JPH0422646Y2 - - Google Patents

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JPH0422646Y2
JPH0422646Y2 JP11270785U JP11270785U JPH0422646Y2 JP H0422646 Y2 JPH0422646 Y2 JP H0422646Y2 JP 11270785 U JP11270785 U JP 11270785U JP 11270785 U JP11270785 U JP 11270785U JP H0422646 Y2 JPH0422646 Y2 JP H0422646Y2
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gasket
panel
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hard
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JP11270785U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ビルその他の建築物などの壁体パネ
ルにおいて、その外周縁部に取付けられるパネル
用ガスケツトに関する。
建築物などの外壁として使用されるパネルにお
いて、隣接したパネルとの間の隙間を埋めるため
にパネルの周縁部を包囲して方形で環状のガスケ
ツトを用いることは公知である。このガスケツト
は、第5図に示すように、壁体用パネルの周縁部
に設けられたガスケツトの直線部分は硬質部材A
で、かつ、コーナー部分は軟質部材Bで形成さ
れ、それらを継目Cで接着その他の手段で一体化
して方形にされている。該ガスケツトの継目C
は、コーナーの頂部から同距離に、かつ、ガスケ
ツトの長さ方向に対し直角の面に設けられてい
る。
したがつて、上述のガスケツトは、継目Cがパ
ネルの側面の長さ方向に対し、直角な平面で形成
されており、かつ、硬質部材Aと軟質部材Bとは
弾性力が異なつているから、ガスケツトの一辺に
おいて、該継目C部分で密着力が極端に変化す
る。即ち、ガスケツトの当該継目C部分におい
て、その長さ方向に対し継目C部分のみの短い距
離で異なつた弾性力を有する部材が隣接している
から、硬質部材Aの影響を受けて軟質部材Bがよ
り変形し易い。また、壁体用パネルが壁面に装着
された場合、隣接したガスケツトの継目Cの位置
が同位置となるから、この継目部分で硬質部材A
と軟質部材Bとの弾性力の差が倍増されることと
なる。このため、第5図に示すように、ガスケツ
トの継目で、段差が生じて隙間が空き、軟質部材
B側の密着性が劣ることとなり、シール効果が低
下する問題を有している。
本考案は、弾性力の異なる複数の部材を接続し
て形成したパネル用ガスケツトにおいて、その継
目面をパネルの側面の長さ方向に対し、非直角状
態に設けることで、継目部分における弾性力を側
面の長さ方向に徐々に変化させて、シール効果の
優れたパネル用ガスケツトを提供することがあ
る。
本考案のパネル用ガスケツトは、壁体パネル1
の外周に取付けられるゴム又は合成樹脂などの可
撓性材料で、環状の方形に形成されたパネル用ガ
スケツト3において、直線部分が硬質部材7で形
成され、各コーナー部が前記直線部分より軟らか
い軟質部材6でほぼ直角にして一体に形成される
とともに、硬質部材7と軟質部材6との継目8面
をパネルの側面の長さ方向に対し、非直角状態に
設けたことを要旨とする。
本考案の実施例を第1図ないし第4図に基づい
て説明すると、1は建築物などの骨組に装着され
る壁体用パネルで、その周縁部2を包囲して、ゴ
ム又は合成樹脂などの可撓性材料で中空に形成さ
れたガスケツト3が、パネルの周縁部2の長さ方
向に設けらえた取付溝4に、該ガスケツト3の壁
体用パネル1側に形成された、抜け方向に高くさ
れた突起を有する脚体5を挿入して固着されてい
る。ガスケツト3の固着は接着剤などで固定する
こともできる。そして、壁体用パネル1の一側面
でのガスケツト3は、コーナー部付近がほぼ直角
に連続して一体にされた軟質部材6、たとえば、
軟質ゴム、スポンジなどで形成され、コーナー部
付近を除いた直線部は硬質部材7、例えば、硬質
ゴム、合成樹脂材料で形成されている。軟質部材
6と硬質部材7との継目8は、壁体用パネル1の
側面に対し、そのガスケツト3の長さ方向にほぼ
45度の傾斜を有する平面に形成されて、軟質部材
6と硬質部材7とは接着剤などで固着されてガス
ケツト3が形成されている。当該継目8は、第4
図に示すように、壁体用パネル1が組み立てられ
て隣接したとき、同方向に傾斜することも、逆
に、異なつた方向にすることも可能で、また、傾
斜の方向は、コーナー部側でも直線部側でもいず
れにしてもよい。要は、軟質部材6と硬質部材7
とが、その長さ方向において重なるように形成す
ることである。壁体用パネル1の各コーナー部に
おいて、隣接する軟質部材6のそれぞれの長さ
は、互いに異なつた長さで成形されている。な
お、この継目8は、平面でなく波型状など任意の
形状になしうる。
このガスケツト3は、軟質部材6と硬質部材7
との継目8が、壁体用パネル1の側面に対しその
長さ方向にほぼ45度の傾斜した平面にされている
ので、該継目8部分においてガスケツト3の長さ
方向に軟質部材6と硬質部材7とが重なり合い、
軟質部材6と硬質部材7の弾力性が徐々に変化す
ることとなる。継目8は平面にされているから、
軟質部材6と硬質部材7との接着性を向上させう
る。したがつて、継目8の硬質部材7によつて相
対する軟質部材6が不所望に変形させられること
なく、密着性の高いガスケツトとなしうる。
また、取付けられた壁体用パネル1において、
隣接したガスケツト3の軟質部材6のコーナー部
からの長さが相違しているから、相対した継目8
が同位置になることがなく、一方の継目8を相手
側の継目のない部分に位置させることができ、継
目部分における密着度を劣化させる恐れがなく使
用できる。
この周縁部2の全体を包囲してガスケツト3が
装着された壁体用パネル1は、建築物などの骨組
に対し公知のものと同様に取付けられる。隣接し
た壁体用パネル1に挟まれるガスケツト3は、第
4図に示すように、四方向から密着されたときに
おいても、各コーナーは軟質部材6で形成されて
いるから、変形が容易で隙間ができることを阻止
するとともに、パネル1の側面において軟質部材
6と硬質部材7とが、パネルの周縁部2に対し、
傾斜した平面で接着されているから、上述のよう
にガスケツトが押圧されたときの弾性力がその長
さ方向において急激に変わることはなく、隣接し
たガスケツト間で、その密着度の変化が緩やかで
あり、シール性の向上を図ることができる。ま
た、この継目8が波形状などに形成されていると
きは、接着面積が拡大されて、軟質部材6と硬質
部材7との接着力が強大となり、容易に分離する
ことのないガスケツトになしうる。
本考案のパネル用ガスケツトは、パネルの一側
面における軟質部材と硬質部材との継目を、パネ
ルの側面の長さ方向に対し、非直角状態としたか
ら、異なる弾性力を有する部材でガスケツトを形
成したときにも、弾性力がその長さ方向に対して
急激に変化することはなく、したがつて、その継
目においても、シール効果を向上させることがで
きる。
また、コーナー部を軟質部材で形成したから、
それぞれの壁体用パネルに取付けられたガスケツ
トの各コーナー部が突き合わされた場合におい
て、変形が容易でコーナー部のシール性能の向上
に寄与しうるとともに、直線部分を硬質部材で形
成したから、パネルの移動を強固に阻止して各壁
体用パネル間の気密性を良好に保持しうる効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は壁体用
パネルにガスケツトを取付けた状態の正面図、第
2図はガスケツトの断面図、第3図はガスケツト
の継目付近の側面図、第4図は壁体用パネルを組
付けた状態のコーナー部付近の正面図、第5図は
従来例のガスケツトを組付けた正面図である。 1……壁体用パネル、3……ガスケツト、6…
…軟質部材、7……硬質部材、8……継目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 壁体パネルの外周に取付けられるゴム又は合
    成樹脂などの可撓性材料で、環状の方形に形成
    されたパネル用ガスケツトにおいて、直線部分
    が硬質部材で形成され、各コーナー部が前記直
    線部分より柔らかい軟質部材でほぼ直角にして
    一体に形成されるとともに、硬質部材と軟質部
    材との継目面をパネルの側面の長さ方向に対
    し、非直角状態に設けたことを特徴とするパネ
    ル用ガスケツト。 (2) 硬質部材と軟質部材の継目面をパネルの側面
    の長さ方向に対し傾斜した平面に形成した実用
    新案登録請求の範囲第1項記載のパネル用ガス
    ケツト。 (3) 各コーナー部において、隣接した辺に形成さ
    れる軟質部材の長さが互いに相違した実用新案
    登録請求の範囲第1項又は第2項記載のパネル
    用ガスケツト。
JP11270785U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH0422646Y2 (ja)

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JP11270785U JPH0422646Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JP11270785U JPH0422646Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Publication Number Publication Date
JPS6221212U JPS6221212U (ja) 1987-02-07
JPH0422646Y2 true JPH0422646Y2 (ja) 1992-05-25

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JP2007298099A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Iwaki Kasei Kk ガスケットの交差角部結合方法並びにガスケット
JP7082719B2 (ja) * 2019-09-04 2022-06-08 Nok株式会社 ガスケット

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JPS6221212U (ja) 1987-02-07

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