JPH06288043A - シール部材の取付け構造 - Google Patents

シール部材の取付け構造

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JPH06288043A
JPH06288043A JP7435793A JP7435793A JPH06288043A JP H06288043 A JPH06288043 A JP H06288043A JP 7435793 A JP7435793 A JP 7435793A JP 7435793 A JP7435793 A JP 7435793A JP H06288043 A JPH06288043 A JP H06288043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
members
seal
seal member
sealing
gap
Prior art date
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Pending
Application number
JP7435793A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Idehashi
利男 出端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIYUUSAN KK
Original Assignee
KIYUUSAN KK
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Publication date
Application filed by KIYUUSAN KK filed Critical KIYUUSAN KK
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  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 層間変位にも追随可能で、かつ所定の建築物
内の水密性・気密性を保持することができるシール部材
の取付け構造を得る。 【構成】 被覆材と被覆材の接合部に設けられるシール
部材の取付け構造であって、被覆材毎にシール部材支持
用の第1,第2の支持部材を離間させて設け、これら第
1,第2の支持部材の隙間に弾性変形可能な密閉用弾性
部材を装着し、第1,第2の支持部材に被覆材の端部を
覆う一対のシール部材を離間させて設け、さらに一対の
シール部材の隙間を閉塞する弾性変形可能な閉塞部材
を、一対のシール部材の表面間に懸け渡す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば建築物の外壁や
内壁等として使用される板ガラス等の接合部を閉塞する
シール部材の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より建築物の外壁として、鉄骨等に
より形成した構造フレームに、ガラス板や合成樹脂製板
等の板材を取付ける構造が採用されており、このガラス
板や合成樹脂製板の接合部には、水密性・気密性を保持
するため、隙間を閉塞するシール部材が取付けられてい
る。
【0003】図7は建築物の構造フレームの一例を示す
斜視図、図6は、図7に示す構造フレームへのシール部
材の取付け構造を示す断面図で、アルミ型材製の構造フ
レーム20に、合成ゴム製の被覆材受け具21を取り付
け、これに被覆材としてガラス板22を固定し、更に接
合部の隙間には、合成ゴムやシリコンゴム製等のシール
部材23が装着されている。
【0004】シール部材23の構造フレーム20への取
付けは、構造フレーム20に形成したシール部材23取
付け用の凹部24に、シール部材23の凸部25を弾性
変形させて嵌め込むことによって行われ、ガラス板22
の接合部の隙間がシール部材23で閉塞され、建築物内
の水密性・気密性が保持される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
一対のシール部材23の端部同士を密着状に配置した場
合、建築物内の水密性・気密性は保持されるものの、ガ
ラス板22が層間変位する場合、層間変位による応力が
直接シール部材23あるいはガラス板22の端部に作用
し、シール部材23あるいはガラス板22端面の破壊の
原因となる。
【0006】この対策として、シール部材23の端部同
士を密着させずに離間させた状態に取付けることが試み
られているが、単に、シール部材23の端部を離間させ
ただけではシール部材23本来の水密性・気密性を保持
することができない。
【0007】本発明において解決すべき課題は、層間変
位にも追随可能で、かつ所定の建築物内の水密性・気密
性を保持することができるシール部材の取付け構造を得
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被覆材と被覆
材の接合部に設けられるシール部材の取付け構造であっ
て、前記被覆材毎にシール部材支持用の第1,第2の支
持部材を離間させて設け、これら第1,第2の支持部材
の隙間に弾性変形可能な密閉用弾性部材を装着し、前記
独立した第1,第2の支持部材に前記被覆材の端部を覆
う一対のシール部材を離間させて設け、さらに同一対の
シール部材の隙間を閉塞する弾性変形可能な閉塞部材
を、前記一対のシール部材の表面間に懸け渡したことを
特徴とする。
【0009】
【作用】本発明においては、一対のシール部材の間に隙
間を設けることによって、層間変位を起こした場合に
も、シール材の端面同士、あるいはシール部材同士が接
触して端面破壊を生じることがなく。また、離間させて
設けたシール部材支持用の隙間の密閉用弾性部材、及び
離間させて設けた一対のシール部材の隙間を閉塞する弾
性変形可能な閉塞部材との二重のシールによって、層間
変位を生じた場合にもこれに追随し、水密性・気密性が
保持される。
【0010】
【実施例】図1は本発明の実施例であるシール部材の取
付け構造を示す断面図、図2は図1のシール部材を除い
て示す断面図、図3は図1に示すシール部材の断面図、
図4はシール部材への閉塞部材の取付け状況を示す斜視
図である。
【0011】図中1A ,1B はそれぞれ略対称形の支持
部材、2は支持部材1A ,1B の前面に取付けられた合
成ゴム製の受け具で、この受具2に被覆材としてガラス
板3がそれぞれ固定され、2枚のガラス板3の接合部に
は、2分割されたそれぞれ同形のシール部材4A ,4B
が離間状態で配置されている。支持部材1A ,1B の内
面側に設けられた取付け部5aには、密閉用の弾性部材
10がそれぞれ密着するように取付けられ、一対のシー
ル部材4A ,4B の隙間はシール部材4A ,4B の表面
間に懸け渡した、弾性変形可能な閉塞部材11によって
閉塞されている。
【0012】支持部材1A ,1B は断面が矩形状の中空
状本体5と、その前面側に突設した中央突起6、及び支
持突起7とを備えている。中央突起6は、前方に向かっ
て先細りの山形状とし、その先端部には係止突起6aを
形成し、また支持突起7は、中空状本体5から直角方向
に前方へ突設し、その先端部には内側に向かう係合片7
aを形成している。
【0013】一方シール部材4A ,4B は弾性変形可能
な合成ゴムまたはシリコンゴム製で、特に図3の断面図
に明瞭に示すように、表面側の被覆部8と、被覆部8の
一端から略直角に曲がる凸部9とからなり、凸部9に
は、支持部材1の係止突起6aおよび係合片7aにそれ
ぞれ係合する、係合爪9a及び係合溝9bを長手方向に
連続して形成し、さらに被覆部8には閉塞部材11の係
合突起11a係止用の係止溝8aを形成している。
【0014】上記構成において、先ず、支持部材1A
B の取付け部5aに、密閉用の弾性部材10を、それ
ぞれ密着するように取付け、次いで、シール部材4A
凸部9を、支持部材1の前面側から、中央突起6と支持
突起7の間に形成された凹部Sに差し込む。これによっ
て凸部9の片面側が中央突起6のスライド面6bに沿っ
て外側に向かって移動する。さらに、最後まで押し込む
ことによって、支持突起7の係合片7aとシール部材4
の係合爪9a、並びにシール部材4A の係合溝9bと中
央突起6の係止突起6aとがそれぞれ係合状態となり、
シール部材4の支持部材1への取付けが完了する。他方
のシール部材4B も同様の手順で取付け、最後に閉塞部
材11をシール部材4A ,4B の被覆部8間に懸け渡し
て図1の状態とする。なお、閉塞部材11はシート状に
形成されており、シール部材4Aにのみ取付けた状態で
は、図4のような曲線状であり、さらに他方のシール部
材4B にも取付けることによって、内方に屈曲して図1
の状態になる。
【0015】このように、本実施例においては、一対の
シール部材4A ,4B の間に隙間を設けることによっ
て、層間変位を起こした場合にも、図5に示すように、
シール部材4A ,4B の端面同士、あるいはガラス板3
同士が接触して端面破壊を生じることがなく。また、密
閉用弾性部材10と閉塞部材11との二重シールによっ
て、層間変位を生じた場合にもこれに追随し、水密性・
気密性が保持される。
【0016】
【発明の効果】本発明によって以下の効果を奏すること
ができる。
【0017】(1)一対のシール部材の間に隙間を設け
ることによって、層間変位を起こした場合にも、シール
部材の端面同士、あるいはガラス板同士が接触して端面
破壊を生じることがない。
【0018】(2)密閉用弾性部材と閉塞部材との二重
のシールによって、層間変位を生じた場合にもこれに追
随し、水密性・気密性が保持される。
【0019】(3)閉塞部材で隙間を目隠しすること
で、見栄えが良くなり、意匠的効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるシール部材の取付
け構造を示す断面図である。
【図2】図1のシール部材を除いて示す断面図である。
【図3】図1に示すシール部材の断面図である。
【図4】シール部材への閉塞部材の取付け状況を示す斜
視図である。
【図5】層間変位の状況を示す断面図である。
【図6】従来のシール部材の取付け構造を示す断面図で
ある。
【図7】建築物の構造フレームの一例を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A , B 支持部材 2 受け具 3 ガラス板(被覆材) 4A , B シール部材 5 中空状本体 5a 取付け部 6 中央突起 6a 係止突起 6b スライド面 7 支持突起 7a 係合片 8 被覆部 8a 係止溝 9 凸部 9a 係合爪 9b 係合溝 10 密閉用弾性部材 11 閉塞部材 11a 係合突起 S 凹部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被覆材と被覆材の接合部に設けられるシ
    ール部材の取付け構造であって、前記被覆材毎にシール
    部材支持用の第1,第2の支持部材を離間させて設け、
    これら第1,第2の支持部材の隙間に弾性変形可能な密
    閉用弾性部材を装着し、前記独立した第1,第2の支持
    部材に前記被覆材の端部を覆う一対のシール部材を離間
    させて設け、さらに同一対のシール部材の隙間を閉塞す
    る弾性変形可能な閉塞部材を、前記一対のシール部材の
    表面間に懸け渡したことを特徴とするシール部材の取付
    け構造。
JP7435793A 1993-03-31 1993-03-31 シール部材の取付け構造 Pending JPH06288043A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7435793A JPH06288043A (ja) 1993-03-31 1993-03-31 シール部材の取付け構造

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JPH06288043A true JPH06288043A (ja) 1994-10-11

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JP (1) JPH06288043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105386527A (zh) * 2015-12-14 2016-03-09 江苏鸿升装饰工程有限公司 建筑隐框玻璃幕墙抗震缝结构
CN111042447A (zh) * 2019-12-02 2020-04-21 江苏省建筑工程集团有限公司 一种屋面变形缝结构及其施工方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105386527A (zh) * 2015-12-14 2016-03-09 江苏鸿升装饰工程有限公司 建筑隐框玻璃幕墙抗震缝结构
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