JPH07177801A - 農作業機の整地装置 - Google Patents

農作業機の整地装置

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JPH07177801A
JPH07177801A JP32762793A JP32762793A JPH07177801A JP H07177801 A JPH07177801 A JP H07177801A JP 32762793 A JP32762793 A JP 32762793A JP 32762793 A JP32762793 A JP 32762793A JP H07177801 A JPH07177801 A JP H07177801A
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ground leveling
grader
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leveling
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Hirofumi Hoshihara
宏文 星原
Tsutomu Tanizawa
勉 谷沢
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 延長整地体17の回動操作を遠隔的に簡単かつ
確実に行うことができ、延長整地体17の上下動によって
弾性切替アーム26が無理な牽引力や振動を受けた際には
弾性切替アーム26は弾性変形してその牽引力や振動を緩
和し、弾性切替アーム26の駆動部の破損損傷を防止で
き、操作性を大幅に向上する。 【構成】 延長整地体17を第2の整地体14上に対して折
畳み回動及び第2の整地体14の延長方向に対して復帰回
動させる整地体操作手段23を設ける。整地体操作手段23
は機枠1に取着したブラケット25に設けた回動軸32を有
し、この回動軸32からの出力によって左右方向に切替回
動される弾性切替アーム26を設ける。弾性切替アーム26
の先端部に連動体29を介して延長整地体17を連結する。
ブラケット25に回動軸32を回動させる正逆回転用モータ
31を設ける。モータ31を遠隔操作するスイッチ34を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は農作業機の整地装置に係
り、ロータリー作業体の作用幅より広い幅に亘って耕耘
土の表面部を平らに整地するものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の農作業機の整地装置とし
ては、たとえば、実公昭60−18001号公報に記載
されているように、機枠にロータリー作業体を回転自在
に設け、この機枠に前記ロータリー作業体の上方部を被
覆したカバー体を設け、前記ロータリー作業体の後方部
に位置して前記カバー体の後端部に前記ロータリー作業
体にて耕耘された耕耘土を整地する整地板を上下方向に
回動自在に取着し、この整地板の左右方向の両端部に前
後方向の支軸にて延長整地板を左右方向に回動自在に軸
支し、この延長整地板に、この延長整地板を前記整地板
上に対して折畳み回動及び整地板の延長方向に対して復
帰回動させる遠隔操作用の操作ロープの一端部を止着す
るとともに、この操作ロープの他端部の操作部を作業機
の運転席に配設する構造が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記公報に記載の構造
では、操作ロープを遠隔操作して延長整地板を整地板上
に対して折畳み回動及び整地板の延長方向に対して復帰
回動させるものであるが、この際、操作ロープの操作に
強い引っ張り力を必要とするとともに、この操作ロープ
による延長整地板の回動操作に技巧を要する場合が少な
くなく、老人や婦人では延長整地板の回動操作が困難な
ことが多い、という問題がある。なお、油圧にて延長整
地板を回動操作することも考えられるが、この手段では
コストアップになる、という問題がある。
【0004】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、整地体操作手段にて延長整地体の回動操作を遠
隔的に簡単かつ確実に行うことができ、この整地体操作
手段の操作が簡単で老人や婦人であっても容易に延長整
地体を回動操作することができ、既存の製品に対しても
簡単に取付けることができ、構造が簡単で特にコストア
ップになることがなく、したがって、操作ロープを遠隔
操作して延長整地板を回動操作するものに比べ操作性を
大幅に向上することができる農作業機の整地装置を提供
することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の農作業機の整地
装置は、ロータリー作業体を回転自在に設けた機枠と、
前記ロータリー作業体の後方部に位置して上下方向に回
動自在に配設され前記ロータリー作業体にて耕耘された
耕耘土を整地する整地体と、この整地体の左右方向の少
なくとも一端部に前後方向の支軸にて左右方向に回動自
在に軸支された延長整地体と、この延長整地体を前記整
地体上に対して折畳み回動及び整地体の延長方向に対し
て復帰回動させる整地体操作手段と、を具備し、前記整
地体操作手段は、前記機枠に取着したブラケットに設け
られた回動軸を有し、この回動軸からの出力によって左
右方向に切替回動される弾性切替アームを設け、この弾
性切替アームの先端部に連動体を介して前記延長整地体
の外端部を連結し、前記ブラケットに前記回動軸を回動
させる正逆回転用モータを設け、このモータを制御する
遠隔操作用のスイッチを設けたものである。
【0006】
【作用】本発明の農作業機の整地装置では、整地作業を
行う場合には、スイッチをONしてモータを動作させる
と、このモータの正転方向の回転駆動により回動軸が回
動されるとともに、この回動軸からの出力によって弾性
切替アームが回動され、この弾性切替アームにて連動体
を介して延長整地体が牽引連動され、この延長整地体が
前後方向の支軸を中心として回動され、この延長整地体
は整地体の両端部の延長方向に水平状に復帰回動され
る。
【0007】そして、この整地体及び延長整地体にてロ
ータリー作業体の作用幅より広い幅の一連の整地面部が
形成され、この一連の整地面部にてロータリー作業体の
回転によって耕耘された耕耘土が順次整地される。この
際、延長整地体は移動位置に存在する障害物や畦畔際の
隆起土によって上下動しつつ整地移動するが、この延長
整地体の上下動によって弾性切替アームが無理な牽引力
を受けた場合には弾性切替アームは弾性変形してその牽
引力が緩和され、この弾性切替アームの駆動部の損傷が
防止される。
【0008】また、畦畔部の移動や道路走行時では、ス
イッチをONしてモータを動作させると、このモータの
逆転方向の回転駆動により回動軸が回動されるととも
に、この回動軸からの出力によって弾性切替アームが回
動され、この弾性切替アームにて連動体を介して延長整
地体が牽引連動され、この延長整地体が前後方向の支軸
を中心として回動され、この延長整地体は整地体の両端
部上に向かって折畳み回動される。そして、この延長整
地体は整地体両端部上に重合され、一連の整地面部の作
用幅が縮小され、この延長整地体が畦畔部の移動や道路
走行の障害になることが防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0010】図1乃至図4において、1は機枠で、この
機枠1は左右方向に長い中空状のパイプ体からなる主枠
2を有し、この主枠2の中間部には入力軸3を前方に向
かって回転自在に突出したミッション4が設けられてい
るとともに、この主枠2の両側部には連結枠5が前方に
向かって一体に連結されている。
【0011】また、前記主枠2の両端部には相対して配
設された伝動ケース6及びブラケット7の上端部が一体
に固着され、この伝動ケース6とブラケット7との下端
部間にはロータリー作業体8が回転自在に軸架されてい
る。そして、前記ロータリー作業体8は前記ミッション
4の出力軸9及びこの出力軸9に連動連結された前記伝
動ケース6内の連動媒体を介して前記ミッション4から
の出力によって回転駆動されるようになっている。
【0012】また、前記機枠1の伝動ケース6とブラケ
ット7との上部間には前記ロータリー作業体8の上方部
を被覆した機枠としてのカバー体10が一体に固着され、
このロータリー作業体8の後方部に位置して前記カバー
体10の後端両側部には蝶番11にてロータリー作業体8の
作用幅と略同じ長さの作用幅を有する板状の第1の整地
体12が上下方向に回動自在に連結され、この第1の整地
体12の下端両側部には蝶番13にてロータリー作業体8の
作用幅と略同じ長さの作用幅を有する板状の第2の整地
体14が上下方向に回動自在に連結されている。
【0013】さらに、前記第2の整地体14の両端上部に
は一対の連結片15がそれぞれ前後に相対して一体に立設
され、この後部の連結片15の後側に位置して前記第2の
整地体14の両端上部には連結片15の高さより低い取付片
16がそれぞれ一体に立設されている。また、前記第2の
整地体14の両端部には、その延長方向に延長整地体17が
それぞれ配設されている。
【0014】この両端部の延長整地体17は、前記第2の
整地体14の長さよりは短いが同形状に形成され、その内
端上部には一対の連結片18がそれぞれ前後に相対して一
体に立設され、この一対の連結片18の上端部には前記一
対の連結片15に向かって突片19がそれぞれ一体に形成さ
れ、この後部の連結片18の後側に位置して前記延長整地
体17の両端上部には連結片18の高さより低い取付片20が
それぞれ一体に立設されている。
【0015】また、前記第2の整地体14の両端上部の一
対の連結片15には前記両端部の延長整地体17の一対の連
結片18の突片19が係合され、この一対の連結片15と一対
の連結片18の突片19との間には前後方向の支軸21がそれ
ぞれ挿通されている。また、前記第2の整地体14の取付
片16と前記両端部の延長整地体17の取付片20との間には
コイルスプリング22が張設されている。
【0016】そして、前記第2の整地体14の両端部に対
して前記両端部の延長整地体17は前記コイルスプリング
22に抗して前記支軸21を中心として左右方向に回動自在
に軸支され、かつ、この両端部の延長整地体17は前記第
2の整地体14上に対して折畳み回動及び第2の整地体14
の延長方向に対して復帰回動されるようになっており、
これらの状態での両端部の延長整地体17はそれぞれコイ
ルスプリング22にて附勢保持されるようになっている。
【0017】つぎに、前記主枠2の両端部には整地体操
作手段23が設けられている。この両端部の整地体操作手
段23は、前記主枠2に連結金具24にて連結されたブラケ
ット25を有し、このブラケット25の後端部には前後方向
に長い弾性切替アーム26が上下方向の支軸27にて左右方
向に回動自在に軸支されている。
【0018】前記弾性切替アーム26は、その途中に弾性
変形可能なコイル部26a を有する弾性棒状材26b と、こ
の弾性棒状材26b の基端部に固着された略扇形状の歯車
体28とからなり、前記弾性棒状材26b の先端部にはフッ
ク26c が形成され、前記歯車体28の弧状外縁部には歯28
a が形成されているとともに、その基端下部にはパイプ
状の取付具28b が固着されている。そして、取付具28b
には前記弾性棒状材26b の基端部が前後方向に位置調節
自在に嵌挿され、この設定位置が取付具28b に回動によ
り進退自在に取着されたボルト28c にて固着されてい
る。
【0019】また、前記弾性切替アーム26の先端部のフ
ック26c には連動体としてのワイヤー29の一端部が止着
され、このワイヤー29の他端部には前記延長整地体17の
外端部に突設された突片30に止着されている。しかし
て、第2の整地体14及び延長整地体17は整地作業位置と
土引き作業位置では、その設定位置が大きく変化するた
め、切替アーム26が剛体の場合には切替アーム26と延長
整地体17とを連結するワイヤー29の長さの設定に難しい
問題があるが、この切替アーム26は弾性を有する弾性切
替アーム26を採用したことにより、ワイヤー29の長さは
比較的ラフに設定することができる。
【0020】また、前記ブラケット25の前側部には正逆
回転用モータ31が固定され、このモータ31に回転自在に
設けられたウオームギヤ32a の回動軸32にはピニオン33
が噛合され、このピニオン33には前記弾性切替アーム26
の歯車体28の歯28a が噛合されている。また、前記モー
タ31にはこのモータ31を制御する遠隔操作用のスイッチ
34が接続され、このスイッチ34は、たとえば、トラクタ
などの農作業機の図示しない運転席の操作部に配設され
ている。そして、前記スイッチ34の開閉操作によって前
記モータ31の作動が制御されて前記弾性切替アーム26は
支軸27を中心として左右方向に回動され、前記両端部の
延長整地体17は前記第2の整地体14上に対して折畳み回
動及び第2の整地体14の延長方向に対して復帰回動され
るようになっている。
【0021】さらに、前記支軸27の左右方向の両側部に
位置して前記ブラケット25にはストッパー35,36がそれ
ぞれ突設され、この左右のストッパー35,36にて前記連
動アーム26の左右方向への回動を停止させるようになっ
ている。しかして、前記弾性切替アーム26が回動され、
その回動方向によって前記左右のストッパー35,36の一
つに弾性切替アーム26が当接されることにより前記モー
タ31の回転に対する負荷抵抗が大きくなるとともに、前
記モータ31は自動的に作動を停止するようになってい
る。
【0022】つぎに、前記実施例の作用を説明する。
【0023】トラクタの懸架機構に連結枠5を連結する
とともに、トラクタのPTO軸に動力伝達軸を介してミ
ッション4の入力軸3を連結する。
【0024】つぎに、整地作業を行う場合には、スイッ
チ34をONして両側部のモータ31を動作させて両側部の
モータ31を正転方向に回転駆動させると、この両側部の
モータ31のウォームギヤ32a がそれぞれ回転され、この
ウォームギヤ32a にてピニオン33を介して両側部の弾性
切替アーム26の歯車体28が連動され、この両側部の弾性
切替アーム26はそれぞれ支軸27を中心として第2の整地
体14の延長方向に向かって回動され、この両側部の弾性
切替アーム26にてワイヤー29を介して両端部の延長整地
体17がそれぞれ牽引連動される。
【0025】そして、両端部の延長整地体17はそれぞれ
の前後方向の支軸21を中心としてそれぞれのコイルスプ
リング22に抗して第2の整地体14の延長方向に向かって
回動され、この両端部の延長整地体17は第2の整地体14
の両端部の延長方向に水平状に復帰回動される。そうし
て、第2の整地体14及び両端部の延長整地体17にてロー
タリー作業体8の作用幅より広い幅の一連の整地面部が
形成される。
【0026】また、両側部の連動アーム26が第2の整地
体14の延長方向に向かって大きく回動され、この両側部
の連動アーム26が外側部に位置するストッパー35に当接
されることにより両側部のモータ31の回転に対する負荷
抵抗が大きくなるとともに、この両側部のモータ31は自
動的に停止する。
【0027】そして、トラクタにて連結枠5を介して本
機を牽引するとともに、トラクタのPTO軸からの出力
によって動力伝達軸を介してミッション4の入力軸3が
回転されると、このミッション4の出力軸9が回転さ
れ、この出力軸9にて伝動ケース6の連動媒体を介して
ロータリー作業体8が回転駆動され、このロータリー作
業体8にて圃場が耕耘砕土され、この耕耘土はカバー体
10に案内されて第1の整地体12及び第2の整地体14に沿
って落下されるとともに、この第2の整地体14及びこの
第2の整地体14の両端部の延長整地体17からなる一連の
整地面部にてロータリー作業体8の回転によって耕耘さ
れた耕耘土が順次整地される。
【0028】この際、第2の整地体14の両端部の延長整
地体17は移動位置に存在する障害物や畦畔際の隆起土に
よって上下動しつつ整地移動するが、この延長整地体17
の上下動によって弾性切替アーム26が無理な牽引力や振
動を受けた場合には弾性切替アーム26のコイル部26a が
弾性変形し、このコイル部26a にてその牽引力や振動が
緩和され、この弾性切替アーム26に対する無理な牽引力
や振動がそのまま歯車体28の歯28a に伝達されることが
防止され、この歯28a 及びこの歯28a が噛合したピニオ
ン33の歯が破損されたり、モータ31が損傷されることが
防止される。
【0029】つぎに、畦畔部の移動や道路走行時には、
スイッチ34をONして両側部のモータ31を動作させて両
側部のモータ31を逆転方向に回転駆動させると、この両
側部のモータ31のウォームギヤ32a がそれぞれ前記の場
合とは反対方向に回転され、このウォームギヤ32a にて
ピニオン33を介して両側部の弾性切替アーム26の歯車体
28が連動され、この両側部の弾性切替アーム26はそれぞ
れ支軸27を中心として第2の整地体14上に向かって回動
され、この両側部の弾性切替アーム26にてワイヤー29を
介して両端部の延長整地体17がそれぞれ牽引連動され
る。
【0030】そして、両端部の延長整地体17はそれぞれ
の前後方向の支軸21を中心としてそれぞれのコイルスプ
リング22に抗して第2の整地体14上に向かって折畳み回
動され、この両端部の延長整地体17は第2の整地体14の
両端部上に重合され、一連の整地面部の作用幅が両端部
の延長整地体17を除いた分だけ縮小される。
【0031】また、両側部の弾性切替アーム26が第2の
整地体14上に向かって大きく折畳み回動され、この両側
部の弾性切替アーム26が内側部に位置するストッパー36
に当接されることにより両側部のモータ31の回転に対す
る負荷抵抗が大きくなるとともに、この両側部のモータ
31は自動的に停止する。
【0032】このようにして、両端部の延長整地体17が
第2の整地体14の両端部上に重合されて一連の整地面部
の作用幅が縮小されることにより、この両端部の延長整
地体17が畦畔部の移動や道路走行の障害になることが防
止される。
【0033】つぎに前記実施例では、整地体操作手段23
は主枠2に取着する場合について説明したが、これに限
らず、整地体操作手段23はカバー体10に取着するように
してもよい。
【0034】また、前記実施例では、弾性切替アーム26
は支軸27を中心として左右方向に回動自在に軸支し、こ
の弾性切替アーム26の歯車体28の歯28a に噛合したピニ
オン33にて弾性切替アーム26を回動する場合について説
明したが、これに限らず、たとえば、図5に示すよう
に、弾性切替アーム26は正逆回転用モータ31及びこの正
逆回転用モータ31に歯車減速機構41を介して回転自在に
設けた上下方向の回動軸42を有するモータユニット43に
て回動自在に設けるようにしてもよい。
【0035】この場合には、前記モータユニット43の回
動軸42を前記ブラケット25の下方に回転自在に突出し、
この回動軸42の下部にアーム取付金具44を固着し、この
アーム取付金具44の取付孔45内に弾性切替アーム26の基
端部を前後方向に位置調節自在に嵌挿するとともに、そ
の設定位置をアーム取付金具44に回動により進退自在に
設けた固定ボルト46にて固定する。
【0036】このように構成することにより、ブラケッ
ト25にはモータユニット43を簡単に取付けることがで
き、正逆回転用モータ31、ウォームギヤ32a 、ピニオン
33及び支軸27を個別に取付けるもののような手数を要す
ることがない。また、モータユニット43の回動軸42を減
速回転する歯車減速機構41の減速ギヤ比を弾性切替アー
ム26の回動に合わせて容易に調節設定することができ
る。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、延長整地体を整地体上
に対して折畳み回動及び整地体の延長方向に対して復帰
回動させる整地体操作手段を設け、この整地体操作手段
は、機枠に取着したブラケットに設けた回動軸を有し、
この回動軸からの出力によって左右方向に切替回動され
る弾性切替アームを設け、この弾性切替アームの先端部
に連動体を介して前記延長整地体の外端部を連結し、前
記ブラケットに前記回動軸を回動させる正逆回転用モー
タを設け、このモータを制御する遠隔操作用のスイッチ
を設けたので、この整地体操作手段にて延長整地体の回
動操作を遠隔的に簡単かつ確実に行うことができ、この
整地体操作手段の操作が簡単で老人や婦人であっても容
易に延長整地体を回動操作することができ、この延長整
地体の上下動によって弾性切替アームが無理な牽引力や
振動を受けた際には弾性切替アームは弾性変形してその
牽引力や振動を緩和し、この弾性切替アームの駆動部の
破損損傷を防止することができ、この弾性切替アームの
弾性により連動体の長さの設定は剛体の切替アームに比
べて容易であり、構造が簡単で特にコストアップになる
ことがなく、操作ロープを遠隔操作して延長整地板を回
動操作するものに比べ操作性を大幅に向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す農作業機の整地装置の
斜視図である。
【図2】同上一部の平面図である。
【図3】同上a〜a線部の断面図である。
【図4】同上弾性切替アームの側面図である。
【図5】他の実施例を示す整地体操作手段の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 機枠 8 ロータリー作業体 12 第1の整地体 14 第2の整地体 17 延長整地体 21 支軸 23 整地体操作手段 25 ブラケット 26 弾性切替アーム 29 連動体 31 モータ 32,42 回動軸 34 スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータリー作業体を回転自在に設けた機
    枠と、前記ロータリー作業体の後方部に位置して上下方
    向に回動自在に配設され前記ロータリー作業体にて耕耘
    された耕耘土を整地する整地体と、この整地体の左右方
    向の少なくとも一端部に前後方向の支軸にて左右方向に
    回動自在に軸支された延長整地体と、この延長整地体を
    前記整地体上に対して折畳み回動及び整地体の延長方向
    に対して復帰回動させる整地体操作手段とを具備し、 前記整地体操作手段は、前記機枠に取着したブラケット
    に設けられた回動軸を有し、この回動軸からの出力によ
    って左右方向に切替回動される弾性切替アームを設け、
    この弾性切替アームの先端部に連動体を介して前記延長
    整地体の外端部を連結し、前記ブラケットに前記回動軸
    を回動させる正逆回転用モータを設け、このモータを制
    御する遠隔操作用のスイッチを設けたことを特徴とする
    農作業機の整地装置。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003023814A (ja) * 2001-07-17 2003-01-28 Matsuyama Plow Mfg Co Ltd 農作業機
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