JP2015158288A - 温風乾燥システム及び温風乾燥方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥システム全体のエネルギー効率の向上を図る温風乾燥システム及び温風乾燥方法を提供する。【解決手段】被乾燥物(例えば籾)11を導入し、導入される乾燥用温風ガス12Aにより被乾燥物11を直接乾燥する乾燥装置13と、この乾燥装置13から排出される乾燥後の水分を含む排出ガス12Bを導入し、該水分を含む排出ガス12Bから、水分吸脱着材14により水分を除去する水分除去装置15と、水分除去後の除湿ガス12Cを所定温度まで加温する加温装置16と、この加温装置16により加温された加温ガス12Dを用いて、水分を吸着した水分吸脱着材14を再生して水分を放出する再生装置17とを備え、再生装置17で水分吸脱着材14を再生した加温ガスを、乾燥用温風ガス12Aとして循環再利用する。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば米又は麦等の穀物を温風により乾燥する温風乾燥システム及び温風乾燥方法に関するものである。
例えば、籾等の穀物等を対象とする熱風式乾燥装置では、乾燥工程の上流において大気中から導入した空気を加熱装置により昇温させた後、加熱した温風を乾燥装置に供給している。
この昇温された温風は、乾燥工程において、被乾燥物である穀物と直接接触させることで、水分を蒸発させて乾燥を行っている(特許文献1及び2)。
特開平4−200748号公報 特開平5−229667号公報
しかしながら、この乾燥後の乾燥ガスは、被乾燥物から蒸発した水分により、乾燥処理後のガス中の湿度が上昇することとなり、この高湿度のガスは乾燥能力が低下するために、従来の既存装置では、この高湿度のガスを再循環させることなく、大気中へ放出している。
この結果、従来技術においては以下のような問題がある。
1) 入口から導入する乾燥空気を常に常温から所定乾燥ガス温度まで昇温させる必要があるため、入口昇温工程において大きなエネルギー供給が必要である。
2) 穀物の温風乾燥では、乾燥処理後の乾燥装置からの排出ガスの温度が例えば30℃前後と低く、廃熱回収が難しく、乾燥処理後の排出ガスの熱エネルギーの損失となる。
よって、従来において、系外に捨てていた廃熱を再利用することができ、乾燥システム全体のエネルギー効率の向上を図る温風乾燥設備の出現が切望されている。
本発明は、前記問題に鑑み、乾燥システム全体のエネルギー効率の向上を図る温風乾燥システム及び温風乾燥方法を提供することを課題とする。
上述した課題を解決するための本発明の第1の発明は、被乾燥物を導入し、導入される乾燥用温風ガスにより被乾燥物を直接乾燥する乾燥装置と、前記乾燥装置から排出される乾燥後の水分を含む排出ガスを導入し、該水分を含む排出ガスから、水分吸脱着材により水分を除去する水分除去装置と、水分除去後の除湿ガスを所定温度まで加温する加温装置と、前記加温装置により加温された加温ガスを用いて、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生して水分を放出する再生装置とを備え、前記再生装置で水分吸脱着材を再生した加温ガスを、前記乾燥用温風ガスとして循環再利用することを特徴とする温風乾燥システムにある。
第2の発明は、第1の発明において、前記水分吸脱着材が、下記式(1)の相対蒸気圧の変化幅が、0.05〜0.10の吸着量差を有することを特徴とすることを特徴とする温風乾燥システムにある。
相対蒸気圧=(吸着材周囲の水蒸気の圧力)/(吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力)
・・・(1)
第3の発明は、第1又は2の発明において、前記水分除去装置と、前記再生装置とを交互に切り替える切り替えラインを設け、水分吸脱着材を交互に用いて、乾燥後の水分を含む排出ガスを乾燥すると共に、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生することを特徴とする温風乾燥システムにある。
第4の発明は、第1乃至3のいずれか一つの発明において、前記被乾燥物が穀物であることを特徴とすることを特徴とする温風乾燥システムにある。
第5の発明は、被乾燥物を導入し、導入される乾燥用温風ガスにより被乾燥物を直接乾燥する乾燥工程と、前記乾燥工程から排出される乾燥後の水分を含む排出ガスを導入し、該水分を含む排出ガスから、水分吸脱着材により水分を除去する水分除去工程と、水分除去後の除湿ガスを所定温度まで加温する加温工程と、前記加温工程により加温された加温ガスを用いて、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生して水分を放出する再生工程とを備えることを特徴とする温風乾燥方法にある。
第6の発明は、第5の発明において、前記水分吸脱着材が、下記式(1)の相対蒸気圧の変化幅が、0.05〜0.10の吸着量差を有することを特徴とすることを特徴とする温風乾燥方法にある。
相対蒸気圧=(吸着材周囲の水蒸気の圧力)/(吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力)
・・・(1)
第7の発明は、第5又は6の発明において、前記水分除去工程と前記再生工程とを交互に切り替え、水分吸脱着材を交互に用いて、乾燥後の水分を含む排出ガスを乾燥すると共に、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生することを特徴とする温風乾燥方法にある。
第8の発明は、第5乃至7のいずれか一つの発明において、前記被乾燥物が穀物であることを特徴とすることを特徴とする温風乾燥方法にある。
本発明によれば、系外に廃熱として無駄に捨てていた乾燥後の排出ガスから水分を水分吸脱着材により除去して、再利用することができることとなる。また、この水分吸収の際、水蒸気として保持されていた熱エネルギー(潜熱)を、水分除去装置においてガスの顕熱として回収することができるので、温風乾燥システム全体のエネルギー効率を大幅に改善することができる。
図1は、実施例1に係る温風乾燥システムの概略図である。 図2は、水分吸脱着材の吸着等温線による相蒸気圧と吸着量との関係を示す図である。 図3は、実施例1に係るガス温度及び湿度を記載した温風乾燥システムの概略図である。 図4は、本実施例に係るエネルギー収支の一例を示す図である。 図5は、従来例に係るエネルギー収支の一例を示す図である。 図6−1は、実施例2に係る温風乾燥システムの概略図である。 図6−2は、実施例2に係る温風乾燥システムの概略図である。 図7は、実施例3に係る温風乾燥システムの概略図である。 図8は、実施例3に係る温風乾燥システムの概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではなく、また、実施例が複数ある場合には、各実施例を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、実施例1に係る温風乾燥システムの概略図である。図1に示すように、本実施例に係る温風乾燥システム10Aは、被乾燥物(例えば籾)11を導入し、導入される乾燥用温風ガス12Aにより被乾燥物11を直接乾燥する乾燥装置13と、この乾燥装置13から排出される乾燥後の水分を含む排出ガス12Bを導入し、この水分を含む排出ガス12Bから、水分吸脱着材14により水分を除去する水分除去装置15と、水分除去後の除湿ガス12Cを所定温度まで加温する加温装置16と、この加温装置16により加温された加温ガス12Dを用いて、水分を吸着した水分吸脱着材14を再生して水分を放出する再生装置17とを備え、再生装置17で水分吸脱着材14を再生した加温ガスを、乾燥用温風ガス12Aとして循環再利用するものである。なお、図1において、水分吸脱着材14として白丸印は水分を吸着する能力を有する状態を示し、黒丸印は水分を吸着する能力が低下した状態を示す。また、図1中、符号11Aは乾燥処理後の乾燥製品、20はガスを循環する送風機、21は乾燥用温風ガス12Aからの熱、22は被乾燥物11からの蒸気、L1は乾燥用温風ガス12Aを乾燥装置13に導入する導入ライン、L2は乾燥後の水分を含む排出ガス12Bの排出ライン、L3は除湿ガス12Cを送給する除湿ガスライン、L4は加温ガス12Dを送給する加温ガスライン、L8は被乾燥物を乾燥装置13に導入する被乾燥物導入ライン、L9は乾燥製品11Aを排出する乾燥製品排出ラインを各々図示する。
本実施例の温風乾燥システム10Aは、乾燥装置13内に被乾燥物導入ラインL8を介して導入される被乾燥物11に対して、連続して導入される乾燥用温風ガス12Aにより、直接温風が接触して乾燥処理されている。なお、乾燥された乾燥製品11Aは乾燥製品排出ラインL9を介して排出される。
ここで、乾燥装置13は特に限定されるものではなく、例えばバッチ式乾燥装置、連続式乾燥装置、連続流下式乾燥装置、連続上昇式乾燥装置等を例示することができる。
また、被乾燥物11としては、例えば籾、大麦等の穀物を例示できるが、本発明は、これに限定されるものではなく、温風ガスを用いて乾燥するものであれば特に限定されるものではない。
この乾燥装置13で被乾燥物11の乾燥に寄与した水分を含む排出ガス12Bは、その排出の際、被乾燥物11中の水分である蒸気22を同伴するので、水分を多く含むガスとなると共に、温度が乾燥装置13に導入する前よりも低温になる。
本実施例では、この水分を含む排出ガス12Bは、排出ラインL2により水分吸脱着材14が内装された水分除去装置15に導入され、この水分除去装置15内において乾燥後の水分を含む排出ガス12Bを水分吸脱着材14と直接接触させることで、排出ガス12B中に含まれる水分を除去する。これと共に、水分を除去した際に放出される潜熱により排出ガス12Bを再加熱し、除湿ガスラインL3に除湿・加温された除湿ガス12Cとして排出される。
この除湿ガス12Cは、このままの温度では、乾燥装置13での乾燥に寄与するガス媒体の条件に達していないので、加温装置16により所定温度に加温され、加温ガスラインL4に加温ガス12Dとして排出される。
さらに本実施例では、この加温ガス12Dを用いて、水分を吸着した水分吸脱着材14から水分を放出し、水分吸脱着材14を再生するようにしている。
ここで、水分除去装置15で用いる水分吸脱着材14は、所定量水分を吸着するとそれ以上水分を吸収する能力が低下する。よって、この水分吸収能力が低下した水分吸脱着材14から水分を放出して再生する必要があるが、本実施例では、加温装置16の後流側に設置した再生装置17において、再生処理がなされる。
この再生装置17においては、加温ガスラインL4が水分吸脱着材14の内部に配置され、間接接触により加温することで、水分吸脱着材14から水分を除去している。この除去された蒸気は、外部から大気導入ラインL5及びブロワ23により導入される大気24により、蒸気排出ラインL6から排出蒸気22aとして排出される。
この再生により、乾燥装置13で排出ガス12Bに同伴された蒸気22が水分除去装置15で水分吸脱着材14に一度吸収され、その後この水分を吸収した水分吸脱着材14を再生装置17で再生することで、排出蒸気22aとして、系外に排出される。
よって、水分吸脱着材14に対して水分除去装置15を用いた水分除去工程と、再生装置17を用いた水分放出工程とを所定の時間間隔で入れ替えることで、水分吸脱着材14の水分吸着能力が保持され、これと共に、再生装置17で再生後の乾燥用温風ガス12Aを用いて、乾燥装置13に供給することで、被乾燥物11を連続して乾燥することが可能となる。
この入れ替え時間間隔は、入れ替えに要する動力・コストと、水分吸脱着材14の容量のバランスで決定される。
例えば、入れ替え時間が短ければ水分吸脱着材が少なく済むが入れ替え動力・コストが増加し、逆に、入れ替え時間が長ければ水分吸着材が大きくなるので入れ替え動力・コストが少なくなる。
また、水分吸脱着材14は例えばカートリッジ等に充填して、水分除去装置15ではカートリッジ内部に直接排出ガス12Bを導入して水分を吸着除去し、その後水分が飽和となった場合には、このカートリッジの内部に形成される加温ガス通路に加温ガス12Dを導入することで、間接的にカートリッジ内部を加温して、吸着した水分を放出するようにして、水分吸着と再生とを行うようにしている。
この水分吸脱着材14を再生した後の加温ガスは、乾燥用温風ガス12Aとして、導入ラインL1により乾燥装置13内に導入され、被乾燥物11の乾燥に再度寄与される。
本実施例で用いる水分吸脱着材14は、温度依存性が大きく、従来材料に比べて大きな吸着量差を得られる材料を用いるのが好ましい。
図2は、水分吸脱着材の吸着等温線による相蒸気圧と吸着量との関係を示す図である。図中、吸着量は乾燥重量1kgあたりの吸脱着材が吸着可能な水分量(kg)である。ここで、相対蒸気圧は、式(1)により示される。
相対蒸気圧=(吸着材周囲の水蒸気の圧力)/(吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力)
・・・(1)
ここで、図2に示すように、横軸の温度が高い(左側)場合には、水分を放出し、温度が低い(右側)の場合には、水分を吸収する。
また、図2に示すように、水分吸脱着材14の相対蒸気圧の変化幅が、0.05〜0.10の吸着量差を有する急激に立ち上がる性質を有するものであることが好ましい。これは相対蒸気圧の変化幅が小さい場合には、温度差が例えば10℃程度で、水分吸収作用と、水分放出作用とを発揮するので好ましいからである。
図2の横軸においては、雰囲気条件が30℃、湿度40%RHの場合の温度(℃)を示している。
図2では、一例として水分吸脱着材I及び水分吸脱着材IIでは、相対蒸気圧の差が0.7程度と大幅に小さいものを用いている。なお、水分吸脱着剤IIIは、例えばシリカゲルのような温度変化がリニアに変化するものである。
このように、被乾燥物11の乾燥に際して、水分を吸収及び放出するための温度差として約7℃程度の温度差があれば良いこととなる。
これにより、例えば乾燥装置13で被乾燥物11を乾燥後の水分を含む排ガス12Bが35℃程度と低温であり、且つ41%RHの低湿度の排出ガス12Bの場合でも、水分吸脱着材14を通過することで、水分を良好に吸湿することができる。
この水分吸脱着材14の材料としては、例えば、三菱樹脂株式会社製の「AQSOA(商品名)」を適用することができるが、本発明はこれに限定されるものではない。
図3は、実施例1に係るガスの温度及び湿度を記載した温風乾燥システムの概略図である。
図3に示すように、例えば被乾燥物11として籾(温度16℃、含水率18%)を乾燥して乾燥製品(乾燥籾:温度32℃、含水率14.5%)11Aとする場合について説明する。
乾燥装置13には、含水率を14.5%まで低下させる乾燥用のガスとして、乾燥用温風ガス12Aが温度45℃、湿度13%RH(絶対湿度:0.008kg/kg−DA)で導入される。
乾燥装置13で被乾燥物11を乾燥して蒸気22が同伴された排出ガス12Bは温度32℃、41%RH(絶対湿度:0.012kg/kg−DA)の低温で低湿分のガスとなる。
この排出ガス12Bは、水分除去装置15の例えばカートリッジ等に充填された水分吸脱着材14の内部を直接通過することで、除湿されると共に加温され、温度43℃、湿度15%RH(絶対湿度:0.008kg/kg−DA)の除湿ガス12Cとなる。
この除湿ガス12Cは、加温装置16においてヒータ加温され、温度56℃、湿度8%RH(絶対湿度:0.008kg/kg−DA)の加温ガス12Dとなる。この加温ガス12Dは、再生装置17に導入され、カートリッジに形成された通路を通過して間接加熱することで、水分吸脱着材14の再生を行い、温度45℃、湿度13%RH(絶対湿度:0.008kg/kg−DA)の乾燥用温風ガス12Aとして、再度乾燥装置13へ導入される。
本実施例では、導入ラインL1、排出ラインL2、除湿ガスラインL3、及び加温ガスラインL4がループ状のラインとして構成され、ガスが再循環利用される。
なお、ガスが再循環利用されるので、乾燥装置13内で発生する粉塵を除去するために、水分除去装置15の前流側において、粉塵除去装置41を設置するようにしてもよい。
この本実施例及び従来例に係るエネルギー収支の一例を図4及び図5に示す。
図4に示すように、例えば被乾燥物11として籾(温度16℃、含水率18%)を乾燥して乾燥籾(温度32℃、含水率15%)とする際、処理量を例えば31トン/時間処理する場合、再循環ガスを利用するので、ヒータ加熱に要するエネルギーは約1080kWと低いものとなる。
そして、乾燥装置13における乾燥では、熱交換量が−1080kWとなり、蒸発水分が1.3トン/時間となる。そして乾燥装置13からの水分を含む排出ガス12Bから除湿する際、水分除去装置15では潜熱回収で凝縮潜熱が870kWとなる。なお、水分吸脱着材14の再生に再生装置17で蒸発潜熱が−870kWとなるので、循環ガス熱収支は略相殺される。
これに対して、従来例では、図5に示すように、乾燥装置13に導入する乾燥用温風ガス12Aを得るために、外部からの空気(温度16℃、湿度69%)を加温装置16により加温して温度45℃、湿度13%のガスとしていた。
同様に、被乾燥物11として籾(温度16℃、含水率18%)を乾燥して乾燥籾(温度32℃、含水率15%)とする際、処理量を31トン/時間処理する場合、温風ガスのヒータ加熱に要するエネルギーは約2400kWを要していた。
そして、乾燥では、熱交換量が−1080kWとなり、蒸発水分が1.3トン/時間となり、乾燥装置からの水分を含む排出ガスは系外に−1300kWの廃熱として排出され、この廃熱が大幅なエネルギーの損失分となり、問題であった。
本実施例によれば、従来において、系外に廃熱として無駄に捨てていたガスを再利用することができることとなる。また、水蒸気として保持されていた熱エネルギ(潜熱)を、水分除去装置15においてガスの顕熱として回収することができる。これらの改善により、温風乾燥システム全体のエネルギー効率が大幅に改善される。
図6−1、6−2は、実施例2に係る温風乾燥システムの概略図である。なお、実施例1の装置と同一部材については、同一符号を付して重複する説明は省略する。
図6−1に示すように、本実施例に係る温風乾燥システム10Bは、再生装置17をバイパスするバイパスラインL7が設けられている。
水分吸脱着材14を再生装置17で再生処理する場合、水分吸脱着材14から水分が所定量除去された後に、加温ガス12Dを通過することは、加温ガス12Dの温度が低下するので好ましくない。
本実施例では、排出蒸気22aを系外に排出する蒸気排出ラインL6に水分計25を設置するようにしている。そして、図6−2に示すように、排出蒸気22aが所定の水分量以下となったことを水分計25で確認した後、加温ガスラインL4に介装されたバルブV14を閉じ、バイパスラインL7に介装されたバルブV24を解放して、乾燥装置13に直接導入することができる。
この場合、加温装置16での加温を乾燥用温風ガス12Aの温度条件の45℃程度まで加温すればよくなるので、加温装置の熱量を低減することができる。
図7及び図8は、実施例3に係る温風乾燥システムの概略図である。なお、実施例1の装置と同一部材については、同一符号を付して重複する説明は省略する。
図7に示すように、本実施例に係る温風乾燥システム10Cは、水分吸脱着材14を例えばカートリッジに充填し、このカートリッジを内装する第1の水分除去・再生装置31と、第2の水分除去・再生装置32とを設け、これに乾燥装置13から排出される乾燥後の水分を含む排出ガス12Bの排出ラインL2を分岐部Aで分岐した第1排出ラインL2-1と第2排出ラインL2-2を接続している。そして、第1排出ラインL2-1にはバルブV11を、第2排出ラインL2-2にはバルブV21を介装している。ここで、図7及び図8において水分吸脱着材14aは水分を吸着する能力を有する状態のもの、水分吸脱着材14bは水分を吸着する能力が低下した状態のものを各々示す。
第1の水分除去・再生装置31と、第2の水分除去・再生装置32からの第1除湿ガスラインL3-1、第2除湿ガスラインL3-2は合流部Bで合流され、除湿ガスラインL3により導入される加温装置16で加温される。加温ガス12Dは、加温ガスラインL4を分岐部C、Dで分岐した第1加温ガスラインL4-1と第2加温ガスラインL4-2を介して第1の水分除去・再生装置31と、第2の水分除去・再生装置32とに接続している。
図7は、第1の水分除去・再生装置31で水分吸脱着材14により排出ガス12Bの水分の除去を行うと共に、第2の水分除去・再生装置32で水分吸脱着材14の再生を行っている場合である。ここで、図7の乾燥の場合では、バルブV11〜V16は全て解放しており、バルブV21〜V26は全て閉じている。
図7に示すように、乾燥装置13内に被乾燥物11が連続して上方から導入され、乾燥装置の底部の抜出部から乾燥製品11Aが抜出され、搬送手段34により排出される。ここで、乾燥装置13には乾燥用温風ガス12Aが乾燥通路13aを介して、内部に導入され、ここで投入された被乾燥物11と直接接触して乾燥し、この乾燥の際蒸気が同伴された水分を含む排出ガス12Bは排出通路13bから外部へ排出される。
この乾燥装置13には、乾燥用温風ガス12Aが導入され、乾燥に寄与している。
この乾燥装置13内で乾燥処理がなされたガスは、被乾燥物11から水分を除去する際、蒸気22が同伴され、水分を含む排出ガス12Bが排出される。
排出ガス12Bは、分岐部AにおいてバルブV11が解放されている第1排出ラインL2-1を通過して、第1の水分除去・再生装置31に導入される。
この第1の水分除去・再生装置31で排出ガス12B中の水分が除去され、除湿ガス12Cを排出する。そして除湿ガス12Cは第1除湿ガスラインL3-1を介して、除湿ガスラインL3に導入され、加温装置16により所定温度に加温された加温ガス12Dとなる。
この加温ガス12Dは、分岐部Dにおいて第2加温ガスラインL4-2により第2の水分除去・再生装置32側に導入され、ここで、カートリッジ内の通路を通過することで、カートリッジ内部に充填された水分吸脱着材14を間接的に加熱してその再生を行う。
再生後のガスは、第2の導入ラインL1-2を介して合流部Fで導入ラインL1と接続され、乾燥用温風ガス12Aとして、乾燥装置13に導入し、被乾燥物11を直接乾燥する。
所定時間図7の状態で乾燥処理を行った後、第1の水分除去・再生装置31における水分吸脱着材14の水分吸着能力が低下した場合、図8に示すように、バルブを切り替えて、今度は第2の水分除去・再生装置32の水分吸脱着材14を用いて水分の除去を行うようにしている。
図8は、第2の水分除去・再生装置32で水分吸脱着材14により排出ガス12Bの水分の除去を行うと共に、第1の水分除去・再生装置31で水分吸脱着材14の再生を行っている場合である。なお、図7の乾燥の場合では、バルブV11〜V16は全て閉じており、バルブV21〜V26は全て解放している。
図8に示すように、排出ガス12Bは、分岐部AにおいてバルブV21が解放されている第2排出ラインL2-2を通過して、第2の水分除去・再生装置32に導入される。
この第2の水分除去・再生装置32で排出ガス12B中の水分が除去され、除湿ガス12Cを排出する。そして除湿ガス12Cは除湿ガスラインL3-2を介して、除湿ガスラインL3に導入され、加温装置16により所定温度に加温された加温ガス12Dとなる。
この加温ガス12Dは、分岐部Cにおいて第1加温ガスラインL4-1により第1の水分除去・再生装置31側に導入され、ここで、カートリッジ内の通路を通過することで、カートリッジ内部に充填された水分吸脱着材14を間接的に加熱してその再生を行う。再生後のガスは、第1の導入ラインL1-1を介して合流部Eで導入ラインL1と接続され、乾燥用温風ガス12Aとして、乾燥装置13に導入し、被乾燥物11を直接乾燥する。
本実施例によれば、第1の水分除去・再生装置31と第2の水分除去・再生装置32とを交互に用いることで、各々水分除去装置と再生装置とを兼用することとなり、水分吸脱着材14による水分吸収及び放出を連続して行うことができる。よって、例えば穀物等の収穫時期において、被乾燥物の処理が集中する場合に、乾燥工程を停止することなく昼夜連続したエネルギー効率の向上を図る乾燥を行うことが可能となる。
10A〜10C 温風乾燥システム
11 被乾燥物
11A 乾燥製品
12A 乾燥用温風ガス
12B 排出ガス
12C 除湿ガス
12D 加温ガス
13 乾燥装置
14 水分吸脱着材
15 水分除去装置
16 加温装置
17 再生装置

Claims (8)

  1. 被乾燥物を導入し、導入される乾燥用温風ガスにより被乾燥物を直接乾燥する乾燥装置と、
    前記乾燥装置から排出される乾燥後の水分を含む排出ガスを導入し、該水分を含む排出ガスから、水分吸脱着材により水分を除去する水分除去装置と、
    水分除去後の除湿ガスを所定温度まで加温する加温装置と、
    前記加温装置により加温された加温ガスを用いて、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生して水分を放出する再生装置とを備え、
    前記再生装置で水分吸脱着材を再生した加温ガスを、前記乾燥用温風ガスとして循環再利用することを特徴とする温風乾燥システム。
  2. 請求項1において、
    前記水分吸脱着材が、下記式(1)の相対蒸気圧の変化幅が、0.05〜0.10の吸着量差を有することを特徴とすることを特徴とする温風乾燥システム。
    相対蒸気圧=(吸着材周囲の水蒸気の圧力)/(吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力)
    ・・・(1)
  3. 請求項1又は2において、
    前記水分除去装置と、前記再生装置とを交互に切り替える切り替えラインを設け、水分吸脱着材を交互に用いて、乾燥後の水分を含む排出ガスを乾燥すると共に、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生することを特徴とする温風乾燥システム。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一つにおいて、
    前記被乾燥物が穀物であることを特徴とすることを特徴とする温風乾燥システム。
  5. 被乾燥物を導入し、導入される乾燥用温風ガスにより被乾燥物を直接乾燥する乾燥工程と、
    前記乾燥工程から排出される乾燥後の水分を含む排出ガスを導入し、該水分を含む排出ガスから、水分吸脱着材により水分を除去する水分除去工程と、
    水分除去後の除湿ガスを所定温度まで加温する加温工程と、
    前記加温工程により加温された加温ガスを用いて、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生して水分を放出する再生工程とを備えることを特徴とする温風乾燥方法。
  6. 請求項5において、
    前記水分吸脱着材が、下記式(1)の相対蒸気圧の変化幅が、0.05〜0.10の吸着量差を有することを特徴とすることを特徴とする温風乾燥方法。
    相対蒸気圧=(吸着材周囲の水蒸気の圧力)/(吸着材の温度での水蒸気の飽和圧力)
    ・・・(1)
  7. 請求項5又は6において、
    前記水分除去装置と、前記再生装置とを交互に切り替える切り替えラインを設け、水分吸脱着材を交互に用いて、乾燥後の水分を含む排出ガスを乾燥すると共に、水分を吸着した前記水分吸脱着材を再生することを特徴とする温風乾燥方法。
  8. 請求項5乃至7のいずれか一つにおいて、
    前記被乾燥物が穀物であることを特徴とすることを特徴とする温風乾燥方法。
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