JPH06297741A - 染料レシーバの感熱プリント・ヘッド部通過補助装置 - Google Patents
染料レシーバの感熱プリント・ヘッド部通過補助装置Info
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- JPH06297741A JPH06297741A JP6024663A JP2466394A JPH06297741A JP H06297741 A JPH06297741 A JP H06297741A JP 6024663 A JP6024663 A JP 6024663A JP 2466394 A JP2466394 A JP 2466394A JP H06297741 A JPH06297741 A JP H06297741A
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- B41J17/02—Feeding mechanisms
- B41J17/04—Feed dependent on the record-paper feed, e.g. both moved at the same time
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- Common Mechanisms (AREA)
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 感熱プリンターの印刷動作のための装着時、
染料レシーバと染料ドナーの間の摩擦を少なくする。 【構成】 連続するカラー・パッチ62、64、66の
反復グループを有する染料ドナー20と、染料レシーバ
を使用する感熱カラープリンターであって、第1の位置
においてプリント・ヘッドがプラテンとの間に間隙を形
成し、第2の位置においてプリント・ヘッドが染料ドナ
ーを染料レシーバとプラテンに押圧しており、前記プリ
ンターがレシーバの移動路を規定することを特徴とし、
さらに、レシーバの移動路に沿って第1の方向に染料レ
シーバを移動させ、プリント・ヘッドとプラテンとの間
隙に到達させる手段と、上記第1の方向への染料レシー
バの移動中、染料ドナーを上記第1の方向に移動させて
上記移動中の染料レシーバと接触させ、染料レシーバの
上記間隙の通過を補助する手段とを含む。
染料レシーバと染料ドナーの間の摩擦を少なくする。 【構成】 連続するカラー・パッチ62、64、66の
反復グループを有する染料ドナー20と、染料レシーバ
を使用する感熱カラープリンターであって、第1の位置
においてプリント・ヘッドがプラテンとの間に間隙を形
成し、第2の位置においてプリント・ヘッドが染料ドナ
ーを染料レシーバとプラテンに押圧しており、前記プリ
ンターがレシーバの移動路を規定することを特徴とし、
さらに、レシーバの移動路に沿って第1の方向に染料レ
シーバを移動させ、プリント・ヘッドとプラテンとの間
隙に到達させる手段と、上記第1の方向への染料レシー
バの移動中、染料ドナーを上記第1の方向に移動させて
上記移動中の染料レシーバと接触させ、染料レシーバの
上記間隙の通過を補助する手段とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント・ヘッド部を
通過可能な染料レシーバと染料ドナーを使用するカラー
感熱プリンターに関する。
通過可能な染料レシーバと染料ドナーを使用するカラー
感熱プリンターに関する。
【0002】
【従来の技術】小型のローラー・プラテンを含むカラー
感熱プリンターは、染料ドナーと、染料レシーバをプリ
ント・ヘッドとプラテンの間に位置させて、染料レシー
バ上に情報を印刷する。通常、プリント・ヘッドと染料
ドナーをプラテンから離しておき、レシーバ搬送機構に
よって規定されるレシーバ移動路に沿って、供給トレイ
からレシーバを移動させる装着行程によって、印刷動作
が開始される。レシーバ搬送機構は、染料レシーバをプ
リント・ヘッドとプラテン間の間隙に搬送する。間隙の
通過後、染料レシーバは、適切に位置決めされ、印刷行
程が開始され、染料レシーバ上に情報が印刷される。
感熱プリンターは、染料ドナーと、染料レシーバをプリ
ント・ヘッドとプラテンの間に位置させて、染料レシー
バ上に情報を印刷する。通常、プリント・ヘッドと染料
ドナーをプラテンから離しておき、レシーバ搬送機構に
よって規定されるレシーバ移動路に沿って、供給トレイ
からレシーバを移動させる装着行程によって、印刷動作
が開始される。レシーバ搬送機構は、染料レシーバをプ
リント・ヘッドとプラテン間の間隙に搬送する。間隙の
通過後、染料レシーバは、適切に位置決めされ、印刷行
程が開始され、染料レシーバ上に情報が印刷される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】装着作業中、プリント
・ヘッドとプラテン間の間隙に染料レシーバが先ず接近
する時に問題が起きる。すなわち、染料レシーバの動き
が硬いと、間隙の手前で染料ドナーと接触してしまい、
染料ドナーと接触しない状態で間隙内を通過することが
ある。間隙の手前で染料ドナーと染料レシーバが接触す
ると、摩擦の為に、間隙内の染料ドナーの移動に通常よ
りも大きい駆動力が必要となる。
・ヘッドとプラテン間の間隙に染料レシーバが先ず接近
する時に問題が起きる。すなわち、染料レシーバの動き
が硬いと、間隙の手前で染料ドナーと接触してしまい、
染料ドナーと接触しない状態で間隙内を通過することが
ある。間隙の手前で染料ドナーと染料レシーバが接触す
ると、摩擦の為に、間隙内の染料ドナーの移動に通常よ
りも大きい駆動力が必要となる。
【0004】上記問題の一つの解決法は、レシーバ搬送
機構の駆動力を増加し、あるいは構造を複雑にすること
であるが、費用の増加と複雑化という不都合がある。
機構の駆動力を増加し、あるいは構造を複雑にすること
であるが、費用の増加と複雑化という不都合がある。
【0005】この問題の他の解決法では、装着作業中、
プリント・ヘッドと染料ドナー間の間隙を大きく設定し
ている。これは、プリンターが大きくなることと、印刷
動作時間を増加するため好ましくない。
プリント・ヘッドと染料ドナー間の間隙を大きく設定し
ている。これは、プリンターが大きくなることと、印刷
動作時間を増加するため好ましくない。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による解決方法で
は、装着作業中、染料ドナーと染料レシーバとを同一の
方向に移動させ、これらの間の摩擦を少なくしている。
染料レシーバが間隙内を通過後、染料ドナーを反対方向
に移動させて巻き戻し、染料ドナーの未使用部分を最小
にしている。
は、装着作業中、染料ドナーと染料レシーバとを同一の
方向に移動させ、これらの間の摩擦を少なくしている。
染料レシーバが間隙内を通過後、染料ドナーを反対方向
に移動させて巻き戻し、染料ドナーの未使用部分を最小
にしている。
【0007】本発明の目的の一つは、感熱プリンターの
印刷動作のための装着時、染料レシーバと染料ドナーの
間の摩擦を少なくすることである。
印刷動作のための装着時、染料レシーバと染料ドナーの
間の摩擦を少なくすることである。
【0008】さらに、本発明の他の目的は、装着時プリ
ント・ヘッドとプラテン間の間隙内を染料レシーバが通
過するために必要な力を少なくすることである。
ント・ヘッドとプラテン間の間隙内を染料レシーバが通
過するために必要な力を少なくすることである。
【0009】これらの目的を達成するためのカラー感熱
プリンターは、連続するカラー・パッチが繰り返される
グループを有する染料ドナー、プリント・ヘッド、プラ
テンとレシーバ通路を有する。さらに、このプリンター
は、染料レシーバの移動路に沿って染料レシーバを移動
させて、プリント・ヘッドとプラテン間の間隙に到達さ
せるための手段と、前記染料レシーバが第1の方向に移
動中、前記第1の方向に前記染料ドナーを移動させて、
染料ドナーを前記染料レシーバに接触させて、上記間隙
を通過させる手段とを有する。
プリンターは、連続するカラー・パッチが繰り返される
グループを有する染料ドナー、プリント・ヘッド、プラ
テンとレシーバ通路を有する。さらに、このプリンター
は、染料レシーバの移動路に沿って染料レシーバを移動
させて、プリント・ヘッドとプラテン間の間隙に到達さ
せるための手段と、前記染料レシーバが第1の方向に移
動中、前記第1の方向に前記染料ドナーを移動させて、
染料ドナーを前記染料レシーバに接触させて、上記間隙
を通過させる手段とを有する。
【0010】
【作用】本発明では、間隙の下流にあるレシーバ移動路
内に染料レシーバが在ることを検知して、レシーバ在り
信号を発生し、未使用の染料ドナーを最小限にしてい
る。レシーバ在り信号に基づいて染料ドナーの移動を停
止し、レシーバ在り信号に基づいて染料レシーバを印刷
開始位置に位置させ、染料ドナーの移動停止後、染料ド
ナーをドナーの印刷開始位置に位置させている。
内に染料レシーバが在ることを検知して、レシーバ在り
信号を発生し、未使用の染料ドナーを最小限にしてい
る。レシーバ在り信号に基づいて染料ドナーの移動を停
止し、レシーバ在り信号に基づいて染料レシーバを印刷
開始位置に位置させ、染料ドナーの移動停止後、染料ド
ナーをドナーの印刷開始位置に位置させている。
【0011】さらに、本発明では、どのカラー・パッチ
が上記間隙にあるかを検知して、染料ドナーを印刷開始
位置に位置させ、カラー・パッチ信号を発生し、次群の
カラー・パッチの第1のカラー・パッチに対するプリン
ト・ヘッドの位置を判定し、ドナーの印刷開始位置にお
いて、染料ドナーの移動すべき方向を表すドナー駆動方
向信号を発生し、ドナー駆動方向信号に基づいてドナー
の印刷位置に染料ドナーを移動させる。
が上記間隙にあるかを検知して、染料ドナーを印刷開始
位置に位置させ、カラー・パッチ信号を発生し、次群の
カラー・パッチの第1のカラー・パッチに対するプリン
ト・ヘッドの位置を判定し、ドナーの印刷開始位置にお
いて、染料ドナーの移動すべき方向を表すドナー駆動方
向信号を発生し、ドナー駆動方向信号に基づいてドナー
の印刷位置に染料ドナーを移動させる。
【0012】
【実施例】本発明の実施例に係る装置では、装着時、染
料ドナーを染料レシーバと同じ方向に移動させ、双方向
ドナー駆動装置によって染料ドナーをその印刷開始位置
に移動させ、そして染料レシーバをその印刷開始位置に
位置させて、通常の印刷を行う。
料ドナーを染料レシーバと同じ方向に移動させ、双方向
ドナー駆動装置によって染料ドナーをその印刷開始位置
に移動させ、そして染料レシーバをその印刷開始位置に
位置させて、通常の印刷を行う。
【0013】本発明の実施例を図1〜図5に基づいて以
下に説明する。
下に説明する。
【0014】染料レシーバ30を装着するための好まし
い実施例は、図1によって理解できよう。感熱プリンタ
ー10は、レシーバ装着シーケンスを有している。この
シーケンスは、ローラー・プラテン24から離れている
プリント・ヘッド23によって開始され、染料ドナー2
0をクランプ押圧部から解放し、プリント・ヘッド23
とローラー・プラテン24の間の第1の間隙を形成する
行程を有する。染料ドナー20は、繰り返し現れる数群
の連続カラー・パッチよりなる。
い実施例は、図1によって理解できよう。感熱プリンタ
ー10は、レシーバ装着シーケンスを有している。この
シーケンスは、ローラー・プラテン24から離れている
プリント・ヘッド23によって開始され、染料ドナー2
0をクランプ押圧部から解放し、プリント・ヘッド23
とローラー・プラテン24の間の第1の間隙を形成する
行程を有する。染料ドナー20は、繰り返し現れる数群
の連続カラー・パッチよりなる。
【0015】印刷サイクルの初めに、染料レシーバ30
が供給トレイ32から移動され、レシーバ・ガイド36
に受け入れられ、プリント・ヘッド23とローラー・プ
ラテン24間の第1の間隙に案内される。
が供給トレイ32から移動され、レシーバ・ガイド36
に受け入れられ、プリント・ヘッド23とローラー・プ
ラテン24間の第1の間隙に案内される。
【0016】染料レシーバ30が第1の間隙に到達する
少し前、第1のモーター18によって巻き取りスプール
16を駆動して、移動中の染料レシーバ30を染料ドナ
ー20と同じ方向に移動させる。従って、移動中の染料
ドナー20が移動中の染料レシーバ30の第1の間隙へ
の移動を補助することになる。染料レシーバ30が間隙
に到達する寸前であり、染料レシーバ30が間隙に達す
る時に、染料ドナー20が所定の速度に達するのに必要
な最小時間が確保できるように、染料ドナー20の移動
は開始されねばならない。多少好ましくはないが、染料
ドナーの移動をこの最小時間より早めても良い。その場
合、染料レシーバ30が供給トレイ32から取り上げら
れるのと同時に、染料ドナーの移動を開始する必要があ
る。しかし、このやり方では、染料ドナーを必要以上に
移動させる必要があり、印刷サイクルは長くなる。
少し前、第1のモーター18によって巻き取りスプール
16を駆動して、移動中の染料レシーバ30を染料ドナ
ー20と同じ方向に移動させる。従って、移動中の染料
ドナー20が移動中の染料レシーバ30の第1の間隙へ
の移動を補助することになる。染料レシーバ30が間隙
に到達する寸前であり、染料レシーバ30が間隙に達す
る時に、染料ドナー20が所定の速度に達するのに必要
な最小時間が確保できるように、染料ドナー20の移動
は開始されねばならない。多少好ましくはないが、染料
ドナーの移動をこの最小時間より早めても良い。その場
合、染料レシーバ30が供給トレイ32から取り上げら
れるのと同時に、染料ドナーの移動を開始する必要があ
る。しかし、このやり方では、染料ドナーを必要以上に
移動させる必要があり、印刷サイクルは長くなる。
【0017】第1の間隙を通過後、移動中の染料ドナー
20により、染料レシーバ30がレシーバ駆動機構26
と28に向けて案内される。ピンチ・ローラー28と少
し離れているトラクション・ローラー26によって形成
される第2の間隙に、染料レシーバ30は入る。レシー
バ先端部検知器40が染料レシーバ30の先端部を検知
し、レシーバ在り信号を発生する。
20により、染料レシーバ30がレシーバ駆動機構26
と28に向けて案内される。ピンチ・ローラー28と少
し離れているトラクション・ローラー26によって形成
される第2の間隙に、染料レシーバ30は入る。レシー
バ先端部検知器40が染料レシーバ30の先端部を検知
し、レシーバ在り信号を発生する。
【0018】ランダム・アクセス・メモリーにプログラ
ムを持つマイクロプロセッサーからなる制御装置11
は、レシーバ在り信号に応じて、ピンチ・ローラー28
を駆動して染料レシーバ30をレシーバ駆動機構26と
28間に確実に押し付ける。制御装置11は染料ドナー
20の移動を停止させてもよい。その後、染料レシーバ
30を所望の印刷開始位置に移動させて、通常の印刷の
準備を行っても良い。
ムを持つマイクロプロセッサーからなる制御装置11
は、レシーバ在り信号に応じて、ピンチ・ローラー28
を駆動して染料レシーバ30をレシーバ駆動機構26と
28間に確実に押し付ける。制御装置11は染料ドナー
20の移動を停止させてもよい。その後、染料レシーバ
30を所望の印刷開始位置に移動させて、通常の印刷の
準備を行っても良い。
【0019】ドナー・センサー・エミッター42とドナ
ー・センサー検出器44が、染料ドナーの両側に間隔を
あけて設けられていて、プリント・ヘッドに近接してい
るカラー・パッチを表すカラー・パッチ信号を発生す
る。
ー・センサー検出器44が、染料ドナーの両側に間隔を
あけて設けられていて、プリント・ヘッドに近接してい
るカラー・パッチを表すカラー・パッチ信号を発生す
る。
【0020】図2には、1群以上の連続するカラー・パ
ッチを有する染料ドナーを表す図である。1群の連続す
るカラー・パッチ62、64、66を第1群と呼ぶこと
にする。この第1群の後に、次群の連続するカラー・パ
ッチの一番目のカラー・パッチ68が続く。
ッチを有する染料ドナーを表す図である。1群の連続す
るカラー・パッチ62、64、66を第1群と呼ぶこと
にする。この第1群の後に、次群の連続するカラー・パ
ッチの一番目のカラー・パッチ68が続く。
【0021】図1に戻ると、コントローラ11はカラー
・パッチ信号に応じて、染料ドナー20上のカラー・パ
ッチ62、64、66に相対的なプリント・ヘッド23
の位置を判定する。この判定では、プリント・ヘッド2
3の位置と、次群の連続するカラー・パッチの一番目の
カラー・パッチに対するプリント・ヘッドの所望の初期
位置71とが比較される。そして、適切な染料ドナー駆
動方向信号が発生される。
・パッチ信号に応じて、染料ドナー20上のカラー・パ
ッチ62、64、66に相対的なプリント・ヘッド23
の位置を判定する。この判定では、プリント・ヘッド2
3の位置と、次群の連続するカラー・パッチの一番目の
カラー・パッチに対するプリント・ヘッドの所望の初期
位置71とが比較される。そして、適切な染料ドナー駆
動方向信号が発生される。
【0022】コントローラ11がレシーバ在り信号の受
信すると、プリント・ヘッド23の位置に応じて、染料
ドナー駆動方向信号が染料ドナー20上のカラー・パッ
チに対する順方向あるいは逆方向を表す。ドナー駆動方
向信号の選択は、図2と図3より理解できよう。
信すると、プリント・ヘッド23の位置に応じて、染料
ドナー駆動方向信号が染料ドナー20上のカラー・パッ
チに対する順方向あるいは逆方向を表す。ドナー駆動方
向信号の選択は、図2と図3より理解できよう。
【0023】上述のように、図2は、連続するカラー・
パッチの繰り返されるグループを有する染料ドナー20
を示している。一番目の画像の印刷が完了すると、第一
群のカラー・パッチ(63、65と67のそれぞれ)が
使用済みとなる。最大画像サイズの印刷連続過程が終わ
ると、プリント・ヘッド23は印刷終了位置70に来
る。この印刷終了位置70は、第一群(62、64、6
6)の最後のカラー・パッチ66の使用済み部分67の
終端に位置する。例えば、各群のカラー・パッチ66の
最終カラー・パッチはシアンである。
パッチの繰り返されるグループを有する染料ドナー20
を示している。一番目の画像の印刷が完了すると、第一
群のカラー・パッチ(63、65と67のそれぞれ)が
使用済みとなる。最大画像サイズの印刷連続過程が終わ
ると、プリント・ヘッド23は印刷終了位置70に来
る。この印刷終了位置70は、第一群(62、64、6
6)の最後のカラー・パッチ66の使用済み部分67の
終端に位置する。例えば、各群のカラー・パッチ66の
最終カラー・パッチはシアンである。
【0024】レシーバ装着シーケンスが開始されると、
コントローラ11がレシーバ在り信号に応答するまで、
染料ドナー20を前回の印刷位置から動かし、ドナー移
動位置72の終端で停止させる。プリント・ヘッド23
に対する染料ドナー移動位置の終端部の実際の位置は、
前回の印刷画像の大きさによって決まる。即ち、染料レ
シーバ30が第1の間隙に入る前の染料ドナー20の移
動距離、及び染料レシーバ30が供給トレイ32から来
たのか、オペレータが手で送り込んだのかによって決ま
る。
コントローラ11がレシーバ在り信号に応答するまで、
染料ドナー20を前回の印刷位置から動かし、ドナー移
動位置72の終端で停止させる。プリント・ヘッド23
に対する染料ドナー移動位置の終端部の実際の位置は、
前回の印刷画像の大きさによって決まる。即ち、染料レ
シーバ30が第1の間隙に入る前の染料ドナー20の移
動距離、及び染料レシーバ30が供給トレイ32から来
たのか、オペレータが手で送り込んだのかによって決ま
る。
【0025】コントローラ11は、ドナー移動位置の終
端部72が次の画像の最初の印刷を開始すべきプリント
・ヘッドの初期位置を越えているか否かを判定する。こ
のために、前回の印刷位置の終端部70でコントローラ
11が受けたカラー・パッチ信号と、ドナー移動位置の
終端部72でコントローラ11が受けたカラー・パッチ
信号とが比較される。これらのカラー・パッチ信号が異
なっていれば、コントローラ11は染料ドナー逆駆動信
号を発する。
端部72が次の画像の最初の印刷を開始すべきプリント
・ヘッドの初期位置を越えているか否かを判定する。こ
のために、前回の印刷位置の終端部70でコントローラ
11が受けたカラー・パッチ信号と、ドナー移動位置の
終端部72でコントローラ11が受けたカラー・パッチ
信号とが比較される。これらのカラー・パッチ信号が異
なっていれば、コントローラ11は染料ドナー逆駆動信
号を発する。
【0026】他の実施例では、コントローラ11は、各
レシーバの装着シーケンス時に、2回以上カラー・パッ
チ信号をモニターすることもできる(すなわち、前回の
印刷位置70の終わりの位置と、ドナー移動位置72の
終わりの位置で1回づつ)。例えば、コントローラ11
は数回カラー・パッチ信号をモニターするか、カラー・
パッチ信号を継続してモニターすることも可能である。
これらの代案によって、コントローラ11の複雑さの程
度を変えながら、必要な機能を行うことになる。
レシーバの装着シーケンス時に、2回以上カラー・パッ
チ信号をモニターすることもできる(すなわち、前回の
印刷位置70の終わりの位置と、ドナー移動位置72の
終わりの位置で1回づつ)。例えば、コントローラ11
は数回カラー・パッチ信号をモニターするか、カラー・
パッチ信号を継続してモニターすることも可能である。
これらの代案によって、コントローラ11の複雑さの程
度を変えながら、必要な機能を行うことになる。
【0027】図3は染料ドナー20を示しており、図2
と同様な図であるが、小さな画像が前回印刷された点で
異なっている。第1群の連続するカラー・パッチ62、
64と66に、次群の連続するカラー・パッチのカラー
・パッチ68が続く様子が図示されている。小さな画像
の印刷が終了すると、第1群の62、64と66内の全
てのカラー・パッチ(63a,65a,67aのそれぞ
れ)が使用済みとなる。小さな画像の印刷行程の完了
時、プリント・ヘッド23は印刷位置の終端部、第1群
(62、64と66)中の最終カラー・パッチ66の使
用済み部分67aの終端部に位置する。
と同様な図であるが、小さな画像が前回印刷された点で
異なっている。第1群の連続するカラー・パッチ62、
64と66に、次群の連続するカラー・パッチのカラー
・パッチ68が続く様子が図示されている。小さな画像
の印刷が終了すると、第1群の62、64と66内の全
てのカラー・パッチ(63a,65a,67aのそれぞ
れ)が使用済みとなる。小さな画像の印刷行程の完了
時、プリント・ヘッド23は印刷位置の終端部、第1群
(62、64と66)中の最終カラー・パッチ66の使
用済み部分67aの終端部に位置する。
【0028】小画像印刷の例においてレシーバの装着が
開始されると、コントローラ11がレシーバ在り信号に
応答するまで、染料ドナー20が前回の印刷位置70a
の終端部から動かされ、ドナー移動位置72aの終端部
で停止する。前述のように、プリント・ヘッド23に対
する染料ドナー移動位置72aの終端部の実際の位置
は、前回の印刷画像の大きさと、染料レシーバ30が第
1の間隙に達するまでの染料ドナー20の移動距離と、
装着されたレシーバ30が供給トレイ32から来たの
か、オペレータが手で送り込んだのかによって決まる。
開始されると、コントローラ11がレシーバ在り信号に
応答するまで、染料ドナー20が前回の印刷位置70a
の終端部から動かされ、ドナー移動位置72aの終端部
で停止する。前述のように、プリント・ヘッド23に対
する染料ドナー移動位置72aの終端部の実際の位置
は、前回の印刷画像の大きさと、染料レシーバ30が第
1の間隙に達するまでの染料ドナー20の移動距離と、
装着されたレシーバ30が供給トレイ32から来たの
か、オペレータが手で送り込んだのかによって決まる。
【0029】前回の印刷位置70aの終端部で受信した
カラー・パッチ信号と、ドナー移動位置の終端部で受信
するカラー・パッチ信号とを比較して、コントローラ1
1は、ドナー移動位置72aの終端部が、プリント・ヘ
ッド開始位置71を越えているか否かを判定する。小画
像の印刷の場合、これらのカラー・パッチ信号は同じで
あり、コントローラ11は染料ドナーの順方向駆動信号
を発する。
カラー・パッチ信号と、ドナー移動位置の終端部で受信
するカラー・パッチ信号とを比較して、コントローラ1
1は、ドナー移動位置72aの終端部が、プリント・ヘ
ッド開始位置71を越えているか否かを判定する。小画
像の印刷の場合、これらのカラー・パッチ信号は同じで
あり、コントローラ11は染料ドナーの順方向駆動信号
を発する。
【0030】コントローラ11の他の態様では、染料ド
ナー駆動方向信号を発しないで、前回の印刷位置70a
の終端位置で受信するカラー・パッチ信号と、ドナー移
動位置72aの終端位置で受信するカラー・パッチ信号
との比較に基づいて、実行するプログラムの一部を選択
するようにしても良い。
ナー駆動方向信号を発しないで、前回の印刷位置70a
の終端位置で受信するカラー・パッチ信号と、ドナー移
動位置72aの終端位置で受信するカラー・パッチ信号
との比較に基づいて、実行するプログラムの一部を選択
するようにしても良い。
【0031】一旦ドナー駆動方向信号を受信すると、コ
ントローラ11は、駆動装置を起動する。染料ドナーの
駆動方向が順方向である場合には、コントローラ11は
カラー・パッチ信号をモニターしながら、染料ドナー2
0を動かすために巻き取りスプール駆動装置18を起動
する。カラー・パッチ間の空白部69がドナー・センサ
ー・エミッタ42とドナー・センサー・検知器44の間
を通過すると、カラー・パッチ信号が変わる。さらに、
染料ドナー・センサー・エミッター42と染料ドナー・
センサー検知器44の間を第2群のカラー・パッチの最
初のカラー・パッチが通過すると、カラー・パッチ信号
が再度変わる。カラー・パッチ信号のこれらの変化に応
じて、プリント・ヘッド23がドナー印刷位置71の開
始部に達するまで、コントローラ11は染料ドナー20
を移動させる。そして、コントローラ11は巻取りスプ
ール駆動装置18を解離して、染料ドナー20の移動を
停止させる。
ントローラ11は、駆動装置を起動する。染料ドナーの
駆動方向が順方向である場合には、コントローラ11は
カラー・パッチ信号をモニターしながら、染料ドナー2
0を動かすために巻き取りスプール駆動装置18を起動
する。カラー・パッチ間の空白部69がドナー・センサ
ー・エミッタ42とドナー・センサー・検知器44の間
を通過すると、カラー・パッチ信号が変わる。さらに、
染料ドナー・センサー・エミッター42と染料ドナー・
センサー検知器44の間を第2群のカラー・パッチの最
初のカラー・パッチが通過すると、カラー・パッチ信号
が再度変わる。カラー・パッチ信号のこれらの変化に応
じて、プリント・ヘッド23がドナー印刷位置71の開
始部に達するまで、コントローラ11は染料ドナー20
を移動させる。そして、コントローラ11は巻取りスプ
ール駆動装置18を解離して、染料ドナー20の移動を
停止させる。
【0032】染料ドナーの駆動方向が逆方向である場
合、コントローラ11は供給スプール駆動装置14を起
動して、カラー・パッチ信号をモニターしながら、染料
ドナー20を逆方向に移動させる。カラー・パッチの空
白部がドナー・センサー・エミッタ42とドナー・セン
サー検知器44間を通過すると、カラー・パッチ信号が
変わる。さらに、第1群のパッチの最終カラー・パッチ
がドナー・センサー・エミッタ42と染料ドナー・セン
サー検知器44間を通過すると、カラー・パッチ信号が
再度変わる。コントローラー11はカラー・パッチ信号
のこれらの変化に応じて、第2の所定時間染料ドナー2
0を逆方向に移動させる。その後、コントローラ11は
供給スプール駆動装置14を復帰させる。そして、染料
ドナー20は逆方向への移動を停止する。次に、コント
ローラ11は巻取りスプール駆動装置18を起動して、
カラー・パッチ信号をモニターしながら染料ドナー20
を順方向に移動させる。空白部69がドナー・センサー
・エミッタ42とドナー・センサー検知器44間を再度
通過すると、カラー・パッチ信号が変わり、また、第2
群のパッチの1番目のカラー・パッチがドナー・センサ
ー・エミッタ42とドナー・センサー検知器44間を通
過すると、信号が再度変わる。カラー・パッチ信号のこ
れらの変化に応じて、コントローラー11はプリント・
ヘッド23がドナー印刷位置71の開始位置に達するま
で、第1の所定距離だけ染料ドナー20を移動させ続け
る。そして、コントローラ11は巻取りスプール駆動装
置18を解放して、染料ドナー20の移動を停止する。
合、コントローラ11は供給スプール駆動装置14を起
動して、カラー・パッチ信号をモニターしながら、染料
ドナー20を逆方向に移動させる。カラー・パッチの空
白部がドナー・センサー・エミッタ42とドナー・セン
サー検知器44間を通過すると、カラー・パッチ信号が
変わる。さらに、第1群のパッチの最終カラー・パッチ
がドナー・センサー・エミッタ42と染料ドナー・セン
サー検知器44間を通過すると、カラー・パッチ信号が
再度変わる。コントローラー11はカラー・パッチ信号
のこれらの変化に応じて、第2の所定時間染料ドナー2
0を逆方向に移動させる。その後、コントローラ11は
供給スプール駆動装置14を復帰させる。そして、染料
ドナー20は逆方向への移動を停止する。次に、コント
ローラ11は巻取りスプール駆動装置18を起動して、
カラー・パッチ信号をモニターしながら染料ドナー20
を順方向に移動させる。空白部69がドナー・センサー
・エミッタ42とドナー・センサー検知器44間を再度
通過すると、カラー・パッチ信号が変わり、また、第2
群のパッチの1番目のカラー・パッチがドナー・センサ
ー・エミッタ42とドナー・センサー検知器44間を通
過すると、信号が再度変わる。カラー・パッチ信号のこ
れらの変化に応じて、コントローラー11はプリント・
ヘッド23がドナー印刷位置71の開始位置に達するま
で、第1の所定距離だけ染料ドナー20を移動させ続け
る。そして、コントローラ11は巻取りスプール駆動装
置18を解放して、染料ドナー20の移動を停止する。
【0033】一旦、染料ドナー20がドナー印刷開始位
置71に達し、染料レシーバ30が所望のレシーバ印刷
開始位置(前述)に達すると、通常の感熱印刷動作が開
始され、染料レシーバ30上に情報が印刷される。
置71に達し、染料レシーバ30が所望のレシーバ印刷
開始位置(前述)に達すると、通常の感熱印刷動作が開
始され、染料レシーバ30上に情報が印刷される。
【0034】本発明の実施には様々な態様が考えられ
る。例えば、第1の駆動装置18が巻き取りスプール1
6を直接駆動しても良いし、ギヤやベルト、その他の一
般的な方法によって間接的に駆動しても良い。巻き取り
スプール12と第2の駆動装置14に対する同様の態様
にしても、本発明の範囲内である。
る。例えば、第1の駆動装置18が巻き取りスプール1
6を直接駆動しても良いし、ギヤやベルト、その他の一
般的な方法によって間接的に駆動しても良い。巻き取り
スプール12と第2の駆動装置14に対する同様の態様
にしても、本発明の範囲内である。
【0035】上述の装置をさらに、以下のようにしても
良い。すなわち、コントローラ11はレシーバ在り信号
を受信した上で、染料ドナー20を移動停止にしない
で、染料ドナー20を移動すべき方向を判定して、直ち
に適切な方向に移動させても良い。この方法の利点は、
染料ドナーの移動中、コントローラ11が定期的あるい
は継続的にカラー・パッチ信号の変化をモニターするこ
とである。
良い。すなわち、コントローラ11はレシーバ在り信号
を受信した上で、染料ドナー20を移動停止にしない
で、染料ドナー20を移動すべき方向を判定して、直ち
に適切な方向に移動させても良い。この方法の利点は、
染料ドナーの移動中、コントローラ11が定期的あるい
は継続的にカラー・パッチ信号の変化をモニターするこ
とである。
【0036】さらに、他の方法では、レシーバ在り信号
をコントローラ11が受信してから、染料ドナーを逆方
向に駆動させることになる。この変形例では、第2の所
定時間経過後、染料ドナー20の逆方向への移動を停止
せずに、コントローラ11は直ちに供給スプール駆動装
置14を開放し、次に供給スプール駆動装置18を起動
して、染料ドナー20を順方向に移動させる。この2つ
の変形例では、染料ドナー20を引伸ばすとか、他の好
ましくない状態が発生しないように注意すべきである。
をコントローラ11が受信してから、染料ドナーを逆方
向に駆動させることになる。この変形例では、第2の所
定時間経過後、染料ドナー20の逆方向への移動を停止
せずに、コントローラ11は直ちに供給スプール駆動装
置14を開放し、次に供給スプール駆動装置18を起動
して、染料ドナー20を順方向に移動させる。この2つ
の変形例では、染料ドナー20を引伸ばすとか、他の好
ましくない状態が発生しないように注意すべきである。
【0037】他の変形例では、染料ドナー20の移動速
度が均一でなくても良いが、むしろ染料ドナー20の品
質低下を避けるために出来るだけ加減速可能とする方が
良い。例えば、駆動装置を完然にオフからオンにする
(あるいは逆に)代わりに、直線的または非直線的に駆
動速度を変化させても良い。
度が均一でなくても良いが、むしろ染料ドナー20の品
質低下を避けるために出来るだけ加減速可能とする方が
良い。例えば、駆動装置を完然にオフからオンにする
(あるいは逆に)代わりに、直線的または非直線的に駆
動速度を変化させても良い。
【0038】図4、図5は、一印刷サイクルのステップ
の一部を表す図であり、染料レシーバの装着と、感熱プ
リンターでの画像の印刷に必要なステップを示してい
る。各印刷サイクルは、少なくともレシーバ装着シーケ
ンス(102)、ドナー位置決めシーケンス(104)
と印刷シーケンス(106)のステップから構成され
る。これらのシーケンスの順序の決め方はいくつか有る
が、図示の順序でシーケンスを構成すると次のような利
点がある。すなわち、装着中の染料ドナーの移動距離が
最小であること、全印刷周期が最短時間で行われるこ
と、シーケンス間での染料ドナーの交換時のエラーを無
くすことができることである。
の一部を表す図であり、染料レシーバの装着と、感熱プ
リンターでの画像の印刷に必要なステップを示してい
る。各印刷サイクルは、少なくともレシーバ装着シーケ
ンス(102)、ドナー位置決めシーケンス(104)
と印刷シーケンス(106)のステップから構成され
る。これらのシーケンスの順序の決め方はいくつか有る
が、図示の順序でシーケンスを構成すると次のような利
点がある。すなわち、装着中の染料ドナーの移動距離が
最小であること、全印刷周期が最短時間で行われるこ
と、シーケンス間での染料ドナーの交換時のエラーを無
くすことができることである。
【0039】レシーバ装着(102)、ドナー位置決め
(104)と印刷(106)のシーケンスの相対的順序
を再調整することも可能である。例えば、画像の印刷後
(106)、次のレシーバ30を装着(102)し、次
の印刷サイクルの準備として染料ドナー20の位置変え
ても良い(104)。しかし、代案の中でも、この方法
は印刷サイクルの完了に時間がかかり、ドナーの移動に
最も時間かかるため、好ましくない。使用者が印刷サイ
クル中に染料ドナー20を交換すると、エラーが起こる
ことがある。ドナーの位置変え(104)、レシーバの
装着(102)、と印刷(106)の順序にしても良い
が、上述の代案と同じような問題点があり、印刷時間が
増加することになる。
(104)と印刷(106)のシーケンスの相対的順序
を再調整することも可能である。例えば、画像の印刷後
(106)、次のレシーバ30を装着(102)し、次
の印刷サイクルの準備として染料ドナー20の位置変え
ても良い(104)。しかし、代案の中でも、この方法
は印刷サイクルの完了に時間がかかり、ドナーの移動に
最も時間かかるため、好ましくない。使用者が印刷サイ
クル中に染料ドナー20を交換すると、エラーが起こる
ことがある。ドナーの位置変え(104)、レシーバの
装着(102)、と印刷(106)の順序にしても良い
が、上述の代案と同じような問題点があり、印刷時間が
増加することになる。
【0040】カラー印刷サイクル(100)の開始後の
適当な時点で、レシーバ装着シーケンス(102)が実
行される。このシーケンスは、染料レシーバ30をプリ
ント・ヘッド23とプラテン24間の第1の間隙に移動
させる(110)ことによって始まる。染料レシーバ3
0が第1の間隙に到達する前に、染料ドナー20を染料
レシーバ30と同じ方向に移動させる(112)。染料
レシーバ30の第1の間隙への進入時に、移動中の染料
ドナー20が染料レシーバ30の第1の間隙への進入を
助長するのである。
適当な時点で、レシーバ装着シーケンス(102)が実
行される。このシーケンスは、染料レシーバ30をプリ
ント・ヘッド23とプラテン24間の第1の間隙に移動
させる(110)ことによって始まる。染料レシーバ3
0が第1の間隙に到達する前に、染料ドナー20を染料
レシーバ30と同じ方向に移動させる(112)。染料
レシーバ30の第1の間隙への進入時に、移動中の染料
ドナー20が染料レシーバ30の第1の間隙への進入を
助長するのである。
【0041】染料ドナー20の移動の開始時期を、染料
レシーバ30の移動開始時期よりも早くして、染料レシ
ーバ30がこの間隙に進入する際に、染料ドナー20が
所望の速度に達するのに十分な時間が得られるようにす
る必要がある。染料レシーバ30が供給トレイ32から
取り上げられるのと同時に染料ドナーの移動を開始する
ことも含めて、染料ドナー20の移動をさらに早めて、
この最小の十分な時間を確保しても良い。
レシーバ30の移動開始時期よりも早くして、染料レシ
ーバ30がこの間隙に進入する際に、染料ドナー20が
所望の速度に達するのに十分な時間が得られるようにす
る必要がある。染料レシーバ30が供給トレイ32から
取り上げられるのと同時に染料ドナーの移動を開始する
ことも含めて、染料ドナー20の移動をさらに早めて、
この最小の十分な時間を確保しても良い。
【0042】プリント・ヘッド23に近接するカラー・
パッチの色は、レシーバ移動ステップ(110)の開始
時とドナー移動ステップ(112)の少し後の間に、先
ず判定される。この初期の色の判定(111)は、コン
トローラ11によって保持されるか記憶され、以後のス
テップに使用される。
パッチの色は、レシーバ移動ステップ(110)の開始
時とドナー移動ステップ(112)の少し後の間に、先
ず判定される。この初期の色の判定(111)は、コン
トローラ11によって保持されるか記憶され、以後のス
テップに使用される。
【0043】第1の間隙と、キャプスタン26とピンチ
・ローラー28間の第2の間隙を通過してから、染料レ
シーバ30の先端部が検知される。ランダム・アクセス
・メモリーにプログラムのあるマイクロプロセッサーを
含むコントローラ11は、レシーバ在り信号に応じて、
レシーバ駆動機構ローラー26、28を起動して、レシ
ーバの移動を停止させる(116)。コントローラ11
は、染料ドナーの移動を停止しても良い(118)。つ
いで、通常の印刷作業を行うために、染料レシーバ30
がレシーバ印刷開始位置に置かれる(120)。
・ローラー28間の第2の間隙を通過してから、染料レ
シーバ30の先端部が検知される。ランダム・アクセス
・メモリーにプログラムのあるマイクロプロセッサーを
含むコントローラ11は、レシーバ在り信号に応じて、
レシーバ駆動機構ローラー26、28を起動して、レシ
ーバの移動を停止させる(116)。コントローラ11
は、染料ドナーの移動を停止しても良い(118)。つ
いで、通常の印刷作業を行うために、染料レシーバ30
がレシーバ印刷開始位置に置かれる(120)。
【0044】レシーバ移動停止ステップ(116)とド
ナー停止ステップ(118)の後、ドナーの位置変えシ
ーケンス(104)が開始される。このシーケンスの最
初のステップは、ドナー移動停止ステップ(118)の
終了時にプリント・ヘッド23に近接しているカラー・
パッチの色を判定する後続のカラーを判定するステップ
(121)である。この後に、プリント・ヘッド23に
近接するカラー・パッチが変わったか否かの判定が行わ
れる。これは初期の色判定(111)の結果と後続の色
判定(121)の結果と比較することにより行われる。
ナー停止ステップ(118)の後、ドナーの位置変えシ
ーケンス(104)が開始される。このシーケンスの最
初のステップは、ドナー移動停止ステップ(118)の
終了時にプリント・ヘッド23に近接しているカラー・
パッチの色を判定する後続のカラーを判定するステップ
(121)である。この後に、プリント・ヘッド23に
近接するカラー・パッチが変わったか否かの判定が行わ
れる。これは初期の色判定(111)の結果と後続の色
判定(121)の結果と比較することにより行われる。
【0045】初期の色判定と後続の色判定(111、1
21)が異なる場合には、ドナー巻き戻しステップ(1
24)が実行され、プリント・ヘッド23がドナー印刷
初期位置71より手前に来るように十分に染料ドナー2
0を巻き戻す。このドナー巻き戻しステップ(124)
において、プリント・ヘッド23に近接するカラー・パ
ッチの色判定を一回以上行って、十分染料ドナー20が
巻き戻されたかの判定を行っても良い。
21)が異なる場合には、ドナー巻き戻しステップ(1
24)が実行され、プリント・ヘッド23がドナー印刷
初期位置71より手前に来るように十分に染料ドナー2
0を巻き戻す。このドナー巻き戻しステップ(124)
において、プリント・ヘッド23に近接するカラー・パ
ッチの色判定を一回以上行って、十分染料ドナー20が
巻き戻されたかの判定を行っても良い。
【0046】ドナー巻き戻しステップ(124)が終了
すると、染料ドナー20はドナー印刷開始位置71に達
するまで、移動される。そして再び、プリント・ヘッド
23に近接するカラー・パッチの色を一回以上判定し
て、第2群のカラー・パッチの一番目のカラー・パッチ
68まで、染料ドナーが移動した時を判定し、その後、
ドナーの印刷開始位置71に達するまで、染料ドナー2
0が繰り出される。
すると、染料ドナー20はドナー印刷開始位置71に達
するまで、移動される。そして再び、プリント・ヘッド
23に近接するカラー・パッチの色を一回以上判定し
て、第2群のカラー・パッチの一番目のカラー・パッチ
68まで、染料ドナーが移動した時を判定し、その後、
ドナーの印刷開始位置71に達するまで、染料ドナー2
0が繰り出される。
【0047】最初と後続の色判定(111、121)の
結果が同じであれば、ドナーの巻き戻しステップ(12
4)は実行されずに、染料ドナー20はその印刷開始位
置71に達するまで、移動される。上述と同様に、プリ
ント・ヘッド23に近接するカラー・パッチの色を一回
以上判定して、第2群のカラー・パッチの一番目のカラ
ー・パッチ68まで染料ドナー20が移動した時を判定
し、そして、ドナーの印刷開始位置71まで、染料ドナ
ー20が繰り出される。
結果が同じであれば、ドナーの巻き戻しステップ(12
4)は実行されずに、染料ドナー20はその印刷開始位
置71に達するまで、移動される。上述と同様に、プリ
ント・ヘッド23に近接するカラー・パッチの色を一回
以上判定して、第2群のカラー・パッチの一番目のカラ
ー・パッチ68まで染料ドナー20が移動した時を判定
し、そして、ドナーの印刷開始位置71まで、染料ドナ
ー20が繰り出される。
【0048】ドナーの位置変えステップ104に続い
て、画像印刷ステップ(106)が実行される。画像印
刷シーケンス(106)の最初のステップは、第2群の
カラー・パッチの中で印刷位置にあるカラー・パッチを
使っての情報の印刷(128)である。印刷の完了の判
定(130)が、続いて行われる。さらに情報を印刷す
る必要がある場合には、レシーバ印刷開始位置に染料レ
シーバ30を再度移動させ(132)、染料ドナー20
を第2群のカラー・パッチ中の次のカラー・パッチに達
するまで繰り出す(134)。情報印刷ステップ(12
8)を繰り返して、画像印刷シーケンス(106)が引
き続き実行され、印刷終了が再度判定される(13
0)。画像のカラー・パッチ情報が全て印刷されるま
で、このシーケンスが繰り返される。画像が完全である
と判定されると(130)、画像印刷シーケンスは完了
する。
て、画像印刷ステップ(106)が実行される。画像印
刷シーケンス(106)の最初のステップは、第2群の
カラー・パッチの中で印刷位置にあるカラー・パッチを
使っての情報の印刷(128)である。印刷の完了の判
定(130)が、続いて行われる。さらに情報を印刷す
る必要がある場合には、レシーバ印刷開始位置に染料レ
シーバ30を再度移動させ(132)、染料ドナー20
を第2群のカラー・パッチ中の次のカラー・パッチに達
するまで繰り出す(134)。情報印刷ステップ(12
8)を繰り返して、画像印刷シーケンス(106)が引
き続き実行され、印刷終了が再度判定される(13
0)。画像のカラー・パッチ情報が全て印刷されるま
で、このシーケンスが繰り返される。画像が完全である
と判定されると(130)、画像印刷シーケンスは完了
する。
【0049】まとめると染料レシーバ30を無駄なくそ
の印刷位置に送り込むのに正確に必要なだけ染料ドナー
20を繰り出して、染料レシーバ30の装置を補助する
ように機能するのが、本装置の特徴である。染料レシー
バがその移動路のどの位置から移動を始めたかに拘りな
く、染料レシーバが適切な印刷位置に到達することが必
要な限り、染料ドナーの移動がおこる。この実例は前回
の印刷の大きさに拘りなく、途中で染料ドナー20を交
換しても適切に機能し、代案の実施例では影響のあった
エラーに左右されることはなく、印刷時間が最小であ
り、染料ドナー20の機械的な移動も最少限に止める。
の印刷位置に送り込むのに正確に必要なだけ染料ドナー
20を繰り出して、染料レシーバ30の装置を補助する
ように機能するのが、本装置の特徴である。染料レシー
バがその移動路のどの位置から移動を始めたかに拘りな
く、染料レシーバが適切な印刷位置に到達することが必
要な限り、染料ドナーの移動がおこる。この実例は前回
の印刷の大きさに拘りなく、途中で染料ドナー20を交
換しても適切に機能し、代案の実施例では影響のあった
エラーに左右されることはなく、印刷時間が最小であ
り、染料ドナー20の機械的な移動も最少限に止める。
【0050】本発明は一定の好適態様を特に参照して詳
細に記述された、しかも、本発明の本意と範囲内で変
更、修飾が可能であることは理解されよう。
細に記述された、しかも、本発明の本意と範囲内で変
更、修飾が可能であることは理解されよう。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
染料レシーバの装着時、プリント・ヘッドとプラテン間
を少しの力で染料レシーバを動かせる。所定の印刷に必
要な染料ドナー量を最小にできる。所定数のプリントを
作るの必要な染料ドナー量が少ないため、プリンター内
に最小量の染料ドナーを装填するだけであり、プリンタ
ーの大きさを最小にすることができる。染料ドナー・ス
プールを交換しても、印刷サイクルは影響を受けない。
染料ドナーの繰り出しあるいは巻き戻しに影響を及ぼす
印刷サイズの変更に、印刷サイクルが影響を受けること
がない。染料レシーバが、適切な印刷位置に達するまで
に移動すべき距離により、印刷サイクルが左右されるこ
とはない。染料ドナーの位置決めに、高価な計測装置を
使用する必要がない。簡素でかつ複雑でない機構を用い
て、染料レシーバの移動ができる。印刷サイクルに必要
な時間を最小にすることが可能である。プリント・ヘッ
ドとローラー・プラテン間の間隙が変化しても、装着シ
ーケンスが影響を受けることがない。
染料レシーバの装着時、プリント・ヘッドとプラテン間
を少しの力で染料レシーバを動かせる。所定の印刷に必
要な染料ドナー量を最小にできる。所定数のプリントを
作るの必要な染料ドナー量が少ないため、プリンター内
に最小量の染料ドナーを装填するだけであり、プリンタ
ーの大きさを最小にすることができる。染料ドナー・ス
プールを交換しても、印刷サイクルは影響を受けない。
染料ドナーの繰り出しあるいは巻き戻しに影響を及ぼす
印刷サイズの変更に、印刷サイクルが影響を受けること
がない。染料レシーバが、適切な印刷位置に達するまで
に移動すべき距離により、印刷サイクルが左右されるこ
とはない。染料ドナーの位置決めに、高価な計測装置を
使用する必要がない。簡素でかつ複雑でない機構を用い
て、染料レシーバの移動ができる。印刷サイクルに必要
な時間を最小にすることが可能である。プリント・ヘッ
ドとローラー・プラテン間の間隙が変化しても、装着シ
ーケンスが影響を受けることがない。
【図1】本発明が適用される感熱プリンターの一部を示
す概略図である。
す概略図である。
【図2】連続するカラー・パッチの繰り返し群を有する
染料ドナーの概略図であり、前回の印刷終了時、次回の
印刷の開始時、前回の最大サイズ印刷の際の染料ドナー
の印刷開始時におけるプリント・ヘッドの位置を示す。
染料ドナーの概略図であり、前回の印刷終了時、次回の
印刷の開始時、前回の最大サイズ印刷の際の染料ドナー
の印刷開始時におけるプリント・ヘッドの位置を示す。
【図3】図2と同様な図であるが、小さな画像の印刷時
のプリント・ヘッドの位置を示す。
のプリント・ヘッドの位置を示す。
【図4】染色レシーバの装着、染料ドナーの位置変え
と、染料レシーバ上に画像を印刷するための制御方法の
一部を示す図である。
と、染料レシーバ上に画像を印刷するための制御方法の
一部を示す図である。
【図5】染料レシーバの装着、染料ドナーの位置変え
と、染料レシーバ上に画像を印刷するための制御方法の
一部を示す図である。
と、染料レシーバ上に画像を印刷するための制御方法の
一部を示す図である。
10 感熱プリンター 20 染料ドナー 23 プリント・ヘッド 24 プラテン 30 染料レシーバ 40 レシーバ在り信号発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 35/16 B 9012−2C
Claims (6)
- 【請求項1】 連続するカラー・パッチの反復グループ
を有する染料ドナーと、染料レシーバを使用する感熱カ
ラープリンターであって、第1の位置においてプリント
・ヘッドがプラテンとの間に間隙を形成し、第2の位置
においてプリント・ヘッドが染料ドナーを染料レシーバ
とプラテンに押圧しており、前記プリンターがレシーバ
の移動路を規定することを特徴とし、さらに、 a)レシーバの移動路に沿って第1の方向に染料レシー
バを移動させ、プリント・ヘッドとプラテンとの間隙に
到達させる手段と、 b)上記第1の方向への染料レシーバの移動中、染料ド
ナーを上記第1の方向に移動させて上記移動中の染料レ
シーバと接触させ、染料レシーバの上記間隙の通過を補
助する手段と、を含むことを特徴とするカラー感熱プリ
ンター。 - 【請求項2】 請求項1に記載のカラー感熱プリンター
であって、 a)上記間隙の下流にあり、上記間隙内に染料レシーバ
が在ることを検知して、レシーバ在り信号を発生する手
段と、 b)上記レシーバ在り信号に応じて、染料ドナーの移動
を停止させる手段と、 c)上記レシーバ在り信号に応じて、染料レシーバをプ
リント開始位置に位置させる手段と、 d)染料ドナーの移動停止後に、染料ドナーを印刷開始
位置に位置させる手段と、 e)染料レシーバ上に情報を記録する手段と、を含むこ
とを特徴とするカラー感熱プリンター。 - 【請求項3】 請求項2に記載の感熱プリンターであっ
て、さらに染料ドナー位置決め手段は、 a)プリント・ヘッドとプラテン間の間隙に、連続する
カラー・パッチのどれがあるかを検知し、検知した特定
のカラー・パッチを表すカラー・パッチ信号を発生する
手段と、 b)次群のカラー・パッチ中の一番目のカラー・パッチ
に対するプリント・ヘッドの位置を判定し、上記ドナー
印刷開始位置に染料ドナーを位置させるために、染料ド
ナーが移動すべき方向を表す染料ドナー駆動方向信号を
発生する手段と、 c)上記染料ドナー駆動方向信号に応じて、染料ドナー
を移動させて次群の連続カラー・パッチを上記ドナーの
印刷開始位置に位置させる手段と、を含むことを特徴と
するカラー感熱プリンター。 - 【請求項4】 連続するカラー・パッチの反復グループ
を有する染料ドナーと、染料レシーバが使用され、第1
の位置においてプリント・ヘッドとプラテンとが間隙を
形成し、第2の位置においてプリント・ヘッドが染料ド
ナーを染料レシーバとプラテンに押圧しており、レシー
バの移動路を規定する感熱プリンターであって、さら
に、 a)第1の方向に染料レシーバを移動させ、プリント・
ヘッドとプラテンとの間隙に到達させる手段と、 b)上記第1の方向への染料レシーバの移動中、染料ド
ナーを上記第1の方向に移動させて、染料レシーバの上
記間隙の通過を補助する手段と、 c)上記間隙の下流にあり、上記間隙内に染料レシーバ
が在ることを検知して、レシーバ在り信号を発生する手
段と、 d)上記レシーバ在り信号に応じて、上記第1の方向と
は反対の第2の方向へ染料レシーバを移動させることに
より、レシーバを印刷開始位置に到達させる手段と、 e)染料ドナーの移動中、どのカラー・パッチがプリン
ト・ヘッドの近くにあるかを検出し、カラー・パッチ信
号を発生する手段と、 f)上記レシーバ在り信号と上記カラー・パッチ信号に
応じて、染料ドナーを移動してその印刷開始位置に到達
させる手段と、 g)染料レシーバ上に情報を印刷する手段と、を含むこ
とを特徴とするカラー感熱プリンター。 - 【請求項5】 請求項4に記載のカラー感熱プリンター
であって、レシーバを第2の位置へ移動させる手段が、
染料レシーバが上記レシーバの印刷開始位置を通過する
まで染料レシーバを上記第2の方向に移動させる手段を
含んでおり、染料レシーバを上記第1の方向に移動させ
て、上記レシーバの印刷開始位置に到達させることを特
徴とするカラー感熱プリンター。 - 【請求項6】 請求項4に記載のカラー感熱プリンター
であって、どのカラー・パッチがプリント・ヘッドの近
くにあるかを検知する手段が、 a)上記染料ドナーの移動中、上記カラー・パッチ信号
の変化を判定し、カラー・パッチ変化信号を発生する手
段と、 b)上記レシーバ在り信号とカラー・パッチ変化信号に
基づいて、上記第1の位置と反対である第2の方向に、
前回のカラー・パッチが検知されるまで染料ドナーを巻
き戻し、カラー・パッチ信号を発生する手段と、 c)上記カラー・パッチ信号と上記レシーバ在り信号に
基づいて、染料ドナーを移動させて、ドナーの印刷開始
位置に到達させる手段と、を含むことを特徴とするカラ
ー感熱プリンター。
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