択情報を記憶するメモリ112を持つ記
憶装置11と、前記記憶装置11とインタフェース12
からのデータにより、表示画面に描画されたボタンが選
択されたことを判定するプロセッサ10と、これらイン
タフェース12,表示制御部13,記憶装置11,プロ
セッサ10が接続された内部バス14から構成される。
【0011】図2に、記憶装置11に格納される座標テ
ーブル111とメモリ112の構成を示す。座標テーブ
ルは、各ボタン毎のボタン選択時の有効座標範囲である
選択用入力座標範囲と、意図したボタンの選択動作を確
定する際の有効座標範囲である確定用入力座標範囲の2
つの領域に大きく分かれている。また、メモリ112に
は、インタフェース12から取り込まれたタッチ位置デ
ータ(アドレスA000),選択動作未確定状態を表わす選択
中フラグ54の状態(アドレスA001),選択候補の
ボタンのブリンク表示を決定するブリンク表示情報(ア
ドレスA010)、そして選択中のボタン座標範囲(ア
ドレスA011)などが格納される。
【0012】先ず、オペレータがタッチパネル3上のあ
るボタン51を選択した場合の処理を光方式のタッチパ
ネルを例に説明する。タッチパネル3には発光ダイオー
ド31とフォトトランジスタ32がX,Y方向にそれぞ
れ所定の間隔で実装されており、タッチパネル3表面を
触ることによりX,Yそれぞれの発光ダイオード31か
らフォトトランジスタ32への光が遮断される。タッチ
パネル制御部4はこれらフォトトランジスタ32の出力
をX,Y方向に一定周期でチェックして、タッチ位置
(X座標,Y座標)を位置データとして演算処理装置1
に送信する。演算処理装置1はこのタッチパネル制御部
4からの位置データにより演算を実施してボタンの選択
/解除を判断し、表示制御部13を介して表示装置2へ
ブリンク表示等の情報を送信する。
【0013】実際にオペレータが図3のようにA〜Iの
ボタンが表示された表示画面上のタッチパネルで指を移
動させた時のボタンの選択,解除と選択用入力座標範
囲,確定用入力座標範囲の関係を説明する。
【0014】図3には、予め各ボタンに設定されている
2つの入力座標範囲(選択用入力座標範囲521,確定
用入力座標範囲531)と指のタッチ位置を示してい
る。ただしこれら2つの入力座標範囲は実際には表示画
面には描画されず、ボタンが描画されている。図4は、
図3中の表示画面5上に表示されているそれぞれのボタ
ンの選択用入力座標範囲521と確定用入力座標範囲5
31、および選択中フラグとの関係を示している。各入
力座標範囲は、各ボタン毎に、表示画面上の左下と右上
の座標値で定義する。ここで、確定用入力座標範囲53
1は、選択用入力座標範囲521を中心に、一定の幅も
しくは所定の割合で縦横に拡大した座標データである。
もちろん、上下もしくは左右が同じ幅だけ拡大される必
要はなく、視野角の補正乃至は操作者の手の動きに基づ
いて拡大方向に偏りを持たせることもできる。
【0015】図5に、本発明によるボタンの選択処理の
フローを示す。まずS0では、フォトトランジスタ32
の出力を一定周期でX,Y方向で測定し、インタフェー
ス12を介して位置データを取り込み監視をしており、
タッチパネル3へのタッチの有無などタッチした状態の
変化を検出する。タッチパネルに指が触れている場合、
次にS1で、新たにタッチパネルにタッチしたりタッチ
した指を移動する等の、位置データの新規入力及び位置
データの変化を調べる。新たにタッチされたりタッチ位
置データに変化がある場合には、S2へ進みメモリ11
2のアドレスA000の値を新たに取り込んだ位置デー
タに書き替えてS3へ進む。位置データに変化が無い場
合は、S0に戻ってタッチパネルの状態の変化をチェッ
クする。
【0016】S3では、1つ前の位置データがボタンの
選択用入力座標範囲の領域内に入っていたか否か、即ち
現在いずれかのボタンが選択中であるか否かを記憶する
選択中フラグ54(メモリ112のアドレスA001)
の値を判断し、選択中フラグ54の値が0である場合
は、ボタンが選択されていない状態を示しているものと
してS4へ進む。また、選択中フラグ54の値が1であ
る場合はボタンが選択されている状態を示しており、次
にS8へ進む。
【0017】S4では、メモリ112のアドレスA00
0の値と座標テーブル111の選択用入力座標範囲52
1を比較し、入力された位置データが何れかのボタンの
選択用入力座標範囲521の範囲内であるか否かを判定
し、タッチ位置がいずれかのボタンの選択用入力座標範
囲内であればS5へ進み、範囲外であればS0へ戻り、
再び位置データの入力待ちとなる。従って、図4のP1
やP2の位置にタッチしても、ボタン511は選択中に
はならずS0の処理に戻り、P3やP4のように選択用
座標入力範囲内をタッチした場合、S5の処理に進む。
【0018】S5では、図4のP3にタッチした場合の
ように、ボタン511の選択用入力座標範囲521の範
囲内に位置データが入った場合、新たにボタン511が
選択されたことを示すため選択中フラグ54(メモリ1
12のアドレスA001)の値を0から1に書き替え、
S6へと進む。
【0019】S6では、表示画面上のボタン511が選
択されていることを視認できるようにするため、メモリ
112のアドレスA010の内容を、ブリンクさせない
状態を示す0からブリンクさせる状態を示す1へ書き替
え、表示画面上のボタン511をブリンク表示させてから
S7へと進む。
【0020】S7では、選択されたボタン511の確定
座標範囲を拡大するために、メモリ112のアドレスA
011に、確定用入力座標範囲531に記憶されている
選択されたボタン511の座標範囲を書き込む。S7終
了後はS0に戻り、再び位置データの入力待ちとなる。
【0021】一方S2で選択中フラグ54が1であった
場合、S7では、現在選択されているボタンの確定用入
力座標範囲531を格納しているメモリ112のアドレ
スA011の値と、メモリ112のアドレスA000に
格納されているタッチ位置データの値を比較し、現在選
択中のボタン511の確定用入力座標範囲の範囲内にあ
るのか、もしくは範囲外に出たのかを監視する。先に図
4のP3にタッチしてボタン511が選択中の状態にな
っていた場合、P4,P2のように選択中の同じボタン
511の確定用入力座標範囲531内であれば、依然同
じボタン511を選択中であるものとしてS0へ戻り、次
の位置データの入力待ちとなり、図4のP1,P5,P
6のようにボタン511の確定用入力座標範囲531外
に出たのであれば、ボタン511の選択をキャンセルし
たものとしてS9へ進む。
【0022】S9では入力された座標が選択されている
確定用入力座標範囲531の範囲外になり、ボタン51
1の選択がキャンセルになったことを示すため、フラグ
54(メモリ112のアドレスA001)の値を1から
0に書き替えS10へ進む。S10では、ボタン511
の選択が解除されたことを視認させるためメモリ112
のアドレスA010の内容を1から0に書換え、選択中
であったボタン511のブリンク表示をやめ、S11へ
進む。
【0023】S11では、選択されていたボタン511
が解除されたため、メモリ112のアドレスA011の
値をクリアする。S11終了後、新たな指の移動先がい
ずれかのボタンを選択していないか調べるため、S4へ
進む。
【0024】また、S0でタッチパネルへの指のタッチ
の有無を検出した際に、タッチが無かった場合、S12
に進む、選択中フラグ54が0か1かを調べる。選択中
フラグ54が0のままタッチがない場合は、最初からタ
ッチパネル3にタッチされなかったか、またはどのボタ
ンも選択されないままタッチパネルから指が離れたこと
を意味するため、再びS0に戻りタッチパネル3のスキ
ャンを行う。一方、選択中フラグ54が1であれば、選
択ボタンが確定したものとしてボタン選択処理を終了す
る。
【0025】本発明により、ボタンを確定する際に、図
4のP3からP2のように指がずれても目的のボタン5
11を選択する事ができる。
【0026】次に、表示画面5上のボタン51が近接し
た配置となっている場合の例を、図6により説明する。
図6は予め設定されている2つの入力座標範囲(選択用
入力座標範囲522,確定用入力座標範囲532と指の
タッチ位置を示している。この例では、各ボタンが近接
して配置されているため、互いに異なるボタンの確定用
入力座標範囲と選択用入力座標範囲が重なっているもの
とする。この場合の処理も、図5のフローに従って処理
が行われる。例えば、最初に図6のT1にタッチする
と、ボタン513が仮選択され、ブリンク表示される。
この後、指がボタン514の選択用入力座標範囲上のT
2に移動したとしても、いぜんとしてボタン513の確
定用座標入力範囲内にあるため、ボタン513が選択中
となったままである。同様に、T3にタッチした場合、
ボタン514が仮選択されてブリンク表示される。この
後、指が表示画面上のT4に移動しても、先と同様にボ
タン514が選択中の状態が続くが、T5に移動する
と、ボタン514の確定入力座標範囲を出てしまうた
め、ボタン514の仮選択がキャンセルされる。そし
て、今度はT5がボタン512の選択用入力座標範囲に
入っていることから、ボタン512が仮選択され、ボタ
ン512がブリンク表示されることになる。
【0027】以上のように、オペレータが表示装置2の
表示画面5上のボタン514がブリンクしているのを認
知し、指をタッチパネル3から離す瞬間に、図6のT3
からT4へ移動した場合のように、ボタン514が小さ
く、他のボタンが近接しているケースで、指がズレて表
示画面5上のボタン514の座標範囲から外れてボタン
512上に来てしまった場合でも、本発明では、選択用
入力座標範囲522と確定用入力座標範囲532との個
別の座標テーブルを有しているために、指のずれが確定
用入力座標範囲532内であれば、確実に目的のボタン
514を確定することができる。また、本発明では、前
述のような個別の座標テーブルがあり、タッチオフする
まで確定動作が行われないため、選択状態でのキャンセ
ルが容易であり、選択し直す場合に於いてもタッチパネ
ルから指を話す必要が無いため、操作性を著しく向上す
ることが可能になるという優れた効果を発揮できる。
【0028】更に、本実施例では、仮選択された選択対
象部を自動拡大再表示する必要がないため、自動拡大再
表示により画面が隠れて見えなくなり操作性が悪くなる
ことがない。
【0029】なお、本実施例では仮選択されたボタン5
12の表示画面5上の表示は図5のフローS5の処理で
ブリンクさせるとしているが、ボタンの色替え,反転等
の表示も可能である。また、本実施例で説明したタッチ
操作処理方式は光方式のタッチパネルであるが、超音波
によるものや感圧式のものなど他の方式にも適用可能で
ある。また、モニターのタッチパネルだけではなく、液
晶,EL,プラズマといったフラットパネル表示装置の
タッチパネルなどに、また制御用コンピュータ用,銀行
のキャッシュディスペンサー用,ワークステーション用
は勿論、パソコン用などの表示装置のすべてのタッチパ
ネル装置に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のタッチ操作処理方法によればタッチパネルから指を
離す瞬間に指がずれ、ボタンの座標範囲外のところで指
を離した場合でも確実に目的のボタンを選択出来る。ま
た、近接したボタンが存在し、タッチパネルから指を離
す瞬間の指ずれにより他のボタンの範囲に入り指を離し
た場合においても、確実に目的のボタンを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のタッチパネル装置全体のブ
ロック図。
【図2】記憶装置内の構成を説明した図。
【図3】表示画面5に描画されたボタン上を、指が移動
した時の動作を説明した図。
【図4】図3に描画されたボタンの入力座標範囲とフラ
グの関係を説明した図。
【図5】ボタン選択処理のフローチャート。
【図6】表示画面5に近接するボタンを描画し、指がタ
ッチパネルを移動した場合を説明した図。
【符号の説明】
1…演算処理装置、2…表示装置、3…タッチパネル、
4…タッチパネル制御部、5…表示画面、11…記憶装
置、12…インタフェース、13…表示制御部、54…
選択中フラグ、111…座標テーブル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中道 修一 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 草本 宗太 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 日 立プロセスコンピュータエンジニアリング 株式会社内 (72)発明者 西川 敦彦 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 鈴木 一良 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内 (72)発明者 寺岡 義則 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所大みか工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面上に図形を表示する表示装置と、
    前記表示装置の画面表示を制御する表示制御用演算装置
    と、前記表示装置の表示画面前面に取り付けられたタッ
    チパネルと、前記タッチパネル上のオペレータのタッチ
    位置座標信号を発生するタッチ処理用演算装置とを備え
    るタッチパネル装置のタッチ操作処理方法において、 前記タッチパネルによる選択対象となる表示画面上の図
    形に対して、対応した図形を選択候補と判定するための
    第1の領域と、当該第1の領域を含みかつ当該第一の領
    域よりも大きな第2の領域を定め、 前記タッチ位置座標信号から得られたタッチした位置の
    座標が前記第1の領域内にあった場合には、当該第1の
    領域に対応する図形を選択候補とし、 タッチオフした時の座標が、当該選択候補の図形に対応
    する第2の領域内にあった場合には、当該選択候補の図
    形が選択されたものとすることを特徴とするタッチ操作
    処理方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のタッチ操作処理方法にお
    いて、 前記表示画面に表示されている図形を選択中であること
    を示すフラグを備え、選択対象の図形毎に前記第1の領
    域は選択用入力座標範囲を定義する座標テーブルとして
    記憶され、また前記第2の領域は確定用入力座標範囲を
    定義する座標テーブルとして記憶され、 前記フラグが図形を選択中でない状態の場合は、タッチ
    パネル装置の出力するタッチ中の座標データと、前記選
    択用入力座標範囲を定義する座標テーブルとの比較によ
    り、当該タッチ中の座標データが選択用入力座標範囲内
    にある場合には前記フラグを選択中の状態にセットし、 前記フラグが選択中の状態の場合は、タッチパネル装置
    の出力するタッチがオフされた座標と確定用入力座標範
    囲の定義する座標テーブルとを比較し、当該タッチがオ
    フされた座標が、確定用入力座標範囲内にあるとき、選
    択中の図形を選択したものとすることを特徴とするタッ
    チ操作処理方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のタッチ操作処理方法おい
    て、 前記フラグが選択中の状態である場合に、タッチパネル
    装置の出力するタッチ位置の座標データが、選択中の図
    形に対応した前記確定用入力座標範囲外になった場合、
    選択中の図形の選択を中断したものとして前記フラグを
    クリアすることを特徴とするタッチ操作処理方法。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のタッチ操作処理方法おい
    て、 ある図形が選択候補であった時に、前記タッチ位置座標
    信号から得られたタッチした位置の座標が、当該選択候
    補の図形に対応する第2の領域外になった際には、 当該タッチした位置の座標が、他の選択対称となる図形
    に対応する第1の領域内にあった場合には、当該他の図
    形を選択候補とすることを特徴とするタッチ操作処理方
    法。
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