JPH03239571A - カラーサーマルプリンタ - Google Patents

カラーサーマルプリンタ

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Publication number
JPH03239571A
JPH03239571A JP2035245A JP3524590A JPH03239571A JP H03239571 A JPH03239571 A JP H03239571A JP 2035245 A JP2035245 A JP 2035245A JP 3524590 A JP3524590 A JP 3524590A JP H03239571 A JPH03239571 A JP H03239571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receiver
drum
roller
gripper
image receptor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2035245A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Hatakeyama
畠山 篤志
Fuon Nisukara Uein
ウェイン フォン ニスカラ
Seiji Omori
大森 晴史
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eastman Kodak Japan Ltd
Original Assignee
Eastman Kodak Japan Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to US07/534,064 priority patent/US4990933A/en
Publication of JPH03239571A publication Critical patent/JPH03239571A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • B41J2/325Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads by selective transfer of ink from ink carrier, e.g. from ink ribbon or sheet

Landscapes

  • Electronic Switches (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、転写型記録媒体のインクを、加熱された感熱
記録ヘッドによって、紙などの受像体に転写するカラー
サーマルプリンタ、特に、受像体の移動動作をローラド
ラムの回転によって行う、ドラムロール式のカラーサー
マルプリンタに関する。
[従来の技術] カラーサーマルプリンタでは、感熱記録ヘッド(以下、
サーマルプリントヘッドという)と、プラテンローラと
の間に、紙等の受像体(以下、レシーバという)とイン
クの付着された転写型記録媒体(以下、インクドナーフ
ィルムという)とを挿通して移動させ、加熱されたサー
マルプリントヘッドによって順次レシーバに転写を行っ
ている。
第5図及び第6図は、従来のカラーサーマルプリンタに
おけるレシーバの搬送移動機構及び記録部の例をそれぞ
れ示している。
第5図は、レシーバの往復移動方式を採用したカラーサ
ーマルプリンタの例を示しており、図において、紙であ
るレシーバ10は、各々2個のローラから成るピンチロ
ーラ12及び14によって挟まれ、このピンチローラ1
2及び14の回転により往復移動される。レシーバ10
は、これらピンチローラ12と14との間でプラテンロ
ーラ16とサーマルプリントヘッド18との間隙である
転写部を通過する。
また、この転写部には、インクドナーフィルム20もレ
シーバ10に重ね合わされて挿通されている。このイン
クドナーフィルム20は、レシーバ10の移動に合わせ
てフィルム用ローラ22及び24によって移動される。
サーマルプリントヘッド18は、プラテンローラ16と
の間に挟まれているレシーバ10に対し、熱によってイ
ンクドナーフィルム20のインクを選択的に転写するも
のである。
また、第6図には、レシーバ10を一方向に移動させる
一方向回転方式のカラーサーマルプリンタの機構が示さ
れており、図示のようにプラテンローラをプラテンドラ
ム28として構成し、このプラテンドラム28にグリッ
パ30を設け、このグリッパ30によってレシーバ10
をプラテンドラム28の外周に固定するようにしている
。サーマルプリントヘッド18及びインクドナーフィル
ム20を移動させるためのフィルム用ローラ22及び2
4については上記第5図の従来例と同様である。
次に、上記第5図及び第6図の各プリンタのプリント動
作について説明する。
まず、第5図の装置において、レシーバ10は、ピンチ
ローラ12によって送り出され、プラテンローラ16に
外接し、サーマルプリントへラド18との間の転写部を
通過し、もう一方のピンチローラ14にその先端が挾み
込まれるまで搬送される。この間サーマルプリントヘッ
ド18は、プラテンローラ16から離れており、インク
ドナーフィルム20は所定位置まで巻き取られている。
次に、サーマルプリントヘッド18がプラテンローラ1
6に所定の圧力で押し付けられ、熱転写が開始される。
熱転写時においては、レシーバ10はピンチローラ12
の摩擦力に保持されながらピンチローラ14及びプラテ
ンローラ16の回転によって矢印100方向に搬送移動
されながら印刷される。このとき、ピンチローラ12.
14及びプラテンローラ16は、レシーバ10に弛みが
できないように同調して回転している。また、インクド
ナーフィルム20もこのレシーバ10の送り速度と同調
してフィルム用ローラ22側に巻き取られている。イン
クドナーフィルム20の1色の転写が終了したときレシ
ーバ10の後端側はピンチローラ12にまだ挾まれた状
態になっていなければならない。次に、他の色の転写を
行うために、レシーバ10を所定の転写開始位置に戻す
動作が行われる。まず、プラテンローラ16に押圧され
ているサーマルプリントヘッド18がプラテンローラ1
6が離され、インクドナーフィルム20が所定位置(所
望の色のインクの位置)まで巻き取られる。その間にピ
ンチローラ12及び14が逆転し、レシーバ10は矢印
200方向に搬送され、転写開始位置で止められる。こ
の転写開始位置では、レシーバ10の先端側はピンチロ
ーラ14に挾まれた状態が維持されている。
以上の一連の動作で1色の熱転写が終了し、この動作を
色の数に対応した回数だけ繰り返すことによって、カラ
ー熱転写が行われる。例えば、3色(イエロー、マジエ
ンタ、シアン)の場合には上記の動作を3回繰り返して
転写が行われる。
次に、第6図の従来装置の動作はグリッパ−30によっ
てその外周にレシーバ10を取り付けたプラテンドラム
28を転写開始位置まで回転させる。この間サーマルプ
リントヘッド18はプラテンドラム28から離れた状態
に維持されており、インクドナーフィルム20は転写を
開始すべき所定位置まで巻き取られている。そして、プ
ラテンドラム28が転写開始位置に達して停止された後
、カラーサーマルプリンタヘッド18はプラテンドラム
28に所定の押圧力で当接され転写が開始される。そし
て、プラテンドラム28が矢印300方向に一回転する
ことによって1色の転写が終了し、次の他色の転写は、
プラテンドラム28を転写開始位置から同様に300方
向に一回転させることによって行われる。従って、転写
の色彩の数に対応した回転数、即ち3色の場合には、プ
ラテンドラムを3回転することによってカラー熱転写が
終了する。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来のカラーサーマルプリンタは、
以下のような課題を有していた。
まず、第5図の往復移動方式の場合には、レシバ10は
、ピンチローラ12及び14の摩擦力、により、即ち、
それぞれ2つのローラに挟持されて保持され、かつ搬送
される。従って、レシーバ10を常に伸張した状態で搬
送保持するために、ピンチローラ12及び14のそれぞ
れの押圧力、摩擦力を一定に保つ必要があり、そのため
の調整機構が必要となる。また、2色目以降の転写にお
いては、色ずれが生じないように、レシーバ10の正確
な位置合わせが必要となるが、この従来のカラーサーマ
ルプリンタでは、そのレシーバ10の位置検知及び位置
合わせが困難であった。
次に、第6図の一方向回転方式のカラーサーマルプリン
タの場合には、プラテンドラム28を一回転することに
よって1つの(1色の)転写工程が終了するように設定
されているので第5図のような位置調整の困難性という
問題は解消される。
しかし、レシーバ10の搬送方向の長さに応じてプラテ
ンドラム28の直径が決定されてしまうこととなる。従
って、大きなレシーバ10を使用するときには、直径の
大きなプラテンドラム28が必要となる。その結果、プ
ラテンドラム28の曲率半径rが大きくなり、サーマル
プリントヘッド18とプラテンドラム28の接触面積が
著しく大きくなる。従って、サーマルプリントヘッド1
8の印字部以外の部分もプラテンドラム28に接触して
しまう。このためラインプリンタを使用するような場合
良好な転写を行うための印字部の押圧力を得るためには
サールプリントヘッド18をプラテンドラム28に非常
に大きな圧力で押し付ける必要がある。このためサーマ
ルプリントヘッドの破損が生じやすくなるという問題が
生じていた。
また、プラテンドラム28が大きくなるとサーマルプリ
ントヘッド18もこれに伴って大きくする必要が有りコ
スト高となった。そして、装置の全体的なサイズも大き
くなる欠点があった。
発明の目的 本発明は、上記問題点を解決することを課題としてなさ
れたものであり、その目的はレシーバの印刷領域の位置
調整を簡単かつ精度よく行うことができ、また、従来方
式に比べ小型化し低価格でできるカラーサーマルプリン
タを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明に係るカラーカラーサ
ーマルプリンタは、プラテンローラとサーマルプリント
ヘッドから成る記録部にレシーバとインクドナーフィル
ムとを挿通させ、サーマルプリントヘッドをプラテンロ
ーラ側に押圧した状態でカラーサーマルプリンタヘッド
の熱によってインクドナーフィルムのインクをレシーバ
に選択的に転写するカラーサーマルプリンタにおいて、
前記記録部近傍に配置され回転・停止制御可能なドラム
であって、内部には前記受像体を引出し自在に積層捲回
して保持する保持手段が設けられ、周壁には前記保持手
段からの受像体を外周側に送り出すための開口部が設け
られたローラドラムと、該ローラドラムと共に回転する
ように設けられローラドラムの外周側に送り出された受
像体をローラドラムに固定し又は固定解除するように切
り換えられるグリッパと、該グリッパの前記固定解除時
に前記送り出された受像体を前記記録部に挿通させ更に
所定長さ搬送移動させる搬送手段と、を有し、前記搬送
手段にて搬送移動された受像体を前記グリッパを固定動
作状態としてローラドラムを回転させることにより、ロ
ーラドラム外周に捲き付けて移動させつつ前記転写を行
うようにしたことを特徴としている。
[作用コ 上記構成のカラーサーマルプリンタによれば、レシーバ
は第6図の従来例に示したように直接プラテンドラムに
巻かれるのではなく、ローラドラムに保持されている。
従って、プラテンローラの径は、レシーバの長さや印刷
領域に左右されることなく適切な大きさに設定すること
が可能である。
また、上記グリッパによるレシーバの固定動作によりロ
ーラドラムの回転によってレシーバを移動させることが
でき、すなわち、ローラドラムの外周にレシーバを巻き
つけつつ移動させることができる。この移動動作中に転
写を行うことにより、より良好かつ転写精度の良い印刷
行うことができる。受像体の転写中における引き戻し量
及び速度はローラドラムの回転角度並びに回転速度等の
回転制御によって行うことができるので、複数色を重ね
てカラー転写する場合、転写位置の調整はより精度の高
いものとなる。
[実施例コ 次に、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るカラーサーマルプリンタの実施例
の概略構成図を示しており、第5図及び第6図に示した
従来のカラーサーマルプリンタと同様の要素には同一の
符号を付している。
図において、レシーバ10を保持するドラム32は、外
筒32aと内筒32bとから構成され、内筒32bには
レシーバ10が積層捲回されている。
ドラム32の外筒32aの一部にはレシーバ通過スリッ
ト34が形成され、そのレシーバ通過スリット34には
ガイドローラ36が設置されている。このガイドローラ
36は対向配置された2個の小ローラから形成されてい
る。そして、内筒32bに捲回されたレシーバ10がガ
イドローラ36によって、外筒の外周へ送り出されるよ
うに構成されている。なお、ガイドローラ36は、駆動
機構を有さす、使用者によるレシーバ10の引出しをス
ムーズにするもの、あるいは、駆動機構を有し、自動的
にレシーバ10を送り出すもののいずれの構造でもよい
そして、外筒32aのレシーバ通過スリット34近傍の
レシーバ10がガイドローラ36によって送り出されて
くる部分にはクリッパ38が配置されている。このグリ
ッパ38はドラム32と共に回転するように設けられて
おり、外筒32aの外周に沿って送り出されてくるレシ
ーバ10を外筒32a方向に所定の圧力で抑圧固定し、
またその固定状態を解除しうるように切り換え可能に構
成されている。このグリッパ38の作用を得るためにそ
のグリッパ作動用カム40がグリッパ38に接触配置さ
れている。
更に、レシーバ−0の送出し方向位置にはプラテンロー
ラー6及びサーマルプリントヘッド18からなる記録部
へレシーバ−0を案内するレシーバガイド42及びフィ
ードローラ44が設けられている。このフィードローラ
44はレシーバ−0の記録部方向への搬送を助ける作用
を有している。
更に、記録部のレシーバ−0の送出し側位置にはガイド
プレート46が設けられ、そのガイドプレート46に対
向するようにブレーキ48が設けられている。レシーバ
−0は記録部を通過した後ガイドプレート46に沿って
搬送される。そしてブレーキ48はレシーバ−0をガイ
ドプレート46方向に所定圧力で押し付は停止させるこ
とかできる。
\ 次に、上記ガイドプレート46のレシーバ−0の送出し
方向位置にはバックローラ50が配置されている。この
バックローラ50は離反接触自在に構成された2個のロ
ーラからなりそれ自体が駆動力を有し搬送されてきたレ
シーバ−0を更に引き込み、送り出すことができる。
そして、バックローラ50のレシーバ10の送り出し方
向位置にはレシーバカッタ52が設ケラれ、レシーバ1
0はこのレシーバカッタ52によって所望の長さに切断
される。更にこのレシーバカッタ52の前方にはレシー
バエッヂセンサ54が配置されており、搬送されてきた
レシーバ10の先端部を検知することができる。
また、上記ドラム32を回転駆動させるため駆動モータ
56が設置され、この駆動モータ56の軸に固定された
駆動側タイミングプーリ58とドラム32の回転軸に設
けられた従動側タイミングプーリ60との間にタイミン
グベルト62が懸架され、この駆動モータ56の回転制
御によりドラム32を回転制御するようにしている。
尚、インクドナーフィルム20は、従来装置と同様にプ
ラテンローラ16とサールプリントヘッド18との間に
挿通されレシーバ10の搬送移動に伴って移動するよう
に設けられている。
本実施例は上記構成からなり、以下その動作について説
明する。
く印刷準備動作〉 第2図(A)において、ドラム32はホームポジション
に停止している。この状態でグリッパ38はグリッパ作
動カム40によって固定解除状態となっており、フィー
ドローラ44はレシーバガイド42との間でレシーバを
搬送できる状態で待機している。また、サーマルプリン
トヘッド18もプラテンローラ16から所定距離離反し
た状態にあり、ブレーキ48はガイドプレート46から
所定距離離なし、バックローラ50も互いに所定距離離
反した状態にある。
このときレシーバカッタ52はレシーバ10がレシーバ
エッヂセンサ54方向に通過することができるように開
かれた状態にある。
この状態でレシーバ10はドラム32のガイドローラ3
6の回転によりドラム外筒32aのレシーバ通過スリッ
ト34を通ってドラム外周上に導かれる。そして、更に
グリッパ38とドラム32の外周との間を搬送されフィ
ードローラ44まで送られる。そこで、このフィードロ
ーラ44は所定の押圧力でレシーバ10をレシーバガイ
ド42に押し付けながら回転し、レシーバ10をプラテ
ンローラ16方向へ搬送する。レシーバ10はプラテン
ローラ16に接した後、更に搬送されガイドプレート4
6に沿ってバックローラ50を通過シ、更にレシーバエ
ッヂセンサ54方向に搬送される。
そして、このレシーバ10の先端がレシーバエッヂセン
サ54にて検知される。この検知によりガイドローラ3
6、フィードローラ44の回転動作が停止される。これ
と同時に、グリッパ38がカム40の作動によりドラム
32の外周方向に所定の力で押圧され、レシーバ10を
その押圧力によってドラム32の外周に固定する。
この状態でバックローラ50が閉じられ、レシーバ10
を挾みレシーバエッヂセンサ54方向に引き込む。この
動作によってレシーバ10はプラテンローラ16の外周
面にしっかりと巻かれた状態となる。即ち、ドラム32
側ではグリッパ38によってレシーバ10が押圧固定さ
れており、その状態でバックローラ50がレシーバ10
を引き込むことによりレシーバ10がプラテンローラ1
6に押し付けられるものである。
次に、ブレーキ48が作動しレシーバ10をガイドプレ
ート46に所定の力で押し付ける。この間にインクドナ
ーフィルム20は第1色目の転写のため、例えばイエロ
ーの部分まで巻き取り調整されている。その後ここで、
サーマルプリントヘッド18が所定の圧力でインクドナ
ーフィルム20及びレシーバ10をプラテンローラ16
に押し付ける。そして、印刷準備の最終動作であるブレ
ーキ48の解除動作及びバックローラ50の離反動作が
行われる。以上の動作によって1色目の印刷準備が終了
する。第2図(B)はこの印刷準備が終了したプリント
開始時の状態が示されている。
く第1色目印刷開始以降の動作〉 印刷動作は、ドラム32を駆動モータ56の駆動によっ
て時計方向に回転させレシーバ10を矢印400方向に
移動させつつ行われる。この移動距離はドラム32の回
転角度によって決定され、その角度調節により印刷範囲
を任意に設定することができる。レシーバ10への印刷
中は、インクドナーフィルム20もレシーバ10と共に
矢印500方向に巻き取られている。
このように、ドラム32の回転精度を高めることによっ
てレシーバの搬送の精度をより向上させることができ印
刷精度も向上される。
第2図(C)は、この印刷動作が終了した状態が示され
ている。このようにして、1色目の印刷が終了すると、
ドラム32は回転が停止される。
ここでサーマルプリントヘッド18及びフィードローラ
44は持ち上げられレシーバ10に対する押圧状態を解
除しその所定の位置で待機する。このとき、ブレーキ4
8は解除状態、バックローラ50は離反状態で待機して
いる。この状態でドラム32はグリッパ33でレシーバ
10をその外周上に固定した状態で反時計方向へ駆動モ
ータ56によって高速で回転されホームポジションで停
止される。レシーバ10はドラム32と共に回転するグ
リッパ38で固定された状態にあるので、そのドラム3
2の反時計方向回転によって、上記印刷準備が終了時(
第2図(B))の位置まで移動し搬送移動が停止される
。そして、グリッパ38、ブレーキ48、及びバックロ
ーラ50が上記印刷準備動作と同じくレシーバ10をプ
ラテンローラ16上にしっかりと巻き付けるための同様
の動作を行う。この間にインクドナーフィルム20は、
第2色目、例えばマジェンタの部分まで巻き取り調整さ
れている。
次に、サーマルプリントヘッド18がインクドナーフィ
ルム20及びレシーバ10をプラテンローラ16上に所
定の圧力で押し付け、2色目の印刷動作が行われる。こ
のような印刷準備動作及び印刷動作を印刷すべき色彩の
数だけ繰り返して行うことにより、例えば3色ならば3
回、4色ならば4回、同様に動作を繰り返すことにより
1枚の印刷が終了する。
なお、第2色目以降のレシーバ10のホームポジション
設定は、レシーバエッヂセンサ54でレシーバ10の位
置を検出せずにドラム32の角回転角により位置決めす
る。また、第2枚目以降は、最初のホームポジション設
定から全てドラム32の角回転角により位置決めする。
例えば、第1枚目第1色の印字長さがドラムの回転角で
120@ならば、印刷終了後ドラムは120@反時計方
向に回転して、第2色目の印刷準備を行う。
〈1枚目のレシーバ印刷終了時から2枚目のレシーバ印
刷開始までの動作〉 1枚目のレシーバ10の印刷が終了したとき、ドラム3
2は第2図(C)示す状態で停止している。ここで、第
1色目の準備段階と同様にサーマルプリントヘッド18
が持ち上げられ、フィードローラ44は所定待機位置に
ある。ここでドラム32は印刷の終了したレシーバlO
をその外周上にグリッパ38で固定した状態のままホー
ムポジションまで駆動モータ56の駆動により高速で反
時計方向に回転され戻される。このときレシーバ10は
レシーバガイド42及びガイドプレート46に沿ってレ
バーエッヂセンサ54方向へ搬送される。この間、フィ
ードローラ44はドラム32と同調して高速回転しレシ
ーバ10の搬送を補助する。
次に、レシーバ10が所定角度反時計方向に回転すると
、バックローラ50がレシーバ10を挾んでレシーバエ
ッヂセンサ54方向へ引っ張る。
これによってレシーバ10がプラテンローラ16へしっ
かりと巻き付けれる。そこで、ブレーキ48が作動しレ
シーバ10をガイドプレート46上へ押付は固定する。
次に、グリッパ38がグリッパ作動カム40によって固
定解除状態とされ、レシーバ10と回転ドラム32とが
それぞれ独立して移動できる状態となる。ここで、ドラ
ム32が時計方向に回転し、第2図(D)に示すように
レシーバフィードポジションまで更に回転すると、レシ
ーバ10はそのドラム32が回転した分だけ内筒32b
から送り出された状態となる。即ち、レシーバ10はブ
レーキ48によって固定されているので、ドラム32が
回転することによりその回転角(ホームポジションから
レーシバフィードポジションの間)に相当する長さ分だ
けドラム32からレシーバ通過スリット34を通って引
き出されることとなる。
こうしてドラム32がレシーバフィードポジションに来
た時にグリッパ38かレシーバ10をドラム32外周上
に固定する。そして、ブレーキ48及びバックローラ5
0が解除された後、ドラム32を再び反時計方向に回転
させホームポジションで停止させる。このときフィード
ローラ44はドラム32の回転に同調して回転し、レシ
ーバ10の搬送を補助する。これによって、レシーバ1
0は上記ドラムのレシーバフィードポジションまでの回
転によって引き出された長さ分だけ多くレシーバカッタ
52を通過している。そこで、レシーバカッタ52を作
動させこのレシーバ10を切断する3この切断によって
印刷された1枚目のレシーバ部分はトレイ64によって
受は止められる。
この状態でサーマルプリントヘッド18をプラテンロー
ラ16側に押し付けることによって2枚目以降の印刷を
開始することができる。この状態が第2図(E)に示さ
れている。
このように、本実施例によれば、ドラム32の回転制御
によってレシーバ10に対する印刷領域を任意に設定す
ることか可能である。そして、フィードローラ44及び
グリッパ38の作用によりドラム32からのレシーバ1
0の送り出し及びドラム32の回転に伴ってのレシーバ
10の移動及び引き戻しを行うことができる。特に、引
き戻し時には、バックローラ50の作用により、レシー
バ10を一度伸張させて引きも戻すことができ、円滑な
転写を行うことができる。
また、プラテンローラ16の径は第6図に示した従来例
のようにレシーバ10の長さによって規制されることが
なく、レシーバ10の大きさにかかわらずその径を小さ
く設定することができるので、小さな押し付は力により
良好な転写を行うための押圧力を得ることができる。こ
のように押し付は力が小さくて済むことからサーマルプ
リントヘッド18のヒートエレメントの欠損を防止する
ことができる。更に、サーマルプリントヘッド18のレ
シーバ10の印刷方向の長さを短くすることができるの
で、記録部を小型化できる。
また、ドラム32の構成は、上記実施例のものに限られ
るものではなく、例えば第3図及び第4図のような構成
とすることも可能である。
第3図において、ドラム32の外筒−,32a内にはレ
シーバ10を捲回するための軸70がドラム32の回転
軸とは偏位した位置に設けられている。
また、グリッパ38もドラム32内に設けられており、
このグリッパ38とレシーバ10を挾むように配置され
たグリッパベース72によってレシーバ10を固定する
ようにしている。このグリッパ38の作動は、カム74
によって行われる。そして、このグリッパ38部分を通
過しレシーバ10はレシーバ通過スリット34からガイ
ドローラ36によって送り出されるようになっている。
この実施例によれば、レシーバ10を捲回する軸70が
ドラム32の回転軸から変位し、かつグリッパ38がド
ラム38内に配置されていることからドラム32の外周
のほぼ全周を有効利用することができるようになってい
る。
次に、第4図の実施例では、ドラムをそのほぼ半分を欠
除したハーフドラム76として構成している。レシーバ
10は第1図の従来例と同様にハーフドラム76の内部
に同軸で積層捲回されている。そして、ガイドローラ3
6、グリッパ38及びこのグリッパ38の作動用のカム
40は上記第1図に示した実施例とほぼ同様の構成及び
機能を有している。ガイドローラ36によるレシーバ1
0の送り出しはハーフドラム76の欠除部分から行われ
る。
この実施例では、ドラムをほぼ半分にし、その半分の外
周を使用してレシーバ10の印刷のための搬送を行うよ
うにしたものであり、レシーバ10のハーフドラム76
に対する着脱をハーフドラム76の欠除部分側から簡単
に行うことができるという利点を有している。
[発明の効果] 以上説明したように本発明に係るカラーサーマルプリン
タによれば、複数色転写時の受像体(しシーμ)の印刷
領域の位置調整をレシーバを保持するドラムの回転制御
によって簡単かつ精度良く行うことができる。また、プ
ラテンローラの径を任意に(小さく)設定することがで
きサーマルプリントヘッドによる印刷性能をより良好な
ものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の全体構造を示す概略構成図、第2図(
A)〜(E)は実施例の具体的動作を示す動作説明図、 第3図及び第4図はローラドラムの他の実施例を示す構
成図、 第5図及び第6図は従来のカラーサーマルプリンタの主
要部の構成を示す説明図である。 10 ・・・ レシーバ(受像体) 16 ・・・ プランテンローラ 18 ・・・ サーマルプリントヘッド20 ・・・ 
インクドナーフィルム 32 ・・・ ドラム 34 ・・・ レシーバ通過スリット 6 8 0 2 4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)プラテンローラとこのプラテンローラに圧接可能
    に対向配置された感熱記録ヘッドとから成る記録部と、 被転写体である受像体に重ね合わされて前記プラテンロ
    ーラと感熱記録ヘッドとの間の隙である転写部に挿通さ
    れ受像体の移動に同調して移動される複数色のインクの
    付着された転写型記録媒体と、 を備え、感熱記録ヘッドによって前記転写型記録媒体の
    複数のインクを受像体に選択的に転写して記録を行うカ
    ラーサーマルプリンタにおいて、前記記録部近傍に配置
    され回転・停止制御可能なドラムであって、内部には前
    記受像体を引出し自在に積層捲回して保持する保持手段
    が設けられ、周壁には前記保持手段からの受像体を外周
    側に送り出すための開口部が設けられたローラドラムと
    、該ローラドラムと共に回転するように設けられローラ
    ドラムの外周側に送り出された受像体をローラドラムに
    固定し又は固定解除するように切り換えられるグリッパ
    と、 該グリッパの前記固定解除時に前記送り出された受像体
    を前記転写部に挿通させ更に所定長さ搬送移動させる搬
    送手段と、 を有し、前記搬送手段にて搬送移動された受像体を前記
    グリッパを固定動作状態としてローラドラムを回転させ
    ることにより、ローラドラム外周に捲き付けて移動させ
    つつ前記転写を行うようにしたことを特徴とするカラー
    サーマルプリンタ。
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