JPH0671992A - カラープリンタ - Google Patents

カラープリンタ

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Publication number
JPH0671992A
JPH0671992A JP23080292A JP23080292A JPH0671992A JP H0671992 A JPH0671992 A JP H0671992A JP 23080292 A JP23080292 A JP 23080292A JP 23080292 A JP23080292 A JP 23080292A JP H0671992 A JPH0671992 A JP H0671992A
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JP
Japan
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ribbon
ink
platen
reel
ink ribbon
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Pending
Application number
JP23080292A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakazu Sone
正和 曽根
Hiroshi Katsuno
博 勝野
Masaki Kishimoto
正樹 岸本
Shinji Kato
真二 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH0671992A publication Critical patent/JPH0671992A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラープリンタのインクリボンの正確なリボ
ン巻き径を算出する。 【構成】 インクリボン1のみをプラテン14に圧接し
た状態でインクリボン1を搬送し、この際のプラテン1
4とリボンリール6の各回転情報を検出し、この回転情
報に基づきCPU22がリボン巻き径等を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラープリンタに関し、
特にインクリボンの送り量調整技術に係わる。
【0002】
【従来の技術】カラープリンタのインクリボンはイエロ
ーY,マゼンタM,シアンCの各インク部を一単位とす
る単位インク部がリボン送り方向に連続的に形成されて
いる。そして、3色のインク部で同一プリント紙に多重
印画することによってカラープリントを行う。従って、
プリント紙に対して各インク部の位置が合うようインク
リボンの送り量を調整する必要がある。
【0003】従来はインクリボンの単位インク部毎に頭
出しマークを付ける他にマゼンタM,シアンCの各イン
ク部にも頭出しマークを付けてこれら頭出しマークを基
準として位置合わせを行っていた。しかし、インクリボ
ンの製造コストが高く、且つ、インクリボンの巻き径が
少し大きくなる。また、単位インク部の頭出し用とマゼ
ンタM,シアンCの頭出し用とを識別しなければならな
い。
【0004】そのため、インクリボンには単位インク部
の頭出しマークのみを設けるかわりに、一対のリボンリ
ールの回転量に対するインクリボンの送り量を算出する
リボン送り量算出手段を設け、このリボン送り量算出手
段によってマゼンタMとシアンCの各インク部の位置合
わせを行う技術が提案されている。そして、リボン送り
量算出手段はプラテンの回転情報と供給リールの回転情
報より供給リール側のインクリボンの巻き径を算出し、
この巻き径より供給リールの回転量に対するインクリボ
ンの送り量を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
はイエローYの印画時におけるプラテンと供給リールの
各回転情報を用いて巻き径の計算を行っているが、印画
時においてはプラテンと印画ヘッド間にインクリボンが
プリント紙と共に介在されて移動される。そのため、イ
ンクリボンの巻取トルクが弱い場合、プリント紙に対し
てインクリボンがすべりを起こす蓋然性が非常に高く、
正確な巻き径を算出することができない。その結果色ず
れが生じたり、又、それを防ぐために各色のインク部の
長さを増さなければならない等の問題があった。
【0006】また、イエローYの印画開始位置まではイ
ンクリボンとプリント紙が共にプラテンと印画ヘッド間
に介在して送られるため、この移動中にインクリボンが
すべりを起こしイエローYの印画開始位置に関してもば
らつく可能性があった。
【0007】そこで、本発明はインクリボンの正確な巻
き径を算出できるカラープリンタを提供することを課題
とする。又、本発明は最初のインク部の印画開始位置も
ばらつくことなく一定にできるカラープリンタを提供す
ることを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の請求項1に係る発明のカラープリンタは、複数色のイ
ンク部から成る単位インク部をリボン送り方向に連続的
に構成し、且つ、前記単位インク部毎に頭出しマークを
設けたインクリボンを一対のリボンリールに装着し、前
記頭出しマークを検出するリボンコードセンサを設け、
プラテンの回転情報と前記リボンリールの回転情報より
前記リボンリールのリボン巻き径を算出し、このリボン
巻き径より前記リボンリールの回転量に対する前記イン
クリボンの送り量を算出するリボン送り量算出手段を設
け、前記リボンコードセンサと前記リボン送り量算出手
段の情報より前記インクリボンの移動位置を制御する制
御部を設け、この制御部の前記インクリボンの移動制御
により、前記単位インク部の前記各インク部について同
一プリント紙を前記プラテンと印画ヘッド間に繰り返し
移動して多重印画を行うカラープリンタにおいて、前記
リボン送り量算出手段が前記インクリボンのみを前記プ
ラテンに圧接して移動した際の前記プラテンと前記リボ
ンリールの各回転情報に基づき前記リボン巻き径及び前
記インクリボンの送り量を算出したものである。
【0009】請求項2に係る発明のカラープリンタは、
請求項1の構成にあって、プラテンとリボンリールの各
回転情報を、インクリボンとプリント紙を最初の印画開
始位置に移動する過程中で、且つ、インクリボンのみが
プラテンに圧接する区間に行うようにしたものである。
【0010】請求項3に係る発明のカラープリンタは、
請求項1の構成にあって、リボン送り量算出手段の算出
結果よりインクリボンとプリント紙が最初の印画開始位
置に移動されるまでのインクリボンの理想の移動量を計
算し、この理想の移動量と実際の移動量とが異なる場合
にはインクリボンの移動位置を補正するようにしたもの
である。
【0011】
【作用】請求項1の発明によれば、インクリボンがプラ
テンに圧接した状態で移動し、インクリボンがプラテン
に対して滑ることがないため、プラテンとリボンリール
の正確な回転情報が得られる。
【0012】請求項2の発明によれば、上記と同様にプ
ラテンとリボンリールの正確な回転情報が得られると共
にこの回転情報の入手を最初の印画開始位置に移動する
過程で行うため印画動作以外の特別の動作が必要ない。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項1と同様
にプラテンとリボンリールの正確な回転情報が得られ、
この回転情報より算出した理想のインクリボンの送り量
となるため常に一定の印画開始位置となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
【0015】インクリボン1は図2に示すようにイエロ
ーY,マゼンタM,シアンCの各インク部2Y,2M,2
Cから成る単位インク部2がリボン送り方向に連続的に
構成されていると共に単位インク部2毎に頭出しマーク
3が付けられている。そして、このインクリボン1はリ
ボンカセットに収納されている。
【0016】図3にはリボンカセット4の構成図が示さ
れている。図3において、ケース5には一対のリボンリ
ール6,7が回転自在に支持され、この供給側のリボン
リール6にインクリボン1が巻装されている。このイン
クリボン1の先端が巻取側のリボンリールに固定され、
供給側より送り出されたインクリボン1は巻取側のリボ
ンリール7で巻き取られる。このように構成されたリボ
ンカセットがカラープリンタに着脱自在に装着される。
【0017】図4にはカラープリンタの概略構成図が示
されている。図4において、装着されたリボンカセット
4の一対のリボンリール6,7は一対のリール回転部
(図示せず)に係合され、この巻取側のリール回転部は
リボンモータM1(図5に示す)によって回転される。
【0018】給紙トレイ8には所定規格のプリント紙9
が積層状態で収納されている。給紙トレイ8の下方には
給紙レバー10が、又、給紙トレイ8の上方には給紙ベ
ルト11がそれぞれ配置されている。給紙レバー10は
下記する印画ヘッド18に連動して移動される。給紙ベ
ルト11は一対のローラ12間に掛けられ、この一のロ
ーラ12は給紙モータM2(図5に示す)によって回転
される。給紙ベルト11の紙送り側には分離ローラ13
が給紙ベルト11に略圧接状態で配置されている。
【0019】プラテン14は高摩擦材にて構成され、プ
ラテンモータM3(図5に示す)によって正転(時計方
向)及び逆転(反時計方向)のどの方向にも自由に回転
される。プラテン14の下側には下側ピンチローラ15
が、又、上側には上側ピンチローラ16がそれぞれ圧接
されている。又、プラテン14と給紙ベルト11の間に
はパス切換えプレート17が配置されており、このパス
切換えプレート17によってプリント紙9を印画待機位
置へ送ることができるよう構成されている。
【0020】印画ヘッド18は支持部材19の先端に支
持され、ヘッドモータM4(図5に示す)の駆動でプラ
テン14に圧接する圧接位置とプラテン14より十分に
離れる基準位置との間で変位する。この中間位置に待機
位置が存在する。
【0021】一対の排紙ローラ19はプラテン14の排
出側に位置し、プラテン14に連動して正逆方向に回転
される。
【0022】リボンコードセンサS1はインクリボン1
の供給側のリボンリール6の近傍を検出位置としてイン
クリボン1の頭出しマーク3を検出する。ペーパーエッ
ジセンサS2は上側ピンチローラ16の排出側近傍を検
出位置としてプリント紙9のエッジを検出する。。
【0023】FG発生器20はインクリボンの供給側リ
ール回転部の回転を検出し、これに対応するFGパルス
を出力する。尚、図中24は排紙トレイ,25はヒート
シンクである。
【0024】図5にはカラープリンタの回路ブロック図
が示されている。図5において、FG発生器20、リボ
ンコードセンサS1、ペーパーエッジセンサS2、プリン
トキー21の各出力はCPU22に供給され、又、CP
U22は各ドライブ回路23に制御信号を出力する。各
ドライブ回路23はこの制御信号に基づきプラテンモー
タM3、給紙モータM2、リボンモータM1、ヘッドモー
タM4にドライブ信号を出力する。プラテンモータ14
はステッピングモータにて構成され、このドライブ信号
であるパルス信号がプラテンモータ14の回転情報とし
てCPU22にも供給されている。このCPU22は図
6乃至図8に示すフローを実行し、リボン送り量算出手
段であると共にインクリボン1の搬送位置を制御する制
御部でもある。
【0025】以下、上記構成の作用を図6乃至図8のフ
ローに沿って説明する。プリントキー21がオンされる
と、図9に示すように、ヘッドモータM4が駆動して印
画ヘッド18が基準位置から待機位置へ変位すると共に
給紙レバー10がアップして最上位のプリント紙9が給
紙ベルト11に圧接する。
【0026】次に、図10に示すように、リボンモータ
1が駆動してインクリボン1が移動する。リボンコー
ドセンサS1が頭出しマーク3を検出すると、リボンモ
ータM1を停止する。これによって単位インク部2の頭
出しがなされ、この際のリボンコードセンサS1,印画
ヘッド18とインクリボン1との位置関係は図2に示す
ような関係になっている。
【0027】次に、図11に示すように、給紙モータM
2が所定時間だけ駆動してプリント紙9が搬送されてそ
の先端がプラテン14にまで達する。プリント紙9の先
端がプラテン14にまで達すると、今度はプラテンモー
タM3と給紙モータM2が共に所定時間だけ駆動してプリ
ント紙9の先端がプラテン14と下側ピンチローラ15
の間に挾み込まれる。
【0028】次に、図1に示すように、ヘッドモータM
4が駆動して印画ヘッド18が圧着位置に変位する。す
ると、インクリボン1は印画ヘッド18に押圧されてプ
ラテン14に圧着される。そして、プラテンモータM3
と給紙モータM2が共に駆動してインクリボン1がプラ
テン14の摩擦力を受けて移動し、この移動した分のイ
ンクリボン1はリボンモータM1の回転で巻取側のリボ
ンリール7に巻き取られる。
【0029】CPU22はこのプラテンモータM3の回
転開始と同時にFG発生器20のFGパルスとプラテン
モータM3のモータ駆動パルスをカウントし、FGパル
スが8発来るまでのモータ駆動パルス数Paをチェック
する。そして、下記式の演算によってインクリボン1の
供給側のリボン巻き径r2を算出する。
【0030】即ち、プラテン14の半径をr1,プラテ
ン14の1回転に要するモータ駆動パルス数をN1,供
給側のリボンリール6の1回転に要するFGパルス数を
2とすると、 Pa・(2πr1/N1)=8・(2πr2/N2) の式が成り立ち、 r2=r1・(N2/N1)・(Pa/8) ‥‥‥(1) となるため、この上式によって巻き径r2を求める。
【0031】次に、インクリボン1を理想のイエローY
の印画開始位置まで移動するに要する理論パルス数
1,及びインクリボン1を理想のマゼンタMの印画開
始位置まで移動するに要する理論パルス数P0,及びイ
ンクリボン1を理想のシアンCの印画開始位置まで移動
するに要する理論パルス数Pを算出する。
【0032】即ち、インクリボン1の1FGパルス当た
りのリボン送り量Sは2πr2/N2である。従って、こ
の式に上記(1)式を代入すると、 S=2πP11/8N1 となる。そして、目的とする位置までの距離をLxとす
ると、 P1(又はP0,P)=Lx/S となり、 P1(又はP0,P)=(4N1/πP11)・Lx となるため、この式によって各理想パルス数P1,P0
Pを求める。
【0033】ここで、図1に示すように、インクリボン
1とプリント紙9の上記ローディング過程において、搬
送開始からプリント紙9の先端が印画ヘッド18位置ま
で送られる区間mはインクリボン1のみが印画ヘッド1
8の押圧力で直接プラテン14に圧接しているため、そ
の区間mではインクリボン1は滑ることなくプラテン1
4の回転に追従して搬送される。そして、この区間にお
けるFGパルス数とモータ駆動パルスを対比してリボン
リール6の巻き径r2を算出するため、正確な巻き径r2
を求めることができる。又、これを基準に各理想パルス
数P1,P0,Pを求めるため、各インク部2について理
想的な印画開始位置までのパルス数を求めることができ
る。
【0034】一方、図13に示すように、プラテン14
の回転によってインクリボン1と共にプリント紙9も搬
送され、ペーパーエッジセンサS2がプリント紙9の先
端を検出すると、各モータM1,M2,M3が全て停止さ
れる。これと共にFG発生器20のFGパルス数のカウ
ントを終え、このカウント値をホールドする。
【0035】次に、ヘッドモータM4を駆動して印画ヘ
ッド18を待機位置に戻し、ローディング時の理論パル
ス数P1と実際にカウントしたパルス数を比較し、イン
クリボン1がプリント紙9に対する滑り等によって理論
パルス数P1より少ない場合にはその誤差分だけリボン
モータM1を駆動する。即ち、インクリボン1は理論パ
ルス数P1だけ搬送されるため滑り等にかかわらず常に
理想の印画開始位置に位置される。
【0036】このような補正動作を行った後、又は、そ
の必要がない場合には印画ヘッド18を待機位置に戻し
た後、すぐに図14に示すようにプラテンモータM3
び給紙モータM2を駆動してプリント紙9を搬送する。
そして、プリント紙9の終端が分離ローラ13を越す直
前位置まで来た時点で給紙モータM2を停止し、さら
に、図15に示すようにプリント紙9の終端がパス切換
ガイド17を越す位置まで来た時点でプラテンモータM
3を停止する。
【0037】次に、図16に示すように、プラテンモー
タM3を逆転駆動してプリント紙9を逆搬送する。する
と、プリント紙9の後端側は印画待機位置へ入り込む。
そして、ペーパーエッジセンサS2がプリント紙9の先
端を検出するとプラテンモータM3を停止する。
【0038】次に、図17に示すように、ヘッドモータ
4を駆動して印画ヘッド18を圧着位置に変位し、リ
ボンモータM1と共にプラテンモータM3を正転駆動す
る。すると、直ちにペーパーエッジセンサS2がプリン
ト紙9の先端を検出し、これと共にイエローYの印画を
開始する。又、ペーパーエッジセンサS2がプリント紙
9の先端を検出した時点でFGパルスのカウントも開始
する。図18に示すようにイエローYの印画(図2の斜
線領域)を実行し、これが終了すると、図19に示すよ
うにFGパルスのカウントを終えてそのカウント値P2
をホールドし、且つ、プラテンモータM3及びリボンモ
ータM1も同時に停止する。
【0039】次に、図20に示すように、ヘッドモータ
4を駆動して印画ヘッド18を待機位置に戻し、リボ
ンモータM1をM送りパルス数P3だけ駆動する。M送り
パルス数P3はP3=P−P1−P2の演算より求める。こ
のM送りパルス数P3の駆動によってインクリボン1が
印画時に滑りを生じたか否かにかかわらずインクリボン
1は図8に示すように理想的なマゼンタMの印画開始位
置まで送られる。
【0040】また、図21に示すように、プラテンモー
タM3を逆転駆動してプリント紙9を逆搬送する。ペー
パーエッジセンサS2がプリント紙9の先端を検出する
とプラテンモータM3を停止する。そして、上記イエロ
ーY印画と同様にしてマゼンタMの印画(図2の斜線領
域)を実行し、印画終了後にリボンモータM1をC送り
パルス数P5だけ駆動する。C送りパルス数P5はP5
P−P0−P4の演算より求め、このC送りパルス数P5
の駆動によってインクリボン1は図8に示すように理想
的なシアンCの印画開始位置まで送られる。その後、上
記と同様にしてプリント紙9を逆搬送し、シアンCの印
画(図2の斜線領域)を実行する。シアンCの印画終了
後に排紙動作が行われて全ての工程が終了する。
【0041】尚、この実施例においては、インクリボン
1とプリント紙9を最初(イエローY)の印画開始位置
に移動する過程(ローディング過程)中で、且つ、イン
クリボン1のみがプラテン14に圧接する区間mをパル
ス検出区間としたため、パスル検出を行うための特別の
動作を行う必要がないという利点を有するが、上記ロー
ディング過程前にインクリボン1のみをプラテン14に
圧接してパルス検出を行うよう構成しても良い。
【0042】尚、この実施例ではインクリボン1の供給
側の回転情報をFG発生器20により検出するよう構成
したが、巻取側の回転情報を検出するよう構成しても良
い。又、プラテン14の回転情報はモータ駆動パルスで
はなくFG発生器を用いて得るようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に係る発明に
よれば、インクリボンのみプラテンに圧接して移動した
際のプラテンとリボンリールの各回転情報に基づきリボ
ン巻き径及びインクリボンの送り量を算出したので、正
確なリボン巻き径及びインクリボンの送り量を算出でき
るという効果を奏する。
【0044】また、請求項2に係る発明によれば、イン
クリボンとプリント紙を最初の印画開始位置に移動する
過程中においてインクリボンのみがプラテンに圧接する
区間にプラテンとリボンリールの各回転情報を検出し、
この回転情報に基づきリボン巻き径及びインクリボンの
送り量を算出したので、印画動作以外の特別な動作を行
うことなく正確なリボン巻き径及びインクリボンの送り
量を算出できるという効果を奏する。
【0045】さらに、請求項3に係る発明によれば、イ
ンクリボンのみプラテンに圧接して移動した際のプラテ
ンとリボンリールの各回転情報に基づきリボン巻き径及
びインクリボンの送り量を算出し、この算出結果よりイ
ンクリボンとプリント紙が最初の印画開始位置に移動さ
れるまでのインクリボンの理想の移動量を計算し、この
理想の移動量と実際の移動量とが異なる場合にはインク
リボンの移動位置を補正したので、正確なリボン巻き径
等より理想の移動量を求め、この移動量になるよう補正
するためインクリボンに滑りが生じても常に理想の印画
開始位置に位置させることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラープリンタの要部拡大構成図(実施例)
【図2】インクリボンの構成図(実施例)
【図3】リボンカセットの構成図(実施例)
【図4】カラープリンタの概略構成図(実施例)
【図5】カラープリンタの回路ブロック図(実施例)
【図6】印画動作時のフローチャート(実施例)
【図7】印画動作時のフローチャート(実施例)
【図8】印画動作時のフローチャート(実施例)
【図9】印画動作説明のためのカラープリンタの概略構
成図(実施例)
【図10】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図11】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図12】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図13】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図14】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図15】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図16】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図17】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図18】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図19】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図20】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【図21】印画動作説明のためのカラープリンタの概略
構成図(実施例)
【符号の説明】
1…インクリボン 2…単位インク部 2Y,2M,2C…インク部 3…頭出しマーク 6,7…リボンリール 9…プリント紙 14…プラテン 18…印画ヘッド 22…CPU(リボン送り算出手段,制御部) S1…リボンコードセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 真二 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数色のインク部から成る単位インク部
    をリボン送り方向に連続的に構成し、且つ、前記単位イ
    ンク部毎に頭出しマークを設けたインクリボンを一対の
    リボンリールに装着し、 前記頭出しマークを検出するリボンコードセンサを設
    け、プラテンの回転情報と前記リボンリールの回転情報
    より前記リボンリールのリボン巻き径を算出し、このリ
    ボン巻き径より前記リボンリールの回転量に対する前記
    インクリボンの送り量を算出するリボン送り量算出手段
    を設け、前記リボンコードセンサと前記リボン送り量算
    出手段の情報より前記インクリボンの移動位置を制御す
    る制御部を設け、 この制御部の前記インクリボンの移動制御により、前記
    単位インク部の前記各インク部について同一プリント紙
    を前記プラテンと印画ヘッド間に繰り返し移動して多重
    印画を行うカラープリンタにおいて、 前記リボン送り量算出手段が前記インクリボンのみを前
    記プラテンに圧接して移動した際の前記プラテンと前記
    リボンリールの各回転情報に基づき前記リボン巻き径及
    び前記インクリボンの送り量を算出したことを特徴とす
    るカラープリンタ。
  2. 【請求項2】 複数色のインク部から成る単位インク部
    をリボン送り方向に連続的に構成し、且つ、前記単位イ
    ンク部毎に頭出しマークを設けたインクリボンを一対の
    リボンリールに装着し、 前記頭出しマークを検出するリボンコードセンサを設
    け、プラテンの回転情報と前記リボンリールの回転情報
    より前記リボンリールのリボン巻き径を算出し、このリ
    ボン巻き径より前記リボンリールの回転量に対する前記
    インクリボンの送り量を算出するリボン送り量算出手段
    を設け、前記リボンコードセンサと前記リボン送り量算
    出手段の情報より前記インクリボンの移動位置を制御す
    る制御部を設け、 この制御部の前記インクリボンの移動制御により、前記
    単位インク部の前記各インク部について同一プリント紙
    を前記プラテンと印画ヘッド間に繰り返し移動して多重
    印画を行うカラープリンタにおいて、 前記リボン送り量算出手段が、前記インクリボンと前記
    プリント紙を最初の印画開始位置に移動する過程中で、
    且つ、前記インクリボンのみが前記プラテンに圧接する
    区間の前記プラテンと前記リボンリールの各回転情報に
    基づき前記リボン巻き径及び前記インクリボンの送り量
    を算出したことを特徴とするカラープリンタ。
  3. 【請求項3】 複数色のインク部から成る単位インク部
    をリボン送り方向に連続的に構成し、且つ、前記単位イ
    ンク部毎に頭出しマークを設けたインクリボンを一対の
    リボンリールに装着し、 前記頭出しマークを検出するリボンコードセンサを設
    け、プラテンの回転情報と前記リボンリールの回転情報
    より前記リボンリールのリボン巻き径を算出し、このリ
    ボン巻き径より前記リボンリールの回転量に対する前記
    インクリボンの送り量を算出するリボン送り量算出手段
    を設け、前記リボンコードセンサと前記リボン送り量算
    出手段の情報より前記インクリボンの移動位置を制御す
    る制御部を設け、 この制御部の前記インクリボンの移動制御により、前記
    単位インク部の前記各インク部について同一プリント紙
    を前記プラテンと印画ヘッド間に繰り返し移動して多重
    印画を行うカラープリンタにおいて、 前記リボン送り量算出手段が前記インクリボンのみを前
    記プラテンに圧接して移動した際の前記プラテンと前記
    リボンリールの各回転情報に基づき前記リボン巻き径及
    び前記インクリボンの送り量を算出し、 この算出結果より前記インクリボンと前記プリント紙が
    最初の印画開始位置に移動されるまでの前記インクリボ
    ンの理想の移動量を計算し、この理想の移動量と実際の
    移動量とが異なる場合には前記インクリボンの移動位置
    を補正したことを特徴とするカラープリンタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248795A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Alps Electric Co Ltd 印刷装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013248795A (ja) * 2012-05-31 2013-12-12 Alps Electric Co Ltd 印刷装置

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