JPH0630223U - 運転台を備えた杭圧入引抜機 - Google Patents

運転台を備えた杭圧入引抜機

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JPH0630223U
JPH0630223U JP7575092U JP7575092U JPH0630223U JP H0630223 U JPH0630223 U JP H0630223U JP 7575092 U JP7575092 U JP 7575092U JP 7575092 U JP7575092 U JP 7575092U JP H0630223 U JPH0630223 U JP H0630223U
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pile press
pile
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北村  精男
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業現場の天候や環境等の影響を受けずに、
杭圧入引抜機の運転操作を快適に行うことを目的とす
る。 【構成】 既設杭Pを挟持するクランプ2およびチャッ
ク3をサドル4に設けた杭圧入引抜機Aにおいて、サド
ル4の側面に揺動アーム10、11からなるリンク機構
12を介して運転台13を連結し、揺動アーム10、1
1および運転台13を電動モータまたは油圧モータ等の
駆動機構16、17、18からなる作動手段によりそれ
ぞれ揺動動作させて、運転台13の位置や向き等の変更
できるようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、既設杭を挟持するクランプおよび杭圧入引抜チャックを有する杭圧 入引抜機に関し、特に運転操作性の向上を図る技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、杭の圧入引抜工法として、既設杭を挟持するクランプおよび圧入引抜杭 挾持用のチャックを有する杭圧入引抜機を用い、この圧入引抜機を既設杭列上に 載置し、反力を既設杭より得て、杭列上を自走しながら順次杭を圧入または引抜 するようにしたものが知られている(特公平2−26016号公報参照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、従来、以上のような杭の圧入引抜工法を実施する場合、屋外の杭圧 入引抜機近傍において、オペレータが操作盤等を操作し、無線を利用して遠隔的 に杭圧入引抜機の運転操作を行っていた。しかし、このような従来の運転操作方 法では、次のような問題点があった。 すなわち、雨天等では、操作盤に雨等が降り掛り操作盤の汚れを生じたり、そ の機能を損なう虞があった。また、オペレータ自身が雨に濡れ、その動作に悪影 響を与え運転操作性も損なうという問題がある。さらに、冬場の作業では寒さの ために、夏場にあっては暑さのため、その動作に悪影響を与えていた。また、足 場の悪い現場での遠隔操作は危険も伴い、運転操作が安定して行えなかった。 本考案は以上のような従来の実情に鑑み、杭圧入引抜機に運転台を一体に設け る構成により、杭圧入引抜機の運転操作性の向上を図ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、既設杭を挟持するクランプを下部に備えたサドルと、該サドル上に 設けられ上面にマストを設けたスライドベースと、前記マストに沿って上下摺動 可能で、杭挟持用のチャックを備えた昇降体を有する杭圧入引抜機において、前 記サドルの側面に少なくとも1つの揺動アームからなるリンク機構の一端部を略 水平面内に移動自在に連結すると共に、該リンク機構の他端部に杭圧入引抜機の 操作を行う運転台を略水平面内に移動自在に連結し、前記揺動アームおよび運転 台をそれぞれ揺動動作させる作動手段を設けた構成とする。
【0005】
【作用】
上記の運転台を備えた杭圧入引抜機は、揺動アームおよび運転台をそれぞれ揺 動動作させることにより、運転台の杭圧入引抜機に対する位置やその向き等が自 由に変更できる。そして、運転台を一体に具備したことにより、オペレータはそ の時の気候等の影響を受けずに、運転室内で快適に安全な運転操作を行うことが できると共に、足場の悪い所での遠隔操作を行う必要が全くなく、杭圧入引抜機 の運転操作性の向上を図ることができる。
【0006】
【実施例】
図1において、杭圧入引抜機Aは、地盤に並列して圧入した既設杭Pの複数本 を挟持する複数のクランプ2を下部に備えたサドル4と、該サドル4の前方に構 成した杭挟持用のチャック3を有する。 前記サドル4上には、既設杭Pの並列方向(前後方向)へ油圧プランジャ・シ リンダ装置(図示せず)などの適当な駆動手段により、既設杭Pの少なくとも1 ピッチ分以上移動可能に設けられたスライドベース5が搭載され、該スライドベ ース5にマスト6が立設される。上記マスト6の前方には、ガイドレール7に沿 って上下に摺動し、チャック3を備えた昇降体8を構成する。
【0007】 前記サドル4の一方の側面には、第1および第2の揺動アーム10、11から なるリンク機構12の一端部が略水平面内に移動自在に固定されると共に、該リ ンク機構12の他端部には杭圧入引抜機Aの操作を行う運転台13が略水平面内 に移動自在に固定される。 前記第1および第2の揺動アーム10、11はそれぞれ長尺部材から構成され る。第1の揺動アーム10の一端部には支軸10aが固定され、該支軸10aは サドル4の側面に固定取付されたブラケット14に回動自由に支承されている。 第2の揺動アーム11の一端部には支軸11aが固定され、該支軸11aは前 記第1の揺動アーム10の他端部に回動自由に支承されている。
【0008】 前記運転台13はボックス型であり内部には運転室13aが設けられている。 運転室13a内には、運転席13bが設けられ、杭圧入引抜機Aの各種操作を行 う操作盤13c等が装備されている。 この運転台13の一方の側面の略中間位置には、ブラケット15が固定されて おり、該ブラケット15には、前記第2の揺動アーム11の他端部に固定された 支軸11bが回動自由に支承されている。
【0009】 そして、前記揺動アーム10、11および運転台13をそれぞれ揺動動作させ る作動手段が設けられている。この作動手段としては、例えば上記の各支軸10 a、11a、11bを回転駆動する電動モータ16、17、18が採用される。 この他に作動手段として、油圧モータやアクチュエータの直線運動を回動運動に 変換して、揺動アーム10、11および運転台13を揺動動作させる等、その他 の装置を採用しても良い。 前記第1の揺動アーム10をサドル4に対して揺動動作させる第1の電動モー タ16は、前記サドル4のブラケット14の上面に固定され、その回転駆動軸が 前記支軸10aに連結される。また、第2の揺動アーム11を第1の揺動アーム 10に対して揺動動作させる第2の電動モータ17は、前記第1の揺動アーム1 0端部の上面に固定取付され、その回転駆動軸が前記支軸11aに連結される。 さらに、運転台13を第2の揺動アーム11に対して揺動動作させる第3の電 動モータ18は、前記運転台13のブラケット15の上面に固定取付され、その 回転駆動軸が前記支軸11bに連結される。
【0010】 この構成の杭圧入引抜機Aにおいて、第3の電動モータ18を作動して、支軸 11bを回動させることにより、運転台13が図2の矢印の如く第2の揺動アー ム11に対して揺動動作する。また、第2の電動モータ17を作動して、支軸1 1aを回動させることにより、第2の揺動アーム11が第1の揺動アーム10に 対して図2の矢印の如く揺動動作する。さらに、第1の電動モータ16を作動し て、支軸10aを回動させることにより、第1の揺動アーム10がサドル4に対 して図2の矢印の如く揺動動作する。 したがって、運転台13の杭圧入引抜機Aに対する位置やその向き等を、例え ば図2の実線位置や2点鎖線で示す状態に自由に変更することができる。
【0011】 以上の構成の杭圧入引抜機Aによると、次のような利点がある。 すなわち、雨天等においても、オペレータは雨に濡れることなく、運転室13 a内で快適に杭圧入引抜機Aの運転操作を行うことができ、その動作を安定して 行え、運転操作性を損なうことがない。また、操作盤13cに雨等が降り掛るこ ともないため、操作盤13cの汚れを生じたり、機能を損なう虞がない。 さらに、冬場の作業では寒さから、夏場にあっては暑さからそれぞれオペレー タを保護でき、運転室13a内で快適に運転操作を行うことができる。また、足 場の悪い所での遠隔操作を行う必要が全くなく、運転操作が安全に行え、やはり 運転操作が良好である。
【0012】
【考案の効果】
本考案の杭圧入引抜機によると、杭圧入引抜機のサドルの側面に少なくとも1 つの揺動アームからなるリンク機構を介して運転台を連結し、前記揺動アームお よび運転台をそれぞれ揺動動作させて該運転台の位置や向き等の変更する構成と したから、作業現場の天候や環境等の影響を受けずに、オペレータが運転台にお いて安全かつ快適に杭圧入引抜機の運転操作を行うことができ、運転操作性の向 上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す正面図
【図2】同平面図
【符号の説明】
A 運転台を備えた杭圧入引抜機 P 既設杭 2 クランプ 4 サドル 5 スライドベース 10 第1の揺動アーム 11 第2の揺動アーム 12 リンク機構 13 運転台 16 第1の電動モータ 17 第2の電動モータ 18 第3の電動モータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設杭を挟持するクランプを下部に備え
    たサドルと、該サドル上に設けられ上面にマストを設け
    たスライドベースと、前記マストに沿って上下摺動可能
    で、杭挟持用のチャックを備えた昇降体を有する杭圧入
    引抜機において、 前記サドルの側面に少なくとも1つの揺動アームからな
    るリンク機構の一端部を、略水平面内に移動自在に連結
    すると共に、該リンク機構の他端部に杭圧入引抜機の操
    作を行う運転台を略水平面内に移動自在に連結し、前記
    揺動アームおよび運転台をそれぞれ揺動動作させる作動
    手段を設けたことを特徴とする運転台を備えた杭圧入引
    抜機。
JP7575092U 1992-09-18 1992-09-18 運転台を備えた杭圧入引抜機 Expired - Lifetime JP2569947Y2 (ja)

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JPH0630223U true JPH0630223U (ja) 1994-04-19
JP2569947Y2 JP2569947Y2 (ja) 1998-04-28

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