JPH06299899A - シリンダーブロックおよびその製造方法 - Google Patents
シリンダーブロックおよびその製造方法Info
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- JPH06299899A JPH06299899A JP5351658A JP35165893A JPH06299899A JP H06299899 A JPH06299899 A JP H06299899A JP 5351658 A JP5351658 A JP 5351658A JP 35165893 A JP35165893 A JP 35165893A JP H06299899 A JPH06299899 A JP H06299899A
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- cylinder
- liner
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- cylinder liner
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- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F7/00—Casings, e.g. crankcases or frames
- F02F7/0085—Materials for constructing engines or their parts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D19/00—Casting in, on, or around objects which form part of the product
- B22D19/0009—Cylinders, pistons
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02F—CYLINDERS, PISTONS OR CASINGS, FOR COMBUSTION ENGINES; ARRANGEMENTS OF SEALINGS IN COMBUSTION ENGINES
- F02F1/00—Cylinders; Cylinder heads
- F02F1/004—Cylinder liners
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- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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- Powder Metallurgy (AREA)
- Coating By Spraying Or Casting (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 シリンダーライナー4を組込んだ亜共晶アル
ミニウム合金製シリンダーブロック1において、シリン
ダーライナー4がSiC粒子6を含有するアルミニウム
合金から構成されている。 【効果】 軽量、リサイクル可能で、従来法を適用して
簡単に製造でき、且つピストン摺動面の耐摩耗性にも優
れたシリンダーブロックが提供される。
ミニウム合金製シリンダーブロック1において、シリン
ダーライナー4がSiC粒子6を含有するアルミニウム
合金から構成されている。 【効果】 軽量、リサイクル可能で、従来法を適用して
簡単に製造でき、且つピストン摺動面の耐摩耗性にも優
れたシリンダーブロックが提供される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリンダーブロックお
よびその製造方法、詳しくは亜共晶アルミニウム合金か
らなり、シリンダーライナーが一体に組込まれるシリン
ダーブロックおよびその製造方法に関する。
よびその製造方法、詳しくは亜共晶アルミニウム合金か
らなり、シリンダーライナーが一体に組込まれるシリン
ダーブロックおよびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】亜共晶アルミニウム合金からなるシリン
ダーブロックそのものは、シリンダーブロック内を摺動
する鋳鉄製のピストンリングに対して十分な耐摩耗性を
具えていないため、一般には、十分な耐摩耗性を付与す
るために、シリンダーブロックのピストン摺動面にねず
み鋳鉄製のシリンダーライナーとを一体鋳造し、あるい
はシリンダーブロックの内面に前記シリンダーライナー
を圧着している。
ダーブロックそのものは、シリンダーブロック内を摺動
する鋳鉄製のピストンリングに対して十分な耐摩耗性を
具えていないため、一般には、十分な耐摩耗性を付与す
るために、シリンダーブロックのピストン摺動面にねず
み鋳鉄製のシリンダーライナーとを一体鋳造し、あるい
はシリンダーブロックの内面に前記シリンダーライナー
を圧着している。
【0003】しかしながら、上記のように作製されたシ
リンダーブロックをリサイクルする場合、一体鋳造され
たねずみ鋳鉄製シリンダーライナーの使用は、シリンダ
ーブロックを廃棄処分する際にシリンダーブロックを溶
解し、溶湯をアルミニウムの製造サイクルに戻す工程を
複雑化している。圧着されたねずみ鋳鉄製ライナーが使
用された場合は、廃棄処分されるシリンダーブロックを
溶解して、溶湯をアルミニウムの製造サイクルの戻す前
に、コストの高いライナーの除去作業が必要となる。シ
リンダーブロックと鋳鉄部材が細断された場合は、溶解
工程に先立って付加的な分離作業が必要となる。
リンダーブロックをリサイクルする場合、一体鋳造され
たねずみ鋳鉄製シリンダーライナーの使用は、シリンダ
ーブロックを廃棄処分する際にシリンダーブロックを溶
解し、溶湯をアルミニウムの製造サイクルに戻す工程を
複雑化している。圧着されたねずみ鋳鉄製ライナーが使
用された場合は、廃棄処分されるシリンダーブロックを
溶解して、溶湯をアルミニウムの製造サイクルの戻す前
に、コストの高いライナーの除去作業が必要となる。シ
リンダーブロックと鋳鉄部材が細断された場合は、溶解
工程に先立って付加的な分離作業が必要となる。
【0004】また、亜共晶アルミニウム合金からなるシ
リンダーブロックは、電着皮膜(商標:Nikasi
l)を形成することによりピストン摺動面に耐摩耗性を
付与することもあるが、この場合の皮膜形成には多くの
洗浄、被覆、浸漬工程が要求される。
リンダーブロックは、電着皮膜(商標:Nikasi
l)を形成することによりピストン摺動面に耐摩耗性を
付与することもあるが、この場合の皮膜形成には多くの
洗浄、被覆、浸漬工程が要求される。
【0005】上記のシリンダーブロックとは別に過共晶
アルミニウム合金からなるシリンダーブロックも使用さ
れており、この場合には、耐摩耗性の摺動面は、合金材
中に含有される一次珪素粒子を摺動面に研磨およびエッ
チングにより露出させることにより形成される。これは
シリンダーブロックをリサイクル可能とし、摺動面の耐
摩耗性の良好である。しかしながら、この種のシリンダ
ーブロックの難点は、摺動面を電着コーティングしなけ
ればならないということである。
アルミニウム合金からなるシリンダーブロックも使用さ
れており、この場合には、耐摩耗性の摺動面は、合金材
中に含有される一次珪素粒子を摺動面に研磨およびエッ
チングにより露出させることにより形成される。これは
シリンダーブロックをリサイクル可能とし、摺動面の耐
摩耗性の良好である。しかしながら、この種のシリンダ
ーブロックの難点は、摺動面を電着コーティングしなけ
ればならないということである。
【0006】さらに、ピストン摺動面に数%の珪素粒子
を有するシリンダーブロックも開発されている。このシ
リンダーブロックは、鋳造作業に先立って、セラミック
繊維からなるプリフォームをシリンダーブロック鋳造用
の鋳型内に挿入しておき、鋳型に亜共晶アルミニウム合
金が充填することによって製造され、プリフォームが鋳
造されたシリンダーブロックに一体に圧着して、所定の
耐摩耗性を具えた繊維含有表面を有するシリンダーブロ
ックが形成される。しかしながら、この方法は、セラミ
ック繊維のプリフォームを別に製造しなければならない
という工程およびコスト上の問題点がある。
を有するシリンダーブロックも開発されている。このシ
リンダーブロックは、鋳造作業に先立って、セラミック
繊維からなるプリフォームをシリンダーブロック鋳造用
の鋳型内に挿入しておき、鋳型に亜共晶アルミニウム合
金が充填することによって製造され、プリフォームが鋳
造されたシリンダーブロックに一体に圧着して、所定の
耐摩耗性を具えた繊維含有表面を有するシリンダーブロ
ックが形成される。しかしながら、この方法は、セラミ
ック繊維のプリフォームを別に製造しなければならない
という工程およびコスト上の問題点がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、シリンダー
ブロックにおける上記従来の問題点を解消するためにな
されたものであり、その目的は、亜共晶アルミニウム合
金からなり、シリンダーチューブは耐摩耗性を具えた表
面を有し、リサイクルが容易で、従来技術を適用して大
量生産に適した工程で製造することができるシリンダー
ブロックおよびその製造方法を提供することにある。
ブロックにおける上記従来の問題点を解消するためにな
されたものであり、その目的は、亜共晶アルミニウム合
金からなり、シリンダーチューブは耐摩耗性を具えた表
面を有し、リサイクルが容易で、従来技術を適用して大
量生産に適した工程で製造することができるシリンダー
ブロックおよびその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明によるシリンダーブロックおよびその製造方
法は、シリンダーライナーを有する亜共晶アルミニウム
合金製シリンダーブロックにおいて、シリンダーライナ
ーがSiC粒子を含有するアルミニウム合金から構成さ
れていることを本発明のシリンダーブロックの構成上の
特徴とし、SiC粒子を10〜20質量%含有するアル
ミニウム合金からシリンダーライナーを形成し、該シリ
ンダーライナーを亜共晶アルミニウム合金製シリンダー
ブロックに一体に組込むことを本発明のシリンダーブロ
ックの製造方法の構成上の特徴とする。
めの本発明によるシリンダーブロックおよびその製造方
法は、シリンダーライナーを有する亜共晶アルミニウム
合金製シリンダーブロックにおいて、シリンダーライナ
ーがSiC粒子を含有するアルミニウム合金から構成さ
れていることを本発明のシリンダーブロックの構成上の
特徴とし、SiC粒子を10〜20質量%含有するアル
ミニウム合金からシリンダーライナーを形成し、該シリ
ンダーライナーを亜共晶アルミニウム合金製シリンダー
ブロックに一体に組込むことを本発明のシリンダーブロ
ックの製造方法の構成上の特徴とする。
【0009】本発明のシリンダーブロックにおいては、
シリンダーライナーがセラミック粒子を配合したアルミ
ニウム合金から構成されており、過共晶アルミニウム合
金に含有される一次珪素粒子あるいは亜共晶アルミニウ
ム合金を含浸させたプリフォームセラミック繊維より優
れた耐摩耗性を示す。本発明のシリンダーブロックは、
従来技術によるシリンダーブロックと比べて、製造工程
がきわめて単純化されており、通常の鋳造工程を適用す
ることができる。本発明の有利な点は、さらに、シリン
ダーブロックが鋳造性の良好な亜共晶アルミニウム合金
から形成することができることである。
シリンダーライナーがセラミック粒子を配合したアルミ
ニウム合金から構成されており、過共晶アルミニウム合
金に含有される一次珪素粒子あるいは亜共晶アルミニウ
ム合金を含浸させたプリフォームセラミック繊維より優
れた耐摩耗性を示す。本発明のシリンダーブロックは、
従来技術によるシリンダーブロックと比べて、製造工程
がきわめて単純化されており、通常の鋳造工程を適用す
ることができる。本発明の有利な点は、さらに、シリン
ダーブロックが鋳造性の良好な亜共晶アルミニウム合金
から形成することができることである。
【0010】第1の好ましい製造例においては、シリン
ダーライナーがシリンダーブロックと鋳造一体される。
この場合、シリンダーライナーは小容量のため、例えば
ねずみ鋳鉄性シリンダーライナーの場合と異なり、シリ
ンダーライナーを予熱する必要がないという利点があ
る。しかしながら、第2の好ましい製造例によれば、い
かなる不利も受けることなく、亜共晶アルミニウム合金
からなるシリンダーブロックにシリンダーライナーを圧
着し、あるいは焼き嵌めすることにより一体することが
可能である。
ダーライナーがシリンダーブロックと鋳造一体される。
この場合、シリンダーライナーは小容量のため、例えば
ねずみ鋳鉄性シリンダーライナーの場合と異なり、シリ
ンダーライナーを予熱する必要がないという利点があ
る。しかしながら、第2の好ましい製造例によれば、い
かなる不利も受けることなく、亜共晶アルミニウム合金
からなるシリンダーブロックにシリンダーライナーを圧
着し、あるいは焼き嵌めすることにより一体することが
可能である。
【0011】本発明におけるシリンダーブロックの鋳造
はダイキャスト法を適用して行われることができる。前
記セラミックのプリフォームに過共晶アルミニウム合金
溶湯を含浸させる場合にはダイキャススト法を適用する
ことができない。
はダイキャスト法を適用して行われることができる。前
記セラミックのプリフォームに過共晶アルミニウム合金
溶湯を含浸させる場合にはダイキャススト法を適用する
ことができない。
【0012】SiC粒子が含有されていることを除け
ば、シリンダーライナーの製造に使用されるアルミニウ
ム合金はシリンダーブロックのー製造に使用されるアル
ミニウム合金と同一のものとすることができる。従っ
て、シリンダーライナーは、シリンダーブロックと同
様、鋳造性に優れた亜共晶アルミニウム合金から形成さ
れる。シリンダーブロックは、AlSiCu4あるいは
AlSi9Cu3のようなアルミニウム合金から製造さ
れる。SiC粒子のサイズとしては20〜60μmの範
囲内のものが好ましい。
ば、シリンダーライナーの製造に使用されるアルミニウ
ム合金はシリンダーブロックのー製造に使用されるアル
ミニウム合金と同一のものとすることができる。従っ
て、シリンダーライナーは、シリンダーブロックと同
様、鋳造性に優れた亜共晶アルミニウム合金から形成さ
れる。シリンダーブロックは、AlSiCu4あるいは
AlSi9Cu3のようなアルミニウム合金から製造さ
れる。SiC粒子のサイズとしては20〜60μmの範
囲内のものが好ましい。
【0013】別に製造されたシリンダーライナーを配設
して鋳造を行う場合、シリンダーライナーは、鋳造作業
の間に加熱され、鋳造されたシリンダーブロックが冷却
する過程において熱処理を受ける。シリンダーライナー
への鋳造は、シリンダーライナーに対して焼入れ、時効
硬化作用を有し、機械的性質を改善する。とくに、シリ
ンダーライナーに対し事前に約530℃の温度で溶体化
処理を行った場合には、硬度特性が増大する。
して鋳造を行う場合、シリンダーライナーは、鋳造作業
の間に加熱され、鋳造されたシリンダーブロックが冷却
する過程において熱処理を受ける。シリンダーライナー
への鋳造は、シリンダーライナーに対して焼入れ、時効
硬化作用を有し、機械的性質を改善する。とくに、シリ
ンダーライナーに対し事前に約530℃の温度で溶体化
処理を行った場合には、硬度特性が増大する。
【0014】もう一つの実施態様によれば、シリンダー
ライナーはシリンダーブロックと圧着、あるいは焼き嵌
めにより一体とされる。この場合は、最適の機械的特性
を達成するために、完全に独立した別の熱処理を行う必
要がある。
ライナーはシリンダーブロックと圧着、あるいは焼き嵌
めにより一体とされる。この場合は、最適の機械的特性
を達成するために、完全に独立した別の熱処理を行う必
要がある。
【0015】本発明の好ましい実施態様を以下に列記す
る。 1.SiC粒子を10〜20%含有させたアルミニウム
合金からなるシリンダーブロックを組込んだ請求項1記
載のシリンダーブロック。 2.粒径が20〜60μmのSiC粒子を10〜20%
含有させたアルミニウム合金からなるシリンダーブロッ
クを組込んだ請求項1記載のシリンダーブロック。 3.シリンダーブロックを形成する亜共晶アルミニウム
合金がAlSi6Cu4あるいはAlSi9Cu3であ
る上記1〜2記載のシリンダーブロック。 4.シリンダーライナーが過共晶アルミニウム合金から
なる請求項1または上記1〜3記載のシリンダーブロッ
ク。 5.シリンダーライナーがシリンダーブロックに鋳込ま
れる請求項2記載のシリンダーブロックの製造方法。 6.鋳造作業後、ライナー表面を形成するシリンダーラ
イナーが焼入れ、時効硬化を生じる温度に達する上記5
記載のシリンダーブロックの製造方法。 7.シリンダーライナーがシリンダーブロックと圧着ま
たは焼き嵌めにより一体とされる請求項2記載のシリン
ダーブロックの製造方法。 8.鋳造または圧着または焼き嵌めに先立って、シリン
ダーライナーが溶体化処理される上記6〜7記載のシリ
ンダーブロックの製造方法。
る。 1.SiC粒子を10〜20%含有させたアルミニウム
合金からなるシリンダーブロックを組込んだ請求項1記
載のシリンダーブロック。 2.粒径が20〜60μmのSiC粒子を10〜20%
含有させたアルミニウム合金からなるシリンダーブロッ
クを組込んだ請求項1記載のシリンダーブロック。 3.シリンダーブロックを形成する亜共晶アルミニウム
合金がAlSi6Cu4あるいはAlSi9Cu3であ
る上記1〜2記載のシリンダーブロック。 4.シリンダーライナーが過共晶アルミニウム合金から
なる請求項1または上記1〜3記載のシリンダーブロッ
ク。 5.シリンダーライナーがシリンダーブロックに鋳込ま
れる請求項2記載のシリンダーブロックの製造方法。 6.鋳造作業後、ライナー表面を形成するシリンダーラ
イナーが焼入れ、時効硬化を生じる温度に達する上記5
記載のシリンダーブロックの製造方法。 7.シリンダーライナーがシリンダーブロックと圧着ま
たは焼き嵌めにより一体とされる請求項2記載のシリン
ダーブロックの製造方法。 8.鋳造または圧着または焼き嵌めに先立って、シリン
ダーライナーが溶体化処理される上記6〜7記載のシリ
ンダーブロックの製造方法。
【0016】
【作用】本発明の構成によれば、シリンダーブロックを
亜共晶アルミニウム合金で形成し、これにSiC粒子を
配合したアルミニウム合金からなるシリンダーライナー
を組付けるから、製造は鋳造法、圧着法あるいは焼き嵌
め法により簡単に行うことができる。形成されたシリン
ダーブロックは軽量であり、リサイクルも可能となる。
SiC粒子を含有するアルミニウム合金製シリンダーラ
イナーはピストン摺動面に優れた耐摩耗特性を与える。
亜共晶アルミニウム合金で形成し、これにSiC粒子を
配合したアルミニウム合金からなるシリンダーライナー
を組付けるから、製造は鋳造法、圧着法あるいは焼き嵌
め法により簡単に行うことができる。形成されたシリン
ダーブロックは軽量であり、リサイクルも可能となる。
SiC粒子を含有するアルミニウム合金製シリンダーラ
イナーはピストン摺動面に優れた耐摩耗特性を与える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。 実施例1 図1に亜共晶アルミニウム合金から鋳造された本発明の
シリンダーブロックを示す。例えば、シリンダーブロッ
ク1は、Al−5Si−3Si、Al−6Si−4C
u、Al−9Si−3Cu、Al−7Si−Mgからな
る。シリンダーブロック1は、1または2以上のシリン
ダー2を具え、クランクケースと一体となっている。組
合わされたシリンダーブロック1とクランクケース3は
鋳造により製造される。シリンダーブロック1とクラン
クケース3の製造は重力鋳造により行われる。これは、
造型体に浸透させる従来の製造方法では可能ではない。
シリンダーブロックを示す。例えば、シリンダーブロッ
ク1は、Al−5Si−3Si、Al−6Si−4C
u、Al−9Si−3Cu、Al−7Si−Mgからな
る。シリンダーブロック1は、1または2以上のシリン
ダー2を具え、クランクケースと一体となっている。組
合わされたシリンダーブロック1とクランクケース3は
鋳造により製造される。シリンダーブロック1とクラン
クケース3の製造は重力鋳造により行われる。これは、
造型体に浸透させる従来の製造方法では可能ではない。
【0018】シリンダーブロック1の各シリンダー2
は、シリンダーブロック1とは別に製作されたシリンダ
ーライナー4を具えている。シリンダーライナー4は、
耐摩耗性を有するSiC粒子含有アルミニウム合金から
なる。その詳細は図2に示すように、アルミニウム合金
マトリックス5中にSiC粒子6を分散して構成され
る。SiC粒子は、好ましくは少なくとも10%、多く
とも20%含有され、好ましいSiC粒子のサイズは2
0〜60μmの範囲である。シリンダーライナー4のマ
トリックスのアルミニウム合金は、シリンダーブロック
1を形成するアルミニウム合金と同一であることができ
る。言い換えれば、シリンダーブロック1戸同様、シリ
ンダーライナー4は亜共晶アルミニウム合金により容易
に鋳造することができる。
は、シリンダーブロック1とは別に製作されたシリンダ
ーライナー4を具えている。シリンダーライナー4は、
耐摩耗性を有するSiC粒子含有アルミニウム合金から
なる。その詳細は図2に示すように、アルミニウム合金
マトリックス5中にSiC粒子6を分散して構成され
る。SiC粒子は、好ましくは少なくとも10%、多く
とも20%含有され、好ましいSiC粒子のサイズは2
0〜60μmの範囲である。シリンダーライナー4のマ
トリックスのアルミニウム合金は、シリンダーブロック
1を形成するアルミニウム合金と同一であることができ
る。言い換えれば、シリンダーブロック1戸同様、シリ
ンダーライナー4は亜共晶アルミニウム合金により容易
に鋳造することができる。
【0019】シリンダーライナー4を有するシリンダー
ブロック1を製造する一態様は、シリンダーブロック1
を鋳造する際、シリンダーブロック1のシリンダー2に
製作されたシリンダーライナー4を鋳包むことである。
シリンダーライナー4は小さく小質量であるから、ねず
み鋳鉄製ライナーのように予熱する必要はない。図3は
シリンダーブロック1内に鋳包まれたシリンダーライナ
ー4を示す。
ブロック1を製造する一態様は、シリンダーブロック1
を鋳造する際、シリンダーブロック1のシリンダー2に
製作されたシリンダーライナー4を鋳包むことである。
シリンダーライナー4は小さく小質量であるから、ねず
み鋳鉄製ライナーのように予熱する必要はない。図3は
シリンダーブロック1内に鋳包まれたシリンダーライナ
ー4を示す。
【0020】シリンダーライナー4がシリンダーブロッ
ク1内に鋳包まれる時、鋳造中にライナー4に提供され
た熱およびシリンダブロック1の冷却は、ライナー4に
対して熱処理効果を与える。もし、シリンダーライナー
4がシリンダーブロック1に鋳包まれる際ライナー4が
溶体化処理される530℃程度の温度に達すると、シリ
ンダーブロック1へのライナー4の鋳包工程は、ライナ
ー4を時効硬化する。時効硬化はライナー4の機械的性
質を改良し硬度を向上させる。
ク1内に鋳包まれる時、鋳造中にライナー4に提供され
た熱およびシリンダブロック1の冷却は、ライナー4に
対して熱処理効果を与える。もし、シリンダーライナー
4がシリンダーブロック1に鋳包まれる際ライナー4が
溶体化処理される530℃程度の温度に達すると、シリ
ンダーブロック1へのライナー4の鋳包工程は、ライナ
ー4を時効硬化する。時効硬化はライナー4の機械的性
質を改良し硬度を向上させる。
【0021】シリンダーライナー4を有するシリンダー
ブロックを製造する他の態様は、ソリンダーブロック4
をシリンダーライナー1と別に製作し、シリンダーブロ
ック1のシリンダー2内に製作されたライナー4を挿着
することである。シリンダー2へのライナー4の挿着
は、シリンダー2内にライナー4を圧着、あるいはライ
ナー4の熱収縮により行われ、従ってライナーはシリン
ダー内に嵌着されることができる。図4は、圧着あるい
は熱収縮工程によりシリンダーブロック1内に挿着され
たシリンダーライナー4を示す。このライナー4は、最
適の機械的強度を達成するために、独立した熱処理を施
される。かかる熱処理は溶体化処理および時効硬化によ
り行われる。
ブロックを製造する他の態様は、ソリンダーブロック4
をシリンダーライナー1と別に製作し、シリンダーブロ
ック1のシリンダー2内に製作されたライナー4を挿着
することである。シリンダー2へのライナー4の挿着
は、シリンダー2内にライナー4を圧着、あるいはライ
ナー4の熱収縮により行われ、従ってライナーはシリン
ダー内に嵌着されることができる。図4は、圧着あるい
は熱収縮工程によりシリンダーブロック1内に挿着され
たシリンダーライナー4を示す。このライナー4は、最
適の機械的強度を達成するために、独立した熱処理を施
される。かかる熱処理は溶体化処理および時効硬化によ
り行われる。
【0022】SiC粒子6を分散したアルミニウム合金
からなる既製の材料がシリンダーライナー4を製作する
ために使用される。この材料は、合金にSiC粒子を添
加することによりつくることができる。材料は溶解され
ライナーに鋳造され、あるいは押出しを行う。ライナー
4が鋳造される時、鋳造条件はSiC粒子が溶解しない
ように制御される。凝固状態において、SiC粒子6は
アルミニウム合金マトリックス5内と強固に一体化され
る。
からなる既製の材料がシリンダーライナー4を製作する
ために使用される。この材料は、合金にSiC粒子を添
加することによりつくることができる。材料は溶解され
ライナーに鋳造され、あるいは押出しを行う。ライナー
4が鋳造される時、鋳造条件はSiC粒子が溶解しない
ように制御される。凝固状態において、SiC粒子6は
アルミニウム合金マトリックス5内と強固に一体化され
る。
【0023】実施例2 平均粒径40μmのSiC粒子を15%配合したSi
6.0%、Cu4.0%を含む亜共晶アルミニウム合金
からなるシリンダーライナーを、鋳造法あるいは粉末冶
金法で製造し、このシリンダーライナーを予め530℃
の温度で溶体化処理してダイカスト機の金型に配設し、
同一のアルミニウム合金を使用してダイカスト法により
シリンダーライナーを鋳包んだシリンダーブロックを製
造した。シリンダーライナーは、鋳造後の冷却過程で十
分焼入れ、時効硬化して耐摩耗性の優れた表面性状が達
成された。
6.0%、Cu4.0%を含む亜共晶アルミニウム合金
からなるシリンダーライナーを、鋳造法あるいは粉末冶
金法で製造し、このシリンダーライナーを予め530℃
の温度で溶体化処理してダイカスト機の金型に配設し、
同一のアルミニウム合金を使用してダイカスト法により
シリンダーライナーを鋳包んだシリンダーブロックを製
造した。シリンダーライナーは、鋳造後の冷却過程で十
分焼入れ、時効硬化して耐摩耗性の優れた表面性状が達
成された。
【0024】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ねずみ
鋳鉄製シリンダーライナーを使用する場合に比べ、軽量
且つ製造方法も簡単で、リサイクルが可能なシリンダー
ブロックが得られる。シリンダーライナーによるピスト
ン摺動面には優れた耐摩耗性が与えられる。
鋳鉄製シリンダーライナーを使用する場合に比べ、軽量
且つ製造方法も簡単で、リサイクルが可能なシリンダー
ブロックが得られる。シリンダーライナーによるピスト
ン摺動面には優れた耐摩耗性が与えられる。
【図1】本発明のシリンダーブロックを示す一部断面正
面図である。
面図である。
【図2】図1のシリンダーライナーの詳細を示す拡大断
面図である。
面図である。
【図3】本発明においてシリンダーブロック内に鋳包ま
れたシリンダーライナーの拡大断面図である。
れたシリンダーライナーの拡大断面図である。
【図4】本発明においてシリンダーブロック内に圧着さ
れたシリンダーライナーの拡大断面図である。
れたシリンダーライナーの拡大断面図である。
1 シリンダーブロック 2 シリンダー 3 クランクケース 4 シリンダーライナー
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年2月21日
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
Claims (2)
- 【請求項1】 シリンダーライナーを組込んだ亜共晶ア
ルミニウム合金製シリンダーブロックにおいて、シリン
ダーライナーがSiC粒子を含有するアルミニウム合金
から構成されていることを特徴とするシリンダーブロッ
ク。 - 【請求項2】 SiC粒子を10〜20%(質量%、以
下同じ)含有するアルミニウム合金からシリンダーライ
ナーを形成し、該シリンダーライナーを亜共晶アルミニ
ウム合金製シリンダーブロックに一体に組込むことを特
徴とするシリンダーブロックの製造方法。
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---|---|---|---|
DE4244502A DE4244502C1 (de) | 1992-12-30 | 1992-12-30 | Zylinderkurbelgehäuse und Verfahren zu seiner Herstellung |
DE4244502.7 | 1992-12-30 |
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---|---|
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JP (1) | JPH06299899A (ja) |
BR (1) | BR9305296A (ja) |
CZ (1) | CZ288793A3 (ja) |
DE (1) | DE4244502C1 (ja) |
FR (1) | FR2699933A1 (ja) |
GB (2) | GB9324654D0 (ja) |
HU (1) | HUT69239A (ja) |
IT (1) | IT1261144B (ja) |
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- 1993-12-29 IT ITTO931015A patent/IT1261144B/it active IP Right Grant
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- 1993-12-30 US US08/176,038 patent/US5469821A/en not_active Expired - Fee Related
- 1993-12-30 GB GB9326552A patent/GB2273967A/en active Pending
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