JPH06209893A - 靴用乾燥装置 - Google Patents
靴用乾燥装置Info
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- JPH06209893A JPH06209893A JP596793A JP596793A JPH06209893A JP H06209893 A JPH06209893 A JP H06209893A JP 596793 A JP596793 A JP 596793A JP 596793 A JP596793 A JP 596793A JP H06209893 A JPH06209893 A JP H06209893A
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- shoe
- shoes
- drying
- dehumidifying agent
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 少量の除湿剤で効率よく靴を乾燥させる。靴
全体を均一に乾燥させる。 【構成】 開閉可能な靴出し入れ口７ａを有する密閉容
器状の乾燥庫１内に、乾燥庫１内及び乾燥庫１内の靴Ａ
の湿気を除湿する除湿剤２と、乾燥庫１内の空気を循環
させるファン３を収容する。乾燥庫１の前面の靴出し入
れ口７ａから靴Ａの長手方向を乾燥庫１の奥行き方向に
向けて収納する靴収納室７を乾燥庫１内に設ける。この
靴収納室７の上方に形成した通風路内で、靴出し入れ口
７ａ側にファン３を、靴出し入れ口７ａと反対の奥側に
除湿剤２を配置する。
全体を均一に乾燥させる。 【構成】 開閉可能な靴出し入れ口７ａを有する密閉容
器状の乾燥庫１内に、乾燥庫１内及び乾燥庫１内の靴Ａ
の湿気を除湿する除湿剤２と、乾燥庫１内の空気を循環
させるファン３を収容する。乾燥庫１の前面の靴出し入
れ口７ａから靴Ａの長手方向を乾燥庫１の奥行き方向に
向けて収納する靴収納室７を乾燥庫１内に設ける。この
靴収納室７の上方に形成した通風路内で、靴出し入れ口
７ａ側にファン３を、靴出し入れ口７ａと反対の奥側に
除湿剤２を配置する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿剤を用いた靴用乾
燥装置に関するものである。
燥装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来の靴用乾燥装置の一例としては、靴
を収容する容器内に除湿剤（吸湿剤）のパックしたもの
を入れて靴を乾燥していた。また他例としては容器にヒ
ータやファンを設け、温風を直接靴に当てて乾燥してい
た。
を収容する容器内に除湿剤（吸湿剤）のパックしたもの
を入れて靴を乾燥していた。また他例としては容器にヒ
ータやファンを設け、温風を直接靴に当てて乾燥してい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし除湿剤による乾
燥装置は、除湿剤の付近は除湿されるが、除湿剤から離
れた位置では除湿が進み難く、偏りがあり、均一に除湿
され難く、乾燥効率が悪い。特に靴の内部が乾燥し難
く、靴の内部まで均一に乾燥させるためには別の除湿剤
を靴内に入れる等しなければならず、多量の除湿剤が必
要となり、不経済である。
燥装置は、除湿剤の付近は除湿されるが、除湿剤から離
れた位置では除湿が進み難く、偏りがあり、均一に除湿
され難く、乾燥効率が悪い。特に靴の内部が乾燥し難
く、靴の内部まで均一に乾燥させるためには別の除湿剤
を靴内に入れる等しなければならず、多量の除湿剤が必
要となり、不経済である。
【０００４】また温風によるものは過乾燥になりやす
く、靴を変形させたり、変色させたり、ひび割れさせた
りするという問題があり、過乾燥を防止する手段が必要
であった。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので
あって、本発明の目的とするところは少量の除湿剤で効
率よく靴を乾燥させ、且つ均一に乾燥することができる
靴用乾燥装置を提供するにある。
く、靴を変形させたり、変色させたり、ひび割れさせた
りするという問題があり、過乾燥を防止する手段が必要
であった。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので
あって、本発明の目的とするところは少量の除湿剤で効
率よく靴を乾燥させ、且つ均一に乾燥することができる
靴用乾燥装置を提供するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明靴用乾燥装置は、開閉可能な靴出し入れ口７ａを
有する密閉容器状の乾燥庫１内に、乾燥庫１内及び乾燥
庫１内の靴Ａの湿気を除湿する除湿剤２と、乾燥庫１内
の空気を循環させるファン３を収容してなる靴用乾燥装
置であって、乾燥庫１の前面の靴出し入れ口７ａから靴
Ａの長手方向を乾燥庫１の奥行き方向に向けて収納する
靴収納室７を乾燥庫１内に設け、この靴収納室７の上方
に形成した通風路内で、靴出し入れ口７ａ側にファン３
を、靴出し入れ口７ａと反対の奥側に除湿剤２を配置し
て成ることを特徴とする。
本発明靴用乾燥装置は、開閉可能な靴出し入れ口７ａを
有する密閉容器状の乾燥庫１内に、乾燥庫１内及び乾燥
庫１内の靴Ａの湿気を除湿する除湿剤２と、乾燥庫１内
の空気を循環させるファン３を収容してなる靴用乾燥装
置であって、乾燥庫１の前面の靴出し入れ口７ａから靴
Ａの長手方向を乾燥庫１の奥行き方向に向けて収納する
靴収納室７を乾燥庫１内に設け、この靴収納室７の上方
に形成した通風路内で、靴出し入れ口７ａ側にファン３
を、靴出し入れ口７ａと反対の奥側に除湿剤２を配置し
て成ることを特徴とする。
【０００６】また靴収納室７を奥側の高さが低くなるよ
うに形成したことを特徴とすることも好ましい。
うに形成したことを特徴とすることも好ましい。
【０００７】
【作用】上記構成によれば、靴Ａを靴収納室７に収納す
るとき靴Ａの履き口を持って靴Ａの先端が奥になるよう
に靴Ａを靴収納室７内に収納でき、靴Ａの履き口の上方
にファン３が位置し、靴Ａの先端の上方に除湿剤２が位
置するように靴Ａを収納できる。この状態でファン３を
駆動すると、乾燥空気が靴Ａの履き口から内部に送ら
れ、また靴Ａの外側を通り、湿気を含んだ空気は除湿剤
２を通って乾燥された後、再びファン３によって靴収納
室７内に送られる。このようにして靴Ａの内外が乾燥空
気にさらされて靴Ａ全体が均一に乾燥される。
るとき靴Ａの履き口を持って靴Ａの先端が奥になるよう
に靴Ａを靴収納室７内に収納でき、靴Ａの履き口の上方
にファン３が位置し、靴Ａの先端の上方に除湿剤２が位
置するように靴Ａを収納できる。この状態でファン３を
駆動すると、乾燥空気が靴Ａの履き口から内部に送ら
れ、また靴Ａの外側を通り、湿気を含んだ空気は除湿剤
２を通って乾燥された後、再びファン３によって靴収納
室７内に送られる。このようにして靴Ａの内外が乾燥空
気にさらされて靴Ａ全体が均一に乾燥される。
【０００８】また靴収納室７を奥側の高さが低くなるよ
うに形成したものでは、靴収納室７の奥側の高さが低い
ため靴Ａを挿入して収納する方向を誤ることなく、また
空気が靴Ａの形状に沿って流れるため効率よく乾燥する
ことができる。
うに形成したものでは、靴収納室７の奥側の高さが低い
ため靴Ａを挿入して収納する方向を誤ることなく、また
空気が靴Ａの形状に沿って流れるため効率よく乾燥する
ことができる。
【０００９】
【実施例】乾燥庫１は図１乃至図４に示すように密閉構
造の箱形形状をしており、合成樹脂にて形成されてい
る。乾燥庫１内には奥行き方向に長さが長い靴収納室７
を設けてあり、靴収納室７の前部の開口が靴出し入れ口
７ａとなっている。靴収納室７内に靴収納箱１１を引き
出し状に出し入れ自在に設けてあり、靴収納箱１１内に
靴Ａを入れた状態で靴収納箱１１を靴収納室７に収納す
ると、靴Ａの長手方向が靴収納室７の奥行き方向を向く
ように収納できるようになっている。靴収納箱１１の前
面には取っ手１２を設けてあり、取っ手１２を持って靴
収納箱１１を出し入れできるようになっている。乾燥庫
１の背面から電源コード１３を導出してあって、内部に
電源を供給するようになっている。乾燥庫１の両側面の
上部の略中央には乾燥庫１を持ち運びするとき手を入れ
る取っ手１ａを設けてある。乾燥庫１の前部の上面に傾
斜面１４を設けてあり、この傾斜面１４に操作スイッチ
１５及び通電表示ランプ１６を設けてある。乾燥庫１の
底部には底板１７が設けられており、この底板１７の下
面の４隅には脚部１８を装着してある。
造の箱形形状をしており、合成樹脂にて形成されてい
る。乾燥庫１内には奥行き方向に長さが長い靴収納室７
を設けてあり、靴収納室７の前部の開口が靴出し入れ口
７ａとなっている。靴収納室７内に靴収納箱１１を引き
出し状に出し入れ自在に設けてあり、靴収納箱１１内に
靴Ａを入れた状態で靴収納箱１１を靴収納室７に収納す
ると、靴Ａの長手方向が靴収納室７の奥行き方向を向く
ように収納できるようになっている。靴収納箱１１の前
面には取っ手１２を設けてあり、取っ手１２を持って靴
収納箱１１を出し入れできるようになっている。乾燥庫
１の背面から電源コード１３を導出してあって、内部に
電源を供給するようになっている。乾燥庫１の両側面の
上部の略中央には乾燥庫１を持ち運びするとき手を入れ
る取っ手１ａを設けてある。乾燥庫１の前部の上面に傾
斜面１４を設けてあり、この傾斜面１４に操作スイッチ
１５及び通電表示ランプ１６を設けてある。乾燥庫１の
底部には底板１７が設けられており、この底板１７の下
面の４隅には脚部１８を装着してある。
【００１０】靴収納室７の上方には靴収納室７に対面す
るように仕切板１９を配設してあり、仕切板１９を乾燥
庫１の上面部に密閉結合してある。仕切板１９の前部側
にはファン収容部２０を設けてあり、このファン収容部
２０にモータを有するファン３を装着してあり、ファン
収容部２０の下面側には送風吐出口２１が開口してい
る。仕切板１９の背部側には除湿剤収容部２２を設けて
あり、除湿剤収容部２２に除湿剤２を収納してある。除
湿剤収容部２２の底部には除湿剤２を再生するヒータ４
を配設してあり、除湿剤収容部２２の上下には空気を通
すメッシュ板２３，２４を配設してあり、除湿剤収容部
２２の底部に送風吸い込み口２５を設けてある。除湿剤
収容部２２は仕切板１９の下面より下方に突出するよう
に設けてあり、この除湿剤収容部２２の下方への突出に
て靴収納室７が靴出し入れ口７ａ側に比べて奥の方が高
さが低くなっている。
るように仕切板１９を配設してあり、仕切板１９を乾燥
庫１の上面部に密閉結合してある。仕切板１９の前部側
にはファン収容部２０を設けてあり、このファン収容部
２０にモータを有するファン３を装着してあり、ファン
収容部２０の下面側には送風吐出口２１が開口してい
る。仕切板１９の背部側には除湿剤収容部２２を設けて
あり、除湿剤収容部２２に除湿剤２を収納してある。除
湿剤収容部２２の底部には除湿剤２を再生するヒータ４
を配設してあり、除湿剤収容部２２の上下には空気を通
すメッシュ板２３，２４を配設してあり、除湿剤収容部
２２の底部に送風吸い込み口２５を設けてある。除湿剤
収容部２２は仕切板１９の下面より下方に突出するよう
に設けてあり、この除湿剤収容部２２の下方への突出に
て靴収納室７が靴出し入れ口７ａ側に比べて奥の方が高
さが低くなっている。
【００１１】乾燥庫１の上面には外気を取り込む吸気口
８と湿気を放出する放出口５とを設けてある。吸気口８
はファン３の上方に形成してあり、放出口５は除湿剤２
の上方に形成してある。吸気口８には吸気シャッター９
を、放出口５には放出シャッター６を夫々配置してあ
り、吸気シャッター９及び放出シャッター６はファン３
と吸湿剤２との境界側の一端の軸２６，２７を中心に上
下に回動して開閉されるようになっている。吸気シャッ
ター９及び放出シャッター６には夫々掛り部２８，２９
を設けてあり、吸気シャッター９の開放時に掛り部２８
が掛り部２９を押し下げ、掛り部２９が仕切板１９のス
トッパーリブ３０に当たるまで回動してストップするよ
うになっている。このとき仕切板１９の上方の通風路は
ファン３と除湿剤２との境界で上記掛り部２８，２９や
ストッパーリブ３０で遮断されるようになっている。仕
切板１９上の前部側には図５乃至図８に示すように電磁
ソレノイドのような可動機３１を配置してあり、この可
動機３１で吸気シャッター９及び放出シャッター６を駆
動できるようになっている。可動機３１の可動片３２と
吸気シャッター９の動力伝達部３３とはバネ３４を介し
て結合してあり、可動機３１の可動片３２でバネ３４を
介して動力伝達部３３を引くと、吸気シャッター９及び
放出シャッター６が開き、可動片３２で引かないときは
自重で吸気シャッター９及び放出シャッター６が閉じる
ようになっている。
８と湿気を放出する放出口５とを設けてある。吸気口８
はファン３の上方に形成してあり、放出口５は除湿剤２
の上方に形成してある。吸気口８には吸気シャッター９
を、放出口５には放出シャッター６を夫々配置してあ
り、吸気シャッター９及び放出シャッター６はファン３
と吸湿剤２との境界側の一端の軸２６，２７を中心に上
下に回動して開閉されるようになっている。吸気シャッ
ター９及び放出シャッター６には夫々掛り部２８，２９
を設けてあり、吸気シャッター９の開放時に掛り部２８
が掛り部２９を押し下げ、掛り部２９が仕切板１９のス
トッパーリブ３０に当たるまで回動してストップするよ
うになっている。このとき仕切板１９の上方の通風路は
ファン３と除湿剤２との境界で上記掛り部２８，２９や
ストッパーリブ３０で遮断されるようになっている。仕
切板１９上の前部側には図５乃至図８に示すように電磁
ソレノイドのような可動機３１を配置してあり、この可
動機３１で吸気シャッター９及び放出シャッター６を駆
動できるようになっている。可動機３１の可動片３２と
吸気シャッター９の動力伝達部３３とはバネ３４を介し
て結合してあり、可動機３１の可動片３２でバネ３４を
介して動力伝達部３３を引くと、吸気シャッター９及び
放出シャッター６が開き、可動片３２で引かないときは
自重で吸気シャッター９及び放出シャッター６が閉じる
ようになっている。
【００１２】乾燥庫１の傾斜面１４の裏側には動作を制
御する回路部３６が配設されており、ファン３の駆動に
よる物品の乾燥から除湿剤２の加熱再生、吸気シャッタ
ー９や放出シャッター６の開閉等を制御し、一連の動作
を自動的に行えるように設定されている。図１０は制御
回路を示すものであり、３７は商用電源、３８は直流変
換回路、３９はマイクロコンピュータを用いた制御部、
４０はヒータ用リレー、４１はヒータ用リレーで開閉す
るリレー接点である。
御する回路部３６が配設されており、ファン３の駆動に
よる物品の乾燥から除湿剤２の加熱再生、吸気シャッタ
ー９や放出シャッター６の開閉等を制御し、一連の動作
を自動的に行えるように設定されている。図１０は制御
回路を示すものであり、３７は商用電源、３８は直流変
換回路、３９はマイクロコンピュータを用いた制御部、
４０はヒータ用リレー、４１はヒータ用リレーで開閉す
るリレー接点である。
【００１３】また仕切板１９の上の通風路内で除湿剤２
とファン３との間には消臭剤４２を配置してあり、この
消臭剤４２にて靴Ａの臭いを消臭するようになってい
る。この消臭剤４２は例えば、金属多孔体に各種有機塩
基酸を作用させて金属錯体を形成したものである。消臭
剤４２を配置する位置は任意であり、例えば、除湿剤２
の下部に設けて靴収容室７内にあるようにしてもよい。
とファン３との間には消臭剤４２を配置してあり、この
消臭剤４２にて靴Ａの臭いを消臭するようになってい
る。この消臭剤４２は例えば、金属多孔体に各種有機塩
基酸を作用させて金属錯体を形成したものである。消臭
剤４２を配置する位置は任意であり、例えば、除湿剤２
の下部に設けて靴収容室７内にあるようにしてもよい。
【００１４】なお、上記実施例では乾燥庫１の靴収納室
７に靴収納箱１１を引き出し状に出し入れ自在になるよ
うにしたが、靴出し入れ口７ａに開閉自在な扉を設けて
靴収納箱１１なしにしてもよい。なおまた、ファン３の
付近にヒータを設け、靴収納室７に温風を送り込むよう
にしてもよい。これによって乾燥効率を上げることがで
きる。このとき、靴収納室７内に温度センサーを設け、
一定温度（例えば約３０℃）に定温度制御するのが望ま
しい。これにより、一定の乾燥能力が得られ、また靴Ａ
の過乾燥を防止することができる。
７に靴収納箱１１を引き出し状に出し入れ自在になるよ
うにしたが、靴出し入れ口７ａに開閉自在な扉を設けて
靴収納箱１１なしにしてもよい。なおまた、ファン３の
付近にヒータを設け、靴収納室７に温風を送り込むよう
にしてもよい。これによって乾燥効率を上げることがで
きる。このとき、靴収納室７内に温度センサーを設け、
一定温度（例えば約３０℃）に定温度制御するのが望ま
しい。これにより、一定の乾燥能力が得られ、また靴Ａ
の過乾燥を防止することができる。
【００１５】次に上記のように構成せる靴用乾燥装置の
動作を説明する。靴収納箱１１内に靴Ａを入れて靴収納
箱１１を靴収納室７の奥まで挿入する（靴収納箱１１の
装着状態で靴収納室７が密閉される）。このとき靴Ａの
履き口を持って靴Ａの先端から奥行き方向に長い靴収納
箱１１に入れられることになるため靴収納箱１１を靴収
納室７に入れたとき、靴Ａの履き口の上方にファン３
が、奥側の靴Ａの先端部の上方に除湿剤２が位置するこ
ととなる。そしてプラグをコンセントに繋いで電源コー
ド１３から給電する状態にし、次のように動作させる。 （１）．操作スイッチ１５をオン（入）すると、通電表
示ランプ１６が点灯し、ファン３が回転する。 （２）．この状態では吸気シャッター９及び放出シャッ
ター６は閉じたままである。 （３）．ファンによる風は図１の矢印のように下方に吹
き出し、靴Ａの内部及び外部に当たる。このとき図１の
矢印のように乾燥空気は靴Ａの履き口から内部に送ら
れ、また靴Ａの外側を通る。またこのとき除湿剤収容部
２２が仕切板１９より下方に突出して靴収納室７が奥に
行く程低くなっているので、乾燥空気は先端程低くなる
靴Ａの上面に沿って流れることとなる。 （４）．靴Ａより放出した湿気は風の流れで除湿剤収容
部２２に到達し、湿気は除湿剤２に吸着される。 （５）．除湿剤２を通過した空気は乾燥空気となり、通
風路を通過し、通風路の消臭剤４２を通って消臭されて
ファン３の吸い込み口に到達する。 （６）．上記（３）〜（５）を操作スイッチ１５を入れ
た時点からある一定の時間ｔ1 の間連続的に行う。 （７）．時間ｔ1 の経過後、可動機３１の可動片３２を
引くように駆動することにより、バネ３４を介して吸気
シャッター９の動力伝達部３３を引っ張り、掛り部２
８，２９を下方に押し下げ、吸気シャッター９及び放出
シャッター６が上方に回動し、掛り部２９がストッパー
リブ３０に接触し、吸気シャッター９の回動がストップ
し、シャッター開放動作が終了する。 （８）．上記（７）により仕切板１９の上方の通風路は
ファン３と除湿剤２との境界で掛り部２８，２９とスト
ッパーリブ３０にて遮断される。 （９）．そして除湿剤２の下のヒータ４に通電して除湿
剤２を加熱する。 （１０）．ファン２の回転により図２の矢印のように吸
気口８から外気を乾燥庫１内に取り込み、外気が除湿剤
２に到達すると、上記（９）により除湿剤２から放出し
た湿気はファン３と除湿剤２との間の通風路を通らずに
放出口５より外に放出する。 （１１）．ある一定時間ｔ2 の間上記（９），（１０）
を連続的に行う。 （１２）時間ｔ2 の経過後、可動機３１及びヒータ４へ
の通電を遮断すると共にファン３を停止し、吸気シャッ
ター９及び放出シャッター６が閉じ、一連の動作（靴乾
燥〜除湿剤再生）は終了し、通電表示ランプ１６が消灯
する。 （１３）上記（１）〜（１１）の間で動作をストップさ
せたいときは操作スイッチ１５を押すと、上記（１２）
のモードになり動作を終了する。
動作を説明する。靴収納箱１１内に靴Ａを入れて靴収納
箱１１を靴収納室７の奥まで挿入する（靴収納箱１１の
装着状態で靴収納室７が密閉される）。このとき靴Ａの
履き口を持って靴Ａの先端から奥行き方向に長い靴収納
箱１１に入れられることになるため靴収納箱１１を靴収
納室７に入れたとき、靴Ａの履き口の上方にファン３
が、奥側の靴Ａの先端部の上方に除湿剤２が位置するこ
ととなる。そしてプラグをコンセントに繋いで電源コー
ド１３から給電する状態にし、次のように動作させる。 （１）．操作スイッチ１５をオン（入）すると、通電表
示ランプ１６が点灯し、ファン３が回転する。 （２）．この状態では吸気シャッター９及び放出シャッ
ター６は閉じたままである。 （３）．ファンによる風は図１の矢印のように下方に吹
き出し、靴Ａの内部及び外部に当たる。このとき図１の
矢印のように乾燥空気は靴Ａの履き口から内部に送ら
れ、また靴Ａの外側を通る。またこのとき除湿剤収容部
２２が仕切板１９より下方に突出して靴収納室７が奥に
行く程低くなっているので、乾燥空気は先端程低くなる
靴Ａの上面に沿って流れることとなる。 （４）．靴Ａより放出した湿気は風の流れで除湿剤収容
部２２に到達し、湿気は除湿剤２に吸着される。 （５）．除湿剤２を通過した空気は乾燥空気となり、通
風路を通過し、通風路の消臭剤４２を通って消臭されて
ファン３の吸い込み口に到達する。 （６）．上記（３）〜（５）を操作スイッチ１５を入れ
た時点からある一定の時間ｔ1 の間連続的に行う。 （７）．時間ｔ1 の経過後、可動機３１の可動片３２を
引くように駆動することにより、バネ３４を介して吸気
シャッター９の動力伝達部３３を引っ張り、掛り部２
８，２９を下方に押し下げ、吸気シャッター９及び放出
シャッター６が上方に回動し、掛り部２９がストッパー
リブ３０に接触し、吸気シャッター９の回動がストップ
し、シャッター開放動作が終了する。 （８）．上記（７）により仕切板１９の上方の通風路は
ファン３と除湿剤２との境界で掛り部２８，２９とスト
ッパーリブ３０にて遮断される。 （９）．そして除湿剤２の下のヒータ４に通電して除湿
剤２を加熱する。 （１０）．ファン２の回転により図２の矢印のように吸
気口８から外気を乾燥庫１内に取り込み、外気が除湿剤
２に到達すると、上記（９）により除湿剤２から放出し
た湿気はファン３と除湿剤２との間の通風路を通らずに
放出口５より外に放出する。 （１１）．ある一定時間ｔ2 の間上記（９），（１０）
を連続的に行う。 （１２）時間ｔ2 の経過後、可動機３１及びヒータ４へ
の通電を遮断すると共にファン３を停止し、吸気シャッ
ター９及び放出シャッター６が閉じ、一連の動作（靴乾
燥〜除湿剤再生）は終了し、通電表示ランプ１６が消灯
する。 （１３）上記（１）〜（１１）の間で動作をストップさ
せたいときは操作スイッチ１５を押すと、上記（１２）
のモードになり動作を終了する。
【００１６】なお、図９は上記動作のモードを説明する
モード状態図である。また上記のように動作して靴Ａの
乾燥から除湿剤２の再生までが自動的に行えるので、ス
イッチ操作をしたりシャッターを動かしたりといった動
作がなくなり、使い勝手が向上する。また通風路内に消
臭剤４２があるため効率よく消臭することができる。さ
らに傾斜面１４に操作スイッチ１５や通電表示ランプ１
６を設けてあるため上からでも横からでもスイッチ操作
や動作表示確認ができて使い勝手が向上するものであ
る。
モード状態図である。また上記のように動作して靴Ａの
乾燥から除湿剤２の再生までが自動的に行えるので、ス
イッチ操作をしたりシャッターを動かしたりといった動
作がなくなり、使い勝手が向上する。また通風路内に消
臭剤４２があるため効率よく消臭することができる。さ
らに傾斜面１４に操作スイッチ１５や通電表示ランプ１
６を設けてあるため上からでも横からでもスイッチ操作
や動作表示確認ができて使い勝手が向上するものであ
る。
【００１７】
【発明の効果】本発明は叙述のように構成されているの
で、靴を靴収納室に収納したとき靴の履き口の上方にフ
ァンが位置し、靴の先端の上方に除湿剤が位置するよう
に靴を収納でき、この状態でファンを駆動することによ
り乾燥空気が靴の履き口から内部に送られ、また靴の外
側を通り、湿気を含んだ空気は除湿剤を通って乾燥され
た後、再びファンによって靴収納室内に送られるもであ
って、靴の内外が乾燥空気にさらされて靴全体が均一に
乾燥されると共に効率よく乾燥されるものである。
で、靴を靴収納室に収納したとき靴の履き口の上方にフ
ァンが位置し、靴の先端の上方に除湿剤が位置するよう
に靴を収納でき、この状態でファンを駆動することによ
り乾燥空気が靴の履き口から内部に送られ、また靴の外
側を通り、湿気を含んだ空気は除湿剤を通って乾燥され
た後、再びファンによって靴収納室内に送られるもであ
って、靴の内外が乾燥空気にさらされて靴全体が均一に
乾燥されると共に効率よく乾燥されるものである。
【００１８】また本発明の請求項２記載の考案にあって
は、靴収納室を奥側の高さが低くなるように形成したの
で、靴を収納するとき靴の挿入方向を誤ることなく、ま
た靴の形状に沿って乾燥空気が流れるため効率よく乾燥
できるものである。
は、靴収納室を奥側の高さが低くなるように形成したの
で、靴を収納するとき靴の挿入方向を誤ることなく、ま
た靴の形状に沿って乾燥空気が流れるため効率よく乾燥
できるものである。
【図１】本発明の一実施例の断面図である。
【図２】同上の吸気シャッターや放出シャッターを開い
た状態の断面図である。
た状態の断面図である。
【図３】同上の斜視図である。
【図４】同上の靴収納箱を引き出し、吸気シャッターや
放出シャッターを開いた状態の斜視図である。
放出シャッターを開いた状態の斜視図である。
【図５】同上の可動機を図示した状態の断面図である。
【図６】同上の仕切板上の構造を示す斜視図である。
【図７】同上の可動機で吸気シャッターや放出シャッタ
ーを開いた状態の断面図である。
ーを開いた状態の断面図である。
【図８】同上の仕切板の上の構造を示す平面図である。
【図９】同上の動作のモードを説明する説明図である。
【図１０】同上の制御回路を示す回路図である。
１ 乾燥庫 ２ 除湿剤 ３ ファン ７ 靴収納室 ７ａ 靴出し入れ口 Ａ 靴
Claims (2)
- 【請求項１】 開閉可能な靴出し入れ口を有する密閉容
器状の乾燥庫内に、乾燥庫内及び乾燥庫内の靴の湿気を
除湿する除湿剤と、乾燥庫内の空気を循環させるファン
を収容してなる靴用乾燥装置であって、乾燥庫の前面の
靴出し入れ口から靴の長手方向を乾燥庫の奥行き方向に
向けて収納する靴収納室を乾燥庫内に設け、この靴収納
室の上方に形成した通風路内で、靴出し入れ口側にファ
ンを、靴出し入れ口と反対の奥側に除湿剤を配置して成
ることを特徴とする靴用乾燥装置。 - 【請求項２】 靴収納室を奥側の高さが低くなるように
形成したことを特徴とする請求項１記載の靴用乾燥装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP596793A JPH06209893A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 靴用乾燥装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP596793A JPH06209893A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 靴用乾燥装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06209893A true JPH06209893A (ja) | 1994-08-02 |
Family
ID=11625648
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP596793A Withdrawn JPH06209893A (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 靴用乾燥装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06209893A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100454898B1 (ko) * | 2001-09-20 | 2004-11-12 | 주식회사 크린텍 | 신발소독기 |
| US20110197464A1 (en) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Dry Locker, Inc. | Ventilated portable container for sports equipment |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP596793A patent/JPH06209893A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100454898B1 (ko) * | 2001-09-20 | 2004-11-12 | 주식회사 크린텍 | 신발소독기 |
| US20110197464A1 (en) * | 2010-01-29 | 2011-08-18 | Dry Locker, Inc. | Ventilated portable container for sports equipment |
| US8726534B2 (en) * | 2010-01-29 | 2014-05-20 | Murray Chappell | Ventilated portable container for sports equipment |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000404 |