JP2010156202A - エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの小型化を図る。
【解決手段】 シリンダボア壁27とシリンダボディ外壁28との間に、ウォータジャケット21が全周に沿って形成されている水冷式単気筒エンジンにおいて、シリンダボディ外壁28にはシリンダボディ3とシリンダヘッド4とを連結する通しボルト5を貫通させるためのボルト通し孔24が形成されている。ボルト通し孔24周りの肉の一部はウォータジャケット21内へ迫り出して突出部32A〜32Dとなっている。シリンダボア壁27において突出部32A〜32Dと対向する領域は軸方向へ延びる平坦面によって切り欠かれ凹部33A〜33Dとしてある。これにより、エンジンの排気量を低下させることなくエンジンを小型化することができる。
【選択図】図3
【解決手段】 シリンダボア壁27とシリンダボディ外壁28との間に、ウォータジャケット21が全周に沿って形成されている水冷式単気筒エンジンにおいて、シリンダボディ外壁28にはシリンダボディ3とシリンダヘッド4とを連結する通しボルト5を貫通させるためのボルト通し孔24が形成されている。ボルト通し孔24周りの肉の一部はウォータジャケット21内へ迫り出して突出部32A〜32Dとなっている。シリンダボア壁27において突出部32A〜32Dと対向する領域は軸方向へ延びる平坦面によって切り欠かれ凹部33A〜33Dとしてある。これにより、エンジンの排気量を低下させることなくエンジンを小型化することができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、エンジンに関する。
従来より、自動二輪車のエンジンのうち水冷式のものでは、シリンダボア壁とシリンダボディ外壁との間にウォータジャケットを形成し、同ジャケット内とラジエータとの間で冷却水を循環させるようにしている。一方、一般に、エンジンは、シリンダボディとシリンダヘッドとを通しボルトを軸方向に沿って貫通させて締め付け固定するようにした構造のものが多く、上記した水冷式のものにおいては、ボルト通し孔をシリンダボディ外壁に配している(特許文献1参照)。
特開2006−144559公報
ところで、自動二輪車の場合、エンジンの搭載スペースが極めて限られているため、エンジンの小型化の要請は非常に強い。したがって、排気量がアップしても、つまりシリンダボア壁の内径が大きくなっても、そのままシリンダボディ全体を大きくする訳にはいかない。例えば、シリンダボア壁を拡大させると、シリンダボディ外壁側のボルト通し孔の形成位置に直ちに影響が及ぶ。ボルト通し孔はシリンダボア壁周りに複数個所に配されており、これらがシリンダボア壁の拡大に伴って一斉に外方へ後退すると、シリンダボディ、シリンダヘッド共に大型化してしまう。こうしたことから、従来はエンジンの小型化の要請に容易には応え難い状況にあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、エンジンの小型化を達成することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、ピストンを摺動可能に収容するシリンダボア壁、このシリンダボア壁を全周から包囲するようにして配され軸方向に沿ってボルト通し孔が形成されたシリンダボディ外壁、シリンダボア壁とシリンダボディ外壁との間に冷却液収容溝を備えるシリンダボディと、このシリンダボディの軸方向の端部に装着されシリンダボディ側のボルト通し孔と同軸で連通するボルト孔が形成されたシリンダヘッドと、ボルト孔及びボルト通し孔へ挿通されてシリンダボディとシリンダヘッドとを締め付け固定する通しボルトと、シリンダボディ外壁においてボルト通し孔の孔周りの壁部の一部が冷却液収容溝内へ軸方向に沿って突出して形成された突出部と、シリンダボア壁において突出部と径方向に対向する部分に凹んで形成された凹部とを備えることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、突出部が冷却液収容溝内に最も突出する部位と凹部が前記シリンダボア壁の外周面から最も凹む部位とは、シリンダボディの径方向に関して対向していることを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項1に記載のものにおいて、凹部が突出部と径方向に対向する面は平面であることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1に記載のものにおいて、冷却液収容溝の全周はシリンダヘッド側へ向けて開放して形成されていることを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項1に記載のものにおいて、冷却液収容溝において、突出部と前記凹部とが径方向に対向する箇所が周方向に複数設けられ、そのうちの少なくとも一箇所は冷却液収容溝の溝深さが相対的に浅く、冷却液収容溝の残余の部分は相対的に深く形成されていることを特徴とするものである。
請求項6の発明は、請求項1に記載のものにおいて、シリンダボディ外壁には、カムシャフトを駆動可能なカムチェーンを収容する中空のチェーン収容部が連続して設けられるとともに、シリンダボディ外壁はチェーン収容部内にその一部が突き出して膨出部となっており、かつこの膨出部はカムチェーンの軌道から離れて配されていることを特徴とするものである。
請求項7の発明は、請求項5に記載のものにおいて、シリンダボディ外壁には、冷却液の導入口が冷却液収容溝内に開口して形成されるとともに、この導入口は冷却液収容溝における溝深さが相対的に深い領域に配されていることを特徴とするものである。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、ボルト通し孔周りの壁部の一部が冷却液収容部内に突出しても、シリンダボア壁側の対向位置に凹部を形成するようにしたから、ボア径(シリンダボア壁の内径)を拡大してもそれに伴ってボルト通し孔が設けられる位置を外方へずらして配置しなくて済む。したがって、エンジンを小型化することができる。逆に言えば、エンジンの大きさ(外形)をそのままにしてエンジンの排気量を増大化させることができる。
請求項1の発明によれば、ボルト通し孔周りの壁部の一部が冷却液収容部内に突出しても、シリンダボア壁側の対向位置に凹部を形成するようにしたから、ボア径(シリンダボア壁の内径)を拡大してもそれに伴ってボルト通し孔が設けられる位置を外方へずらして配置しなくて済む。したがって、エンジンを小型化することができる。逆に言えば、エンジンの大きさ(外形)をそのままにしてエンジンの排気量を増大化させることができる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、突出部の最も突出する部位と凹部の最も凹んだ部位とは径方向に関して対向する位置関係にあるため、突出部の出っ張りを効果的に逃がすことができる。
請求項2の発明によれば、突出部の最も突出する部位と凹部の最も凹んだ部位とは径方向に関して対向する位置関係にあるため、突出部の出っ張りを効果的に逃がすことができる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、凹部が突出部の輪郭形状とは無関係に平坦面としたため、金型形状を簡単化することができる。
請求項3の発明によれば、凹部が突出部の輪郭形状とは無関係に平坦面としたため、金型形状を簡単化することができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、冷却液収容溝はシリンダヘッド側へ全周に亘って開放するようにしたため、シリンダボディ全体は冷却液収容溝の開放方向に沿って開閉する構造簡易な成形型によって成形が可能となるため、エンジン製造が容易になる。
請求項4の発明によれば、冷却液収容溝はシリンダヘッド側へ全周に亘って開放するようにしたため、シリンダボディ全体は冷却液収容溝の開放方向に沿って開閉する構造簡易な成形型によって成形が可能となるため、エンジン製造が容易になる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば、冷却液収容溝の溝深さは全周が均一でなく、突出部が形成された箇所に対応する領域の中には他所よりも浅くした箇所が設定されている。その理由は次の通りである。冷却液収容溝を成形する際には、冷却液収容溝の底面側、つまり成形型の先端側が細く、溝の開放側、つまり成形型の根元側で太くなるような型抜きのための「抜き勾配」が設定されるのが通常である。一方、突出部が形成された箇所では、シリンダボア側に凹部を設定したとしても、冷却液収容溝の溝幅(開口幅)が他所よりも若干狭くなってしまうことがある。そのような場合に、全周を均一の溝深さとしたのでは、抜き勾配の関係から突出部が形成されかつ溝幅が狭くなった箇所では、他所よりも成形型の先端部がより尖った形状となって、強度不足が懸念されるところとなる。
請求項5の発明によれば、冷却液収容溝の溝深さは全周が均一でなく、突出部が形成された箇所に対応する領域の中には他所よりも浅くした箇所が設定されている。その理由は次の通りである。冷却液収容溝を成形する際には、冷却液収容溝の底面側、つまり成形型の先端側が細く、溝の開放側、つまり成形型の根元側で太くなるような型抜きのための「抜き勾配」が設定されるのが通常である。一方、突出部が形成された箇所では、シリンダボア側に凹部を設定したとしても、冷却液収容溝の溝幅(開口幅)が他所よりも若干狭くなってしまうことがある。そのような場合に、全周を均一の溝深さとしたのでは、抜き勾配の関係から突出部が形成されかつ溝幅が狭くなった箇所では、他所よりも成形型の先端部がより尖った形状となって、強度不足が懸念されるところとなる。
しかし、請求項5の発明のように、突出部が形成されかつ溝幅が狭くなった箇所については他所と比較して溝深さを浅くすることで、同部分を成形する型構造部の先端が細くなりすぎることがなく、もって同部分を成形する金型の強度を確保することができる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば、シリンダボディ外壁にカムチェーンのチェーン収容部が連続して設けられているものにおいて、シリンダボディ外壁の一部(膨出部)をチェーン収容部の内側へと食い込ませるようにしている。これによって、チェーン収容部がシリンダボディ外壁に対しその並び方向にラップした配置とすることができるため、エンジンの小型化を図る上で有効となる。
請求項6の発明によれば、シリンダボディ外壁にカムチェーンのチェーン収容部が連続して設けられているものにおいて、シリンダボディ外壁の一部(膨出部)をチェーン収容部の内側へと食い込ませるようにしている。これによって、チェーン収容部がシリンダボディ外壁に対しその並び方向にラップした配置とすることができるため、エンジンの小型化を図る上で有効となる。
<請求項7の発明>
請求項7の発明によれば、冷却液導入口を溝深さの深い部分に配置している。逆に、冷却液導入口を溝深さの浅い部分に配置した場合には、冷却液導入口からの冷却液の流入抵抗が大きくなってしまうため、冷却液の円滑な循環動作に支障を来たす虞があるが、請求項7の発明のような配置とすれば、冷却液の流入抵抗も小さく、冷却液を円滑に循環させることができる。
請求項7の発明によれば、冷却液導入口を溝深さの深い部分に配置している。逆に、冷却液導入口を溝深さの浅い部分に配置した場合には、冷却液導入口からの冷却液の流入抵抗が大きくなってしまうため、冷却液の円滑な循環動作に支障を来たす虞があるが、請求項7の発明のような配置とすれば、冷却液の流入抵抗も小さく、冷却液を円滑に循環させることができる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。図1は自動二輪車のエンジン周辺を表すものである。このエンジンは水冷式の4サイクル単気筒エンジンであり、クランク軸1を回転可能に支持するクランクケース2と、このクランクケース2に取付けられたシリンダボディ3と、このシリンダボディ3の軸線方向前側に取付けられたシリンダヘッド4とを備えて構成されている。これら三者は後述する通しボルト5によって締め付け固定される。
本発明の実施形態1を図1ないし図7によって説明する。図1は自動二輪車のエンジン周辺を表すものである。このエンジンは水冷式の4サイクル単気筒エンジンであり、クランク軸1を回転可能に支持するクランクケース2と、このクランクケース2に取付けられたシリンダボディ3と、このシリンダボディ3の軸線方向前側に取付けられたシリンダヘッド4とを備えて構成されている。これら三者は後述する通しボルト5によって締め付け固定される。
クランク軸1は左右一対のクランクウェブ6と、これらのクランクウェブ6同士を接続するクランクピン7とを備えて構成されており、このクランクピン7にはコンロッド8を介してピストン9が接続されている。また、クランク軸1における車体左端部寄りには後車輪を駆動させるためのVベルト巻き掛け式の自動変速機構10が配されている。また、クランク軸1においてコンロッド8の連結部分と自動変速機構10との間にはカムチェーンドライブスプロケット11が嵌着されており、カムシャフト12に嵌着されたカムチェーンドリブンスプロケット13との間に掛装されたカムチェーン14によってカムシャフト12を回転可能としている。
一方、クランク軸1の車体右端部には発電用のフライホイールマグネトー15とファン16とが軸方向に並列して取付けられ、さらにファン16の外方にはエンジンを冷却水によって冷却するためのラジエータ17が配され、全体は側方からカバーによって覆われている。
ラジエータ17のロアタンク側には第1冷却水チューブ18の一端側が接続され、かつこの第1冷却水チューブ18の他端側はカムシャフト12と連動して駆動するウォータポンプ19の吸入側に接続されている。また、ラジエータ17のアッパタンク側には第2冷却水チューブ20の一端側が接続され、かつこの第2冷却水チューブ20の他端側はシリンダヘッド4におけるウォータジャケット37に接続されている。さらに、ウォータポンプ19の吐出側とシリンダボディ3側のウォータジャケット21(以下、特に断らない限り単にウォータジャケット21というときはシリンダボディ3側に形成されたものを指す)とは第3冷却水チューブ22によって接続されている。これにより、冷却水がラジエータ17とウォータジャケット21との間で循環可能となる。
シリンダヘッド4には前記したカムシャフト12によって吸・排気弁を駆動させる動弁装置及び点火プラグ等が組み込まれている。また、シリンダヘッド4には前記した通しボルト5を貫通させるための複数個のボルト孔23がそれぞれ軸方向に沿って形成されている。この各ボルト孔23はシリンダボディ3にも対応して設けられた同数個のボルト通し孔24にそれぞれ整合し、同軸で連通可能である。これらボルト通し孔24は図3に示すように、シリンダボア壁27の中心軸線周りに概ね等間隔で四箇所に配されている。但し、この角度間隔は周辺の構造に応じて適宜に変更可能であり、必ずしも等角度間隔で配される必要はない。
各ボルト通し孔24はクランクケース2側にも同様にして形成されたねじ孔25とそれぞれ整合可能である。これら同軸で整合するボルト孔23、ボルト通し孔24、ねじ孔25のそれぞれに対しては両端にねじ部5Aが形成された通しボルト5が遊挿され、一方のねじ部5Aがねじ孔25に対して締め込まれ、他方のねじ部5Aはクランクケース2の外面から突出し、ナット26にて締め込まれる。かくして、シリンダヘッド4及びシリンダボディ3がクランクケース2に対して締め付け固定される。
シリンダボディ3はクランクケース2の車体方向前面に重合されており、この実施形態においてはアルミニウム合金によって一体に成形されている。シリンダボディ3は図3に示すように、内部にはピストン9を摺動可能に収容するシリンダボア壁27が形成されている。このシリンダボア壁27は略円筒状に形成され、軸方向の両端側が共に開放して形成されている。そして、シリンダボア壁27の外周側にはシリンダボア壁27を同心で取り囲むようにしてシリンダボディ外壁28が設けられている。このシリンダボディ外壁28の側面部にはカムチェーン14を収容するためのチェーン収容部29が連続して設けられている。このチェーン収容部29も軸方向両端が開放する中空状に形成されており、両開放端はクランクケース2側及びシリンダヘッド4側のカムチェーン収容空間30へとそれぞれ連通している。
また、図3に示すように、シリンダボディ外壁28の側面部はチェーン収容部29内にその一部(膨出部31)が食い込むようにして形成されている。膨出部31が膨出する位置はチェーン収容部29のほぼ中央部に設定されていて、カムチェーン14との干渉が回避されている。このように、シリンダボディ外壁28の一部(膨出部31)をチェーン収容部29に対しこれらの並び方向へ重なるように配置したため、重なり代分だけシリンダボディ3全体としての幅寸法が小型化されることになる。
また、シリンダボディ3においてシリンダボア壁27とシリンダボディ外壁28との間にはウォータジャケット21(冷却液収容溝)が全周に亘って同心のリング状に形成されている。さらに、シリンダボディ外壁28には前述した計4個のボルト通し孔24がウォータジャケット21周りに概ね等角度間隔毎(角度間隔は適宜に変更可能であり、必ずしも等角度間隔に配される必要はない)に配されている。さらにまた、各ボルト通し孔24は、これを包囲する部分の肉の一部がいずれもウォータジャケット21内へ円弧状をなして突出するように配置されていて、突出部32A〜32Dを形成している。各突出部32A〜32Dはウォータジャケット21の全深さ範囲に亘って形成されている。また、各ボルト通し孔24のうちチェーン収容部29と反対側の二つのものについては、孔周りの肉がシリンダボディ外壁28から円弧状に突出するが、チェーン収容部側に配置された二つについては、チェーン収容部29を構成する肉と共有化されている。
一方、シリンダボア壁27の外面において各突出部32A〜32Dと対向する部分には凹部33A〜33Dがそれぞれ形成されている。各凹部33A〜33Dは軸方向に沿って延びる所定幅の平面によって形成され、突出部32A〜32Dと同様にウォータジャケット21の全深さ範囲に亘って形成され、かつ突出部32A〜32Dとほぼ同幅で形成されている。また、図3に示すように、突出部32A〜32Dがウォータジャケット21内に最も出っ張る頂点と、凹部33A〜33Dの幅方向中心、つまりシリンダボア壁27の外面のうちウォータジャケット21に対し最も凹んだ部位とはシリンダボディ3の径方向に関して対向する位置関係としてある。
ウォータジャケット21の溝幅は、各突出部32A〜32Dと凹部33A〜33Dとが対向する領域のうち、一箇所(突出部32Bと凹部33Bとが対向する領域)を除き、これらが対向していない領域に比べてやや幅狭に形成されている。また、溝深さに関しても、図5に示すように、各突出部32A〜32Dと凹部33A〜33Dとが対向する領域のうち、一箇所(突出部32Bと凹部33Bとが対向する領域)を除き、これらが対向していない領域に比べて浅く形成されている。つまり、各突出部と凹部とが対向する領域のうち溝幅が一定幅以下になっている箇所は、他の領域に比較して浅く形成されている(H1>H2、図4及び図5参照)。なお、詳細には図示しないが、ウォータジャケット21の溝底形状は、溝深さの浅い部分と深い部分との間の形状変化は徐々になされるように設定されている。
ウォータジャケット21内の溝深さが一様でないのは、次の理由による(図6、図7参照)。ウォータジャケット21は軸方向に沿う方向に開閉可能な成形型によって形成されるが、このとき一方の金型からはウォータジャケット21に対応する成形ピン34が突出している。成形ピン34は成形後の「抜き」の関係から先細りとなるような抜き勾配が設定されている。図6はウォータジャケット21における溝深さの深い部分を成形するときの状況を示している。ウォータジャケット21を成形する成形ピン34のうち上記領域を成形部分では、その根元部分での厚み寸法はW1であり、成形ピン34に設定された抜き勾配(成形ピン34の中心軸線に平行に引いた線と成形ピン34の外周面の母線とがなす角度)はθ1である。一方、図7はウォータジャケット21における溝深さの浅い部分(突出部32A,32C,32Dと凹部33A,33C,33Dとの対向する領域)に対する成形状況を示している。成形ピン34のうちこの領域を成形する部分ではその根元部分での厚み寸法はW2(W1>W2)と細くしてあるが、抜き勾配θ2に関してはほぼ等しく設定されている(θ1=θ2)。したがって、成形ピン34は抜き勾配に関しては全周がほぼ均一に設定されているが、厚み寸法及び長さ寸法については突出部32A,32C,32Dと凹部33A,33C,33Dとが対向する領域とその他の領域とで変更してある。仮に、長さ寸法も全周に亘って均一化したとすると、溝幅の狭い、突出部32A,32C,32Dと凹部33A,33C,33Dとが対向する領域を成形する部分では先端の厚みが他の部分に比較して過度に細くなってしまい、成形ピン34の強度が局部的に低下してしまうことが懸念される。そこで、この実施形態においては、成形ピン34のうち突出部32A,32C,32Dと凹部33A,33C,33Dとが対向する領域を成形する部分については他所よりも短い寸法とすることで、成形ピン34の強度を保持するようにしたものである。
なお、突出部32A〜32Dと凹部33A〜33Dとが対向する四箇所の領域のうち、一箇所だけが溝幅を広くとれた理由は、当該突出部32Bに対応する箇所だけはシリンダボディ3の周辺スペースに余裕があり、その分だけ対応するボルト通し孔24の位置をシリンダボア壁27側へ押し遣る必要性が、他のボルト通し孔に比べて少なかったからであり、このため同突出部32Bのみが他の突出部32A,32C,32Dに比べて外周面の曲率半径が小さく形成されている。したがって、シリンダボディ3の周辺事情によっては、突出部が形成された箇所のすべてについてウォータジャケット21の溝深さを浅く形成することもある。
また、シリンダボディ外壁28には前述した第3冷却水チューブ22が接続されるインレットパイプ35が径方向外方へ向けて一体に突出形成されており、ウォータジャケット21内に開口する導入口37より冷却水を導入可能としている。より詳細には、インレットパイプ35は突出部32A〜32Dと凹部33A〜33Dとが対向する領域であってチェーン収容部29寄りに配されている。つまり、ウォータジャケット21の溝深さが深い領域に配されている。また、この実施形態においては、図3に示すように、インレットパイプ35が配された箇所では、ウォータジャケット21の外周側壁面が外方へかつ所定幅範囲に亘って凹ませて導入凹所36が形成されており、これによって冷却水はウォータジャケット21における溝幅が広くかつ溝深さの深い部分に導入されることになる。
次に、上記のように構成された本実施形態の作用効果を具体的に説明する。前述したように、この実施形態ではラジエータ17をエンジンの車体前方でなく側方に配している。このことによって、車体の前後長が短尺化されている。逆に、その分だけ車幅が拡大することになるが、ラジエータ17は運転者の脚部の後方に位置し脚部との干渉が問題とならないデッドスペースに位置しているため、車幅の拡大に起因する干渉は何ら問題とならない。しかし、側方配置されたラジエータ17の車体前方部は脚部と干渉を回避しなければならないが、本実施形態のエンジンではこの部分の幅寸法ができるだけ小さくなるようにしてある。
すなわち、本実施形態ではシリンダボディ3においてボルト通し孔24周りの肉をウォータジャケット21内へ迫り出す部分(突出部32A〜32D)を設けるようにし、かつシリンダボア壁27側に凹部33A〜33Dを設けて突出部32A〜32Dとの対向する箇所を凹ませる構成としている。このような構成の採用によって、突出部32A〜32D分を設けない構成に比較してエンジンを小型化することができる。したがって、運転者の脚部との干渉が確実に回避され、かつエンジン周りのスペースの拡大に寄与する。このことは、換言すれば、エンジン外形が同じであれば、シリンダボア壁27を拡大することができることを意味するため、エンジンの排気量を増大化させることができる、とも言える。
加えて、シリンダボディ外壁28の一部をカムチェーン14のためのチェーン収容部29内へ食い込ませるようにして、チェーン収容部29とシリンダボディ外壁28とを車体幅方向に対してラップする配置としたことによっても、上記の効果をより一層有効なものとする。
また、本実施形態ではエンジンの製造を簡単化するための工夫もなされている。まず、第1に、ウォータジャケット21の全周がシリンダヘッド4側へ開放して形成されているため、シリンダボディ3をその軸方向に開閉する簡易な構造の金型によって成形することができる。さらに、ウォータジャケット21はその溝深さを全周に沿って均一にするのではなく、溝幅が狭くなりがちである突出部32A,32C,32Dと凹部33A,33C,33Dとが対向する領域を、他所よりも浅く形成することによって、ウォータジャケット21を成形するための成形ピン34の強度を保持することができる。さらにまた、凹部33A〜33Dを形成するにあたり、突出部32A〜32Dの輪郭形状に適合した湾曲形状とすることも考慮されるが、金型形状を複雑化することから、この実施形態では凹部33A〜33Dを平坦面によって形成するようにしている。このため、金型形状が簡単なものですんでいる。
また、本実施形態には次のような効果も発揮される。すなわち、ウォータジャケット21内へ冷却水を導入するためのインレットパイプ35をウォータジャケット21の溝深さの深い部分に配置するとともに、インレットパイプ35が配された箇所には導入凹所36を形成してウォータジャケット21の溝幅が拡幅されているため、ウォータジャケット21内への冷却水の導入が円滑になされる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)本実施形態では、自動二輪車へ適用した場合を例示したが、モータボート、スノーモービル等のエンジンにも適用可能である。
(2)本実施形態ではエンジンの冷却媒体として水を例示したが、油性のものであってもよい。
(3)本実施形態では、各凹部33A〜33Dを平坦面によって形成したが、凹部33A〜33Dの形状に対応した円弧状のくぼみ形状としてもよい。
(4)シリンダボディとクランクケースとは必ずしも分離して形成される必要はなく、クランクケースをシリンダボディに対して一体に形成したものであってもよい。
3…シリンダボディ
4…シリンダヘッド
5…通しボルト
21…ウォータジャケット(冷却液収容溝)
24…ボルト通し孔
27…シリンダボア壁
28…シリンダボディ外壁
29…チェーン収容部
32A〜32D…突出部
33A〜33D…凹部
34…成形ピン
35…インレットパイプ
4…シリンダヘッド
5…通しボルト
21…ウォータジャケット(冷却液収容溝)
24…ボルト通し孔
27…シリンダボア壁
28…シリンダボディ外壁
29…チェーン収容部
32A〜32D…突出部
33A〜33D…凹部
34…成形ピン
35…インレットパイプ
Claims (7)
- ピストンを摺動可能に収容するシリンダボア壁、このシリンダボア壁を全周から包囲するようにして配され軸方向に沿ってボルト通し孔が形成されたシリンダボディ外壁、前記シリンダボア壁と前記シリンダボディ外壁との間に冷却液収容溝を備えるシリンダボディと、
このシリンダボディの軸方向の端部に装着され前記シリンダボディ側の前記ボルト通し孔と同軸で連通するボルト孔が形成されたシリンダヘッドと、
前記ボルト孔及び前記ボルト通し孔へ挿通されて前記シリンダボディと前記シリンダヘッドとを締め付け固定する通しボルトと、
前記シリンダボディ外壁において前記ボルト通し孔の孔周りの壁部の一部が前記冷却液収容溝内へ軸方向に沿って突出して形成された突出部と、
前記シリンダボア壁において前記突出部と径方向に対向する部分に凹んで形成された凹部とを備えることを特徴とするエンジン。 - 前記突出部が前記冷却液収容溝内に最も突出する部位と前記凹部が前記シリンダボア壁の外周面から最も凹む部位とは、前記シリンダボディの径方向に関して対向していることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
- 前記凹部が前記突出部と径方向に対向する面は平面であることを特徴とする請求項1に記載のエンジン。
- 前記冷却液収容溝の全周は前記シリンダヘッド側へ向けて開放して形成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン。
- 前記冷却液収容溝において、前記突出部と前記凹部とが径方向に対向する箇所が周方向に複数設けられ、そのうちの少なくとも一箇所は前記冷却液収容溝の溝深さが相対的に浅く、前記冷却液収容溝の残余の部分は相対的に深く形成されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン。
- 前記シリンダボディ外壁には、カムシャフトを駆動可能なカムチェーンを収容する中空のチェーン収容部が連続して設けられるとともに、前記シリンダボディ外壁は前記チェーン収容部内にその一部が突き出して膨出部となっており、かつこの膨出部は前記カムチェーンの軌道から離れて配されていることを特徴とする請求項1記載のエンジン。
- 前記シリンダボディ外壁には、前記冷却液の導入口が前記冷却液収容溝内に開口して形成されるとともに、この導入口は前記冷却液収容溝における溝深さが相対的に深い領域に配されていることを特徴とする請求項5に記載のエンジン。
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