JPH06313677A - 乾燥装置 - Google Patents

乾燥装置

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JPH06313677A
JPH06313677A JP5104687A JP10468793A JPH06313677A JP H06313677 A JPH06313677 A JP H06313677A JP 5104687 A JP5104687 A JP 5104687A JP 10468793 A JP10468793 A JP 10468793A JP H06313677 A JPH06313677 A JP H06313677A
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JP
Japan
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dehumidifying agent
fan
air
drying
shoe
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Withdrawn
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JP5104687A
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English (en)
Inventor
Ryuichi Nakano
龍一 中野
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 物品を乾燥するとき循環する空気を所定温度
に加熱することにより除湿剤の除湿性能を一定にして物
品を所定の乾燥状態まで乾燥する。 【構成】 乾燥する物品を収納し得る密閉容器状の乾燥
庫1内に、乾燥庫1内及び乾燥庫1内の物品の湿気を除
湿する除湿剤2と、乾燥庫1内の空気を循環させるファ
ン3を収容する。ファン3を駆動して空気を乾燥庫1内
に循環させて物品を乾燥するとき乾燥庫1内の温度を一
定温度に保って除湿剤2を一定温度に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿剤を用いた乾燥装
置に関し、詳しくは靴のような物品を収納して乾燥する
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の靴用乾燥装置の一例としては、靴
を収容する容器内に除湿剤(吸湿剤)のパックしたもの
を入れて靴を乾燥していた。また他例としては容器にヒ
ータやファンを設け、温風を直接靴に当てて乾燥してい
た。しかし除湿剤による乾燥装置は、除湿剤付近は除湿
されるが、除湿剤から離れた位置では除湿が進み難く、
偏りがあり、均一に除湿され難く、乾燥効率が悪い。特
に靴の内部が乾燥し難く、靴の内部まで均一に乾燥させ
るためには別の除湿剤を靴内に入れる等しなければなら
ず、多量の除湿剤が必要となり、不経済である。また温
風によるものは過乾燥になりやすく、靴を変形させた
り、変色させたり、またひび割れさせたりするという問
題があり、過乾燥を防止する手段が必要であった。
【0003】この問題を解決するものとして本出願人は
先に特願平5−5967号に開示される靴用乾燥装置を
出願した。これは靴を収納する乾燥庫内に、乾燥庫内及
び乾燥庫内の靴の湿気を除湿する除湿剤と、乾燥庫内の
空気を循環させるファンを収容している。そして靴を乾
燥庫に収納して乾燥するときは、ファンを駆動して乾燥
庫内で空気を循環させ、湿気を除湿剤に吸収させ、乾燥
空気に靴をさらして乾燥するようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記先願のものでは靴
を入れファンを駆動して空気を循環させて乾燥すると
き、外気温と略同じ温度の空気が循環するだけで、外気
温が低いとき除湿剤に所定の除湿性能が得られない。つ
まり、除湿剤は温度が低い程単位時間当たりの吸湿量が
少なく、温度が高い程単位時間当たりの吸湿量が多くな
り、一定の温度まで除湿剤を加熱しないと一定時間内に
所定の除湿量が得られない。従って外気温が低いとき使
用しても靴を十分に乾燥できないという問題がある。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本発明の目的とするところは物品を乾燥する
とき循環する空気を所定温度に加熱することにより除湿
剤の除湿性能を一定にして物品を所定の乾燥状態まで乾
燥できる乾燥装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明乾燥装置は、乾燥する物品を収納し得る密閉容器
状の乾燥庫1内に、乾燥庫1内及び乾燥庫1内の物品の
湿気を除湿する除湿剤2と、乾燥庫1内の空気を循環さ
せるファン3を収容してなる乾燥装置であって、ファン
3を駆動して空気を乾燥庫1内に循環させて物品を乾燥
するとき乾燥庫1内の温度を一定温度に保って除湿剤2
を一定温度に保持する加熱手段及び温度制御手段を設け
て成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、乾燥庫1内に乾燥する物品
を入れ、ファン3を駆動して空気を循環させて物品を乾
燥するとき、循環する空気を加熱して一定温度の空気を
循環させることができる。これにより除湿剤2を一定温
度に保ち、除湿剤2の除湿性能を一定に保つことがで
き、物品を所定時間の間に所定の乾燥状態になるように
乾燥できる。
【0008】
【実施例】以下本発明を靴用乾燥装置の実施例により説
明する。図1乃至図4に示すように乾燥庫1は外殻ケー
ス7、底板11、中枠9及び靴収納箱10にて主体が構
成されている。外殻ケース7の下面開口には底板11を
配置してあり、底板11をビス12にて外殻ケース7に
取り付けてある。外殻ケース7の天板の下面側には中枠
9を取り付けてあり、中枠9と底板11との間の靴収納
室12には靴収納箱10を引き出し状に出し入れ自在に
設けてあり、靴収納箱10内に靴Aを入れた状態で靴収
納箱10を靴収納室12に収納すると、靴Aの長手方向
が靴収納室12の奥行き方向を向くように収納できるよ
うになっている。靴収納箱10の前面には取っ手13を
設けてあり、取っ手13を持って靴収納箱10を出し入
れできるようになっている。靴収納箱10を靴収納室1
2に入れるとき先端となる部分には浮き上がり防止突起
14を設けてあり、靴収納箱10を靴収納室12に完全
に入れたとき浮き上がり防止突起14が外殻ケース7の
奥壁の下端の浮き上がり防止凹部15に係止して靴収納
箱10の先端が係止し、靴収納箱10の先端が上方に浮
き上がるの防止するようになっている。乾燥庫1の外殻
ケース7の背面から電源コード16を導出してあって、
内部に電源を供給するようになっている。乾燥庫1の外
殻ケース7の両側面には乾燥庫1を持ち運びするときの
取っ手17を設けてある。この取っ手17は外殻ケース
7に設けた開口17aと中枠9の周囲の周壁18に設け
た凹部17bとで構成してある。乾燥庫1の外殻ケース
7の前部の上部には傾斜面19を設けてあり、傾斜面1
9に操作スイッチ20及び通電表示ランプ21,22を
設けてある。通電表示ランプ21は操作スイッチ20を
操作して標準モードで運転するとき表示するものであ
り、通電表示ランプ22は操作スイッチ20を操作して
濡れ靴モードで運転するとき表示するものである。乾燥
庫1の底板11の下面の4隅には脚部23を装着してあ
る。
【0009】中枠9の周囲には上方に立ち上がる周壁1
8を設けてあり、中枠9を外殻ケース7の天板の下面側
に装着したとき周壁18が外殻ケース7の内面に密着す
ると共に周壁18の上端が天板の下面に当接されるよう
になっている。このとき周壁18が外殻ケース7の内面
に面的に密着して中枠9の上下間の空気のリークが殆ど
ないようになっている。中枠9の前部側には矩形状のフ
ァン収容部24を凹設してあり、ファン収容部24の底
部には通気性のある底板25を設けてある。この底板2
5の上には図6に示すように加熱用のヒータ26を底板
25の略全面に亙るように載置してある。このヒータ2
6はアルミニウムのような材料のパンチングボードにて
形成せる均熱板26aにヒータ線26bをジグザグ状に
配置し、均熱板26aの適所に設けた切起片26cをヒ
ータ線26bに巻き付けてヒータ線26bを固定してあ
る。本実施例の場合、このヒータ26が循環する空気を
加熱する加熱手段になっており、後述する温度センサー
THで乾燥庫1内の温度を検出してヒータ26にて乾燥
庫1内の温度を一定温度に保つようになっている。ファ
ン収容部24のヒータ26の上にはファンユニット27
をはめ込んで固定してある。このファンユニット27は
筺体28にファン3とファンモータ29を組み込んで形
成されている。このファンユニット27の外形とヒータ
26の外形は略同じ大きさに形成され、ヒータ26の全
面に均一に送風して均一に空気を加熱できるようになっ
ている。
【0010】中枠9の背部側には図7に示すように矩形
状の除湿剤収容部30を凹設してあり、除湿剤収容部3
0の底部には通気性のある底板31を設けてある。この
底板31の上には不織布32を全面に亙って敷いてあ
る。この不織布32は後述する除湿剤2がこぼれるのを
防止すると共に通気性を確保するようになっている。こ
の不織布32の上には再生用のヒータ4を全面に亙るよ
うに載設してある。このヒータ4もアルミニウムのよう
な材料のパンチングボードにて形成せる均熱板4aにヒ
ータ線4bをジグザグ状に配置し、均熱板4aの適所に
設けた切起片4cをヒータ線4bに巻き付けてヒータ線
4bを固定してある。除湿剤収容部30にはヒータ4の
上でシリカゲルのような除湿剤2を装填してあり、除湿
剤2の上に不織布32を介してパンチングボードよりな
る押さえ板33を装着して除湿剤2の脱落を防止してい
る。除湿剤収容部30の底板の下方には通気性のある消
臭剤収容部34を設けてあり、消臭剤収容部34に消臭
剤35を収納してある。この消臭剤35は例えば、金属
多孔体に各種有機塩基酸を作用させて金属錯体を形成し
たものである。
【0011】乾燥庫1の外殻ケース7の天板には図8に
示すように外気を取り込む吸気口5と湿気を放出する放
出口6とを設けてある。吸気口5はファン3の上方に形
成してあり、放出口6は除湿剤2の上方に形成してあ
る。吸気口5には吸気シャッター36を、放出口6には
放出シャッター37を夫々配置してあり、吸気シャッタ
ー36及び放出シャッター37はファン3と除湿剤2と
の境界側の軸8を中心に上下に回動して開閉されるよう
になっている。吸気シャッター36及び放出シャッター
37には吸気シャッター36及び放出シャッター37を
連動させる連動片38を一体に設けてあり、吸気シャッ
ター36の開閉に連動して放出シャッター37が開閉さ
れるようになっている。吸気シャッター36及び放出シ
ャッター37の連動片38の上方にはストッパー片39
を互いに異なる側で幅方向の約半分の幅に亙るように設
けてあり、吸気シャッター36及び放出シャッター37
が全開したときそれ以上上方に回動しないようになって
いる。また吸気シャッター36及び放出シャッター37
にはこれらを開放したとき露出する格子口40を設けて
あり、吸気シャッター36の格子口40にフィルター4
1を着脱自在に取り付けてある。吸気シャッター36及
び放出シャッター37は図9に示すように同一形状の合
成樹脂成形品であり、吸気シャッター36及び放出シャ
ッター37は同一の部材を兼用して使えるようになって
いる。このように吸気シャッター36と放出シャッター
37を同一の部材で兼用すると、成形が簡単になってコ
ストダウンが図れ、また組み立て時の間違いを防止でき
る。中枠9のファン収容部24と除湿剤収容部30との
間の上面には幅方向に亙るように突部42を上方に突曲
してあり、突部42の上面に幅方向に亙るようにストッ
パーリブ43を突設してある。そして吸気シャッター3
6を全開すると、吸気シャッター36の連動片38がス
トッパーリブ43に当たってそれ以上回動しなくなる。
このとき中枠9の上方の通風路はファン3と除湿剤2と
の境界で連動片38やストッパーリブ43で遮断される
ようになっている。このとき連動片38の下端とストッ
パーリブ43が確実に接触して確実に遮断されるように
なっている。中枠9の前部側の上方で外殻ケース7の天
板の下面側には電磁ソレノイド44を装着してあり、電
磁ソレノイド44で吸気シャッター36を駆動し、連動
片38を介して放出シャッター37も駆動できるように
なっている。電磁ソレノイド44のプランジャ45で駆
動される可動片46は吸気シャッター36の連結部47
に連結してあり、電磁ソレノイド44をオンすることに
より、プランジャ45及び可動片46を引いて吸気シャ
ッター36や放出シャッター37を開くようになってい
る。また可動片46を戻すようにバネを設けてあって、
電磁ソレノイド44をオフするとバネの力で可動片46
が戻ると共に自重で吸気シャッター36や放出シャッタ
ー37を閉じるようになっている。
【0012】乾燥庫1の傾斜面19の裏側には動作を制
御する回路部48が配置されており、ファン3の駆動、
除湿剤2の加熱再生、吸気シャッター36や放出シャッ
ター37の開閉等を制御し、一連の動作を自動的に行え
るように設定されている。図10は回路を示すものであ
り、50は電源、20は前述せる操作スイッチ、21は
標準モードの通電表示ランプ、22は濡れ靴モードの通
電表示ランプである。操作スイッチ20を1回押すと、
通電表示ランプ21が点灯すると共に標準モードで運転
されるようになっており、操作スイッチ20を2回押す
と、通電表示ランプ22が点灯すると共に濡れ靴モード
で運転されるようになっている。51は交流を直流に変
換する電源回路、52はマイクロコンピュータを用いた
制御部、53は駆動回路である。THは乾燥庫1内の温
度を検出する温度センサー(サーミスタ)であり、温度
センサーTHの温度検出に基づいて制御部52でヒータ
26を制御して乾燥庫1内を一定温度に保つようになっ
ている。29は前述せるファンモータ、4は前述せる除
湿剤再生用のヒータ、26は乾燥庫1内の温度を制御す
るヒータ、44は前述せる電磁ソレノイドである。TF
1 ,TF2 は温度ヒューズ、Th1 はサーモスイッチで
ある。TRC1 はヒータ4のオンオフ用のスイッチ素子
(トライアック)、TRC2 はヒータ26のオンオフ用
のスイッチ素子(トライアック)、TRC3 はソレノイ
ド44のオンオフ用のスイッチ素子(トライアック)で
ある。
【0013】次に上記のように構成せる靴用乾燥装置の
動作を説明する。靴収納箱10内に靴Aを入れて靴収納
箱10を靴収納室12の奥まで挿入する(靴収納箱10
の装着状態で靴収納室12が密閉される)。そしてプラ
グをコンセントに繋いで電源コード16から給電する状
態にし、次のように動作させる。 (1)操作スイッチ20をオン(入)すると、通電表示
ランプ21または通電表示ランプ22が点灯して所定の
モードでの運転を開始する。操作スイッチ20を1回押
すと、通電表示ランプ21が点灯して標準モードで運転
を開始し、操作スイッチ20を2回押すと、通電表示ラ
ンプ22が点灯して濡れ靴モードで運転を開始する。 (2)操作スイッチ20をオンすると、電磁ソレノイド
44が駆動され、吸気シャッター36及び放出シャッタ
ー37が上方に回動し、吸気口5及び放出口6が開放さ
れる。このとき連動片38はストッパーリブ43に当た
ってファン3と除湿剤2との間の通風路が遮断される。 (3)操作スイッチ20のオンにて除湿剤2の下のヒー
タ4に通電して除湿剤2を加熱する。このときヒータ2
6に通電することも好ましい。 (4)操作スイッチ20のオンにてファン3を駆動す
る。これにより、吸気口5から外気を乾燥庫1に取り込
み、外気を靴収納室12に通してヒータ4から除湿剤2
に至らせ、除湿剤2から放出した湿気を放出口6から放
出する。このときファン3と除湿剤2との間の通風路が
遮断されているので空気が循環することなく、湿気が確
実に放出される。 (5)上記の運転をある一定時間t1 の間連続的に行っ
て除湿剤2の再生を行う。このとき、除湿剤2の再生と
共に靴Aのある程度の乾燥が行われる。この除湿剤2の
運転は例えば標準モードの運転の場合には1.5時間の
間連続して行われ、濡れ靴モードの運転の場合には2時
間の間連続して行われる。 (6)t1 の時間経過後、電磁ソレノイド44及びヒー
タ4への通電を遮断し、吸気口5及び放出口6を吸気シ
ャッター36および放出シャッター37にて閉じ、除湿
剤2の加熱を停止する。そしてファン3を駆動状態のま
まにすると共に、ヒータ26にも通電を行っておく。 (7)すると、ファン3による風は靴Aの内部及び外部
に当たる。靴Aより放出した湿気は風の流れで除湿剤2
に到達し、湿気は除湿剤2に吸着される。除湿剤2を通
過した空気は乾燥空気となり、除湿剤2からファン3に
至る通風路を通過し、ファン3の吸い込み口に到達す
る。このようにして乾燥空気が乾燥庫1内を循環して靴
Aの乾燥が行われる。 (8)乾燥空気が循環して靴Aの乾燥を行っていると
き、空気が消臭剤35を通過して消臭が行われる。 (9)乾燥空気が循環しているとき、上記ヒータ26に
て空気が加熱されると共に温度センサーTHの検出デー
タに応じて温度制御され、循環空気が一定の温度になる
ように加熱して循環させられる。これにより外気温が変
わっても除湿剤2を一定温度に加熱して活性化し、除湿
を促進して短い時間で乾燥ができるようになる。このと
き空気を加熱する温度は約32℃程度である。図12は
シリカゲルのような除湿剤2の吸湿量mと時間Tの関係
を示すグラフであり、温度が低い程単位時間当たりの吸
湿量が少なく、温度が高い程単位時間当たりの吸湿量が
多くなることがわかる。そこで所定の時間T1 内に所定
の吸湿量m1 を得るためには所定の温度まで加熱しなけ
ればならない。 (10)上記のような乾燥の運転をある一定時間t2
間連続的に行う。具体的には標準モードの運転の場合、
2 は2.5時間であり、濡れ靴モードの場合は6時間
である。 (11)時間t2 の経過後、ファン3を停止すると共に
ヒータ26への通電を遮断し、一連の動作(除湿剤再生
〜靴乾燥)は終了し、通電表示ランプ21,22は消灯
する。一連の動作時間は具体的には、標準モードの場合
4時間(1.5時間+2.5時間)であり、濡れ靴モー
ドの場合8時間(2時間+6時間)である。 (12)上記の(1)〜(11)の間で動作をストップ
させたいときは操作スイッチ20を押すと、(11)の
モードになり動作を終了する。
【0014】なお、図11は上記動作のタイムーチャー
トを示すものであり、(a)は標準モードの運転の場合
で、(b)は濡れ靴モードの運転の場合を示す。上記の
ように動作して除湿剤2の再生から靴Aの乾燥まで自動
的に行えるのでスイッチ操作をしたり、シャッターを動
かしたりといった動作がなくなり、使い勝手が向上す
る。
【0015】また上記実施例ではファン3の下にヒータ
26を設けて乾燥モードの運転のとき、このヒータ26
で乾燥庫1内の温度が一定になるように制御したが、こ
のヒータ26を設けないで、再生用のヒータ4を除湿剤
2の再生以外に加熱用に兼用して用いてもよい。この場
合、ヒータ4を温度センサーTHの検出出力に基づいて
温度制御するようにする必要がある。このようにヒータ
4に除湿剤2の再生の機能と乾燥庫1内の加熱用に兼用
すると、ヒータを1個にできてコストダウンが図れる。
【0016】
【発明の効果】本発明は叙述のようにファンを駆動して
空気を乾燥庫内に循環させて物品を乾燥するとき乾燥庫
内の温度を一定温度に保って除湿剤を一定温度に保持す
る加熱手段及び温度制御手段を設けてあるので、乾燥庫
内に乾燥する物品を入れ、ファンを駆動して空気を循環
させて物品を乾燥するとき、循環する空気を加熱して一
定温度の空気を循環させることができるものであって、
これにより除湿剤を一定温度に保ち、除湿剤の除湿性能
を一定に保つことができ、物品を所定時間の間に所定の
乾燥状態になるように乾燥できるものであり、外気温等
に影響されることなく物品を所定の時間の間に一定の均
一な乾燥状態にできるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の全体を示し、内部を透視し
た状態の斜視図である。
【図2】同上の断面図である。
【図3】同上の靴収納箱を引き出した状態の斜視図であ
る。
【図4】同上の全体の分解斜視図である。
【図5】同上の外装ケースの天板部分を省略した平面図
である。
【図6】同上のファン収容部とファン部分の分解斜視図
である。
【図7】同上の除湿剤収容部と除湿剤部分の分解斜視図
である。
【図8】同上の吸気口や放出口部分の断面図である。
【図9】同上の吸気シャッターや放出シャッターの分解
斜視図である。
【図10】同上の制御回路図である。
【図11】同上のタイムチャートを示し、(a)は標準
モードの運転の場合で、(b)は濡れ靴モードの運転の
場合である。
【図12】同上の除湿剤の吸湿量と時間の関係を示すグ
ラフである。
【符号の説明】
1 乾燥庫 2 除湿剤 3 ファン 26 ヒータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乾燥する物品を収納し得る密閉容器状の
    乾燥庫内に、乾燥庫内及び乾燥庫内の物品の湿気を除湿
    する除湿剤と、乾燥庫内の空気を循環させるファンを収
    容してなる乾燥装置であって、ファンを駆動して空気を
    乾燥庫内に循環させて物品を乾燥するとき乾燥庫内の温
    度を一定温度に保って除湿剤を一定温度に保持する加熱
    手段及び温度制御手段を設けて成ることを特徴とする乾
    燥装置。
JP5104687A 1993-04-30 1993-04-30 乾燥装置 Withdrawn JPH06313677A (ja)

Priority Applications (1)

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JP5104687A JPH06313677A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 乾燥装置

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JP5104687A JPH06313677A (ja) 1993-04-30 1993-04-30 乾燥装置

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JP (1) JPH06313677A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4876433A (en) * 1988-06-29 1989-10-24 Hitachi Seiko, Ltd. Inverter controlled-type power source for arc welding
US6829842B2 (en) 2002-01-15 2004-12-14 Dennis J. Zuccaro Ballet/pointe shoe aerator-carrier-protector
JP2015158288A (ja) * 2014-02-21 2015-09-03 三菱重工業株式会社 温風乾燥システム及び温風乾燥方法

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Legal Events

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