JPH11335022A - エレベータの乗降用出入口構造 - Google Patents

エレベータの乗降用出入口構造

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JPH11335022A
JPH11335022A JP14336598A JP14336598A JPH11335022A JP H11335022 A JPH11335022 A JP H11335022A JP 14336598 A JP14336598 A JP 14336598A JP 14336598 A JP14336598 A JP 14336598A JP H11335022 A JPH11335022 A JP H11335022A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建物を免震化する際において免震側と非免震
側とをエレベータが縦通する場合における防火区画とし
ての防火竪穴区画を確保することである。 【解決手段】 免震昇降路7の周囲に前後左右に所定の
免震クリアランスdを設けて耐火または不燃材料からな
る壁10が構築されている。乗降通路17は、乗降通路
の左右両側部および天井部を構成し耐火または不燃材料
で構成された三方枠18と、三方枠18の免震昇降路7
側床部に一体化された可動プレート20と、乗降階床1
9側に固定され前記可動プレート20の上面に重ね合わ
された固定プレート21とを備えている。三方枠18の
内側壁には防火扉22が収容されている。乗降通路17
は、免震昇降路7と壁10との相対的な前後方向のずれ
に対しては免震昇降路7とともに前後方向に移動し、ま
た左右方向の相対的なずれに対しては、免震昇降路7に
対して左右方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、免震昇降路と非免
震建物との間に、地震時にエレベータの乗降用出入口が
ずれても防火区画を確保することができるようにしたエ
レベータの乗降用出入口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平9−202561号公報お
よび特開平9−202562号公報には、免震建築物と
非免震建築物との間に跨って縦通するエレベータ装置が
開示されている。この公報に開示されたエレベータ装置
は、免震建築物に上端が固定され、下端が滑り支承など
によって支持された免震昇降路を設け、該昇降路内に乗
りかごを昇降可能に配置している。そして、非免震建築
物では、以上の免震昇降路の周囲に仕切壁を備え、上下
階の相対的なずれを仕切壁と免震昇降路との間に形成し
た空間部で吸収している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示されたエレベータ装置にあっては、免震昇降路
廻りの防火区画について何ら考慮されておらず、免震昇
降路の防火竪穴区画を確保することができかった。
【0004】本発明は、建物を免震化する際において免
震側と非免震側とをエレベータが縦通する場合における
防火区画としての防火竪穴区画を確保することを目的と
している。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、上部が免震階に固定され
て非免震階を縦通しその内部に乗りかごが昇降可能に設
けられた免震昇降路を備えてなるエレベータの非免震階
における乗降用出入口構造であって、前記免震昇降路の
周囲に所定間隔をおいて設置され耐火または不燃材料か
らなる壁と、該壁の各階乗降開口部と前記免震昇降路の
各階乗降開口部とを連絡して前記乗りかごと乗降階床と
の乗降動線となる筒状の乗降通路と、該乗降通路内に設
けられた防火扉とを備え、前記乗降通路は、前記免震昇
降路の各階乗降開口部に対して左右方向に相対移動可能
にガイドされ、かつ、前記壁の各階乗降開口部に対して
前後方向に相対移動可能にガイドされるものであるとと
もに、少なくとも相対移動する前記壁と防火扉との間を
結ぶ領域が耐火または不燃材料からなっていて前記壁、
前記乗降通路および前記防火扉が防火区画を構成するこ
とを特徴とする。
【0006】したがって、本発明にあっては、火災発生
時において前記防火扉を閉じれば、前記壁と乗降通路と
防火扉とが防火区画を形成し、免震昇降路を防火竪穴区
画として確保することができる。
【0007】また、請求項2にかかる発明は、上部が免
震階に固定されて非免震階を縦通しその内部に乗りかご
が昇降可能に設けられた免震昇降路を備えてなるエレベ
ータの非免震階における乗降用出入口構造であって、前
記免震昇降路の周囲に所定間隔をおいて設置され耐火ま
たは不燃材料からなる壁と、該壁の各階乗降開口部と前
記免震昇降路の各階乗降開口部とを連絡して前記乗りか
ごと乗降階床との乗降動線となり耐火または不燃材料か
らなる筒状の乗降通路と、前記免震昇降路の各階乗降開
口部に設けられた耐火または不燃材料からなるエレベー
タ扉とを備え、前記乗降通路は、前記免震昇降路の各階
乗降開口部に対して左右方向に相対移動可能にガイドさ
れ、かつ、前記壁の各階乗降開口部に対して前後方向に
相対移動可能にガイドされるものであることを特徴とす
る。
【0008】したがって、本発明にあっては、火災発生
時には、前記壁と乗降通路と免震昇降路のエレベータ扉
とが防火区画を形成し、免震昇降路を防火竪穴区画とし
て確保することができる。
【0009】上記各発明において、前記乗降通路は、天
井部および両側部を構成する断面コ字形の三方枠と、前
記乗降階床の床部に固定された固定プレートの下方に対
し前後方向に相対移動可能に重ね合わされて床部を構成
する可動プレートとを備えてなる構成とすることが好ま
しい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は
本発明にかかるエレベータの概要を示している。図にお
ける建築物は、二階上部を免震位置として上下に切離
し、三階以上の階を免震階とし、地下部を含む二階以下
の階を非免震階とした構造である。
【0011】これに伴って、三階から上は通常のエレベ
ータ昇降路1であり、乗りかご2の乗降客は、三階以上
の各免震階に形成された乗降開口部3、昇降路1および
乗りかご2のそれぞれに設けた乗降用扉4,5を開閉し
て乗りかご2と乗降階床との間を乗降できる。
【0012】これに対し、エレベータ昇降路1廻りの三
階のスラブ下に設けた梁6には、免震対応フレーム構造
の免震昇降路7の上部が固定され、前記昇降路1の下部
に同軸配置されている。この免震昇降路7は非免震側の
各階を貫いてその下端を非免震構造の昇降路床8上に滑
り支承9を介して前後方向(乗降方向)および左右方向
に水平移動可能に設置されている。
【0013】以上に加え、二階以下の非免震階では、前
記免震昇降路7の周囲に前後左右に所定の免震クリアラ
ンスd(前後方向については図1,2を参照)を設けて
耐火または不燃材料からなる壁10が構築されている。
なお、免震クリアランスdは過去に経験した最大規模の
地震時のずれのデータを勘案して設定され、例えば実寸
法にして400mm程度とすることが望ましい。
【0014】また、壁10の上端であって、二階の免震
位置で切離される上部には、免震昇降路7の周囲に連結
する防火区画用の水平壁11が配置され、この水平壁1
1の上部と三階スラブ下との間にも防火区画壁12が配
置されている。
【0015】前記免震昇降路7の各非免震階における乗
降開口部14の内側には、前記乗りかご2の扉5と対面
して配置された耐火または不燃材料からなるエレベータ
扉15が設けられ、また壁10の各非免震階における乗
降開口部16にはその先端を免震昇降路7の乗降開口部
14と対面して筒状の乗降通路17が配置され、非免震
階では、乗降客はこの乗降通路17を通じて乗りかご2
と乗降階床との間を乗降できるようになっている。
【0016】乗降通路17は、乗降階床側に突出可能に
配置されるもので、免震昇降路7と壁10との相対的な
前後方向のずれに対しては免震昇降路7とともに前後方
向に移動し、また左右方向の相対的なずれに対しては、
免震昇降路7に対して左右方向に移動する構造となって
いる。
【0017】図2,3および図4は乗降通路17および
各部との連結構造を示すものである。図において、乗降
通路17は、乗降通路の左右両側部および天井部を構成
しすべてが耐火または不燃材料で構成された三方枠18
と、三方枠18の免震昇降路7側床部に一体化され乗降
階床19と免震昇降路7との間に配置された連絡通路と
なる可動プレート20と、乗降階床19側に固定ボルト
B′を介して固定され前記可動プレート20の上面に所
定の重ね合せしろをもって重ね合わされた固定プレート
21とを備えている。そして、三方枠18の内側壁に
は、火災発生時に閉鎖されるように自動的に回動する防
火扉22が収容されている。
【0018】これに対し、前記壁10の乗降開口部16
には例えばコ字形をなす枠組形状のガイドフレーム23
が一体的に固定され、ガイドフレーム23が三方枠18
を前後方向にのみ移動可能にガイドしている。具体的に
は、特に図4に示すように、三方枠18の上面に二カ
所、両側部にそれぞれ三カ所配置され前後方向に延設さ
れたガイドレール24に、ガイドフレーム23に設けた
回転自在のガイドローラ25を係合することにより乗降
通路17を壁10の乗降開口部16に対して前後方向に
ガイドしている。なお、ガイドローラ25は、ガイドフ
レーム23に固定的に設けられガイドレール24と係合
して相対摺動するスライドプレートないしはスライドブ
ロックに代えることもでき、この場合、ガイドフレーム
23の前後方向の幅寸法が小さい場合であっても安定し
たガイドを行うことができる。
【0019】図5,6はガイドレール24とガイドロー
ラ25との係合状態をさらに詳細に示すものであって、
いずれも、三方枠18に設けられた溝状のガイドレール
24内にガイドフレーム23に設けたガイドローラ25
が回転しつつ前後方向にガイドする構造となっている。
【0020】ガイドフレーム23は、同図5,6にそれ
ぞれ断面して示すように、例えばロ字形断面のフレーム
23a内部にロックウールなどの耐火材23bを充填し
た耐火構造体である。また、本発明において、ガイドレ
ール24の配設数は、上記のものに限定されないことは
言うまでもない。
【0021】また、乗降通路17の免震昇降路7側端部
において、三方枠18の上縁には前記ガイドレール24
と直交する上部ガイドフレーム26が左右張り出し方向
に一体に設けられ、可動プレート20の免震昇降路7側
下縁には下部ガイドフレーム27が左右張り出し方向に
一体に設けられている。上下ガイドフレーム26,27
は前記免震昇降路7の乗降開口部14の上下に配置され
た複数のガイドローラ28,29に係合することによ
り、乗降通路17が免震昇降路7の乗降開口部14に対
して左右方向に相対移動可能であって、前後方向の相対
移動が規制されている。
【0022】図7,8はその詳細構造を示すもので、前
記乗降開口部14は、例えばH型鋼からなる上下の梁3
0の内側にフレーム31を枠組したものである。そし
て、図7に示すように、上部梁30の前面には前記複数
のガイドローラ28が配置された複数のブラケット32
が固定されている。また、図8に示すように、下部梁3
0の前面には複数対のガイドローラ29を軸受したブラ
ケット33が固定され、ガイドローラ29の上面を可動
プレート20の免震昇降路7側下部に左右方向に延設さ
れたコ字形のガイドフレーム27に回転可能に係合して
いる。なお、ガイドローラ29は、これに加わる荷重を
支持するため、その回転軸を例えば水平方向としてい
る。
【0023】さらに、可動プレート20の乗降階床19
に対する接触部位には、図9に拡大して示すように、テ
フロンなどの滑性化処理を施した滑りプレート34がボ
ルト35などにより固定され、相対摺動をスムーズに行
えるようにしている。
【0024】そして、三方枠18の免震昇降路7側端部
には、その端部から左右両方向に一体に張り出し形成さ
れ前記上下ガイドフレーム26,27の間に一体化され
たガードプレート36が設けられ、ガードプレート36
は、乗降通路17が免震昇降路7の乗降開口部14に対
して左右方向に相対移動したときに該乗降開口部14を
塞ぐ。
【0025】次に以上のエレベータの乗降用出入口構造
における作用を図10を用いて説明する。まず、平常状
態では図10の中央に示すように、壁10と免震昇降路
7との間は前後左右に前記所定の免震クリアランスdを
保っている。これに対し、地震により左右方向の揺れ、
すなわちX−X軸方向に揺れが生じた場合には、図10
の左右に示すように、壁10と免震昇降路7とは左右方
向に相対的にずれるが、乗降通路17は中央に停止した
ままであり、乗降開口部14,16同士が左右にずれる
だけで、乗降階床と乗りかご2との間の乗降動線は維持
される。
【0026】また、前後方向の揺れ、すなわちY−Y軸
方向に揺れが生じた場合には、図10の上下に示すよう
に、壁10と免震昇降路7とは前後方向に相対的にずれ
るが、乗降通路17が免震昇降路7とともに前後方向に
相対移動し、前記と同様に乗降階床と乗りかご2との間
の乗降動線は確保される。
【0027】通常の揺れは各軸線に平行でないが、その
揺れ方向の分力となるX−X軸線とY−Y軸線方向に対
して乗降通路17は、それぞれ壁10および免震昇降路
7との間を前後左右に相対移動し、乗降階床と乗りかご
2との間の乗降動線を確保することは勿論である。
【0028】そして、火災が発生した場合には、各非免
震階の三方枠18に設けた防火扉22が閉じ、あるいは
火災警報システムに連動して自動的に閉鎖されるので、
壁10と乗降通路17と防火扉22とが防火区画とな
り、防火竪穴区画を確保することができる。
【0029】なお、上記実施形態において、乗降通路1
7を構成する三方枠18は、そのすべてが耐火または不
燃材料で構成されたものを例示したが、本発明はこれに
限定されるものではない。
【0030】すなわち、本実施形態では、防火扉22
が、非地震時の閉鎖時において壁10と一直線状になる
ように配置されているが(特に図2を参照)、この場
合、壁10に対して防火扉22が前後方向に相対移動す
る範囲、すなわち防火扉22を中心として前後両方向に
クリアランスdを見込んだ範囲の三方枠18が少なくと
も耐火または不燃材料で構成されていればよい。したが
って、防火扉22の位置が壁10からずれている場合で
あっても、相対移動する壁10と防火扉22との間を結
ぶ領域が少なくとも耐火または不燃材料からなっていれ
ば、壁10、乗降通路17および防火扉22で防火区画
を構成することができるのである。
【0031】また、本実施形態では乗降通路17に防火
扉22を備えるものを例示したが、本発明においては防
火扉22を備えない構成とすることもできる。すなわ
ち、防火扉22がない場合であっても、エレベータ扉1
5が耐火または不燃材料からなっているので、三方枠1
8のすべてが耐火または不燃材料からなっていれば、壁
10,乗降通路17およびエレベータ扉15で防火区画
を構成することができる。
【0032】さらに、本実施形態では乗降通路として三
方枠を用いたものを例示したが、四方が枠組みされた筒
状体であってもよいことは勿論である。
【0033】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明によるエレベータの乗降用出入口構造によれば、地震
時においてエレベータと非免震階との各乗降開口部間の
ずれを吸収し、安全に乗降できながら、前記壁、乗降通
路および防火扉、または壁、乗降通路および免震昇降路
のエレベータ扉が防火区画を構成するため、防火区画と
しての竪穴区画を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるエレベータの全体的概要を示す
縦断面図である。
【図2】図1のA−A線における部分拡大平断面図であ
る。
【図3】図2のB−B線における拡大縦断面図である。
【図4】同エレベータ乗降部分の斜視図である。
【図5】図2のC部拡大図である。
【図6】図3のD部拡大図、およびこれのH−H線断面
図である。
【図7】図3のE部拡大図である。
【図8】図3のF部拡大図である。
【図9】図3のG部拡大図である。
【図10】同エレベータの非免震階に対する相対移動の
説明用平断面図である。
【符号の説明】
2 乗りかご 7 免震昇降路 10 壁 14,16 乗降開口部 15 エレベータ扉 17 乗降通路 18 本体部 19 乗降階床 20 可動プレート 21 固定プレート 22 防火扉 36 ガードプレート

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部が免震階に固定されて非免震階を縦
    通しその内部に乗りかごが昇降可能に設けられた免震昇
    降路を備えてなるエレベータの非免震階における乗降用
    出入口構造であって、 前記免震昇降路の周囲に所定間隔をおいて設置され耐火
    または不燃材料からなる壁と、該壁の各階乗降開口部と
    前記免震昇降路の各階乗降開口部とを連絡して前記乗り
    かごと乗降階床との乗降動線となる筒状の乗降通路と、
    該乗降通路内に設けられた防火扉とを備え、 前記乗降通路は、前記免震昇降路の各階乗降開口部に対
    して左右方向に相対移動可能にガイドされ、かつ、前記
    壁の各階乗降開口部に対して前後方向に相対移動可能に
    ガイドされるものであるとともに、少なくとも相対移動
    する前記壁と防火扉との間を結ぶ領域が耐火または不燃
    材料からなっていて前記壁、前記乗降通路および前記防
    火扉が防火区画を構成することを特徴とするエレベータ
    の乗降用出入口構造。
  2. 【請求項2】 上部が免震階に固定されて非免震階を縦
    通しその内部に乗りかごが昇降可能に設けられた免震昇
    降路を備えてなるエレベータの非免震階における乗降用
    出入口構造であって、 前記免震昇降路の周囲に所定間隔をおいて設置され耐火
    または不燃材料からなる壁と、該壁の各階乗降開口部と
    前記免震昇降路の各階乗降開口部とを連絡して前記乗り
    かごと乗降階床との乗降動線となり耐火または不燃材料
    からなる筒状の乗降通路と、前記免震昇降路の各階乗降
    開口部に設けられた耐火または不燃材料からなるエレベ
    ータ扉とを備え、 前記乗降通路は、前記免震昇降路の各階乗降開口部に対
    して左右方向に相対移動可能にガイドされ、かつ、前記
    壁の各階乗降開口部に対して前後方向に相対移動可能に
    ガイドされるものであることを特徴とするエレベータの
    乗降用出入口構造。
  3. 【請求項3】 前記乗降通路は、天井部および両側部を
    構成する断面コ字形の三方枠と、前記乗降階床の床部に
    固定された固定プレートの下方に対し前後方向に相対移
    動可能に重ね合わされて床部を構成する可動プレートと
    を備えてなることを特徴とする請求項1または2に記載
    のエレベータの乗降用出入口構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2009130787A1 (ja) * 2008-04-25 2009-10-29 三菱電機株式会社 エレベータの乗場出入口装置
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