JP6724492B2 - 車両ワイパ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両ワイパ装置に関するものである。
自動車等の車両に装備された車両ワイパ装置としては、一点を軸としてワイパアーム及びワイパブレードを回動させるものの他に、複数のリンク部材を用いてなる駆動リンク機構(例えば、四節リンク機構)を備えることで、例えばフロントウインドウ(払拭面)の払拭範囲を単純な扇形とは異なる所望の範囲(実質的に拡大されたような範囲)とするものがある(例えば、特許文献1参照)。
このような車両ワイパ装置は、フロントウインドウの下端側(地面側)において車体に対して回動可能に支持されたメインレバーを駆動源の駆動力にて往復回動させると、そのメインレバーが回動されるに伴い、アームヘッドを含む他のレバーが従動して回動することで、単純な扇形よりもフロントウインドウにおける上方の角に近い部位を払拭することが可能となる。
また、車両ワイパ装置は、ワイパアームの先端側にウォッシャノズルを設け、そのウォッシャノズルから洗浄液を噴出させるものが知られている(例えば、特許文献2参照)。このような車両ワイパ装置では、ウォッシャノズルとウォッシャポンプとの間に洗浄液を配送するための配管ホースが接続される。この配管ホースは例えば車両ボディにおける前記ワイパアームの回動範囲から逸脱した位置から引き出され、ワイパアームの内部を通ってワイパアームに沿って配索する方法が考えられる。これによって、ワイパアームによって配管ホースが隠すことができ、見栄え良く配索することができる。なお、ウォッシャノズルをワイパアームの先端に連結されるワイパブレードに設けた場合であっても前記配管ホースをワイパアームに沿って配索することで同様の効果を奏する。
特開平11−227572号公報 実開平5−16521号公報
ところで、上記のようにウォッシャノズルがワイパアーム又はワイパブレードに設けられる車両ワイパ装置に、前述したような駆動リンク機構を採用した場合、ワイパアームの払拭範囲が大きいため、駆動リンク機構の動きを阻害しないように配管ホースのホース長を十分に確保する必要がある。しかしながら、車両ボディの前記ワイパアームの回動範囲から逸脱した位置から引き出された配管ホースを単に配索するだけでは駆動リンク機構部分に配管ホースが挟み込まれてしまう虞がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、その目的は、駆動リンク機構によるウォッシャノズル用の配管ホースの挟み込みを抑えることができる車両ワイパ装置を提供することにある。
上記課題を解決する車両ワイパ装置は、先端側にワイパブレードが連結されるワイパアームと、アームヘッドとして前記ワイパアームの一部を構成するリンク部材を含む3つ以上のリンク部材で構成され、前記アームヘッドではない1つのリンク部材が揺動される駆動リンク機構と、前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードに設けられるウォッシャノズルに対して洗浄液を配送するための配管ホースと、を備えた車両ワイパ装置であって、前記駆動リンク機構を構成する3つ以上のリンク部材の内で対向する2つのリンク部材上であって、前記対向する2つのリンク部材のそれぞれを個別に回動可能に支持する2つの回動軸間に前記配管ホースを固定するための固定部が設けられる。
この構成によれば、対向する2つのリンク部材をそれぞれ回動可能に支持する2つの回動軸間に配管ホースを固定するための固定部が設けられるため、例えば車両ボディにおけるワイパアームの回動範囲から逸脱した位置から引き出された配管ホースが一方の固定部で固定されるとともに、他方の固定部に固定されることとなる。ここで、駆動リンク機構を構成するリンク部材の回動範囲(動作範囲)は所定の範囲であるため、対向するリンク部材に設けられる固定部間の長さは限られた範囲となる。このため、例えば車両ボディのワイパアームの回動範囲から逸脱した位置から引き出されてワイパアームに沿って配管ホースを配索する場合と比較して、配管ホースのホース長を余分に確保しなくても駆動リンク機構の動きを阻害することが抑えられる。その結果、駆動リンク機構の動作中における固定部間の配管ホースの余計な弛みが抑えられるため、駆動リンク機構による配管ホースの挟み込みを抑えることができる。
上記車両ワイパ装置において、駆動リンク機構は、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材のそれぞれを回動可能に支持する2つ回動軸を結ぶ直線が平行であって、前記対向する2つのリンク部材を連結する2つの接続リンク部材のそれぞれを回動可能に支持する2つの回動軸を結ぶ直線が平行となる平行リンク機構であり、前記固定部は、前記対向する2つのリンク部材上であって前記2つの接続リンク部材のそれぞれの前記回動軸を結ぶ直線と平行な直線上に位置する態様で設けられることが好ましい。
この構成によれば、駆動リンク機構は、平行リンク機構であり、固定部が設けられる2つのリンク部材上、且つ、接続リンク部材のそれぞれを回動可能に支持する2つの回動軸を結ぶ直線と平行な直線上に固定部がそれぞれ設けられるため、固定部間の距離が略一定となる。これにより、固定部間に固定される配管ホースのホース長も略一定とすることができるため、駆動リンク機構の動作中における固定部間の配管ホースの弛みが抑えられ、駆動リンク機構による配管ホースの挟み込みをより確実に抑えることができる。
上記車両ワイパ装置において、固定部は、前記アームヘッドと、該アームヘッドと対向する対向リンク部材とに設けられることが好ましい。
この構成によれば、固定部がアームヘッドと、アームヘッドと対向する対向リンク部材とに設けられるため、アームヘッドの固定部で固定された配管ホースはそのままワイパアームに沿って容易に配索することができる。
上記車両ワイパ装置において、配管ホースは、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材同士を接続する2つの接続リンク部材の内の一方の接続リンク部材に沿って設けられ、前記配管ホースが設けられる接続リンク部材は、前記配管ホースが巻回される被巻回部を有し、前記被巻回部は、対向する他方の接続リンク部材とは反対側が切り欠かれて他の部位よりも幅狭となる形状であることが好ましい。
この構成によれば、配管ホースが巻き付けられる接続リンク部材の被巻回部は、対向する他方の接続リンク部材とは反対側(駆動リンク機構の外側部位)が切り欠かれて幅狭とされる。このため、被巻回部に配管ホースを巻回した場合であっても配管ホースが他の部位から極端にはみ出すことが抑えられる。
上記車両ワイパ装置において、前記配管ホースは、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材同士を接続する2つの接続リンク部材の内の一方の接続リンク部材に沿って設けられ、前記配管ホースが設けられる接続リンク部材は、前記配管ホースが巻回される被巻回部を有し、前記被巻回部は、前記回動軸の軸方向に段差が生じる段差部を備えたことが好ましい。
この構成によれば、配管ホースが巻き付けられる接続リンク部材の被巻回部は、回動軸の軸方向に段差が生じる段差部を備えるため、段差部を跨ぐように配管ホースを巻回することができる。
本発明の車両ワイパ装置によれば、駆動リンク機構によるウォッシャノズル用の配管ホースの挟み込みを抑えることができる。
一実施形態における車両ワイパ装置を備えた車両の一部模式図。 同実施形態における車両ワイパ装置の平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の図2のA−A線に沿った断面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の動作を説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の配管ホースの配索方法について説明するための平面図。 同実施形態における車両ワイパ装置の配管ホースを固定する第1固定部について説明するための拡大平面図。 同実施形態における配管ホースを固定する第1固定部の斜視図。 同実施形態における配管ホースを固定する第1固定部を説明するための断面図。 同実施形態における配管ホースを固定する第2固定部について説明するための拡大平面図。 同実施形態における第1駆動レバーと配管ホースとの関係を説明するための側面図。 同実施形態におけるカバー部材を説明するための平面図。
以下、車両ワイパ装置を備えた車両の一実施形態を図1〜図15に従って説明する。
図1に示すように、車両の払拭面としてのフロントウインドウ1の下方(地面方向)には、車両ワイパ装置2が配設されている。なお、フロントウインドウ1は、その縁に黒色に着色された黒色セラミックエリア1a(図1中、網掛け部位)を有している。
図2、図4〜図8に示すように、車両ワイパ装置2は、板状の中央フレーム3と、中央フレーム3から車両幅方向両側に延びるように中央フレーム3に一端部が固定された一対のパイプフレーム4,5と、各パイプフレーム4,5の他端部に固定された第1及び第2ホルダ部材6,7とを備える。そして、車両ワイパ装置2は、中央フレーム3に設けられた支持部3aが車両に支持されるとともに第1及び第2ホルダ部材6,7に形成された固定部6a,7aが車両に締結されることで、車両(その車体)に固定される。
また、車両ワイパ装置2は、中央フレーム3の裏面(車両の内部側の面)に固定された第1駆動源としての第1モータ11と、第2駆動源としての第2モータ12とを備える。
第1モータ11の回転軸11aは、中央フレーム3を貫通して中央フレーム3の表面(車両の外部側の面)から突出し、その回転軸11aの先端部には第1駆動クランクアーム13が固定されている。
また、第2モータ12の回転軸12aは、中央フレーム3を貫通して中央フレーム3の表面(車両の外部側の面)から突出し、その回転軸12aの先端部には第2駆動クランクアーム14が固定されている。ここで、第2モータ12は、回転軸12aが1回転未満の回動角度(本実施形態では所定の回動角度)で正逆回転可能に制御されるとともに、その回転速度をも制御可能な直流モータである。また、第1モータ11及び第2モータ12は、それぞれ内部に磁気センサ(磁気抵抗素子等)を有し、その磁気センサが、例えば、回転軸11a,12aと一体回転するウォームホイールに固定されたセンサマグネットの磁気をセンシングすることで、回転軸11a,12aの回転位置(回動角度)と対応した回転位置信号を出力可能とされている。
また、第1ホルダ部材6には、運転席側ピボット軸15が回転可能に支持され、運転席側ピボット軸15の基端部(図2中、紙面奥側の端部)には運転席側揺動レバー16の先端部が固定され、同運転席側ピボット軸15の先端部(図2中、紙面手前側の端部)には運転席側の第2ワイパアーム17(そのアームヘッド)が固定されている。図1に示すように、第2ワイパアーム17の先端部にはフロントウインドウ1の運転席側を払拭するための第2ワイパブレード18が連結されている。
そして、第1駆動クランクアーム13の先端部と運転席側揺動レバー16の基端部とは、第1連結ロッド19にて連結されている。これにより、第1モータ11が駆動されると、第1駆動クランクアーム13が回転し、その動力が第1連結ロッド19を介して運転席側揺動レバー16に伝達されて運転席側揺動レバー16が揺動する。そして運転席側揺動レバー16とともに第2ワイパアーム17が揺動して、第2ワイパブレード18によってフロントウインドウ1の運転席側の上反転位置と下反転位置との間の範囲が往復払拭される。なお、図1では、第2ワイパブレード18による通常払拭範囲H1を一点鎖線にて図示している。
また、図3に示すように、第2ホルダ部材7には、第1助手席側ピボット軸21が第1軸線L1を中心として回動可能に支持されるとともに、第2助手席側ピボット軸22が第2軸線L2を中心として回動可能に支持されている。本実施形態では、第1軸線L1と第2軸線L2とが同一直線L上(同心上)に配置されている。
詳しくは、第2ホルダ部材7には、筒状部7bが形成され、その内周側には軸受23を介して第1助手席側ピボット軸21が回動可能に支持されている。第1助手席側ピボット軸21は筒状に形成され、その内周側には軸受24を介して第2助手席側ピボット軸22が回動可能に支持されている。これにより、第1助手席側ピボット軸21の第1軸線L1と第2助手席側ピボット軸22の第2軸線L2は、それぞれ車体に対して一定の位置(不動の位置)にあるとともに、同一直線L上に配置されている。
第1助手席側ピボット軸21の基端部には、第1助手席側揺動レバー25の先端部が固定され、同第1助手席側ピボット軸21の先端部には、第1駆動レバー26の基端部が固定されている。そして、図2に示すように、第1助手席側揺動レバー25の基端部と運転席側揺動レバー16の基端部とは、第2連結ロッド27にて駆動連結されている。これにより、第1モータ11が駆動されて前述したように運転席側揺動レバー16が揺動すると、その駆動力が第2連結ロッド27を介して第1助手席側揺動レバー25に伝達されて該第1助手席側揺動レバー25が揺動し、該第1助手席側揺動レバー25とともに第1駆動レバー26が第1軸線L1周りに揺動(回動)する。
また、図3に示すように、第2助手席側ピボット軸22は、第1助手席側ピボット軸21よりも長く形成され、その基端部及び先端部が第1助手席側ピボット軸21から軸方向に突出した状態で軸受24を介して第1助手席側ピボット軸21に支持されている。第2助手席側ピボット軸22の基端部には第2助手席側揺動レバー28の先端部が固定され、第2助手席側ピボット軸22の先端部には、第2駆動レバー29の基端部が固定されている。
図2、図4〜図8に示すように、第2駆動クランクアーム14の先端部と第2助手席側揺動レバー28の基端部とは、第3連結ロッド31にて連結されている。これにより、第2モータ12が駆動されると、第2駆動クランクアーム14が回動し、その動力が第3連結ロッド31を介して第2助手席側揺動レバー28に伝達されて第2助手席側揺動レバー28が揺動し、第2助手席側揺動レバー28とともに第2駆動レバー29が揺動(回動)する。なお、第1助手席側ピボット軸21と第2助手席側ピボット軸22とは互いに連動していない。言い換えれば、第1助手席側ピボット軸21と第2助手席側ピボット軸22とは、同一直線L上に配置されているが、その回動動作は互いに独立している。また、図2、図4〜図8では、第2ホルダ部材7に被水防止カバーCが図示されているが、図3では被水防止カバーCの図示を省略している。
また、図2、図4〜図8に示すように、車両ワイパ装置2は、第1駆動レバー26の先端側にある第3軸線L3を中心として回動軸K1を介して回動可能に基端側が連結された第1従動レバー32を備える。
また、車両ワイパ装置2は、第1従動レバー32の先端側にある第4軸線L4を中心として回動軸K2を介して回動可能に基端側が連結されるとともに、第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5を中心(揺動中心軸)として回動軸K3を介して回動可能に先端側が連結されたアームヘッド33を備える。図1に示すように、アームヘッド33は、その先端部に連結されるリテーナ34や不図示のアームピース等と共に第1ワイパアーム35を構成し、第1ワイパアーム35の先端部にはフロントウインドウ1の助手席側を払拭するための第1ワイパブレード36が連結されている。
図2、図4〜図8に示すように、第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、第1従動レバー32、及びアームヘッド33は、第1軸線L1(第2軸線L2)から第3軸線L3までの長さと、第4軸線L4から第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されて連結されている。また、第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、第1従動レバー32、及びアームヘッド33は、第3軸線L3から第4軸線L4までの長さと、第1軸線L1(第2軸線L2)から第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されて連結されている。そして、図9に示すように、第3軸線L3と第4軸線L4とを結ぶ直線SL1と、第1軸線L1(第2軸線L2)と第5軸線L5とを結ぶ直線SL2とが常に平行となっている。更に、第1軸線L1(第2軸線L2)と第3軸線L3とを結ぶ直線SL3と、第4軸線L4と第5軸線L5とを結ぶ直線SL4とが常に平行となっている。即ち、第1駆動レバー26とアームヘッド33とが平行を保ち、第2駆動レバー29と第1従動レバー32とが平行を保つ平行四辺形状の駆動リンク機構(平行リンク機構)37とされている。なお、駆動リンク機構37を構成する第1駆動レバー26は、第2駆動レバー29及び第1従動レバー32より軸方向において下側において第2駆動レバー29及び第1従動レバー32と接続される。また、駆動リンク機構37を構成するアームヘッド33は、第2駆動レバー29及び第1従動レバー32より軸方向上側で各レバー29,32と接続される。
また、本実施形態で採用される駆動リンク機構37では、第1駆動レバー26、第1従動レバー32、及びアームヘッド33が、第1モータ11の駆動力にて駆動され第1ワイパアーム35を往復揺動させるようになっている。また、本実施形態で採用される駆動リンク機構37では、駆動リンク機構37を構成する第2駆動レバー29が、第2モータ12の駆動力にて駆動されて、第1ワイパアーム35の揺動中心軸(第5軸線L5)をフロントウインドウ1の上下方向に移動させることで第1ワイパアーム35をその長手方向に伸縮させるようになっている。
上記構成から、車両ワイパ装置2は、第1駆動レバー26を第1モータ11の駆動力にて回動させて第1ワイパブレード36による払拭動作が行われる際に、第2駆動レバー29を第2モータ12の駆動力にて回動させその第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5をフロントウインドウ1の上方側に移動させることで第1ワイパブレード36による払拭範囲を拡大することが可能とされている。
そして、図1に示すように、本実施形態の車両ワイパ装置2は、第1ワイパブレード36がフロントウインドウ1上の下反転位置にあるときの第5軸線L5の位置を基準位置として、第5軸線L5がその基準位置にある状態の第1ワイパブレード36による払拭範囲を基準範囲Z1とする基準駆動と、第5軸線L5を基準位置よりもフロントウインドウ1の上方側に移動させて第1ワイパブレード36による払拭範囲を前記基準範囲Z1よりも拡大させた拡大範囲Z2とする拡大駆動とを切り替えるべく、第1モータ11及び第2モータ12を駆動制御する制御部41を備えている。この制御部41は、第1モータ11及び第2モータ12とそれぞれ電気的に接続され、それらから入力される回転軸11a,12aの回転位置(回動角度)と対応した回転位置信号(駆動状態信号)に基づいて第1モータ11及び第2モータ12をそれぞれ駆動制御する。詳しくは、第1ワイパブレード36が下反転位置にあるときの第5軸線L5の位置を基準位置と設定するとき、制御部41は、基準駆動では、第1モータ11を駆動制御する(このとき第2モータ12は停止状態)ことで、第5軸線L5が基準位置(図2、図7及び図8の位置)にある状態で第1ワイパブレード36によって基準範囲Z1が払拭される。言い換えると、制御部41は、基準駆動では、第2駆動レバー29を第2軸線L2周りに揺動(回動)させることなく、第5軸線L5を基準位置に保ったまま第1ワイパブレード36によって基準範囲Z1を払拭させる。一方、制御部41は、拡大駆動では、第1モータ11及び第2モータ12を駆動制御することで、第2駆動レバー29の先端側にある第5軸線L5を前記基準位置よりもフロントウインドウ1の上方側に移動(図1、図4〜図6参照)させて(もしくは移動させながら)、第1ワイパブレード36によって基準範囲Z1よりも拡大された拡大範囲Z2を払拭させる。
また、本実施形態の制御部41は、第1ワイパブレード36の往動時(フロントウインドウ1の下端に沿った停止位置もしくは下反転位置から上反転位置まで移動する時)に前記拡大駆動が行われ、第1ワイパブレード36の復動時(前記上反転位置から前記停止位置もしくは下反転位置まで移動する時)に前記基準駆動が行われるように、第2モータ12を駆動制御する。なお、制御部41は、拡大駆動では、第1駆動レバー26を第1モータ11の駆動力にて回動させて第1ワイパブレード36を移動させている最中に、同時に第2モータ12を駆動制御して第1ワイパブレード36がフロントウインドウ1における上方の角に近い位置まで払拭するようにしている。即ち、制御部41は、第1モータ11及び第2モータ12からの前記回転位置信号に基づいて、フロントウインドウ1における上方の角と対応した位置に第1ワイパブレード36を移動させるときに第2駆動レバー29の先端側にあり第1ワイパブレード36の回動中心となる第5軸線L5が前記角側に近づくように第2モータ12を駆動制御する。
また、第2モータ12と第2駆動レバー29とは、第5軸線L5が前記基準位置にある状態で、第2駆動レバー29に回転力を加えても第2モータ12の回転軸12aを回転させることができない死点となるように設定されたリンク機構(第2駆動クランクアーム14、第3連結ロッド31及び第2助手席側揺動レバー28)を介して連結されている。即ち、第2駆動クランクアーム14、第3連結ロッド31及び第2助手席側揺動レバー28は、第5軸線L5が前記基準位置にある状態(図2、図7及び図8参照)では、それらの各連結軸線A1,A2と第2モータ12の回転軸12aの軸線A3とをそれらの軸線方向から見て繋ぐと一直線となるように設定されている。
また、本実施形態の車両ワイパ装置2では、第1モータ11を駆動した際に、第1駆動レバー26が第1軸線L1よりもフロントウインドウ1の下方側の範囲内で揺動(回動)されるように、言い換えると、第1軸線L1よりも上方側で揺動(回動)しないように設定されている。
また、本実施形態の車両ワイパ装置2の各ワイパアーム17,35の先端側には洗浄液を噴射させるためのウォッシャノズル17a,17b,35a,35bが設けられる。
第1ワイパアーム35のウォッシャノズル35a,35bは、第1ワイパアーム35の往動時に第1ワイパアーム35が作動する方向を向くように取り付けられる第1ウォッシャノズル35aと、第1ワイパアーム35の復動時に第1ワイパアーム35が作動する方向を向くように取り付けられる第2ウォッシャノズル35bとを含む。また、第2ワイパアーム17のウォッシャノズル17a,17bは、第2ワイパアーム17の往動時に第2ワイパアーム17が作動する方向を向くように取り付けられる第1ウォッシャノズル17aと、第2ワイパアーム17の復動時に第2ワイパアーム17が作動する方向を向くように取り付けられる第2ウォッシャノズル17bとを含む。
図1に示すように、第1ワイパアーム35の第1ウォッシャノズル35aには、ウォッシャポンプPから供給される洗浄液を配送するための第1配管ホース51が接続され、第1ワイパアーム35の第2ウォッシャノズル35bには、ウォッシャポンプPから供給される洗浄液を配送するための第2配管ホース52が接続される。なお、ウォッシャノズル17a,17bについても図示しない配管ホースがそれぞれ接続される。
図9に示すように、第1配管ホース51及び第2配管ホース52は、車両ボディの所定位置D1(図1参照)から引き出され第1駆動レバー26に設けられた第1固定部53と、第1駆動レバー26と対向するアームヘッド33に設けられた第2固定部54とによって固定される。
図9及び図10に示すように、第1固定部53は、第1駆動レバー26の上面26aに固定されるものであり、各配管ホース51,52を独立して保持する第1保持部55を有する。
図11及び図12に示すように、第1保持部55は、第1壁部55aと、この第1壁部55aの両端部から第1壁部55aと直交する方向に延出形成された第2及び第3壁部55b,55cと、第2壁部55bと第3壁部55cの略中間位置において第1壁部55aから第1壁部55aと直交する方向であって第2壁部55bと第3壁部55cの延出方向と同方向に延出形成された第4壁部55dとを有する。そして、第1保持部55は、第1壁部55aと第2壁部55bと第4壁部55dとで区画されたエリアに第1配管ホース51(図9参照)が収容(配索)され、第1壁部55aと第3壁部55cと第4壁部55dとで区画されたエリアに第2配管ホース52(図9参照)が収容(配索)されるようになっている。また、第1壁部55aは、第2壁部55bと第4壁部55dとの間、及び、第3壁部55c及び第4壁部55dとの間のそれぞれにおいて第1壁部55aの内面(各配管ホース51,52を収容する面)から第2壁部55bの延出方向と同方向に突出する突起55eを有する。
第3壁部55cの先端側には前記第1壁部55aと平行な方向(第3壁部55cと直交する方向)に延出する延出部56が設けられる。延出部56にはその延出方向と略直交する方向(第3壁部55cの延出方向と平行な方向)に挿通孔56aが形成される。
第2壁部55bは、第3壁部55cよりも長く、その先端において第2壁部55bと直交する方向の内で第3壁部55cに近接する方向に屈曲形成された屈曲部57が設けられる。
そして、第1固定部53は、第1配管ホース51及び第2配管ホース52を収容して第2壁部55bの先端側が第1駆動レバー26に設けられた貫通孔26bに挿通した状態で、延出部56の挿通孔56aと第1駆動レバー26に設けられた挿通孔26cとに挿通されたボルトBとナット(図示略)によって第1駆動レバー26に固定される。これによって第1配管ホース51及び第2配管ホース52が第1駆動レバー26の決められた位置(第1固定部53が設けられる位置)に固定される。
図13に示すように、第2固定部54は、アームヘッド33の下面33aに形成されて各配管ホース51,52を収容する収容部58と、各収容部58の端部において各配管ホース51,52を独立して保持する第2保持部59とを有する。
収容部58は、アームヘッド33の長手方向に沿って形成された溝であって、各配管ホース51,52を並設した状態で収容可能な幅を有する。なお、収容部58は、アームヘッド33内において第5軸線L5の外側(駆動リンク機構37の外側)を通るように形成される。すなわち、収容部58に収容される各配管ホース51,52が第5軸線L5の外側を通るように配索されることとなる。
第2保持部59は、収容部58の軸線L4寄りの端部と連通した溝部60と、溝部60の略中央に設けられる突起61とを有する。第2保持部59は、溝部60の一方の側壁60aと突起61との間の長さ、及び、溝部60の他方の側壁60bと突起61との間の長さが、各配管ホース51,52の直径よりも短くなるよう構成される。即ち、溝部60の一方の側壁60aと突起61との間、及び、溝部60の他方の側壁60bと突起61との間に各配管ホース51,52が圧入されて溝部60の一方の側壁60aと突起61との間、及び、溝部60の他方の側壁60bと突起61との間で挟持固定されるようになっている。
上記のように構成された第1固定部53及び第2固定部54(第2保持部59)は、接続リンク部材としての第1従動レバー32の両端の軸線L3及び軸線L4を結ぶ直線SL1(第3駆動レバー29の両端の軸線L1,L2及び軸線L5を結ぶ直線SL2)と平行な直線SLx上に設けられる。このため、各固定部53,54に配管ホース51,52が固定されると自ずと各固定部53,54間のホース長が一定に固定されることとなる。
また、本実施形態の配管ホース51,52は、接続リンク部材としての第1従動レバー32の第3軸線L3と第4軸線L4との間に設定された被巻回部32aに略1周巻回されるようになっている。ここで、第1従動レバー32の被巻回部32aは、第1従動レバー32が対向する第2駆動レバー29とは反対側(駆動リンク機構37の外側)の部位が切り欠かれて長手方向両側の端部よりも幅狭形状となる幅狭部32bを有する。このため、前述したように被巻回部32aに各配管ホース51,52を巻回した場合であっても、第1従動レバー32において対向する第2駆動レバー29とは反対側(駆動リンク機構37の外側)に各配管ホース51,52がはみ出すことが抑えられるようになっている。
また、図14に示すように被巻回部32aは、その略中間位置において回動軸K1の軸方向(軸線方向)に段差が生じる段差部32cを備える。段差部32cは、第1従動レバー32における回動軸K2(第4軸線L4)側が、第1従動レバー32における回動軸K1(第3軸線L3)側よりも軸線方向において下側となるような段差を生じる斜面である。ここで、前述したように第1駆動レバー26は、前述したように第1従動レバー32よりも軸方向において下側で第1従動レバー32と接続される。ここで、アームヘッド33は、前述したように第1従動レバー32よりも軸方向において上側で第1従動レバー32と接続される。つまり、第1従動レバー32は、第1駆動レバー26よりも軸方向上側、アームヘッド33よりも軸方向下側で接続される。このため、前述したような段差部32cを備えることで、第1従動レバー32を段差を有しないストレート形状とした場合と比較して駆動リンク機構37の軸方向の高さが抑えられている。また、段差部32cを備えることで、第1従動レバー32における第3軸線L3側の下方及び第4軸線L4側の上方にスペースができ、当該スペースに配管ホース51,52を取り回して配索することができるため、配管ホース51,52を被巻回部32aに巻き付けた場合であっても軸方向の高さが抑えられることになる。
また、図15に示すように、本実施形態の車両ワイパ装置2における第2駆動レバー29と第1従動レバー32には、レバー(第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、第1従動レバー32、及びアームヘッド33)で囲われる側に延びて該囲われる側を覆う略板状のカバー部材71,72が設けられている。詳しくは、第2駆動レバー29に設けられるカバー部材71は、前記囲われる側を覆うように第1従動レバー32側に延びている。また、第1従動レバー32側に設けられるカバー部材72は、前記囲われる側を覆うように第2駆動レバー29側に延びている。2つのカバー部材71,72は、レバー(第1駆動レバー26、第2駆動レバー29、第1従動レバー32、及びアームヘッド33)の回動状態に応じて、前記レバーで囲われる側の面積が大きくなると小さな範囲で重なり、前記囲われる側の面積が小さくなると大きな範囲で重なるようになっている。
次に、上記のように構成された車両ワイパ装置2の作用について説明する。なお、第2ワイパアーム17及び第2ワイパブレード18は、第1モータ11が駆動されると、第1ワイパアーム35及び第1ワイパブレード36と同期して駆動され、単純に運転席側ピボット軸15を軸中心として回動(揺動)するだけであるため、ここでは、第1ワイパアーム35及び第1ワイパブレード36側の動きについて詳述する。
例えば、図2に示すように、第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が前記停止位置にある状態で、運転席に設けられたウォッシャスイッチが操作されると、制御部41によって第1モータ11が駆動され、その駆動力にて第1駆動レバー26が回動される。そして、この往動時には、制御部41によって第2モータ12が駆動されて、前記拡大動作が行われる。このとき、制御部41は、ウォッシャポンプPを制御して動作方向を向く各ワイパアーム17,35のウォッシャノズル17a,35aから洗浄液を噴出させる。
このとき、図4に示すように、第1駆動レバー26が回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約1/4ほど往動されるまでに、第5軸線L5がフロントウインドウ1の上方側に移動されるように第2駆動レバー29も回動される。これにより、第1ワイパブレード36(図1参照)の先端部はフロントウインドウ1の幅方向端部にほぼ沿って上方に移動されてフロントウインドウ1が払拭される。
そして、図5に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約半分ほど往動されるまでに、第5軸線L5が更に上方に移動されるように第2駆動レバー29も回動される。これにより、図1に示すように、第1ワイパブレード36の先端部はフロントウインドウ1における上方の角に近い位置まで移動されてフロントウインドウ1が払拭される。
そして、図6に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が上下反転位置間の約3/4ほど往動されるまでは、第5軸線L5がフロントウインドウ1の下方側に移動されるように第2駆動レバー29も(逆方向に)回動される。これにより、第1ワイパブレード36(図1参照)の先端部はフロントウインドウ1の上端にほぼ沿った幅方向(図1中、左方向)に移動されてフロントウインドウ1が払拭される。
そして、図7に示すように、第1駆動レバー26が更に回動されて第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が往動を終了するまでは、第5軸線L5が更に下方の前記基準位置に移動されるように第2駆動レバー29も(逆方向に)回動される。これにより、フロントウインドウ1は、第1ワイパブレード36(図1参照)によって前記拡大範囲Z2が払拭される。そして、第5軸線L5が基準位置に到達すると、第2モータ12(回転軸12a)と第2駆動レバー29とを連結するリンク機構(第2駆動クランクアーム14、第3連結ロッド31及び第2助手席側揺動レバー28)は、第2駆動レバー29に回転力(外力)を加えても第2モータ12の回転軸12aを回転させることができない死点となる。
そして、図8に示すように、第1ワイパアーム35(及び第1ワイパブレード36)が前記停止位置に向かう復動時には、制御部41によって第2モータ12への通電が遮断されて、第2駆動レバー29が前記死点の状態で停止し、第5軸線L5が基準位置(第1ワイパブレード36が下反転位置にあるときの第5軸線L5の位置と同じ位置)に配置された状態で、前記基準動作が行われる。これにより、フロントウインドウ1は、第1ワイパブレード36(図1参照)によって前記基準範囲Z1が払拭される。このとき、制御部41は、ウォッシャポンプPを制御して動作方向を向く各ワイパアーム17,35のウォッシャノズル17b,35bから洗浄液を噴出させる。
次に、本実施形態の効果を記載する。
(1)第1駆動レバー26を回動可能に支持する2つの回動軸である回動軸K1及びピボット軸22間に第1固定部53が設けられる。また第1駆動レバー26と対向するアームヘッド33を回動可能に支持する2つの回動軸K2,K3間に第2固定部54が設けられる。このため、例えば車両ボディにおけるワイパアーム35の回動範囲から逸脱した位置D1から引き出された配管ホース51,52が一方の固定部53で固定されるとともに、他方の固定部54に固定されることとなる。ここで、駆動リンク機構37を構成する各レバーの回動範囲(動作範囲)は所定の範囲であるため、対向する第1駆動レバー26及びアームヘッド33に設けられる第1固定部53及び第2固定部54間の長さは限られた範囲となる。このため、例えば車両ボディのワイパアーム35の回動範囲から逸脱した位置D1から引き出されてワイパアーム35に沿って配管ホース51,52を配索する場合と比較して、配管ホース51,52のホース長を余分に確保しなくても駆動リンク機構37の動きを阻害することが抑えられる。その結果、駆動リンク機構37の動作中における第1固定部53及び第2固定部54間の配管ホース51,52の余計な弛みが抑えられるため、駆動リンク機構37による配管ホース51,52の挟み込みを抑えることができる。
(2)各固定部53,54が設けられる第1駆動レバー26及び第アームヘッド33上、且つ、第1従動レバー32を回動可能に支持する2つの回動軸K1,K2(第3軸線L3と第4軸線L4)を結ぶ直線SL1及び第2駆動レバー29を回動可能に支持する2つの軸22,K3(第1軸線L1(第2軸線L2)と第5軸線L5)を結ぶ直線SL2と平行な直線SLx上に固定部53,54がそれぞれ設けられる。そのため、固定部53,54間の距離が略一定となる。これにより、固定部53,54間に固定される配管ホース51,52のホース長も略一定とすることができるため、駆動リンク機構37の動作中における固定部53,54間の配管ホース51,52の弛みが抑えられ、駆動リンク機構37による配管ホース51,52の挟み込みをより確実に抑えることができる。
(3)固定部53,54がアーム接続用リンク部材としてのアームヘッド33と、アームヘッド33と対向する対向リンク部材としての第1駆動レバー26とに設けられるため、アームヘッド33の固定部54で固定された配管ホース51,52はそのままワイパアーム35に沿って容易に配索することができる。
(4)配管ホース51,52が巻き付けられる第1従動レバー32の被巻回部32aは、対向する第2駆動レバー29とは反対側(駆動リンク機構37の外側部位)が切り欠かれて幅狭とされる。このため、被巻回部32aに配管ホース51,52を巻回した場合であっても配管ホース51,52が他の部位から(駆動リンク機構37の外側へ)極端にはみ出すことが抑えられる。また、カバー部材72の大型化も抑えられる。
(5)配管ホース51,52が巻き付けられる第1従動レバー32の被巻回部32aは、回動軸の軸方向に段差が生じる段差部32cを備えるため、段差部32cを跨ぐように配管ホースを巻回することができる。
(6)被巻回部32aに各配管ホース51,52を巻回することで、配管ホース51,52の自重による重力方向への弛みを抑えることができる。また、被巻回部32aの幅方向(図9における上下方向)への配管ホース51,52の不要な動きを抑えることができる。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施形態では駆動リンク機構37を平行リンク機構で構成し、第1軸線L1から第3軸線L3までの長さと、第4軸線L4から第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定され、第3軸線L3から第4軸線L4までの長さと、第1軸線L1から第5軸線L5までの長さが同じとなるように設定されるとしたが、異なる長さに変更してもよい。
・上記実施例では、第1固定部53を第1駆動レバー26に固定し、第2固定部54をアームヘッド33に固定したが、これに限らない。例えば、第1固定部53を第2駆動レバー29に固定し、第2固定部54を第1従動レバー32に固定してもよい。この場合、第2駆動レバー29及び第1従動レバー32が対向リンク部材となり、第1駆動レバー26及びアームヘッド33が接続リンク部材となる。このとき、アームヘッド33は、アーム接続用リンク部材としても機能している。
・上記実施形態では、第1固定部53を第1駆動レバー26の上面26aに固定しているが、これに限定されることはない。例えば、第1駆動レバー26の下面に第1固定部53を固定してもよい。
・上記実施形態では、第1駆動レバー26を第2駆動レバー29及び第1従動レバー32よりも軸方向下側に配置する構成としたが、第2駆動レバー29及び第1従動レバー32より第1駆動レバー26を軸方向上側に配置してもよい。また、アームヘッド33を第2駆動レバー29及び第1従動レバー32よりも軸方向上側に配置する構成としたが、第2駆動レバー29及び第1従動レバー32より第1駆動レバー26を軸方向下側に配置してもよい。
・上記実施形態では、アームヘッド33の内部において、第5軸線L5の外側(駆動リンク機構37の外側)を通るように配管ホース51,52を配索したがこれに限らない。例えば、第5軸線L5の外側及び内側に1本ずつ配管ホース51,52が通るように配索してもよい。第5軸線L5の内側に配管ホース51,52を通すことで、アームヘッド33が第5軸線L5の外側に膨らむことを抑えることができる。その結果、アームヘッド33における第5軸線L5の外側部分を小さくすることができ、アームヘッド33の一部を覆うカバー部材71の小型化を図ることができる。
・上記実施形態では、第1従動レバー32(被巻回部32a)に各配管ホース51,52を巻回することとしたが、これに限らない。例えば、各固定部53,54間を直線的に繋ぐように各配管ホース51,52を配索してもよい。
また、第2駆動レバー29の被巻回部に各配管ホース51,52を巻回する態様で配索してもよい。また、第1配管ホース51を第1従動レバー32に巻回し、第2配管ホース52を第2駆動レバー29に巻回する構成や、その逆の構成であってもよい。このような構成とすることで、各配管ホース51,52を離間させることができるため、各配管ホース51,52同士が擦れ合うことを抑えることができる。
また、第1従動レバー32(被巻回部32a)に挿通孔を設け、該挿通孔に各配管ホース51,52を挿通することで配索してもよい。このような構成にすることで、各配管ホース51,52は、該配管ホース51,52の長手方向への動きを許容しつつ、被巻回部32aの幅方向又は軸方向(重力方向)への動きを抑制(規制)することができる。
・上記実施形態では特に言及していないが、第1従動レバー32とカバー部材72との間で配管ホース51,52を保持する構成を採用してもよい。このような構成とすることで、軸方向の動きを規制(抑制)することができる。
・上記実施形態では、ワイパアーム17,35の動作方向において個別に洗浄液を噴出するべく配管ホース51,52並びにウォッシャノズル35a,35b、17a,17bをワイパアーム17,35毎に2つずつ設ける構成としたが、これに限らない。例えばワイパアーム17,35の往動作又は復動作のいずれであっても洗浄液を噴出させる場合には配管ホース51,52はワイパアーム17,35毎に1つとしてもよい。この場合、ワイパアーム17,35毎に1つ設けられる配管ホースを分岐させて各ウォッシャノズル35a,35b、17a,17bに接続する。また、ウォッシャノズルをワイパアーム17,35毎に1つ設けてもよい。この場合、配管ホースは1つであることが好ましい。
・上記実施形態では、ウォッシャノズル35a,35bを第1ワイパアーム35に設ける構成としたが、ワイパブレード36に設ける構成を採用してもよい。同様にウォッシャノズル17a,17bを第2ワイパアーム17に設ける構成としたが、ワイパブレード18に設ける構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第2モータ12の駆動力にて第2駆動レバー29を回動させて軸線L5の位置を第1ワイパアーム35を長手方向に伸縮(移動)させる構成としたが、第2モータ12を省略し、第1ワイパアーム35を長手方向に伸縮(移動)させない構成又は、往復動作において常に一定量(一義的な量)第1ワイパアーム35を長手方向に伸縮(移動)させる構成としてもよい。
・上記実施形態では、第1モータ11の駆動力にて駆動され、フロントウインドウ1を払拭するための第2ワイパブレード18が先端部に連結される第2ワイパアーム17を備えるとしたが、これに限定されず、例えば、第2ワイパアーム17を駆動するモータを別途設けた構成としてもよい。また、例えば、第2ワイパアーム17及び第2ワイパブレード18を備えていない車両ワイパ装置としてもよい。なお、これらの場合、第2連結ロッド27等を介さずに第1モータ11を第1駆動レバー26に駆動連結することになる。
・上記実施形態の第1モータ11、第2モータ12、及びウォッシャポンプPを駆動制御する制御部41は、車両側のECUとして搭載しても良いし、第1モータ11、第2モータ12、及びウォッシャポンプP毎に設ける構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、第1モータ11と第2モータ12のうち、第2モータ12を正逆回転可能に制御されるモータとしたが、これに限定されず第1モータ11を正逆回転可能な制御モータとしても良いし、第1モータ11と第2モータ12の両方を正逆回転可能な制御モータとしても良い。
・上記実施形態では、制御部41によって、前記基準駆動と前記拡大駆動とが切り替えられるとしたが、これに限定されず、例えば、拡大駆動のみを行う制御部としてもよい。また、制御部は、往動時に拡大駆動が行われ、復動時に基準駆動が行われるように切り替えるとしたが、これに限定されず、例えば、往動時に基準駆動が行われ、復動時に拡大駆動が行われるように切り替えてもよい。また、例えば、1往復毎に、基準駆動と拡大駆動を切り替えるようにしてもよい。また、上記実施形態では、基準駆動と拡大駆動とが切り替えられ、2種類のパターンの駆動が行われる(基準範囲Z1と拡大範囲Z2とが払拭される)としたが、3種類以上のパターンを切り替えて駆動するようにしてもよい。例えば、基準駆動による基準範囲Z1と拡大駆動による拡大範囲Z2との間の範囲を可変拡大して払拭する(第1ワイパブレード36の先端部の軌跡が基準駆動と拡大駆動の中間となる)中間駆動を含めて切り替えるようにしてもよい。
・上記実施形態では、第2モータ12と第2駆動レバー29とは、前記第5軸線L5が基準位置にある状態で死点となるように設定されたリンク機構(第2駆動クランクアーム14、第3連結ロッド31及び第2助手席側揺動レバー28)を介して連結されるとしたが、これに限定されず、前記リンク機構を介さずに連結してもよい。
・上記実施形態並びに各変形例は適宜組み合わせてもよい。
次に、上記実施形態及び各変形例から把握できる技術的思想を以下に追記する。
(付記1)
請求項1又は2に記載の車両ワイパ装置において、
前記駆動リンク機構は、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材が平行であって、該対向する2つのリンク部材を連結する2つの接続リンク部材が平行となる平行リンク機構であり、
前記固定部は、前記対向する2つのリンク部材上であって前記2つの接続リンク部材と平行な線上に位置する態様で設けられることを特徴とする車両ワイパ装置。
この構成によれば、駆動リンク機構は、平行リンク機構であり、固定部が設けられる2つのリンク部材上、且つ、接続リンク部材と平行な線上に固定部がそれぞれ設けられるため、固定部間の距離が略一定となる。これにより、固定部間に固定される配管ホースのホース長も略一定とすることができるため、駆動リンク機構の動作中における固定部間の配管ホースの弛みが抑えられ、駆動リンク機構による配管ホースの挟み込みをより確実に抑えることができる。
2…車両ワイパ装置、17…第2ワイパアーム、17a,17b…ウォッシャノズル、18…ワイパブレード、22…ピボット軸(回動軸)、26…駆動リンク機構を構成するリンク部材としての第1駆動レバー(対向リンク部材)、29…駆動リンク機構を構成するリンク部材としての第2駆動レバー(接続リンク部材)、32…駆動リンク機構を構成するリンク部材としての第1従動レバー(接続リンク部材)、32a…被巻回部、32c…段差部、33…駆動リンク機構を構成するリンク部材としてのアームヘッド(アーム接続用リンク部材)、35…第2ワイパアーム、35a,35b…ウォッシャノズル、36…ワイパブレード、37…駆動リンク機構(平行リンク機構)、51…第1配管ホース、52…第2配管ホース、53…第1固定部、54…第2固定部、K1〜K3…回動軸、SL1〜SL3…直線。

Claims (5)

  1. 先端側にワイパブレードが連結されるワイパアームと、
    アームヘッドとして前記ワイパアームの一部を構成するリンク部材を含む3つ以上のリンク部材で構成され、前記アームヘッドではない1つのリンク部材が揺動される駆動リンク機構と、
    前記ワイパアーム又は前記ワイパブレードに設けられるウォッシャノズルに対して洗浄液を配送するための配管ホースと、
    を備えた車両ワイパ装置であって、
    前記駆動リンク機構を構成する3つ以上のリンク部材の内で対向する2つのリンク部材上であって、前記対向する2つのリンク部材のそれぞれを個別に回動可能に支持する2つの回動軸間に前記配管ホースを固定するための固定部が設けられることを特徴とする車両ワイパ装置。
  2. 請求項1に記載の車両ワイパ装置であって
    前記駆動リンク機構は、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材のそれぞれを回動可能に支持する2つの回動軸を結ぶ直線が平行であって、前記対向する2つのリンク部材を連結する2つの接続リンク部材のそれぞれを回動可能に支持する2つの回動軸を結ぶ直線が平行となる平行リンク機構であり、
    前記固定部は、前記対向する2つのリンク部材上であって前記2つの接続リンク部材のそれぞれの前記回動軸を結ぶ直線と平行な直線上に位置する態様で設けられることを特徴とする車両ワイパ装置。
  3. 請求項1又は2に記載の車両ワイパ装置であって
    前記固定部は、前記アームヘッドと、該アームヘッドと対向する対向リンク部材とに設けられることを特徴とする車両ワイパ装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両ワイパ装置であって
    前記配管ホースは、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材同士を接続する2つの接続リンク部材の内の一方の接続リンク部材に沿って設けられ、
    前記配管ホースが設けられる接続リンク部材は、前記配管ホースが巻回される被巻回部を有し、
    前記被巻回部は、対向する他方の接続リンク部材とは反対側が切り欠かれて他の部位よりも幅狭となる形状であることを特徴とする車両ワイパ装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両ワイパ装置であって
    前記配管ホースは、前記固定部が設けられる対向する2つのリンク部材同士を接続する2つの接続リンク部材の内の一方の接続リンク部材に沿って設けられ、
    前記配管ホースが設けられる接続リンク部材は、前記配管ホースが巻回される被巻回部を有し、
    前記被巻回部は、前記回動軸の軸方向に段差が生じる段差部を備えたことを特徴とする車両ワイパ装置。
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