JPH0629553U - 出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造 - Google Patents

出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造

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JPH0629553U
JPH0629553U JP7403292U JP7403292U JPH0629553U JP H0629553 U JPH0629553 U JP H0629553U JP 7403292 U JP7403292 U JP 7403292U JP 7403292 U JP7403292 U JP 7403292U JP H0629553 U JPH0629553 U JP H0629553U
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JP
Japan
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door
conveyor
entrance
lifter
exit
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7403292U
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English (en)
Inventor
憲市 脇
芳郎 梅原
利夫 四辻
猛志 大島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0629553U publication Critical patent/JPH0629553U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低コストで、しかも火災発生時に避難者が建
屋内に取り残される惧れのない安全な出入口床面にコン
ベアーを有する建屋の防火扉構造を提供する。 【構成】 床面に車両移載用コンベアー3,4を有する
入庫出庫バース,リフター台車及び格納庫より構成され
るリフター付平面往復式機械式駐車場等の出入口におい
て、入庫出庫バースとリフターの間を仕切る昇降式扉の
下端部開口に昇降式防火小扉1,2を付設し、火災発生
時に、上記昇降式扉5を落下するとともに、上記防火小
扉1,2を落下させ、その下端を車両移載用コンベアー
のピットの底面に当接停止するようにしたこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、立体駐車場においては、図6平面図に示すように、入庫車は左端開口 から入庫バースに入り、床面に敷設された入庫用コンベアーを経て入庫側リフタ ーにより格納デッキに上昇及び格納され、出庫車は格納デッキから出庫側リフタ ーにより出庫側バースに下降し、コンベアー及び出庫バースを経て外部に出庫す るようになっている。 この種の出入口床面にコンベアーを有する建屋においては、入出庫バースと入 出庫リフターとの間の出入口の上下2枚式扉5は、その下端と前輪用コンベアー 3,4後輪用コンベアーとの間にそれぞれすきまがある関係上、これを防火扉と することが困難である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
それ故、このような従来の車両移載用コンベアーを用いた建屋の出入口の扉は 、扉下端とコンベアー上面とのすきまのために防火扉とすることができないので 、同図に示すように入出庫バースの入出口等に破線で示すように、シャッター等 による防火区画を設けなければならない。 しかしながら、このようにシャッター20を設けるとなると、各バースの両端 開口部で合計4個所にシャッターを配設しなければならないので、コストが嵩み 、また、シャッターによる防火区画を作ることにより、火災発生時に建屋から脱 出する避難者が逃げ遅れて建屋内に取り残される危険もある。
【0004】 本考案はこのような事情に鑑みて提案されたもので、低コストで、しかも火災 発生時に避難者が建屋内に取り残される惧れのない安全な出入口床面にコンベア ーを有する建屋の防火扉構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そのために本考案は、床面に車両移載用コンベアーを有する入庫出庫バース, リフター台車及び格納庫により構成されるリフター付平面往復式機械式駐車場等 の出入口において、入庫出庫バースとリフターの間を仕切る昇降式扉の下端部開 口に昇降式防火小扉を付設し、火災発生時に、上記昇降式扉を落下するとともに 、上記防火小扉を落下させ、その下端を車両移載用コンベアーのピットの底面に 当接停止するようにしたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
このような構成によれば、上下2枚扉のほかにシャッター等による防火区画を 設ける必要がなくなり、コストダウン及びシャッター上部の有効利用(配管,配 線スペース)が可能となり、また、防火区画を作ることによる避難者の逃げ遅れ に対する危険性がなくなり安全性が向上する。
【0007】
【実施例】
本考案を機械式駐車場に適用した一実施例を図面について説明すると、図1は その正面図及びその水平断面図、図2は図1のII−II矢視断面図、図3は図2の III部の小扉を示す拡大図、図4は図2の III部の小扉を示す正面図、図5は図 4のV−V矢視水平断面図である。
【0008】 上図において、図6と同一の符号はそれぞれ同図と同一の部材を示し、本願考 案が同図の構造と大きく異なるところは、上下2枚式扉5の下部扉下部にそれぞ れ上下2枚式の前輪用小扉及び後輪用小扉を付設したことと、前輪コンベアー, 後輪コンベアーをそれぞれ上下2枚式扉5の下端位置で小間隔を有する前後1対 のコンベアーとしたことにある。
【0009】 まず、図1〜図3において、1,2はそれぞれ1対の上部扉5−1及び下部扉 5−2よりなる上下2枚式扉5の下部扉5−2の下端部に配設された前輪用小扉 ,後輪用小扉、6は前輪用コンベアー3,後輪用コンベアー4の基礎のコンベア ーピットの前端部下面に突設された小扉受、10は両コンベアー3,4とそのコ ンベアーピットとの間の左右方向のすきまである。ここで、両コンベアー3,4 はそれぞれ上下2枚式扉5の下端位置で小間隔を有する前後1対のコンベアーに 分設されている。
【0010】 次に、図4〜図5において、7は小扉1,2を支持する左右1対の支持金物、 11は上下2枚式扉5の下部扉5−2にそれぞれ配設され、前輪用小扉1,後輪 用小扉2をそれぞれ支持する左右1対の小扉支持材、12は対向する小扉支持材 11の対向面の上下に対向的に突設された上下1対のブラケットで、上下1対の ブラケット12,12には鉛直ガイド軸9の上下端がそれぞれ嵌着されている。 8は各小扉1,2の左右端に突設されたすべり軸受で、各小扉1,2はその左右 端に突設された上下1対のすべり軸受8,8により小扉支持材11に沿って並設 された左右1対の鉛直ガイド軸9,9に沿って上下方向に摺動自在に支持されて いる。22,23はそれぞれコンベアー駆動用スプロケットである。
【0011】 このような構造において、火災が発生すると、図4において、支持金物7,7 が火災信号を受けて外れるので、小扉1,2はそのすべり軸受8が鉛直ガイド軸 9に沿って落下し、その下端が図2〜図3に示すように、小扉受6の上面に当っ て停止することで、すきま10を完全に閉塞する。 これにより、小扉1,2の下端は、リフター側コンベアーとバース側コンベア ーとの間のコンベアーピット底に落込む。そのために、小扉1,2の水平断面は 図4に示すように水平かすがい型の形状になっているのである。 なお、すべり軸受8の代わりに、ガイドシューを採用することもできる。 本考案は、機械式駐車場のみならず、一般に床面にコンベアーが付設された建 屋の出入口に広く適用することができる。
【0012】
【考案の効果】
このような構造によれば、小扉付防火扉は、上下2枚扉に小扉を設け、火災時 、上下2枚扉が落下すると同時に小扉を小扉受まで落下させ、下端にコンベアー との間のすきまを無くし、防火扉となる。 その結果、機械式駐車場のリフター扉が、防火扉を兼用することとなるので、 シャッター等による防火区画を作ることは不要となり、したがって、防火区画を 作ることによる避難者の逃げ遅れに対する危険性がなくなり、安全性が大きく向 上する。
【0013】 要するに本考案によれば、床面に車両移載用コンベアーを有する入庫出庫バー ス,リフター台車及び格納庫により構成されるリフター付平面往復式機械式駐車 場等の出入口において、入庫出庫バースとリフターの間を仕切る昇降式扉の下端 部開口に昇降式防火小扉を付設し、火災発生時に、上記昇降式扉を落下するとと もに、上記防火小扉を落下させ、その下端を車両移載用コンベアーのピットの底 面に当接停止するようにしたことにより、低コストで、しかも火災発生時に避難 者が建屋内に取り残される惧れのない安全な出入口床面にコンベアーを有する建 屋の防火扉構造を得るから、本考案は産業上極めて有益なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を機械式駐車場に適用した一実施例を示
す正面図及び水平断面図である。
【図2】図1のII−II矢視断面図である。
【図3】図2の III部の小扉を示す拡大図である。
【図4】図2の III部の小扉を示す正面図である。
【図5】図4のV−V矢視水平断面図である。
【図6】従来の機械式駐車場の入出庫口を示す水平断面
図である。
【符号の説明】
1 前輪用小扉 2 後輪用小扉 3 前輪コンベアー 4 後輪コンベアー 5 上下2枚扉 5−1 上部扉 5−2 下部扉 6 小扉受 7 支持金物 8 すべり軸受 9 鉛直ガイド軸 10 隙間 11 小扉支持材 12 ブラケット 20 防火シャッター 22 コンベアー3,4の駆動用スプロケット 23 コンベアー3,4の軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大島 猛志 神奈川県横浜市中区錦町12番地 三菱重工 業株式会社横浜製作所内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面に車両移載用コンベアーを有する入
    庫出庫バース,リフター台車及び格納庫により構成され
    るリフター付平面往復式機械式駐車場等の出入口におい
    て、入庫出庫バースとリフターの間を仕切る昇降式扉の
    下端部開口に昇降式防火小扉を付設し、火災発生時に、
    上記昇降式扉を落下するとともに、上記防火小扉を落下
    させ、その下端を車両移載用コンベアーのピットの底面
    に当接停止するようにしたことを特徴とする出入口床面
    にコンベアーを有する建屋の防火扉構造。
JP7403292U 1992-09-30 1992-09-30 出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造 Withdrawn JPH0629553U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7403292U JPH0629553U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造

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JP7403292U JPH0629553U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0629553U true JPH0629553U (ja) 1994-04-19

Family

ID=13535409

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7403292U Withdrawn JPH0629553U (ja) 1992-09-30 1992-09-30 出入口床面にコンベアーを有する建屋の防火扉構造

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JP (1) JPH0629553U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000085964A (ja) * 1998-09-14 2000-03-28 Shinko Electric Co Ltd 搬送システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000085964A (ja) * 1998-09-14 2000-03-28 Shinko Electric Co Ltd 搬送システム

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Effective date: 19970306