JP3560256B2 - クローラ走行装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明はコンバインや運搬車などのクローラ走行装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車高の調整や機体の水平維持を図るために、左右のトラックフレームを機体フレームに対し昇降させる装置を備えたクローラ走行装置があり、この種クローラ走行装置の昇降装置を利用してスタンドを立て機体をリフトアップする方法があった。その方法は車高を一旦上昇させて機体フレームと地面との間にスタンドを割込ませ、この後車高を下げる動作でクローラを地面より引上げる方法と、スイングアームを延長させるためのアタッチメントを備えておき、機体をリフトアップする際にアタッチメントを取付け、車高を上昇させる動作でアタッチメントをクローラの接地部より下方に突出させる方法があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来技術のうち前者の方法においては、機体をリフトアップした際には車高を下げた状態にあるので、クローラの内周空間が狭くなっており、洗車や点検作業などが行い難く、またリフトアップ作業に手間がかかるなどの問題がある。後者の方法においては機体をリフトアップするたびにアタッチメントの脱着作業を行う必要があり、これもまたリフトアップ作業に手間がかかり、しかも、アタッチメントをクローラの外側でスイングアームに取付けるから、機体をリフトアップしてもクローラを取外せず、これもまた困難な洗車や点検作業を強いられるなどの問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
然るに、本発明は、左右の走行クローラを装設する左右トラックフレームと、前記トラックフレーム上に装設する機体フレームとを設け、前記機体フレームの下側にスイングアームの中間部を回転自在に軸支させ、左右のトラックフレームをスイングアームを介して機体フレームに昇降自在に連結させると共に、左右のスイングアームを揺動させる左右の昇降シリンダを設け、車高を機体左側と右側で各別に上げ下げするクローラ走行装置において、左右の走行クローラの内側に左右のスタンドを備え、接地部と軸受部をスタンドに設けると共に、スイングアームに延長アームを延設させ、延長アームの先端にスタンド支持軸を軸受させ、前記スタンド支持軸にスタンドの軸受部を回転自在に嵌合させ、前後のスタンドを連結ロッドで相互に連結させるもので、スタンドは機体をクローラの内側で支えてリフトアップするから、スタンド自体が洗車や点検作業の邪魔になることがなく、作業性が向上する。また機体のリフトアップを手間をかけずに容易に行える。
【0008】
【実施例】
以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。図1はクローラ走行装置の側面説明図、図2はコンバインの全体側面図、図3は同平面図であり、図中(1a)(1b)は左右の走行クローラ(2a)(2b)を装設するトラックフレーム、(3)は前記トラックフレーム(1a)(1b)上に装設する機体フレームで、機体フレーム(3)上に脱穀部(4)、穀粒タンク(5)、エンジン(6)、運転操作部(7)を搭載すると共に、刈取部(8)を機体フレーム(3)前方に昇降自在に装設し、コンバイン機体を構成している。
【0009】
図1及び図4乃至図7において、コンバイン機体の進行方向に平行な前記機体フレーム(3)の左右のメインフレーム(3a)(3b)下側に機体左右方向に平行な前後の揺動支点軸(9)(10)を横架している。前後の揺動支点軸(9)(10)はそれぞれ両端部を左右のメインフレーム(3a)(3b)下面に軸受(11)させている。
【0010】
そして、前後の揺動支点軸(9)(10)には左右2個づつのスイングアーム(12)(13)の中間部を回転自在に軸支させていて、左右のトラックフレーム(1a)(1b)上面にそれぞれ機体左右方向に平行な前後の枢支軸(14)(15)を固着し、左側のトラックフレーム(1a)の前後の枢支軸(14)(15)を左側の前後のスイングアーム(12)(13)の一端に回転自在に軸受させる一方、右側のトラックフレーム(1b)の前後の枢支軸(14)(15)を右側の前後のスイングアーム(12)(13)の一端に回転自在に軸受させ、左右のトラックフレーム(1a)(1b)をそれぞれ前後一対のスイングアーム(12)(13)を介して機体フレーム(3)に昇降自在に連結している。即ち、左側のメインフレーム(3a)とトラックフレーム(1a)と前後のスイングアーム(12)(13)で1組の平行リンク機構が構成され、右側のメインフレーム(3b)とトラックフレーム(1b)と前後のスイングアーム(12)(13)で1組の平行リンク機構が構成される。
【0011】
また、左右のメインフレーム(3a)(3b)間の連結フレーム(16)と後側の左右のスイングアーム(13)の他端との間にそれぞれ油圧あるいは空気圧あるいは電力を駆動源とする昇降シリンダ(17a)(17b)を張設すると共に、前後のスイングアーム(12)(13)の他端を長さ調整自在な連結ロッド(18a)(18b)で相互に連結し、左側の昇降シリンダ(17a)の伸縮動作で左側の後側のスイングアーム(13)を揺動作動させ、その左側の後側のスイングアーム(13)の揺動動作を左側の連結ロッド(18a)で左側の前側のスイングアーム(12)に伝え、左側のトラックフレーム(1a)を昇降させる一方、右側の昇降シリンダ(17b)の伸縮動作で右側の後側のスイングアーム(13)を揺動作動させ、その右側の後側のスイングアーム(13)の揺動動作を右側の連結ロッド(18b)で右側の前側のスイングアーム(12)に伝え、右側のトラックフレーム(1a)を昇降させ、車高の調整と機体の水平維持を図ることができるように構成している。
【0012】
尚、前記機体フレーム(3)の前端側にはエンジン(6)から動力が伝達されるミッションケース(19)が取付けられ、該ミッションケース(19)の左右別々の出力軸端に設けられる駆動スプロケット(20a)(20b)により、左右の走行クローラ(2a)(2b)が各別に駆動される。また前記左右のトラックフレーム(1a)(1b)には走行クローラ(2a)(2b)の接地部を支持する複数の下部転輪(21)(22)と1個の張力調節用遊動輪(23)が取付けられている。さらに左右の走行クローラ(2a)(2b)の非接地側の支持はそれぞれ機体フレーム(3)の左右メインフレーム(3a)(3b)に取付けた1個の上部転輪(24)で行われる。
【0013】
上記したクローラ走行装置を装備するコンバインで収穫作業を行う圃場が湿田の場合には車高を高くし、逆に圃場が乾田の場合には車高を下げ、作業を行う。即ち、運転操作部(7)に配設される左右各別の手動操作レバーにより、左右の昇降シリンダ(17a)(17b)をそれぞれ同方向に同じ量だけ伸長させることにより、前後のスイングアーム(12)(13)が左右同時に前後の揺動支点軸(9)(10)を中心に時計方向に揺動し、機体フレーム(3)と左右のトラックフレーム(1a)(1b)との間隔が広げられ、車高を全体的に上げる。逆に左右の昇降シリンダ(17a)(17b)をそれぞれ同方向に同じ量だけ縮小させることにより、前後のスイングアーム(12)(13)が左右同時に前後の揺動支点軸(9)(10)を中心に反時計方向に揺動し、機体フレーム(3)と左右のトラックフレーム(1a)(1b)との間隔が縮められ、車高を全体的に下げる。
【0014】
一方、機体の左右傾斜角を検出するローリングセンサに基づいて、左右傾斜角を「0」にするように左右の昇降シリンダ(17a)(17b)をそれぞれ自動制御し、車高を機体左側と右側でそれぞれ別々に上げ下げすることにより、機体の水平維持を図ることができる。
【0015】
そして、上記したクローラ走行装置には車高の上昇動作を利用して機体をリフト(ジャッキ)アップするスタンドが左右クローラ(2a)(2b)の内側に備えられており、図1及び図4、図5に機体左右方向に出入するスタンド(A1)(A2)の実施例を示し、図6及び図7に機体前後方向に出入するスタンド(B1)(B2)の実施例を示す。
【0016】
図1及び図4、図5において、左右のクローラ(2a)(2b)の内側にそれぞれ備えられる左右のスタンド(A1)(A2)は、トラックフレーム(1a)(1b)と略同じ長さの接地部(30)と、接地部(30)の前部と後端からこの半径方向で同方向に一体延設させる前後アーム部(31)(32)を有する。また、トラックフレーム(1a)(1b)の前後枢支軸(14)(15)を軸受するための前後のスイングアーム(12)(13)の軸受部(33)(34)からさらに延長アーム(35)(36)を一体延設させ、延長アーム(35)(36)の先端にそれぞれ機体左右方向に平行な前後のスタンド支持軸(37)(38)を回転自在に軸受させると共に、この前後の支持軸(37)(38)にさらに機体進行方向にそれぞれスタンド支持軸(39)(40)を貫通軸支させ、且つ、前後のスタンド支持軸(39)(40)が同一軸芯上になるように貫通軸支させている。そして左側のスタンド(A1)の前後のアーム部(31)(32)先端を左側の前後の支持軸(39)(40)に支持させる一方、右側のスタンド(A2)の前後のアーム部(31)(32)先端を右側の前後支持軸(39)(40)に支持させている。さらに前後の支持軸(37)(38)の回動によって前後のスイングアーム(12)(13)の揺動角度に拘らず常時水平姿勢に保たれる前後の支持軸(39)(40)は、その前側と後側が多角形断面に形成され、中間部が円形断面に形成されており、前側の多角形断面部が支持軸(37)(38)に貫通し軸芯回りの回転と軸方向の摺動が規制され、後側の多角形断面部でアーム部(31)(32)を前後に摺動自在に嵌合させ、支持軸(37)(38)とアーム部(31)(32)間の円形断面部にはアーム部(31)(32)を後方に押付け後側の多角形断面部に嵌合保持させるための圧縮バネ(41)が巻着されている。またさらに、左右のスタンド(A1)(A2)にはこの後側のアーム部(32)から機体後方にスタンド出入操作レバー(42)が一体延設され、左右のスタンド(A1)(A2)を出入操作できるようにしている。尚、前記レバー(42)を機外側まで延出してもよい。
【0017】
而して、車高を最も下げる揺動位置に前後のスイングアーム(12)(13)が揺動して前後の枢支軸(14)(15)と略同じ高さに前後の支持軸(37)(38)が持上げられると、前後の支持軸(39)(40)を中心とするスタンド(A1)(A2)の回転半径が枢支軸(14)(15)の軸芯からクローラ(2a)(2b)の接地面までの距離より短くなる。この状態で機外側より操作レバー(42)を前方に押込みバネ(41)に抗してスタンド(A1)(A2)を前方に押し、前後のアーム部(31)(32)を前後の支持軸(39)(40)の後側の多角形断面部上から中間の円形断面部上に摺動移行させることにより、スタンド(A1)(A2)は前後の支持軸(39)(40)中間の円形断面部を中心に左右のクローラ(2a)(2b)間で左右に回すことができるようになる。この左右の回転操作によってスタンド(A1)(A2)を左右のクローラ(2a)(2b)間で機体内側に向けて寝かせあるいは左右のクローラ(2a)(2b)の内側で真下に向けて立設させた後、操作レバー(42)の押込みを解除することによって、バネ(41)のスタンド(A1)(A2)を後方に押し、前後のアーム部(31)(32)を前後の支持軸(39)(40)の中間の円形断面部上から後側の多角形断面部上に摺動移行させ、スタンド(A1)(A2)は左右のクローラ(2a)(2b)の内側で収納位置と使用位置にそれぞれ位置保持される。尚、スタンド(A1)(A2)の収納角度は前後支持軸(39)(40)の後側の断面形状により適宜変換できる。そして、スタンド(A1)(A2)を使用位置に位置保持した後、前後スイングアーム(12)(13)を揺動させてトラックフレーム(1a)(1b)を下げながら車高を上げて行くと、トラックフレーム(1a)(1b)と連動してスタンド(A1)(A2)も下がって行く。そして、車高を最も上げる揺動位置に前後のスイングアーム(12)(13)が揺動する手前で、スタンド(A1)(A2)の接地面が接地し、これ以後の車高を最も上げる揺動位置までの前後のスイングアーム(12)(13)の揺動で、スタンド(A1)(A2)の接地面がクローラ(2a)(2b)の接地面より下方に突出し、クローラ(2a)(2b)の接地面を地面から持上げ、機体をリフトアップさせる。尚、スタンド(A1)(A2)の収納操作力を軽減するために、収納方向にスタンド(A1)(A2)を引張っる引張りバネを受けてもよい。
【0018】
図6及び図7において、左右のクローラ(2a)(2b)の内側にそれぞれ備えられる左右のスタンド(B1)(B2)は、それぞれ一端に四角形の接地部(50)を、他端に軸受部(51)を一体形成した2個のスタンド(B1)(B1)・(B2)(B2)が前後一組になって構成されている。
【0019】
また、該実施例の場合もトラックフレーム(1a)(1b)の前後枢支軸(14)(15)を軸受けするための前後のスイングアーム(12)(13)の軸受部(33)(34)からさらに延長アーム(35)(36)を一体延設させ、延長アーム(35)(36)の先端にそれぞれ機体左右方向に平行な前後のスタンド支持軸(37a)(38a)を軸受させ、この左側の前後の支持軸(37a)(38a)にそれぞれ左側の前後のスタンド(B1)の軸受部(51)を回転自在に嵌合させると共に、右側の前後の支持軸(37a)(38a)にそれぞれ右側の前後のスタンド(B2)の軸受部(51)を回転自在に嵌合させ、各支持軸(37a)(38a)を中心とするスタンド(B1)(B2)の前後方向の回転で、各スタンド(B1)(B2)を接地部(50)が地面に対向するよう立設させる使用位置と接地部(50)が機体後方に向くよう寝かせる収納位置間を往復移動させるように構成している。さらに、各スタンド(B1)(B2)の軸受部(51)からこの半径方向に連結アーム(52)を一体延設させ、左側の前後のスタンド(B1)の連結アーム(52)を連結ロッド(53a)で相互に連結すると共に、右側の前後のスタンド(B2)の連結アーム(52)を連結ロッド(53b)で相互に連結し、さらに各連結ロッド(53a)(53b)を機体後方に延設し、各連結ロッド(53a)(53b)後端に握り部(54a)(54b)を設け、連結ロッド(53a)(53b)を押引操作することにより、前後のスタンド(B1)(B2)を一体的に出入操作するように構成している。また各スタンド(B1)(B2)の軸受部(51)と支持軸(37a)(38a)との間には、各スタンド(B1)(B2)を使用位置及び収納位置に移動させたとき係合するロックボールとロック溝を有する位置決め手段(55)が設けられ、各スタンド(B1)(B2)を各位置でそれぞれ位置保持させるように構成している。尚、前記連結ロッド(53a)(53b)を機外側まで延出してもよい。
【0020】
而して、上記のスタンド(B1)(B2)においても、車高を最も下げる揺動位置に前後のスイングアーム(12)(13)が揺動して前後の枢支軸(14)(15)と略同じ高さに前後の支持軸(37a)(38a)が持上げられると、この前後の支持軸(37a)(38a)を中心とするスタンド(B1)(B2)の回転半径が枢支軸(14)(15)の軸芯からクローラ(2a)(2b)の接地面までの距離より短くなる。この状態で機外側より操作レバー(42)を後方に引くことにより使用位置のスタンド(B1)(B2)が前後同時に後方に回動して収納され、位置決め手段(55)によりその収納位置でスタンド(B1)(B2)を保持する。一方、操作レバー(42)を前方に押すことにより収納位置のスタンド(B1)(B2)が前後同時に前方に回動して立設され、位置決め手段(55)によりその使用位置でスタンド(B1)(B2)を保持する。そして、スタンド(B1)(B2)を立てた後、前後スイングアーム(12)(13)を揺動させてトラックフレーム(1a)(1b)を下げながら車高を上げて行くと、トラックフレーム(1a)(1b)と連動してスタンド(B1)(B2)も下がって行く。そして、車高を最も上げる揺動位置に前後のスイングアーム(12)(13)が揺動する手前でスタンド(B1)(B2)の接地面が接地し、これ以後の車高を最も上げる揺動位置までの前後のスイングアーム(12)(13)の揺動で、スタンド(B1)(B2)の接地面がクローラ(2a)(2b)の接地面より下方に突出し、クローラ(2a)(2b)の接地面を地面から持上げ、機体をリフトアップさせる。尚、スタンド(B1)(B2)の収納操作力を軽減するために、収納方向にスタンド(B1)(B2)を回動付勢するコイルバネを設けてもよい。
【0021】
前記スタンド(A1)(A2)及び(B1)(B2)は左右同時に使用することにより左右のクローラ(2a)(2b)を同時に地面から持上げる機体全体のリフトアップを行い、左右片側づつ使用することにより一方のクローラ(2a)(2b)を接地させた状態で他方のクローラ(2a)(2b)を地面から持上げる機体片側のリフトアップを行う。
【0024】
【発明の効果】
以上実施例から明らかなように本発明は、左右の走行クローラ(2a)(2b)を装設する左右トラックフレーム(1a)(1b)と、前記トラックフレーム(1a)(1b)上に装設する機体フレーム(3)とを設け、前記機体フレーム(3)の下側にスイングアーム(12)(13)の中間部を回転自在に軸支させ、左右のトラックフレーム(1a)(1b)をスイングアーム(12)(13)を介して機体フレーム(3)に昇降自在に連結させると共に、左右のスイングアーム(13)を揺動させる左右の昇降シリンダ(17a)(17b)を設け、車高を機体左側と右側で各別に上げ下げするクローラ走行装置において、左右の走行クローラ(2a)(2b)の内側に左右のスタンド(B1)(B2)を備え、接地部(50)と軸受部(51)をスタンド(B1)(B2)に設けると共に、スイングアーム(12)(13)に延長アーム(35)(36)を延設させ、延長アーム(35)(36)の先端にスタンド支持軸(37a)(38a)を軸受させ、前記スタンド支持軸(37a)(38a)にスタンド(B1)(B2)の軸受部(51)を回転自在に嵌合させ、前後のスタンド(B1)(B2)を連結ロッド(53a)(53b)で相互に連結させるもので、機体をリフトアップさせるスタンド(B1)(B2)を走行クローラ(2a)(2b)の内側に備えたから、スタンド(B1)(B2)自体が洗車や点検作業の邪魔になることなく、作業性を向上させることができる。また機体のリフトアップを手間をかけずに容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】左右方向に出入れするスタンドを備えたクローラ走行装置の側面説明図。
【図2】コンバインの全体側面図。
【図3】コンバインの全体平面図。
【図4】図1の背面説明図。
【図5】図1の平面説明図。
【図6】前後方向に出入れするスタンドを備えたクローラ走行装置の側面説明図。
【図7】図6の背面説明図。
【符号の説明】
(A1)(A2) スタンド
(B1)(B2) スタンド
(1a)(1b) トラックフレーム
(2a)(2b) クローラ
(3) 機体フレーム
(39)(40) スタンド支持軸
(37a)(38a) スタンド支持軸
Claims (1)
- 左右の走行クローラ(2a)(2b)を装設する左右トラックフレーム(1a)(1b)と、前記トラックフレーム(1a)(1b)上に装設する機体フレーム(3)とを設け、前記機体フレーム(3)の下側にスイングアーム(12)(13)の中間部を回転自在に軸支させ、左右のトラックフレーム(1a)(1b)をスイングアーム(12)(13)を介して機体フレーム(3)に昇降自在に連結させると共に、左右のスイングアーム(13)を揺動させる左右の昇降シリンダ(17a)(17b)を設け、車高を機体左側と右側で各別に上げ下げするクローラ走行装置において、左右の走行クローラ(2a)(2b)の内側に左右のスタンド(B1)(B2)を備え、接地部(50)と軸受部(51)をスタンド(B1)(B2)に設けると共に、スイングアーム(12)(13)に延長アーム(35)(36)を延設させ、延長アーム(35)(36)の先端にスタンド支持軸(37a)(38a)を軸受させ、前記スタンド支持軸(37a)(38a)にスタンド(B1)(B2)の軸受部(51)を回転自在に嵌合させ、前後のスタンド(B1)(B2)を連結ロッド(53a)(53b)で相互に連結させることを特徴とするクローラ走行装置。
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